JPH0718357Y2 - 掃除機 - Google Patents

掃除機

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JPH0718357Y2
JPH0718357Y2 JP1989151533U JP15153389U JPH0718357Y2 JP H0718357 Y2 JPH0718357 Y2 JP H0718357Y2 JP 1989151533 U JP1989151533 U JP 1989151533U JP 15153389 U JP15153389 U JP 15153389U JP H0718357 Y2 JPH0718357 Y2 JP H0718357Y2
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JP
Japan
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wire mesh
intake
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mesh filter
dust
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JP1989151533U
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JPH0388451U (ja
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重夫 野村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は真空吸引により集塵する掃除機に関し、更に詳
述すれば火気を帯びた物の吸込みが予想される用途に用
いられる掃除機に関する。
(ロ)従来の技術 吸込口と吸気源との間に集塵ケースを配してなり、吸気
源の動作により前記吸込口に装着された集塵管及び前記
集塵ケースの内部を経て吸気を行わしめ、該吸気に混在
して導入される塵を前面集塵ケースの内部に捕捉、収納
する掃除機が広く普及している。
この種の掃除機は、屋内及び屋外の各部における掃除用
の汎用機として実用化されてきたが、近年、使用目的に
応じた専用機が開発される傾向にあり、このような専用
機の1つとして、パチンコ店等の遊戯施設における灰皿
清掃用の掃除機がある。この掃除機は、電池等を用いて
なる電源と該電源からの給電により動作する吸気ファン
等の吸気源とを可搬式の共通のケース内に収納してなる
駆動部と、前記吸気源との接続口及び集塵管が装着され
る吸込口の間に前記集塵ケースを配してなり、清掃員の
手により把握操作される集塵部とを備え、前記吸気源の
吸込口と前記接続口との間を伸縮及び屈曲自在の吸気ホ
ースにて連通せしめた構成となっており、灰皿内の吸殻
は、吸気源が発生する吸引力により、前記集塵管及び吸
込口を経て吸気と共に前記集塵ケースに導入され、これ
の内部に捕捉、収納されて回収される。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが灰皿清掃用に用いられるこの種の掃除機におい
ては、集塵対象が灰皿中の吸殻であるために、前記集塵
ケースへの吸込物中に消忘れの吸殻等、火気を帯びたも
のが混在することがあり、この火気を帯びたものが、通
常用いられる発泡ポリウレタン等のフィルターに接する
とフィルターが焼損するという難点がある。又、この難
点を回避するために、集塵ケースと吸気源との間に耐火
性の金属フィルターを用いることは既に知られている。
この金属フィルターにはステンレスの線状のものが用い
られているが、目が均一でなく吸引能力が不安定であ
り、かつ大面積を必要とされていた。一方、目を細かく
均一にすると灰等により目づまりを起こしやすいという
懸念がある。
本考案は斯る事情に鑑みてなされたものであり小面積で
優れた吸引能力を発揮しうる金属フィルターを備えた掃
除機を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の掃除機は、集塵管6が装着される吸込口7と吸
気源との間に配され、該吸気源の吸引力により、前記集
塵管6及び吸込口7を経て吸気と共にその内部に導入さ
れる塵を捕捉、収納する集塵ケース4を備えた掃除機に
おいて、前記集塵ケース4と前記吸気源との間に少なく
とも3枚の金網フィルター31,32,33を設け、下面の金網
フィルター32を側壁32′を有した皿形形状に形成して、
該側壁32′において吸気経路が確保されるように側壁3
2′を集塵ケース4側に露出形成し、一方、中間の金網
フィルター33を上面31または下面32のそれよりも目が細
かく且つ波型形状に形成して、前記下面の金網フィルタ
ー32内に収納したことを特徴とする。
(ホ)作用 本考案においては、金属フィルターを3枚の金網フィル
ターで構成し、上面及び下面の金網フィルターが中間の
金網フィルターを収納する空間を形成するように下面の
フィルターに側壁を設けると共に前記中間の金網フィル
ターを上面及び下面のそれよりも目を細かく且つ波形形
状に設けているので、たばこの灰等を吸込んで前記中間
の金網フィルターの表面が目づまりを起こしたとして
も、前記空間を形成する前記下面の金網フィルターの側
壁を通過することにより前記中間のフィルターの表面を
回避して吸気源の吸気が保持される。
(ヘ)実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づき詳述する。
図中1は、その内部に吸気路2、3を形成してなる集塵
部本体であり、また4は、上側全面に開口を有する矩形
箱形をなして成形された集塵ケースであり、これら本体
及びケースはクランプ5により着脱自在に結合されてい
る。
集塵部本体1の長手方向一側には、集塵管6が装着され
る吸込口7が、また他側には、後述する吸気源へ連なる
吸気ホース(図示せず)の装着口8が夫々開口させてあ
り、集塵部本体1の内部において、前者は吸気路2に、
後者は吸気路3に夫々連通している。これらの吸気路
2、3は第1図に示す如く、集塵部本体1の下部に一体
化された集塵ケース4内に夫々開口しており、前記吸気
源が発生する吸引力により、吸込口7及び吸気路2を経
て集塵ケース4内に流れ込み、更に吸気路3及び装着口
8を経て吸気ホース内に流れ出す気流が生じるようにな
っている。
而して、図中の9、10は前記気流中に混在する塵が吸気
ホース内に侵入することを防止するためのフィルターで
あり、9は第3図に示す如く3枚の金網を積重してなる
耐火性の金属フィルターであって、金属性のフィルター
枠9′に嵌着した後、クランプ11によって集塵ケース4
と吸気源との間に保持されている。ここで、上面に配設
される金網フィルター31は平板状に、下面に配設される
金網フィルター32は平板に側壁32′が形成された皿形形
状に設けられてあり、この上面及び下面の金網フィルタ
ーによって空間が形成されるようになっている。また、
中間の金網フィルター33は前記上面及び下面の金網フィ
ルターよりも目を細かく設けられていると共に表面積を
大きくとるために波形形状に設けられている。これら3
枚のフィルターは積重された後、外周縁部に数ケ所で溶
接固定されている。
又、10は第4図及び第5図に示す如く細かい塵の通過を
阻止し得る微多孔性の物質、例えば発泡ポリウレタンよ
りなるクッションフィルターであって、フィルター枠1
0′に嵌着され、前記第1のフィルター9の上部に位置
している。
図中12は貯水タンクであり、該貯水タンク12は、内部が
空洞化された密封構造を有する殻体であり、下部は漏斗
状の部分を備え、且細孔13、13を設けたキャップ14がネ
ジにより着脱自在に装着されている。集塵部本体1の前
記吸込口7の開口側上部には、前記漏斗状部に対応する
形状の凹部が形成されており、前記貯水タンク12は、こ
れの漏斗状部分を下向きとして前記凹部内にパッキング
15、15を介して嵌合固定され、集塵部本体1と一体化さ
れる。貯水タンク12の上部には、注水口が形成されてお
り、該注水口は、これに螺合固定される蛇腹状の注水キ
ヤップ16にて気密に閉塞し得るようになっている。
以上の如き構成の集塵部は、前記装着口8の開口側上部
において集塵部本体1と一体的に成形された取手17を把
持することにより、集塵部本体1、これの下部に一体化
された集塵ケース4、及び同じく上部に一体化された貯
水タンク12等と共に容易に持ち上げることができるよう
に大きさ及び重さの設定がなされており、前記装着口8
にその一端を固着される吸気ホースにより、第2図に示
す吸気源に接続される。
この駆動部は、箱形をなす樹脂製のケース18の内側上半
部に電源部19を収納し、また、下半部に吸気ファン20、
これの駆動モータ21及び吸気ファン20から送出される空
気の通流路を備えてなる吸気源を固設して構成されてい
る。吸気ファン20の吸引口22は、ケース18の一側に開口
させてあり、この吸引口22に前記吸気ホースの他端が装
着される。駆動モータ21と電源部19とは、ケース18の外
側に操作端を有する起動スイッチ23を介して接続されて
おり、該スイッチ23がオン操作され、吸気ファン20が回
転した場合、吸引口22からの吸気は、吸気ファン20の内
部を通り駆動モータ21の背面側においてケース18の底面
に開口する排気口24から外部に排出される。なお25はフ
ィルタであり、前記吸気中に混在する極小の塵を捕捉
し、排気を清浄化するために設けてある。また26は、電
源部19への充電端子であり、ケース18の外側において該
充電端子26を外部電源に接続することにより電源部19へ
の充電がなされる。このように構成された駆動部は、ケ
ース18の上部にこれと一体的に成形された取手27を把持
するか、又は、ケース18の上部に懸架された吊紐28によ
り清掃員の肩から吊り下げた状態にて持ち運び可能とな
っている。
以上の如く構成された本考案に係る掃除機により灰皿の
清掃を行う場合、清掃員は、吊紐28による肩からの吊下
げ、又は一方の手での取手27の把持等によって前記駆動
部を、また、他方の手での取手17の把持によって前記集
塵部を夫々持ち運び、該集塵部の吸込口7に装着された
集塵管6の先端を灰皿上に位置させた後、駆動部のケー
ス18外に配された前記起動スイッチ23をオン操作する。
これにより吸気ファン20が回転し、集塵管6先端近傍の
空気が前述した如き経路を経て吸気され、前記灰皿中の
吸殻、灰等は、この吸気と共に、集塵管6、吸込口7及
び吸気路2を経て集塵ケース4内に達する。その後、吸
気は前記下面に配設される金網フィルター32の下面、中
間の金網フィルター33、上面に配設される金網フィルタ
ー31を通過する経路Aと、前記金網フィルター32の側壁
32′、前記金網フィルター33、前記金網フィルター31を
通過する経路B、あるいは前記金網フィルター32の側壁
32′、前記金網フィルター31を通過する経路Cを経てク
ッションフィルター10に到達する。火気を帯びた吸殻等
は前記金属フィルター9に接するも通過できず、前記ク
ッションフィルター10に到達することなく集塵ケース4
内に落下する。
一方、灰等は前記金属フィルター9を通過し、前記クッ
ションフィルター10に捕捉されるが、灰等の一部は前記
3枚のフィルターのうち最も目の細かい中間の金網フィ
ルター33の下面に吸着してやがて該金網フィルター33の
下面は目づまりを起こす。
ここで、前述のように吸気の経路には前記金網フィルタ
ー32の側壁32′を通過した後、前記中間の金網フィルタ
ー33を通過することなく、前記金網フィルター31を通過
する経路Cが設けられているので、前記金網フィルター
33の下面が目づまりを起こしたとしても前述のような経
路Cを吸気が通ることにより、灰等は吸気と共に吸い込
まれて、クッションフィルター10で捕捉される。
尚、本装置においては集塵管6の先端を灰皿上に位置さ
せた時、吸込口7が若干閉じられるため、集塵ケース4
内部の圧力は若干低下し、その結果貯水タンク12内の水
が細孔13、13を介して集塵ケース4内に導入されること
になり、集塵ケース4内に火気を帯びた吸殻が収納され
ていても消火されるように配慮されている。
また、貯水タンク12の注水キャップ16が蛇腹状を呈しポ
ンプ作用を有するため、注水キャップ16を押すことによ
り強制的に貯水タンク12内の水を集塵ケース4に導入す
ることもできる。
尚、本実施例においては、集塵部と駆動部とが別体に構
成され、外部電源との接続なしに動作する掃除機につい
て述べたが、集塵部と駆動部とが一体化され外部電源か
らの給電により動作する一般的に用いられている掃除機
等、いかなる掃除機においても本考案の適用が可能であ
ることはいうまでもない。
(ト)考案の効果 以上のように本考案によれば、金属フィルターを3枚の
金網フィルターで構成し、両端の金網フィルターは中間
の金網フィルターを収納する空間を形成するように下面
のフィルターに側壁を設けると共に前記中間の金網フィ
ルターを両端のそれよりも目を細かく且つ波形形状に設
けているので、たばこの灰等を吸込んで前記中間の金網
フィルターの表面が目づまりを起こしたとしても、前記
空間を形成する前記下面の金網フィルターの側壁を通過
することにより前記中間のフィルターの表面を回避して
吸気源の吸気が保持される。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案掃除機に係り、第1図は集塵部の
縦断面図、第2図は駆動部の縦断面図、第3図は金属フ
ィルター及びフィルター枠の要部斜視図、第4図は中間
金網フィルター斜視図、第5図は下面金網フィルター斜
視図、第6図はクッションフィルター枠正面図、第7図
はクッションフィルターをフィルター枠に取り付けた状
態の側面図を夫々示す。 1……集塵部本体、4……集塵ケース、6……集塵管、
7……吸込口、8……装着口、9……第1のフィルタ
ー、9′……フィルター枠、10……第2のフィルター、
10′……フィルター枠、12……貯水タンク、13、13……
細孔、14……キャップ、16……注水キャップ、18……ケ
ース、19……電源部、20……吸気ファン、21……駆動モ
ータ、22……吸引口、23……起動スイッチ、31……上面
金網フィルター、32……下面金網フィルター、32′……
側壁、33……中間金網フィルター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵管6が装着される吸込口7と吸気源と
    の間に配され、該吸気源の吸引力により、前記集塵管6
    及び吸込口7を経て吸気と共にその内部に導入される塵
    を捕捉、収納する集塵ケース4を備えた掃除機におい
    て、前記集塵ケース4と前記吸気源との間に少なくとも
    3枚の金網フィルター31,32,33を設け、下面の金網フィ
    ルター32を側壁32′を有した皿形形状に形成して、該側
    壁32′において吸気経路が確保されるように側壁32′を
    集塵ケース4側に露出形成し、一方、中間の金網フィル
    ター33を上面31または下面32のそれよりも目が細かく且
    つ波型形状に形成して、前記下面の金網フィルター32内
    に収納したことを特徴とする掃除機。
JP1989151533U 1989-12-27 1989-12-27 掃除機 Expired - Lifetime JPH0718357Y2 (ja)

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JPH0388451U JPH0388451U (ja) 1991-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839178U (ja) * 1971-09-11 1973-05-15
JPS52103857A (en) * 1976-02-25 1977-08-31 Hitachi Ltd Electric cleaner

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