JPH0718806Y2 - 建築用構成板 - Google Patents

建築用構成板

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JPH0718806Y2
JPH0718806Y2 JP1990406992U JP40699290U JPH0718806Y2 JP H0718806 Y2 JPH0718806 Y2 JP H0718806Y2 JP 1990406992 U JP1990406992 U JP 1990406992U JP 40699290 U JP40699290 U JP 40699290U JP H0718806 Y2 JPH0718806 Y2 JP H0718806Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
construction
edge
board
diameter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990406992U
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English (en)
Other versions
JPH0494002U (ja
Inventor
修三 木村
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Dainippon Plastics Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Plastics Co Ltd
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は建築用構成板に関し、
更に詳しくは矩形平板状で、両端辺に互いに弾性差込接
続可能な差込小径端縁とその受溝大径端縁とを成形した
一般家庭の塀、屋根、仕切り、囲い、土木建築の仮設塀
などに使用する建築用構成板に関する。
【0002】
【従来の技術】この種建築用構成板としては、実公昭6
0−30328号公報に記載された建築用板が挙げられ
る。しかしこの建築用板は、平らな1枚のみの合成樹脂
板で構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って建築用構成板の
板幅は、構造材としての強度が不足するので、大きく設
定できず、従って取付個所が多くなって取付作業性が悪
いという問題があった。
【0004】この考案はこれらの事情に鑑みなされたも
ので、主たる目的は、板幅を大きく設定することがで
き、それによって取付個所を少なくし、取付作業性を向
上でき建築用構成板の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、矩形で略平
板状の基板部と、この基板部の両端辺に互いに弾性差込
接続可能に形成された裏面側に開口する開環円筒状差込
小径端縁部及び同じくその受溝大径端縁部とからなり、
上記基板部が両端辺で一体に連結される上・下板部分と
これら板部分の間を連結する多数の連結片部分とからな
り、かつ上記差込小径端縁部が開口近傍で背向する両外
周面の開口縁に沿ってノコギリ状断面の突条を備え、上
記受溝大径端縁部が開口近傍で対向する両内周面に弾性
差込接続時に上記突条に係合し、両端縁部の胴部分の間
にシール用空隙を形成し得る係合突条を備えてなる建築
用構成板である。
【0006】
【作用】この考案は、基板部を上・下板部分と、これら
両板部分と連結する特定の連結片部分とで構成すること
によって、構造材としての強度を上げているので板幅を
大きく設定することができ、それによって取付個所を少
なくして取付作業性を向上できる。更にこの考案は、差
込小径端縁部がノコギリ状断面の突条を、受溝大径端縁
部が上突条に弾性差込接続時に係合する係合突条をそれ
ぞれ備え、両端縁部の胴部分の間にシール用空隙を形成
できるので、水漏れが十分防止できる。 また両端縁部に
形成される突条及び係合突条は外周面及び内周面にノコ
ギリ状断面で突出して形成され、しかも各周面に対して
1対ごと形成されているので係合に大きな力を必要とす
るが、この考案に係る建築用構成板が弾性差込される両
端縁部を基本的に裏面側に開口する開環円筒状に構成し
ているので、差込み操作が上から下へ重力の方向に押圧
でき、それによって係合が容易となる。
【0007】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの考案を詳
述する。なお、これによってこの考案が限定されるもの
ではない。
【0008】図1〜4において、建築用構成板1は、略
矩形平板状で低いアーチ状の基板部2と、この基板部の
両端辺に互いに弾性差込接続可能に形成された裏面側に
開口する開環円筒状差込小径端縁3及び同じくその受溝
大径端縁4とからなる。そして、この受溝大径端縁が隣
接する同一構成の建築用構成板1aの差込小径端縁3a
を受け入れ、順次建築用構成板1,1a……が連結され
る。このように連結された建築用構成板1,1aは、そ
の各差込小径端縁3,3aに取付部材5,5aの頭部
6,6aを嵌入し、次いで取付部材5,5aの取付部
7,7aの建築用基材としての母屋(木材)Mに木ネジ
8,9,8a,9aで取り付けることによって装着され
る。
【0009】而して基板部2は、上板部分10と、この
部分と両端辺で一体に連結される下板部分11と、これ
ら両板部分の間を連結する連結片部分12とからなる。
建築用構成板1aも同様に構成されているので説明を省
略する。
【0010】かくして各建築用構成板1,1aは、基板
部を一枚の合成樹脂板で構成するものに比し、大幅に強
度が上昇し、板部を大きく設定しても取り扱い及び構造
材としての強度を十分確保でき、それによって取付個所
を少なくして取付作業性を向上できる。更に建築用構成
板1,1aは、内部に細かく区画された空気層を有する
ので、断熱性も1枚板のものに比し飛躍的に向上する。
【0011】なお、差込小径端縁3の外周面には開口縁
に沿ってノコギリ状断面の細かい複数の突条13、14
を形成し、一方受溝大径端縁4の内周面には開口縁に沿
って突条13、14に対応する係合突条15、16を形
成している。 そして、両端縁3、4の弾性差込接続時に
は両突条13、14・15、16が係合し、それによっ
て両端縁3、4の胴部分の間にシール用空隙21(図1
4参照)を形成する。このシール用空隙21は、両端縁
3、4の胴部分が密着していると毛細管現象によって水
を通過させることになるところを、その空気層によって
阻止できる。
【0012】以上の実施例とは異なり、建築用構成板の
基板部全体の形状を、図5のごとく下板部分111を水
平に、上板部分110を低いアーチ状に、それぞれ形成
することができる。なお、図5の例では差込小径端縁1
03の下向開口、又はその差込小径端縁103と受溝大
径端縁104との係合部(嵌合部)の下向開口が小さ
く、下方から取付部材を挿入できないので、図6のごと
く取付部材105は、頭部106に突出形成した軸部分
117が差込小径端縁103の内部に差し込まれ、それ
によって建築用構成板101を母屋100Mに装着して
いる。
【0013】更に、図7〜9の建築用構成板201,2
01aは、上板部分210,210aと下板部分21
1,211aとが共に水平に構成された例である。な
お、これらの建築用構成板201,201aは、図10
のごとく、その差込小径端縁近傍に形成された折り曲げ
片218を母屋200Mに木ネジ219で取付けること
によって、母屋200Mに装着されている。図9の22
0は隣接する建築用構成板の折り曲げ片218に係合す
る係合片である。図11〜13に示す建築用構成板30
1,301aは、折り曲げ片318が外側へ十分突出し
ていないので、木ネジに代えて図6の場合と同様母屋に
装着できる。頭部306に軸部分317を形成した取付
部材305,305aを用いて母屋300Mに装着され
ている。もちろん木ネジを斜め方向から用いると、図7
〜9の場合と同様にして母屋に装着できる。
【0014】
【考案の効果】この考案によれば、基板部を上・下板部
と、これら両板部分と連結する特定の連結片部分とで
構成することによって、構造材としての強度を上げてい
るので板幅を大きく設定することができ、それによって
取付個所を少なくして取付作業性を向上できる。更にこ
の考案によれば、差込小径端縁部がノコギリ状断面の突
条を、受溝大径端縁部が上突条に弾性差込接続時に係合
する係合突条をそれぞれ備え、両端縁部の胴部分の間に
シール用空隙を形成できるので、水漏れが十分防止でき
る。 また両端縁部に形成される突条及び係合突条は外周
面及び内周面にノコギリ状断面で突出して形成され、し
かも各周面に対して1対ごと形成されているので係合に
大きな力を必要とするが、この考案に係る建築用構成板
が弾性差込される両端縁部を基本的に裏面側に開口する
開環円筒状に構成しているので、差込み操作が上から下
へ重力の方向に押圧でき、それによって係合が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の使用状態を示す斜視図。
【図2】この実施例の正面図。
【図3】図2のA−A部分拡大図。
【図4】図2のB−B部分拡大図。
【図5】他の実施例の図1相当図。
【図6】その取付部材の斜視図。
【図7】もう1つの実施例の図1相当図。
【図8】同じく図2相当図。
【図9】同じく図3相当図。
【図10】同じく図4相当図。
【図11】更にもう1つの他の実施例の図1相当図。
【図12】同じく図3相当図。
【図13】同じく図4相当図。
【図14】 図2のA−A部分と図3のB−B部分の結合
状態を示す拡大図。
【符号の説明】
1 建築用構成板 2 基板部 3 差込小径端縁受溝大径端縁 10 上板部分 11 下板部分 12 連結片部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形で略平板状の基板部と、この基板部
    の両端辺に互いに弾性差込接続可能に形成された差込小
    径端縁部及びその受溝大径端縁部とからなり、上記基板
    部が、両端辺で一体に連結される上・下板部分とこれら
    板部分の間をノコギリ波状に連結する連結部分とからな
    る建築用構成板。
JP1990406992U 1990-12-28 1990-12-28 建築用構成板 Expired - Lifetime JPH0718806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990406992U JPH0718806Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 建築用構成板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990406992U JPH0718806Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 建築用構成板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0494002U JPH0494002U (ja) 1992-08-14
JPH0718806Y2 true JPH0718806Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31884027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990406992U Expired - Lifetime JPH0718806Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 建築用構成板

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575366U (ja) * 1980-06-09 1982-01-12
JPH075450Y2 (ja) * 1988-08-03 1995-02-08 ミノルタ株式会社 レンズ鏡胴のカム装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0494002U (ja) 1992-08-14

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