JPH07184014A - 画像読取り方法 - Google Patents

画像読取り方法

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JPH07184014A
JPH07184014A JP5326756A JP32675693A JPH07184014A JP H07184014 A JPH07184014 A JP H07184014A JP 5326756 A JP5326756 A JP 5326756A JP 32675693 A JP32675693 A JP 32675693A JP H07184014 A JPH07184014 A JP H07184014A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP5326756A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Sekiguchi
英明 関口
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過原稿の種類により白基準拡散板を取替え
なくても済み、品質、色再現性に優れた画像読取り方法
を提供することを目的とする。 【構成】 原稿読み取りに先立ち、シェーディング補正
のための黒色基準データと白色基準データを読み取り格
納する画像読取り方法において、読み取り画像を読み取
るセンサ48の出力を増幅する増幅器101のゲイン
を、上記白色基準データの読み取り時には低レベルと
し、画像読取りに際しては、前記増幅器のゲインを上記
レベルよりは高いレベルとすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿読み取りに先立
ち、シェーディング補正のための黒色基準データと白色
基準データを読み取り格納する画像読取り方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の画像読取り装置(反射原稿
と透過原稿の両者を読み取り可能な反射原稿/透過原稿
両用)の1例を示す外観斜視図であって、ケーシング1
内には図5に示すような要部を有する本体部が収納され
ている。図4において、2は原稿押えカバーであって、
カバー本体2Aと透過光源ユニット格納部2Bと裾部2
Cとが順次並ぶ一体物からなり、ケーシング1の上面全
体を覆う大きさを有している。原稿押えカバー2の透過
光源ユニット格納部2Bは両端閉鎖の半筒体であって透
過光源ユニット格納空間2Eを内部に区画しており、カ
バー本体2Aとの境界部および裾部2Cとの境界部がヒ
ンジ部2Dになっており、透過光源ユニット格納部2B
は裾部2Cに対しある角度まで上方へ折り曲げ自在であ
り、カバー本体2Aは透過光源ユニット格納部2Bに対
してある角度まで上方へ折り曲げ自在である。3はケー
シング1の上面に形成された原稿台枠部、4は原稿台で
ある透明ガラステーブルである。
【0003】図5において、Aは透過原稿、5は拡散
板、20は透過光源ユニット、22は透過光源ユニット
20の蛍光灯、40は読取りユニットである。読取りユ
ニット40は、フレーム47を有し、このフレーム47
の下面にラインCCDカラーセンサ48を搭載した板状
のセンサホルダ49がねじ50で取着され、このセンサ
ホルダ49の下にスペーサ51を介しねじ50と52で
コントロールボード53が支持されている。フレーム4
7は、その前部側に、センサホルダ49の上面との間に
空間を区画する隆起部47Aと該隆起部47Aに下端を
開口して上に伸びる筒部47Bを有し、この筒部47B
に収束性ロッドレンズアレイ54を取りつけてある。C
CDセンサ(ラインセンサ)48はこの収束性ロッドレ
ンズアレイ54の真下に配設されている。55は反射用
光源ユニットであって、蛍光灯56を有し、フレーム4
7の上記筒部47Bの後方に位置してキャリッジ43に
より支持されている。57はキャリッジ43のスライド
軸31と反対側に設けたガイドロールであって、ガラス
テーブル5の裏面に係合して転動する。
【0004】読取りユニット40は図示しない駆動機構
によりスライド軸31をガイドとして往復駆動される
が、透過モード読み取り時は、透過用光源ユニット20
を読取ユニット40に一体的に連結する。
【0005】透過原稿読み取り時には、上記準備を終え
て、透過原稿Aをガラステーブル4に載せ、拡散板5を
原稿Aにかぶせ、図示しない読み取り開始ボタンを押し
て、透過用光源ユニット20に照明用電力を供給し、上
記図示しない駆動機構を駆動する。これにより、読取り
ユニット40が図示しないホームポジションから図示矢
印方向へ移動する。透過用光源ユニット20は読取ユニ
ット40に連結されているので、読取りユニット40と
一体に移動する。
【0006】透過用光源ユニット20の蛍光灯22から
の光は図に破線で示すように拡散板5、透過原稿A、ガ
ラステーブル4を透過し、この透過光は収束性ロッドレ
ンズ54を通過してCCDセンサ48上に結像する。C
CDセンサ48からの出力S' は図6に示すシェーディ
ング補正系を通して、CPUを備える図示しない画像処
理の制御装置へ供給される。
【0007】反射モード読み取り時は、透過用光源ユニ
ット20と読取りユニット40との連結を解き、図示し
ない反射原稿をガラステーブル4に載せ、拡散板5に代
えて図示しない原稿押えカバーを反射原稿にかぶせて、
上記読み取り開始ボタンを押す。
【0008】この読み取り開始ボタンを押したのちのシ
ェーディング補正用データ読み取り動作フローを図6に
示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】CCDセンサ48のセ
ンサ出力S' は、図6に示すように、ゲイン調整回路
(増幅回路)101' を通してA/D変換器102でデ
ィジタル信号に変換され、シェーディング補正回路10
' に供給される。シェーディング補正回路103'
1例を図7に示す。図8において、104' 、105'
は比較部、106'は演算部である。
【0010】上記読み取り開始ボタンが押圧されると、
制御装置100内のCPUは、図6に示すように、透過
光源ユニット20の蛍光灯22を、一旦、消灯させて黒
基準値を読み取り、読み取った黒基準値Bを黒基準デー
タとして図7に示すメモリRAM1に格納する(ステッ
プ1)、次いで蛍光灯56を点灯させ白基準値Wを読み
取って図8に示すメモリRAM2に格納する(ステップ
2)を実行させる。
【0011】このテップ1〜2を終えたのち、原稿の読
み取りを開始する(ステップ3)が、この原稿の読み取
り時、上記黒基準値Bと白基準値Wを用いてシェーディ
ング(色むら)補正を行なう。
【0012】図7の演算部106' は、 ここで、S;シェーディング補正後のセンサ出力 を演算する。
【0013】従来の上記黒基準読み取りステップでは、
光源を消灯して読んだレベルを黒基準としているので、
光量によるA倍が黒基準Bには掛からず、ダーク部に誤
差が生じる。
【0014】ところで、暗い透過原稿の読み取りに際し
ては、原稿に載せる拡散板より透過率の低い拡散板を白
基準に用いることにより、階調を落とすことなく、明る
く読み取ることができるが、透過原稿の明るさにより白
基準板を交換するのは、操作性が低下し、また、白基準
板の透過率の種類には限りがあるので、微妙な調整は難
しいという問題がある他、透過率の異なる拡散板は透過
波長も若干異なるため、白基準板と原稿板とを透過率の
違う拡散板を用いるとカラーバランスが崩れるという問
題がある。
【0015】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、透過原稿の種類により白基準拡散板を取替え
なくても済み、品質、色再現性に優れた画像読取り方法
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、原稿読み取りに先立ち、シェ
ーディング補正のための黒色基準データと白色基準デー
タを読み取り格納する画像読取り方法において、読み取
り画像を読み取るセンサの出力を増幅する増幅器のゲイ
ンを、上記白色基準データの読み取り時には低レベルと
し、画像読取りに際しては、前記増幅器のゲインを上記
レベルよりは高いレベルとする構成とした。
【0017】請求項2では、画像読取り時に透過原稿に
載せる拡散板は、黒色/白色基準データ読み取り時に用
いる拡散板と同一拡散板であることを特徴とする。
【0018】請求項3では、黒色基準データは、画像読
取り時の増幅器のゲインと同じゲインで読み取った値と
することを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明では、画像を読み取るセンサの出力を増
幅する増幅器のゲインを調整することにより、白基準拡
散板の透過率を実質的に調整するので、透過原稿の種類
により白基準拡散板を取替えなくても済み、白基準拡散
板を取り替える場合に比し、上記透過率を実質的に微妙
に調整することができる。
【0020】また、白基準拡散板をそのまま原稿読み取
り時の拡散板として使用することができるので、前記し
たカラーバランスの崩れは生じない。
【0021】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0022】本実施例では、図1に示すように、ゲイン
調整回路101のゲインを、原稿読み取り時と白基準読
み取り時とで、異なる値とする。103はシェーディン
グ補正回路であり、その具体的構成を図2に示す。
【0023】図2において、104は比較部で、A・S
' とA・Bとの差分を演算する。106は演算である。
【0024】本実施例では、図3のフローに示すよう
に、ゲイン調整回路101のゲインを小さくして(ステ
ップ1)、図8に示したステップ2、ステップ3を実行
する。本フローでは、黒基準の読み取りと白基準の読み
取りを終えると、演算部106が、(W−B)を演算し
て図2のRAM2に戻す(ステップ4)。この後、ゲイ
ン(ステップ5)を大きくして、再度黒基準Bを読み取
りRAM1に格納する(ステップ6)。
【0025】演算部106では、 ここで、S;シェーディング補正後のセンサ出力 を演算する。
【0026】このように、本実施例では、白基準読み取
り時と透過原稿読み取り時とで、ゲイン調整回路101
のゲインを変えるので、白基準読み取り時と透過原稿読
み取り時とで、拡散板の透過率を実質的に変えているこ
とになる。
【0027】従って、透過原稿の明るさにより白基準板
(白基準拡散板)を交換する必要はなくなり、操作性が
向上する。
【0028】また、白基準読み取り時と透過原稿読み取
り時とで、同じ拡散板を用いることができるので、前記
したカラーバランスの崩れは生じない。
【0029】しかも、上記拡散板の透過率の実質的な調
整は、限られた種類の拡散板を取り替える場合に比し、
微妙調整が可能であり、画像品質が向上する。
【0030】また、本実施例では、黒色基準Bとして、
透過原稿読み取り時と同じ光量で読み取った値を用いる
ので、(2)式から明らかなように、前記したダーク部
のシェーディング補正誤差を無くすことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、画像を読み
取るセンサの出力を増幅する増幅回路のゲインを調整す
ることにより、拡散板の透過率を実質的に調整するの
で、透過原稿の種類により白基準拡散板を取替えなくて
も済み、従来の白基準拡散板を取り替える場合に比し、
上記透過率を実質的に微妙に調整することができる。
【0032】また、白基準拡散板をそのまま原稿読み取
り時の拡散板として使用することができるので、前記し
たカラーバランスの崩れは生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるシェーディング補正系
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるシェーディング補正回路を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例を示す動作フロー図でる。
【図4】本発明を実施する画像読取り装置の外観を示す
斜視図である。
【図5】上記画像読取り装置の要部を示す図である。
【図6】従来のシェーディング補正系を示すブロック図
である。
【図7】従来のシェーディング補正回路を示すブロック
図である。
【図8】従来のシェーディング補正用データ読み取り動
作フロー図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 原稿押えカバー 5 原稿台 20 透過用光源ユニット 22 蛍光灯 48 CCDセンサ 54 収束性ロッドレンズアレイ 100 制御装置 101 ゲイン調整回路 103 シェーデイング補正回路 104 比較部 106 演算部 RAM1、RAM2 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読み取りに先立ち、シェーディング
    補正のための黒色基準データと白色基準データを読み取
    り格納する画像読取り方法において、読み取り画像を読
    み取るセンサの出力を増幅する増幅器のゲインを、上記
    白色基準データの読み取り時には低レベルとし、画像読
    取りに際しては、前記増幅器のゲインを上記レベルより
    は高いレベルとすることを特徴とする画像読取り方法。
  2. 【請求項2】 画像読取り時に透過原稿に載せる拡散板
    は、黒色/白色基準データ読み取り時に用いる拡散板と
    同一拡散板であることを特徴とする請求項1記載の画像
    読取り方法。
  3. 【請求項3】 黒色基準データは、画像読取り時の増幅
    器のゲインと同じゲインで読み取った値とすることを特
    徴とする請求項1記載の画像読取り方法。
JP5326756A 1993-12-24 1993-12-24 画像読取り方法 Pending JPH07184014A (ja)

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JP5326756A JPH07184014A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 画像読取り方法

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