JPH07186069A - ダクト部材を支持する作業台 - Google Patents

ダクト部材を支持する作業台

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JPH07186069A
JPH07186069A JP33465993A JP33465993A JPH07186069A JP H07186069 A JPH07186069 A JP H07186069A JP 33465993 A JP33465993 A JP 33465993A JP 33465993 A JP33465993 A JP 33465993A JP H07186069 A JPH07186069 A JP H07186069A
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JP
Japan
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frame
duct
supporting
mounting
height
Prior art date
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Pending
Application number
JP33465993A
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English (en)
Inventor
Kuniyoshi Kanazawa
邦義 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAZAWA KIKAI KK
Original Assignee
KANAZAWA KIKAI KK
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Publication date
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Priority to JP33465993A priority Critical patent/JPH07186069A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトの組み立てを簡便に行い得る作業台の
提供を目的とする。 【構成】 コの字形状に枠組みされた薄板(ダクト部
材)に対し,載置フレーム19のオーバーハング部19
a の上面で支持された上側の薄板が,ハンドル14を操
作して上記載置フレーム19を下方へ平行移動させるこ
とにより,この薄板が予め組み立てられたコの字形状の
薄板の上面に載置されてかしめられる。これにより,ダ
クトが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば薄板(ダクト部
材)を組み合わせてダクトを組み立てる際に好適な作業
台に関するものである。
【0002】
【発明の背景】一般に,ダクトを組み立てるに際して
は,図2に示す如く,4枚の長尺(例えば約2m)の薄
板1,2,3,4(ダクト部材)の各長手方向端部を相
互にかしめることにより,断面矩形状のダクトが形成さ
れる。この場合,例えば作業台や地面に載置される下側
の薄板2に対して両側の薄板1,3をかしめる場合には
その作業を比較的容易に行い得るが,上側の薄板4を上
記薄板1,3にかしめる場合には,この薄板4を空中で
支持しながら下方へ下げつつこの薄板1,3の端部と整
合させてかしめ作業を進めなければならず,作業者にか
なりの労力を強いることになると共に,作業効率も極め
て悪い。そこで,本発明は上記事情に鑑みて創案された
ものであり,例えばダクト組立作業に好適な作業台の提
供を目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する第1の手段は,その要旨とすると
ころが,ダクトを組み立てる際にダクト部材を支持する
作業台であって,上記ダクト部材をその上面に載置する
オーバーハング部を備えた載置フレームと,上記載置フ
レームを支持する上部フレームと,上記上部フレームを
支持する下部フレームと,上記上部フレームと上記下部
フレームとの間に配備され,適宜全長寸法のシャフトを
交換することにより上記下部フレームに対する上記上部
フレームの高さ寸法を変更する高さ変更機構とを具備し
てなる点に係る作業台である。また,本発明が採用する
第2の手段は,その要旨とするところが,ダクトを組み
立てる際にダクト部材を支持する作業台であって,上記
ダクト部材をその上面に載置するオーバーハング部を備
えた載置フレームと,上記載置フレームを支持する上部
フレームと,上記上部フレームを支持する下部フレーム
と,上記載置フレームと上記上部フレームとの間に配備
され,上記載置フレームを支持する支持部材を垂直面内
で揺動させることにより上記上部フレームに対する上記
載置フレームの高さ寸法を調整する高さ調整機構とを具
備してなる点に係る作業台である。更に,本発明が採用
する第3の手段は,その要旨とするところが,ダクトを
組み立てる際にダクト部材を支持する作業台であって,
上記ダクト部材をその上面に載置するオーバーハング部
を備えた載置フレームと,上記載置フレームを支持する
上部フレームと,上記上部フレームを支持する下部フレ
ームと,上記上部フレームと上記下部フレームとの間に
配備され,適宜全長寸法のシャフトを交換することによ
り上記下部フレームに対する上記上部フレームの高さ寸
法を変更する高さ変更機構と,上記載置フレームと上記
上部フレームとの間に配備され,上記載置フレームを支
持する支持部材を垂直面内で揺動させることにより上記
上部フレームに対する上記載置フレームの高さ寸法を調
整する高さ調整機構とを具備してなる点に係る作業台で
ある。
【0004】
【作用】本発明に係る作業台では,載置フレームが高さ
変更機構及び/又は高さ調整機構によりその高さ位置を
変更,調整される。その後,上記載置フレーム上にダク
ト部材が載置されて支持され,他のダクト部材に組み付
けられる。
【0005】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る作業台の構造を示す
ものであって,(a)は平面図,(b)は側面図,図2
はその組立作業に上記作業台を適用することができるダ
クトの組立前の状態での部分斜視図である。この実施例
にかかる作業台5では,図1(a),(b)に示す如
く,例えば山形鋼を平面視で矩形状に枠組みすることに
より下部フレーム6が形成されており,この下部フレー
ム6の下面側には,平面内での位置調整を可能とするた
めにキャスタ7が取り付けられている。更に,上記下部
フレーム6の四隅には,上方へ向けて開口されたパイプ
部材8が取り付けられている。上記下部フレーム6の上
方には,同じく山形鋼を平面視で矩形状に枠組みするこ
とにより形成された上部フレーム9が配備されており,
この上部フレーム9の四隅には,下方へ向けて開口され
たパイプ部材10が取り付けられている。この場合,対
向する上記パイプ部材8,10はそれぞれ同一軸芯上に
位置し,各パイプ部材8,10間には,各開口からそれ
ぞれ同一全長寸法に切断されたシャフト11が挿入され
る。このように,シャフト11が各パイプ部材8,10
間に挿入されることにより,上記上部フレーム9が上記
下部フレーム6により支持される。そして,上記シャフ
ト11を4本1組として異なる全長寸法のものと交換す
ることにより,上記下部フレーム6に対する上記上部フ
レーム9の高さ寸法が変更される。この場合,上記パイ
プ部材8,10,シャフト11等により高さ変更機構1
2が構成されている。
【0006】上記上部フレーム9の下面側にはその長手
方向に向けて回転自在に軸13が支持されており,その
一端部側にはハンドル14が取り付けられている。上記
軸13上の長手方向に離間した位置に,それぞれウォー
ム15,15が固着されており,上記ウォーム15,1
5と噛合するウォームホイール16,16が,軸17,
17を介して上記上部フレーム9により回転自在に支持
されている。上記軸17の両端部には,それぞれ支持部
材18の下端部が固着されており,各支持部材18の上
端部には,載置フレーム19がピン20にて軸支されて
いる。上記載置フレーム19はその上面にダクト部材,
例えば前記薄板4を載置するためのものであって,特に
ダクト組立の際の作業性を考慮して,オーバーハング部
19a が設けられている。従って,上記ハンドル14を
適宜の方向へ回転させることにより,上記支持部材18
が垂直面内で揺動駆動され,その揺動位置に応じて上記
載置フレーム19の高さ寸法が調整される。この場合,
上記ハンドル14,軸13,ウォーム15,ウォームホ
イール16,軸17,支持部材18,ピン20等によ
り,高さ調整機構21が構成されている。本実施例に係
る作業台5は上記したように構成されている。従って,
上記作業台5を用いてダクトを組み立てる場合には,ま
ず,例えば図外のテーブル上で,薄板2と薄板1,3と
がその各端部でかしめられることにより,正面視でコの
字形状に形成される(図2参照)。そして,上記テーブ
ルの側方において,上記作業台5の載置フレーム19の
オーバーハング部19a に,その長手方向両端部が下方
へ向けて折り曲げられた薄板4が載置される。尚この場
合,上記ケーブルの高さに合わせて,高さ変更機構12
のシャフト11が適宜全長寸法のものに交換され,その
高さ寸法が予め調節されている。
【0007】引き続き,上記作業台5を上記テーブル側
へ移動させ,上記載置フレーム19のオーバーハング部
19a により支持された上記薄板4を上記薄板1,3の
長手方向両端部上方へ位置させる。このようにして位置
決めが行われた後,ハンドル14を回転させて支持部材
18を揺動させることにより,上記載置フレーム19は
下方へ向けて平行移動され,上記薄板4の両端部が上記
薄板1,3の長手方向上端のかしめ位置に嵌め合わせら
れる。そして,上記薄板4の両端部と,薄板1,3の各
端部とをかしめることにより,ダクトが形成される。従
って,本実施例に係る作業台5を用いてダクトの組立作
業を行うと,作業者には大きな労力を強いることなく簡
便且つ効率的に作業を遂行することができる。尚,上記
実施例に係る作業台5においては,高さ変更機構12及
び高さ調整機構21を共に備えた場合を例に説明した
が,予めサイズの決まったダクトのみを組み立てる場合
には,上記高さ変更機構12または高さ調整機構21の
みを備えた簡単な構造として作業台を構成することも可
能である。尚,高さ変更機構12のみを備えた作業台を
構成する場合には,載置フレーム19上の薄板4はテー
ブル上の薄板1,3に対して,そのかしめ部の正面側か
らスライドするようにした位置合わせさせることにな
る。また,他の組立手順としては,例えば薄板2を予め
上記オーバーハング部19 a 上に載置してその両側に薄
板1,3をかしめて正面視でコの字形状となし,それを
反転させて今度は上記オーバーハング部19a 上に薄板
4を載置して上記薄板1,3の反対側の端部にかしめる
ようにしてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る作業台は上記したように構
成されているため,ダクト組立に際しては,作業者にな
んら無駄な労力を強いることなく,簡便且つ効率良くそ
の作業を遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る作業台の構造を示す
ものであって,(a)は平面図,(b)は側面図。
【図2】 その組立作業に上記作業台を適用することが
できるダクトの組立前の状態での部分斜視図。
【符号の説明】 1,2,3,4…薄板(ダクト部材) 5…作業台 6…下部フレーム 7…キャスタ 8,10…パイプ部材 9…上部フレーム 11…シャフト 12…高さ変更機構 13,17…軸 14…ハンドル 15…ウォーム 16…ウォームホイール 18…支持部材 19…載置フレーム 19a …オーバーハング部 20…ピン 21…高さ調整機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトを組み立てる際にダクト部材を支
    持する作業台であって,上記ダクト部材をその上面に載
    置するオーバーハング部を備えた載置フレームと,上記
    載置フレームを支持する上部フレームと,上記上部フレ
    ームを支持する下部フレームと,上記上部フレームと上
    記下部フレームとの間に配備され,適宜全長寸法のシャ
    フトを交換することにより上記下部フレームに対する上
    記上部フレームの高さ寸法を変更する高さ変更機構とを
    具備してなることを特徴とする作業台。
  2. 【請求項2】 ダクトを組み立てる際にダクト部材を支
    持する作業台であって,上記ダクト部材をその上面に載
    置するオーバーハング部を備えた載置フレームと,上記
    載置フレームを支持する上部フレームと,上記上部フレ
    ームを支持する下部フレームと,上記載置フレームと上
    記上部フレームとの間に配備され,上記載置フレームを
    支持する支持部材を垂直面内で揺動させることにより上
    記上部フレームに対する上記載置フレームの高さ寸法を
    調整する高さ調整機構とを具備してなることを特徴とす
    る作業台。
  3. 【請求項3】 ダクトを組み立てる際にダクト部材を支
    持する作業台であって,上記ダクト部材をその上面に載
    置するオーバーハング部を備えた載置フレームと,上記
    載置フレームを支持する上部フレームと,上記上部フレ
    ームを支持する下部フレームと,上記上部フレームと上
    記下部フレームとの間に配備され,適宜全長寸法のシャ
    フトを交換することにより上記下部フレームに対する上
    記上部フレームの高さ寸法を変更する高さ変更機構と,
    上記載置フレームと上記上部フレームとの間に配備さ
    れ,上記載置フレームを支持する支持部材を垂直面内で
    揺動させることにより上記上部フレームに対する上記載
    置フレームの高さ寸法を調整する高さ調整機構とを具備
    してなることを特徴とする作業台。
  4. 【請求項4】 上記高さ調整機構が,回転自在のハンド
    ルに連結されたウォームと,上記支持部材に連結されて
    上記ウォームと噛合するウォームホイールとを有して構
    成された請求項2又は3記載の作業台。
JP33465993A 1993-12-28 1993-12-28 ダクト部材を支持する作業台 Pending JPH07186069A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103341721A (zh) * 2013-06-25 2013-10-09 苏州速腾电子科技有限公司 一种滚压作业台
CN106181918A (zh) * 2016-08-25 2016-12-07 常熟通润汽车修理设备有限公司 一种结构改进的引擎支架
CN109465793A (zh) * 2018-10-11 2019-03-15 河南长征电气有限公司 一种断路器设备加工用平台

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4128185B2 (ja) * 2005-04-01 2008-07-30 株式会社ホンダアクセス グリップヒータ制御装置

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