JPH07184042A - 限定メモリー容量をもつインターアクティブ式カラー画像デジタル化装置 - Google Patents

限定メモリー容量をもつインターアクティブ式カラー画像デジタル化装置

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JPH07184042A
JPH07184042A JP6289238A JP28923894A JPH07184042A JP H07184042 A JPH07184042 A JP H07184042A JP 6289238 A JP6289238 A JP 6289238A JP 28923894 A JP28923894 A JP 28923894A JP H07184042 A JPH07184042 A JP H07184042A
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color image
color
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reduction
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JP6289238A
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Marc Herregods
マルク・エレゴド
De Beeck Eddy Op
エデイ・オプ・ド・ベーク
Marc Goetschalckx
マルク・ゴーツシャルク
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Agfa Gevaert NV
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/3872Repositioning or masking
    • H04N1/3873Repositioning or masking defined only by a limited number of coordinate points or parameters, e.g. corners, centre; for trimming

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないメモリー容量をもつ装置にて、カラー
画像内の所定画像部分をデジタル化処理する方法。 【構成】 カラー画像は二度走査される。画像信号(3
0)は1回目(I)にサブサンプリング処理されて、2
回目(II)に空間削減処理されて所定画像部分データに
なる。所定画像部分の空間データ(35、36)は、サ
ンプリング処理画像信号(33)を表示できるインター
アクティブワークステーション(34)で決定される。
スキャナーによる第1サンプリングおよび第2サンプリ
ングは、同じ空間解像度にて行われる。走査動作中にサ
ブサンプリング処理と空間削減を行うことにより、メモ
リー容量の最適利用が実行できる。また、カラー画像は
1回の工程にてデジタル化処理されるため、レジスター
エラーが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子書類スキャナー、
プリ印刷機、コピー機などに適用できるような単一デー
タ伝送率および限定メモリー容量をもつ装置手段によ
り、透明あるいは不透明の担体上の光学カラー画像を空
間的選択的にデジタル化処理する方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学画像を、それぞれが画像の規定(画
素)部分の光学濃度の表示を行う複数の電気信号に変換
するためのデジタル化装置が、知られている。カラー画
像においては、そのカラー画像を分析することができる
色成分を特定するスペクトル濃度値が異なっている。デ
ジタル化装置の動作特性の性能は、とりわけこの空間解
像度や濃度解像度によるところが大きい。空間解像度
は、画素の線形寸法や、mm単位あたりの画素数やイン
チあたりのドット数(dpi)などの原画像にて測定さ
れた単位長あたりの画素数により決定されるものであ
る。また、濃度解像度は、デジタル化処理される各画像
成分の最小濃度値と最大濃度値の間の全範囲におけるト
ーン値の数に関するものである。以下、記述されている
「解像度」というのは、すべて空間解像度を指す。
【0003】デジタル化装置によっては、使われている
光学手段、機構手段、電子手段などの特性を利用して、
可変解像度をもつ装置が数多くある。しかし、コスト低
減のため構成を単純化して、解像度を固定した装置も存
在する。
【0004】カラー画像の特定画像部分は、しばしば画
像担体の限定区域に存在する場合がある。また、画像担
体は、デジタル化装置にてサンプリングあるいは読取処
理できる区域よりも小さい面積をもつ場合もある。多く
の作業において、原画像のマージン部を消去する必要が
あるだけでなく、書類や文章の所定部分を読み込んだり
コピーしたりする必要性もある。その場合、原画像全部
を読み取ることがよいとは限らない。そのため、後に続
く画像処理工程の前に、その部分画像を効率よく選定す
るための方法や装置がいくつか提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず第1の装置とし
て、所定画像部分から成る区域の画像採取処理の描写線
の空間データを特定するためユーザーが原画像を固定で
きるような上方照明やデジタル処理パッドを備えた作画
テーブルで構成されたものがある。この作画テーブルで
は、走査される原画像の大きさや位置が判断され、さら
に、画像部分の所定角度の回転が必要な場合には、その
回転角度を決めることができる。
【0006】オビトリの米国特許第4771336号に
は、選択された画像部分の正確な手動による特定が行え
るデジタル処理パッドとコピー器の統合装置が開示され
ている。しかし、その装置は、一般的な小さなフォーマ
ットサイズにおいて搬送画像を正確に採取処理するには
適切ではない。
【0007】特に反射技法画像や搬送画像での上記の問
題は、ドラムスキャナー装置にて解決されている。まず
原画像を、手動あるいはステップモータなどの電動手段
にて回転駆動できる透明ドラム上に添付する。所定画像
部分の描写線を特定するため、ドラムは走査装置または
補助装置に載置されている。どちらの装置にもキャリッ
ジが装備されていて、それがドラムに対して移動する。
キャリッジは、操作者が画像部分を特定できるよう、所
定画像域のカラー画像をカメラレンズ上あるいはスクリ
ーン上に投射できる光源を備えた光学手段から成る。上
記の方法の欠点は、画像採取の形状が画素精度にて判定
できない長方形に制限されることであり、および、後続
作業における原画像の移動を防止するため、原画像をド
ラムに添付するさいに十分な注意が必要な点にある。
【0008】平面スキャナーで小さいサイズの搬送原画
像(24mm×35mmあるいは4インチ×5インチ)
を走査する場合、所定画像域を特定する空間精度を確認
するため、原画像を光学手段で拡大するか、拡大鏡にて
モニターすることが可能である。レオナルドのヨーロッ
パ特許第0453661号には、表示画面上に光学的拡
大された画像を投影することができる、マイクロフィル
ムカードに似た装置が記述されている。それによると、
最初に、操作者が原画像を移動させて、選択画像部分の
角度位置を固定されている基準十字線と一致させる。次
に、装置へ信号を送って、その時点での画像の実際位置
を記録させる。
【0009】この従来装置によれば、画像部分の空間パ
ラメータの設定は光学式方法で行えるだけである。その
ため、所望の結果を得るために操作者が別の光学装置の
操作をする必要がある。そのような不都合を解決するた
め、予備走査と呼ばれる別のデジタル化処理を予め実行
できるような高度技術装置が必要となる。一般的にその
ような予備走査は、低解像度で、および、場合によって
は高速で実行され、その解像度限定の結果として画像信
号の数を減らせる長所をもつ。予備走査による画像信号
は、画像を物理的に印刷する画像プリンターに直接送ら
れるか、あるいは、いわゆる予備表示モニター画面上に
表示される。そして、画像部分の空間データが、マウ
ス、トラックボール、キーボードなどの別の周辺装置を
備えるモニター表示画面やプリントから得られる。プリ
ントからの場合、プリントが原画像の代わりとなるた
め、同じ装置をもう一度利用することが可能である。ま
た、予備表示モニターで表示された画面画像はユーザー
に都合よく、原画像からの正確な画像採取を実行でき
る。
【0010】しかしながら、上記の方法では、予備走査
に余分な時間がかかり、ともかく解像度が低減されない
場合には必須である予備走査信号の処理や格納にも時間
を要するという欠点をもつ。従来の画像入手装置の構成
においては、不必要な画像領域の信号をも含む全画像区
域の画像信号をメモリー手段に記録する必要がある。そ
の結果、不必要に大きなメモリー容量が必要となり、装
置の製造コストを増加させる原因となる。
【0011】ベルギー国モルツェル市所在のアグファ・
ゲバルト社が開発および市販しているACS−100型
スキャナーは、限定解像度にて予備走査を実行できる電
子式プリ印刷機に適用できるものである。解像度の低減
は、走査駆動モータの速度を変えることにより、高速走
査方向に関しては光学手段で行え、低速走査方向に関し
ては機械手段で行うことができる。しかし、それを実行
するための精密光学手段のおかげで、装置全体の価格が
高くなってしまう。
【0012】ベイチャーの米国特許第5157516号
では、原画像の所定画像部分を回転させたり位置決めし
たりする方法が説明されていて、平面画像の予備走査す
る工程と、操作者がモニターできるビデオ表示画面上に
それを表示する工程とで構成されている。まず操作者
は、表示画像上とページレイアウト上に2つの点をマー
ク設定する。次に、画像を画像平面上で物理的に回転さ
せて光学的に拡大あるいは縮小させ、回転拡大または縮
小された画像を再度走査するのである。さらにその処理
方法では、解像度の変更は光学手段にて、回転は機械手
段にて行う必要がある。
【0013】多数の最新式デジタル化装置では、解像度
低減は電子手段にて行われている。コーケルの米国特許
第4631599号には、印刷書類上の画像や図形画像
の所定部分を選択的にコピーする装置が説明されてい
る。経済性を考えて、所望の適用要件に見合った解像度
レベルにて画像処理を実行することが必要なのは、明白
である。その発明の装置は、最初は全画像の光学走査を
行い、その画像信号を作成する。その第1画像信号はメ
モリーに記憶される。次に、コピーすべき画像部分が特
定される。続いて、その選択画像部分を光学走査する第
2走査工程が行われる。その装置によれば、異なった解
像度の画像データの削減は、 *低解像度の走査装置からのデータ入力、 *原画像の大きさ(DIN、A4サイズ)の低減、また
は *電子カウンターで制御される高解像度走査装置のデー
タの定期的記録と品質低下操作、などにて行われてい
る。
【0014】データ削減は、走査動作の選択的制御また
はスキャナーで作成されたデータの選択的制御にて実行
できる。また、スキャナーは、特別な光学装置や走査ヘ
ッドの移動あるいは交換の必要なく画像を統合的走査し
たり、または所定部分を走査できるものである。装置で
走査されメモリーに記憶された後の全データは、操作者
により検索することが可能となっている。
【0015】その発明の画像処理装置は、画像を表示し
て、操作者が画像をモニターおよび処理できるようなビ
デオ表示画面から成る。操作者により、コピーのため選
択された画像部分の角度位置点がマーク設定された後、
書類が選択的に走査されるのである。
【0016】しかしながら、その上記方法もバイナリー
値画像(印刷、図形)に限定されている。複数のカラー
成分を走査するときに発生する問題や、連続トーンカラ
ー画像内の多量のデータの問題の解決策を提供していな
い。その発明の請求項によると、画像の第1走査は統合
的にメモリーに最初に記憶される。そして第2の走査で
は、選定画像部分のみが走査される。しかし下記に記述
してあるように、予備走査データを解像度全レベルでメ
モリーに保存する必要などないのである。
【0017】ノリスの米国特許第4656525号に
は、カラー画像のための電子コピー機が開示されてい
る。写真あるいは透明フィルムの光学カラー画像は2度
走査されて、低解像度の画像信号の第1組と高解像度の
画像信号の第2組とが作成される。そして第1組信号の
一部が、予備モニター画面に表示される。
【0018】上記のカラー装置によれば、カラー情報の
デジタル化処理は、両方の組の信号の3つの相、R、
G、B、別に順番に実行される。これは、コピー機が3
つの色フィルターを順番に載置しているためである。し
かも装置は、第1の組の画像信号を統合的に記憶するよ
う制限されている。第2組の信号の3つの画像成分は、
その走査開始と同時に露光される。各走査線ごと走査さ
れるため、高解像度の信号が画像強調処理され、フィル
ムを露光させるためCRTへ直接に伝送される。また装
置には、所定画像データを統合的に保存できるような十
分なメモリー容量が備わっていないので、複雑な処理が
行えないばかりか、カラー補正も必要となる。さらに、
上記発明における予備モニター装置は、画像をモニター
するだけで、例えば、所定画像部分を特定するのには利
用されていない。低解像度走査モードでは、走査線4本
おきに走査されて、同じ線の4画素ブロックの平均強度
の単独信号がスキャナーで作成される。その結果、高精
度で画像部分の描写線を特定することができない。
【0019】アグファ・ゲバルト社が開発し市販する別
の装置であるHORIZONスキャナーは、高速方向の
画像を絶えず同じ解像度でデジタル化処理して、ただち
に解像度低減を電子的に実行できるものである。低走査
方向においては、ステップモータの速度を増加させるこ
とにより解像度を低減している。しかし、そのスキャナ
ーではカラー書類を3回別々に走査するため、画像記録
に要する信頼性が十分であるといえない。さらにまた、
各色成分についての予備走査サイクルにより、余分な時
間が費やされることになる。
【0020】上記を鑑みて本発明の目的は、固定走査解
像度をもつ装置手段、および、限定画像メモリー容量を
利用して、カラー画像の所定画像部分を正確かつユーザ
ーに都合よく特定してデジタル化処理する方法を提供す
ることである。
【0021】本発明の別の目的は、高速でデジタル化処
理を行って、同じ時間内に操作者が行える走査入力量を
増加させることである。
【0022】本発明のさらに別の目的は、デジタル化画
像の色成分の空間精度を出来る限り高くすることであ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によるカラー画像
の所定画像部分をデジタル化処理する方法は、前記カラ
ー画像を初期サンプリング処理することにより画像信号
の第1グループを作成する工程と、前記第1グループに
含まれる画像信号の数を削減する工程と、インターアク
ティブワークステーション画面上で削減された画像信号
を表示する工程と、前記のインターアクティブワークス
テーションにて前記所定画像部分に関する空間データを
獲得する工程と、前記カラー画像または前記所定画像部
分から成るカラー画像の部分データを再度サンプリング
処理することにより、画像信号の第2グループを作成す
る工程と、画像信号を前記空間データにて特定される画
像信号に限定することにより第2グループに含まれる画
像信号の数を制限する工程とから成り、前記の初期サン
プリング処理と再サンプリング処理とは同じ空間解像度
にて行われることを特徴とする。
【0024】好ましくは、前記のカラー画像の初期サン
プリング処理や再サンプリング処理は、色成分全部は同
時に行われる。また、第1のグループに含まれる画像信
号の数の制限は、初期サンプリング処理とほぼ同時に、
サブサンプリング処理にて行われる。さらにまた、第2
のグループに含まれる画像信号の空間限定による削減
も、前記の再サンプリング処理とほぼ同時に行われるの
が望ましい。
【0025】本発明の説明において、デジタル化処理と
は、光学画像を電気画像信号に変換することを言う。そ
の結果、画像データは以下のように電子的に作成され
る。担体上でのカラー画像は、例えば白色光を出す照射
光源に担体を露光させることにより可視できる。照射光
の反射あるいは通過の結果得られた光学画像は、カラー
フィルタを通過させた後、光電素子に画素単位で入力さ
れる。光電素子により光学画像の画素光強度がアナログ
電気信号などに変換され、その電気信号はサンプリング
されて、信号強調の後A/D(アナログ/デジタル)変
換器に送られて、その入力されたアナログ電気信号から
デジタル画像電気信号が作成される。前記画像信号は光
学画像のデータを示すものである。そのデジタルの画像
信号は、電気ケーブルや光学ケーブルなどの伝送手段に
よる搬送に適しているため、画像信号を消去可能メモリ
ー(RAM)や固定メモリー手段(ディスク)に記録す
る装置へ伝送される。
【0026】本発明に係わるカラー画像とは、担体上の
濃度差として人間の目に感知できるものをいい、つま
り、2あるいはそれ以上の数の色成分から成る連続トー
ン画像である。また、ここで記述する連続トーンとは、
目に入射する実際上の連続濃度を備えた画像の通常の意
味をもつ。また、連続トーン画像との組合せで原画像に
内在するような、限定数のカラーにおける線分、記号、
文字なども、同じ方法にてデジタル化処理できる。カラ
ー画像という用語は、スクリーンの写真画像や合成画像
をも含む。カラー画像はそれ自体、走査表面枠の制限区
域を占有する大きさをもつ。DINのA3サイズの書類
を走査できるスキャナーに対しても、DINのA4サイ
ズの書類が対象となる。スキャナーは、センサーあるい
は操作者が与える命令信号によりその書類サイズを判断
する。最初のサンプリングおよびリサンプリング操作中
にカラー画像から作成された画像信号は、自動的にDI
NのA4サイズに限定されるものとし、その結果所要時
間が削減できる。
【0027】本説明で使う画像部分とは、その輪郭線が
カラー画像の領域内にあるような平面形状に空間的限定
される1つの画像をいう。場合によって画像部分を、サ
ブセクションとも呼ぶ。外郭線により、低速および高速
走査方向に平行な側辺をもつ長方形が定義される。しか
し、画像部分の外郭線は、円形、多角形、あるいはその
他の平面形状であっても構わない。
【0028】所定画像部分とは、操作者が意図する画像
部分のことである。インターアクティブワークステーシ
ョンでのモニター時、操作者は画像全体の画面を表示さ
せて、そこから所定画像部分を選定することができる。
【0029】また画像信号は、複数の同様の信号と共に
画像の表示をする信号である。それら連続信号は、アナ
ログ映像システムの同軸線などの導線に同時に伝送でき
て、連続的に変化するものであっても構わない。画像信
号が供与される時点で、その画像信号が対応する担体上
の画素の位置が決定される。ほとんどの場合、画像信号
の電圧値は、担体上の対応位置での光学濃度に比例して
いる。
【0030】さらに画像信号は、メモリー装置にデジタ
ル形式にて保存できる。デジタルの画像信号について
は、それぞれが0と1の状態を示す8個の記憶素子が使
われており、各画像信号は256の異なった値で示すこ
とができる。256値のそれぞれに、画像処理や画像記
録のための所定の濃度が割当られていて、記録される担
体上に画像の最適可視美的表現がなされる。
【0031】処理画像がカラー画像であるため、担体上
の各位置つまり各画素に対して複数の画像信号が作成さ
れる必要がある。画像の画素に基づくカラー信号は、
赤、緑、青(RGB)の3原色に分解されるが、その操
作は、画像を3つの成分色にそれぞれ露光させて光電素
子の電気信号をサンプリングするか、あるいは、画像を
広いスペクトルをもつ白色光に露光させて、画像で反射
あるいは透過した光成分を光電素子に入射させる前に
赤、緑、青の色フィルタにかけることにより実行でき
る。普通は各画素からは、赤、緑、青の3原色の画像信
号が作成される。しかし、本発明の方法は、シアン、マ
ゼンタ、黄色(CMY)の3つの画像信号、および、も
う1つ4番目の、例えば黒色の画像信号を作成できる
(CMYK)装置にも適用可能である。さらにまた、R
GBやCMYKと違った、全カラー幅あるいは不完全カ
ラー範囲に対応する装置において、本発明の画像信号手
段によりカラーを表現させることも可能である。
【0032】サンプリングとは、光電素子にて作成され
たアナログ電気信号の記録や短期保存を意味する。従来
のドラム式スキャナーなどのように単独の光電素子しか
装備されない場合(各色成分に対して1個)は、その光
電素子の画像担体に対する相対位置を変更させて、所定
の時間に画像のピクセルつまり画素のそれぞれが光を光
電素子にアドレスできるようになっている。そしてその
時点で、光電素子が作成した電気信号がサンプリングさ
れて、デジタル化された信号が後続処理のため保管され
るメモリー手段へと送られる。1次元CCD列スキャナ
ーの場合は、1本の走査線列の画素が一度にデジタル化
処理される。また2次元CCD列スキャナーにおいて
は、長方形画像つまり所定画像部分についてデジタル化
処理が行われる。
【0033】画像が、K個の色成分でM行とN列の長方
形マトリクスによりデジタル化処理される場合、全画像
データはM **Kの画像信号で構成されることにな
る。そのデータ量を所定のメモリー容量に記録させるた
め、画像信号のデータ量を削減するいくつかの技術が開
発されている。その主なものとは:・スペクトル低減:
K個の色成分の数を削減して、例えば、3原色(R、
G、B)から緑色などの1色へ、あるいは、R、G、B
の2色の適当な組合せにする。その結果として、1画素
あたりの全色成分を示すビットの総数が低減できる。ま
た同様の効果が、各色成分の濃度解像度を低減すること
により達成できる。・空間低減:画像部分データが所定
のメモリー域に記録できるよう、走査する長方形の大き
さを縮小する。その結果、M行とN列の数が削減され
て、上記の積の値が小さくなる。・解像度低減:同じ長
さあたりで画素がM′行とN′列と小さくなるよう、走
査する画素の単位サイズを増大させる。そのため、M′
* N′* Kの値が小さくなる。
【0034】画像信号数を低減する目的は、メモリー容
量の経済的利用、および、画像データ伝送時間の短縮で
ある。一般的に、スペクトル低減や解像度低減は最初の
サンプリング処理時に実行されるが、空間低減はその対
象となるデータが得られる第2のデジタル化処理のとき
に行われる。
【0035】インターアクティブワークステーションと
は、予備映像モニターと呼ばれる白黒またはカラーの画
面上に画像を表示できる装置であって、操作者はキーボ
ード、マウス、あるいはライトペンを使って画像内の所
定区域を特定することができる。その所定区域とは、画
像の位置データに明確に関係している。そのようなステ
ーション装置の例として、マッキントッシュの7.xモ
デル、IBMのPCモデル、その他ウィンドウズ3.1
版の環境をもつ互換性マイクロコンピュータが挙げられ
る。さらにまた、ユニックス環境を備えたサンのスパー
クシリーズも、適用可能な装置といえよう。
【0036】空間データとは、所定画像部分の外郭線の
形状定義をさす。画像部分が長方形で走査方向に平行な
場合は、対角線の2つの角度点の座標値、あるいは、長
方形の角度点、長辺、幅辺がそれである。外郭線が円形
の場合は、円の中心と半径、または、円上の3つの点、
または、円を明確に定義するのに要する要素などであ
る。また、外郭線が多角形の場合は、その多角形状の角
度点で十分である。外郭線がその他ランダム形状の場合
は、分析公式により、あるいは、外郭線上の全画素の座
標データにより表現できる。外郭線に囲まれた区域は、
例えば、一度に走査できるような2つの画像部分に対応
した分離した2つの長方形などのように、凸状になる必
要はなく、また、完全に接続している必要もない。ま
た、アグファスクリプトのような図式ページ説明言語
は、一連の図式命令用語により図柄を定義できるもので
ある。アグファスクリプトとは、ドイツ国リベルクセン
市所在のアグファ・ゲルベルト社の商標である。そのよ
うな図柄により、開サブ経路あるいは閉サブ経路から成
るパスが説明できる。ある区域を特定するのにパスが使
われる場合、サブ経路の全てが閉となる。閉サブ経路の
集合にて、機械依存座標内での全画像の所定部分区域を
表すことができる。その部分区域は、カラー画像に対応
しており、それゆえ所定の画像部分が特定できるのであ
る。
【0037】別の方法として、より複雑な部分区域も、
走査装置の解像度における、カラー画像の各画素に、マ
ップ画素が所定画像部分に属するかどうかを表示するビ
ットを割り当てることにより特定できる。そして全画素
のビットにより、ビットマップが構成されるのである。
各カラー成分につき8ビットの濃度解像度で表示できる
3原色成分をもつカラー画像の画像信号のためビットマ
ップが必要とするメモリー領域は、カラー画像の画像信
号の容量の1/24倍である。
【0038】そのようなビットマップは、ページ説明言
語で説明できる図柄をインタープリターにて処理するこ
とにより作成可能である。処理用方法やサブ経路から成
るパス、水平画像線毎のランレングス( run - length
)とビットマップ( bit - map)をもつツリー( tree
)構成により、図柄は表現される。以下で使われてい
る図柄というのは、ランレングス符号操作やビットマッ
プ表示と同様に、図式ページ説明言語での説明に関連す
る。
【0039】メモリーに保存された画像部分の画像信号
は、図柄で特定できるものに限定されている。所定画像
信号は、図柄が常に画像信号に含まれるという条件に
て、特定の予備手段なしで連結され記録できるものとす
る。
【0040】データ入手は、画面上の所定位置を特定す
るため、矢印付きキーなどのキーのプレス動作、マウ
ス、ライトペン、デジタル処理パッド上のペンなどの動
きを、十字形などの明瞭な形状をもつ点灯点つまりカー
ソルの移動に連携させることにより実行できる。カーソ
ルを選択位置まで移動させて、その位置データが記録で
きる信号をインターアクティブワークステーションに操
作者が入力する。その位置データとは、長方形、多角
形、その他形状での角度点、円の中心点、円の周辺点、
その他輪郭線による分析形状を特定する点などである。
そのような分析形状とは、図形の外郭線、ロゴ、あるい
は文字などである。また単純に、x,yの座標値による
データの手動キーボード入力も、可能である。これら形
状はすべて、図柄としてカバーできるものである。
【0041】適用例や走査装置の動作特性に従って、カ
ラー画像のリサンプリング処理は、全画像域あるいは所
定画像部分からなる部分域のどちらでも実行することが
できる。1次元CCDスキャナーでは、CCD列が画像
部分と部分的に一致している画像の第1走査線に最初に
移動される。ただし、走査装置の構造としては、カラー
画像は全体がおよび最初の走査と同じように走査される
ことが必要である。
【0042】第2グループの画像信号は、主として空間
データにて示される画像信号に限定されるが、つまり、
画像部分つまりサブセクションはカラー画像全体から選
択されるという意味である。それゆえ、選択された画像
部分は、空間データにて特定される外郭線が決める画像
部分で少なくとも構成される。普通は選択画像部分は、
両走査方向に平行な側辺をもつ封筒状長方形であり、つ
まり所定の画像部分になる。所定画像部分の限定は、全
画像の部分の機械的走査により実行できる。
【0043】前述のように、画素のスペルトル幅のカラ
ー成分は、色フィルターの使用、あるいは、異なる色の
光の露光から得られる。前記の米国特許第515751
6号における発明の背景の記述で、一度に1個あるいは
複数の画素の色成分を得るための装置がいくつか紹介さ
れている。1次元のCCD列をもつ装置では、原画像の
反射あるいは透過光が同時に異なった色フィルターを通
過してCCD列に入射する条件において、画像担体が白
色光に露光されて、3つの独立したCCD列が同時に1
本の画像走査線をデジタル化処理するような方法が考慮
されている。また別の方法として、3色のフィルターを
もつフィルター回転板を使って、各走査線ごとに各フィ
ルターが通過光線を横切る方法が述べられている。その
結果、カラー原画の信号走査線の3色の成分をほぼ同時
にデジタル化処理するために、1個のCCD列で実行で
きるという長所をもつ。その場合、3色の露光は1走査
線期間中に順番に行われるため、本説明においても同時
という言葉で表現しているのである。全画像信号が、全
カラー画像の1色成分について最初にデジタル化処理さ
れ、次に別の色成分が処理されるような装置では、レジ
スターエラーにより装置の動作速度や精度が制限される
けれども、初期サンプリングとレサンプリングとは同じ
解像度で行われるという条件にて、そのような装置も本
発明の範囲に含まれるものとする。
【0044】スキャナーの光学的および機械的な簡略化
のため、走査装置は初期サンプリングもサンプリングも
同じ空間解像度にて実行される必要がある。本発明の方
法を使えば、そのような簡略化スキャナーも、画像信号
を記憶するための多容量のメモリーを装備する必要な
く、走査装置に一体化できる。画像品質や精度の理由、
および、解像度調整に要する時間を考慮すれば、1レベ
ルで同じ解像度で画像をデジタル化処理するため、空間
解像度調整が可能なスキャナーを選択しても構わない。
【0045】本発明の方法は、スキャナーによる最大つ
まり最高解像度である固定空間解像度にて作用するもの
である。スキャナー自体は、第1走査動作および第2走
査動作とも同じように駆動される。スキャナーについて
は、初期サンプリングとリサンプリングとの間の機械
的、光学的、電気的な差はない。スキャナーに接続され
た走査装置内の電子機器は、走査期間中に画像データ量
を低減処理できるよう設定されたものである。
【0046】サブサンプリングとは、普通の電子的な解
像度低減技術である。その最も簡単でポピュラーな方法
によれば、画素や線が1つおきに走査された画像データ
から削減されるが、それについては以降に図2を参照し
て詳細に説明されている。削減画像データは、例えば奇
数の行列の数の画像信号を有している。それゆえ、デー
タ量は1/4に縮小されることになる。さらに、4つが
1組の内の最初の画素や線だけを記録することにより、
より大きな低減率も可能である。この技法では、有理数
の低減率を適用することも可能である。低減率が高いほ
ど、画像部分の空間データの精度が低くなるので、現実
の解像度で空間データを画像に変換する場合に特に留意
する必要がある。そのため、変換時には、画像信号の第
1グループでの外郭線の位置で解消された画素または線
を増強せねばならない。
【0047】サブサンプリングによる画像信号の第1グ
ループの削減や、空間制限による画像信号の第2グルー
プの削減で使われているほぼ同時という言葉は、画像メ
モリーへの画像信号の伝送時にデータ削減が実行される
という意味である。本発明の方法では、カラー画像のM
**K信号がメモリー域に統合的に保存される必要は
全くないということが基本である。
【0048】
【実施例】本発明の実施例を、以下に付随の図面を参照
して説明する。
【0049】図1は、デジタル化装置の概略図である。
カラー画像の担体21がスキャナー22上に載置されて
いる。本発明の方法によれば、原画21の搭載や位置設
定は一度だけ行われる。インターアクティブ( interac
tive )ワークステーション23で、第1のデジタル化
処理の実行命令が操作者により入力される。操作者は、
実行命令に、解像度低減率を含ませてもよいし、あるい
は、その計算を画像処理部24に任せても構わない。命
令は、インターアクティブワークステーション23から
制御チャンネルを経由して画像処理部24へ伝送され
る。画像処理部24では、担体21のカラー画像全部を
デジタル化処理するための命令がスキャナー22へ送ら
れる。スキャナー22は、担体21のカラー画像の画素
のスペクトル光学濃度値を画像信号に変換する。本発明
の特別な適用例では、画像信号は1画素が3バイトで構
成され、それぞれ、赤、緑、青の色成分別の画像の光学
濃度値を示す0から255までの数に対応している。走
査解像度は、400dpiである。最大走査形状サイズ
は、DINのA3シート(420mm×297mm)で
ある。この走査装置が作成する画像データ量はほぼ90
MBで、2.25秒で走査できるため、データ伝送率は
毎秒40MBとなる。
【0050】前記装置では各色成分の個別走査も可能で
あって、データ伝送率を1/3にまで低減できるが、本
発明の画像処理部24は毎秒40MBの伝送率で画像デ
ータを入手できるよう設定されている。走査動作は、1
回通紙、かつ異なった色成分間で最大メトリック( opt
imum metric)相関にて行われるため、全工程で迅速処
理できる2重の長所を有する。通常の3回通紙動作の問
題点は、連続走査動作間における機械的ずれや相対的偏
差のため、画像マトリクスの同じ位置での画像信号が、
担体上の同じ画素と正確に一致しないことである。その
ようなレジスターエラーの結果、画像信号をカラー表示
画面や印刷で再生するさいに色ずれ不良となって現れ
る。
【0051】それゆえ、書類は高解像度で全カラー成分
が統合的かつ同時に走査される。そしてそのため、高デ
ータ伝送率のハードを開発する必要があった。ゲートア
レー(図1に図示なし)にて入手される4個の連続画素
の画像データは、各画素につき3つの色成分をもつため
12バイトである。そのゲートアレーは、走査された画
像信号をRRRRGGGGBBBBという順に並べる。
3つの色グループのそれぞれが、4バイト語に符号化さ
れる。画像処理部では、メモリーアクセズサイクル動作
が語単位で行えるため、高データ伝送率で伝送すること
ができる。画像信号をメモリー部25へ伝送する前に、
画像処理部24ではサブサンプリングによる解像度低減
が行われる。このデータ圧縮動作が好ましいのは、色レ
ンダリング処理の正確な記録ができるからである。デー
タロスは最小限であって、画像部分の選択のためだけの
画像においてはほぼ完全にアクセス可能である。画像処
理部24には普通でも32MBの最小メモリー部25が
装備されているので、両走査方向に1/2に低減する処
理で十分であり、データ量が22.5MBに削減され
る。このようなサブサンプリング処理は単純ではある
が、さらに有効な低減率が考慮されるべきである。実際
のところ、画像信号の入力は毎秒40MBで連続的に行
われる。サブサンプリングの後は、データ伝送率が毎秒
10MB分上昇する。データ削減は電子的操作にて行わ
れ、そのためスキャナー22の構成が簡単になる優位性
を与える。というのも、スキャナー22では、調整可能
拡大スケールの付いた光学装置の必要がなく、可変速度
駆動のためのモータもいらないからである。もう1つの
長所は、データ低減と走査の両動作が同時に行えるた
め、メモリー部25に90MBもの全画像データを記憶
する必要が全くないということである。
【0052】次に、サブサンプリング処理された画像信
号は、メモリー部25からいわゆるエテルネット接続
( Ethernet connection )又は小型コンピュータ装置
インターフェイス(SCSI)を経由してインターアク
ティブワークステーション23へ送られる。この低速の
標準物理的接続部での伝送時間を最小にするため、画像
処理部24で別の解像度低減を行うか、あるいは、第1
の画像部分だけをインターアクティブワークステーショ
ン23へ伝送する。インターアクティブワークステーシ
ョン23にカラー画像のサブサンプリング処理された画
像データが入力されると同時に、それらデータは予備映
像モニター26に表示される。スキャナー22上にある
カラー画像の書類21に対して、操作者は予備映像モニ
ター画面上のカラー画像を見ながら、マウス27を使っ
て所望画像部分を選定することができる。操作者は最初
に、長方形、円、多角形、その他形状などの外郭線によ
る形状のタイプを選択する。長方形が選択された場合、
インターアクティブワークステーション23は、例え
ば、左上角度点と右下角度点のような対角線上の2つの
点の特定、あるいは、(図1に図示されていない)キー
ボードによる座標値のキー入力を要請する。そして、長
方形の左右上下の辺が入力決定される。形状が円の場合
は、円の中心、半径または点が尋ねられる。多角形状の
場合は、順番に全部の角度点を特定する必要があり、そ
の後多角形を終了する命令を入力する。操作者が、走査
方向に平行でない側辺をもつ長方形を望むような場合
は、それを多角形として入力できる。つまり本発明の装
置では、走査方向に平行な側辺をもつ長方形の最小形状
が提示されるため、回転した長方形はその内部に内在さ
れる。さらにまた、操作者は図柄をも入力できる。
【0053】空間解像度低減を考慮して、画像部分を特
定する所定区域、図形のタイプ、関連点の座標値の確認
がなされた後、空間データはインターアクティブワーク
ステーション23に接続された制御チャンネル経由で画
像処理部24へ送られる。画像処理部24ではそれらデ
ータから、所定区域の長方形の第1番目画素P1 と最後
の画素P2 と同様に第1線L1 および最終線L2 の演算
が行われる。画像処理部24は再度スキャナー22に命
令を送り、同じ解像度にて全カラー画像を走査させる。
そして、第1回目の走査処理からの画像信号と同じ画像
信号が、やはり同じ毎秒40MBの同じ伝送率でスキャ
ナー22から画像処理部24へ転送される。この第2の
走査動作では、3つの色成分を同時に走査できる長所が
あり、その画像信号の画像処理や元のカラー画像の再生
であるプリントが可能となる。なお、予備映像モニター
上よりこの時点でレジスターエラーを防止することが重
要である。
【0054】次に、画像処理部は解像度低減処理を行わ
ず、代わりに、空間データに関するデータ削減を行う。
このデータ削減処理と走査動作とが同時に行われるた
め、メモリー部25に全カラー画像の90MBの画像信
号を記録する必要がなくなるという長所をもつ。この結
果、装置の部品コストが縮小されることになる。走査線
の線番号がL1 より小さい限り、画像処理部24はメモ
リー部25にデータを伝送しない。線L1 が入力されと
同時に、画像処理部24はメモりー部に記憶されていな
い3 *1 −1個の画像信号をカウントする。そして色
成分の数を1/3にする。その数の画像信号が画像処理
部24に入力されると直ちに、転送された全画像データ
の記録を開始して、3 *(P2 −P1 +1)個の画像信
号がメモリー部25に記憶されるまでカウントを続け
る。その後、次の走査線の画素P1 になるまで、画像信
号は記録されない。3 *(P2 −P1 +2)個の信号と
共にその信号も記憶される。この動作は、走査されるL
2 −L1 +1本の各線について繰り返し行われる。その
全部の線が走査され終わった後、走査区域が完了するま
で、あるいは、画像処理部24がスキャナー22に走査
停止の命令を出すまで、スキャナー22は走査動作を続
ける。ともかく、線L2 が走査された後は、画像処理部
24からメモリー部25への画像信号の転送は行われな
い。この第2走査動作の終了後、メモりー部25内には
画像部分の画像信号が保存されていることになる。
【0055】空間低減の従来の機械光学装置において
は、長方形の画像部分を走査して、それをメモリー部に
記録することが必須である。瞬時の電子的データ削減の
長所とは、長方形画像部分が完全に走査され、かつ、図
柄あるいはビットマップのような画像信号だけが記録さ
れる必要があるという事実である。これにより、限定メ
モリー容量をもつ装置の能力が向上する。それゆえ32
MB容量装置は、400dpiでのA5(210mm×
148mm)カラー書類の走査からの画像信号データ量
を記憶および処理できる能力をもつ。しかし、画像部分
は図示のようなA5形式とは限らない。画素あたり24
ビットの32MB容量装置では、A5書類の表面面積に
等しい画像部分を構成する画素の総区域が、400dp
i解像度を越えてはならない。
【0056】操作者は、インターアクティブワークステ
ーション23経由で、メモリー部の画像信号を画像処理
部24に処理させ、ハードディスクや磁気テープなどの
メモリー媒体や印刷器へ送るよう命令を与えることがで
きる。メモリー媒体に記憶された画像信号は、その後で
も処理あるいは印刷することが可能である。
【0057】アグファ・ゲルベルト社が市販しているX
C305あるいはXC315形式のカラーコピー機用の
装置では、画像部分の画像信号は画像処理部24により
迅速に処理される。その処理工程は、アグファ・カラー
管理装置(アグファ社の商品)などによるカラー処理
と、電子写真技法による再生可能色レンダリング動作の
ためのスクリーン処理とから成る。その技術は、「削減
濃度解像度の書込装置のためのスクリーン方法」と題さ
れた1993年7月12日付けのベルギー特許出願番号
0930713や、「削減メモリー要件でのカラー画像
のための高品質多レベルハーフトーン処理法」と題され
た1993年8月27日付けのヨーロッパ特許出願番号
93202522.4に記述されている。そこでは、所
定画像部分の画像信号は、XC305装置などへ直ちに
戻されて、紙上の色濃度値に変換される。
【0058】全解像度で画像部分全体を一時的記憶でき
る長所とは、その画像を画質を落とすことなく90゜の
倍数で対向あるいは回転させれることである。そのた
め、印刷中の時間を短縮できる。適用される配向によっ
て、A4サイズの書類も好きな配向にて印刷できる。
【0059】さらに画像部分の画像信号は、ネットワー
ク接続や2点間接続により、別の画像処理、レンダリン
グ処理、記録、保管、画像通信などが行える。
【0060】図2には、本発明の方法の第1実施例によ
る画像信号の処理操作が図示されている。重なっている
3つの長方形30は、スキャナーの解像度にて操作され
た全カラー画像のデジタル化処理後の画像信号を示して
いる。ドット31と円32とは、構成が同じである画素
である。赤色信号のデジタル化処理による全画素にて、
Rで示された長方形のマトリクスが形成されている。同
様に、緑色信号や青色信号の処理からは、それぞれGと
Bで示されたマトリクスが形成される。第1のデジタル
化処理では、Iで示された第1工程が実行される。画像
は両方向に1/2にサブサンプリング処理されて、つま
り黒色のドット31で示された画素の選択がなされる。
それゆえ線毎の画素数および線の数が1/2に削減さ
れ、サブサンプリング画像信号33が作成されることに
なる。次の工程では、そのサブサンプリング画像信号3
3が予備映像モニター34画面に表示される。操作者
は、サブサンプリング画像信号の表示画面から所定画像
部分を特定する空間データを選定する。この操作は、図
における主走査方向に平行な四辺形の左上角部35と右
下角部36で示される。ただしこの区域は、多角形や曲
線の閉鎖領域で表すことも可能である。この例では、最
小長方形が外郭線で定義され、その長辺が主走査方向に
平行となっており、水平側辺と垂直側辺をもっている。
この長方形の空間データは、矢印37で示す画像処理部
へ送られて、2つの点35と36が元のカラー画像内の
点35′と36′に変換される。第2の走査工程では、
カラー画像全部がデジタル化処理される。このデジタル
化処理は、第1の走査工程でのデジタル化処理と同じ解
像度で実行される。スキャナーにおいては、第1と第2
の走査工程は同じに見えるが、ここでは第2工程はIIで
示されている。この工程では、35′と36′で示され
た長方形内の画素だけが維持され、画像部分38の画像
信号が作成される。この画像部分の画像信号はメモリー
部に記憶されて、さらの処理で利用される。
【0061】図3は、より好適な実施例を示している。
図2の方法と違うのは、工程I′で画素列に対してサブ
サンプリング削減処理が行われることである。その画像
信号も、メモりー部に保存される。画像の幾何形状を再
現するため、元カラー画像のサブサンプリング画像信号
を予備映像モニター34へ伝送する前に、画像処理部に
て第2のサブサンプリング処理I″が行われる。
【0062】この図では、画素が下記の3つのクラスに
分割されている。 −第1サブサンプリング処理I′で削除された画像信号
の円32で示された画素。 −第2サブサンプリング処理II′で削除された画像信号
の十字円39で示された画素。 −インターアクティブワークステーションに入手可能な
画像信号の黒色円31で示された画素。
【0063】この方法では、カラー画像全体30が40
0dpiの固定解像度でデジタル化処理される。約90
MBの画像信号が毎秒40MBの速度で作成される。画
像処理部24では、カラー画像の反射または透過した光
の赤色成分の画像信号Rの8ビット、緑色成分の画像信
号Gの8ビット、および青色成分の画像信号Bの8ビッ
トの、画素あたり24ビットが同時に入力される。そし
て、ゲートアレーで4つの連続画素の画像信号が集めら
れて、RRRRGGGGBBBBの順序に並べるため、
4個の画素はそれぞれが32ビットの3つの語に変換さ
れる。これらの語は、画像処理部24のマイクロプロセ
ッサーの管理の元、メモリー部25へ転送される。この
操作は、第1番目の走査線に属する全画像信号について
繰り返して行われる。ゲートアレーでの図3の円32で
示された第2番目の走査線の画像信号がマイクロプロセ
ッサーに入力されると同時に、マイクロプロセッサーは
その画像信号がメモリー部へ記録されるのを阻止する。
そしてデジタル画像30の3番目と4番目の走査線の信
号についても同じ動作が行われる。5番めの走査線か
ら、またその画像信号が1番目の走査線信号と同様に処
理される。この処理は、図3の矢印I′にて示されてい
る。その処理の結果が、同じく33で示されている。そ
のサブサンプリング処理は第1のサンプリング処理と同
時に行われるので、走査線方向の解像度を低減させるこ
とができる。メモリー部25に記録されている画像信号
は、工程I″においてインターアクティブワークステー
ション24へ送られて、予備映像モニター34で表示さ
れる。この工程では、水平方向のデータだけサブサンプ
リング処理が再度行われる。そして、4個の連続画素の
画像信号のうちの第1画素の画像信号だけが保持され
る。このようにして、40で示された画像信号パターン
が作成される。この後サブサンプリング処理I″は、先
の同様処理I′に比べて、本発明の基本要素を構成する
訳ではないが、両走査方向の画像の解像度を同じにする
作用をするため、画像処理部24からインターアクティ
ブワークステーション24への画像信号の伝送が4倍の
速度になるという長所を備える。それら画像信号は、両
走査方向について1/4に解像度低減されており、予備
映像モニター34画面に表示できる。図2で説明したよ
うに、そこでは操作者が所定所望画像部分を選択して、
角度点35と36のように指示する。この空間データは
工程37にて点35′と36′に変換される。そして、
前述のごとく同じ解像度で走査が行われて、所定画像部
分の画像信号38がメモリー部25に記憶される。
【0064】上記の好適実施例の変形例も可能であっ
て、前述と同じような長所を備えることになる。例え
ば、3色成分のカラー画像の第1のサンプリングを順番
に行わせても構わない。その場合、レジスターエラー発
生の可能性が増し、走査時間が長くなることは事実であ
るが、サブサンプリング処理をそれほど高速で行えない
装置では、データ伝送速度を1/3に落とせるという長
所が生まれる。しかも、予備映像モニターでのレジスタ
ーエラーは、特定画像部分の画像信号内のレジスターエ
ラーよりも影響が少ない。
【0065】画像処理部24の制限動作としての第2の
サブサンプリング処理も、色成分別に順番に実行可能で
ある。それゆえさらなる伝送速度低下ができ、レジスタ
ーエラー発生の問題も防止できる。
【0066】第1グループの画像信号の削減も、色成分
別に行うことが可能である。例えば、緑色成分の画像信
号だけを予備映像モニターへ転送する。ただし欠点とし
て、操作者がカラー画像の所定画像部分の選択をできな
いが、メモリー部25とインターアクティブワークステ
ーション23との間のデータ伝送時間が低減されるとい
う長所がある。
【0067】予備映像モニターでの表示を少ないデータ
で行わせるために、解像度低減と色成分の数の削減とを
組み合わせることも可能である。
【0068】また、画素あたりのビット数を制限する方
法も可能である。前述のように、画像信号はバイトで記
憶されている。全部で256のバイト値を、例えば、1
6で割った16値で表現する場合、各画像信号はたった
4ビットで保管できることになる。そうするため、色あ
たりのレベル値数を16に減らしているが、というの
も、モニター画面上では理想状態でも64レベルしか見
分けられないからである。この濃度解像度低減による画
質の劣化はそれほど顕著でないため、特にその画像信号
が予備映像モニター上で選択画像を表示する画面を作成
するのに適用されるだけの場合では十分許容できる範囲
である。
【0069】上記では本発明の実施例が説明されている
が、それに限定されるものではなく、本発明の主旨や範
囲から逸脱することなく形状あるいは詳細部分の変更が
可能なのは当業者にとっては明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターアクティブワークステーションに接続
された走査装置の概略図である。
【図2】両走査方向共に同じ低減率が適用された画像信
号と低減処理の図である。
【図3】第1の工程I′にて走査線数の削減だけが行わ
れた画像信号と低減処理の図である。
【符号の説明】
30 画像信号 33 画像信号 34 インターアクティブワークステーション 35,35′ 空間データ 36,36′ 空間データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 Z (72)発明者 エデイ・オプ・ド・ベーク ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 マルク・ゴーツシャルク ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像の特定画像部分をデジタル化
    処理する方法であって:前記カラー画像を初期サンプリ
    ング処理することにより画像信号(30)の第1グルー
    プを作成する工程と、 前記第1グループに含まれる画像信号の数を削減する工
    程(I)と、 インターアクティブワークステーション(34)画面上
    で削減された画像信号(33)を表示する工程と、 前記のインターアクティブワークステーションにて前記
    所定画像部分に関する空間データ(35、36)を獲得
    する工程と、 前記カラー画像または前記所定画像部分から成るカラー
    画像の部分データを再度サンプリング処理することによ
    り、画像信号(30)の第2グループを作成する工程
    と、 画像信号を前記空間データ(35′、36′)にて特定
    される画像信号に限定することにより第2グループに含
    まれる画像信号の数を制限する工程(II)とから成り、
    前記の初期サンプリング処理と再サンプリング処理とは
    同じ空間解像度にて行われることを特徴とするカラー画
    像特定部分デジタル化処理方法。
  2. 【請求項2】 前記のカラー画像の初期サンプリング処
    理は、色成分全部に同時に行われることを特徴とする、
    上記請求項1記載のカラー画像特定部分デジタル化処理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記のカラー画像の再サンプリング処理
    は、色成分全部に同時に行われることを特徴とする、上
    記請求項1記載のカラー画像特定部分デジタル化処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記の第1グループの画像信号の数の削
    減は、サブサンプリング処理により行われることを特徴
    とする、上記請求項1記載のカラー画像特定部分デジタ
    ル化処理方法。
  5. 【請求項5】 前記のサブサンプリングによるデータ削
    減は、前記初期サンプリング処理とほぼ同時に行われる
    ことを特徴とする、上記請求項4記載のカラー画像特定
    部分デジタル化処理方法。
  6. 【請求項6】 前記のサブサンプリングによるデータ削
    減は、前記第1グループから完全走査線を周期的に除去
    することにより行われることを特徴とする、上記請求項
    4記載のカラー画像特定部分デジタル化処理方法。
  7. 【請求項7】 前記の第1グループの画像信号の数の削
    減は、2回の連続したサブサンプリング処理により行わ
    れることを特徴とする、上記請求項1記載のカラー画像
    特定部分デジタル化処理方法。
  8. 【請求項8】 前記のサブサンプリングによる第1番目
    の削減は、前記初期サンプリング処理とほぼ同時に行わ
    れることを特徴とする、上記請求項7記載のカラー画像
    特定部分デジタル化処理方法。
  9. 【請求項9】 前記のサブサンプリングによる第1番目
    の削減は、前記第1グループから完全走査線を周期的に
    除去することにより行われることを特徴とする、上記請
    求項7記載のカラー画像特定部分デジタル化処理方法。
  10. 【請求項10】 前記のサブサンプリングによる第2の
    削減は、画像内のアイソメトリを回復することを特徴と
    する、上記請求項7記載のカラー画像特定部分デジタル
    化処理方法。
  11. 【請求項11】 前記の空間削減による第2グループの
    画像信号の数の制限は、前記第2サンプリング処理とほ
    ぼ同時に行われることを特徴とする、上記請求項1記載
    のカラー画像特定部分デジタル化処理方法。
  12. 【請求項12】 前記の所定画像部分は、カラー画像内
    の相互分離域から成ることを特徴とする、上記請求項1
    記載のカラー画像特定部分デジタル化処理方法。
  13. 【請求項13】 前記所定分隔画像についての空間デー
    タは、図柄として表現できることを特徴とする、上記請
    求項1記載のカラー画像特定部分デジタル化処理方法。
JP6289238A 1993-10-28 1994-10-27 限定メモリー容量をもつインターアクティブ式カラー画像デジタル化装置 Pending JPH07184042A (ja)

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BE09301161 1993-10-28
BE9301161A BE1008212A3 (nl) 1993-10-28 1993-10-28 Interactief kleurenbeeld digitaliseersysteem met beperkte geheugencapaciteit.

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