JPH0718911A - ターンテーブルにおける車両の誘導装置 - Google Patents

ターンテーブルにおける車両の誘導装置

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JPH0718911A
JPH0718911A JP27359891A JP27359891A JPH0718911A JP H0718911 A JPH0718911 A JP H0718911A JP 27359891 A JP27359891 A JP 27359891A JP 27359891 A JP27359891 A JP 27359891A JP H0718911 A JPH0718911 A JP H0718911A
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JP
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turntable
vehicle
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correction
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JP27359891A
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JPH0794778B2 (ja
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Kyoichi Yamashita
経一 山下
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転者の操舵能力に影響を受けずに、車両を
ターンテーブルの中心に向けて誘導できる、ターンテー
ブルにおける車両の誘導装置を提供すること。 【構成】 車両の方向転換機能を有するターンテーブル
1において、ターンテーブルの近傍に配置され、ターン
テーブルの中心線の延長線上で揺動自在に軸支された揺
動枠21と、ターンテーブルの中心線と平行に揺動枠に
取り付けた複数の修正ローラ22と、揺動枠の傾倒を感
知する感知手段と、修正ローラを一斉に同一方向に回転
する駆動手段とより構成し、揺動枠の傾倒が感知された
とき揺動枠を水平に復帰させる方向に修正ローラが回転
するように前記駆動手段を感知手段に連動させて構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターンテーブルへ乗り
入れする直前において車両の乗り入れ位置を修正する、
車両の誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】本発明者は先に車両の入庫およ
び出庫操作を機械的に行う立体自動駐車場を提案した。
この自動駐車場は、ターンテーブルの進退操作のみを運
転者が行うだけで、その他の入庫及び出庫工程の一切を
搬送装置が機械的に行うように構成されている。 具体
的にはターンテーブルに車両が乗り入れ、運転者の下車
が確認されると、搬送装置がターンテーブルと車両の間
に潜入し、全タイヤを保持して僅かに持ち上げ、この状
態で目的の駐車スペースまで移送する。搬送装置は駐車
スペース内に車両を置いて、元の位置に戻る。出庫する
場合は、搬送装置が駐車スペース内の車両を保持してタ
ーンテーブルまで搬送する。この種のターンテーブルに
おいては車両の乗り入れ方向とターンテーブルの中心線
との平行度が搬送装置による車両の保持の良否に影響を
及ぼす。一般にターンテーブルへの乗り入れは一定以上
の操舵能力が要求される。そのため、誰でも簡単にター
ンテーブルの所定位置に一回で乗り入れできる技術の提
案が望まれている。
【0003】
【本発明の目的】本発明は以上の点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、運転者の操舵能力に影
響を受けずに、車両をターンテーブルの中心に向けて誘
導できる、ターンテーブルにおける車両の誘導装置を提
供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】すなわち、本発明は車
両の方向転換機能を有するターンテーブルにおいて、タ
ーンテーブルの近傍に配置され、ターンテーブルの中心
線の延長線上で揺動自在に軸支された揺動枠と、ターン
テーブルの中心線と平行に揺動枠に取り付けた複数の修
正ローラと、揺動枠の傾倒を感知する感知手段と、修正
ローラを一斉に同一方向に回転する駆動手段とより構成
し、揺動枠の傾倒が感知されたとき揺動枠を水平に復帰
させる方向に修正ローラが回転するように前記駆動手段
を感知手段に連動させて構成したことを特徴とする、
ターンテーブにおける車両の誘導装置である。
【0005】
【本発明の構成】以下図面を参照しながら本発明につい
て説明する。
【0006】<イ>全体構造 図1にターンテーブル1の近傍の平面図を示す。本発明
に係る車両の誘導装置2は車両の進入方向側のターンテ
ーブル1の近傍に配置される。
【0007】<ロ>ターンテーブル 車両の向きを変換するターンテーブル1は、回転自在の
回転盤11で構成される。回転盤11の中心部には図2
に示すように窪み12が形成されている。窪み12の両
側には、図示しない搬送装置の走行路となる一対のレー
ル13が敷設されている。レール13は回転盤11の回
転中心を通る中心線3と平行な関係にある。また窪み1
2の両側の床面14には、車両の車輪の載置位置に合わ
せて開口が開設され、さらに各開口内には中心線3と平
行にローラ15群が並設されている。 これらの各ロー
ラ15群は図示しない車両の位置を検知するセンサに連
動して一斉に同一方向に正逆転し、車両の乗り入れ位置
を最終修正するためのローラである。尚、ターンテーブ
ル1は上記に限定されず、各種の公知のターンテーブル
であってもよい。
【0008】<ハ>誘導装置 ターンテーブル1の入口側の路面には開口が開設され、
誘導装置2はこの開口内で路面と同一レベルに収容され
ている。誘導装置2は車両の進入方向に対し左右方向に
傾斜する剛性の揺動枠21と、揺動枠21に配設した複
数の修正ローラ22で構成される。揺動枠21は長辺2
1aと短辺21bからなり、各長偏21aの中点に突設
した支軸23が回動自在に軸支され、軸支箇所を中心に
揺動可能に構成されている。 誘導装置2は揺動枠21
の傾倒を感知する手段と、傾倒感知信号に基づいてすべ
ての修正ローラ22が特定の方向に回転する駆動手段と
を具備している。本実施例では、揺動枠21の揺動感知
手段として図3に示すように揺動枠21の両側下面にリ
ミットスイッチ等のセンサ24,25を取り付ける場合
について説明するが、その他に光電管等の非接触方式や
支軸23の回転量から揺動枠21の傾倒を感知するよう
にしてもよい。また、回転枠21の両側と床面との間に
はばね26が配設されている。ばね26は、小さな偏荷
重差により揺動枠21が容易に傾倒することを阻止する
ためと、重量の異なる車種に対応するための部材であ
る。修正ローラ22は車両の進入方向と平行に配設さ
れ、揺動枠1の傾倒が感知されたとき特定方向に一斉に
回転するように構成されている。図4に揺動ローラ22
の駆動例を示す。この駆動手段は、モータ4の回転力を
傘歯車41群と伝達軸42を介することで、全修正ロー
ラ22に同一方向の回転として伝達することができる。
その他に、モータ4の回転をチェーンで各修正ローラ2
2に伝達してもよい。また各修正ローラ22は、一方の
センサ24、25が揺動枠21の傾倒が感知されたとき
に偏荷重をバランスする方向に回転し、両センサ24、
25の傾倒が感知されなくなると回転を停止するように
構成されている。すなわち、図3においてセンサ24側
で傾倒が感知されたとき左右一対のタイヤA、Aを他方
のセンサ25側に横送りする方向に修正ローラ22が回
転し、またセンサ25側で傾倒が感知されたときはタイ
ヤA、Aをセンサ24側に横送りする方向に修正ローラ
22が回転が制御される。また、修正ローラ22は駆動
回路にタイマを組み込み、揺動枠21の傾倒が感知され
とき修正ローラ22が一定時間回転して回転を停止する
ように構成しても良い。
【0009】
【作用】つぎに誘導装置の作用について説明する。
【0010】<イ>タイヤの乗り入れ 図1において、運転者の操舵により車両をターンテーブ
ル1へ乗り入れる際、車両がターンテーブル1の中心線
3を外れた矢印B方向から誘導装置2へ向けて進入して
来ても、以下に説明する工程により車両の乗り入れ方向
が自動的に修正される。すなわち、車両がゆっくりと前
進を続けると、前後を構成する一対のタイヤA、Aがタ
ーンテーブル1の乗り入れ前に誘導装置2上を通過する
ことになる。
【0011】<ロ>揺動枠の傾倒 一般に車両はタイヤの接地力のバランスを考慮して左右
の重量が均等になるように設計されている。そのため、
図5に示すように車両が誘導装置2の中心を外れて乗り
入れると、車両の重量が揺動枠21に偏荷重として作用
する。すると、誘導枠21が支軸23を中心に傾倒を開
始する。
【0012】<ハ>傾倒の感知 揺動枠21がばね26の収縮を伴いながら一定以上傾倒
すると、センサ25が傾倒を感知する。センサ25の感
知信号に基づいてすべての修正ローラ23が一斉に回転
を開始し、操舵の如何に関係なくタイヤA、Aを強制的
に他方のセンサ24方向に横送りする。
【0013】<ニ>揺動枠の水平復帰 修正ローラ23の回転により一対のタイヤA、Aが横送
りされると、タイヤA、A間の重心が揺動枠21の中心
に近づき、傾倒していた揺動枠21がほぼ水平に復帰す
る。揺動枠21が水平に復帰し、センサ25による傾倒
感知信号が解除されると、修正ローラ23群の回転が停
止する。仮に修正ローラ23群によりタイヤA,Aが過
大に横送りされた場合でも、他方のセンサ24が揺動枠
21の傾倒を感知して、同様にタイヤの載置位置を修正
する。このように、誘導装置2上を通過するタイヤA、
Aは、左右のタイヤA、Aの中点が誘導装置2の中心、
すなわちターンテーブル1の中心線3とほぼ一致するよ
うに載置位置が自動的に修正される。タイヤA、Aの載
置位置の修正操作は後輪の場合も同様に行われる。した
がって、車両は車両中心をターンテーブル1の中心線と
ほぼ一致した状態で、ターンテーブル1に乗り入れする
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> これまではターンテーブルへの乗り入れを運転
者の操舵能力に頼っていた。本発明では誘導装置により
ターンテーブルへ乗り入れる直前のタイヤの乗り入れ位
置をターンテーブルのほぼ中心に一致するように自動的
に修正できる。したがって、運転者の操舵能力に関係な
く、誰でもターンテーブル上に車両を乗り入れすること
ができ、運転者の心理的負担の軽減や、乗り入れ操舵の
安全性の向上が図れる。 <ロ> 公知の各種のターンテーブルに適用することが
できる。 <ハ> 構造が簡単で故障の発生率が極めて低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 誘導装置を具備するターンテーブルの平面図
【図2】 図1におけるII−IIの断面図
【図3】 図1におけるIII −III の断面図
【図4】 修正ローラの駆動例を説明するための部分断
面図
【図5】 偏荷重が負荷した状態における誘導装置の断
面図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の方向転換機能を有するターンテ
    ーブルにおいて、 ターンテーブルの近傍に配置され、 ターンテーブルの中心線の延長線上で揺動自在に軸支さ
    れた揺動枠と、 ターンテーブルの中心線と平行に揺動枠に取り付けた複
    数の修正ローラと、 揺動枠の傾倒を感知する感知手段と、 修正ローラを一斉に同一方向に回転する駆動手段とより
    構成し、 揺動枠の傾倒が感知されたとき揺動枠を水平に復帰させ
    る方向に修正ローラが回転するように前記駆動手段を感
    知手段に連動させて構成したことを特徴とする、 ター
    ンテーブにおける車両の誘導装置。
JP27359891A 1991-09-26 1991-09-26 ターンテーブルにおける車両の誘導装置 Expired - Lifetime JPH0794778B2 (ja)

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JP27359891A JPH0794778B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ターンテーブルにおける車両の誘導装置

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JPH0718911A true JPH0718911A (ja) 1995-01-20
JPH0794778B2 JPH0794778B2 (ja) 1995-10-11

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ID=17530007

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102191734A (zh) * 2011-01-09 2011-09-21 张英华 协助汽车转向的电动转盘
CN108571221A (zh) * 2018-05-10 2018-09-25 合肥航机械科技股份有限公司 一种基于机械式停车的自动转向装置及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102191734A (zh) * 2011-01-09 2011-09-21 张英华 协助汽车转向的电动转盘
CN108571221A (zh) * 2018-05-10 2018-09-25 合肥航机械科技股份有限公司 一种基于机械式停车的自动转向装置及其控制方法

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JPH0794778B2 (ja) 1995-10-11

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