JPH07186096A - 角丸抜き装置用位置決め機構 - Google Patents

角丸抜き装置用位置決め機構

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JPH07186096A
JPH07186096A JP5330775A JP33077593A JPH07186096A JP H07186096 A JPH07186096 A JP H07186096A JP 5330775 A JP5330775 A JP 5330775A JP 33077593 A JP33077593 A JP 33077593A JP H07186096 A JPH07186096 A JP H07186096A
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晃 武田
Masaru Kurihara
勝 栗原
Hiroto Okada
浩人 岡田
Takamasa Okuma
隆正 大熊
Hideo Awakawa
英生 淡河
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的とするところは、角丸抜き加工に
おいて角丸加工面とワーク端面が円滑に結ばれるよう
に、高精度な位置決めが可能な、角丸抜き装置用位置決
め機構を提供することにある。 【構成】ワーク束(20)の角部(27)を、下刃と上
刃とで剪断することにより二角同時に円弧状に加工する
角丸抜き装置において、ワーク束(20)を加工位置方
向に押すことにより直進可能なストッパプレート(3
2)を有するストッパプレート機構と、ストッパプレー
ト(32)の動きをサイドガイドに伝達するプッシャプ
レート(34)及びカムフォロア(33)及びピポット
(39)によるサイドガイドへの伝達機構と、ストッパ
プレート(32)の直進運動に連動して慴動しワークが
加工位置に到達したときに正確にワークの位置決めを行
なう慴動可能なサイドガイド(31,31)による位置
決め機構、とを具備する角丸抜き装置用位置決め機構で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製袋、製本工程の後に、
ワーク束の角部を丸く加工する場合に用いられる角丸抜
き装置用位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製袋、製本工程の後に、ワーク束
の角部を図1に示すように、丸く加工する場合に用いら
れる。また、厚み換算で40mm程度のワーク束の二箇
所の角部を同時に剪断する角丸抜き装置としては、下記
に示すような装置がある。
【0003】例えば、図3及び図4に示すように、ワー
ク束(20)を、適当な間隔に調整されたガイド(2
1,21)の間に挿入し、ストッパプレート(22)に
突き当てることにより位置を規制し、カッターホルダー
(23,23)に保持された上刃(24,24)を、ベ
ースプレート(25)上に埋め込まれた下刃(26,2
6)に対して、図4の矢印方向に降下させることによ
り、ワーク束(20)の角部(27)を丸く剪断する角
丸抜き加工を行っていた。
【0004】しかしながら、前記従来の技術では次のよ
うな問題が生じていた。即ち、図3(A)の部分拡大図
に示すように、ワーク束(20)を円滑に挿入するた
め、ガイド(21)とワーク束(20)の間に適当な間
隔(t)、例えば、0.3mm程度の隙間を設けるよう
に、サイドガイド(21,21)の間隔を調整しなけれ
ばならない。そのため、サイドガイド(21,21)の
間隔が過大であったり、ワーク(20)をサイドガイド
(21,21)間に挿入する際に、片方のガイド(2
1)に偏って押しつけてしまう場合があり、従って、ワ
ーク束(20)の中心が偏るため、角丸抜き加工面が本
来図4(b)に示すように、角丸抜き加工部とワークの
端面は段差なく結ばれなくてはならないにもかかわら
ず、図4(c)の矢印部のように、ワーク(20)の角
部(27)に段差が生ずるという問題が生じていた。こ
れを避けるためには、サイドガイド(21,21)の間
隔は、ワーク束(20)の幅に限りなく近いほうが好ま
しいが、反面、ワーク束(20)の挿入が困難となる問
題がある。
【0005】また、図3(b)に示した例のように、片
方のガイド(21a)に押し当てる方式による装置も存
在するが、角丸抜き加工時の剪断応力によってワーク束
(20)がずれる問題が生じることが多く、好ましくな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
角丸抜き加工において角丸剪断面とワーク端面が円滑に
結ばれるように、高精度な位置決めが可能な、角丸抜き
装置用位置決め機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】前記課題を解決するた
めに本発明が提供する手段は、製袋、製本工程の後にワ
ークの角部を丸く加工する角丸抜き装置、即ち、ワーク
束(20)の角部(27)に対して、ベースプレート
(25)上に固定された下刃(26)と、これに対して
降下する上刃(24)とで剪断することにより、二箇所
の角部を同時に円弧状に加工する角丸抜き装置におい
て、ワーク束(20)を加工位置方向に押すことによ
り、直線運動可能なストッパプレート(32)を有する
ワーク束のストッパプレート機構と、このストッパプレ
ート(32)の動きをサイドガイド(31,31)に伝
達するプッシャプレート(34)及びカムフォロア(3
3,33)及びピポット(39,39)によるサイドガ
イドへの伝達機構と、前記ストッパプレート(32)の
直線運動に連動して慴動し、ワーク束(20)が加工位
置に到達したときに正確にワーク束の位置決めを行な
う、慴動可能なサイドガイド(31,31)によるワー
ク束の位置決め機構、とを具備することを特徴とする角
丸抜き装置用位置決め機構である。
【0008】
【作用】本発明の角丸抜き装置用位置決め機構は、次の
ような働きをする。すなわち、図2に示すように、直進
可能なストッパプレート(32)が、角丸加工時に挿入
方向の位置規制を行なって、また、プッシャープレート
(34)及びカムフォロア(33,33)及びピポット
(39,39)は、ワーク束(20)がストッパプレー
ト(32)を押しながら加工位置方向に挿入される動き
を、サイドガイド(31,31)に伝達する。このサイ
ドガイド(31,31)は、待機状態においては、ワー
ク束幅よりも十分大きい間隔をもって開いていてワーク
束(20)の挿入を容易とし、角丸抜き加工時にはワー
ク束幅と同一間隔まで閉じることによりワーク束(2
0)の横方向の位置決めを行なう。以上の作用によりワ
ーク束挿入時の容易さと角丸加工時の位置決め精度を両
立することができる。
【0009】
【実施例】以下には、本発明に係わる角丸抜き装置用位
置決め機構の実施例を、図面に基づいてさらに詳細に説
明する。
【0010】本発明の角丸抜き装置用位置決め機構は、
図2に示すように、角丸抜き装置(30)のベースプレ
ート(25)裏側の両側に平行させてガイドシャフト
(36,36)を設け、このガイドシャフトには、ガイ
ドブロック(35,35)に固定されたストッパプレー
ト(32)と、プッシャープレート(34)を設けたも
ので、このガイドブロック(35,35)はガイドシャ
フト(36,36)に沿って直線運動ができるようにな
っている。従って、ストッパプレート(32)及びプッ
シャープレート(34)も同様に直線運動をする。ま
た、ストッパプレート(32)には、リターンスプリン
グ(38)が取り付けられており、ストッパプレートが
元の位置に戻り易くした構造のストッパプレート機構で
ある。
【0011】次いで、プッシャープレート(34)に当
接させて、カムフォロア(33,33)と、カムフォロ
アに連設されたコ字形状のアーム先端にはサイドガイド
(31,31)を配置して、このアームに設けたピポッ
ト(39,39)を軸に円弧運動を可能にしたものであ
る。また、このサイドガイドにもリターンスプリング
(37,37)が取り付けられている構造のサイドガイ
ドへの伝達機構である。
【0012】更に、前記ストッパプレート(32)の直
線運動に連動して、円弧運動をするサイドガイド(3
1,31)により、ワーク束(20)が加工位置に到達
したときに、正確にワーク束の両側面から位置決めを行
なう構造のワーク束の位置決め機構である。
【0013】本発明の角丸抜き装置用位置決め機構の作
動は、先ず、図2に示すように、ワーク束(20)が挿
入されるとワーク束先端がストッパプレート(32)に
当接する。このストッパプレート(32)はリニアガイ
ドを内蔵したガイドブロック(35,35)に固定され
ており、このガイドブロックは、ガイドシャフト(3
6)に沿って直線運動をする。従って、角丸抜き装置の
ベースプレートにワーク束(20)を載置し、このワー
ク束を白矢印で図示した加工位置方向に押すと、ストッ
パプレート(32)は、リターンスプリング(38)の
張力に逆らって移動する。この際、ストッパプレート
(32)に固定されたプッシャープレート(34)はス
トッパプレート(32)と共に直線運動をする。この直
線運動によりカムフォロア(33,33)を介してサイ
ドガイド(31,31)に伝達され、サイドガイドは、
リターンスプリング(37,37)の張力に逆らってピ
ポット(39,39)を軸とした黒矢印で図示した円弧
運動をする。このストッパプレート(32)とサイドガ
イド(31,31)の関係は、ワーク束が加工位置に達
した時に、サイドガイド(31,31)の間隔がワーク
幅と等しくなるように調整する。この調整により、ワー
ク束(20)が加工位置まで挿入されたとき、ストッパ
プレート(32)はワーク束(20)の挿入方向の位置
を規制し、同時にサイドガイド(31,31)はワーク
束(20)の幅方向の位置を正確に規制して位置決め・
固定することが可能となる。
【0014】このワーク束の角部を上刃と下刃で剪断し
て、角丸抜き加工した後、ワーク束(20)を角丸抜き
装置から取り出すと、リターンスプリング(38)によ
りストッパプレート(32)と、サイドガイドのリター
ンスプリング(37,37)によりサイドガイド(3
1,31)は元の位置に戻り、次なるワーク束(20)
が容易に挿入可能な間隔に復帰する。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の構成から、下記に示すよ
うな効果を得ることができる。即ち、ワーク束の幅より
も十分に広い間隔で、サイドガイドは待機しているので
ワーク束の挿入は容易であり、かつ、角丸抜き加工時に
はサイドガイドの間隔はワーク束幅に等しく設定し得る
ため、正確な位置決め・固定が可能となり、従来技術で
両立できなかった問題点を克服することが可能となる。
つまり、本発明が目的とする角丸抜き装置用位置決め機
構を提供するものである。
【0016】これに加えて、本機構ではワーク束の挿入
にともなって少しずつサイドガイドの間隔が狭められる
構造のため、ワーク束の揃えの状態が多少乱れていて
も、サイドガイドの間で狭められることにより、矯正さ
れる効果が生ずるためワーク束の挿入はさらに容易とな
る。
【0017】更に、本機構を適用することにより角丸抜
き工程の自動化が容易となる。即ち、従来においては、
ワーク束を角丸抜き装置内に挿入する自動機を考えると
き、加工位置に正確にワーク束を挿入することが必須と
なるが、本機構においては、ワーク束を挿入するにつれ
てサイドガイドがワーク束の幅方向の位置及び揃えの状
態を少しずつ矯正して、最終的には正確な位置に移動さ
せる求心性のある位置決め機構であるため、ワーク束の
初期の挿入位置それに加えワーク束の揃えの状態が多少
乱れていても、問題が生じにくいという利点が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる角丸抜き工程の説明図である。
【図2】本発明の実施例における角丸抜き装置用位置決
め機構の一例を示す概略平面図(a)と概略側面図
(b)である。
【図3】従来の角丸抜き装置の概略平面図(a)と、片
側にサイドガイドを設置した角丸抜き装置の部分平面図
(b)と、サイドガイドとワーク束の間隔を示す部分拡
大図である。
【図4】従来の角丸抜き装置のカッター刃部分の概略斜
視図(a)と、角丸抜きされた状態を示す説明図(b)
と同じく(c)である。
【符号の説明】
20 …ワーク束 21,21a …ガイド 22 …ストッパプレート 23 …カッタホルダ 24 …上刃 25 …ベースプレート 26 …下刃 27 …ワーク角部 30 …位置決め機構を有する角丸抜き装置 31 …サイドガイド 32 …ストッパプレート 33 …カムフォロア 34 …プッシャプレート 35 …ガイドブロック 36 …ガイドシャフト 37 …リターンスプリング 38 …リターンスプリング 39 …ピポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大熊 隆正 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 淡河 英生 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製袋、製本工程の後にワークの角部を丸く
    加工する角丸抜き装置、即ち、ワーク束(20)の角部
    (27)に対して、ベースプレート(25)上に固定さ
    れた下刃(26)と、これに対して降下する上刃(2
    4)とで剪断することにより、二箇所の角部を同時に円
    弧状に加工する角丸抜き装置において、次に示す機構、
    すなわち、(a)ワーク束(20)を加工位置方向に押
    すことにより、直進可能なストッパプレート(32)を
    有するワーク束のストッパプレート機構と、(b)スト
    ッパプレート(32)の動きをサイドガイド(31,3
    1)に伝達するプッシャプレート(34)及びカムフォ
    ロア(33,33)及びピポット(39,39)による
    サイドガイドへの伝達機構と、(c)ストッパプレート
    (32)の直進運動に連動して慴動し、ワーク束が加工
    位置に到達したときに正確にワーク束の位置決めを行な
    う、慴動可能なサイドガイド(31,31)によるワー
    ク束の位置決め機構、とを具備することを特徴とする角
    丸抜き装置用位置決め機構。
JP33077593A 1993-12-27 1993-12-27 角丸抜き装置用位置決め機構 Expired - Fee Related JP3473077B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102794787A (zh) * 2012-08-06 2012-11-28 南通恒康数控机械有限公司 一种海绵切割机导向扶正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102794787A (zh) * 2012-08-06 2012-11-28 南通恒康数控机械有限公司 一种海绵切割机导向扶正装置

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