JPH07188305A - 微細ポリアクリロニトリルを調製する方法 - Google Patents

微細ポリアクリロニトリルを調製する方法

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JPH07188305A
JPH07188305A JP6279409A JP27940994A JPH07188305A JP H07188305 A JPH07188305 A JP H07188305A JP 6279409 A JP6279409 A JP 6279409A JP 27940994 A JP27940994 A JP 27940994A JP H07188305 A JPH07188305 A JP H07188305A
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acrylonitrile
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methacrylonitrile
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Ulrich Dr Holzinger
ウルリヒ・ホルツィンガー
Wilfried Dr Walkenhorst
ヴィルフリート・ヴァルケンホルスト
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 微細ポリアクリロニトリルを調製する方法を
提供する。 【構成】 本発明は、以下の工程:即ち、a)反応条件
下で不活性である1つ又はそれ以上の液体中にモノマー
を溶解及び/又は懸濁及び/又は乳化及び/又は分散さ
せる工程、その場合、b)重合開始時及び重合中におけ
る全モノマー濃度が少なくとも10重量%未満である、
c)重合前及び重合中に、重合混合物に対して高剪断力
を作用させて、生成するホモポリマー粒子又はコポリマ
ー粒子が10μm未満のD50%値を有するようにする
工程、及びd)重合開始剤を添加することによって公知
の様式で重合を行う工程を含む、アクリロニトリル反復
単位及び/又はメタクリロニトリル反復単位を(用いた
モノマーの重量を基準として)少なくとも50重量%含
む微細なホモポリマー又はコポリマーを調製する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、アクリロニトリル及び/又はメ
タクリロニトリル反復単位を含む微細ホモポリマー又は
微細コポリマーを調製する方法に関するものである。
【0002】様々な方法によってアクリロニトリルを重
合させることができることは知られている。アクリル酸
繊維において、アクリロニトリルは、通常、溶液重合又
は懸濁・沈殿重合によって重合させる。懸濁・沈殿重合
では、ポリマーは、通常、濾別し、洗浄し、及び乾燥さ
せることができる微細懸濁液として得られる。
【0003】アクリロニトリルポリマーの粒径は、通
常、いわゆるD値によって示される。百分位数pにおけ
る直径D(p)及びメジアン値D(50%)は、以下の
ように定義される:まず、下式
【0004】
【式1】 より体積分散を求め、下式
【0005】
【式2】 [式中、Vは粒子の全体積であり、Diは個々の粒子の
直径であり、v(Di)は個々の粒子の体積であり、D
min = D(0%)は最小粒径であり、Dmax =D(1
00%)は最大粒径であり、pは百分位数である]より
直径D(p)を得る。
【0006】これによって、平均粒径が決定される。そ
の場合、体積分散関数から導かれ且つシーブを通過する
割合X%を導き出すと考えられる最大粒径は、いわゆる
ΔX値である。従って、例えば、p = 50%とは、直
径D<D(50%)を有する全ての粒子が、共に、全体
積の50%を構成していることを意味している(=メジ
アン直径)。(T. Allen「粒径測定(Particle Size Me
asurement)」Chapman& Hall Ltd., London Malvern In
struments Ltd.、「システム3601ユーザーマニュア
ル」Spring Lane South, Worc WR 14 1 AQ, England;
p. 5.1 ff.) 従来技術に従って行われる懸濁・沈殿重合に関しては、
粒径のD50%値は、通常、40μm以上である。
【0007】更なる公知のアクリロニトリルポリマー
は、乳化重合によって一般的に調製されるSAN、AB
S及びNBRコポリマーである。前記コポリマーによっ
て、更なる加工のために、まず最初に粉砕しなければな
らないラテックスが得られる。このラテックスの個々の
粒子は、通常、0.08μm以下であるが、不規則な幾
何学的形状を有する。これらの公知のコポリマーにおけ
るアクリロニトリル含有率は、50重量%未満である。
【0008】10μm未満の粒径を有するポリ(メタ)
アクリロニトリルを調製するための従来の方法は複雑で
あり、比較的大量の商業的規模の量を調製するのには経
済的にほとんど適さない。而して、JP−A−01/0
43531は、80重量%を超えるアクリロニトリルを
含む粗粒ポリアクリロニトリルポリマーを、適当な溶媒
に溶かしてから、再び沈殿させる方法を開示している。
この沈殿法以外では、DE−A−3,940,781
が、粗粒ポリアクリロニトリルポリマーを、特別なミ
ル、例えば流動層逆流ジェットミル又は撹拌ボールミル
(Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry,
5th Edition, Volume B2, 5 - 20 to 34,VCH-Verlag, W
einheim 1988)においてアクリロニトリル94重量%以
下と共に微粉砕する機械的方法を開示している。双方の
方法は共に複雑な装置が必要である。
【0009】DE−A−3,940,781に従って微
紛砕されたポリアクリロニトリルの粒子は、顕微鏡で検
査してみると、押し潰された血小板に似ていること、及
びJP−A−01/043531に従って沈殿させたポ
リアクリロニトリルの粒子を、同様に顕微鏡で検査して
みると、ぼろぼろの裂けた構造を有すること、が実験か
ら分かった。
【0010】JP−A−04/261404は、平均直
径1〜10μmを有するポリアクリロニトリル粒子を調
製する方法を開示している。このために、アクリロニト
リルモノマー、分散安定剤、親水性溶媒及び疎水性溶媒
を含む重合混合物を、65℃で振とうしながら重合させ
る。
【0011】JP−A−02/307909は、棒形ポ
リ(メタ)アクリロニトリルを開示している。棒形粒子
の調製は、水/ポリビニルアルコール溶媒混合物中にお
いて撹拌されることによって予め均質化されたモノマー
懸濁液を重合させることによって行う。
【0012】更に、Ullmann, Volume 19,(1980), pp.
130 ff. によると、懸濁・沈殿重合中に撹拌速度を変
化させると、形成されるポリマーの粒径が影響を受け
る、ことが分かる。上記処置によって、粒径は、100
0 − 200μmの範囲内で変化させることができる。
撹拌速度の関数として粒径のD50%値を10μm未満
まで外挿することはできず;200μm未満の粒径は、
通常達成可能な撹拌速度を用いて製造することはできな
い。
【0013】従って、ポリマーが重合後に直接に小粒子
の形態で得られ、粒径が10μm未満のD50%値を有
するような、ポリ(メタ)アクリロニトリルを調製する
ためのできる限り単純で経済的な方法を開発すること
は、本発明の目的である。
【0014】重合において、全モノマー濃度をアクリロ
ニトリルの重合のための慣用範囲未満に低下させ、それ
と同時に、重合混合物に対して高剪断力を作用させる
と、10μm未満のD50%値を有するポリ(メタ)ア
クリロニトリル粉末を調製することができる、ことを発
見した。
【0015】従って、本発明によって、以下の工程:即
ち、 a)反応条件下で不活性である1つ又はそれ以上の液体
中にモノマーを溶解及び/又は懸濁及び/又は乳化及び
/又は分散させる工程、その場合、 b)重合開始時及び重合中における全モノマー濃度が少
なくとも10重量%未満である、 c)重合前及び重合中に、重合混合物に対して高剪断力
を作用させて、生成するホモポリマー粒子又はコポリマ
ー粒子が10μm未満のD50%値を有するようにする
工程、及び d)重合開始剤を添加することによって公知の様式で重
合を行う工程 を含む、アクリロニトリル反復単位及び/又はメタクリ
ロニトリル反復単位を少なくとも50重量%含むホモポ
リマー又はコポリマーを調製する方法を提供する。
【0016】重合開始時及び重合中における低モノマー
濃度(重合混合物の重量を基準として10重量%未満)
は、重合技術に熟練している者にとっては異常な範囲で
ある。なぜならば、10重量%未満の初期モノマー濃度
を有する重合における反応速度は、通常は、非常に遅
く、その結果として、収率及び空時転化率(space-timey
ields)が低くなるからである。
【0017】驚くべきことに、アクリロニトリル及び/
又はメタクリロニトリルの重合中及び共重合中に、重合
混合物に対して高剪断力を作用させると、予期せぬ速い
反応速度及び高い空時収率が得られる、ことを発見し
た。更に、粒径分布は、変化させることができ、本発明
の処置によって広い範囲内で設定することができる。微
細ポリアクリロニトリルの粒径の好ましいD50%値
は、10μm未満で且つ0.1μm超過である。望むな
らば、粒径によって、例えばレオロジー、外面積及び内
面積のような更なる特定の性質を、目的とする方法にお
いて影響を与えて変化させることができる。
【0018】本発明方法を用いて調製されたアクリロニ
トリルポリマー及び/又はメタクリロニトリルポリマー
は、好ましくは、アクリロニトリル反復単位及び/又は
メタクリロニトリル反復単位を70重量%含む。更に、
共重合させることができる1つ又はそれ以上のモノマー
を、アクリロニトリル及び/又はメタクリロニトリルに
対して、最大30重量%まで添加することができる。特
に好ましくは、アクリロニトリル反復単位及び/又はメ
タクリロニトリル反復単位を少なくとも90重量%含む
ポリ(メタ)アクリロニトリルポリマーである。
【0019】共重合させることができるモノマーの例と
しては、例えばアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸イソブチルのようなC1
22アルコールのアクリル酸エステル又はメタクリル酸
エステル、過弗素化C1 − C22アルコールの(メタ)
アクリル酸エステル;例えばスチレン、ビニルトルエン
のような20個以下の炭素原子を有するビニル芳香族化
合物;マレイン酸及びフマル酸とC1 − C22アルコー
ルとのエステル;塩化ビニル、酢酸ビニル、エチレン及
びブタジエンが挙げられる。好ましくは、アクリル酸メ
チルである。
【0020】更に、例えば、コモノマーとして、不飽和
カルボン酸、スルホン酸及びホスホン酸、及びそれらの
エステル及び塩を用いることもでき、例としては、アク
リル酸、クロトン酸、イタコン酸、ビニルスルホン酸、
(メタ)アクリロスルホン酸、スチレンスルホン酸、ア
クリルアミドメチルプロパンスルホン酸、ビニルホスホ
ン酸及びそれらのエステルが挙げられる。同様に、適当
なコモノマーとしては、例えばジメチルアミノネオペン
チルメタクリレート、ジメチルアミノメチルネオペンチ
ルアクリレート、2−N−モルホリノエチルメタクリレ
ート、2−N−モルホリノエチルアクリレートのような
不飽和の第一アミン、第二アミン及び/又は第三アミ
ン、又は例えばアクリルアミド、ジメチルメタクリルア
ミド又はメチルブチルアクリルアミドのようなアクリル
酸又はメタクリル酸が挙げられる。
【0021】更に、アクリロニトリル及び/又はメタク
リロニトリルと共重合させることができる他の官能モノ
マーを用いることもできる。官能モノマーは、ヒドロキ
シ基、シラン基又はエポキシ基を含むことができる。そ
れらの例としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリブトキシシラン、メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン、ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラ
ン、ビニルトリアセトキシシラン、ヒドロキシエチルメ
タクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレート又は2
−ヒドロキシエチルアクリレートが挙げられる。
【0022】用いるモノマーを選択することによって、
例えばガラス転移温度、硬度及び脆性のような特性に対
して影響を与えることができる。
【0023】重合という用語は、特に、モノマーを、モ
ノマー及びポリマーに関して不活性な1つ又はそれ以上
の液体中に、予め溶解及び/又は懸濁及び/又は乳化及
び/又は分散させる沈殿重合を指している。本発明の方
法は、好ましくは、懸濁・沈殿重合法によって行う。通
常は、重合中に必要な剪断力は、同時に及び/又は継続
的に用いることができ且つ高剪断力を発生する1つ又は
それ以上のスターラー及び/又は他の分散装置によって
発生させる。それらの例としては、バッフルを有するか
又は有しない、プロペラスターラー、羽根車スターラ
ー、タービンスターラー、ガイドジェットスターラー、
傾斜ブレードスターラー、歯付きディスク(溶解機)ス
ターラー又はピン付きディスク(溶解機)スターラーが
ある。又同様に、分散装置として、静的ミキサー、動的
ミキサー及びジェットミキサーの全てのタイプを用いる
こともできる。ジェットミキサーとは、ノズルを通過さ
せることによって、重合混合物を混合するミキサーのこ
とである。好ましくは、例えば(独国 Staufen にある
Janke & Kunkel から市販されている)Ultra-Turrax
(登録商標)タイプのスターラー又は(独国 ハンブル
クにある Bran & Lubbeから市販されている)Pentax
(登録商標)タイプのスターラーのような回転翼/固定
子を有するスターラーである。更に、分散は、反応器の
中に組み込まれた装置を用いて、及び/又は反応器外
(強制)循環(インライン)によって行うこともでき
る。
【0024】重合反応は、回分式で行うことができる
か、又は半連続的に又は連続的に行うことができる。連
続重合法に適する反応器としては、例えば、連続撹拌タ
ンク反応器、2 − 4つの反応器を含むカスケード、管
反応器又はループ形反応器又は特定の反応器の任意の望
ましい組合せが挙げられる。
【0025】反応条件下で不活性である適当な液体は、
プロトン性溶媒及び/又は非プロトン性溶媒及び/又は
非溶媒及びそれらの混合物である。適当な非プロトン性
溶媒は、例えば脂肪族炭化水素及び芳香族炭化水素のよ
うな非極性溶媒か、例えばハロゲン化炭化水素、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセ
トアミド及びアセトニトリルのような極性溶媒のいずれ
かである。適当なプロトン性反応媒体は、例えば水及び
アルコールである。
【0026】重合開始時及び重合中における全モノマー
濃度は、多くて10重量%、好ましくは1 − 10重量
%、特に好ましくは3 − 8重量%である。
【0027】ポリ(メタ)アクリル酸ポリマーの分子量
は、ラジカル開始剤を選択することによって、例えば開
始剤濃度及び/又は重合温度のような当業者に公知の重
合変数によって、従来の様式で設定することができる。
本発明方法によって調製されたポリ(メタ)アクリロニ
トリルポリマーの分子量MW(重量平均)は、通常は3
x 104 − 8 x 105 g/モル、好ましくは5 x
104 − 4.5 x105 g/モルである。望むなら
ば、例えば2−メルカプトエタノールのような連鎖調節
剤(chain regulator)によって、分子量を調節するこ
とができる。分子量MWは、以下の関係 [η]= 1.78 x 10-4 x MW 0.78 [式中、ηは粘度数(極限粘度数)]を用いるフィッケ
ンチャー法(Makromol.Chem. 57 1962, 52)によって決
定することができる。
【0028】用いることができる重合開始剤は、例えば
22、ペルオキソ重硫酸カリウム、有機アゾ化合物及
びペルオキソ化合物のような水溶性化合物か、あるいは
例えばアゾビスイソブチロニトリル又は他のアゾ化合物
及びペルオキソ化合物のような、水にあまり溶解しない
化合物のいずれかである。特に好ましいラジカル開始剤
は、酸化還元系であるペルオキソ重硫酸カリウム及び亜
硫酸水素ナトリウムである。
【0029】更に、乳化剤を重合混合物に対して加える
こともできる。これによって、ポリマーの粒径を更に小
さくすることができるか、又は、例えばカソードにおい
て析出可能な塗料にとって特に適当な特異性をポリマー
に付与することができる。
【0030】適当な乳化剤は:例えば塩酸セチルアミ
ン、及び他の脂肪アミンと強酸との塩のような陽イオン
界面活性剤;例えば脂肪アルコールエトキシレート及び
アルキルフェノールエトキシレートのような非イオノゲ
ン乳化剤、例えば Genapol(登録商標)(ヘキストA
G);例えばラウリル硫酸ナトリウム、他の硫酸アルキ
ル及びアルキルベンゼンスルホネートのような陰イオン
界面活性剤である。
【0031】又、重合は、分散剤として保護コロイドを
用いて行うこともできる。適当な分散剤は、例えば澱
粉、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、メチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール又は部分的にけん
化されたポリ酢酸ビニルである。
【0032】重合時の反応温度は、通常は30 − 75
℃、好ましくは40 − 60℃であり;重合時間は、一
般的に30分 − 5時間であり、反応手順、又は重合温
度及びモノマー、溶媒、開始剤物質及びそれぞれの場合
において選択された重合法によって左右される。
【0033】得られたポリアクリロニトリル懸濁液から
は、例えば蒸留によって、重合後にモノマーを除去する
ことができる。モノマーの除去前又は除去後に、例えば
濾過又は遠心分離によって、液相をほとんど除去するこ
とができる。水による洗浄及び再び濾過又は遠心分離す
ることによって、ポリマー懸濁液から、妨害塩及び他の
残留物質を除去することができる。続いて、残留水をな
お含んでいる微細ポリ(メタ)アクリロニトリルポリマ
ーを、前記ポリマー粒子が凝集しないように注意しなが
ら、乾燥させることができる。適当な乾燥器は、例えば
噴霧乾燥器(spray drier)及び回転円板式噴霧化乾燥
器(rotary disk atomization drier)である。
【0034】顕微鏡で観察すると、ほとんど丸い粒子の
粒子表面は、ほとんど丸いポリマー粒子の表面上に更に
丸いポリマー粒子が着座している比較的キイチゴ様の構
造として認められる。その結果、ポリマー粒子は、微粉
砕ポリマー又は沈殿ポリマーとは異なり、ほとんど丸く
(球状の外形)、大きな比表面積を有する。
【0035】微細ポリマーは、例えば顔料(pigmenting
agent)及び有機充填材として適当である。特に、自動
車用又は工業用の電気泳動表面仕上塗料における二酸化
チタンの代わりの顔料として、本発明のポリマーには、
多くの可能な用途がある。更に、本発明の微細ポリマー
は、表面塗料、プラスチック、繊維、フィルム、紙及び
カードボードにおける艶消剤及び着色可能顔料(colora
ble pigment)として用いることができる。本発明ポリ
マーは、非常な大きな内部及び外部表面積を有する。粒
径に従って、ポリマーは、切断できる程十分に堅いペー
スト様の凝集状態を失わずに、自重の5 − 10倍を超
える水及び他の液体を吸収する。
【0036】又、表面積が大きいと、ポリマー粒子上に
おける化学反応(例えば気体又は液体を吸着することが
できる)に関する反応性も増大する。ポリマーの申し分
のない液体吸収及び保持容量は、吸収剤及びバインダー
として用いる場合に活かすことができる。又、表面塗
料、プラスチックなどにおけるチキソトロープ及び増粘
剤として用いることもできる。更に、本発明ポリマー
は、(カーボン)マイクロビーズのための出発原料とし
て、液体クロマトグラフィー又はイオン交換カラムのた
めの充填材として、ポリマーのための強化材及び充填材
として、又はポリマー類似反応のための出発原料として
用いることができる。同様に、該ポリマーは、繊維、フ
ィルム及び膜のための出発原料として用いることもでき
る。
【0037】以下、実施例(本発明を限定するものでは
ない)を掲げて本発明を更に詳しく説明する。
【0038】実施例:以下の実施例では、粒径分散は、
Malvern particle sizer model 3600 を用いて測定して
いる。以下の実施例では、溶液I及びIIを添加するこ
とによって重合を開始させた。溶液Iは、蒸留水50m
l及びペルオキソ重硫酸カリウム0.72gから調製
し、溶液IIは、蒸留水50ml及び重亜硫酸ナトリウ
ム2.88gから調製した。
【0039】実施例1 (水性媒体中におけるアクリロニトリル重合:回分法)
初めに、反応容器の中に、蒸留水1520ml、蒸留さ
れたアクリロニトリル180g、モール塩3.6mg、
濃度99%の蟻酸1.3mlを入れた。窒素を通し、温
度を55℃に設定した後、溶液I及びIIを添加するこ
とによって重合を開始させ、その反応混合物を、Ultra-
Turrax(登録商標)スターラーによって、約10,00
0回転/分で分散させた。
【0040】重合完了後に、水及び未反応モノマーを濾
別した。蒸留水で2度洗浄して、10μS/cm未満の
導電率(多くても0.1μS/cmの固有導電率を有す
る蒸留水中10%濃度懸濁液として測定した場合)を有
するポリマー懸濁液を作った(その特性は表1に示し
た)。ポリマーの収率は、理論値の79.3%であっ
た。実施例2 − 4 実施例1と同様にして実験を行った。用いた量及び結果
は、表1に示した。
【0041】実施例5 実施例1と同様にして実験を行ったが、用いたスターラ
ーは、直径150mmを有する溶解機スターラーであ
り、1500回転/分で運転した。表1にその結果を示
した。
【0042】実施例6 実施例1と同様にして実験を行ったが、用いたスターラ
ーは、直径80mmを有するプロペラスターラーであ
り、500回転/分で運転した。反応混合物は、インラ
インで接続された Ultra-Turrax スターラー(約10,
000回転/分で運転)が取り付けられているフロース
ルー室(flow-through chamber)を通して反応混合物を
ポンプ循環させることによって、分散させた。ポンプ循
環の速度は、約1,800mg/分であった。表1にそ
の結果を示した。
【0043】実施例7 (半連続供給流追加法)実施例1における量と同じ量を
用いたが、まず最初に、反応混合物の半分だけを入れ、
Ultra-Turrax スターラーを約10,000回転/分で
運転して分散させた。溶液I及びIIのそれぞれを25
mlずつ加えた後、その初期混合物中に、残っている溶
液を同時に、1時間にわたって、計量しながら加えた。
その結果は、表1に示した。
【0044】実施例8 (連続重合)実施例1における量と同じ量を用いたが、
まず最初に、反応混合物1700mlを入れ、Ultra-Tu
rrax スターラーを約10,000回転/分で運転して
分散させた。しかしながら、溶液I及びIIを50ml
ずつ加えた後、その初期混合物の中に、溶液I及びII
50ml/時及び反応開始時に最初に入れたのと同様
の反応混合物1700g/時を、計量しながら同時に加
えた。生成物流を、1800g/時で連続して取り出し
た。平衡に達した後、サンプリングを開始した。表1に
その結果を示した。
【0045】実施例9 実験は、実施例1と同様にして行ったが、乳化剤 Genap
ol(登録商標)GX 1105.4gを反応混合物に対して更
に加えた。表1にその結果を示した。
【0046】実施例10 初めに、反応容器の中に:蒸留水1500ml、蒸留さ
れたアクリロニトリル70gを入れた。窒素を通し、温
度を70℃に設定した後、アクリロニトリル5ml中に
溶解させたアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)
1.5gを用いて重合を開始させた。重合中、反応混合
物は、Ultra-Turrax(登録商標)スターラーによって、
約10,000回転/分で分散させた。2時間反応させ
た後、粒径(D50%値)は5.50μm、収率は理論
値の38.3%であった。
【0047】比較実施例1:実施例1と同様にして実験
を行ったが、用いたスターラーは、直径150mmを有
するプロペラスターラー(バッフル無し)であり、15
00回転/分で運転した。結果は、表1に示した。
【0048】比較実施例2:実施例1と同様にして実験
を行ったが、用いたモノマーの量は、337.5gであ
った。反応混合物は、Ultra-Turrax(登録商標)スター
ラーによって、約10,000回転/分で分散させた。
結果は、表1に示した。
【0049】
【表1】 表1 実施例 使用量 モノマー 過硫酸 重亜硫酸 水 粒径 収率 カリウム ナトリウム D50%値 [g] [g] [g] [ml] [μm] [%] 1 180.0 0.72 2.88 1620.0 4.70 79.3 2 135.0 0.54 2.16 1665.0 3.79 76.7 3 112.5 0.45 1.80 1687.5 3.97 64.0 4 90.0 0.36 1.44 1710.0 2.34 38.0 5 135.0 0.54 2.16 1665.0 4.37 50.6 6 135.0 0.54 2.16 1665.0 4.18 55.2 7 135.0 0.54 2.16 1665.0 3.72 69.1 8 135.0 0.54 2.16 1665.0 4.70 46.5 9 135.0 0.54 2.16 1665.0 3.01 62.5 比較1 135.0 0.54 2.16 1665.0 20.52 53.5比較2 337.5 1.35 5.40 1462.5 11.81 85.0

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程:即ち、 a)反応条件下で不活性である1つ又はそれ以上の液体
    中にモノマーを溶解及び/又は懸濁及び/又は乳化及び
    /又は分散させる工程、その場合、 b)重合開始時及び重合中における全モノマー濃度が少
    なくとも10重量%未満である、 c)重合前及び重合中に、重合混合物に対して高剪断力
    を作用させて、生成するホモポリマー粒子又はコポリマ
    ー粒子が10μm未満のD50%値を有するようにする
    工程、及び d)重合開始剤を添加することによって公知の様式で重
    合を行う工程 を含む、アクリロニトリル反復単位及び/又はメタクリ
    ロニトリル反復単位を少なくとも50重量%含むホモポ
    リマー又はコポリマーを調製する方法。
  2. 【請求項2】 アクリロニトリルポリマー及び/又はメ
    タクリロニトリルポリマーが、アクリロニトリル反復単
    位及び/又はメタクリロニトリル反復単位を少なくとも
    70重量%、好ましくは少なくとも90重量%含む請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 D50%値が、10μm未満で0.1μ
    mを超える値である請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 重合開始時及び重合中における全モノマ
    ー濃度が、1 − 10重量%、好ましくは3 − 8重量
    %である請求項1 − 3の1つ又はそれ以上に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 重合温度が30 − 75℃であり、重合
    時間が5時間 − 30分である請求項1 − 4の1つ又
    はそれ以上に記載の方法。
  6. 【請求項6】 陽イオン界面活性剤、非イオノゲン乳化
    剤又は陰イオン界面活性剤又はそれらの混合物を、重合
    混合物に対して更に加える請求項1 − 5の1つ又はそ
    れ以上に記載の方法。
  7. 【請求項7】 重合反応を、回分式で行うか、又は半連
    続的に又は連続的に行う請求項1 − 6の1つ又はそれ
    以上に記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法によって得ることが
    できるアクリロニトリル反復単位及び/又はメタクリロ
    ニトリル反復単位を、少なくとも50重量%含むホモポ
    リマー又はコポリマー。
  9. 【請求項9】 顔料又は有機充填材として、あるいは自
    動車用又は工業用の電気泳動表面仕上塗料における代わ
    りの顔料としての、請求項1 − 7の1つ又はそれ以上
    に記載の方法によって得られるホモポリマー又はコポリ
    マーの使用。
  10. 【請求項10】 表面塗料、プラスチック、繊維、フィ
    ルム、紙及びカードボードにおける艶消剤及び/又は着
    色可能顔料としての、請求項1 − 7の1つ又はそれ以
    上に記載の方法によって得られるホモポリマー又はコポ
    リマーの使用。
  11. 【請求項11】 気体及び液体のための吸着剤として
    の、請求項1 − 7の1つ又はそれ以上に記載の方法に
    よって得られるホモポリマー又はコポリマーの使用。
  12. 【請求項12】 液体クロマトグラフィー又はイオン交
    換カラムのための充填材としてカーボンマイクロビーズ
    を製造するための原料としての、請求項1− 7の1つ
    又はそれ以上に記載の方法によって得られるホモポリマ
    ー又はコポリマーの使用。
  13. 【請求項13】 ポリマーのための強化材及び/又は充
    填材としての、請求項1 − 7の1つ又はそれ以上に記
    載の方法によって得られるホモポリマー又はコポリマー
    の使用。
  14. 【請求項14】 繊維、フィルム及び膜を製造するため
    の原料としての、請求項1 − 7の1つ又はそれ以上に
    記載の方法によって得られるホモポリマー又はコポリマ
    ーの使用。
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