JPH0718385Y2 - 上糸供給装置 - Google Patents
上糸供給装置Info
- Publication number
- JPH0718385Y2 JPH0718385Y2 JP5312190U JP5312190U JPH0718385Y2 JP H0718385 Y2 JPH0718385 Y2 JP H0718385Y2 JP 5312190 U JP5312190 U JP 5312190U JP 5312190 U JP5312190 U JP 5312190U JP H0718385 Y2 JPH0718385 Y2 JP H0718385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- plate
- needle thread
- bobbin
- upper thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、上糸供給装置に関し、詳しくは、種々の上
糸を保持し、選択した上糸をミシンに対し供給可能とす
る上糸供給装置に関するものである。
糸を保持し、選択した上糸をミシンに対し供給可能とす
る上糸供給装置に関するものである。
[従来技術] ミシンに供給される上糸は一般に第4図に示すように設
置されている。
置されている。
図においてMはミシンであり、Dはこのミシンを載置す
るためのミシンヘッドである。
るためのミシンヘッドである。
そしてAは、上糸設置装置であり、この上糸設置装置
は、巻装された上糸1の中空部を貫通する垂直軸を具え
上糸1を載置する上糸皿A1と、この上糸皿A1をミシンヘ
ットDから所定の高さに支持するアームA1と、からなっ
ている。
は、巻装された上糸1の中空部を貫通する垂直軸を具え
上糸1を載置する上糸皿A1と、この上糸皿A1をミシンヘ
ットDから所定の高さに支持するアームA1と、からなっ
ている。
この上糸設置装置Aは、縫製作業の妨げにならないよう
に、作業者から離れた位置すなわちミシンMの裏側に設
けられている。
に、作業者から離れた位置すなわちミシンMの裏側に設
けられている。
そして、上糸1の太さや素材あるいは上糸1の色を変更
する際は、上糸皿A1から上糸1を引き出し、その条件に
応じた上糸1を上糸皿A1に差し入れるようにして行う。
する際は、上糸皿A1から上糸1を引き出し、その条件に
応じた上糸1を上糸皿A1に差し入れるようにして行う。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記の上糸設置装置には、次のような問
題がある。
題がある。
上記の上糸設置装置は、同品種の被縫製物を大量に縫製
するような場合、すなわち上糸の交換をあまり必要とし
ない場合においては、縫製作業を妨げることなく、必要
とする上糸を大量にミシンに対し供給することが出来る
ので便利であるが、反面、多品種の被縫製物を少量縫製
するような場合、すなわち上糸の太さ、色等を頻繁に交
換する必要がある場合においては、上糸交換の度に作業
者から距離を置いて設けられた上糸設置装置の上糸を交
換しなければならず、作業を煩雑なものとするとともに
上糸交換に時間を要し縫製能率を著しく低下させるもの
となった。
するような場合、すなわち上糸の交換をあまり必要とし
ない場合においては、縫製作業を妨げることなく、必要
とする上糸を大量にミシンに対し供給することが出来る
ので便利であるが、反面、多品種の被縫製物を少量縫製
するような場合、すなわち上糸の太さ、色等を頻繁に交
換する必要がある場合においては、上糸交換の度に作業
者から距離を置いて設けられた上糸設置装置の上糸を交
換しなければならず、作業を煩雑なものとするとともに
上糸交換に時間を要し縫製能率を著しく低下させるもの
となった。
[課題を解決するための手段] この考案に係る上糸供給装置は、上記の問題を解決する
ためになされたもので、この上糸供給装置を、装置機枠
内に軸を中心に回動可能に設けられた回動板と、この回
動板の周縁に着脱自在に複数設けられたボビンと、回動
板を回動させるため、回動板の中心に設けられた回動つ
まみ部と、前記の複数のボビンと対向するよう装置機枠
に設けられ、回動板を回動させた際のボビンの移動経路
と対向する位置に糸が挿通する糸道孔を有した透明材か
らなる前側カバー板と、回動板を回動させた際、個々の
ボビンが前側カバー板の糸道孔に対向する位置で停止す
るよう回動板を係止する係止体と、で構成し上記従来の
課題を解決しようとするものである。
ためになされたもので、この上糸供給装置を、装置機枠
内に軸を中心に回動可能に設けられた回動板と、この回
動板の周縁に着脱自在に複数設けられたボビンと、回動
板を回動させるため、回動板の中心に設けられた回動つ
まみ部と、前記の複数のボビンと対向するよう装置機枠
に設けられ、回動板を回動させた際のボビンの移動経路
と対向する位置に糸が挿通する糸道孔を有した透明材か
らなる前側カバー板と、回動板を回動させた際、個々の
ボビンが前側カバー板の糸道孔に対向する位置で停止す
るよう回動板を係止する係止体と、で構成し上記従来の
課題を解決しようとするものである。
[作用] この考案に係る上糸供給装置は、固着部材によりミシン
上面に固着される。
上面に固着される。
そして、複数のボビンの中から縫製に適した上糸が巻装
されたボビンを選択し、このボビンが前側カバー板に設
けられた糸道孔に対向する位置となるよう回動つまみ部
を回動させ、このボビンに巻装された上糸を糸道孔から
引き出しミシンに対し接続する。
されたボビンを選択し、このボビンが前側カバー板に設
けられた糸道孔に対向する位置となるよう回動つまみ部
を回動させ、このボビンに巻装された上糸を糸道孔から
引き出しミシンに対し接続する。
そしてミシンによる縫製が開始されると、ボビンの上糸
は、糸道孔を経てミシンに供給される。
は、糸道孔を経てミシンに供給される。
[考案の実施例] 図面にもとづいてこの考案の実施例を説明する。
第1図ないし第3図は、この考案に係る上糸供給装置の
一実施例を示す図である。
一実施例を示す図である。
第1図は、上糸供給装置Cの構成状態を示す分解斜視図
である。
である。
図において4は、上糸供給装置Cの装置機枠である。
そして9は、装置機枠4に設けられる回動板であり、こ
の実施例では六角形状に形成されていて、装置機枠9に
設けられた軸部4aにより装置機枠9内で水平軸を中心に
回動可能となっている。
の実施例では六角形状に形成されていて、装置機枠9に
設けられた軸部4aにより装置機枠9内で水平軸を中心に
回動可能となっている。
この回動板9を回動させるには、回動板9の中心に設け
られた回動つまみ部8を回動させれば良い。
られた回動つまみ部8を回動させれば良い。
またBはボビンであり、回動板9の周縁に複数設けられ
たピンPに着脱自在となっていて、この実施例において
は、6個装着可能となっている。
たピンPに着脱自在となっていて、この実施例において
は、6個装着可能となっている。
この複数のボビンBは、それぞれ太さ、色等、種々異な
る上糸1が巻装されたものである。
る上糸1が巻装されたものである。
そして、3は前側カバー板であり、複数のボビンBと対
向するよう前記の装置機枠4に設けられ、この前側カバ
ー3は、透明材からなり下方部に糸道孔7を具えてい
る。
向するよう前記の装置機枠4に設けられ、この前側カバ
ー3は、透明材からなり下方部に糸道孔7を具えてい
る。
この糸道孔7は、回動板9を回動させた際のボビンBの
移動経路と対向する位置に設けられていて、この糸道孔
7は、上方に伸びる糸導入溝7aを具えている。
移動経路と対向する位置に設けられていて、この糸道孔
7は、上方に伸びる糸導入溝7aを具えている。
そして6は、係止体としての板バネであり装置機枠4内
に設けられ、第2図に示すように回動板9の側面部に当
接し、回動板9を回動させた際、個々のボビンBが前側
カバー3の糸道孔7に対向する位置で停止するよう回動
板9を係止するようになっている。
に設けられ、第2図に示すように回動板9の側面部に当
接し、回動板9を回動させた際、個々のボビンBが前側
カバー3の糸道孔7に対向する位置で停止するよう回動
板9を係止するようになっている。
また10は、ラバーマグネットであり、装置機枠4の底面
に固着されている。
に固着されている。
次に、以上の構成からなる上糸供給装置Cの作用を説明
する。
する。
少量多品種等、上糸の交換を頻繁に必要とする縫製を行
う際、第3図に示すように上糸供給装置CをミシンMの
上面にラバーマグネット10により固着する。
う際、第3図に示すように上糸供給装置CをミシンMの
上面にラバーマグネット10により固着する。
そして、複数のボビンBの中から縫製に適した上糸1が
巻装されたボビンBを選択し、このボビンBが、前側カ
バー板3に設けられた糸道孔7に対向する位置となるよ
う、回動つまみ部8を回動させる。
巻装されたボビンBを選択し、このボビンBが、前側カ
バー板3に設けられた糸道孔7に対向する位置となるよ
う、回動つまみ部8を回動させる。
そして、設定したボビンBに巻装された上糸1を糸道孔
7から引き出す。
7から引き出す。
この糸道孔7からの上糸1を引き出すには、上糸1を糸
導入溝7aに沿って移動させることで容易に行える。
導入溝7aに沿って移動させることで容易に行える。
こうして引き出された上糸1をミシンMに接続し縫製を
開始すると、ボビンBからの上糸1は、糸道孔7を経て
ミシンMに供給させる。
開始すると、ボビンBからの上糸1は、糸道孔7を経て
ミシンMに供給させる。
そして上糸1を変更する必要が生じた場合には上述に説
明したように変更する上糸1に適した上糸1が巻装され
たボビンBから上糸1を供給するようにすれば良い。
明したように変更する上糸1に適した上糸1が巻装され
たボビンBから上糸1を供給するようにすれば良い。
これにより、上糸1の交換作業は、迅速かつ容易に行え
る。
る。
また、図に示したような形状の小さいボビンBであって
も上糸1を200mないし300m巻装することが出来るので、
一般の縫製には十分に余裕を持ってあたることが出来
る。
も上糸1を200mないし300m巻装することが出来るので、
一般の縫製には十分に余裕を持ってあたることが出来
る。
また、他の実施例として、回動板9が、垂直軸を中心に
回動するようにしても良い。
回動するようにしても良い。
[考案の効果] この考案に係る上糸供給装置は、以上説明したように、
種々異なる太さ、色等が巻装された複数のボビンを着脱
可能に具え、これらの複数のボビンから上糸を選択して
ミシンに供給することを可能にしたので、上糸交換作業
を迅速かつ容易にすることが出来、縫製作業能率を向上
させることが可能となる。
種々異なる太さ、色等が巻装された複数のボビンを着脱
可能に具え、これらの複数のボビンから上糸を選択して
ミシンに供給することを可能にしたので、上糸交換作業
を迅速かつ容易にすることが出来、縫製作業能率を向上
させることが可能となる。
第1図ないし第3図は、この考案に係る上糸供給装置の
一実施例を示す図で、 第1図は、上糸供給装置の構成状態を示す分解斜視図、 第2図は、第1図に示す上糸供給装置の平面図、 第3図は、上糸供給装置がミシンに設置された状態を示
す外観斜視図、 第4図は、ミシンベットに設けられた上糸設置装置を示
す外観斜視図、である。 図において、 C……上糸供給装置 M……ミシン B……ボビン 1……上糸 3……前カバー板 6……係止体 7……糸道孔 8……回動つまみ部 9……回動板
一実施例を示す図で、 第1図は、上糸供給装置の構成状態を示す分解斜視図、 第2図は、第1図に示す上糸供給装置の平面図、 第3図は、上糸供給装置がミシンに設置された状態を示
す外観斜視図、 第4図は、ミシンベットに設けられた上糸設置装置を示
す外観斜視図、である。 図において、 C……上糸供給装置 M……ミシン B……ボビン 1……上糸 3……前カバー板 6……係止体 7……糸道孔 8……回動つまみ部 9……回動板
Claims (1)
- 【請求項1】種々の上糸を保持し、選択した上糸をミシ
ンに対し供給可能とする上糸供給装置であって、この上
糸供給装置を、 装置機枠内に軸を中心に回動可能に設けられた回動板
と、 この回動板の周縁に着脱自在に複数設けられたボビン
と、 回動板を回動させるため、回動板の中心に設けられた回
動つまみ部と、 前記の複数のボビンと対向するよう装置機枠に設けら
れ、回動板を回動させた際のボビンの移動経路と対向す
る位置に糸が挿通する糸道孔を有した、透明材からなる
前側カバー板と、 回動板を回動させた際、個々のボビンが前側カバー板の
糸道孔に対向する位置で停止するよう回動板を係止する
係止体と、 で構成したことを特徴とする上糸供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312190U JPH0718385Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 上糸供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312190U JPH0718385Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 上糸供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414074U JPH0414074U (ja) | 1992-02-04 |
JPH0718385Y2 true JPH0718385Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31574033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312190U Expired - Lifetime JPH0718385Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 上糸供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718385Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP5312190U patent/JPH0718385Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0414074U (ja) | 1992-02-04 |
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