JPH07182661A - 光照射装置の位置制御装置 - Google Patents
光照射装置の位置制御装置Info
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- JPH07182661A JPH07182661A JP32154393A JP32154393A JPH07182661A JP H07182661 A JPH07182661 A JP H07182661A JP 32154393 A JP32154393 A JP 32154393A JP 32154393 A JP32154393 A JP 32154393A JP H07182661 A JPH07182661 A JP H07182661A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光照射装置を速く基準位置に配置することが
できる光照射装置の位置制御装置を提供する。 【構成】 光照射装置１を光ディスクに対して垂直方向
に接近および離隔させるフォーカスアクチュエータ２
と、光照射装置１と一体的に設けられ光ディスクからの
反射光を受ける光検出器３と、これの出力を受ける位置
制御演算装置４と、これの演算値に基いて位置制御信号
を発生してフォーカスアクチュエータ２に与える位置制
御信号発生回路５とを具備する。位置制御演算装置４
は、位置誤差信号を記憶するための２つのメモリユニッ
ト１７，１８と、これらに一定周期ごとに交互に位置誤
差信号を記憶させる情報書込み制御回路１９と、メモリ
ユニット１７，１８に記憶されている２つの位置誤差信
号に基いて光照射装置１の光ディスク１１に対する基準
位置からのずれ量を演算する位置ずれ量演算部２０とを
有する。
できる光照射装置の位置制御装置を提供する。 【構成】 光照射装置１を光ディスクに対して垂直方向
に接近および離隔させるフォーカスアクチュエータ２
と、光照射装置１と一体的に設けられ光ディスクからの
反射光を受ける光検出器３と、これの出力を受ける位置
制御演算装置４と、これの演算値に基いて位置制御信号
を発生してフォーカスアクチュエータ２に与える位置制
御信号発生回路５とを具備する。位置制御演算装置４
は、位置誤差信号を記憶するための２つのメモリユニッ
ト１７，１８と、これらに一定周期ごとに交互に位置誤
差信号を記憶させる情報書込み制御回路１９と、メモリ
ユニット１７，１８に記憶されている２つの位置誤差信
号に基いて光照射装置１の光ディスク１１に対する基準
位置からのずれ量を演算する位置ずれ量演算部２０とを
有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光により情報の記録再
生を行なうことができる光ディスクに対し光を照射する
光照射装置の位置を制御する光照射装置の位置制御装置
に関する。
生を行なうことができる光ディスクに対し光を照射する
光照射装置の位置を制御する光照射装置の位置制御装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光照射装置の位置制御装置は、光
照射装置を前記光ディスクに対して垂直方向に接近およ
び離隔させる垂直方向移動装置と、前記光照射装置と一
体的に設けられ前記光ディスクからの反射光を受ける２
つの光電変換器と、これらの光電変換器からの出力を受
ける位置制御演算装置と、この位置制御演算装置の演算
値に基いて位置制御信号を発生して前記垂直方向移動装
置に与える位置制御信号発生回路とを具備してなる。
照射装置を前記光ディスクに対して垂直方向に接近およ
び離隔させる垂直方向移動装置と、前記光照射装置と一
体的に設けられ前記光ディスクからの反射光を受ける２
つの光電変換器と、これらの光電変換器からの出力を受
ける位置制御演算装置と、この位置制御演算装置の演算
値に基いて位置制御信号を発生して前記垂直方向移動装
置に与える位置制御信号発生回路とを具備してなる。
【０００３】前記位置制御演算装置は、前記光電変換器
の出力を受けこれらの出力の差を示す位置誤差信号を発
生する位置誤差信号発生手段と、この位置誤差信号発生
手段からの位置誤差信号をディジタル信号に変換するＡ
Ｄ変換手段と、このＡＤ変換手段からの位置誤差信号を
記憶するための１つのメモリユニットと、このメモリユ
ニットに一定周期ごとに前記ＡＤ変換手段からの位置誤
差信号を記憶させる情報書込み制御手段と、前記メモリ
ユニットに記憶されている位置誤差信号と予め決められ
ている基準値とを比較して前記光照射装置の前記光ディ
スクに対する基準位置からのずれ量を演算する位置ずれ
量演算手段と、この位置ずれ量演算手段の演算値に基い
て前記光照射装置の移動方向を判断して位置制御信号を
前記垂直方向移動手段に与える位置制御信号生成手段と
を具備している。
の出力を受けこれらの出力の差を示す位置誤差信号を発
生する位置誤差信号発生手段と、この位置誤差信号発生
手段からの位置誤差信号をディジタル信号に変換するＡ
Ｄ変換手段と、このＡＤ変換手段からの位置誤差信号を
記憶するための１つのメモリユニットと、このメモリユ
ニットに一定周期ごとに前記ＡＤ変換手段からの位置誤
差信号を記憶させる情報書込み制御手段と、前記メモリ
ユニットに記憶されている位置誤差信号と予め決められ
ている基準値とを比較して前記光照射装置の前記光ディ
スクに対する基準位置からのずれ量を演算する位置ずれ
量演算手段と、この位置ずれ量演算手段の演算値に基い
て前記光照射装置の移動方向を判断して位置制御信号を
前記垂直方向移動手段に与える位置制御信号生成手段と
を具備している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光照射
装置の位置制御装置においては、光照射装置を最初に光
ディスクに対し基準位置に配置する際において、光照射
装置を光ディスクに接近する場合に、光電変換器が光を
正確に検出することができる範囲に入ったこと、すなわ
ち光照射装置が基準位置に接近したことを正確に検出す
ることができないから、光照射装置を速く基準位置に配
置することができないという問題がある。
装置の位置制御装置においては、光照射装置を最初に光
ディスクに対し基準位置に配置する際において、光照射
装置を光ディスクに接近する場合に、光電変換器が光を
正確に検出することができる範囲に入ったこと、すなわ
ち光照射装置が基準位置に接近したことを正確に検出す
ることができないから、光照射装置を速く基準位置に配
置することができないという問題がある。
【０００５】本発明の目的は、光照射装置を最初に光デ
ィスクに対し基準位置に配置する際において、光照射装
置を速く基準位置に配置することができる光照射装置の
位置制御装置を提供することにある。
ィスクに対し基準位置に配置する際において、光照射装
置を速く基準位置に配置することができる光照射装置の
位置制御装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、光により情報
の記録再生を行なうことができる光ディスクに対し光を
照射する光照射装置の位置を制御する光照射装置の位置
制御装置において、前記光照射装置を前記光ディスクに
対して垂直方向に接近および離隔させる垂直方向移動手
段と、前記光照射装置と一体的に設けられ前記光ディス
クからの反射光を受ける２つの光電変換器と、これらの
光電変換器の出力を受けこれらの出力の差を示す位置誤
差信号を発生する位置誤差信号発生手段と、この位置誤
差信号発生手段からの位置誤差信号をディジタル信号に
変換するＡＤ変換手段と、このＡＤ変換手段からの位置
誤差信号を記憶するための２つのメモリユニットと、こ
れらのメモリユニットに一定周期ごとに交互に前記ＡＤ
変換手段からの位置誤差信号を記憶させる情報書込み制
御手段と、前記メモリユニットに記憶されている２つの
位置誤差信号に基いて前記光照射装置の前記光ディスク
に対する基準位置からのずれ量を演算する位置ずれ量演
算手段と、この位置ずれ量演算手段の演算値に基いて前
記光照射装置の移動方向を判断して位置制御信号を前記
垂直方向移動手段に与える位置制御信号生成手段とを具
備することを特徴とする。
の記録再生を行なうことができる光ディスクに対し光を
照射する光照射装置の位置を制御する光照射装置の位置
制御装置において、前記光照射装置を前記光ディスクに
対して垂直方向に接近および離隔させる垂直方向移動手
段と、前記光照射装置と一体的に設けられ前記光ディス
クからの反射光を受ける２つの光電変換器と、これらの
光電変換器の出力を受けこれらの出力の差を示す位置誤
差信号を発生する位置誤差信号発生手段と、この位置誤
差信号発生手段からの位置誤差信号をディジタル信号に
変換するＡＤ変換手段と、このＡＤ変換手段からの位置
誤差信号を記憶するための２つのメモリユニットと、こ
れらのメモリユニットに一定周期ごとに交互に前記ＡＤ
変換手段からの位置誤差信号を記憶させる情報書込み制
御手段と、前記メモリユニットに記憶されている２つの
位置誤差信号に基いて前記光照射装置の前記光ディスク
に対する基準位置からのずれ量を演算する位置ずれ量演
算手段と、この位置ずれ量演算手段の演算値に基いて前
記光照射装置の移動方向を判断して位置制御信号を前記
垂直方向移動手段に与える位置制御信号生成手段とを具
備することを特徴とする。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の１実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
【０００８】図１は、本発明の１実施例を示すブロック
図である。図１に示すように、本発明の光照射装置の位
置制御装置は、光照射装置１を光ディスクに対して垂直
方向に接近および離隔させるフォーカスアクチュエータ
２と、前記光照射装置１と一体的に設けられ前記光ディ
スクからの反射光を受ける光検出器３と、この光検出器
３からの出力を受ける位置制御演算装置４と、この位置
制御演算装置４の演算値に基いて位置制御信号を発生し
て前記フォーカスアクチュエータ２に与える位置制御信
号発生回路５とを具備してなる。
図である。図１に示すように、本発明の光照射装置の位
置制御装置は、光照射装置１を光ディスクに対して垂直
方向に接近および離隔させるフォーカスアクチュエータ
２と、前記光照射装置１と一体的に設けられ前記光ディ
スクからの反射光を受ける光検出器３と、この光検出器
３からの出力を受ける位置制御演算装置４と、この位置
制御演算装置４の演算値に基いて位置制御信号を発生し
て前記フォーカスアクチュエータ２に与える位置制御信
号発生回路５とを具備してなる。
【０００９】前記光検出器３は、２つの光電変換器から
なる。また、位置制御信号発生回路５は、前記位置制御
演算装置４の演算値を受けるＤＡ変換回路５ａと、この
ＤＡ変換回路５ａの出力を増幅するアンプ５ｂとからな
る。なお、前記光照射装置１を光ディスクに対して平行
に移動する装置は、従来と同様に構成されている。
なる。また、位置制御信号発生回路５は、前記位置制御
演算装置４の演算値を受けるＤＡ変換回路５ａと、この
ＤＡ変換回路５ａの出力を増幅するアンプ５ｂとからな
る。なお、前記光照射装置１を光ディスクに対して平行
に移動する装置は、従来と同様に構成されている。
【００１０】図２は、前記光照射装置１および光検出器
３の１実施例を詳細に示す図である。図２に示すよう
に、ケース６に固定されたレーザ光源７より出射された
レーザ光は、集光レンズ８にて集束されて集束光とな
り、半反射鏡９にて反射され、対物レンズ１０にて光記
録媒体である光ディスク１１へ集光される。光ディスク
１１から反射したレーザ光は、半反射鏡９を透過し、対
物レンズ１０の光軸と中心を同じくする２つの光電変換
器１２，１３に到達する。これらの光電変換器１２，１
３は、前記光検出器３を構成しており、前記ケース６の
孔部に並べられて固定されている。光電変換器１２，１
３にてレーザ光の強度は電気信号レベルに変換され、差
動アンプ１４は、光電変換器１２，１３の出力の差をと
り、位置誤差信号ａを発生する。
３の１実施例を詳細に示す図である。図２に示すよう
に、ケース６に固定されたレーザ光源７より出射された
レーザ光は、集光レンズ８にて集束されて集束光とな
り、半反射鏡９にて反射され、対物レンズ１０にて光記
録媒体である光ディスク１１へ集光される。光ディスク
１１から反射したレーザ光は、半反射鏡９を透過し、対
物レンズ１０の光軸と中心を同じくする２つの光電変換
器１２，１３に到達する。これらの光電変換器１２，１
３は、前記光検出器３を構成しており、前記ケース６の
孔部に並べられて固定されている。光電変換器１２，１
３にてレーザ光の強度は電気信号レベルに変換され、差
動アンプ１４は、光電変換器１２，１３の出力の差をと
り、位置誤差信号ａを発生する。
【００１１】いま、前記光ディスク１１の記録面がＣ０
にある場合、記録面は対物レンズ１０の合焦点位置にあ
り、光ディスク１１からの反射光は反射光路上に設けら
れた遮光部材１５に遮られることなく光電変換器１２，
１３へ送達する。このとき光電変換器１２，１３に入射
する光量は同じであるため、差動アンプ１４からの位置
誤差信号ａのレベルは零となる。
にある場合、記録面は対物レンズ１０の合焦点位置にあ
り、光ディスク１１からの反射光は反射光路上に設けら
れた遮光部材１５に遮られることなく光電変換器１２，
１３へ送達する。このとき光電変換器１２，１３に入射
する光量は同じであるため、差動アンプ１４からの位置
誤差信号ａのレベルは零となる。
【００１２】前記光ディスク１１の記録面がＣ１へ移っ
た場合、レーザ光は光ディスク１１上の点Ｄ１，Ｄ２で
反射し、反射したレーザ光の一部は遮光部材１５で遮ら
れるため、光電変換器１３に入射する光量は点Ｅ１から
点Ｅ２の分だけ減少する。よって、差動アンプ１４から
の位置誤差信号ａのレベルはマイナス値となる。
た場合、レーザ光は光ディスク１１上の点Ｄ１，Ｄ２で
反射し、反射したレーザ光の一部は遮光部材１５で遮ら
れるため、光電変換器１３に入射する光量は点Ｅ１から
点Ｅ２の分だけ減少する。よって、差動アンプ１４から
の位置誤差信号ａのレベルはマイナス値となる。
【００１３】前記光ディスク１１の媒体面がＣ２へ移っ
た場合、レーザ光は光ディスク１１上の点Ｄ３，Ｄ４で
反射し、反射したレーザ光の一部は遮光部材１５で遮ら
れるため、光電変換器１２に入射する光量は点Ｅ３から
点Ｅ４の分だけ減少する。よって、差動アンプ１４から
の位置誤差信号ａのレベルはプラス値となる。
た場合、レーザ光は光ディスク１１上の点Ｄ３，Ｄ４で
反射し、反射したレーザ光の一部は遮光部材１５で遮ら
れるため、光電変換器１２に入射する光量は点Ｅ３から
点Ｅ４の分だけ減少する。よって、差動アンプ１４から
の位置誤差信号ａのレベルはプラス値となる。
【００１４】前記光照射装置１の基準位置からのずれ量
すなわち対物レンズ１０の基準位置からのずれ量と、前
記差動アンプ１４からの位置誤差信号ａのレベルとの関
係が図３に示されている。図３において、点Ｍは、光照
射装置１を最初に光ディスク１１に対し基準位置に配置
する際において、光照射装置１を光ディスク１１に接近
する場合に、光電変換器１２，１３が光を正確に検出す
ることができる範囲に入った場合の位置誤差信号ａの値
（最大値）である。点Ｐは、光照射装置１が基準位置
（合焦点位置）に達した場合の位置誤差信号ａの値
（０）である。
すなわち対物レンズ１０の基準位置からのずれ量と、前
記差動アンプ１４からの位置誤差信号ａのレベルとの関
係が図３に示されている。図３において、点Ｍは、光照
射装置１を最初に光ディスク１１に対し基準位置に配置
する際において、光照射装置１を光ディスク１１に接近
する場合に、光電変換器１２，１３が光を正確に検出す
ることができる範囲に入った場合の位置誤差信号ａの値
（最大値）である。点Ｐは、光照射装置１が基準位置
（合焦点位置）に達した場合の位置誤差信号ａの値
（０）である。
【００１５】次に、前記位置制御演算装置４の詳細な実
施例を図４に基いて詳細に説明する。
施例を図４に基いて詳細に説明する。
【００１６】図４に示すように、前記位置制御演算装置
４は、差動アンプ１４からの位置誤差信号ａをディジタ
ル信号に変換するＡＤ変換器１６と、このＡＤ変換器１
６からの位置誤差信号ｂを記憶するための２つのメモリ
ユニット１７，１８と、これらのメモリユニット１７，
１８に一定周期ごとに交互に前記ＡＤ変換器１６からの
位置誤差信号ｂを記憶させる情報書込み制御回路１９
と、前記メモリユニット１７，１８に記憶されている２
つの位置誤差信号に基いて前記光照射装置１の前記光デ
ィスク１１に対する基準位置からのずれを演算して位置
ずれ量信号ｃを発生する位置ずれ量演算部２０とを有す
る。
４は、差動アンプ１４からの位置誤差信号ａをディジタ
ル信号に変換するＡＤ変換器１６と、このＡＤ変換器１
６からの位置誤差信号ｂを記憶するための２つのメモリ
ユニット１７，１８と、これらのメモリユニット１７，
１８に一定周期ごとに交互に前記ＡＤ変換器１６からの
位置誤差信号ｂを記憶させる情報書込み制御回路１９
と、前記メモリユニット１７，１８に記憶されている２
つの位置誤差信号に基いて前記光照射装置１の前記光デ
ィスク１１に対する基準位置からのずれを演算して位置
ずれ量信号ｃを発生する位置ずれ量演算部２０とを有す
る。
【００１７】前記情報書込み制御回路１９は、前記一定
周期ごとにサンプル信号を発生するサンプルタイマ２１
と、このサンプルタイマ２１のサンプル信号を受けるＤ
フリップフロップ２２と、このＤフリップフロップ２２
のＱ出力端子およびＱ（−）出力端子に接続されている
と共に出力端子が前記メモリユニット１７，１８にそれ
ぞれ接続されている２つのＡＮＤゲート２３，２４とを
具備している。
周期ごとにサンプル信号を発生するサンプルタイマ２１
と、このサンプルタイマ２１のサンプル信号を受けるＤ
フリップフロップ２２と、このＤフリップフロップ２２
のＱ出力端子およびＱ（−）出力端子に接続されている
と共に出力端子が前記メモリユニット１７，１８にそれ
ぞれ接続されている２つのＡＮＤゲート２３，２４とを
具備している。
【００１８】前記サンプルタイマ２１は、サンプル信号
ｄを前記ＡＤ変換器１６に与え、かつ、このＡＤ変換器
１６がサンプル信号ｄを受けた場合に書込み信号ｅをＡ
ＮＤゲート２３，２４に与える。ＡＮＤゲート２３は、
Ｄフリップフロップ２２のＱ出力端子がハイレベルであ
り、かつ、ＡＤ変換器１６から書込み信号ｅを受けてい
る時に、書込み制御信号ｆ１をメモリユニット１７に与
えてＡＤ変換器１６からの位置誤差信号ｂを記憶させ
る。
ｄを前記ＡＤ変換器１６に与え、かつ、このＡＤ変換器
１６がサンプル信号ｄを受けた場合に書込み信号ｅをＡ
ＮＤゲート２３，２４に与える。ＡＮＤゲート２３は、
Ｄフリップフロップ２２のＱ出力端子がハイレベルであ
り、かつ、ＡＤ変換器１６から書込み信号ｅを受けてい
る時に、書込み制御信号ｆ１をメモリユニット１７に与
えてＡＤ変換器１６からの位置誤差信号ｂを記憶させ
る。
【００１９】また、ＡＮＤゲート２４は、Ｄフリップフ
ロップ２２のＱ（−）出力端子がハイレベルであり、か
つ、ＡＤ変換器１６から書込み信号ｅを受けている時
に、書込み制御信号ｆ２をメモリユニット１８に与えて
ＡＤ変換器１６からの位置誤差信号ｂを記憶させる。す
なわち、前記情報書込み制御回路１９は、前記一定周期
ごとに交互にＡＤ変換器１６からの位置誤差信号ｂをメ
モリユニット１７，１８に与える。
ロップ２２のＱ（−）出力端子がハイレベルであり、か
つ、ＡＤ変換器１６から書込み信号ｅを受けている時
に、書込み制御信号ｆ２をメモリユニット１８に与えて
ＡＤ変換器１６からの位置誤差信号ｂを記憶させる。す
なわち、前記情報書込み制御回路１９は、前記一定周期
ごとに交互にＡＤ変換器１６からの位置誤差信号ｂをメ
モリユニット１７，１８に与える。
【００２０】前記位置ずれ量演算部２０は、読出し制御
信号ｇ１，ｇ２をメモリユニット１７，１８に与えるこ
とにより、メモリユニット１７，１８に記憶されている
位置誤差信号を読み出す。前記位置ずれ量演算部２０
は、Ｄフリップフロップ２２のＱ出力端子からの信号を
受けており、このＤフリップフロップ２２のＱ出力端子
からの信号がハイレベルまたはロウレベルかによって、
メモリユニット１７，１８に記憶されている位置誤差信
号のいずれが１サンプル前のものであるかを判別するこ
とができる。
信号ｇ１，ｇ２をメモリユニット１７，１８に与えるこ
とにより、メモリユニット１７，１８に記憶されている
位置誤差信号を読み出す。前記位置ずれ量演算部２０
は、Ｄフリップフロップ２２のＱ出力端子からの信号を
受けており、このＤフリップフロップ２２のＱ出力端子
からの信号がハイレベルまたはロウレベルかによって、
メモリユニット１７，１８に記憶されている位置誤差信
号のいずれが１サンプル前のものであるかを判別するこ
とができる。
【００２１】図３に示す点Ｍは、光照射装置１を最初に
光ディスク１１に対し基準位置に配置する際において、
光照射装置１を光ディスク１１に接近する場合に、光電
変換器１２，１３が光を正確に検出することができる範
囲に入った場合の位置誤差信号ａの値（最大値）であ
る。次に、前記位置ずれ量演算部２０において位置誤差
信号ａに相当する位置誤差信号ｂが点Ｍに達したことを
判断する演算について説明する。
光ディスク１１に対し基準位置に配置する際において、
光照射装置１を光ディスク１１に接近する場合に、光電
変換器１２，１３が光を正確に検出することができる範
囲に入った場合の位置誤差信号ａの値（最大値）であ
る。次に、前記位置ずれ量演算部２０において位置誤差
信号ａに相当する位置誤差信号ｂが点Ｍに達したことを
判断する演算について説明する。
【００２２】現サンプル時の位置誤差信号ｂの値をＩ
(t) とし、前サンプル時の位置誤差信号ｂの値をＩ(t-
1) とすると、位置ずれ量演算部２０は、Ｉ(t) とＩ(t-
1) の大小関係を比較する。位置誤差信号ｂが最大値Ｍ
に達するまでは、Ｉ(t-1) ＜Ｉ(t) という関係になり、
最大値Ｍに到達した後にＩ(t-1) ＞Ｉ(t) という関係に
なる。したがって、具体的には、位置ずれ量演算部２０
は、光照射装置１を最初に光ディスク１１に対し基準位
置に配置する際において、光照射装置１を光ディスク１
１に接近すると同時に演算を開始しＩ(t-1) ＜Ｉ(t) か
らＩ(t-1) ＞Ｉ(t)に変わるまで演算を続け、Ｉ(t-1)
＞Ｉ(t) となった時点でのＩ(t-1) が位置誤差信号ｂの
最大値Ｍと判断する。
(t) とし、前サンプル時の位置誤差信号ｂの値をＩ(t-
1) とすると、位置ずれ量演算部２０は、Ｉ(t) とＩ(t-
1) の大小関係を比較する。位置誤差信号ｂが最大値Ｍ
に達するまでは、Ｉ(t-1) ＜Ｉ(t) という関係になり、
最大値Ｍに到達した後にＩ(t-1) ＞Ｉ(t) という関係に
なる。したがって、具体的には、位置ずれ量演算部２０
は、光照射装置１を最初に光ディスク１１に対し基準位
置に配置する際において、光照射装置１を光ディスク１
１に接近すると同時に演算を開始しＩ(t-1) ＜Ｉ(t) か
らＩ(t-1) ＞Ｉ(t)に変わるまで演算を続け、Ｉ(t-1)
＞Ｉ(t) となった時点でのＩ(t-1) が位置誤差信号ｂの
最大値Ｍと判断する。
【００２３】図１に示すように、前記位置制御信号生成
回路５は、位置ずれ量演算部２０の演算値である位置ず
れ量信号ｃをＤＡ変換器５ａでアナログ値に変換し、こ
のアナログ値の位置ずれ量信号をアンプ５ｂで増幅して
位置制御信号ｈとしてフォーカスアクチュエータ２に与
える。
回路５は、位置ずれ量演算部２０の演算値である位置ず
れ量信号ｃをＤＡ変換器５ａでアナログ値に変換し、こ
のアナログ値の位置ずれ量信号をアンプ５ｂで増幅して
位置制御信号ｈとしてフォーカスアクチュエータ２に与
える。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、光照射装置を最初に光ディス
クに対し基準位置に配置する際において、光照射装置を
光ディスクに接近する場合に、光電変換器が光を正確に
検出することができる範囲に入ったことを正確に判断す
ることができるから、この範囲に光照射装置が入るまで
は光照射装置を速く移動することができるため、光照射
装置を速く基準位置に配置することができる。
クに対し基準位置に配置する際において、光照射装置を
光ディスクに接近する場合に、光電変換器が光を正確に
検出することができる範囲に入ったことを正確に判断す
ることができるから、この範囲に光照射装置が入るまで
は光照射装置を速く移動することができるため、光照射
装置を速く基準位置に配置することができる。
【図１】本発明の１実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の１実施例における光照射装置および光
検出器を詳細に示す図である。
検出器を詳細に示す図である。
【図３】本発明の１実施例における位置ずれ量演算部の
演算を説明するための図である。
演算を説明するための図である。
【図４】本発明の１実施例における位置制御演算装置を
詳細に示すブロック図である。
詳細に示すブロック図である。
１ 光照射装置 ２ フォーカスアクチュエータ ３ 光検出器 ４ 位置制御演算装置 ５ 位置制御信号生成回路 ６ ケース ７ レーザ光源 ８ 集光レンズ ９ 半反射鏡 １０ 対物レンズ １１ 光ディスク １２，１３ 光電変換器 １４ 差動アンプ １５ 遮光部材 １６ ＡＤ変換器 １７，１８ メモリユニット １９ 情報書込み制御回路 ２０ 位置ずれ量演算部 ２１ サンプルタイマ ２２ Ｄフリップフロップ ２３，２４ ＡＮＤゲート
Claims (2)
- 【請求項１】 光により情報の記録再生を行なうことが
できる光ディスクに対し光を照射する光照射装置の位置
を制御する光照射装置の位置制御装置において、前記光
照射装置を前記光ディスクに対して垂直方向に接近およ
び離隔させる垂直方向移動手段と、前記光照射装置と一
体的に設けられ前記光ディスクからの反射光を受ける２
つの光電変換器と、これらの光電変換器の出力を受けこ
れらの出力の差を示す位置誤差信号を発生する位置誤差
信号発生手段と、この位置誤差信号発生手段からの位置
誤差信号をディジタル信号に変換するＡＤ変換手段と、
このＡＤ変換手段からの位置誤差信号を記憶するための
２つのメモリユニットと、これらのメモリユニットに一
定周期ごとに交互に前記ＡＤ変換手段からの位置誤差信
号を記憶させる情報書込み制御手段と、前記メモリユニ
ットに記憶されている２つの位置誤差信号に基いて前記
光照射装置の前記光ディスクに対する基準位置からのず
れ量を演算する位置ずれ量演算手段と、この位置ずれ量
演算手段の演算値に基いて前記光照射装置の移動方向を
判断して位置制御信号を前記垂直方向移動手段に与える
位置制御信号生成手段とを具備することを特徴とする光
照射装置の位置制御装置。 - 【請求項２】 前記情報書込み制御手段は、前記一定周
期ごとにサンプル信号を発生するサンプルタイマと、こ
のサンプルタイマのサンプル信号を受けるＤフリップフ
ロップと、このＤフリップフロップのＱ出力端子および
Ｑ（−）出力端子に接続されていると共に出力端子が前
記メモリユニットにそれぞれ接続されている２つのＡＮ
Ｄゲートとを具備し、前記サンプルタイマがサンプル信
号を前記ＡＤ変換手段に与え、かつ、このＡＤ変換手段
がサンプル信号を受けた場合に前記書込み信号を前記Ａ
ＮＤゲートに与えることを特徴とする光照射装置の位置
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32154393A JPH07182661A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 光照射装置の位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32154393A JPH07182661A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 光照射装置の位置制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07182661A true JPH07182661A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18133736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32154393A Pending JPH07182661A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 光照射装置の位置制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07182661A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6421726A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | Matsushita Graphic Communic | Focusing servo device for optical disk device |
| JPH03154233A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Fuji Electric Co Ltd | 光ディスク装置のフォーカス制御装置及びトラッキング制御装置 |
| JPH04186532A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-03 | Canon Inc | ファーカシング制御装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32154393A patent/JPH07182661A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6421726A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | Matsushita Graphic Communic | Focusing servo device for optical disk device |
| JPH03154233A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Fuji Electric Co Ltd | 光ディスク装置のフォーカス制御装置及びトラッキング制御装置 |
| JPH04186532A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-03 | Canon Inc | ファーカシング制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970506 |