JPH07186296A - 伝動ベルト用ウレタン組成物 - Google Patents
伝動ベルト用ウレタン組成物Info
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- JPH07186296A JPH07186296A JP33361493A JP33361493A JPH07186296A JP H07186296 A JPH07186296 A JP H07186296A JP 33361493 A JP33361493 A JP 33361493A JP 33361493 A JP33361493 A JP 33361493A JP H07186296 A JPH07186296 A JP H07186296A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱硬化性ポリウレタンエラストマ−よりなる
伝動ベルトにおいて、加熱硬化時間を早め生産性を向上
すると共に銅害による破壊強度低下を改良し、美観を維
持しながら耐久性を大幅に向上せしめる組成物を提供す
る。 【構成】 グリコ−ル化合物とジイソシアネ−ト化合物
からなる液状ウレタンプレポリマ−100重量部に硬化
剤として適当量の少なくとも一種以上のジアミン化合
物、硬化を促進させる有機カルボン酸化合物0.05〜
5重量部、適当量の加工性を改良する可塑剤およびゴム
用フェノ−ル系もしくは非汚染性アミン系老化防止剤も
しくはこれらの混合老化防止剤を0.1〜10重量部よ
りなる配合物を加熱硬化した伝動用ウレタンエラストマ
−組成物。
伝動ベルトにおいて、加熱硬化時間を早め生産性を向上
すると共に銅害による破壊強度低下を改良し、美観を維
持しながら耐久性を大幅に向上せしめる組成物を提供す
る。 【構成】 グリコ−ル化合物とジイソシアネ−ト化合物
からなる液状ウレタンプレポリマ−100重量部に硬化
剤として適当量の少なくとも一種以上のジアミン化合
物、硬化を促進させる有機カルボン酸化合物0.05〜
5重量部、適当量の加工性を改良する可塑剤およびゴム
用フェノ−ル系もしくは非汚染性アミン系老化防止剤も
しくはこれらの混合老化防止剤を0.1〜10重量部よ
りなる配合物を加熱硬化した伝動用ウレタンエラストマ
−組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は美観、軽量性、耐摩耗性
等に優れた熱硬化性ポリウレタンエラストマ−から成る
伝動ベルトに関し、特に生産性に優れ、かつ銅害劣化を
著しく改良し耐久性を向上せしめた伝動ベルト用ウレタ
ン組成物を提供する。
等に優れた熱硬化性ポリウレタンエラストマ−から成る
伝動ベルトに関し、特に生産性に優れ、かつ銅害劣化を
著しく改良し耐久性を向上せしめた伝動ベルト用ウレタ
ン組成物を提供する。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性ポリウレタンエラストマ−から
なる伝動ベルトは一般に次のように製造される。すなわ
ち円筒状のコア上に抗張体をスパイラル状に巻き付け、
次でコアの外側に円筒状のバレルをかぶせコアとバレル
の隙間に、熱硬化性の他の配合剤を含む液状ウレタンプ
レポリ−マ−を注入し、加熱し、硬化させた後、筒状の
無端のベルトを取り出し、一定の幅でリング状にスリッ
トする事により得られる。このときコアの外周面上に歯
状の縦溝が掘られていれば歯付きベルトが得られ、また
バレルの内周面上に周方向に沿ってV溝が掘られていれ
ばVベルトまたはポリVベルトが得られる。
なる伝動ベルトは一般に次のように製造される。すなわ
ち円筒状のコア上に抗張体をスパイラル状に巻き付け、
次でコアの外側に円筒状のバレルをかぶせコアとバレル
の隙間に、熱硬化性の他の配合剤を含む液状ウレタンプ
レポリ−マ−を注入し、加熱し、硬化させた後、筒状の
無端のベルトを取り出し、一定の幅でリング状にスリッ
トする事により得られる。このときコアの外周面上に歯
状の縦溝が掘られていれば歯付きベルトが得られ、また
バレルの内周面上に周方向に沿ってV溝が掘られていれ
ばVベルトまたはポリVベルトが得られる。
【0003】モ−ルド内に前記液状ウレタンプレポリ−
マ−を注入した後、加熱硬化させ、成形品を取り出す
が、この加熱硬化時間を短縮し生産性を高めるために、
有機カルボン酸化合物、例えばアジピン酸、アゼライン
酸、オレイン酸等の脂肪族カルボン酸化合物や、安臭香
酸、トルイル酸等のような芳香族カルボン酸化合物をウ
レタンエラストマ−に0.05〜5重量部配合すること
が知られている。
マ−を注入した後、加熱硬化させ、成形品を取り出す
が、この加熱硬化時間を短縮し生産性を高めるために、
有機カルボン酸化合物、例えばアジピン酸、アゼライン
酸、オレイン酸等の脂肪族カルボン酸化合物や、安臭香
酸、トルイル酸等のような芳香族カルボン酸化合物をウ
レタンエラストマ−に0.05〜5重量部配合すること
が知られている。
【0004】しかしながら、これらの有機カルボン酸化
合物を少量配合し加熱硬化されたウレタンエラストマ−
は高温下で、銅含有金属、例えば伝動ベルト用に一般的
に使用される真鍮プ−リと長時間接触すると淡黄色から
緑色に変化し、破壊強度が著しく低下する銅害劣化を生
成し耐久性を著しく損ねることがわかった。
合物を少量配合し加熱硬化されたウレタンエラストマ−
は高温下で、銅含有金属、例えば伝動ベルト用に一般的
に使用される真鍮プ−リと長時間接触すると淡黄色から
緑色に変化し、破壊強度が著しく低下する銅害劣化を生
成し耐久性を著しく損ねることがわかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は生産
性を高めるために添加される有機酸によるウレタンベル
トの銅害劣化を大幅に改良するウレタン組成物を提供し
ようとするものである。
性を高めるために添加される有機酸によるウレタンベル
トの銅害劣化を大幅に改良するウレタン組成物を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は前記
の課題を達成するために、加熱硬化前の液状ウレタンプ
レポリ−マ−中にフェノ−ル系老化防止剤もしくは非汚
染性アミン系老化防止剤を添加することにより銅害によ
る破壊特性の劣化を極めて効果的に防止する事を見い出
した。このフェノ−ル系老化防止剤と非汚染性アミン系
老化防止剤とは一般のゴム産業で使用されるフェノ−ル
系老化防止剤および非汚染性アミン系老化防止剤のこと
で、例えば、フェノ−ル系老化防止剤として2,2’メ
チレンビス(4−メチル−6)タ−シャリ−ブチルフェ
ノ−ル、スチレネイテッドフェノ−ル、4,4’ブチリ
デンビス(3−メチル−6タ−シャリ−ブチルフェノ−
ル)、4,4’ブチリデンビス(3−メチル−6−タ−
シャリ−ブチルメタクレゾ−ル)、4,4チオビス(6
−タ−シャリ−ブチルメタクレゾ−ル)等がある。また
非汚染性アミン系老化防止剤としてオクチレイテドジフ
ェニルアミン、2−メルカプトベンゾイミダゾ−ル等が
ある。
の課題を達成するために、加熱硬化前の液状ウレタンプ
レポリ−マ−中にフェノ−ル系老化防止剤もしくは非汚
染性アミン系老化防止剤を添加することにより銅害によ
る破壊特性の劣化を極めて効果的に防止する事を見い出
した。このフェノ−ル系老化防止剤と非汚染性アミン系
老化防止剤とは一般のゴム産業で使用されるフェノ−ル
系老化防止剤および非汚染性アミン系老化防止剤のこと
で、例えば、フェノ−ル系老化防止剤として2,2’メ
チレンビス(4−メチル−6)タ−シャリ−ブチルフェ
ノ−ル、スチレネイテッドフェノ−ル、4,4’ブチリ
デンビス(3−メチル−6タ−シャリ−ブチルフェノ−
ル)、4,4’ブチリデンビス(3−メチル−6−タ−
シャリ−ブチルメタクレゾ−ル)、4,4チオビス(6
−タ−シャリ−ブチルメタクレゾ−ル)等がある。また
非汚染性アミン系老化防止剤としてオクチレイテドジフ
ェニルアミン、2−メルカプトベンゾイミダゾ−ル等が
ある。
【0007】これらの老化防止剤の配合量は熱硬化性ウ
レタンプレポリ−マ−に対して0.1〜10重量部の範
囲で配合すれば十分なる効果を発揮する。勿論該重量部
以上配合してもその効果は変わらないがコスト上望まし
いものではない。
レタンプレポリ−マ−に対して0.1〜10重量部の範
囲で配合すれば十分なる効果を発揮する。勿論該重量部
以上配合してもその効果は変わらないがコスト上望まし
いものではない。
【0008】またゴム用として知られている微汚染性も
しくは汚染性アミン系老化防止剤の配合も本発明のウレ
タン組成物の特徴である銅害劣化性を改良するが、伝動
ベルトの色を褐色に変色させるため、本発明の組成物の
特徴のひとつである美観を著しく損ねるので好ましくな
いが用途によっては使用される場合もありうる。
しくは汚染性アミン系老化防止剤の配合も本発明のウレ
タン組成物の特徴である銅害劣化性を改良するが、伝動
ベルトの色を褐色に変色させるため、本発明の組成物の
特徴のひとつである美観を著しく損ねるので好ましくな
いが用途によっては使用される場合もありうる。
【0009】有機カルボン酸化合物を配合した熱硬化性
ポリウレタンエラストマ−配合物が真鍮等の銅含有物と
接着状態もしくは接触状態で加熱されると、このウレタ
ンエラストマ−に配合された有機カルボン酸化合物が銅
金属をイオン化させ、この銅イオンがウレタンエラスト
マ−中に移行し緑色に変色させ、このウレタンエラスト
マ−主鎖の分子切断を誘発せしめるため破壊特性が著し
く低下するが、本発明において配合された前記の老化防
止剤がこの銅イオンと反応し、不活性化させるため主鎖
の分子切断が防止されることにより、前述したような高
温条件下で使用されても破壊強度の低下を極めて効果的
に防止し、淡黄色の美観を維持したまま著しく耐久性が
向上する。
ポリウレタンエラストマ−配合物が真鍮等の銅含有物と
接着状態もしくは接触状態で加熱されると、このウレタ
ンエラストマ−に配合された有機カルボン酸化合物が銅
金属をイオン化させ、この銅イオンがウレタンエラスト
マ−中に移行し緑色に変色させ、このウレタンエラスト
マ−主鎖の分子切断を誘発せしめるため破壊特性が著し
く低下するが、本発明において配合された前記の老化防
止剤がこの銅イオンと反応し、不活性化させるため主鎖
の分子切断が防止されることにより、前述したような高
温条件下で使用されても破壊強度の低下を極めて効果的
に防止し、淡黄色の美観を維持したまま著しく耐久性が
向上する。
【0010】なお、ここで使用される液状ウレタンプレ
ポリ−マ−は、特に限定されるものではないがグリコ−
ル化合物として、ポリエ−テルグリコ−ル、例えばPT
MG(ポリテトラメチレンエ−テルグリコ−ル)、PP
G(ポリプロピレンエ−テルグリコ−ル)、もしくはポ
リエステルグリコ−ルとして、例えばPEA(ポリエチ
レンアジペ−ト)、PBE(ポリブチレンアジペ−ト)
のいずれか一種と、ジイソシアネ−ト化合物としてTD
I(トルエンジイソシアネ−ト)、MDI(ジフェニル
メタンジイソシアネ−ト)の組み合わせからなるウレタ
ンプレポリマ−が好ましい。
ポリ−マ−は、特に限定されるものではないがグリコ−
ル化合物として、ポリエ−テルグリコ−ル、例えばPT
MG(ポリテトラメチレンエ−テルグリコ−ル)、PP
G(ポリプロピレンエ−テルグリコ−ル)、もしくはポ
リエステルグリコ−ルとして、例えばPEA(ポリエチ
レンアジペ−ト)、PBE(ポリブチレンアジペ−ト)
のいずれか一種と、ジイソシアネ−ト化合物としてTD
I(トルエンジイソシアネ−ト)、MDI(ジフェニル
メタンジイソシアネ−ト)の組み合わせからなるウレタ
ンプレポリマ−が好ましい。
【0011】熱硬化性ポリウレタンエラストマ−の破壊
強度特性において、ベ−スになる前記グリコ−ル化合物
のうち、ポリエ−テルグリコ−ル化合物の方がポリエス
テルグリコ−ル化合物より高い強度を与えることは公知
である。
強度特性において、ベ−スになる前記グリコ−ル化合物
のうち、ポリエ−テルグリコ−ル化合物の方がポリエス
テルグリコ−ル化合物より高い強度を与えることは公知
である。
【0012】硬化剤としてのジアミン化合物は特に限定
されるものではないが、芳香族ジアミン化合物が好まし
く、MOCA(3,3’ジクロロ4,4’ジアミノジフ
ェニルメタン)が特に好ましい。
されるものではないが、芳香族ジアミン化合物が好まし
く、MOCA(3,3’ジクロロ4,4’ジアミノジフ
ェニルメタン)が特に好ましい。
【0013】可塑剤は熱硬化性ポリウレタンエラストマ
−との相溶性および高温使用時における製品の寸法安定
性に影響を与える揮発離散性等により選択され、例えば
ポリエ−テル系ベ−スの熱硬化性ポリウレタンエラスト
マ−においては重合型ポリエステル系可塑剤が好まし
い。
−との相溶性および高温使用時における製品の寸法安定
性に影響を与える揮発離散性等により選択され、例えば
ポリエ−テル系ベ−スの熱硬化性ポリウレタンエラスト
マ−においては重合型ポリエステル系可塑剤が好まし
い。
【0014】
【実施例】本発明を実施例をあげて、より具体的に説明
する。表1に本発明の実施例(1〜11)と比較例(1
〜4)の配合組成内容(単位は重量部)を示した。グリ
コ−ル化合物としてポリエ−テルグリコ−ル系のPTM
Gもしくはポリエステルグリコ−ル系のPEAとTDI
から得られた、フリ−インシアネ−ト含量4.2%の液
状ウレタンプレポリマ−、硬化剤としてあらかじめ11
5℃にて融解したMOCA、可塑剤、有機カルボン酸化
合物としてアゼライン酸および各種老化防止剤よりなる
混合物を70℃の温度で5mmHg以下の減圧下で十分
に攪拌し、攪拌後大気圧に戻すことによりエア−巻き込
みのない各種配合剤入り液状ウレタンプレポリマ−を得
た。
する。表1に本発明の実施例(1〜11)と比較例(1
〜4)の配合組成内容(単位は重量部)を示した。グリ
コ−ル化合物としてポリエ−テルグリコ−ル系のPTM
Gもしくはポリエステルグリコ−ル系のPEAとTDI
から得られた、フリ−インシアネ−ト含量4.2%の液
状ウレタンプレポリマ−、硬化剤としてあらかじめ11
5℃にて融解したMOCA、可塑剤、有機カルボン酸化
合物としてアゼライン酸および各種老化防止剤よりなる
混合物を70℃の温度で5mmHg以下の減圧下で十分
に攪拌し、攪拌後大気圧に戻すことによりエア−巻き込
みのない各種配合剤入り液状ウレタンプレポリマ−を得
た。
【0015】
【表1】
【0016】この液状プレポリマ−を東洋ボ−ドウイン
社製のキュラストメ−タ−III型により100℃にて硬
化開始時間を測定した。硬化開始時間は前記プレポリマ
−が硬化し始め、キラストメ−タ−のトルクが立ち上り
始めた時の時間とし生産性の一メジャ−とした。
社製のキュラストメ−タ−III型により100℃にて硬
化開始時間を測定した。硬化開始時間は前記プレポリマ
−が硬化し始め、キラストメ−タ−のトルクが立ち上り
始めた時の時間とし生産性の一メジャ−とした。
【0017】また前記の液状プレポリマ−の一部を厚さ
2mmのモ−ルド中に注いで100℃の温度で5時間、
加熱硬化させ、厚さ2mmのスラブシ−トを得た。この
シ−トの適当な部分を厚さ1mmの銅板で挟み、100
℃のオ−ブン中で144時間熱老化させた。この老化さ
れたシ−トからJIS規格3号ダンベル片を打ち抜き破
壊強度測定用の試料とし、老化前後の破壊強度をJIS
規格K6301に準じて測定し銅害老化特性のメジャ−
とした。
2mmのモ−ルド中に注いで100℃の温度で5時間、
加熱硬化させ、厚さ2mmのスラブシ−トを得た。この
シ−トの適当な部分を厚さ1mmの銅板で挟み、100
℃のオ−ブン中で144時間熱老化させた。この老化さ
れたシ−トからJIS規格3号ダンベル片を打ち抜き破
壊強度測定用の試料とし、老化前後の破壊強度をJIS
規格K6301に準じて測定し銅害老化特性のメジャ−
とした。
【0018】前記の硬化開始時間と銅害老化特性の結果
を配合内容と共に表1に記載した。
を配合内容と共に表1に記載した。
【0019】表1のうち、実施例1,2,3,6,9ま
た比較例1,2に示した配合内容の前記液状プレポリマ
−を、外周上にJIS規格K6373に準じたMXLの
歯型の凸凹を120歯有する円筒状のコア上に抗張体と
して総デニ−ル600のケブラ−撚りコ−ドを打ち込み
数14本/cmの間隔でスパイラル状に巻き付け、次で
コアの外側に円筒状のバレルをかぶせた後、このコアと
バレルの隙間に注入し、100℃の温度で加熱開始し、
この注入した液状プレポリマ−が十分硬化し脱型可能に
なる迄の時間を測定し、生産性の他のメジャ−としその
結果を表2に示した。
た比較例1,2に示した配合内容の前記液状プレポリマ
−を、外周上にJIS規格K6373に準じたMXLの
歯型の凸凹を120歯有する円筒状のコア上に抗張体と
して総デニ−ル600のケブラ−撚りコ−ドを打ち込み
数14本/cmの間隔でスパイラル状に巻き付け、次で
コアの外側に円筒状のバレルをかぶせた後、このコアと
バレルの隙間に注入し、100℃の温度で加熱開始し、
この注入した液状プレポリマ−が十分硬化し脱型可能に
なる迄の時間を測定し、生産性の他のメジャ−としその
結果を表2に示した。
【0020】
【表2】
【0021】なお表2の下に(注)として表1および表
2の実施例および比較例に使用された各配合剤の製造メ
−カ名、商品名、配合剤名を示した。
2の実施例および比較例に使用された各配合剤の製造メ
−カ名、商品名、配合剤名を示した。
【0022】また脱型し、得られたスリ−ブ状の成形品
を6.4mm幅にリング状にスリットし120MXL
6.4の歯付き伝動ベルトを得た。得られたベルトを2
0MXLの真鍮性のプ−リ−に巻き付け、100℃のオ
−ブンで100時間老化させた後、これらのベルトの着
色性をチェックし銅害による老化防止剤の効果を着色面
より評価した。その結果を表2に示した。
を6.4mm幅にリング状にスリットし120MXL
6.4の歯付き伝動ベルトを得た。得られたベルトを2
0MXLの真鍮性のプ−リ−に巻き付け、100℃のオ
−ブンで100時間老化させた後、これらのベルトの着
色性をチェックし銅害による老化防止剤の効果を着色面
より評価した。その結果を表2に示した。
【0023】表1の硬化開始時間の結果において、有機
カルボン酸化合物のアゼライン酸1.0重量部の配合効
果を見るため、ポリエ−テルグリコ−ル系のPTMG
(比較例1)とポリエステルグリコ−ル系のPEA(比
較例3)に適用した場合、前者の系では無配合の19.
8分(比較例2)に対して6.4分、後者の系では無配
合の10.5分(比較例4)に対して3.5分であり、
公知通り有機酸配合により著しく硬化開始時間が早めら
れ、かつポリエステルグリコ−ル系のPEAへの配合に
比べてポリエ−テルグリコ−ル系のPTMGへの配合は
硬化開始時間を著しく早め効果が大である。
カルボン酸化合物のアゼライン酸1.0重量部の配合効
果を見るため、ポリエ−テルグリコ−ル系のPTMG
(比較例1)とポリエステルグリコ−ル系のPEA(比
較例3)に適用した場合、前者の系では無配合の19.
8分(比較例2)に対して6.4分、後者の系では無配
合の10.5分(比較例4)に対して3.5分であり、
公知通り有機酸配合により著しく硬化開始時間が早めら
れ、かつポリエステルグリコ−ル系のPEAへの配合に
比べてポリエ−テルグリコ−ル系のPTMGへの配合は
硬化開始時間を著しく早め効果が大である。
【0024】硬化開始時間において、ポリエステルグリ
コ−ル系の方がポリエ−テルグリコ−ル系より硬化開始
時間が早いことを示しているが(比較例2,4)、これ
は公知である。なお可塑剤種は同量配合の場合、硬化開
始時間への影響は少ないことが知られている。
コ−ル系の方がポリエ−テルグリコ−ル系より硬化開始
時間が早いことを示しているが(比較例2,4)、これ
は公知である。なお可塑剤種は同量配合の場合、硬化開
始時間への影響は少ないことが知られている。
【0025】またポリエ−テル系の配合にてスチレン化
フェノ−ル老化防止剤の硬化開始時間への影響を見るた
め有機酸を1.0重量部に固定し、この老化防止剤を
0.05〜3.0重量部に変量したときの硬化開始時間
はいずれも5.4分であり(実施例5〜7)、変量によ
る影響はない。
フェノ−ル老化防止剤の硬化開始時間への影響を見るた
め有機酸を1.0重量部に固定し、この老化防止剤を
0.05〜3.0重量部に変量したときの硬化開始時間
はいずれも5.4分であり(実施例5〜7)、変量によ
る影響はない。
【0026】しかも、この老化防止剤無配号の場合は
6.4分(比較例1)であり、老化防止剤配合により幾
分硬化開始時間が早められるので生産性向上、有利に作
用する。
6.4分(比較例1)であり、老化防止剤配合により幾
分硬化開始時間が早められるので生産性向上、有利に作
用する。
【0027】また老化防止剤種を変えても硬化開始時間
への影響は全くない(実施例6,8,10)。
への影響は全くない(実施例6,8,10)。
【0028】つぎにポリエ−テル系ウレタン配合におい
て、有機酸を0.05〜6.0重量部に変量させたとき
の硬化開始時間への影響は増量するにつれて早くなる傾
向を示すが無配号の場合の19.8分(比較例2)に比
べて0.05重量部配合により(実施例1)、12.3
分と短縮され生産性が大幅に改良され、さらに1重量部
配合で(実施例2)5.2分となり著しく生産性を向上
させるがそれ以上の配合では硬化開始時間の短縮程度は
減少する(実施例3,4)。
て、有機酸を0.05〜6.0重量部に変量させたとき
の硬化開始時間への影響は増量するにつれて早くなる傾
向を示すが無配号の場合の19.8分(比較例2)に比
べて0.05重量部配合により(実施例1)、12.3
分と短縮され生産性が大幅に改良され、さらに1重量部
配合で(実施例2)5.2分となり著しく生産性を向上
させるがそれ以上の配合では硬化開始時間の短縮程度は
減少する(実施例3,4)。
【0029】次にポリエ−テル系ウレタン配合におい
て、有機酸配合量および老化防止剤の配合量と種類の老
化後の銅害による破壊強度への影響をみると有機酸の配
合量の増量は悪影響を与え、1.0重量部配合するだけ
で老化後の破壊強度は老化前の320Kg/cm2 から
40Kg/cm2 へと大幅に減少する(比較例1,
2)。この傾向はスチレン化フェノ−ル老化防止剤を
0.5重量部と固定し、有機酸を変量した実施例1〜4
にも見られが老化防止剤の配合により破壊強度の低下は
少ない。
て、有機酸配合量および老化防止剤の配合量と種類の老
化後の銅害による破壊強度への影響をみると有機酸の配
合量の増量は悪影響を与え、1.0重量部配合するだけ
で老化後の破壊強度は老化前の320Kg/cm2 から
40Kg/cm2 へと大幅に減少する(比較例1,
2)。この傾向はスチレン化フェノ−ル老化防止剤を
0.5重量部と固定し、有機酸を変量した実施例1〜4
にも見られが老化防止剤の配合により破壊強度の低下は
少ない。
【0030】一方、有機酸を1.0重量部に固定し老化
防止剤を変量(0.05 〜3.0重量部)した実施例
2,5,6,7において、老化防止剤の配合量を増量す
るにつれて老化後の破壊強度は著しく改良される方向に
有り、0.1重量部以上で効果が顕著になるがさらに好
ましくは2〜3重量部以上が良い結果をもたらすことを
示している(実施例6,7)。
防止剤を変量(0.05 〜3.0重量部)した実施例
2,5,6,7において、老化防止剤の配合量を増量す
るにつれて老化後の破壊強度は著しく改良される方向に
有り、0.1重量部以上で効果が顕著になるがさらに好
ましくは2〜3重量部以上が良い結果をもたらすことを
示している(実施例6,7)。
【0031】また老化後の破壊強度において、老化防止
剤を等量配合(1.5重量部)し種類を変えて(実施例
6,8,10)その破壊強度への影響をみたが、いずれ
も破壊強度は約200Kg/cm2 であり無配号の場合
(比較例1)の40Kg/cm2 対比、顕著に改良効果
がある。
剤を等量配合(1.5重量部)し種類を変えて(実施例
6,8,10)その破壊強度への影響をみたが、いずれ
も破壊強度は約200Kg/cm2 であり無配号の場合
(比較例1)の40Kg/cm2 対比、顕著に改良効果
がある。
【0032】このように有機酸の配合は硬化開始時間を
著しく短縮し生産性を向上する反面、銅害による老化後
の破壊強度の大幅な低下を招くが本発明のフェノ−ル系
および非汚染性アミン系老化防止剤の適量配合により、
この老化後の破壊強度を大幅に改良することが明らかで
本発明の目的である硬化開始時間を早め、生産性を向上
し、かつ老化後の破壊強度に優れた組成物が得られるこ
とを示している。
著しく短縮し生産性を向上する反面、銅害による老化後
の破壊強度の大幅な低下を招くが本発明のフェノ−ル系
および非汚染性アミン系老化防止剤の適量配合により、
この老化後の破壊強度を大幅に改良することが明らかで
本発明の目的である硬化開始時間を早め、生産性を向上
し、かつ老化後の破壊強度に優れた組成物が得られるこ
とを示している。
【0033】前述の優れた効果はポリエステル系ウレタ
ン配合においても同様で有機酸1.0重量部配合するこ
とにより硬化開始時間は約3.6分と無配合の10.5
分より生産性を著しく改良し、かつスチレン化フェノ−
ル老化防止剤を1.5重量部配合することにより老化後
の破壊強度は280Kg/cm2 を示し老化防止剤なし
の場合の70Kg/cm2 対比改良効果は顕著である
(実施例11,比較例3,4)。
ン配合においても同様で有機酸1.0重量部配合するこ
とにより硬化開始時間は約3.6分と無配合の10.5
分より生産性を著しく改良し、かつスチレン化フェノ−
ル老化防止剤を1.5重量部配合することにより老化後
の破壊強度は280Kg/cm2 を示し老化防止剤なし
の場合の70Kg/cm2 対比改良効果は顕著である
(実施例11,比較例3,4)。
【0034】他の生産性のメジャ−である脱型可能にな
るまでの時間を測定した表2の結果より、有機酸なしの
配合では(比較例2)35分を要するが、1.0重量部
配合(比較例2,実施例2,6,9)により9分に短縮
され大幅に生産性は改良される。また有機酸の量を1.
0重量部に固定し老化防止剤を0.5〜1.5重量部に
変量しても、いずれの場合も9分であり老化防止剤の変
量は脱型可能になるまでの時間には全く影響を及ぼさな
い(実施例2,6,9)。
るまでの時間を測定した表2の結果より、有機酸なしの
配合では(比較例2)35分を要するが、1.0重量部
配合(比較例2,実施例2,6,9)により9分に短縮
され大幅に生産性は改良される。また有機酸の量を1.
0重量部に固定し老化防止剤を0.5〜1.5重量部に
変量しても、いずれの場合も9分であり老化防止剤の変
量は脱型可能になるまでの時間には全く影響を及ぼさな
い(実施例2,6,9)。
【0035】前述した方法にて得られたベルトを真鍮性
のプ−リ−に巻つけ100℃のオ−ブンで100時間老
化させた後の接触面を観察したところ、比較例1の有機
酸を1.0重量部配合、老化防止剤なしの配合から得ら
れたベルトではウレタンエラストマ−が老化前の淡黄色
から緑色に変化し、かつベルト表面にひびが入り脆く変
質していた。
のプ−リ−に巻つけ100℃のオ−ブンで100時間老
化させた後の接触面を観察したところ、比較例1の有機
酸を1.0重量部配合、老化防止剤なしの配合から得ら
れたベルトではウレタンエラストマ−が老化前の淡黄色
から緑色に変化し、かつベルト表面にひびが入り脆く変
質していた。
【0036】一方、フェノ−ル系老化防止剤を0.5重
量部以上配合した実施例2,3,6,9のベルトでは色
の変化も老化前の淡黄色のままであり、かつウレタンエ
ラストマ−も弾性に富み、老化前の状態を維持し、老化
防止剤を配合することによりベルトの淡黄色の美観を損
なうことなく、耐銅害劣化性に優れた効果を発揮するこ
とを示した。
量部以上配合した実施例2,3,6,9のベルトでは色
の変化も老化前の淡黄色のままであり、かつウレタンエ
ラストマ−も弾性に富み、老化前の状態を維持し、老化
防止剤を配合することによりベルトの淡黄色の美観を損
なうことなく、耐銅害劣化性に優れた効果を発揮するこ
とを示した。
【0037】
【発明の効果】本発明はグルコ−ル化合物とジイソシア
ネ−ト化合物からなる液状ポリウレタンプレポリマ−に
硬化剤、可塑剤を配合し、さらに加熱後の硬化時間を短
縮するために有機酸を少量配合した熱硬化性ポリウレタ
ンエラストマ−からなる伝動ベルトにおいて、特に高温
使用条件下にて銅含有プ−リ−と接触することにより著
しく破壊強度が低下し耐久性を低下せしめ、かつ変色し
美観を損ねる欠点があるが、ゴム用のフェノ−ル系もし
くは非汚染性アミン系老化防止剤もしくはこれらの混合
老化防止剤を適当量配合することにより加熱硬化時間を
短縮し生産性が高く、しかも破壊強度と美観を改良し耐
久性の優れたウレタン組成物を与えるという優れた効果
を有する。
ネ−ト化合物からなる液状ポリウレタンプレポリマ−に
硬化剤、可塑剤を配合し、さらに加熱後の硬化時間を短
縮するために有機酸を少量配合した熱硬化性ポリウレタ
ンエラストマ−からなる伝動ベルトにおいて、特に高温
使用条件下にて銅含有プ−リ−と接触することにより著
しく破壊強度が低下し耐久性を低下せしめ、かつ変色し
美観を損ねる欠点があるが、ゴム用のフェノ−ル系もし
くは非汚染性アミン系老化防止剤もしくはこれらの混合
老化防止剤を適当量配合することにより加熱硬化時間を
短縮し生産性が高く、しかも破壊強度と美観を改良し耐
久性の優れたウレタン組成物を与えるという優れた効果
を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 67:00
Claims (1)
- 【請求項1】 グリコ−ル化合物とジイソシアネ−ト化
合物からなる液状ウレタンプレポリマ−に硬化剤として
少なくとも一種以上のジアミン化合物によって硬化され
る熱硬化性ポリウレタンエラストマ−において、該ウレ
タンプレポリマ−100重量部に対して、有機カルボン
酸化合物0.05〜5重量部とフェノ−ル系老化防止剤
もしくは非汚染性アミン系老化防止剤もしくは該老化防
止剤の混合物を0.1〜10重量部を配合したことを特
徴とする伝動ベルトウレタン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33361493A JPH07186296A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 伝動ベルト用ウレタン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33361493A JPH07186296A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 伝動ベルト用ウレタン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07186296A true JPH07186296A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18268025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33361493A Pending JPH07186296A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 伝動ベルト用ウレタン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07186296A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010518237A (ja) * | 2007-05-24 | 2010-05-27 | ケムチュア コーポレイション | スチレン化−p−クレゾールを用いるポリマーの安定化剤及びその製法 |
KR20190022751A (ko) | 2016-07-29 | 2019-03-06 | 미쓰보 시베루토 가부시키 가이샤 | 열경화성 폴리우레탄 조성물 및 그의 용도 |
US11111342B2 (en) | 2009-12-01 | 2021-09-07 | Gates Corporation | Polyurea-urethane cord treatment for power transmission belt and belt |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33361493A patent/JPH07186296A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010518237A (ja) * | 2007-05-24 | 2010-05-27 | ケムチュア コーポレイション | スチレン化−p−クレゾールを用いるポリマーの安定化剤及びその製法 |
US11111342B2 (en) | 2009-12-01 | 2021-09-07 | Gates Corporation | Polyurea-urethane cord treatment for power transmission belt and belt |
KR20190022751A (ko) | 2016-07-29 | 2019-03-06 | 미쓰보 시베루토 가부시키 가이샤 | 열경화성 폴리우레탄 조성물 및 그의 용도 |
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