JPH07189303A - 配水池圧送ポンプ制御装置 - Google Patents

配水池圧送ポンプ制御装置

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JPH07189303A
JPH07189303A JP33503693A JP33503693A JPH07189303A JP H07189303 A JPH07189303 A JP H07189303A JP 33503693 A JP33503693 A JP 33503693A JP 33503693 A JP33503693 A JP 33503693A JP H07189303 A JPH07189303 A JP H07189303A
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JP
Japan
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pump
water
water level
reservoir
control device
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Pending
Application number
JP33503693A
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English (en)
Inventor
Koji Horie
幸司 堀江
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、テレメータを使用しなくて配水池の
水位レベルの情報を圧送ポンプ所で得られることが可能
な配水池圧送ポンプ制御装置を提供することにある。 【構成】本発明は、上水道等に給水する配水池へ圧送ポ
ンプにより送水する配水池圧送ポンプ制御装置におい
て、前記圧送ポンプ側に設けた圧力伝送器からの圧力信
号で配水池の水位レベルをとらえると共に、前記圧送ポ
ンプの運転・停止の指令を判断するポンプ運転指令判断
制御装置を備えているので、テレメータを使用しなくて
も、配水池レベルの情報を圧送ポンプ所に取付けた圧力
伝送器からの圧力信号で配水池の水位の変位状況をとら
えることが可能になったので、配水池の水位変化に合わ
せて圧送ポンプの運転・停止を制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上水道分野の計装制御装
置、特に配水池圧送ポンプ制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上水道の配水池は需要端の水圧確保の
為、標高差20m以上の高いところに位置している。この
ような配水池は、通常送水ポンプ所などから遠い場所と
なる。その為、配水池の水位レベルなどの情報はテレメ
ータを使い、伝送することになる。 従来の配水池圧送
ポンプ制御装置を図7について説明する。
【0003】遠方の高所に設けられた配水池1への送水
には圧送ホンプ2により導水管3を通して行われる。配
水池1の水位は水位計20で測定した信号をテレメータ子
局21から送信し、テレメータ親局22で受信する。このよ
うにして圧送ポンプ側に送信された水位が警報設定器23
に入力される。この警報設定器23のON・OFF 信号が電気
制御装置6に入力され、電気制御装置6により圧送ポン
プ2の運転制御が行われる。圧送ポンプ2は、水位設定
レベルによる運転・停止をくり返し、配水池1の貯水量
を一定範囲で確保するように運転している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の配水池圧送ポンプ制御装置ではテレメータ等の
伝送設備を使用しているので、設備コスト、維持管理費
等がかかる。したがって、このようなテレメータなどの
伝送設備を使わず圧送ポンプ所側の情報だけで、配水池
へ送水運転する判断・制御の行える配水池圧送ポンプ制
御装置の開発が要望されていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的はテレメータを使用しなくて配水池の水位
レベルの情報を圧送ポンプ所に取付けた圧力伝送器でと
らえることが可能な配水池圧送ポンプ制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、上水道等に給水する配水池
へ圧送ポンプにより送水する配水池圧送ポンプ制御装置
において、前記圧送ポンプ側に設けた圧力伝送器からの
圧力信号で配水池の水位レベルをとらえると共に、前記
圧送ポンプの運転・停止の指令を判断するポンプ運転指
令判断制御装置を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の配
水池圧送ポンプ制御装置において、水需要日変動トレン
ドパターン及び配水池水位日変動トレンドパターンより
ポンプ運転時間帯の適否を判定し、さらにポンプ停止ま
での時間を予測演算する演算回路を設けたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明よると、テレメータを使用
しなくても、配水池レベルの情報を圧送ポンプ所に取付
けた圧力伝送器からの圧力信号で配水池の水位の変位状
況をとらえることが可能になったので、配水池の水位変
化に合わせて圧送ポンプの運転・停止を制御することが
できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の配
水池圧送ポンプ制御装置において、水需要日変動トレン
ドパターン及び配水池水位日変動トレンドパターンより
ポンプ運転時間帯の適否を判定し、さらにポンプ停止ま
での時間を予測演算する演算回路を設けているので、ポ
ンプ起動・停止の運転判断が適切となり、システムの信
頼性が得られる。
【0010】本発明は、テレメータなどの伝送設備を使
わず圧送ポンプ所側の情報だけで、配水池へ送水運転す
る判断・制御が行えるので、設備コスト、維持管理費等
が従来の設備と比較して少なくて済むが、圧力伝送器か
ら得られる配水池のレベル信号は、精度が悪く、ポンプ
吐出の脈動圧を拾う事などになる。
【0011】一般に、圧送ポンプ側で検出する配水池の
水位変動は、図3のチャート図に示すように測定レンジ
に比べて、小さいスパンで変動する。また、ポンプ運転
中はポンプの脈動により信号は大きく上下に振れる。こ
のように圧送ポンプ側の圧力値だけでポンプ起動・停止
の運転判断する事は、システムの信頼性が得られにくい
ので、さらに改善したものが、請求項2記載の発明であ
る。すなわち、図4に示すように、1日の配水池水位変
動トレンドより妥当なポンプ運転の時間帯を設定する。
圧力伝送器で検知した信号が、この妥当な運転時間帯に
入っている事を判断してからポンプの運転に入るように
する。一方、ポンプ停止では、水需要の変動トレンドパ
ターンより時間帯別に配水池から流出する水量と、ポン
プ圧送流量より配水池が満杯になるまでの時間を予測
し、その時間幅内でポンプ停止するよう設定する。この
ようにポンプを制御することによりシステムの信頼性は
向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図であり、同図にお
いて、1は配水池、2は圧送ポンプ、3は導水管、4は
圧力伝送器、5はポンプ運転指令判断制御装置、6は電
気制御装置である。
【0013】次に、上記ポンプ運転指令判断制御装置5
の作用を図2のブロック構成について説明する。まず、
圧力伝送器4が異常かどうかを、信号異常チェック回路
11で信号の上下限をチェックする。そして、配水池1の
水吐出管レベルは固定なので、この位置レベルの変動は
検出器の零点が「ずれ」ていることになるので、この点
を下限チェックに設定する。このように信号チェックし
た後、信号変化率異常チェック回路12、水需要変動トレ
ンドパターン及び配水池水位変動トレンドパターン回路
14およびポンプ起動指令判断回路16でポンプ運転指令を
判定し、信号フィルタ回路13及びポンプ運転時間予測回
路15とポンプ停止指令判断回路17でポンプ停止指令を判
定する。
【0014】信号変化率異常チェック回路12では、配水
池の水位が下降する変化率が、配管の破裂などの現象で
ない限り起らないような異常信号に対しチェックする回
路である。水位変動トレンドパターン回路14では配水池
水位が一番低くなる時間帯を予測し、その情報をポンプ
起動指令判断回路16に提供する。この判断回路16では先
の圧力信号が運転水位設定点を越えている条件とトレン
ドパターン回路14からポンプが運転すべき時間に入って
いる条件の成立で、ポンプの運転指令信号を出す。な
お、運転すべき時間外に運転水位設定点を越えた信号が
継続して出ている場合には、外部へ警報を出力する。
【0015】さらに、信号フィルタ回路13は、ポンプ運
転中の脈動による信号のブレを時間遅れで信号を平均化
するもので、ポンプ運転中のみ使用する回路である。こ
の条件にだけ使うので、信号を信号選択回路18で、ポン
プ運転中とそれ以外の状態を切替えるようにする。フィ
ルタ回路13を通して後の信号をポンプ停止指令判断回路
17に提供する。
【0016】ポンプ運転時間予測回路15では、水需要変
動トレンドパターン回路より最小と最大の配水池から流
れ出す流量を求め、ポンプ運転平均吐出流量から差し引
いた水量を常に演算し、配水池満杯までの時間幅を予測
算出する。この時間幅内で、信号フィルタ回路13から出
た信号がポンプ停止水位設定点を越えていれば、圧送ポ
ンプ停止指令を出す。上記時間幅内で、圧送ポンプ停止
指令を出せないときは、異常と判断し外部へ警報アナウ
ンスすると共に、安全の為、ポンプ停止指令を出力す
る。従って、本実施例によると、圧送ポンプ所側で配水
池への送水運転することができる。
【0017】図5は本発明の他の実施例の構成図であ
り、上記図1の実施例と相違する点は、導水管3に流量
計24を設けている点である。この流量計24によりポンプ
吐出流量を測ることで、配水池1へ送水した水量をより
正確に把握できる。この流量信号で図2のポンプ運転時
間予測回路15において、ポンプの平均吐出流量で計算す
る結果よりも、もっと正確にポンプ運転時間が算出され
る。
【0018】図6は、本発明のさらに他の実施例の構成
図であり、上記図1の実施例と相違する点は、吐出管3
の先端部にボールタップ弁25を使用した点である。この
ようにボールタップ25を設けると、運転指令に対して、
圧力信号を使わず、配水池水位トレンドパターンだけか
ら判断することが可能となる。停止指令に対しては、図
2に示すのと同じ回路、機能が使える。
【0019】なお、本実施例ではボールタップ弁を使用
した例であるが、ボールタップ弁などの設備を必要とし
なくても圧送ポンプ所側で配水池への送水運転すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
圧送ポンプ所側で配水池への送水運転することができ
る、というすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1のポンプ運転指令判断制御装置のブロック
構成図。
【図3】配水池の水位変動を示すチャート図。
【図4】1日の水需要変動トレンドパターン及び配水池
水位変動トレンドパターン図。
【図5】本発明の他の実施例の構成図。
【図6】本発明のさらに他の実施例の構成図。
【図7】従来の配水池圧送ポンプ制御装置の構成図。
【符号の説明】
1…配水池、2…圧送ポンプ、3…導水管、4…圧力伝
送器、5…ポンプ運転指令判断制御装置、6…電気制御
装置、11…信号異常チェック回路、12…信号変化率異常
チェック回路、13…信号フィルター回路、14…水需要変
動トレンドパターン及び配水池水位変動トレンドパター
ン回路、15…ポンプ運転時間予測回路、16…ポンプ起動
指令判断回路、17…ポンプ停止指令判断回路、18…信号
選択回路、19…OR回路、20…水位計、21…テレメータ
子局、22…テレメータ親局、23…警報設定器、24…流量
計、25…ボールタップ弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上水道等に給水する配水池へ圧送ポンプ
    により送水する配水池圧送ポンプ制御装置において、前
    記圧送ポンプ側に設けた圧力信号で配水池の水位レベル
    をとらえると共に、前記圧送ポンプの運転・停止の指令
    を判断するポンプ運転指令判断制御装置を備えたことを
    特徴とする配水池圧送ポンプ制御装置。
  2. 【請求項2】 水需要日変動トレンドパターン及び配水
    池水位日変動トレンドパターンよりポンプ運転時間帯の
    適否を判定し、さらにポンプ停止までの時間を予測演算
    する演算回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    配水池圧送ポンプ制御装置。
JP33503693A 1993-12-28 1993-12-28 配水池圧送ポンプ制御装置 Pending JPH07189303A (ja)

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JP33503693A JPH07189303A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 配水池圧送ポンプ制御装置

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JP33503693A JPH07189303A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 配水池圧送ポンプ制御装置

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JPH07189303A true JPH07189303A (ja) 1995-07-28

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