JPH0718903Y2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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Publication number
JPH0718903Y2
JPH0718903Y2 JP1990086382U JP8638290U JPH0718903Y2 JP H0718903 Y2 JPH0718903 Y2 JP H0718903Y2 JP 1990086382 U JP1990086382 U JP 1990086382U JP 8638290 U JP8638290 U JP 8638290U JP H0718903 Y2 JPH0718903 Y2 JP H0718903Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
underframe
main body
indoor unit
bottom plate
air conditioner
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990086382U
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English (en)
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JPH0443735U (ja
Inventor
道一 小林
Original Assignee
松下精工株式会社
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気調和機の室内ユニットに関するものであ
る。
従来の技術 近年、空気調和機の普及率は高くなっており、一戸に一
台から一室に一台の室内機が備えられている。また、と
りわけ主流となる空気調和機は、セパレートタイプの壁
掛型の室内ユニットである。
従来、こうした壁掛型の室内ユニットは第3図に示すよ
うな構成であった。すなわち、室内ユニットの本体50は
背面側となる本体台枠51と、この本体台枠51と接合され
る前面パネル52とより構成されている。前記前面パネル
52は前面側に吸込口53と、下方に向かって傾斜した傾斜
面54と、この傾斜面54に吹出口55が形成され、前記本体
台枠51と前面パネル52とは、前面側よりねじ56で互いに
接続し組み合わされている。また、前記本体台枠51の下
方部であって、裏側となる位置には壁57を貫通した貫通
口58より室外機(図示せず)側より配設してきた接続配
管59と、吸込口53に対応して設けられた室内熱交換器
(図示せず)より導出した補助配管60とが、接続口61
で、互いに備えたハーフユニオン62,63によって接続す
るのである。この接続は、前記壁57に対し、垂直に固定
された据付板64に対し、本体50を矢印Aに示すように、
本体50の下方部を壁57より離すようにしてハーフユニオ
ン62,63を突き合わせてスパナ等の工具を使って締め付
け、接続配管59と補助配管60とを接続するものであっ
た。また、電気配線も、前記壁貫通口58を通して配設さ
れ本体50の電装部65まで配線し、図示していないが端子
盤等に接続するものであった。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、補助配管60と接続配管59と
の接続や電気配線等は、ねじ56を取り外して、前面パネ
ル52を外してから接続施工することになる。とりわけ、
電気配線は前面パネル52を取り外す必要があり、また補
助配管60と、接続配管59との接続はどうしても本体50の
下方を手前側に持ち上げるようにして本体50を傾斜さ
せ、スパナ等で接続施工を行い、壁57の面にきちんと接
するようにしなければならないにもかかわらず、一時、
壁57から本体50を持ち上げると元の位置、すなわち、壁
57の面に接する状態にすることは施工後においては困難
であった。しかも接続のための施工性も下方を持ち上げ
るために困難性が生じるという課題を有していた。
本考案は、このような課題を解決するもので、前面パネ
ルを取り外すことなく、配管の接続、配線の接続を可能
とする室内ユニットを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案は、天面と、両側板と
台枠底板とよりなる本体台枠と、この本体台枠と接合さ
れる前面パネルとよりなる本体と、前記台枠底板に、こ
の台枠底板のほぼ全面にわたって開口部を形成するため
の底蓋を備え、この底蓋に着脱手段を設けた構成とした
ものである。
作用 この構成により、台枠底板に設けた蓋体を着脱手段によ
り取り外し、温水配管および接続配管、および信号線等
の接続を下方側より行い、これらの接続が終わると蓋体
を着脱手段より装着して台枠底板と同一面になるように
して、施工を容易にすることとなる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図,第2図を参照しながら
説明する。すなわち、本体1は背面側となる本体台枠2
と、前面側に吸込口3と、下方に向かって傾斜した傾斜
面4を有し吹出口5を形成した前面パネル6を設けてい
る。前記本体台枠2と前面パネル6とは互いにねじ(図
示せず)によって接合され、本体を構成しているのであ
る。前記本体台枠2は樹脂成形により、天面7と、両側
の側板8,9と、台枠底板10とよりなり、一体に形成され
ている。前記台枠底板10には、着脱自在となり、しかも
横手方向に長く、ほとんど台枠底板10の大部分にわたる
面積の底蓋11を設け、この底蓋11の両端部には、第2図
において部分断面図で示すように、台枠底板10の肉厚部
12に円状の凹部13と、傾斜部14を有し、底蓋11側には突
起部15の先端に、前記凹部13と係合する円状の凸部16を
設けて着脱手段28を構成している。
また、前記底蓋11を取ることによって本体台枠10に形成
される開口部17を設け、この開口部17には熱交換器(図
示せず)から導出してくる補助配管18と、室外機(図示
せず)から配設されてくる接続配管19と、ハーフユニオ
ンを有した冷媒配管接続口20が埋設されるとともに、本
体1内に設けられた温水熱交換器(図示せず)から導出
してきた温水補助配管21と、ボイラー(図示せず)から
配設してきた往復管となる温水接続配管22とを設け、温
水接続口23の所で接続するようにしている。また、前記
接続配管19と温水接続配管22とは、壁にあけられた壁貫
通口24が、開口部17の位置になるように壁に据付けられ
るのである。すなわち、本体台枠2の側板9を貫通して
いるのではない。一方、開口部17の右端には信号線25を
背面から配線してきて端子盤26で接続し、前記信号線25
を固定するための固定板27を設けているのである。
上記構成において、あらかじめ本体台枠2と前面パネル
6とを接合した本体1を壁に対して据付板(図示せず)
を介在して垂直に取付け、本体台枠2の台枠底板10に設
けた底蓋11を強制的に下方へ引いて取り外すのである。
次に、底蓋11を取り外した開口部17において補助配管18
と温水補助配管21に対して、壁から導出してきた温水配
管22と接続配管19とを温水接続口23と冷媒配管接続口20
とを接続する。次に、信号線25を端子盤26に接続して固
定板27で信号線25を固定する。こうして、すべての接続
を下方より施工した後、底蓋11を強制的に押し込むこと
により突起部15の凸部16は、傾斜部14に案内されながら
押し込まれ、凸部16と肉厚分12の凹部13とが合致した所
で止まり、底蓋11と、台枠底板10との面が同一面になる
ように形成されるのである。
考案の効果 前記実施例の説明により明らかなように本考案は、本体
台枠の台枠底板に、台枠底板のほぼ全面を開口すること
のできるように底蓋を設け、この底蓋を着脱手段によっ
て着脱可能としたことにより、本体の下方を持ち上げる
ようにして配管関係の接続をする必要がなく、本体の位
置をそのままの状態で配管を下方に引き出してから接続
でき、本体は全く動かすことなく容易に接続できるので
ある。また、配線関係においても、前面パネルを取り外
すことなく接続でき、施工性の向上と、施工時間の短縮
化を図ることができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による空気調和機の室内ユニ
ットの斜視図、第2図は同空気調和機の室内ユニットの
底蓋の着脱手段の断面図、第3図は従来の空気調和機の
室内ユニットの斜視図である。 1……本体、2……本体台枠、6……前面パネル、7…
…天面、8,9……側板、10……台枠底板、11……底蓋、1
7……開口部、28……着脱手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天面と、両側板と台枠底板とよりなる本体
    台枠と、この本体台枠と接合される前面パネルとよりな
    る本体と、前記台枠底板に、この台枠底板のほぼ前面に
    わたって開口部を形成するための底蓋を備え、この底蓋
    に着脱手段を設けてなる空気調和機の室内ユニット。
JP1990086382U 1990-08-16 1990-08-16 空気調和機の室内ユニット Expired - Lifetime JPH0718903Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0443735U JPH0443735U (ja) 1992-04-14
JPH0718903Y2 true JPH0718903Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31635912

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