JPH0718338U - ヒューズの抜き取りクリップ - Google Patents

ヒューズの抜き取りクリップ

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JPH0718338U
JPH0718338U JP4788893U JP4788893U JPH0718338U JP H0718338 U JPH0718338 U JP H0718338U JP 4788893 U JP4788893 U JP 4788893U JP 4788893 U JP4788893 U JP 4788893U JP H0718338 U JPH0718338 U JP H0718338U
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JP
Japan
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fuse
type fuse
blade type
blade
mini
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Pending
Application number
JP4788893U
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English (en)
Inventor
友康 村上
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレード型ヒューズおよびミニブレード型ヒ
ューズの両方を離脱可能な抜き取りクリップを提供す
る。 【構成】 係止爪52の最外幅D1をブレード型ヒュー
ズの幅方向両端の突部の内側に嵌まる寸法に設定すると
共に、係止爪52の幅方向中央部にミニブレード型ヒュ
ーズの入る凹所52a,52cを設け、該凹所52a,
52cの間にミニブレード型ヒューズの側面の凹溝に嵌
まる嵌合凸部52bを突設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブレード型ヒューズとミニブレード型ヒューズの両方に兼用できる ヒューズの抜き取りクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用のヒューズには、ブレード型ヒューズとミニブレード型ヒューズとが ある。図5はブレード型ヒューズ、図6はミニブレード型ヒューズを示す。ミニ ブレード型ヒューズは最近多く利用されるようになってきており、現在では、ブ レード型ヒューズと、ミニブレード型ヒューズとが混在するケースも出現してい る。
【0003】 図5に示すブレード型ヒューズ1は、ブレード型の樹脂ケース11の内部にヒ ューズ材料(図示略)を収容し、その両端に接続した端子12、12を、ケース 11の外部下方に延ばしたものである。樹脂ケース11の頭部の厚さ(奥行き) は、それより下部の厚さより大きめに設定されており、該頭部の下に顎部13が 形成されている。また、樹脂ケース11の側面には、幅方向中央を残してその両 側に凹部14、14を形成することにより、中央に所定幅S1の凸部15が形成 されている。また、側面の幅方向両端には突部16、16が形成されている。
【0004】 一方、図6に示すミニブレード型ヒューズ2は、極めて小形のブレード型樹脂 ケース21の内部に、ヒューズ材料(図示略)を収容し、その両端に接続した端 子22、22をケース21の外部下方に延ばしたものである。樹脂ケース21の 側面には、上下に延びる凹溝24が2本形成され、2本の凹溝24、24間に所 定幅S2の凸部25が形成されている。また、凹溝24、24の外側には、突部 26、26が残されている。なお、ブレード型ヒューズ1における凸部15の幅 寸法S1と、ミニブレード型ヒューズ2における凸部25の幅寸法S2は、略等 しくなっている。
【0005】 従来、これらヒューズを抜き取る治具として、実開昭54−132741号公 報にブレード型ヒューズの抜き取りクリップが開示され、実開平3−50739 号公報にミニブレード型ヒューズの抜き取りクリップが開示されている。
【0006】 図7は前者のブレード型ヒューズ用の抜き取りクリップ、図8は後者のミニブ レード型ヒューズ用の抜き取りクリップを示す。
【0007】 図7の抜き取りクリップ3は、一対の挟持片31の先端に、ブレード型ヒュー ズの顎部13(図5参照)に係止する係止爪32を設け、挟持片31の基端側を 弾性連結部33で連結したものである。
【0008】 図8の抜き取りクリップ4は、一対の挟持片41の先端に、ミニブレード型ヒ ューズの側面の2本の凹溝24(図6参照)に嵌合する係止爪42を設け、挟持 片41の基端側を弾性連結部43で連結したものである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のヒューズ抜き取りクリップ3、4は、それぞれブレード型ヒ ューズあるいはミニブレード型ヒューズに専用のものであるため、両ヒューズが 混在する場合には、両方のクリップを用意せざるを得ず、コストや設置スペース の面の他に、使用に際して混乱を招くという問題があった。また、どちらかのク リップで他方を代用することもできるが、ヒューズを挟んだ際の安定性が悪く、 スムーズに抜き取りができないという問題があった。
【0010】 本考案は、上記事情を考慮し、ブレード型ヒューズおよびミニブレード型ヒュ ーズの両方を安定して離脱可能なヒューズの抜き取りクリップを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるヒューズの抜き取りクリップは、係止爪の最外幅をブレード型 ヒューズの幅方向両端の突部の内側に嵌まる寸法に設定すると共に、係止爪の幅 方向中央部にミニブレード型ヒューズの入る凹所を設け、該凹所にミニブレード 型ヒューズの側面の凹溝に嵌まる嵌合凸部を突設したことを特徴としている。
【0012】
【作用】
上記構成のクリップでブレード型ヒューズを掴むと、係止爪がブレード型ヒュ ーズの幅方向両端の突部の内側に嵌まり、ヒューズの顎部に係止する。また、ミ ニブレード型ヒューズを掴むと、嵌合凸部がミニブレード型ヒューズの側面の凹 溝に嵌合する。したがって、幅方向にがたつきなく両ヒューズを挟持することが でき、安定してスムーズに両方のヒューズを抜き取ることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1は実施例の抜き取りクリップ50の斜視図、図2はその下面視図、図3は 同クリップ50によりブレード型ヒューズ1を挟持している状態を示す図、図4 は同クリップ50によりミニブレード型ヒューズ2を挟持している状態を示す図 である。
【0015】 この抜き取りクリップ50は、一対の挟持片51の先端に、ブレード型ヒュー ズ1の顎部13に係止する係止爪52を設け、挟持片51の基端側を弾性連結部 53で連結し、先端側を開閉自在としたものであり、係止爪52の最外幅D1が ブレード型ヒューズ1の幅方向両端の突部16の内側に嵌まる寸法に設定されて いる。
【0016】 また、係止爪52の幅方向中央部に、ミニブレード型ヒューズ2の入る凹所 (ここでは符号は付さず)が設けられている。この凹所の中には、ミニブレード 型ヒューズ2の凹溝24に嵌合する2つの嵌合凸部52bが突設され、その2つ の嵌合凸部52bの間に、ブレード型ヒューズ1の中央の凸部15およびミニブ レード型ヒューズ2の中央の凸部25の嵌まる凹部52aが残されている。また 、嵌合凸部52bの外側には、ミニブレード型ヒューズ2の両端の突部26の嵌 まる凹部52cが残されている。ここでは、凹部52aの幅寸法D2は、前記ブ レード型ヒューズ1側の凸部15の幅寸法S1およびミニブレード型ヒューズ2 の凸部25の幅寸法S2と略等しく設定され、嵌合凸部52bの幅寸法D3は、 ミニブレード型ヒューズ2の凹溝24の幅と略等しく設定されている。
【0017】 このクリップ50によってブレード型ヒューズ1を掴むと、係止爪52の先端 がブレード型ヒューズ1の顎部13(図5参照)に係止するとともに、図3に示 すように、係止爪52の幅方向両端がブレード型ヒューズ1の突部16の内側に 嵌まる。また、ブレード型ヒューズ1の中央の凸部15が係止爪52側の凹部5 2aに嵌まる。従って、幅方向にがたつきなくブレード型ヒューズ1を挟持する ことができる。
【0018】 また、ミニブレード型ヒューズ2を掴むと、図4に示すように係合爪52の凹 所内にヒューズが入り、係止爪52中に設けた嵌合凸部52bがミニブレード型 ヒューズ2の側面の凹溝24に嵌合すると共に、係止爪52側の凹部52aにミ ニブレード型ヒューズ2側の中央の凸部25が嵌合し、係止爪52側の凹部52 cにミニブレード型ヒューズ2側の両端の突部26が嵌合する。従って、幅方向 にがたつきなくミニブレード型ヒューズ2を挟持することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、両方のヒューズを安定して挟持するこ とができるため、スムーズに抜き取ることができる。したがって、コスト及び設 置面での有利さの他に、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の抜き取りクリップの斜視図
である。
【図2】本考案の一実施例の抜き取りクリップの下面視
図である。
【図3】本考案の一実施例の抜き取りクリップにより、
ブレード型ヒューズを挟んだ状態の下面視図である。
【図4】本考案の一実施例の抜き取りクリップにより、
ミニブレード型ヒューズを挟んだ状態の下面視図であ
る。
【図5】ブレード型ヒューズの斜視図である。
【図6】ミニブレード型ヒューズの斜視図である。
【図7】従来のブレード型ヒューズ用抜き取りクリップ
の斜視図である。
【図8】従来のミニブレード型ヒューズ用抜き取りクリ
ップの斜視図である。
【符号の説明】
1 ブレード型ヒューズ 2 ミニブレード型ヒューズ 16 突部 24 凹溝 51 挟持片 52 係止爪 52a 凹所 52b 嵌合凸部 52c 凹所 53 弾性連結部 D1 係止爪の最外幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側が弾性連結部で連結された開閉自
    在な一対の挟持片の先端に、ブレード型ヒューズと係合
    する係止爪を設けたヒューズの抜き取りクリップにおい
    て、 前記係止爪の最外幅をブレード型ヒューズの幅方向両端
    の突部の内側に嵌まる寸法に設定すると共に、係止爪の
    幅方向中央部にミニブレード型ヒューズの入る凹所を設
    け、該凹所に前記ミニブレード型ヒューズの側面の凹溝
    に嵌まる嵌合凸部を突設したことを特徴とするヒューズ
    の抜き取りクリップ。
JP4788893U 1993-09-02 1993-09-02 ヒューズの抜き取りクリップ Pending JPH0718338U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4788893U JPH0718338U (ja) 1993-09-02 1993-09-02 ヒューズの抜き取りクリップ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4788893U JPH0718338U (ja) 1993-09-02 1993-09-02 ヒューズの抜き取りクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718338U true JPH0718338U (ja) 1995-03-31

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ID=12787945

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JP4788893U Pending JPH0718338U (ja) 1993-09-02 1993-09-02 ヒューズの抜き取りクリップ

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