JPH07189372A - 間仕切パネルの取付構造 - Google Patents
間仕切パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH07189372A JPH07189372A JP33016193A JP33016193A JPH07189372A JP H07189372 A JPH07189372 A JP H07189372A JP 33016193 A JP33016193 A JP 33016193A JP 33016193 A JP33016193 A JP 33016193A JP H07189372 A JPH07189372 A JP H07189372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- partition panel
- mounting
- space partition
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 間仕切パネルの上部外面に取付金具等が露出
せず、現場での作業が容易であって、工期の短縮および
コスト低減を図ることが可能な間仕切パネルの取付構造
を提供することにある。 【構成】 躯体2の下面2aに支持金具10を設けると
ともに、間仕切パネル1の上部に取付金具7を設け、支
持金具10に取付金具7を固定させることにより、間仕
切パネル1の上部を躯体2に取付けるようにした間仕切
パネル1の取付構造において、間仕切パネル1の上端小
口面1aに凹部3を形成し、凹部3に固定金具4を嵌合
固定するとともに、固定金具4に取付金具7を上下方向
へ摺動可能に嵌合させて取付け、間仕切パネル1の建て
込みに際して、間仕切パネル1側の取付金具7を躯体2
側の支持金具10に固着させている。
せず、現場での作業が容易であって、工期の短縮および
コスト低減を図ることが可能な間仕切パネルの取付構造
を提供することにある。 【構成】 躯体2の下面2aに支持金具10を設けると
ともに、間仕切パネル1の上部に取付金具7を設け、支
持金具10に取付金具7を固定させることにより、間仕
切パネル1の上部を躯体2に取付けるようにした間仕切
パネル1の取付構造において、間仕切パネル1の上端小
口面1aに凹部3を形成し、凹部3に固定金具4を嵌合
固定するとともに、固定金具4に取付金具7を上下方向
へ摺動可能に嵌合させて取付け、間仕切パネル1の建て
込みに際して、間仕切パネル1側の取付金具7を躯体2
側の支持金具10に固着させている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の間仕切壁を構
成する間仕切パネルの取付構造に関するものである。
成する間仕切パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築用資材として種々のコンクリ
ートパネルが広汎に用いられる傾向にある。一方、商業
ビル住宅においても、その意匠が非常に複雑化してきて
おり、加工性の良いパネルが要求されている。しかし
て、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネ
ル(「ALCパネル」という)は、断熱性に優れてお
り、軽量かつ不燃性であって、良好な加工性を有してい
るため、建築物の外壁や間仕切壁に広く利用されてい
る。
ートパネルが広汎に用いられる傾向にある。一方、商業
ビル住宅においても、その意匠が非常に複雑化してきて
おり、加工性の良いパネルが要求されている。しかし
て、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネ
ル(「ALCパネル」という)は、断熱性に優れてお
り、軽量かつ不燃性であって、良好な加工性を有してい
るため、建築物の外壁や間仕切壁に広く利用されてい
る。
【0003】このような状況の中で、従来より、例えば
図3および図4に示すような間仕切パネルの取付構造が
提案されている。
図3および図4に示すような間仕切パネルの取付構造が
提案されている。
【0004】すなわち、図3に示す従来の間仕切パネル
の取付構造では、躯体51の下面に断面略L字形状の支
持金具(アングル)52を固定し、間仕切パネル53の
上部側面にボルト54およびナット55の締結によって
イナズマ型取付板56を固定している。そして、イナズ
マ型取付板56を躯体51側の支持金具52に固定する
ことによって、間仕切パネル53の上部が耐火充填材5
7を介在させた状態で躯体51に取付けられるようにな
っている。
の取付構造では、躯体51の下面に断面略L字形状の支
持金具(アングル)52を固定し、間仕切パネル53の
上部側面にボルト54およびナット55の締結によって
イナズマ型取付板56を固定している。そして、イナズ
マ型取付板56を躯体51側の支持金具52に固定する
ことによって、間仕切パネル53の上部が耐火充填材5
7を介在させた状態で躯体51に取付けられるようにな
っている。
【0005】また、図4に示す従来の間仕切パネルの取
付構造では、躯体51の下面に取付部が断面略コ字形状
のランナー58を固定している。そして、間仕切パネル
53の上部をランナー58内に嵌め込むことによって、
間仕切パネル53の上部が耐火充填材57を介在させた
状態で躯体51に取付けられるようになっている。
付構造では、躯体51の下面に取付部が断面略コ字形状
のランナー58を固定している。そして、間仕切パネル
53の上部をランナー58内に嵌め込むことによって、
間仕切パネル53の上部が耐火充填材57を介在させた
状態で躯体51に取付けられるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の間仕切パネルの取付構造にあっては、イナズマ型取
付板56やランナー58などが間仕切パネル53の外面
に露出しているので、間仕切パネル53の上部を躯体5
1に取付けた後に、耐火被覆材59を用いてイナズマ型
取付板56やランナー58などを覆って隠す必要があっ
た。しかも、これらイナズマ型取付板56やランナー5
8などが間仕切パネル53の外面に存在すると、天井お
よび内装用化粧ボード等の納まりが悪いという不具合を
有していた。
来の間仕切パネルの取付構造にあっては、イナズマ型取
付板56やランナー58などが間仕切パネル53の外面
に露出しているので、間仕切パネル53の上部を躯体5
1に取付けた後に、耐火被覆材59を用いてイナズマ型
取付板56やランナー58などを覆って隠す必要があっ
た。しかも、これらイナズマ型取付板56やランナー5
8などが間仕切パネル53の外面に存在すると、天井お
よび内装用化粧ボード等の納まりが悪いという不具合を
有していた。
【0007】したがって、従来の取付構造では、間仕切
パネル53の取付作業とは別に、耐火被覆材59を処理
する作業が必要であった。この耐火被覆材59の処理作
業は、通常、間仕切パネル53を取付ける業者とは別の
業者に依頼している。また、耐火被覆材59が乾くまで
に期間を要するので、作業に手間がかかる上に、施工期
間が長くなり、作業コストを上昇させる不具合があっ
た。
パネル53の取付作業とは別に、耐火被覆材59を処理
する作業が必要であった。この耐火被覆材59の処理作
業は、通常、間仕切パネル53を取付ける業者とは別の
業者に依頼している。また、耐火被覆材59が乾くまで
に期間を要するので、作業に手間がかかる上に、施工期
間が長くなり、作業コストを上昇させる不具合があっ
た。
【0008】また、隣接する間仕切パネル53間に天井
60を配設する場合、イナズマ型取付板56やランナー
58や、これらを覆う耐火被覆材59が邪魔になってい
た。このため、これらの下方に天井60の高さ(図3お
よび図4において、鎖線で示す。)を設定して設けなけ
ればならず、これによって居住空間を狭くしてしまうお
それがあった。
60を配設する場合、イナズマ型取付板56やランナー
58や、これらを覆う耐火被覆材59が邪魔になってい
た。このため、これらの下方に天井60の高さ(図3お
よび図4において、鎖線で示す。)を設定して設けなけ
ればならず、これによって居住空間を狭くしてしまうお
それがあった。
【0009】さらに、図3に示す従来の取付構造では、
上述した耐火被覆処理に加え、間仕切パネル53にボル
ト54の挿入孔61を穿孔した後に、イナズマ型取付板
56を介して緊結する必要があるので、施工作業が複雑
となり、より一層の施工期間がかかり、コスト高を招来
するという不具合があった。
上述した耐火被覆処理に加え、間仕切パネル53にボル
ト54の挿入孔61を穿孔した後に、イナズマ型取付板
56を介して緊結する必要があるので、施工作業が複雑
となり、より一層の施工期間がかかり、コスト高を招来
するという不具合があった。
【0010】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、間仕切パネルの上部外面に
取付金具等が露出せず、現場での作業が容易であって、
工期の短縮およびコスト低減を図ることが可能な間仕切
パネルの取付構造を提供することにある。
ものであって、その目的は、間仕切パネルの上部外面に
取付金具等が露出せず、現場での作業が容易であって、
工期の短縮およびコスト低減を図ることが可能な間仕切
パネルの取付構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、躯体の下面に
支持金具を設けるとともに、間仕切パネルの上部に取付
金具を設け、前記支持金具に前記取付金具を固定させる
ことにより、前記間仕切パネルの上部を前記躯体に取付
けるようにした間仕切パネルの取付構造において、前記
間仕切パネルの上端小口面に凹部を形成し、該凹部に固
定金具を嵌合固定するとともに、該固定金具に前記取付
金具を上下方向へ摺動可能に嵌合させて取付け、前記間
仕切パネルの建て込みに際して、前記間仕切パネル側の
取付金具を前記躯体側の支持金具に固着させている。
題を解決するために、本発明においては、躯体の下面に
支持金具を設けるとともに、間仕切パネルの上部に取付
金具を設け、前記支持金具に前記取付金具を固定させる
ことにより、前記間仕切パネルの上部を前記躯体に取付
けるようにした間仕切パネルの取付構造において、前記
間仕切パネルの上端小口面に凹部を形成し、該凹部に固
定金具を嵌合固定するとともに、該固定金具に前記取付
金具を上下方向へ摺動可能に嵌合させて取付け、前記間
仕切パネルの建て込みに際して、前記間仕切パネル側の
取付金具を前記躯体側の支持金具に固着させている。
【0012】
【作用】本発明に係る間仕切パネルの取付構造では、間
仕切パネルの上端小口面に凹部を形成し、該凹部に固定
金具を嵌合固定するとともに、該固定金具に取付金具を
上下方向へ摺動可能に嵌合させて取付け、間仕切パネル
の建て込みに際して、該間仕切パネル側の取付金具を躯
体側の支持金具に固着させているため、間仕切パネルの
上部外面に取付金具等が露出せず、当該露出部分を隠す
煩わしい耐火被覆処理作業が要らなくなる上、ボルト挿
入孔の孔開け加工や複雑な金具の取付けも不要となり、
現場での作業を容易に行える。
仕切パネルの上端小口面に凹部を形成し、該凹部に固定
金具を嵌合固定するとともに、該固定金具に取付金具を
上下方向へ摺動可能に嵌合させて取付け、間仕切パネル
の建て込みに際して、該間仕切パネル側の取付金具を躯
体側の支持金具に固着させているため、間仕切パネルの
上部外面に取付金具等が露出せず、当該露出部分を隠す
煩わしい耐火被覆処理作業が要らなくなる上、ボルト挿
入孔の孔開け加工や複雑な金具の取付けも不要となり、
現場での作業を容易に行える。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】図1および図2は、本発明に係る間仕切パ
ネルの取付構造の一実施例を示している。図において、
1は工場などでコンクリートパネル(ALCパネル)と
して一体成形された間仕切パネルであり、当該間仕切パ
ネル1は、上下部が躯体2などに取付けられた状態で建
築物の間仕切壁を構成するものである。
ネルの取付構造の一実施例を示している。図において、
1は工場などでコンクリートパネル(ALCパネル)と
して一体成形された間仕切パネルであり、当該間仕切パ
ネル1は、上下部が躯体2などに取付けられた状態で建
築物の間仕切壁を構成するものである。
【0015】しかして、上記間仕切パネル1の上端小口
面1aには、所定深さの凹部3が長手方向へ沿って形成
されており、この凹部3には固定金具4が嵌合により固
定されている。固定金具4は、凹部3を補強するととも
に、後述の取付金具を摺動可能に保持するために設けら
れ、凹部3と嵌合可能な形状に形成されている。
面1aには、所定深さの凹部3が長手方向へ沿って形成
されており、この凹部3には固定金具4が嵌合により固
定されている。固定金具4は、凹部3を補強するととも
に、後述の取付金具を摺動可能に保持するために設けら
れ、凹部3と嵌合可能な形状に形成されている。
【0016】すなわち、この固定金具4は、開口部が上
向きに配置される断面コ字状の金具本体5と、該金具本
体5の左右両側の上端部を外側へ直角に折曲げて成るフ
ランジ部6とによって構成されており、凹部3の全長に
わたって配置可能な長さで形成されている。しかも、金
具本体5は、間仕切パネル1の凹部3と対応する大きさ
に形成され、その全体が凹部3内に埋設されるようにな
っている。また、フランジ部6は、固定金具4を凹部3
に嵌合させた状態で、間仕切パネル1の上端小口面1a
に載置されるように設定されている。
向きに配置される断面コ字状の金具本体5と、該金具本
体5の左右両側の上端部を外側へ直角に折曲げて成るフ
ランジ部6とによって構成されており、凹部3の全長に
わたって配置可能な長さで形成されている。しかも、金
具本体5は、間仕切パネル1の凹部3と対応する大きさ
に形成され、その全体が凹部3内に埋設されるようにな
っている。また、フランジ部6は、固定金具4を凹部3
に嵌合させた状態で、間仕切パネル1の上端小口面1a
に載置されるように設定されている。
【0017】そして、上記固定金具4には、取付金具7
が上下方向へ摺動可能に嵌合して取付けられるようにな
っている。この取付金具7は、固定金具4と同様、開口
部が上向きに配置される断面コ字状の金具本体8と、該
金具本体8の左右両側の上端部を外側へ直角に折曲げて
成るフランジ部9とによって構成されており、固定金具
4の全長にわたって配置可能な長さで形成されている。
しかも、金具本体8は、固定金具4の金具本体5と対応
する大きさに形成され、その下部側が固定金具4の金具
本体5内に嵌入されるようになっている。
が上下方向へ摺動可能に嵌合して取付けられるようにな
っている。この取付金具7は、固定金具4と同様、開口
部が上向きに配置される断面コ字状の金具本体8と、該
金具本体8の左右両側の上端部を外側へ直角に折曲げて
成るフランジ部9とによって構成されており、固定金具
4の全長にわたって配置可能な長さで形成されている。
しかも、金具本体8は、固定金具4の金具本体5と対応
する大きさに形成され、その下部側が固定金具4の金具
本体5内に嵌入されるようになっている。
【0018】一方、間仕切パネル1の上部が取付けられ
る躯体2の下面2aには、断面略L字状の支持金具(ア
ングル)10がアンカーボルト11などによって固定さ
れている。しかして、支持金具10は、躯体2に固定さ
れる取付片10aと、取付金具7が固着する支持片10
bとから成り、この支持片10bは垂下して配置されて
いる。なお、図1において12は間仕切パネル1の上端
小口面1aと躯体2の下面2aとの間に充填される耐火
材、13は間仕切パネル1の上端小口面1aとほぼ面一
に配設される天井、14は間仕切壁の意匠を高めるた
め、場合によって間仕切パネル1の両側面1bに貼られ
ることがある化粧ボードである。
る躯体2の下面2aには、断面略L字状の支持金具(ア
ングル)10がアンカーボルト11などによって固定さ
れている。しかして、支持金具10は、躯体2に固定さ
れる取付片10aと、取付金具7が固着する支持片10
bとから成り、この支持片10bは垂下して配置されて
いる。なお、図1において12は間仕切パネル1の上端
小口面1aと躯体2の下面2aとの間に充填される耐火
材、13は間仕切パネル1の上端小口面1aとほぼ面一
に配設される天井、14は間仕切壁の意匠を高めるた
め、場合によって間仕切パネル1の両側面1bに貼られ
ることがある化粧ボードである。
【0019】本実施例の取付構造によって間仕切パネル
1を躯体2に取付けるには、まず、躯体2の下面2aの
所定位置に支持金具10を固定しておく。また、工場等
において、間仕切パネル1の凹部3に固定金具4の金具
本体5を嵌合させて固定するとともに、この固定金具4
の金具本体5に取付金具7の金具本体8を図2の矢印方
向から嵌合させて取付けておく。
1を躯体2に取付けるには、まず、躯体2の下面2aの
所定位置に支持金具10を固定しておく。また、工場等
において、間仕切パネル1の凹部3に固定金具4の金具
本体5を嵌合させて固定するとともに、この固定金具4
の金具本体5に取付金具7の金具本体8を図2の矢印方
向から嵌合させて取付けておく。
【0020】このようにして固定金具4および取付金具
7を嵌合させた間仕切パネル1を持って、躯体2に固定
した支持金具10の下方位置に立てる。この時、取付金
具7の金具本体8の底面は、固定金具4の金具本体5の
底面と接触する位置で嵌合保持されている。次いで、間
仕切パネル1の建て込みに際してこれを持ち、取付金具
7の金具本体8の側面を躯体2側の支持金具10の支持
片10bと接触して固定できる位置まで押し上げる。そ
して、これら取付金具7と支持金具10との接触位置1
5を溶接によって固着すれば、間仕切パネル1の上部は
躯体2に取付けられることになる(図1参照)。しかる
後、間仕切パネル1と躯体2との間に耐火材12の充填
を行うと、取付作業は終了する。
7を嵌合させた間仕切パネル1を持って、躯体2に固定
した支持金具10の下方位置に立てる。この時、取付金
具7の金具本体8の底面は、固定金具4の金具本体5の
底面と接触する位置で嵌合保持されている。次いで、間
仕切パネル1の建て込みに際してこれを持ち、取付金具
7の金具本体8の側面を躯体2側の支持金具10の支持
片10bと接触して固定できる位置まで押し上げる。そ
して、これら取付金具7と支持金具10との接触位置1
5を溶接によって固着すれば、間仕切パネル1の上部は
躯体2に取付けられることになる(図1参照)。しかる
後、間仕切パネル1と躯体2との間に耐火材12の充填
を行うと、取付作業は終了する。
【0021】なお、間仕切パネル1の下部は、従来から
使用されているフットプレートによって固定したり、下
端小口面の溝部に取付金具を係合させて固定するなど、
種々の方法で取付けることが可能である。
使用されているフットプレートによって固定したり、下
端小口面の溝部に取付金具を係合させて固定するなど、
種々の方法で取付けることが可能である。
【0022】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る間仕切パネル
の取付構造は、躯体の下面に支持金具を設けるととも
に、間仕切パネルの上部に取付金具を設け、前記支持金
具に前記取付金具を固定させることにより、前記間仕切
パネルの上部を前記躯体に取付けるようにしたものであ
って、前記間仕切パネルの上端小口面に凹部を形成し、
該凹部に固定金具を嵌合固定するとともに、該固定金具
に前記取付金具を上下方向へ摺動可能に嵌合させて取付
け、前記間仕切パネルの建て込みに際して、前記間仕切
パネル側の取付金具を前記躯体側の支持金具に固着させ
ているので、次のような効果を有する。
の取付構造は、躯体の下面に支持金具を設けるととも
に、間仕切パネルの上部に取付金具を設け、前記支持金
具に前記取付金具を固定させることにより、前記間仕切
パネルの上部を前記躯体に取付けるようにしたものであ
って、前記間仕切パネルの上端小口面に凹部を形成し、
該凹部に固定金具を嵌合固定するとともに、該固定金具
に前記取付金具を上下方向へ摺動可能に嵌合させて取付
け、前記間仕切パネルの建て込みに際して、前記間仕切
パネル側の取付金具を前記躯体側の支持金具に固着させ
ているので、次のような効果を有する。
【0024】すなわち、本発明の取付構造によれば、パ
ネル取付用の金具および耐火材の露出による天井や内装
化粧ボード等の納まり不良がなく、かつ当該露出部分を
隠す施工作業を行う必要がなくなる上、天井の高さを間
仕切パネルの上端小口面付近に設定でき、居住空間を広
くとることができる。また、従来の取付作業では、パネ
ル建て込み後に別の業者等を呼んで取付金具を耐火材に
て被覆する作業を行っていたが、本発明の取付作業によ
れば、このような作業をパネルを建て込んだ作業者が行
うことが可能になり、しかも、耐火充填材のみを充填す
れば済むので、煩わしい耐火材の被覆作業を減らせ、大
幅な工期の短縮およびコストの低減を図ることができ
る。
ネル取付用の金具および耐火材の露出による天井や内装
化粧ボード等の納まり不良がなく、かつ当該露出部分を
隠す施工作業を行う必要がなくなる上、天井の高さを間
仕切パネルの上端小口面付近に設定でき、居住空間を広
くとることができる。また、従来の取付作業では、パネ
ル建て込み後に別の業者等を呼んで取付金具を耐火材に
て被覆する作業を行っていたが、本発明の取付作業によ
れば、このような作業をパネルを建て込んだ作業者が行
うことが可能になり、しかも、耐火充填材のみを充填す
れば済むので、煩わしい耐火材の被覆作業を減らせ、大
幅な工期の短縮およびコストの低減を図ることができ
る。
【0025】さらに、本発明の取付構造では、従来の如
く間仕切パネルにボルトの挿入孔を穿孔したり、複雑な
金具の取付作業を行う必要がないので、現場での施工作
業が容易であり、現場作業を迅速に行うことができる。
それに加え、本発明の取付構造では、取付金具が固定金
具に対して上下に摺動可能であって、任意の場所で固定
し得るため、躯体の凹凸や取付誤差に追従することがで
きる。
く間仕切パネルにボルトの挿入孔を穿孔したり、複雑な
金具の取付作業を行う必要がないので、現場での施工作
業が容易であり、現場作業を迅速に行うことができる。
それに加え、本発明の取付構造では、取付金具が固定金
具に対して上下に摺動可能であって、任意の場所で固定
し得るため、躯体の凹凸や取付誤差に追従することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係る取付構造を適用して躯
体に取付けられる間仕切パネルを示す断面図である。
体に取付けられる間仕切パネルを示す断面図である。
【図2】上記間仕切パネルの上端小口面に固定した固定
金具に嵌合させる状態の取付金具を示す斜視図である。
金具に嵌合させる状態の取付金具を示す斜視図である。
【図3】従来の取付構造を適用して躯体に取付けられる
間仕切パネルを示す断面図である。
間仕切パネルを示す断面図である。
【図4】他の従来の取付構造を適用して躯体に取付けら
れる間仕切パネルを示す断面図である。
れる間仕切パネルを示す断面図である。
1 間仕切パネル 2 躯体 3 凹部 4 固定金具 5 金具本体 6 フランジ部 7 取付金具 8 金具本体 9 フランジ部 10 支持金具 10a 取付片 10b 支持片 15 接触位置
Claims (1)
- 【請求項1】 躯体の下面に支持金具を設けるととも
に、間仕切パネルの上部に取付金具を設け、前記支持金
具に前記取付金具を固定させることにより、前記間仕切
パネルの上部を前記躯体に取付けるようにした間仕切パ
ネルの取付構造において、前記間仕切パネルの上端小口
面に凹部を形成し、該凹部に固定金具を嵌合固定すると
ともに、該固定金具に前記取付金具を上下方向へ摺動可
能に嵌合させて取付け、前記間仕切パネルの建て込みに
際して、前記間仕切パネル側の取付金具を前記躯体側の
支持金具に固着させたことを特徴とする間仕切パネルの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33016193A JPH07189372A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 間仕切パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33016193A JPH07189372A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 間仕切パネルの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07189372A true JPH07189372A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18229499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33016193A Pending JPH07189372A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 間仕切パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07189372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000320050A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-11-21 | Shimizu Corp | 間仕切壁構造 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33016193A patent/JPH07189372A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000320050A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-11-21 | Shimizu Corp | 間仕切壁構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200410714Y1 (ko) | 건물의 외벽재 고정장치 | |
KR100901005B1 (ko) | 건축 외장재 위치조정 및 조립장치 | |
JP3251262B2 (ja) | Pc板取付け方法および取付け構造 | |
JPH07189372A (ja) | 間仕切パネルの取付構造 | |
KR101154344B1 (ko) | 호형구조물용 내/외장재 패널 조립시스템 | |
JPS5830946Y2 (ja) | 取替サツシ用アンカ−構造 | |
JPH0233529Y2 (ja) | ||
JP2736622B2 (ja) | 厨房機器等の設置方法及び該方法に用いられる機器・部材 | |
JPS5924742Y2 (ja) | 窓手摺取付構造 | |
JP2009280993A (ja) | 外壁補強構造 | |
JPH0354514Y2 (ja) | ||
JPH06248779A (ja) | サッシ下外装施工法 | |
JPS5849349Y2 (ja) | 建物の外面改装構造 | |
JPH034644Y2 (ja) | ||
JP2852120B2 (ja) | 壁パネルの施工方法 | |
JPS5810876Y2 (ja) | 上枠構造 | |
JPS5915959Y2 (ja) | 鏡貼り柱巻きの構造 | |
JPH0352376Y2 (ja) | ||
JPH04194145A (ja) | 複合壁面の施工方法 | |
JP4502542B2 (ja) | コーナーパネルの取付構造 | |
JPH08284307A (ja) | Alcパネル、alcパネルの取付け金具、およびalcパネルの取付け方法 | |
JPH0124305Y2 (ja) | ||
JPS6240503B2 (ja) | ||
JPH0748892Y2 (ja) | パネルの建付け構造 | |
JPH0598720A (ja) | 鉄骨胴縁付き外壁パネルの耐火構造 |