JPH0718373Y2 - 電動式ヘアカッター - Google Patents

電動式ヘアカッター

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JPH0718373Y2
JPH0718373Y2 JP648591U JP648591U JPH0718373Y2 JP H0718373 Y2 JPH0718373 Y2 JP H0718373Y2 JP 648591 U JP648591 U JP 648591U JP 648591 U JP648591 U JP 648591U JP H0718373 Y2 JPH0718373 Y2 JP H0718373Y2
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blade
hair
electric
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俊夫 坪井
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俊夫 坪井
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、理髪(理容)および
美髪(美容)等に用いられる電動式ヘアカッターに関す
る。
【0002】
【従来の技術】手動鋏に近い使い方をすることができる
電動式ヘアカッターが同一出願人によって先に提案され
ている(実公平2−43336号公報参照)。
【0003】その一例を図5および図6を参照して説明
すると、この電動式ヘアカッターは、胴部14と、この
胴部14の前部に設けられた連結部12と、この連結部
12にそれおよび胴部14の軸15に沿うように一端が
固定された細長い静刃2であってその一長辺に沿って多
数の切歯2aを有するものと、この静刃2に往復動自在
に重ねられた細長い着脱可能な動刃4であってその一長
辺に沿って多数の切歯4aを有し静刃2と協働するもの
と、胴部14および連結部12の少なくとも一方内に収
納されていて動刃4を矢印Aのように往復動させる電動
式の駆動手段24と、胴部14に取り付けられていて指
を通す指穴22aを有する柄部22とを備えて成り、全
体として手動鋏に近い形態をしている。
【0004】連結部12は、この例のように使用者(例
えば理・美容師。以下同じ。)の欲するときにだけ矢印
Bのように回転させることができるようにすれば使い勝
手が良いが、胴部14に対して固定でも良い。
【0005】静刃2にはこの例ではその切歯2aと反対
側の長辺に沿って突条2bが設けられており、その上に
押え板6が重ねられて何本かのねじ10によって固定さ
れており、それによって静刃2と押え板6との間に動刃
4の厚みに対応する隙間8を形成しており、この隙間8
に動刃4の切歯4aと反対側の辺を挟み込んでその浮き
上がりを防止しつつ矢印Aのような往復動をガイドする
ようにしている。そのため、動刃4には、ねじ10に対
応する位置に、当該動刃4を前記隙間8にねじ10と干
渉しないように差し込むため、および差し込んだ状態で
動刃4のスライドをガイドするための切欠き4bが設け
られている。また、この動刃4の後端部には、駆動手段
24と連結するための長穴4cが設けられており、この
ような構造でこの動刃4は着脱可能、即ち交換可能にな
っている。
【0006】駆動手段24は、例えばモータとその回転
運動を往復運動に変換する機構とから成り、それによっ
て動刃4を矢印Aのように往復動させることができる。
20は、モータをオンオフするスイッチである。
【0007】柄部22は、この例のように矢印Dのよう
に上下に所定角度内で折り曲げることができるようにす
れば使い勝手が良いが、胴部14に対して固定でも良
い。18は、柄部22の固定用のねじである。
【0008】この電動式ヘアカッターを用いて髪をカッ
トする場合の一例を示すと、手動鋏を持つのと同様に、
使用者の一方の手の薬指を指穴22aに通してその柄部
22から胴部14にかけての部分を掴んでこの電動式ヘ
アカッターを所望の向きに保持する。そしてスイッチ2
0をオンにして動刃4を往復動させた状態で、両方の刃
2、4の切歯2a、4aの部分を頭髪のカットしたい部
分に軽くあてがうだけで、自動的に髪がカットされる。
その場合、手動鋏を使う場合と同様に、他方の手に持っ
た櫛を必要に応じて添えても良い。
【0009】従ってこの電動式ヘアカッターによれば、
手動鋏と違って、非常に楽にしかも能率良く髪をカット
することができるので、仕事の能率が上がり、しかも長
時間仕事をしても手の疲れや肩こり等が起こらず、また
長年仕事を続けても手首に腱しょう炎を起こさせる恐れ
もない。しかもこの電動式ヘアカッターは、従来の電動
バリカンとは全く異なり、細長く延びた静刃2および動
刃4や指穴22aを設けた柄部22を有する等、全体と
して手動鋏に近い形態をしており、手動鋏に近い使い方
をすることができる。即ち、直線、曲線等の自由なカッ
トの仕方やヘアスタイルを作ることができる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記電動式
ヘアカッターにおいては、刃2、4の切れ味が落ちたと
きや多量の髪を一度にカットするときに、髪が刃2、4
の切歯2a、4a内に入らずに刃2、4の上で滑って逃
げる場合があり、それによってカットし残す髪が生じた
り、髪の毛の一部分だけが切れて枝毛のようになったり
するという点になお改善の余地がある。
【0011】そこでこの考案は、刃の切れ味が少し落ち
ても、また多量の髪を一度にカットする場合でも、髪を
確実にかつ綺麗にカットすることができるようにするこ
とを主たる目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案の電動式ヘアカッターは、前記静刃および
動刃と同程度の長さをした細長い押え部とそれにつなが
っていて指を通す指穴を有する指穴部とを備える押え部
材を設けてこれを前記連結部で回転可能に支持し、それ
によって同押え部材の押え部と前記静刃および動刃との
間を開閉可能にしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成によれば、押え部材の指穴に親指を通
しておいて、手動鋏を使うのと同じ要領で、押え部材の
押え部と静刃および動刃との間に髪を軽く挟むことで、
髪を静刃および動刃の切歯内へ押し込むことができる。
押し込めば、髪は電動の力で確実にかつ綺麗にカットさ
れる。
【0014】
【実施例】図1は、この考案の一実施例に係る電動式ヘ
アカッターを示す正面図である。図2は、図1の電動式
ヘアカッターを矢印Q方向に見た拡大図である。図5お
よび図6の従来例と同一または相当する部分には同一符
号を付し、以下においては当該従来例との相違点を主に
説明する。
【0015】この実施例においては、前述した静刃2お
よび動刃4と同程度の長さをした細長い押え部32aと
それにつながっていて指(親指)を通す指穴32cを有
する指穴部32bとを備える押え部材32を設けて、こ
れをねじ34によって、前述した連結部12の側面部で
回転可能に支持し、それによって同押え部材32の押え
部32aと刃2、4との間を矢印Eのように開閉可能に
している。図1は少し開いた状態を示し、図2は完全に
閉じた状態を示す。閉じた状態では、押え部32aは刃
2、4に沿っている。このとき、押え部32aは図示例
のように静刃2側に沿わせても良いし、動刃4側に沿わ
せても良い。また、押え部32aを閉じたときの位置決
めは、この例では、指穴部32bに設けた突起32dが
胴部14に当接することによって行われる。
【0016】この押え部材32の押え部32aは、それ
で髪をカットする訳ではなく単に髪を刃2、4の切歯2
a、4a内に押し込めば良いので、刃物にする必要はな
く、例えば図1および図2に示す平板状のものでも良
い。あるいは、図3に示すように、押え部32aの断面
形状を、刃2、4の先端部に沿うV字状にしても良い。
【0017】押え部材32を設けることで図5の位置で
はスイッチ20を操作しにくくなる場合は、スイッチ2
0を他の場所、例えば図1に示すように胴部14の側部
に設けても良い。
【0018】この電動式ヘアカッターを用いて髪をカッ
トする場合の一例を示すと、手動鋏を持つのと同様に、
使用者の一方の手の薬指を柄部22の指穴22aに通す
と共に親指を押え部材32の指穴32cに通して胴部1
4から柄部22にかけての部分を掴んでこの電動式ヘア
カッターを所望の向きに保持する。そしてスイッチ20
をオンにして動刃4を往復動させた状態で、手動鋏を使
うのと同じ要領で、押え部材32を開閉してその押え部
32aと刃2、4との間に頭髪のカットしたい部分を軽
く挟む。それにより、髪は刃2、4の切歯2a、4a内
に押し込まれ、電動の力で確実にかつ綺麗にカットされ
る。このとき、手動鋏を使う場合と同様に、他方の手に
持った櫛を必要に応じて添えても良い。
【0019】上記の場合、手動鋏は挟む力で髪をカット
するのに対して、この電動式ヘアカッターでは電動の力
で髪をカットするので、押え部材32で髪をほんの軽く
挟むだけで良く、作業は非常に楽である。
【0020】以上のようにこの電動式ヘアカッターによ
れば、刃2、4の切れ味が多少落ちても、また多量の髪
を一度にカットする場合でも、従来例のように髪が刃
2、4の上で滑って逃げるようなことはなく、髪を確実
にかつ綺麗にカットすることができる。従って、刃2、
4の使用可能期間を延ばすことができる。
【0021】また、従来例でも手動鋏に近い使い方をす
ることができたが、この電動式ヘアカッターでは指で押
え部材32を軽く開閉しながら髪をカットすることにな
るので、より手動鋏に近い使い方をすることができ、一
層使い勝手が良くなる。
【0022】図4は、この考案の他の実施例に係る電動
式ヘアカッターを示す正面図である。この電動式ヘアカ
ッターは、胴部14内に電池を収納するタイプのもので
ある。柄部22は、図1の実施例のように胴部14の後
部に設ける代わりに、この実施例のように胴部14の上
部に設けても良い。またこの例では柄部22の指穴22
aを大きくして、そこに例えば中指および薬指を入れて
使用するようにしている。この柄部22は、胴部14に
対して着脱式にしても良い。例えば、胴部14にあり溝
を設けておいて、柄部22を矢印Fのようにスライドさ
せて着脱するようにしても良い。
【0023】また、上記いずれの実施例の場合も、押え
部材32を着脱式にしても良い。例えば、押え部材32
を一定角度以上(例えば90度近く)開けばそれが支持
用のねじ34から外れるようにしても良い。
【0024】
【考案の効果】以上のようにこの考案の電動式ヘアカッ
ターでは、押え部材を更に設けたので、刃の切れ味が多
少落ちても、また多量の髪を一度にカットする場合で
も、従来例のように髪が刃の上で滑って逃げるようなこ
とはなく、髪を確実にかつ綺麗にカットすることができ
る。従って、刃の使用可能期間を延ばすことができる。
また、指で押え部材を軽く開閉しながら髪をカットする
ことになるので、より手動鋏に近い使い方をすることが
でき、一層使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例に係る電動式ヘアカッタ
ーを示す正面図である。
【図2】 図1の電動式ヘアカッターを矢印Q方向に見
た拡大図である。
【図3】 押え部材の押え部の断面形状の他の例を示す
図である。
【図4】 この考案の他の実施例に係る電動式ヘアカッ
ターを示す正面図である。
【図5】 従来の電動式ヘアカッターの一例をその動刃
を分解して示す正面図である。
【図6】 図5の刃の部分を矢印P方向に見た拡大図で
ある。
【符号の説明】
2 静刃 4 動刃 12 連結部 14 胴部 22 柄部 24 電動式の駆動手段 32 押え部材 32a 押え部 32b 指穴部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部と、この胴部の前部に設けられた連
    結部と、この連結部にそれおよび胴部の軸に沿うように
    一端が固定された細長い静刃であってその一長辺に沿っ
    て多数の切歯を有するものと、この静刃に往復動自在に
    重ねられた細長い着脱可能な動刃であってその一長辺に
    沿って多数の切歯を有し静刃と協働するものと、胴部お
    よび連結部の少なくとも一方内に収納されていて動刃を
    往復動させる電動式の駆動手段と、胴部に取り付けられ
    ていて指を通す指穴を有する柄部とを備えて成る電動式
    ヘアカッターにおいて、前記静刃および動刃と同程度の
    長さをした細長い押え部とそれにつながっていて指を通
    す指穴を有する指穴部とを備える押え部材を設けてこれ
    を前記連結部で回転可能に支持し、それによって同押え
    部材の押え部と前記静刃および動刃との間を開閉可能に
    したことを特徴とする電動式ヘアカッター。
JP648591U 1991-01-23 1991-01-23 電動式ヘアカッター Expired - Fee Related JPH0718373Y2 (ja)

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