JPH0718642A - 階段ブロック - Google Patents
階段ブロックInfo
- Publication number
- JPH0718642A JPH0718642A JP5146310A JP14631093A JPH0718642A JP H0718642 A JPH0718642 A JP H0718642A JP 5146310 A JP5146310 A JP 5146310A JP 14631093 A JP14631093 A JP 14631093A JP H0718642 A JPH0718642 A JP H0718642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weeds
- block
- joint part
- staircase
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 護岸のために法面へ階段状の斜面を形成した
り、公園内又は坂道階段、野外劇場の観客席等、その途
中へ植栽のために階段状の花壇用ブロック等を設置する
場合に植生の不必要な階段部分に雑草の生えにくい構造
の階段ブロックを提供する。 【構成】 複数個の連設によって法面を階段状に形成す
る階段ブロック６において、隣接ブロックとの継手部１
を厚肉部へ形成した。
り、公園内又は坂道階段、野外劇場の観客席等、その途
中へ植栽のために階段状の花壇用ブロック等を設置する
場合に植生の不必要な階段部分に雑草の生えにくい構造
の階段ブロックを提供する。 【構成】 複数個の連設によって法面を階段状に形成す
る階段ブロック６において、隣接ブロックとの継手部１
を厚肉部へ形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、護岸のために法面へ階
段状の斜面を形成したり、公園内又は坂道階段、野外劇
場の観客席等、その途中へ植栽のために階段状の花壇用
ブロック等を設置する場合、植生の不必要な階段部分に
雑草の生えにくい構造を提供しようとするものである。
段状の斜面を形成したり、公園内又は坂道階段、野外劇
場の観客席等、その途中へ植栽のために階段状の花壇用
ブロック等を設置する場合、植生の不必要な階段部分に
雑草の生えにくい構造を提供しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】図５に従来の階段ブロックを複数個連設
した様子を示している。継手部10は前後に凹凸継手10a,
10bがある。これらは階段ブロックのうちでも比較的肉
厚が薄い部分に設けられている。
した様子を示している。継手部10は前後に凹凸継手10a,
10bがある。これらは階段ブロックのうちでも比較的肉
厚が薄い部分に設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような構造
の場合、雑草が生えて成長しているのを観察すると、ほ
とんどが、この継手部分からである。詳細に検討の結
果、継手部分は断面が薄くかつステップの奥コーナー部
分で土砂が溜りやすい場所であるので、草が生え易いこ
とが明らかとなったのである。
の場合、雑草が生えて成長しているのを観察すると、ほ
とんどが、この継手部分からである。詳細に検討の結
果、継手部分は断面が薄くかつステップの奥コーナー部
分で土砂が溜りやすい場所であるので、草が生え易いこ
とが明らかとなったのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、複
数個の連設によって法面を階段状に形成する階段ブロッ
クにおいて、隣接ブロックとの継手部１を厚肉部へ形成
したのである。ここにいう厚肉部とは、階段を形成する
水平部２の次の段へ移行する垂直部３の手前の比較的厚
肉の部分をいう。継手には従来公知の凹凸継手や段継手
等種々のものが採用できるが、特に、さね継ぎのような
凹凸継手が、雑草の伸びなければならない経路が長い
し、継手の密接度合いも大きくて雑草の生え代がなくて
好ましい。
数個の連設によって法面を階段状に形成する階段ブロッ
クにおいて、隣接ブロックとの継手部１を厚肉部へ形成
したのである。ここにいう厚肉部とは、階段を形成する
水平部２の次の段へ移行する垂直部３の手前の比較的厚
肉の部分をいう。継手には従来公知の凹凸継手や段継手
等種々のものが採用できるが、特に、さね継ぎのような
凹凸継手が、雑草の伸びなければならない経路が長い
し、継手の密接度合いも大きくて雑草の生え代がなくて
好ましい。
【０００５】
【作用】隣接ブロックとの継手部１を厚肉部へ形成した
ので雑草が成育し難くなった。また、たとえ雑草が生え
ても、ステップの中間で踏みつける度合いのはげしい位
置であるため、歩行により消失したり、刈取りも露出部
分での作業となるから容易になる。
ので雑草が成育し難くなった。また、たとえ雑草が生え
ても、ステップの中間で踏みつける度合いのはげしい位
置であるため、歩行により消失したり、刈取りも露出部
分での作業となるから容易になる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の階段ブロックを連設した様子
を示す側面図である。最下部の基礎コンクリート４から
所定の勾配で裏込砕石５により整地された法面に対して
本発明の階段ブロック６を連設している。この階段ブロ
ック６は二つのステップ分であり、ステップのコーナー
を形成する厚肉部７と、二段下のステップの奥コーナー
を形成する水平部２と、その中間の厚肉部７と水平部２
とが連続したステップ11、及びステップ間の次の段へ移
行する垂直部３の繰返しである。
を示す側面図である。最下部の基礎コンクリート４から
所定の勾配で裏込砕石５により整地された法面に対して
本発明の階段ブロック６を連設している。この階段ブロ
ック６は二つのステップ分であり、ステップのコーナー
を形成する厚肉部７と、二段下のステップの奥コーナー
を形成する水平部２と、その中間の厚肉部７と水平部２
とが連続したステップ11、及びステップ間の次の段へ移
行する垂直部３の繰返しである。
【０００７】垂直部３の手前の比較的厚肉の部分をここ
では厚肉部７と称し、この階段ブロック６では隣接する
ブロックとの継手部１を厚肉部７へ形成している。継手
部１はさね1aとさね溝1bである。階段ブロックは図１の
例のほか、１段分又は３段分のものも２段分(２ステッ
プ)と同様に用いられる。各ステップには、図２にみら
れるように厚肉部付近の表面に多数個の凹凸の滑り止め
模様12を設けている。また、ブロックの左右には図３に
拡大図で示したように重ね継手13を設けている。左右の
継手をこのような継手にすると草が生え難い。
では厚肉部７と称し、この階段ブロック６では隣接する
ブロックとの継手部１を厚肉部７へ形成している。継手
部１はさね1aとさね溝1bである。階段ブロックは図１の
例のほか、１段分又は３段分のものも２段分(２ステッ
プ)と同様に用いられる。各ステップには、図２にみら
れるように厚肉部付近の表面に多数個の凹凸の滑り止め
模様12を設けている。また、ブロックの左右には図３に
拡大図で示したように重ね継手13を設けている。左右の
継手をこのような継手にすると草が生え難い。
【０００８】図４は前記実施例の連設の中に花壇ブロッ
ク８を組付けた例の側面図である。階段ブロック６の継
手部１が厚肉部７へ形成されているので、このように途
中へ花壇ブロック８を組付けることができる。花壇ブロ
ック８は内部が土砂９の充填可能なタイプのブロックで
あって、植物の栽培ができる。
ク８を組付けた例の側面図である。階段ブロック６の継
手部１が厚肉部７へ形成されているので、このように途
中へ花壇ブロック８を組付けることができる。花壇ブロ
ック８は内部が土砂９の充填可能なタイプのブロックで
あって、植物の栽培ができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によって、法面へ階段状の斜面を
形成した場合にブロックの継ぎ目から雑草が生え難くな
り、清掃の省力化と、きれいな環境を維持することが可
能となった。
形成した場合にブロックの継ぎ目から雑草が生え難くな
り、清掃の省力化と、きれいな環境を維持することが可
能となった。
【図１】本発明の階段ブロックを連設した様子を示す側
面図である。
面図である。
【図２】本発明の階段ブロックの平面図である。
【図３】重ね継ぎ手部分の拡大図である。
【図４】花壇ブロックを組付けた例の側面図である。
【図５】従来の階段ブロックを複数個連設した様子を示
す側面図である。
す側面図である。
１ 継手部 ２ 水平部 ３ 垂直部 ６ 本発明の階段ブロック ７ 厚肉部 ８ 花壇ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪田 利昌 岡山県真庭郡落合町大字開田630番地１ ランデス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 複数個の連設によって法面を階段状に形
成する階段ブロックにおいて、隣接ブロックとの継手部
１を厚肉部へ形成したことを特徴とする階段ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146310A JPH0718642A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 階段ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146310A JPH0718642A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 階段ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718642A true JPH0718642A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15404790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5146310A Pending JPH0718642A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 階段ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718642A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105770A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Landes Co Ltd | 法面覆土用ブロック |
| CN108661017A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-16 | 昆明理工大学 | 一种适用于阶梯溢流高坝的组合式掺气设施 |
| CN109056668A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-12-21 | 昆明理工大学 | 一种阶梯溢流坝宽尾墩尾部的防空化设施 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP5146310A patent/JPH0718642A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105770A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Landes Co Ltd | 法面覆土用ブロック |
| CN108661017A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-16 | 昆明理工大学 | 一种适用于阶梯溢流高坝的组合式掺气设施 |
| CN109056668A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-12-21 | 昆明理工大学 | 一种阶梯溢流坝宽尾墩尾部的防空化设施 |
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