JPH06261905A - 超音波内視鏡装置 - Google Patents

超音波内視鏡装置

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Publication number
JPH06261905A
JPH06261905A JP5072056A JP7205693A JPH06261905A JP H06261905 A JPH06261905 A JP H06261905A JP 5072056 A JP5072056 A JP 5072056A JP 7205693 A JP7205693 A JP 7205693A JP H06261905 A JPH06261905 A JP H06261905A
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JP
Japan
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ultrasonic
ultrasonic transducer
tip
probe
sheath
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Withdrawn
Application number
JP5072056A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsui
孝一 松井
Nobuhiko Watanabe
延彦 渡辺
Hisao Yabe
久雄 矢部
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プローブ外径の細径化、シース交換の容易化
を図るとともに、適正な超音波診断が可能な超音波内視
鏡装置を提供すること。 【構成】 体腔内挿入部先端に超音波画像を得るために
超音波を送受信する超音波振動子(2)と、超音波振動
子(2)の挿入部先端内での位置を検出する手段を設け
るとともに、挿入部先端部(7)をプローブ(1)本体
から分離可能に構成し、挿入部先端部(7)とシャフト
(4)先端部との距離を一定に保持しながら適正な診断
位置で超音波診断を実施し、また損傷したシース(3)
の交換を容易にし、また挿入部先端部(7)に滑り軸受
け等を設けないでプローブ(1)外径の細径化を図った
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内挿入部先端に超
音波振動子を設け、体腔内深部断層像を得るようにした
超音波内視鏡装置、さらに超音波振動子による平行スラ
イス画像を取り込み、任意の方向の体腔内深部断層像を
得るようにした超音波内視鏡装置のうち特に三次元の超
音波画像を得る超音波内視鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡装置は、体腔内への挿入部
先端に超音波振動子を設け、超音波ビームを走査するこ
とにより体腔内深部断層像を得るようになっている。こ
の超音波内視鏡装置については、これまでに種々のもの
が提案されている。例えば、特開平4−218145号
公報に開示されている超音波内視鏡装置は挿入部先端部
のシャフト周面にすべり環が被嵌した状態で固定され、
すべり環に対応してシース内周にはすべり受けが圧入さ
れている。そして、すべり環はすべり受けの内周に摺接
して回転自在に支持されるとともに、シャフトが挿入部
の軸方向に移動して不安定になるのを防止する構造とな
っている(従来例1)。
【0003】また、USP4951677号公報には、
超音波振動子を先端に配設したシャフトを覆うシース
が、プローブ(探触子)に対して着脱自在な構成となっ
ている超音波内視鏡装置が開示されている(従来例
2)。
【0004】次に、超音波内視鏡装置には平行スライス
像を取り込むことにより超音波断層像を得るようにした
三次元超音波内視鏡がある。例えば、特開平1−148
247号公報には超音波振動子の回転駆動によりラジア
ル方向のスライス画像を取り込み、超音波振動子をリニ
ア方向に移動することにより取り込んだ複数の平行スラ
イス画像から三次元の超音波画像を得るようにした内容
が開示されている(従来例3)。
【0005】このような従来例でスライス画像を高精度
で得るためには、超音波振動子の移動量を高精度で検出
する必要があり、そのような技術は既に提案されてい
る。例えば、特開平4−58151号公報に記載された
従来例ではプローブの先端に回転体(ローラ)およびロ
ータリエンコーダを設け、ロータリエンコーダからの信
号によって超音波振動子の移動量を検出している(従来
例4)。
【0006】また、特開平3−188836号公報に記
載された従来例や特開昭56−63346号公報に記載
された従来例では、テスト駆動等によって予めプローブ
の回転特性や停止特性を測定して最適パラメータを決定
しておき、その最適パラメータを用いて検出した超音波
振動子の移動量データに補正を加えるようにしている
(従来例5)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1に記載された超音波内視鏡装置は、挿入部先端にシャ
フトを回転自在に支持するすべり環およびすべり受けを
設けてあるので、挿入部先端の外径は太くなってしまう
という不具合があった。被検者の苦痛をできるだけ軽減
するためには挿入部先端の細径化が必要であるが、従来
例1ではそれが困難であった。また、挿入部先端にすべ
り環およびすべり受けを設けてあるので、シースをプロ
ーブから外すことができないという不具合があった。し
たがって、シースに損傷が生じたような場合、高価なプ
ローブとともに廃棄し新しいプローブを用意しなければ
ならなかったのである。
【0008】次に、従来例2に記載された超音波内視鏡
装置は、シースの着脱は容易に行えるようになっている
が、体腔内に挿入したプローブに湾曲等がかかった場
合、超音波振動子を先端部内に配設したシャフトがプロ
ーブの軸方向に移動するため、超音波振動子のプローブ
先端部内での位置が一定にならず超音波診断位置が定ま
らず適正な超音波診断を実施できないという不具合があ
った。
【0009】次に、従来例4に記載された三次元の超音
波画像を得るための超音波内視鏡装置は、移動量の検出
のために超音波内視鏡の先端にローラおよびロータリー
エンコーダを設けているため、それらおよびそれらと信
号処理回路とを接続する信号線によって生体内に挿入す
る部分の外径が必要以上に太くなり、内視鏡検査を受け
る患者に与える苦痛が増大してしまうという不具合があ
った。
【0010】次に、従来例5に記載された超音波内視鏡
装置は、テスト駆動等により予めプローブの回転特性や
停止特性を測定して決定した最適パラメータを用いて、
検出した超音波振動子の移動量を補正しているため、最
適パラメータを決定した当初は所望の精度で移動量の検
出ができるが、経時変化によって上記特性が変化した後
は、再び最適パラメータを決定する作業を行わない限
り、所望の検出精度を確保することができないという不
具合があった。
【0011】本発明は、上記不具合を解決すべく提案さ
れるもので、プローブ外径の細径化を図り内視鏡検査を
受ける患者の苦痛を軽減し、シースの交換を容易にして
コスト面での問題を解決し、超音波振動子のプローブ先
端での位置を一定にして適正な超音波診断を実施できる
超音波内視鏡装置、さらにプローブ外径の細径化を図る
とともに、超音波振動子の移動量の検出精度が経時変化
に影響されないようにした三次元超音波診断が可能な超
音波内視鏡装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、体腔内挿入部先端に超音波画像を得るた
めに超音波を送受信する超音波振動子と、超音波振動子
の挿入部先端内での位置を検出する手段を設けるととも
に、挿入部先端部をプローブ本体から分離可能に構成し
た超音波内視鏡装置とした。また、超音波画像を得るた
めに超音波を送受信する第1の超音波振動子と、該第1
の超音波振動子を内包するシースと、該シースの軸方向
に超音波を送受信する第2の超音波振動子と、前記第1
の超音波振動子を前記シース内で軸方向に進退移動させ
る駆動手段と、前記第2の超音波振動子が送受信した超
音波信号に基づいて前記第1の超音波振動子の移動量を
求める移動量検出手段とを具えた超音波内視鏡装置とし
た。
【0013】
【作用】このように、本発明は挿入部先端に超音波振動
子の挿入部先端での位置を検出する手段を設けるととも
に、挿入部先端部をプローブ本体から分離可能に構成し
さらにシャフト支持具を設けないようにしたので、超音
波振動子のプローブ先端での位置を一定にでき、またシ
ースの交換を容易に行え、プローブ外径の細径化を図れ
る。また、三次元の超音波画像を得るために駆動手段に
よってシース内で軸方向に進退動される第1の超音波振
動子が、三次元の超音波画像を得るために超音波を受信
する際には、第2の超音波振動子が第1の超音波振動子
を内包するシースの軸方向に超音波を送受信するから、
移動量産出手段は、第2の超音波振動子が送受信する超
音波信号に基づいて第1の超音波振動子の移動量を所望
の精度で求めることができる。また、内視鏡先端にロー
ラおよびロータリエンコーダを設けていないから、挿入
部外径が太くなることを回避できる。
【0014】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を詳細に説
明していく。図1は、本発明の超音波内視鏡装置の第1
実施例を示した全体構成図である。プローブ1の先端内
には第1の超音波振動子2が配設されており、この超音
波振動子2はプローブ1の挿入部を形成するシース3内
に延在するフレキシブルシャフト4の先端に固着されて
いる。また、フレキシブルシャフト4の先端には第2の
超音波振動子5が固着されている。術者手元側に向かっ
て延在するシース3は、術者手元側端部で外枠6に接続
されている。
【0015】また、プローブ1の先端部7には、表面が
鏡面となっている反射体8が設けられている。先端に第
2の超音波振動子5が固着されているフレキシブルシャ
フト4の他端は、第1のコネクタ9を介して駆動部10
に連結されている。駆動部10には、モータ11が設け
られており、このモータ11には駆動伝達軸12が連結
され、駆動伝達軸12は第2のコネクタ13に着脱自在
に連結されるとともに、第2のコネクタ13を介して前
記第1のコネクタ9に連結されている。そして、モータ
11の回転を受けて第2の超音波振動子2が回転駆動さ
れるようになっている。
【0016】また、第2のコネクタ13の外周部にはフ
ランジ14が固定されており、このフランジ14にはボ
ールネジ15が螺合されている。ボールネジ15の他端
にはステッピングモータ17が連結されており、このス
テッピングモータ17は観測装置18に設けられている
モータドライバ19を介してCPU20に接続されてい
る。また、前記モータ11は観測装置18に設けられて
いるモータサーボ回路21を介してCPU20に接続さ
れている。前記第1の超音波振動子2、第2の超音波振
動子5にはそれぞれケーブル(図示されていない)が接
続されており、これらのケーブルはフレキシブルシャフ
ト4内を経て第1のコネクタ9に設けた接点(図示され
ていない)を介して駆動伝達軸12内に延在するケーブ
ル(図示されていない)に接続されている。
【0017】このケーブルは、駆動伝達軸12に連結さ
れているスリップリング22に接続され、スリップリン
グ22は距離測定回路23を介してCPU20に接続さ
れている。また、スリップリング22は、送信回路2
4、信号処理回路25に接続され、送信回路24はCP
U20に接続されている。一方、信号処理回路25は、
A/D(アナログ・デジタル変換回路)26と、D.S.C.
(デジタルスキャンコンバータ)27を介してCPU2
0に接続されている。なお、D.S.C.27はCRT28に
接続されている。
【0018】次に、以上のごとく構成されている第1実
施例の作用を説明する。CPU20からの駆動信号によ
り、モータサーボ回路21が作動し、モータ11が回転
動する。すると、モータ11の回転は駆動回転軸12に
伝達され、第2のコネクタ13、第1のコネクタ9、フ
レキシブルシャフト4に伝達され第1の超音波振動子2
を回転させる。第1の超音波振動子2にはCPU20か
ら信号を受けた送信回路24からの超音波発信信号が送
信され、第1の超音波振動子2は被検体に超音波を送波
する。被検体から反射された超音波は、第1の超音波振
動子2で受信され、観測装置18内の信号処理回路25
でエコー信号に変換される。
【0019】エコー信号は、A/D26でアナログ信号
からデジタル信号に変換された後、D.S.C 27で画像処
理される。画像処理された信号はCRT28に送られ、
被検体の超音波画像がスクリーン上に描出される。とこ
ろで、被検体に挿入しながら超音波診断をする場合、プ
ローブ1はストレート状態になっていることはほとんど
なく、湾曲等がかかっており挿入にともないこの湾曲状
態は随時変化していく。この場合、図2に示すようにフ
レキシブルシャフト4の先端部は、プローブ1の先端部
7に対して移動してしまい(実線矢印)、フレキシブル
シャフト4の先端部とプローブ1の先端部7との距離は
一定せず診断位置は一定しないことになる。
【0020】そこで、CPU20から信号を受けた距離
測定回路23の超音波発信信号を第2の超音波振動子5
に送信し、超音波を反射体8に向けて送波する。反射体
8から反射された超音波は、第2の超音波振動子5で受
信され距離測定回路23で信号処理された後、反射体8
と第2の超音波振動子5との距離を算出する。なお、図
2中の破線矢印は超音波の進路を示したものである。
【0021】次に、CPU20で算出された距離と設定
値との差を計算し、その差分量だけフレキシブルシャフ
ト4を移動させる信号をモータドライバ19に送る。モ
ータドライバ19から制御信号がステッピングモータ1
7に送られる。すると、ステッピングモータ17の回転
はボールネジ15に伝達され、フランジ14を介して連
結されている第1のコネクタ9を軸方向に移動させ、第
1のコネクタ9に連結されているフレキシブルシャフト
4をCPU20で設定された値になるまで移動させるこ
とになる。
【0022】このように本実施例によれば、体腔内でプ
ローブ1に湾曲等がかかった状態になっても、プローブ
先端部7とフレキシブルシャフト先端部との距離を一定
に保持でき、適正な診断位置で超音波診断を実施でき
る。また、プローブ先端部7に軸受け等の構成部材が配
設されていないので、損傷したシース3の交換が容易に
行えるとともに、プローブ1の外径が太くなるのを防止
でき被検者の苦痛を軽減できる。
【0023】次に、第1実施例の超音波内視鏡装置を用
いて、三次元の超音波画像を得るための作用を説明す
る。先ず、観測装置18に接続されたキーボード(図示
されていない)を介して、第1の超音波振動子2の軸方
向への全移動量および移動ピッチを入力する。観測装置
18内のCPU20では、距離測定回路23に信号を送
って第2の超音波振動子5から反射体8に向かって超音
波を送波する。反射体8で反射された超音波は、第2の
超音波振動子5で受信した後、距離測定回路23で反射
体8と第2の超音波振動子5との距離を算出する。
【0024】また、CPU20では上記の算出した距離
とキーボードから入力した値から、第1の超音波振動子
2を軸方向に移動する量を計算し、モータドライバ19
に信号を送ってモータドライバ19に接続されているス
テッピングモータ17を回転させる。ステッピングモー
タ17の回転はボールネジ15に伝達され、フランジ1
4を介して連結されている第1のコネクタ9を軸方向に
移動させ、この第1のコネクタ9に連結されているフレ
キシブルシャフト4およびフレキシブルシャフト4先端
に固着された第1の超音波振動子2を、CPU20で計
算した値になるまで移動させる。そして、CPU20か
らモータサーボ回路21に信号を送ってモータ11を回
転させ、駆動伝達軸12、第2のコネクタ13、第1の
コネクタ9、フレキシブルシャフト4を介して第1の超
音波振動子2を回転させる。その後、CPU20から送
信回路24、信号処理回路25、A/D26、D.S.C.2
7に信号を送って被検体の超音波の画像処理を行う。
【0025】次に、CPU20から第1の超音波振動子
2の軸方向への移動ピッチに相当する信号をモータドラ
イバ19に送って、モータドライバ19に接続している
ステッピングモータ17を回転させ、第1の超音波振動
子2を移動ピッチ値になるまで移動させる。そして、C
PU20から送信回路24、信号処理回路25、A/D
26、D.S.C 27に信号を送って被検体の超音波の画像
処理を行う。こうした動作をキーボードを介して入力し
た値まで繰り返した後、CPU20で被検体の超音波画
像を移動ピッチごとに整理、処理すれば、被検体の三次
元超音波画像を容易に得ることができる。
【0026】図3は、本発明の第2実施例を示した三次
元超音波画像を得るための超音波内視鏡装置の構成図で
あり、第1実施例と対応する箇所には同一符号を付し
た。ラジアルスキャンのための第1の超音波振動子2
は、プローブ1の先端側においてフレキシブルシャフト
4の先端部に固定され、フレキシブルシャフト4はシー
ス3内に収容されている。フレキシブルシャフト4の先
端部には、さらにプローブ1の先端(シース3の先端
面)と対向するように第2の超音波振動子5が固定され
ており、フレキシブルシャフト4の他端は硬性シャフト
29に固定されている。
【0027】硬性シャフト29の図示左側の部分にはリ
ング30が固定され、このリング30はベアリング31
を介して駆動ガイド32内に嵌合されている。駆動ガイ
ド32は、弾性部材33によってフレキシブルシャフト
4の軸方向に付勢されるとともに、筐体34に対してダ
ンパ32aによって接続されており、図示しないモータ
によって回転されるカム35によって軸方向に往復運動
を行う。硬性シャフト29の右側の部分には第1のギア
36が噛合され、第1のギア36には第2のギア37お
よび第3のギア38がこの順序で噛合され、第2のギア
37および第3のギア38にはそれぞれ、モータ39お
よびエンコーダ40が接続されている。また、硬性シャ
フト29の右端部にはスリップリング41が接続されて
いる。
【0028】観測装置18には、エンコーダ40のA相
およびZ相の信号が入力されるとともに、スリップリン
グ41を介して第1の超音波振動子2からの信号が入力
される。観測装置18の出力信号は第1のCRT42に
入力されて当該ラジアルスキャンにより得られた超音波
画像の表示に用いられるとともに、後述する三次元画像
処理装置に入力される。第2の超音波振動子5からの信
号は、スリップリング41を介して送信回路24および
増幅器43に入力される。送信回路24にはさらに、タ
イミング信号発生器44からの基準クロック信号が入力
され、送信回路24および増幅器43の出力信号および
タイミング信号発生器44が発生する基準クロック信号
が距離計測器45に入力される。
【0029】距離計測器45の出力信号は、三次元画像
処理装置46に入力される。三次元画像処理装置46
は、この信号および観測装置18からの信号に基づいて
画像処理を行い、その出力信号は第2のCRT47に入
力され、三次元超音波画像の表示に用いられる。なお、
三次元画像処理装置46には、第1の超音波振動子2お
よび第2の超音波振動子5が固定されたフレキシブルシ
ャフト4の移動速度が弾性部材33およびダンパ32a
によって決定されることに関するデータベースを予め構
築しておくものとする。
【0030】次に、この第2実施例の三次元超音波画像
を得るための超音波内視鏡装置の作用について説明す
る。プローブ1のシース3内に収容され硬性シャフト2
9に結合されるフレキシブルシャフト4は、カム35の
往復運動によって軸方向(挿入方向)に進退駆動されて
所定の位置に停止する。その後、フレキシブルシャフト
4の先端に結合された第1の超音波振動子2は硬性シャ
フト29に噛合される第1のギア36およびそれに噛合
される第2のギア37を介して、モータ39によって回
転駆動される。その間、観測装置18は図示しない指令
信号によってモータ39の回転制御を行い、エンコーダ
40は第1の超音波振動子2の回転方向(ラジアル方
向)の位置を検出する。このラジアルスキャンにおい
て、観測装置18は、フレキシブルシャフト4の回転軸
に対し垂直な面を走査する第1の超音波振動子2が生体
に対し送受信した超音波をスリップリング41を介して
取り込み、その超音波に基づいて第1のCRT42に超
音波画像をBモード画像(二次元画像)として表示す
る。
【0031】上記ラジアルスキャンにおいて、軸方向の
位置検出は以下のようにしてなされる。すなわち、プロ
ーブ1の先端部において、シース3の先端面に対向し軸
方向を走査する第2の超音波振動子5は、タイミング信
号発生器44が発生する基準クロック信号に基づいて送
信回路24が発生するタイミング信号を送信され、その
タイミング信号に応じたタイミングでシース3の先端面
に向けて超音波を送信し、シース3の先端面で反射され
た超音波を受信する。
【0032】第2の超音波振動子5で受信された超音波
(エコー信号)は、スリップリング41を介して送信回
路24および増幅器43に入力される。距離計測器45
は、上記クロック信号、タイミング信号および増幅器4
3で増幅されたエコー信号を用いて第2の超音波振動子
5による超音波送信および受信間の時間計測を行い、求
めた時間をシース3の先端面から第2の超音波振動子5
までの距離に換算し、その距離から第1の超音波振動子
2の位置情報をリアルタイムで得る。
【0033】三次元画像処理装置46は、距離計測器4
5から出力される距離情報に応じて観測装置18の出力
であるBモード画像を、例えば軸方向の間隔1mmで複
数取り込む。取り込まれた複数枚のBモード画像は、第
2の超音波振動子5によって得た軸方向の位置情報に応
じて三次元画像処理装置46に蓄積するように画像処理
され、第2のCRT47に疑似三次元画像として表示さ
れる。
【0034】上記Bモード画像の取り込みのために、以
下のようにして第1の超音波振動子2および第2の超音
波振動子5を軸方向に進退移動させる。すなわち、カム
35を図示しないモータによって回転駆動すると、カム
35は弾性部材33により付勢されている駆動ガイド3
2をプローブ1の軸方向に往復駆動する。このとき、駆
動ガイドの内部には硬性シャフト29に固定されたリン
グ30が収容され、リング30はベアリング31を介し
て駆動ガイド32に回転自在に支持されているため、カ
ム35の回転による駆動ガイド32の軸方向の往復運動
に応じて硬性シャフト29およびそれに結合されたフレ
キシブルシャフト4も軸方向に往復運動することにな
る。
【0035】この往復運動により、フレキシブルシャフ
ト4の先端に固定された第1の超音波振動子2および第
2の超音波振動子5を軸方向に往復運動する。これら超
音波振動子2、5の往復運動は、駆動がカム35および
弾性部材33によってなされるため、そのままでは速度
を一定にすることはできないが、筐体34とダンパ32
aを介在させているので速度を一定にすることができ、
滑らかな進退移動を実現できる。
【0036】なお、この第2実施例では第1の超音波振
動子2および第2の超音波振動子5を独立に設けている
が、画像処理系において分離可能な周波数を用いるとい
う前提の下に、超音波振動子を一つのみにして上述した
画像取り込みおよび位置検出の機能を持たせるようにし
てもよい。
【0037】図4は本発明の第3実施例を示したもの
で、三次元超音波画像を得るための超音波内視鏡装置の
要部の構成を示したものである。第2実施例との相違点
は、プローブ1のシース3の先端部に第1の超音波振動
子2の回転空間を隔てるシール部材48を設けるととも
に、フレキシブルシュフト4の硬性シャフト側において
ドーナツ状の第2の超音波振動子5をシール部材48と
対向させてシース3に固定し、さらにシース3のシール
部材48および第2の超音波振動子5の間に蛇腹部49
を設けたことであり、それ以外の部分は第2実施例と同
様に構成する。
【0038】次に、この第3実施例の超音波内視鏡装置
の作用について説明する。第1の超音波振動子2がBモ
ード画像の取り込みのために、フレキシブルシャフト4
の回転周りに回転してラジアルスキャンを行う際には、
第2の超音波振動子5はシール部材48に向かって図示
破線のように超音波を放射してそのエコーを受信し、得
られたエコー信号を用いて第2の超音波振動子5からシ
ール部材48までの距離を検出する。また、次のBモー
ド画像の取り込みのため、第1の超音波振動子2を固定
したフレキシブルシャフト4を軸方向に進退移動させる
と、その進退移動に応じて蛇腹部49は伸張または収縮
する。
【0039】この第3実施例においては、蛇腹部49を
設けたことにより上記フレキシブルシャフト4の進退移
動に伴い、シース3内に満たした超音波伝達媒体が負圧
になるので、第1の超音波振動子2の周囲に気泡が発生
することが防止され、気泡発生による超音波画像に対す
る悪影響を除去して高品質の超音波画像を得ることがで
きる。また、蛇腹部49を設けたことにより、超音波伝
達媒体の粘性に抗して第1の超音波振動子2を固定され
たフレキシブルシャフト4を進退移動させる際の駆動力
を減少させることができる。
【0040】なお、この第3実施例ではシース3の伸縮
部を蛇腹構造で構成しているが、スライド構造や弾性体
を用いてもよく、また、伸縮部を設ける位置を超音波振
動子側にしても超音波観測装置側にしてもよい。さら
に、フレキシブルシャフト4を進退駆動する機構を蛇腹
部49内に満たした高粘性の油の油量を可変制御する油
圧ポンプに変更してもよい。
【0041】図5は、本発明の第4実施例を示したもの
で、三次元超音波画像を得るための超音波内視鏡装置の
要部の構成を示したものである。この第4実施例と第3
実施例との相違点は、カム35によってフレキシブルシ
ャフト4を進退移動させる代わりに、蛇腹部49内に設
けた伸長特性を有するコイル状の形状記憶合金50およ
び収縮特性を有するコイル状の形状記憶合金51に電流
を流すことにより、フレキシブルシャフト4を進退移動
させるようにしたことであり、それ以外の部分は第3実
施例と同様に構成する。
【0042】この第4実施例の超音波内視鏡装置におい
ては、伸長特性を有する形状記憶合金50に電流を流す
ことにより形状記憶合金50が伸長する結果、第1の超
音波振動子2はシース3とともに前進し、同様に収縮特
性を有する形状記憶合金51に電流を流すことにより形
状記憶合金51が収縮する結果、第1の超音波振動子2
はシース3とともに後退することから、第3実施例のカ
ム35と同様の第1の超音波振動子2の軸方向の進退駆
動が可能になる。したがって、第3実施例よりも超音波
内視鏡装置を小型化することができる。
【0043】図6は、本発明の第5実施例を示したもの
で、三次元超音波画像を得るための超音波内視鏡装置の
要部の構成を示したものである。この第5実施例は、上
記第4実施例の構成から軸方向の位置検出用の第2の超
音波振動子5を廃止した点が異なり、それ以外の部分は
第4実施例と同様に構成する。
【0044】この第5実施例の超音波内視鏡装置におい
ては、伸長特性を有する形状記憶合金50および収縮特
性を有する形状記憶合金51は、第4実施例と同様に第
1の超音波振動子2を軸方向に進退移動する手段として
機能する上に、進退移動した第1の超音波振動子2の位
置検出のための手段としても機能する。つまり、形状記
憶合金50および形状記憶合金51は、伸長、収縮に伴
い抵抗値が変化するから、その抵抗値の測定値に基づい
て予め求めておいた抵抗値−伸長(収縮)特性を参照す
るように距離計測器を構成することにより、第1の超音
波振動子2の軸方向の位置を検出することができ、第4
実施例よりも小型化およびコストダウンを図ることがで
きる。
【0045】図7は、本発明の第6実施例を示したもの
で、超音波内視鏡装置の全体構成図である。本実施例は
リニア走査に係る実施例を示したもので、第1実施例と
異なり第1の超音波振動子2を回転駆動させるモータ1
1、駆動伝達軸12、スリップリング22、モータサー
ボ回路21が設けられていない。それ以外の部分は第1
実施例と同様に構成する。
【0046】次に、本実施例の作用を説明する。先ず、
観測装置18に接続されたキーボード(図示されていな
い)を介して、第1の超音波振動子2の軸方向への全移
動量および移動ピッチを入力する。その後、観測装置1
8内のCPU20から距離測定回路23に信号を送っ
て、第2の超音波振動子5から超音波を反射体8に送波
し、反射体8で反射された超音波を第2の超音波振動子
5で受信した後、距離測定回路23で反射体8と第2の
超音波振動子5との距離を算出する。
【0047】また、CPU20では、算出した距離とキ
ーボードから入力した値から、第1の超音波振動子2を
軸方向に移動する移動量を計算し、モータドライバ19
に信号を送って、モータドライバ19に接続しているス
テッピングモータ17を回転させる。ステッピングモー
タ17の回転により、フレキシブルシャフト4先端に固
着された第1の超音波振動子2は、CPU20で計算し
た値になるまで移動する。その後、CPU20から送信
回路24、信号処理回路25、A/D26、D.S.C 27
に信号を送って、被検体の超音波の画像処理を行う。
【0048】次に、CPU20から第1の超音波振動子
2の軸方向への移動ピッチに相当する信号をモータドラ
イバ19に送って、モータドライバ19に接続している
ステッピングモータ17を回転させ、第1の超音波振動
子2を移動ピッチ値になるまで移動させる。そして、再
びCPU20から送信回路24、信号処理回路25、A
/D26、D.S.C 27に信号を送って、被検体の超音波
の画像処理を行う。以上の操作を、キーボードから入力
した値まで繰り返した後、CPU20で被検体の超音波
画像を移動ピッチごとに整理、処理することにより被検
体のリニア画像が得られる。
【0049】このように本実施例によれば第1実施例と
同様に、体腔内でプローブ1に湾曲等がかかった状態に
なっても、プローブ先端部7とシャフト先端部との距離
を一定に保持でき、適正な診断位置でリニア画像による
超音波診断を実施できる。また、プローブ先端に軸受け
等の構成部材が配設されていないので、シースの交換が
容易に行えるとともに、プローブ1の外径が太くなるの
を防止でき被検者の苦痛を軽減できる。
【0050】図8は、プローブ1をガイドチューブ52
内に挿入し、ガイドチューブ52を生体53の体腔壁5
4に密着させた状態で超音波診断をしている様子を示し
たものである。図9は、プローブ1をガイドチューブ5
2内に挿入した状態を示す詳細図である。ガイドチュー
ブ52は、バルーン55、シース56、バルーン給排水
チューブ57、脱気水チューブ58を有する。シース5
6の先端側は封止されており、また、先端にはリング状
の密封部材59、60を介してバルーン55が固着され
ている。脱気水チューブ58の他端には、ルアー口金6
1を介してシリンジ62が接続されている。
【0051】シース56の他端は、シース固定部材63
の外周部に糸で縛り付けた後、接着固定されており、シ
ース固定部材63の内周部にはリング状弾性部材64が
設けられている。そして、シース56の内部には脱気水
等の超音波伝達媒体が充填されている。また、バルーン
給排水チューブ57の先端は、バルーン55とリング状
の密封部材60との間に挿入され、固定されている。バ
ルーン給排水チューブ57の他端には、ルアー口金65
を介してシリンジ66が接続されている。
【0052】次に、このように構成されているバルーン
法による超音波診断について説明する。先ず、ガイドチ
ューブ52を体腔内に挿入し、バルーン給排水チューブ
57に接続されているシリンジ66を押して、ガイドチ
ューブ52の先端に設けられているバルーン55内に脱
気水を充填しバルーン55を膨らませる。すると、バル
ーン55は生体53の体腔壁54に密着固定する(図
8)。
【0053】その後、プローブ1をガイドチューブ52
内に挿入していき、プローブ1先端にある第1の超音波
振動子2がバルーン55が密着している体腔壁54に位
置したところで、プローブ1をガイドチューブ52に固
定し超音波診断を行う。この場合、プローブ1とガイド
チューブ52はリング状弾性部材64によって水密が保
たれている。
【0054】なお、脱気水チューブ58に接続されてい
るシリンジ62を押して体腔内に脱気水を充満させ、脱
気水充満部にプローブ1先端にある第1の超音波振動子
2を移動させることにより、体腔内脱気水充満法による
超音波診断も行える。また、脱気水が流れてしまって貯
めておけない体腔内の部位では、バルーン法の他にバル
ーン55を膨らませて管腔を一時的に閉鎖し、体腔内に
脱気水を充満させれば上記同様の超音波診断が行える。
このように、ガイドチューブ52を用いることにより、
本発明に係る超音波内視鏡装置を用いたバルーン法、脱
気水充満法による超音波診断を容易に行える。
【0055】図10は、プローブ先端部67の実施例を
示したもので、超音波伝達媒体を注入する方法を説明す
るためのものである。図示のように、プローブ先端部6
7には反射体8が設けられている。また、先端部67に
は貫通孔68が形成されており、貫通孔68のシース3
側端部には貫通孔68を塞ぐように封止部材69が設け
られている。封止部材69は形状記憶合金または形状記
憶樹脂で形成されており、封止部材69にはケーブル
(図示されていない)の一端が接続され、ケーブルの他
端は電圧制御回路(図示されていない)に接続されてい
る。その他の構成は、第1実施例と同様である。
【0056】次に、この実施例のプローブ1先端部67
に超音波伝達媒体を注入する方法を説明する。先ず、電
圧制御回路を作動させ、封止部材69に電圧をかける。
電圧の印加にともない封止部材69は、2点鎖線で示す
ように変化し貫通孔68はプローブ1のシース3内と連
通状態となる。この状態で、例えば超音波伝達媒体を充
填したシリンジ等を介して、貫通孔68から超音波伝達
媒体をシース3内に注入する。注入が終了した後、電圧
制御回路の作動を止めると封止部材69の形状は、実線
のように変化し封止部材69は貫通孔68を封止する。
このようにして、プローブ1のシース3内への超音波伝
達媒体の注入を容易に行える。
【0057】図11は、プローブ先端部67の実施例を
示したもので、超音波伝達媒体を注入する他の方法を説
明するためのものである。プローブ先端部67には貫通
孔68が形成されており、貫通孔68のシース3側端部
には貫通孔68を内包するようにケース69が設けられ
ている。ケース69は絶縁材から成り、内側には金属ケ
ース70さらに絶縁材から成る内ケース71が設けられ
ている。また、内ケース71の内側には、コンタクト7
2が軸73方向に移動可能に設けられており、金属ケー
ス70内に挿入されている場合は、貫通孔68は封止さ
れるようになっている。
【0058】コンタクト72には、形状記憶合金、形状
記憶樹脂で形成されているファイバー73が接続されて
いる。このファイバ73の他端は、管路74内に配設さ
れるとともにリング75に固定されているファイバ固定
部材76に接続されている。なお、リング75は内ケー
ス71に挿入固定されている。また、ファイバ73とフ
ァイバ固定部材76との間には、バネ77が軸73方向
に移動可能に配設され、金属ケース70およびリング7
5にはケーブル(図示されていない)が接続されてお
り、ケーブルの他端は電圧制御回路(図示されていな
い)に接続されている。その他の構成は、前記図10の
構成と同様である。
【0059】次に、超音波伝達媒体を封入する方法につ
いて説明する。先ず、電圧制御回路を作動させると、金
属ケース70およびリング75に電圧がかかる。また、
ファイバ73にはコンタクト72、ファイバ固定部材7
6を介して電圧がかかる。電圧の印加にともない、ファ
イバ73は縮み、コンタクト72がリング75側に移動
してバネ77を縮ませる。コンタクト72がリング75
側に移動することによって、貫通孔68は管路78、管
路74を介してプローブ1のシース3内と連通する。
【0060】そこで、例えば超音波伝達媒体を充填した
シリンジ(図示されていない)等で貫通孔68から超音
波伝達媒体をシース3内に注入する。注入が終了後、電
圧回路の作動を止めるとファイバ73が伸び、コンタク
ト72がリング75側から離れてバネ77が伸びる。コ
ンタクト72がリング75側から離れて、金属ケース7
0内に挿入されると、貫通孔68は封止される。このよ
うにして、プローブ1のシース3内への超音波伝達媒体
の注入を容易に行える。
【0061】
【発明の効果】このように本実施例によれば、挿入部先
端に超音波振動子の挿入部先端内での位置を検出する手
段を設けてあるので、画像取り込み用の超音波振動子の
移動量を所望の精度で求めることができ、プローブ先端
部とシャフト先端部との距離を一定に保持しながら適正
な診断位置で超音波診断を実施できる。また、挿入部先
端部をプローブ本体に対して分離可能に構成し、プロー
ブ先端部に超音波振動子を回転させるための滑り軸受け
等を設けていないので、損傷したシースの交換を用意に
行えるとともに、プローブ外径が太くなるのを防止でき
被検者の苦痛を軽減できる。また、三次元超音波画像を
得るための超音波内視鏡装置の場合、画像取り込み用の
超音波振動子の移動量(位置)検出手段により移動量を
所望の精度で求めるようにしてあるので、高品質の三次
元超音波画像が得られる。また、プローブ先端部に超音
波振動子の移動量を検出するためのローラ、エンコーダ
等の構成部材が配設されていないので、挿入部の外径が
太くなるのを防止でき被検者の苦痛を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波内視鏡装置の第1実施例の全体
構成図である。
【図2】プローブ先端部の部分説明図である。
【図3】三次元超音波画像を得るための、超音波内視鏡
装置の第2実施例の全体構成図である。
【図4】本発明の第3実施例のプローブ先端部の部分説
明図である。
【図5】本発明の第4実施例のプローブ先端部の部分説
明図である。
【図6】本発明の第5実施例のプローブ先端部の部分説
明図である。
【図7】本発明の超音波内視鏡装置の第6実施例の全体
構成図である。
【図8】ガイドチューブを用いて超音波診断をしている
状態を示した図である。
【図9】ガイドチューブとプローブ先端構成を示した断
面図である。
【図10】超音波伝達媒体注入孔を有するプローブ先端
部を示した断面図である。
【図11】超音波伝達媒体注入孔を有する他のプローブ
先端部を示した断面図である。
【符号の説明】
1 プローブ 2 第1の超音波振動子 3 シース 4 フレキシブルシャフト 5 第1の超音波振動子 6 外枠 7 先端部 8 反射鏡 9 第1のコネクタ 10 駆動部 11 モータ 12 駆動伝達軸 13 第2のコネクタ 14 フランジ 15 ボールネジ 17 ステッピングモータ 18 観測装置 19 モータドライバ 20 CPU 21 モータサーボ回路 22 スリップリング 23 距離測定回路 24 送信回路 25 信号処理回路 26 A/D 27 D.S.C 28 CRT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内挿入部先端に超音波画像を得るた
    めに超音波を送受信する超音波振動子と、超音波振動子
    の挿入部先端内での位置を検出する手段を設けるととも
    に、挿入部先端部をプローブ本体から分離可能に構成し
    たことを特徴とする超音波内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 超音波画像を得るために超音波を送受信
    する第1の超音波振動子と、該第1の超音波振動子を内
    包するシースと、該シースの軸方向に超音波を送受信す
    る第2の超音波振動子と、前記第1の超音波振動子を前
    記シース内で軸方向に進退移動させる駆動手段と、前記
    第2の超音波振動子が送受信した超音波信号に基づいて
    前記第1の超音波振動子の移動量を求める移動量検出手
    段とを具えてなることを特徴とする超音波内視鏡装置。
JP5072056A 1993-01-14 1993-03-30 超音波内視鏡装置 Withdrawn JPH06261905A (ja)

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