JPH07184902A - 体腔内超音波プローブ - Google Patents

体腔内超音波プローブ

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JPH07184902A
JPH07184902A JP5334586A JP33458693A JPH07184902A JP H07184902 A JPH07184902 A JP H07184902A JP 5334586 A JP5334586 A JP 5334586A JP 33458693 A JP33458693 A JP 33458693A JP H07184902 A JPH07184902 A JP H07184902A
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JP
Japan
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housing
ultrasonic
sheath
ultrasonic transducer
ultrasonic probe
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Application number
JP5334586A
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Inventor
Yoshito Horikawa
義人 堀川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体腔内において患者に苦痛を与えることなく
かつ先端部の正確な位置制御を確実に行なうことができ
る体腔内超音波プローブを提供すること。 【構成】ハウジング17に設けられた雄ネジ部24と、
シース内のリング26の雌ネジ部25とが係合してお
り、モータ20により駆動されたコイルシャフト18の
回転に応じて、超音波振動子16がシース15内を回転
且つ進退する。そして、超音波振動子が16螺旋状に動
き、この際に前記ネジ部の螺合により、1回転当り1ピ
ッチ分毎の進みまたは退避による正確且つ確実な走査が
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を利用して体腔
内の超音波画像診断を行なうための体腔内超音波プロー
ブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より内視鏡の鉗子口、または、経皮
的に設けられた瘻孔より体腔内に挿入し、対照部位近辺
の超音波断層像を得ることができる超音波プローブがあ
る。この超音波プローブは、超音波振動子の考査方法に
よりセクタ走査型、リニア走査型の2種に大別可能であ
るが、ここでは、リニア走査型の超音波プローブを例に
ついて説明する。
【0003】図6は、リニア走査型超音波プローブの全
体構成を示すものであり、構造上、先端部1を有する挿
入部2と、駆動部3とからなる。前記先端部1はハウジ
ング4とその中に配された超音波振動子5とからなり、
前記ハウジング4には可撓性のある中空コイル6が接続
され前記挿入部2を形成している。前記中空コイル6の
中には図示しない信号ケーブルが挿通されており、前記
駆動部3を経由して超音波観測装置(図示せず)に接続
されている。この超音波観測装置は、前記超音波振動子
5が受信した超音波信号の信号処理を行なっている。
【0004】図7に前記駆動部3の内部構成を示してあ
る。この駆動部3の駆動部ケーシング7の中には、前記
中空コイル6を押さえるクリップ8及び中空コイル6に
対してリニア駆動を与えるハンドル9、挿入部2の挿入
長を検出する位置検知手段10が内蔵されている。
【0005】診断に際しては、体腔内に挿入部2を挿入
した状態でハンドル9を操作し、挿入部2全体を進退さ
せながら超音波振動子5から超音波信号の送受波を行な
ってリニア走査超音波画像を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の装置に関
しては、少なくとも先端部1が直接体腔内にさらされる
ため、進退させることによりハウジング4先端が体腔内
を圧迫して患者に苦痛を与えたり、体腔内面を傷つける
虞れがあった。
【0007】この解決策の一例として図8に示す構成が
ある。この構成では、挿入部2全体を柔軟なチューブ1
1で覆っている。この構成の場合、チューブ11自身は
進退させず、内部の振動子を進退させることで先に述べ
た、進退に伴なう種々の問題点は回避できる。
【0008】しかしながら、チューブ11の先端部1を
閉じてしまうため、チューブ11内に超音波透過性の良
好な媒体(例えば水などの液体)12を充填する必要が
生じる。この媒体12による先端部1の摺動抵抗の増加
に伴ない、中空コイル6が伸縮してしまい、駆動力が駆
動部3側の進退駆動力が先端部1に上手に伝わらなかっ
たり、時間的な遅れをもって伝わる。このため、位置検
知手段10で認識している先端位置と、実際の先端部が
ある位置との間に差異が生じ、超音波画像の乱れが生じ
てしまうことがあった。
【0009】本発明は前記事情ににかんがみてなされた
もので、体腔内において患者に苦痛を与えることなく、
かつ先端部の正確な位置制御を確実に行なうことができ
る体腔内超音波プローブを提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波を送受
波する超音波振動子が配置されたハウジングを先端に設
けてあると共に、後端に連結された駆動手段により駆動
されて前記ハウジングを回転且つ進退させる駆動力伝達
手段を有する挿入部と、この挿入部を被覆するシースと
を有する体腔内超音波プローブであって、前記シースの
内部の一部に螺旋状に形成された係合溝部を設けると共
に、前記駆動力伝達手段の一部または前記ハウジングに
前記係合溝部と係合する係合部を設け、前記駆動力伝達
手段の回転に応じて前記ハウジングの超音波振動子が前
記シース内を回転且つ進退するように構成されている。
【0011】
【作 用】本発明の構成によれば、前記駆動力伝達手段
の一部または前記ハウジングに設けられた係合部と、シ
ースの係合溝部とが係合しており、駆動手段により駆動
された駆動力伝達手段の回転に応じて、ハウジングの超
音波振動子がシース内を回転且つ進退する。
【0012】そして、前記構成では、前記駆動力伝達手
段の回転且つ進退に応じて前記超音波振動子が螺旋状に
動き、この際に前記係合溝部と係合部とが係合している
ので、1回転当りすなわち螺旋状に形成された前記係合
溝部の1ピッチ分毎の進みまたは退避による正確且つ確
実な走査が可能となる。
【0013】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係
り、図1は超音波プローブの構成図、図2は挿入部先端
の縦断面図である。
【0014】本実施例の超音波プローブ41は、体腔内
に挿入される挿入部13と、前記挿入部13を挿入・駆
動する駆動部14とからなる。
【0015】前記挿入部13は可撓性のあるシース15
で覆われ、その中に超音波振動子16を装着したハウジ
ング17と、このハウジング17及び駆動部14を機械
的に連結する駆動伝達軸となる中空で可撓性を有する駆
動力伝達手段としてのコイルシャフト18とを有してい
る。
【0016】前記シース15内には、超音波伝達及び潤
滑のための図2に示す媒体19が満たされており、前記
媒体19には、超音波振動子16の周波数に対応するよ
うに例えば12MHz は青、20MHz は黄というように着
色がなされている。
【0017】前記コイルシャフト18は駆動部14内で
挿入軸方向には自由な状態で、かつ、駆動部14内の回
転駆動モータ20の回転を伝達可能な状態に、連結され
ている。前記コイルシャフト18の後端に連結されたロ
ッド37には、スライダ部38aを有するスライダ部材
38が外嵌・固定されている。このスライダ部材38を
進退自在に保持しているギア39と、前記回転駆動モー
タ20の軸に固定されたギア40との間には、ギア付き
ベルト46が架け渡されている。前記モータ20の回転
により、前記コイルシャフト18は回転と共に回転方向
に応じて進退する。
【0018】尚、前記コイルシャフト18が必要以上に
前方へ出ないように、ストッパー21が設けられてい
る。
【0019】前記超音波振動子16との電気信号の送受
信は、スリップリング22を介してなされる。また、前
記コイルシャフト18の回転位置はエンコーダ23によ
り検知される。
【0020】図2は、前記挿入部13先端の縦先端断面
を詳細に示したものである。
【0021】前記コイルシャフト18に接続された超音
波振動子16を埋設したハウジング17の手元側には、
係合部としての雄ネジ部24が形成されている。一方、
前記シース15には、その内部に、前記ハウジング17
の雄ネジ部24と螺合する係合溝部としての雌ネジ部2
5を設けたリング26が圧入されている。
【0022】前記コイルシャフト18は巻き方向の異な
る2種のコイルを重ね合わせた構造になっており、内部
には前記超音波振動子16と一端が接続された信号線2
7が通っており、この信号線27の他端は図1に示すス
リップリング22に接続されている。スリップリング2
2を介して送られる前記超音波振動子16の受信波信号
は、図示しない超音波診断観測装置に伝送されるように
なっている。
【0023】前記構成で、回転駆動モータ20の回転に
よりコイルシャフト18が回転する。前記コイルシャフ
ト18の回転はハウジング17に伝わり、雄ネジ部24
を回転させる。ハウジング17の雄ネジ部24はリング
26の雌ネジ部25と噛み合い、シース15は、ハウジ
ング17の回転に伴ないネジの進退により挿入軸方向に
進退する。進退の方向転換は、回転駆動モータ20に印
加する電圧の極性を反転することにより行なう。
【0024】前記超音波振動子16は螺旋状に移動しな
がら送受信を行なっており、エンコーダ22によって、
一定角度時の受信信号を抽出し、処理することで任意の
角度でのリニア超音波画像が得られ、また、プローブの
周波数は前記観測装置に接続しなくとも、前記シース1
5を介して媒体19の色を見ればわかる。
【0025】本実施例では、挿入部全体がシースに覆わ
れており、超音波走査時に超音波振動子等の駆動部分が
患者に直接触れないので苦痛が低減できる。
【0026】本実施例では、超音波振動子16をシース
15内で駆動するため、体腔内で使用した場合に超音波
振動子16の動きにより体腔内を傷つけることがない。
【0027】また、本実施例では、プローブ自身に周波
数表示をつけなくとも媒体19の色のみで容易に周波数
がわかる。そして、本実施例では、シース15内部に固
定したリング26に雌ネジ部25を設け、超音波振動子
16を取り付けたハウジング17に雌ネジ部26のピッ
チに等しい雄ネジ部24を設けてある。このように本実
施例ではネジ部が螺合しているので、前記コイルシャフ
ト18により伝達される駆動力により、1回転当り1ピ
ッチ分だけ進退させる間の超音波走査が可能である。こ
のため本実施例では、超音波振動子16自身は、正確且
つ確実な位置制御ができ、所定量だけ回転しながら進退
させてスパイラル走査するので、3次元的な情報収集が
可能になる。
【0028】仮に、超音波振動子16を回転させること
なく進退させるとコイルシャフト18のバネ性により駆
動部14の動きに対して追従性が悪いが、回転伝達時に
はコイルシャフト18自身に縮もうとする力が作用する
ため、良好な伝達性を示す。従って、本実施例では、媒
体19による抵抗が多少生じても、正確にリニア走査が
可能となり、画像の乱れも生じ難い。
【0029】図3は本発明の第2実施例に係る超音波プ
ローブの構成図である。
【0030】図3に示し超音波プローブは、第1実施例
の前記リング26の雌ネジ部25に代えて、螺旋状の係
合溝部43が形成されたリング44を有している。ま
た、本実施例は、第1実施例においてハウジング17の
外周に形成された前記雄ネジ部24に代えて、前記リン
グ44の係合溝43のピッチに合わせて、コイルシャフ
ト18の外周に外嵌・固定されたコイル28を有してい
る。
【0031】その他、第1実施例と同様の構成及び作用
については、同じ符号を付して説明を省略すると共に、
異な点についてのみ説明する。
【0032】前記シース15は、その先端にバルーン2
9を設けており、このバルーン29により膨張可能な状
態で先端側が閉塞されている。バルーン29は、例えば
ラテックス、シリコンゴム等の弾性材で形成されてい
る。さらに、前記シース15は、前記ハウジング17の
コイルシャフト18接続側外周に溝部30を設け、この
溝30にOリング等のシール部材31が装着され、媒体
19をハウジング17との間で液密に保持する構造とな
っている。本実施例で用いる媒体としては、空気、二酸
化炭素ガス等の圧縮性の気体がある。
【0033】また、本実施例では、図1のストッパー2
1は、例えば電磁石等のON/OFF等によりストッパ
ー機能が解除可能な構造になっている。駆動部14の他
の構成は、第1の実施例と同様である。
【0034】前記ストッパー21を解除することで、前
記コイル28がリング44を越えて前方に出る。従っ
て、ハウジング17等はそれ以上進退方向に動かなくな
り、回転のみ行うので、ラジアル走査が可能になる。
【0035】前記構成では、前記シール部材31により
液密となっており、進退時にバルーン30が膨らんだり
縮んだりすることで媒体による抵抗が吸収される。
【0036】本実施例は第1実施例の効果に加えて、第
1実施例の雄ネジ24に相当する構成をコイル28によ
って構成することで、硬質部であるハウジング17の長
さを短くでき、プローブ先端の柔軟性が向上し、挿入し
やすくできる。また、本実施例では、先端のバルーン2
9が調圧作用を行なうため、進退走査時の抵抗が均一に
なり、より滑らかな駆動伝達が実現される。すなわち、
駆動部の駆動と振動子の動きとの追従性が向上でき、バ
ルーン29の調圧作用により負荷を軽減できるので、振
動子周囲に気泡が混入することも防止できる。従って、
良好な超音波断層画像を得ることができる。
【0037】また、本実施例では、ラジアル走査のみも
可能になり先端部の軸垂直方向の断層像も得られ、診断
能を向上させることができる。
【0038】図4は本発明の第3実施例に係る超音波プ
ローブの構成図である。
【0039】図4に示す本実施例のプローブは、第1実
施例において雄ネジ部24をハウジング17の一部に形
成するのではなく、先端から一定距離(例えば20cm程
度)離れた位置であって、コイルシャフト18の途中に
介装するように雄ネジ部24を有するネジ部材45を設
ける。雌ネジ部25を有するリング26は、雄ネジ部2
4に合わせて移動して配置する。
【0040】また、ハウジング17の両端近傍外周に
は、超音波振動子16をはさみ込む形でそれぞれ溝部3
2及びOリング等のシール部材33を設けてある。この
シール部材33,33により絵気密に保持された媒体1
9は、超音波振動子16の周囲にのみ配置(存在)させ
てある。さらに、ハウジング17内部には、このハウジ
ング17の軸方向前後に貫通する連通路34を設けたて
ある。そして、前記媒体19以外の部分には、空気等の
気体35がシース15先端にて気密に保持されている。
その他、第1実施例と同様の構成及び作用は同じであ
り、異なる点についてのみ説明する。
【0041】前記構成で、進退走査時には、前記ハウジ
ング17の進退に伴ないハウジング17の先端側にある
気体35が連通路34を通じて後方に流れる。
【0042】本実施例は第1実施例の効果に加え、一般
に気体は液体に比べて体積変化が容易で且つ、管内流動
時の抵抗が少ないので、進退走査時における抵抗が均一
になり、より滑らかな駆動伝達が可能となる。
【0043】本実施例では、硬質部長を分散させること
により、特に先端硬質部長を短くし、挿入性が向上でき
る。
【0044】尚、図1に示す第1の実施例において、コ
イルシャフト18全体をテフロンやポリエチレン、ポリ
オレフィン等の樹脂で水密状態に被覆し、シース15内
に潤滑剤を入れても本第3実施例と同様な作用・効果が
得られ、更なる駆動伝達性の向上が達成できる。
【0045】図5は本発明の第4実施例に係る超音波プ
ローブの構成図である。
【0046】図5に示す本実施例のプローブは、第1実
施例のハウジング17の外周一部に設けた雄ネジ部24
に代えて、前記ハウジング17の外周全面(超音波振動
子16の部分は除く)に断面形状がほぼ円弧状で且つ螺
旋状の係合螺旋凸部47を形成している。また、前記シ
ース15は、その内面に、前記ハウジング17の係合螺
旋凸部47に係合する係合螺旋凹部48を形成してい
る。また、前記コイルシャフト18上には、金属ブレー
ド36が被覆されている。
【0047】本実施例は第1実施例の効果に加えて、シ
ース内面の係合螺旋凹部48が音響レンズの役目をはた
し、挿入軸方向の超音波をフォーカスすることが可能で
あり、超音波画像の分解能を向上させることができる。
【0048】第1実施例に比べて先端硬質部長を短くで
きるので、挿入性の向上が実現できる。
【0049】また、本実施例は、前記金属ブレード36
がシールド強化の役目をはたし、耐ノイズ性が向上す
る。さらに、コイルシャフト18は引っ張り荷重に対し
て弱いが、金属ブレード36は一定量以上は伸びないの
で、コイルシャフト18の伸びによる信号線の断線を防
ぐことができる。そして、コイルシャフト18の変形が
減るため、駆動伝達性が向上できる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、挿入
部がシースに覆われており超音波走査時に超音波振動子
やハウジングが患者に直接触れないので苦痛が低減で
き、回転駆動を利用した進退走査を行なうことで駆動力
伝達手段の先端の追従性を向上させ、且つ係合により位
置制御を正確に行なった状態で超音波走査ができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は第1実施例に係り、図1は超音
波プローブの構成図。
【図2】図2は挿入部先端の縦断面図。
【図3】図3は第2実施例に係る超音波プローブの構成
図。
【図4】図4は第3実施例に係る超音波プローブの構成
図。
【図5】図5は第4実施例に係る超音波プローブの構成
図。
【図6】図6は従来のリニア走査型超音波プローブの全
体構成図。
【図7】図7は従来のリニア走査型超音波プローブの駆
動部の構成図。
【図8】図8はシースを挿入部に装着した従来の超音波
プローブの構成図。
【符号の説明】
41…超音波プローブ 13…挿入部 16…超音波振動子 17…ハウジング 24…雄ネジ部 18…コイルシャフト 14…駆動部 20…モータ 15…シース 26…リング 25…雌ネジ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来より内視鏡の鉗子口、または、経皮
的に設けられた瘻孔より体腔内に挿入し、対照部位近辺
の超音波断層像を得ることができる超音波プローブがあ
る。この超音波プローブは、超音波振動子の走査方法
よりセクタ走査型、リニア走査型の2種に大別可能であ
るが、ここでは、リニア走査型の超音波プローブを例
げて説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】本実施例では、シース15内部に固定した
リング26に雌ネジ部25を設け、超音波振動子16を
取り付けたハウジング17に雌ネジ部26のピッチに等
しい雄ネジ部24を設けてある。このように本実施例で
はネジ部が螺合しているので、前記コイルシャフト18
により伝達される駆動力により、1回転当り1ピッチ分
だけ進退させる間の超音波走査が可能である。このため
本実施例では、超音波振動子16自身は、正確且つ確実
な位置制御ができ、所定量だけ回転しながら進退させて
スパイラル走査するので、3次元的な情報収集が可能に
なる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】前記シース15は、その先端にバルーン2
9を設けており、このバルーン29により膨張可能な状
態で先端側が閉塞されている。バルーン29は、例えば
ラテックス、シリコンゴム等の弾性材で形成されてい
る。さらに、前記シース15は、前記ハウジング17の
コイルシャフト18接続側外周に溝部30を設け、この
溝30にOリング等のシール部材31が装着され、媒体
19をハウジング17との間で液密に保持する構造とな
っている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】また、ハウジング17の両端近傍外周に
は、超音波振動子16をはさみ込む形でそれぞれ溝部3
2及びOリング等のシール部材33を設けてある。この
シール部材33,33により液密に保持された媒体19
は、超音波振動子16の周囲にのみ配置(存在)させて
ある。さらに、ハウジング17内部には、このハウジン
グ17の軸方向前後に貫通する連通路34を設けたてあ
る。そして、前記媒体19以外の部分には、空気等の気
体35がシース15先端にて気密に保持されている。そ
の他、第1実施例と同様の構成及び作用は同じであり、
異なる点についてのみ説明する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受波する超音波振動子が配置
    されたハウジングを先端に設けてあると共に、後端に連
    結された駆動手段により駆動されて前記ハウジングを回
    転且つ進退させる駆動力伝達手段を有する挿入部と、こ
    の挿入部を被覆するシースとを有する体腔内超音波プロ
    ーブであって、 前記シースの内部の一部に螺旋状に形成された係合溝部
    を設けると共に、 前記駆動力伝達手段の一部または前記ハウジングに前記
    係合溝部と係合する係合部を設け、 前記駆動力伝達手段の回転に応じて前記ハウジングの超
    音波振動子が前記シース内を回転且つ進退するように構
    成されていることを特徴とする体腔内超音波プローブ。
JP5334586A 1993-12-28 1993-12-28 体腔内超音波プローブ Pending JPH07184902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334586A JPH07184902A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 体腔内超音波プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334586A JPH07184902A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 体腔内超音波プローブ

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334586A Pending JPH07184902A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 体腔内超音波プローブ

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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