JPH0718463U - 回路基板の短絡防止構造 - Google Patents

回路基板の短絡防止構造

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JPH0718463U
JPH0718463U JP5205293U JP5205293U JPH0718463U JP H0718463 U JPH0718463 U JP H0718463U JP 5205293 U JP5205293 U JP 5205293U JP 5205293 U JP5205293 U JP 5205293U JP H0718463 U JPH0718463 U JP H0718463U
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昭二 牧野
剛 太刀川
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下方向に並んで位置する複数の端子部間の
被水時における短絡を防止する回路基板の短絡防止構造
を提供する。 【構成】 ケースハウジング1の裏面2に配設されたF
PC板3に、上下方向に並んで位置する端子部7と、こ
の端子部7間に形成された孔部9と、ケースハウジング
1の裏面2に孔部9に対応し挿通する壁部10とからな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回路基板の短絡防止に関し、特に、被水等による回路基板に形成し た端子部の短絡防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4〜6で示すように、ケースハウジング1の外側裏面2に可撓性を有 するFPC板3を裏面2に立設するピン4に圧入係合し配設している。このFP C板3に導電パターン5を形成し、この導電パターン5の端部に形成され、ケー スハウジング1内に収納された図示しない電子部品等に導電性材料からなるビス 6を介して電気的に接続される端子部7が上下方向に並んで複数形成してある。 又、このFPC板3には、端子部7とその近傍とを除いて、導電パターン5の保 護の目的で絶縁膜8で覆われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術において、風呂のリモコン等に用いられる場合、ケースハウジ ング1とFPC板3とに湯などがかかり、絶縁膜8で覆われていない上下方向に 並んだ端子部7間に上から下に水が流れ、端子部7間が電気的に導通状態となり 、ケースハウジング1内に収納された図示していない電子部品や回路等を破壊し てしまう等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は前記問題点を解決することを目的とするもので、その要旨は 壁面に配設される回路基板に少なくとも2つ以上の略上下に位置する端子部を形 成し、この端子部間に孔部を設けるとともに、この孔部に挿通する壁部を前記壁 面に形成したことを特徴とする、また前記壁面に形成した壁部において、水平方 向に対して傾斜していることを特徴とする。
【0005】
【作用】
略上下方向に並んだ複数の端子部間の被水時における短絡を防止する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図1〜3に基づいて説明するが、前記従来例と同一または相当 個所には同一符号を付してその詳細な説明は省く。図1,2は本考案の第1実施 例を示し、1はケースハウジングであって、ケースハウジング1の外面裏面2に はFPC板3が配設され、このFPC板3には導電パターン5を形成し、この導 電パターン5の端部に形成され、図示しない電子部品等にビス6を介して電気的 に接続される端子部7が上下方向に並んで複数形成してある。また、このFPC 板3は、端子部7とその近傍とを除いて、導電パターン5の保護の目的で絶縁膜 8で覆われている。又、このFPC板3には、上下方向に並んだ端子部7間に横 方向に延びた孔部9を形成している。そして、計器ケース1の裏面2には、孔部 9に対応し挿通する横方向にのびた壁部10を裏面2に対し垂直に形成している。 この壁部10は、端子部7間で短絡しないように、上方向からの水の流れを下方向 に流すため、図1の上側の壁部10は左下りに下側の壁部10は左上りに傾斜してい る。
【0007】 前記構成により、ケースハウジング1に水などがかかった場合、水が上から下 へ流れたとしても、壁部10があることによって上下に並ぶように位置した端子部 7間に水が伝わらず、水による端子部7間の短絡がない。
【0008】 また図3は第2実施例を示し、上下方向に並んだ端子部7とその間に右側に少 しずれた位置に位置する端子部7とからなり、端子部7間に上からの水を逃がす ように略人の字状の壁部10を設けている。この実施例においても上から流れてく る水による端子部7間の短絡は防止できる。
【0009】 なお、前記実施例において、回路基板3にFPC板3を用いていたが、硬質プ リント基板を用いてもよい。また、FPC板3は、ケースハウジング1の外側裏 面2に配設していたが、ケースハウジング1にのみ限定されるものではなく、壁 面2に回路基板3が配設されるものであればよい。
【0010】 また、端子部7はビス6を介して電子部品等に電気的に接続されているが、端 子部7の電気的接続はビス6に限定されるものではなく、例えば、図示していな いがジャンパー線などの端子部7への接続に用いられる半田付けや電球接続用の 端子部7などの絶縁膜8で覆われていない端子部7であればよい。
【0011】 また、端子部7は導電パターン5の端部にのみ設ける必要はなく、導電パター ン5の中間位置に設けてもよい。
【0012】 また、端子部7は、厳密に上下に並ぶ必要はなく、図3で示すように上から流 れてくる水による影響を受けるおそれのある上下に配置した位置関係の端子部7 も含むことはいうまでもない。加えて、端子部7間の距離があってもよい。また 、前記実施例では、FPC板3とケースハウジング1との間に間隔をもうけて配 置していたが、間隔は適宜自由に設定しても何ら問題はない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、前記構成により上下に並んだ端子部間の被水時の絶縁性を向上でき 、回路の誤動作や端子部の電食を未然に防止でき、電子部品や回路の破壊を防止 できる。また、壁部を設けたことにより、ケースハウジングに回路基板を配設す る時の位置決め部材ともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の正面図。
【図2】同実施例の断面図。
【図3】本考案の第2実施例の正面図。
【図4】従来例の斜視図。
【図5】同従来例の正面図。
【図6】同従来例の断面図。
【符号の説明】
1 ケースハウジング 2 壁面(裏面) 3 回路基板(FPC板) 5 導電パターン 6 ビス 7 端子部 9 孔部 10 壁部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に配設される回路基板に少なくとも
    2つ以上の略上下に位置する端子部を形成し、この端子
    部間に孔部を設けるとともに、この孔部に挿通する壁部
    を前記壁面に形成したことを特徴とする回路基板の短絡
    防止構造。
  2. 【請求項2】 前記壁面に形成した壁部において、水平
    方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1記
    載の回路基板の短絡防止構造。
JP1993052052U 1993-08-31 1993-08-31 回路基板の短絡防止構造 Expired - Fee Related JP2592363Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999039555A1 (fr) * 1998-01-29 1999-08-05 Smk Corporation Plaquette de circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999039555A1 (fr) * 1998-01-29 1999-08-05 Smk Corporation Plaquette de circuit

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