JPH0718892Y2 - 浴室における床暖房装置 - Google Patents

浴室における床暖房装置

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JPH0718892Y2
JPH0718892Y2 JP11639990U JP11639990U JPH0718892Y2 JP H0718892 Y2 JPH0718892 Y2 JP H0718892Y2 JP 11639990 U JP11639990 U JP 11639990U JP 11639990 U JP11639990 U JP 11639990U JP H0718892 Y2 JPH0718892 Y2 JP H0718892Y2
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JP
Japan
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heater
bathtub
floor
heater unit
guide plate
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JP11639990U
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JPH0474210U (ja
Inventor
寛 林
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、浴室における床暖房装置に関する。
〈従来の技術〉 浴室における床暖房装置としては、たとえば、洗い場の
裏面に複数の電気発熱回路を有する面状発熱体を積層
し、その発熱体からの熱伝導により洗い場を温める技術
が開示されている(実開昭57-46675号公報)。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、上述した従来技術において、電気発熱回路が
断線して故障が生じた場合、洗い場と浴槽を引き離し、
全体をはがして修理しなければならず、その作業は非常
に手間がかかり、面倒であった。
そこで本出願人は洗い場の床部裏面に、浴槽の埋込み部
側に通じる溝部が形成された支持部材を設け、その溝部
に長尺状のヒータユニットを挿入してなる床暖房装置を
提案した。
しかしながら、上記床暖房装置は挿入し易いヒータユニ
ットの寸法であると、ヒータユニットが洗い場の裏面に
装着された使用状態であっても、被加熱体への密着性が
十分でないという問題があった。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、被加熱体への熱
伝導性がよく、かつヒータユニットに故障が生じた場合
でもその故障したヒータユニットの取り外しおよび取り
付けが容易な構造の床暖房装置を提供することを目的と
している。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する
第1図および第2図を参照しつつ説明する。
洗い場付浴槽1は、別々に成形した浴槽2と洗い場3と
を一体的に組み立てて浴室の床4上に設置されている。
洗い場3から延長した浴槽埋込部5の嵌入口51に浴槽2
がはめ込まれ、浴槽2のフランジ部21が浴槽埋込部5の
縁部52に接合されることにより組み立てられている。
さらに、洗い場3の床部裏面にヒータユニット6の支持
部材7が備えられ、その支持部材7にはヒータユニット
を挿入する浴槽埋込み部側に通じる溝部72および挿入口
73が設けられ、ヒータユニット6はヒータ6aとその裏面
側に弾性体としてコイルばね6bを挟んで接近離反自在に
装着されたガイドプレート6dにより構成され、かつ、溝
部72に挿入された状態ではコイルばね6bによって、ヒー
タ6aとガイドプレート6dとの間に、その両者が互いに離
反する向きの力が作用するよう構成されていることを特
徴としている。
〈作用〉 床部裏面に挿入されるヒータユニット6は、ヒータ6aと
その裏面側に弾性体としてコイルばね6bを挟んで接近離
反自在に装着されたガイドプレート6bにより構成され、
かつ、溝部72に挿入された状態ではコイルばね6bによっ
て、ヒータ6aとガイドプレート6dとの間に、その両者が
互いに離反する向きの力が作用するよう構成されたか
ら、ヒータ6aは床部裏面に押し上げられ、床部裏面に密
着する。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第1図は本考案実施例を説明する平面図、第2図は第1
図中のA−A線により切断し矢印方向にみた断面図であ
る。
洗い場付浴槽1は、別々に成形した浴槽2と洗い場3と
を一体的に組み立てて浴室の床4上に設置されている。
洗い場3から延長した浴槽埋込部5の嵌入口51に浴槽2
がはめ込まれ、浴槽2のフランジ部21が浴槽埋込部5の
縁部52に接合されることにより組み立てられている。
また、第5図は支持部材が洗い場の床部裏面31に取り付
けられた状態を示す一部切欠斜視図、第6図は第5図に
示した支持部材の固着状態の断面図である。
図に示すように、導熱板13と支持部材7とは、導熱板13
に設けられた小孔61を貫通するビス11により固着され、
また支持部材7と洗い場3の床部裏面31とは、支持部材
7にもうけられた貫通孔71に接着剤12を注入することに
より固着されている。また、この接着剤12が導熱板13と
支持部材7との間隙に入り込むことにより導熱板13は所
定の位置にさらに密着して固定される。
また、支持部材7には浴槽の埋込み部側に通じる溝部72
が導熱板13に面して形成されている。ヒータユニット6
は第1図における挿入口73より挿入され、溝部72に載置
される。
第3図は本考案実施例に用いたヒータユニットの模式図
を示す。このヒータユニット6はヒータ6aとガイドプレ
ート6dとの間に床部裏面31に垂直な方向に伸縮するコイ
ルばね6bを介した構造となっている。
また、第4図は本考案の他の実施例に用いたヒータユニ
ットの模式図を示す。このヒータユニット6はヒータ6a
とガイドプレート6dとの間に床部裏面31に垂直な方向に
伸縮する板ばね6cを介した構造となっている。
次に、以上の構成よりなる本考案のヒータユニットを用
いた場合の作用を説明する。
床部裏面に挿入されるヒータユニット6は、ヒータ6aと
その裏面側に弾性体としてコイルばね6bを挟んで接近離
反自在に装着されたガイドプレート6bにより構成され、
かつ、溝部72に挿入された状態ではコイルばね6bによっ
て、ヒータ6aとガイドプレート6dとの間に、その両者が
互いに離反する向きの力が作用するよう構成されたか
ら、ヒータ6aは床部裏面に押し上げられ、床部裏面に密
着する。
この結果、ヒータ6aから発生する熱は効率よく洗い場の
床部裏面31に伝導する。
また、ヒータユニットの形状は第3図に示したもののほ
か、第4図に示すように、板ばね6cを使用してもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、ヒータユニット
を、ヒータとガイドプレートとをばねを挟んだ構造とし
たので、ヒータは洗い場の床部裏面に密着し、ヒータか
ら発生する熱は洗い場の床部裏面に効率よく伝導する。
また、ヒータユニットが故障した場合、このヒータユニ
ットは少なくとも一方向を湾曲しうることから、ヒータ
ユニットを支持部材の溝部に挿着するときに、このヒー
タユニットを一方向に湾曲させた状態で挿入することが
できるので、浴槽埋込部の狭い場所においても、浴槽埋
込部に嵌入されている浴槽を取り外すだけで、故障した
ヒータユニットを新しいヒータユニットに取替えること
が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を説明する平面図、第2図は第1
図中のA−A線により切断し矢印方向にみた断面図、第
3図は本考案実施例に用いたヒータユニットの模式断面
図、第4図は本考案に用いたヒータユニットの他の実施
例の模式断面図、第5図は支持部材が洗い場の床部裏面
に取り付けられた状態を示す一部切欠斜視図、第6図は
第5図に示した支持部材の固着状態の断面図である。 1……洗い場付浴槽 2……浴槽 3……洗い場 31……洗い場の床部裏面 6……ヒータユニット 6a……ヒータ 6b……コイルばね 6d……ガイドプレート 7……支持部材 72……溝部 73……挿入口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】別々に成形した洗い場と浴槽とを接合する
    ことにより組立てられた埋込み型の洗い場付浴槽に備え
    られ、その洗い場の床部裏面に上記浴槽の埋込み部側に
    通じる溝部が設けられた支持部材を有し、その溝部にヒ
    ータユニットが挿入され、そのヒータユニットは、ヒー
    タと、その裏面側に弾性体を挟んで接近離反自在に装着
    されたガイドプレートにより構成され、かつ、上記溝部
    に挿入された状態では上記弾性体によって、上記ヒータ
    と上記ガイドプレートとの間に、その両者が互いに離反
    する向きの力が作用するよう構成されていることを特徴
    とする浴室における床暖房装置。
JP11639990U 1990-11-05 1990-11-05 浴室における床暖房装置 Expired - Lifetime JPH0718892Y2 (ja)

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JP11639990U JPH0718892Y2 (ja) 1990-11-05 1990-11-05 浴室における床暖房装置

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JPH0474210U JPH0474210U (ja) 1992-06-29
JPH0718892Y2 true JPH0718892Y2 (ja) 1995-05-01

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