JPH0718846Y2 - コンクリート圧送車 - Google Patents

コンクリート圧送車

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JPH0718846Y2
JPH0718846Y2 JP1988136772U JP13677288U JPH0718846Y2 JP H0718846 Y2 JPH0718846 Y2 JP H0718846Y2 JP 1988136772 U JP1988136772 U JP 1988136772U JP 13677288 U JP13677288 U JP 13677288U JP H0718846 Y2 JPH0718846 Y2 JP H0718846Y2
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JP
Japan
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hydraulic
concrete
concrete pumping
backhoe
pressure
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JP1988136772U
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JPH0258553U (ja
Inventor
可明 高倉
直人 永井
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可明 高倉
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、生コンクリートを圧送するコンクリート圧
送車に係り、特に、コンクリート圧送の油圧源として、
油圧バックホーの搭載油圧ポンプを利用するコンクリー
ト圧送車に関するものである。
[従来の技術] 第3図には、従来から知られるコンクリート圧送機本体
及びそれに付随する油圧源の構成例が示されている。
図において、生コン車(図示せず)等から供給された生
コンクリート1は、ホッパー2で攪拌されつつ、コンク
リート吸引・圧送機構部3へ送られる。このコンクリー
ト吸引・圧送機構部3は、油圧制御部4で制御された油
圧で駆動するシリンダー・ピストン(図示せず)を内蔵
しており、ホッパー2から生コンクリート1をシリンダ
ー内に吸引した後、ピストンで配管、ゴムホース等の輸
送官5へ吐出し、打設現場へ連続圧送する。
なお、この吸引・吐出しの切替は、バルブ切替部6によ
り行なわれる。
コンクリート圧送機本体7Bは以上のように構成されてい
るが、圧送機本体7Bを作動させるためには、油圧制御部
4へ油圧を供給する油圧源が必要である。
この油圧源としては、従来は定置式油圧ポンプ21が用い
られており、更に、この定置式油圧ポンプ21を駆動する
ためのエンジン、モータ等から構成されるパワーユニッ
ト22が必要である。また、パワーユニット22に燃料を供
給するための燃料タンク23、定量式油圧ポンプ21に作動
油を供給するための油タンク24等を設ける必要もある。
[考案が解決しようとする課題] 従って、装置全体としては構造が複雑で大型なものとな
り、装置の価格も必然的に高価なものとなるという問題
点があった。それ故、このような定置式油圧ポンプ21で
駆動するコンクリート圧送機本体7Bを所有する土木業者
は、資本力のある一部の業者に限られるのが現状であ
る。そのため、一般の土木業者がコンクリート圧送打設
作業を行なう際は、専門のコンクリート圧送業者に外注
するのが通例であった。しかしながら、その外注に要す
る費用もかなり高額であり、工事費総額に占める割合も
高く、一般の土木業者にとっては大きな負担となるとい
う問題点もあった。
この考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、コン
クリート圧送打設作業を安価に行ない得るコンクリート
圧送車を提供するとともに、高所へのコンクリート供給
を容易にすることである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案に係るコンクリー
ト圧送車は、旋回ブームを有する油圧バックホーに搭載
される搭載油圧ポンプに接続されて用いられるコンクリ
ー圧送車であって、 供給される生コンクリートを受けるとともに攪拌する攪
拌手段と、 前記搭載油圧ポンプから案内管を介して供給される油圧
を制御する油圧制御手段と、 この油圧制御手段で制御された油圧によりシリンダー・
ピストンを駆動し、前記攪拌手段に受けられた生コンク
リートを前記シリンダー内へ吸引し、前記ピストンで輸
送管内へ連続圧送するコンクリート吸引、圧送手段と、 このコンクリート吸引・圧送手段の前記吸引と圧送とを
切替る切替手段と、 移動用の車輪とを備え、前記輸送管が、前記油圧バック
ホーの旋回ブームに沿って設けられる。
[作用] 本考案に係るコンクリート圧送車によれば、旋回ブーム
を有する油圧バックホーの搭載油圧ポンプが、コンクリ
ート圧送車の油圧制御部に油圧を供給する油圧ポンプと
して働く。この搭載油圧ポンプの使用油圧は、従来の定
置式油圧ポンプ21の使用油圧と同等である。従って、油
圧バックホーの搭載油圧ポンプを使用してコンクリート
圧送を行なつても、従来の定置式油圧ポンプ21に比して
圧送能力の低下は生じない。
なお、この場合、搭載油圧ポンプから発生する油圧は、
案内管によりコンクリート圧送車の油圧制御手段へ導か
れる。
また、前記輸送管を前記油圧バックホーの旋回ブームに
沿って設けると、ブームによって前記輸送管を上昇し得
るから、高所の打設現場のコンクリート圧送が可能とな
る。
本考案の特徴と利点を一層明確にするために、好ましい
実施例について添付図面とともに説明すれば以下の通り
である。
[実施例] 第1図及び第2図には、本考案に係るコンクリート圧送
車の装置構成例が示されている。
図において、周知の油圧バックホー8の機関収納部9に
は、油圧バックホー8の搭載エンジン(図示せず)で駆
動する搭載油圧ポンプ10が搭載されている。この搭載油
圧ポンプ10に連なる油圧吐出口11には、クイックカップ
リング12等を介して案内管13が接続され、コンクリート
圧送車7Aの油圧制御部4へ油圧を導く。このコンクリー
ト圧送車7Aの構成は、油圧源の相違及び車輪16を有する
点を除いては、上記従来技術で説明したコンクリート圧
送機本体7Bと同様であり、コンクリート圧送機本体7Bと
同様に、配管14、ゴムホース15等を継いで構成される輸
送管5内へコンクリートを連続圧送する。
なお、第1図に示すように、油圧バックホー8の後部に
接続用ブラケット17を設け、このブラケット17を介して
コンクリート圧送車7Aを牽引可能に接続してもよい。或
は、コンクリート圧送車7Aとして軽量のものを採用する
と、油圧バックホー8の旋回ブーム18で吊り上げて移動
することも可能である。
また、輸送管5の配置も様々な態様が考えられる。例え
ば第1図に示すように、輸送管5を油圧バックホー8の
旋回ブーム18に沿って設けると、高所へのコンクリート
圧送が可能となる。この場合、圧送中にブーム18を上
昇、旋回させることにより、コンクリート吐出し口19を
任意に移動させることも可能である。或は第2図に示す
ように、輸送管5を延長することにより、遠方の打設現
場20へのコンクリート圧送も可能である。
[考案の効果] この考案に係るコンクリート圧送車は、以上説明したよ
うに構成されているので、以下に記載するような効果を
奏する。
油圧供給源として油圧バックホーの搭載油圧ポンプを採
用したため、従来の定置式油圧ポンプ及びそれに付随す
るパワーユニット、燃料タンク、油タンク等が不要とな
り、装置構成が簡略化するという効果がある。
従って、一般の土木業者でも、手持の油圧バックホーを
利用して、安価に構成することが可能である。
また、油圧バックホーの搭載油圧ポンプの圧送能力は、
従来の定置式油圧ポンプと同等である。それ故、一般の
土木業者でも専門のポンプ圧送業者と同等の作業を安価
に施行できるという効果もある。
また、輸送管を油圧バックホーの旋回ブームに沿って設
ける構成を採用すると、高所の打設現場への圧送も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るコンクリート圧送車の
説明図、第3図は従来のコンクリート圧送機と油圧源に
係る要部側面図である。 [主要部分の符号の説明] 1:生コンクリート 2:ホッパー 3:コンクリート吸引・圧送機構部 4:油圧制御部 5:輸送管 6:バルブ切替部 7A:コンクリート圧送車 8:油圧バックホー 10:搭載油圧ポンプ 13:案内管 17:ブラケット なお、各図中、同一符号は同一または相当部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回ブームを有する油圧バックホーに搭載
    された搭載油圧ポンプに接続されて用いられるコンクリ
    ート圧送車であって、 供給された生コンクリートを受けるとともに攪拌する攪
    拌手段と、 前記搭載油圧ポンプから案内管を介して供給される油圧
    を制御する油圧制御手段と、 この油圧制御手段で制御された油圧によりシリンダー・
    ピストンを駆動し、前記攪拌手段に受けられた生コンク
    リートを前記シリンダー内へ吸引し、前記ピストンで輸
    送管内へ連続圧送するコンクリート吸引・圧送手段と、 このコンクリート吸引・圧送手段の前記吸引と圧送とを
    切替える切替手段と、 移動用の車輪とを備え、前記輸送管が、前記油圧バック
    ホーの旋回ブームに沿って設けられることを特徴とする
    コンクリート圧送車。
JP1988136772U 1988-10-21 1988-10-21 コンクリート圧送車 Expired - Lifetime JPH0718846Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0258553U JPH0258553U (ja) 1990-04-26
JPH0718846Y2 true JPH0718846Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31397592

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JP1988136772U Expired - Lifetime JPH0718846Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 コンクリート圧送車

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179949U (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 中村 耕三 コンクリ−ト圧送機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0258553U (ja) 1990-04-26

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