JPH07182513A - リアルタイム画像表示パレット・マッピングのためのシステムおよび方法 - Google Patents

リアルタイム画像表示パレット・マッピングのためのシステムおよび方法

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JPH07182513A
JPH07182513A JP6245834A JP24583494A JPH07182513A JP H07182513 A JPH07182513 A JP H07182513A JP 6245834 A JP6245834 A JP 6245834A JP 24583494 A JP24583494 A JP 24583494A JP H07182513 A JPH07182513 A JP H07182513A
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color
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JP6245834A
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Albert D Edgar
アルバート・ダー・エドガー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor
    • H04N1/648Transmitting or storing the primary (additive or subtractive) colour signals; Compression thereof

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  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル・ビデオ画像処理のための方法お
よび手段を提供する。 【構成】 補数ディザ・パターンを、画像の緑成分とマ
ゼンタ成分に適用する。この補数によって、視覚的知覚
からディザ・パターンを消し去る。改良されたパレット
を用いる高速パレット・マッピングが可能になる形でパ
ターンを適用する。この時、色状態の数は、2の整数累
乗以外の値になる。使用されるディザ・マトリックスで
は、画素が、7つの赤状態、9つの緑状態および4つの
青状態を有する1色あたり8ビットとして受け取られる
ことが前提になっている。画像の緑とマゼンタの色成分
を互いに位相外れで切り替えることによって、輝度から
ディザ周波数を打ち消す。その代わりに、緑とマゼンタ
の間でクロミナンスが切り替わり、これによって、クロ
ミナンス・ノイズが輝度ノイズと入れ代わり、また、知
覚される画像ノイズが全体として効果的に少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フル・カラー画像表示
システムに関し、具体的には、限られたパレットを有す
るディジタル形式のそのようなシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・ビデオ技術では、記録され
たものであれ生のものであれ、アナログ画像を、ビデオ
・ディジタル化装置によって電子的に「取込み」して、
それぞれが画像を構成する複数の「画素」の異なる一つ
に対応する一連のディジタル数にする。そのような数の
それぞれが、色成分に関する情報を担い、色成分は、組
み合わされた時に、特定の画素の色を構成する。
【0003】システム・メモリが限られてるので、可能
な色の数自体が、有限な数または色の「パレット」に制
限される。ディジタル・カラー・モニタは、通常は、こ
れらの数を可視画素に変換するために設けられ、可視画
素が集まって、アナログ画像に対応する画面上のディジ
タル化されたビデオ画像を形成する。
【0004】前述のビデオ画像の取込み中には、ビデオ
・モニタが、フォーカス、フレーミング、および色調整
に使用される。取込みと長時間のパレット・マッピング
手順の後でなければ、カラー・ルックアップ・テーブル
を使用してコンピュータ・モニタ上で画像を見ることが
できない。アナログ画像を有限のディジタル・パレット
にマッピングするのに長時間が必要なために、コンピュ
ータ・モニタをライブ・モニタとして使用することがで
きない。したがって、従来技術の手順では、システム操
作員が、ビデオ・モニタとコンピュータ・モニタの両方
を所有し、動作させなければならず、ハードウェア出費
の不要な重複が生じる。さらに深刻なことに、ビデオ・
モニタとコンピュータ・モニタの色の相違は、画像を調
節している間には見ることができず、ほとんどのビデオ
・モニタが、正確なフレーミングのために画像のエッジ
を表示することをしない。
【0005】上で手短に述べた画像表示に共通する問題
は、限られた色数しか持たないプリンタ、ディスプレイ
またはメモリへのフル・カラー画像の「マッピング」で
ある。前述の限られた色の組または「パレット」に含ま
れる色だけを含むように画像を変換する処理を、当技術
分野ではパレットへのマッピングと称する。通常のディ
ジタル・ディスプレイは、たとえば、256個のパレッ
ト色を有し、これによって、単一のディジタル・バイト
がマッピングされた画像内の1画素を表現するようにな
る。
【0006】当技術分野では、マッピングに関して複数
の方法が既知である。ディザリングと称する形態の方法
では、ディザ・パターンを純粋な画像に加算し、加算さ
れた画像の各画素を、パレット内の最も近い色に丸め
る。図4を参照すると、1本の走査線信号50の場合
の、ディザ波形52の基準線53の上下の部分によって
表されるパレット内の2色だけを有する白黒画像のディ
ザリングの例が示されている。ディザリングは、各色の
「デューティ・サイクル」を効果的に変更して、中間色
の錯覚を生み出す。この技法の典型的な応用例が、雑誌
印刷の分野である。この場合、ディザリングを使用し
て、黒い点が使用される部分の相対比率を変化させるこ
とによって階調をシミュレートするハーフトーン・ドッ
トを作る。さらに図4を参照すると、ディザリングされ
た信号54(ディザ波形52に対応する)と信号56
(走査線信号50に対応する)を組み合わせることによ
って、信号56によって上にバイアスをかけられたディ
ザリングされた信号54の部分に対応する加算組合せ
が、ディザリングされた信号54の基準線55の上に延
びる部分になることがわかる。したがって、この結果の
マッピングされた信号は、図4では信号58として示さ
れている。
【0007】当技術分野では、異なるディザ・パターン
が既知である。2次元の場合、このようなディザ・パタ
ーンは、通常は画像内で繰り返されるディザ・マトリッ
クスからなる。図5を参照すると、このディザのマトリ
ックス60または62が4つの要素を有する場合、ディ
ザは、図に示されるように、有効グレイ・スケールに2
つのビットを加算できる。したがって、1例として、マ
トリックス60内の.01(左上角)とマトリックス6
2内の0.10(左上角)の加算変調が、マトリックス
64内の0.11(左上角)の全変調をもたらす。マト
リックス64は、マトリックス60および62による変
調の後の画像マトリックス65全体のうちの4つの要素
マトリックスのうちの1つに見える。マトリックス60
などのディザ・マトリックスが16要素を有する場合、
4つのビットを加算できることがわかる。これらのビッ
トは、2進小数点の右側にあり、この時の単位は、パレ
ット内の別の色同士の間のステップである。
【0008】通常のディザリングに関して最も気付きに
くいパターンは、白黒格子である。というのは、サンプ
リング・ノイズが、空間周波数帯域幅の対角線上の両端
にあるからである。したがって、ディザの最上位ビット
には、白黒格子パターンが割り当てられる。陰極線管す
なわち「CRT」ディスプレイの場合、次に気付きにく
いパターンは、垂直ストライプであることが判っている
ので、次のビットには、図5に示されるように垂直スト
ライプが割り当てられる。
【0009】従来技術のディザ技法に関する問題は、デ
ィザ・パターン自体が画像からずれていることである。
通常は解像度が限られているディジタル画像モニタ上で
は、ディザ・パターンが主なずれの原因となり、このた
めその画像をフォーカスや微細な位置合せに使用できな
くなる。
【0010】パレット・マッピングの従来の方法は、誤
差拡散などさまざまな周知の技法を利用して画像色を改
良するために当技術分野に提供されてきた。これらの方
法は、フル・カラー画像処理では所望の改良を提供でき
るが、これらのマッピング技法は、計算が非常に複雑な
ので、処理のための当初の画像取込みの後、最初に画像
が正しく取り込まれたかどうかを判定するため画像を見
るための時間がとれない多くの分野では、ほとんど実用
にならなかった。言い換えると、リアル・タイムでコン
ピュータ・モニタ上で画像を調節し、色の相違を補償
し、これによって、コンピュータ・モニタ自体を、画像
の最終的な表示と使用のみならず、フォーカス、フレー
ミングおよび色調整に実際に利用することは、不可能で
あった。
【0011】したがって、マッピングされた画像を使用
するディジタル画像表示を用いる従来技術では、リアル
・タイム・モニタとして表示装置を使用するのに必要な
速度と必要な画質の両方を同時に達成することが不可能
であった。本発明は、前述の視覚的なずれを減らす技法
を使用するディザ・システムを提供することによって、
この問題を解決する。
【0012】図6を参照すると、図4に類似している
が、マゼンタと緑の走査線が1本ずつ示されている。後
に説明する理由のため、本発明の技法に従って、ディザ
波形70および72として示される、緑とマゼンタのた
めのディザリングが提供される。図4と同様に、信号6
6および68と、対応するディザ波形70および72の
組合せすなわち、信号78とディザ74および76は、
それぞれ対応するマッピングされた緑信号80とマッピ
ングされたマゼンタ信号82をもたらす。カラー画像で
は、従来技術は、このディザを赤、緑および青のプレー
ンに適用するだけであった。これと対照的に、本発明
は、以下で詳細に説明する理由のため、同一のパターン
・マトリックスを赤と青に適用し、補数パターンを緑に
適用する。
【0013】ここで図7と対比して図8を参照すると、
本発明によって、緑信号92とマゼンタ信号94が、互
いに位相をずらして切り替わり、これによって、輝度9
6からディザ周波数を打ち消し、これによって輝度から
ディザ・パターンずれを取り除いている。その一方で、
クロミナンスまたは色が、クロミナンス信号98によっ
て示されるように緑とマゼンタの間で切り替っている。
したがって、補数ディザによって輝度ノイズとクロミナ
ンス・ノイズが入れ代わることがわかる。
【0014】図7を参照すると、従来技術において、元
の画像がグレイ・スケールの場合、波形84および86
によって示されるように、緑とマゼンタが同位相でオン
・オフするはずである。その結果、クロミナンス波形9
0によって示されるように、クロミナンスまたは色の逸
脱は全くないはずである。しかし、輝度波形88によっ
て示されるように、輝度はディザ周波数で切り替わるは
ずであり、これによって、ディザ技法に共通するおなじ
みのハーフ・トーン・ドット・パターンが生じる。
【0015】図9を参照すると、この図8のトレードオ
フが、人間の視覚系に対して相対的に描かれている。図
9の一番上に示されているのは、人間の目の感度曲線で
ある。このグラフでは、10サイクル/度の周波数が、
20画素/度または254mm離れて見た時の20画素
/4.43mmに対応し、431.8mm離れて見たI
BM社のmodel 8515モニタ上の640×48
0画素になる。したがって、図9のスケールと絶対値
は、量的にほぼ実際の画像に等しく、実際の画像を表す
ものである。
【0016】さらに一番上のグラフを参照すると、輝度
の感度グラフ100とクロミナンスの感度グラフ102
に示されるように、人間の目の分解能が、「色」または
クロミナンスに対する場合と「白黒」または輝度に対す
る場合で異なることがわかる。事実上このグラフから、
目は色の詳細に対して相対的に鈍感であると結論でき
る。
【0017】図9の中央のグラフを参照すると、これは
図7の従来技術の輝度波形88およびクロミナンス波形
90に対するものであって、従来技術の輝度ノイズ10
6は、輝度波形88に追従して周波数に伴ってかなり増
大するが、クロミナンス・ノイズ104は、図7のクロ
ミナンス波形90に従って、さほど増加しないことがわ
かる。図9の上のグラフと中のグラフを比較すると、目
は生理学的に高周波の輝度ノイズをクロミナンス・ノイ
ズよりはるかに効率的に見るので、従来技術のディザリ
ング技法の結果として、知覚されるノイズは、従来技術
の技法を使用することによってより大きくなることが明
白である。言い換えると、輝度ノイズに対する人間の目
の感度は、周波数に伴って高くなるので、従来技術の技
法から生じるノイズは、問題を悪化させている。したが
って、後に好ましい実施例の説明で詳細に説明するよう
に、本発明の教示に従って高周波の輝度ノイズとクロミ
ナンス・ノイズを交換することによって、驚くほど望ま
しい結果がもたらされることがわかったと思われる。目
は、同様の高周波のクロミナンス・ノイズを見るだけな
ので、知覚されるノイズが非常に少なくなる。
【0018】これまでに簡単に述べた従来技術の手法に
関連して、さらに別の問題が存在する。編集と合成を目
的としたビデオ画像の取込み中に、最終画像に達する前
に、フォーカス、フレーミングおよび色調整のために取
込み処理中にリアル・タイムで使用するためにビデオ・
モニターを設けることが慣例である。パレット・マッピ
ングと、少し前で説明したカラー・ルックアップ・テー
ブルなどを介する関連するディザリング手順を実行する
のに長時間が必要なので、コンピュータ・モニタ自体を
取込み処理中にフォーカス、フレーミングおよび色調整
などのために「ライブ・モニタ」として使用すること
は、事実上不可能である。
【0019】したがって、この制限のために従来技術の
手順では、ディジタル・コンピュータ・モニタを取込み
処理中に使用することができず、このため、取込みと画
像調節を行う人物が、そのような取込み編集処理用のビ
デオ・モニタとコンピュータ・モニタの両方に同時にア
クセスできることが必要である。
【0020】従来の技術に関連する2つのモニタを有す
るための出費に加えて、さらに深刻なことに、2台の別
々のビデオ・モニタとコンピュータ・モニタの間の色表
現の相違を、画像を調節している間に見ることができな
い。というのは、この調節は、ビデオ・モニタを使用し
ている間にリアル・タイムで行われるが、コンピュータ
・モニタ上の最終表示が行われるのは、ビデオ・モニタ
表示からのマッピングの後になるからである。さらに、
ほとんどのビデオ・モニタは、コンピュータ・モニタや
最終画像で所望される正確なフレーミングのために望ま
しい画像のエッジを直接表示せず、このため新たな問題
が発生する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前述から、限られたパ
レットを有するハードウェア上でフル・カラー画像の表
示を可能にする、ディジタル画像用パレット・マッピン
グのためのシステムおよび方法が必要であることが認め
られる。さらに、従来技術の技法を改良し、取り込まれ
た画像の知覚されるノイズを減らすことが必要である。
さらに、パレット・マッピングの性能を向上させる、よ
り具体的には、パレット・マッピング性能の向上したリ
アル・タイム・ディジタル画像処理を提供し、これによ
って、コンピュータ・モニタを、取込み編集処理中にフ
ォーカス、フレーミングおよび色調整のためにリアル・
タイムで利用できるようにすることが、本発明の目的で
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】ディジタル・ビデオ画像
処理用のシステムおよび方法を提供する。好ましい実施
例では、補数ディザ・パターンを、画像の緑成分とマゼ
ンタ成分に適用する。この補数によって、視覚的知覚か
らディザ・パターンを消し去る。この方法に従って、改
良されたパレットを用いる高速パレット・マッピングが
可能になる形でパターンを適用する。この時、色状態の
数は、1実施例では2の整数累乗以外の値になる。好ま
しい実施例に使用されるディザ・マトリックスでは、画
素が、カラー・パレット内で7つの赤状態、9つの緑状
態および4つの青状態を有する1色あたり8ビットとし
て受け取られることが前提になっている。
【0023】本発明によれば、画像の緑とマゼンタの色
成分を互いに位相外れで切り替えることによって、輝度
からディザ周波数を打ち消す。その代わりに、緑とマゼ
ンタの間でクロミナンスが切り替わり、これによって、
目の感度が低いクロミナンス・ノイズが輝度ノイズと入
れ代わり、また、知覚される画像ノイズが全体として効
果的に少なくなる。
【0024】好ましい実施例では、ディザ・パターンを
選択するステップと、補数ディザ・パターンを選択する
ステップと、第1色成分および前記ディザ・パターンか
ら変更された第1色成分を生成するステップと、第2色
成分および前記補数ディザ・パターンから変更された第
2色成分を生成するステップとを含む、少なくとも前記
第1および第2の色成分によって定義されるディジタル
化された画像をマッピングするためのシステムおよび方
法を提供する。実施例では、緑とマゼンタが、第1色成
分とその補数の第2色成分として使用される。赤とシア
ンなど、他の組合せも可能であり、たとえば赤、緑およ
び青など、3位相の3成分も可能である。
【0025】
【実施例】図1を参照すると、本発明を実施するための
環境を提供する典型的なシステムが示されており、まず
これを説明する。PS/2(IBM Corporat
ionの商標)システムなどのコンピュータ10が、そ
れにロードされたプログラムを介してこれから説明する
処理を実施し、本発明のステップを実行する。本発明
は、ライブ・アナログ・ビデオ・カメラや事前に記憶さ
れたディジタル画像など、複数の形で取得されたディジ
タル画像に対して動作可能である。
【0026】図1に示された形式で、ディジタル取込み
処理を示す。コンピュータは、まず、カメラ12、スキ
ャナまたは他の媒体経由などの適当な供給源によって、
原素材14に基づく画像を取り込み、その後、コンピュ
ータ10が、後続処理のためこの画像をディジタル化す
る。その代わりに、前述したように、画像供給源12と
してのビデオ・テープ・レコーダに画像を事前に記憶
し、コンピュータ10に入力することができる。本発明
によって作成されたマッピング済み画像は、人間が観察
するため通常のモニタ16に後程表示するために記憶す
るか、結果的に表示するために媒体上に記憶することが
できる。本明細書に開示される教示によれば、こうして
取り込まれた画像をモニタ16に表示するだけでなく、
本明細書に記載のパレット・マッピング技法によっても
たらされる新規の効率の故に、呈色、フレーミング、フ
ォーカスおよび色調整などに関する画像の調整と編集を
リアルタイムで提供できることを想起されたい。したが
って、モニタ16を、編集処理中のビデオ・モニタとコ
ンピュータ・モニタの両方の目的に利用できるようにな
り、これによって、ハードウェア出費の不要な重複がな
くなる。さらに、本発明をもたらす対話のために、通常
のキーボード18、他の入出力装置およびユーザ・イン
ターフェース装置をコンピュータ10に設ける。
【0027】図2を参照すると、コンピュータ10の内
部に、システム・バス20が設けられ、このシステム・
バスが、中央処理装置すなわちマイクロプロセッサ22
と、マイクロプロセッサ22に本発明をもたらすステッ
プを実行するよう指令する、後に説明するコンピュータ
・プログラム24とを結び付ける。作業メモリ26も設
けられ、マイクロプロセッサ22がこれを使用して、中
間計算結果、さまざまな索引テーブル(全体として符号
28で示されている)、カメラ12によって取り込ま
れ、ディジタル形式で記憶された原画像記憶域30、お
よび、本発明によってマッピング済み画像記憶域32に
ディジタル形式で記憶された、ある形式の画像を記憶す
る。
【0028】もう一度図5を参照して、当技術分野で周
知のとおり、マトリックス60、62および64などの
ディザ・パターンまたはマトリックスが設けられ、これ
らが画像マトリックス65に適用されることを想起され
たい。
【0029】図5に関して、次の2ビットに好ましいパ
ターンが、周波数の半分の同じパターンの繰返しである
ことが経験的に判っている。したがって、これによっ
て、以下で詳細に説明するように、周波数が1/2に減
るごとにノイズが1/4に減る。
【0030】図7に関して前に説明したように、原画像
がグレイスケール化される場合、緑とマゼンタは、同相
でオン・オフし、色のずれがなく、輝度がディザ周波数
で切り替わる。対照的に、本発明によれば、図6および
図8を参照すると、本発明の特徴は、緑とマゼンタの色
が、互いに位相外れで切り替わり、これによって輝度か
らディザ周波数が打ち消されることである。図6のマッ
ピングされた緑信号80とマッピングされたマゼンタ信
号82、図8の緑信号92とマゼンタ信号94を参照す
れば、この位相外れの切替がわかる。さらに、図8を参
照すると、本発明によって、図7の従来技術に示される
ように輝度96が切り替わるのではなく、クロミナンス
信号98が緑とマゼンタの間で切り替わっていることが
わかる。要するに、本発明は、これによって輝度ノイズ
とクロミナンス・ノイズを「入れ替え」ているのであ
る。
【0031】図10を参照すると、緑マトリックスと赤
青(すなわちマゼンタ)マトリックスからなる本発明の
複数ディザリング・マトリックス方式の例が示されてい
る。
【0032】本発明によれば、緑とマゼンタという色
は、少なくとも2つの理由から選択された。まず、目
は、オレンジ−シアン軸よりも緑−マゼンタ軸の高周波
ノイズに鈍感である。次に、緑とマゼンタのレコード
は、輝度に関して類似している。実際、緑は公称輝度が
59%程度であり、マゼンタは41%程度である。しか
し、本発明によれば、緑ディザの絶対値を減らし、その
結果、実際の緑の状態数と赤青の状態数がより同等に近
づくようにするために、緑に使用される状態数が赤青に
使用される状態数より多くなる。
【0033】図11を参照すると、本発明の好ましい実
施例に使用される代表的なディザ・マトリックスが示さ
れている。この代表的な数値では、画素が1色あたり8
ビットとして受け取られ、パレット内に赤の状態が7
つ、緑の状態が9つ、青の状態が4つあると仮定する。
【0034】この図に示されたマトリックスのよい代替
案では、3色のそれぞれに別々の位相を有する3つのデ
ィザ・マトリックスを使用する。色ごとに量子化ステッ
プサイズの視覚的なバランスがとられているパレットを
使用する時には、互いに120°位相のずれた3つのデ
ィザ・マトリックスを使用することができる。他の重み
付けのために、色成分のそれぞれを、その色の視覚的な
重みと量子化ステップサイズ(すなわち、パレット内で
その色のために使用できる状態の数より1つ少ない値)
の積に等しい長さを有するベクトルとみなすことができ
る。ディザ・マトリックスの位相が、この色ベクトルの
角度を定め、位相は、ベクトルを打ち消すように選択さ
れる。
【0035】図11をさらに詳細に参照すると、左側の
列のマトリックス120ないし126は、最上位ビット
のパターンから最下位ビットのパターンまでの4つのデ
ィザ・パターンを表す。マトリックス120のパターン
は、見慣れた白黒格子パターンであり、マトリックス1
22に含まれる第2ビットは、水平走査モニタに適した
垂直バー・ディザ・パターンである。同様に、マトリッ
クス124の第3のディザ・パターンは、より大きな白
黒格子パターンであり、最後のマトリックス126のデ
ィザ・マトリックスは、より大きな垂直バー・パターン
である。
【0036】2進マトリックス128に示されているの
は、複数のディジタル語からなるマトリックスであり、
所与の語の各ビットは、マトリックス120ないし12
6のうちの対応するマトリックスから導出されたもので
ある。たとえば、2進マトリックス128の符号121
にあるディジタル語「1011」を参照すると、この語
の第1ビットの「1」は、マトリックス120のビット
・パターン内で同一の空間位置にあるビット、すなわち
マトリックス120のビット123から導出されたこと
がわかる。同様に、2進マトリックス128の符号12
1にあるディジタル語の第2ビットすなわち「101
1」の「0」は、やはり2進マトリックス128の符号
121にある語「1011」と同一の空間位置にある、
マトリックス122の符号125にあるビット「0」に
対応することがわかる。同様に、語「1011」の第3
ビットすなわち「1」は、マトリックス124の符号1
27にあるビット「1」に対応し、最後に、語「101
1」の最終ビット「1」は、マトリックス126の符号
129にある最下位ビットすなわち「1」に対応する。
【0037】10進マトリックス130を2進マトリッ
クス128と比較すると、10進マトリックス130
が、2進マトリックス128に示された語のそれぞれに
等しい10進数でしかないことがわかる。同様に、補数
マトリックス132を10進マトリックス130と比較
すると、補数マトリックス132の画素位置の値のそれ
ぞれが、10進マトリックス130の対応する位置に示
された値の補数である、すなわち、補数マトリックス1
32内の所与の位置の画素の値は、10進マトリックス
130内の対応する位置にある対応画素と合計した時
に、必ず15になることがわかる。
【0038】入力の赤または緑の値が8ビットまたは2
56状態を有し、パレットが8状態しか有しない場合、
赤と緑のディザ・マトリックスが、256状態割る8状
態すなわち32状態をまたぐ必要がある。同様に、8−
8−4パレットを利用するためには、青のディザ・マト
リックスが、256状態割る4状態すなわち64状態を
またぐ必要がある。
【0039】さらに図11を参照すると、8−8−4パ
レットを使用するための赤ディザ・マトリックス13
4、緑ディザ・マトリックス136および青ディザ・マ
トリックス138が示されている。赤ディザ・マトリッ
クス134には、10進マトリックス130の各画素値
が複製されているが、赤ディザ・マトリックス134内
の対応する画素は、10進マトリックス130内の同一
の位置の値の2倍になっている。たとえば、10進マト
リックス130の符号131にある値「3」は、赤ディ
ザ・マトリックス134の符号133にあるが、3×2
=6になっている。同様に、緑ディザ・マトリックス1
36の各画素の緑ディザ値は、補数マトリックス132
内の同一位置にある対応画素の対応値の2倍である。た
とえば、補数マトリックス132の符号135にある値
「4」は、緑ディザ・マトリックス136の符号137
で4×2=8になっている。最後に、青ディザ・マトリ
ックス138の値は、10進マトリックス130の対応
する位置の4倍になっており、たとえば10進マトリッ
クス130の符号141にある値「13」は、青ディザ
・マトリックス138の符号143で13×4=52に
なっている。
【0040】図12を参照すると、一般的な8ビット、
256状態のパレット150が示され、代表的な8ビッ
ト・バイト152が示されている。このパレットは、3
ビットを赤に、3ビットを緑に、2ビットを青に割り当
てられている。したがって、パレット150に示されて
いるように、結果として赤と緑にそれぞれ8つ、青に4
つの状態がある。
【0041】赤と緑の8状態と青の4状態の256通り
の組合せのうちの1つが、純粋な黒であり、もう1つ
が、純粋な白であり、それ以外の状態の組合せが、均等
に分配されている(量子ステップサイズを意味する)と
仮定するならば、ディザの所望の絶対値とノイズは、赤
と緑については全範囲の1/7であり、青については全
範囲の1/3であって、1/8ではない。
【0042】グレートーンの場合のこのパレットの視覚
ノイズは、各色の視覚感度に従って重み付けされた量子
ステップサイズを2乗し、すべての色について合計した
値の平方根に比例する。パレット内の色の等価な数は、
このノイズの逆数の3乗に比例する。色空間は3次元で
あるから、すべての色に関してノイズを半分にするに
は、8倍のパレット・サイズが必要になる。
【0043】図13を参照すると、この図に示されたパ
レット154は、図12と比較すると、緑の状態の数が
多く、赤の状態の数が少ない、すなわち、緑は9状態、
赤は7状態になっていることがわかる。これを7−9−
4パレットと称する。しかし、これらすべての状態が、
1バイト・パレット156の256色制限内に収まる。
ノイズは、図12に示されたパレットに比例して色を割
り振られた、より大きな300色のパレットに等しい。
これは、前の段落で説明した関係を利用する最適パレッ
トではないが、理想より多くの赤の状態を保持すること
によって、肌色を含む暖色がより効果的に実施されるこ
とが判っている。また、従来技術によれば、図13のパ
レットなど、状態数が2のべきでないパレットを使用す
るには、困難な計算が必要であることに留意されたい。
しかし、本発明は、図14および図15を参照して以下
で説明するシステムおよび方法によって、この困難な問
題に対処する。
【0044】まず、図14に関して、赤成分(R)16
0、緑成分(G)170および青成分(B)180から
なる8ビット・バイトを受け取る。図14の動作は、入
力画像の画素ごとに繰り返される。これらの画素は、画
像の各行と各列を連続的にアクセスすることによって取
り出される。特定の行の特定の列で取り出された画素の
それぞれが、この3つの値R160、G170およびB
180をもたらす。
【0045】256が単位として定義されている(すな
わち、8ビット2進小数点が左端の浮動小数点)場合、
このようなRGB色成分のすべての値は、当然図示のよ
うに1未満になる。次に、ステップ162、172およ
び182に示されるように、当技術分野で周知のシフト
および減算技法を使用して、相対量子ステップサイズを
192−256−192パレットに位置合せする。次
に、ステップ164、174および184に示されるよ
うに、以下で詳細に説明するディザ・テーブルから各色
にディザを加算する。赤と緑のディザ範囲「D」が1/
8であることに留意されたい。256の1/8は32で
あり、これは図11の赤ディザ・マトリックス134と
緑ディザ・マトリックス136の有効範囲である。同様
に、青のディザ範囲「D」は1/4である。256の1
/4は64であり、図11の青ディザ・マトリックス1
38の範囲である。これらのパターンを加算した後、各
色の範囲は、赤は3/4+1/8=7/8、緑は1+1
/8=1 1/8、青は3/4+1/4=1まで拡張さ
れる。緑のディザ後の値が単位(256)を超える可能
性があり、必要な算術計算を16ビット・フォーマット
で行わなければならないことに留意されたい。
【0046】ディザ・パターンDR、DGおよびDBは、
図11の赤ディザ・マトリックス134、緑ディザ・マ
トリックス136および青ディザ・マトリックス138
である。正しい数は、これらのパターンから、 (1)R、GおよびBを含む原画素の行番号を受け取り (2)行番号を4で割った後の剰余をとり (3)ディザ・マトリックス内の4行のうちの1つを指
すポインタとしてその剰余を使用し (4)列番号を受け取り、4で割った後の剰余をとり、
その剰余を使用してディザ・マトリックス列をポイント
することによってパターンのそれぞれから取り出され
る。
【0047】残りのステップ166ないし190の説明
での絶対値は、やはり整数値として解釈され、その結
果、単位は256であり、7/8が224になる、すな
わち、2進小数点が右に8ビット移動される。
【0048】ステップ166で、赤の数の最上位3ビッ
トだけを残すようにマスクする。赤は、0から7/8
(整数で0から224)までの値をとるので、このマス
キングの後のRは、7つの状態のうちの1つを取ること
ができ、図からわかるように0×32から6×32まで
の範囲になる。ステップ168で、これら7つの状態を
36刻みにする。
【0049】同様に、ステップ176で、緑が0×4か
ら8×4までの9つの状態のうちの1つをとるようにな
り、ステップ186では、青が0から3までの4つの状
態のうちの1つをとるようになる。最後にステップ19
0で、赤、緑および青を併合して、7−9−4パレット
を指すポインタNを作る。
【0050】上の例では、赤成分と青成分に一般的なデ
ィザ・パターンを使用した。各色の各ステップがほぼ同
じ視覚効果をもたらすように状態が割り振られている、
6−10−4パレットなどのパレットは、3色のうちの
いずれか2つが共通のディザ・パターンを共用する場合
に、輝度ずれを打ち消さないはずである。このようなパ
ターンでは、すべてのパターンを打ち消すために相互に
加算される、2つではなく3つのディザ・パターンが必
要になるはずである。そのようなパターンの1例が、3
つすべての和が一定になる、互いに120°位相がずれ
た正弦波である。
【0051】本発明のシステムおよび方法の概観を示し
たので、そのより詳細な態様を以下で説明する。
【0052】単純なRGBパレットでは、赤と緑にS=
8状態、青にS=4状態がある。わずかによりよい25
2色パレットでは、赤にS=7状態、緑にS=9状態、
青にS=4状態がある。この「7−9−4」パレットに
おいて、PNが「パレット番号」を表すとし、R、Gお
よびBが0.0から1.0まで変化するものとし、I
R、IGおよびIBが等価整数値であるとする。この場
合、経験的に次のことが示される。
【数1】PN=(int) (B*3.99)+(int)(G*8.99)*4+(int)(R*
6.99)*4*9 または
【数2】IR=PN/4/9 R=(float)IR/6.0 IG=(PN-IR*4*9)/4 G=(float)IG/8.0 IB=(PN-IR*4*9-1G*4) B=(float)IB/3.0
【0053】サイクル・ディザを用いると、次式に示さ
れるように、パレット状態より多くの表示可能状態が存
在する。
【数3】J = ((S-1)*C)+1 (整数演算)
【0054】1ディザ・サイクル内の4画素に関して、
この関係を下記の参照テーブルで表現できる。
【表1】
【0055】飽和限界を正確に示すためには、最高の状
態と最低の状態を一意にする必要がある。残りの状態
は、下記の整数演算を使用した関係に従って均等に分配
される。
【数4】M = [N*(J-2))+(K-((J/2)+1))] / (K-2)
【0056】C=4画素サイクルで、5/6/5ビット
RGB取込と7−9−4状態パレットを用いる場合、表
2に示される値が得られる。
【表2】
【0057】前述の計算のすべてが、C(=4)索引テ
ーブルにきれいに収まる。16ビットRGB画素のそれ
ぞれについて、適切な表内の簡単な表引きによってマッ
ピングされた色が見つかる。したがって、画素あたり1
回の表引きによって、16ビット入力8ビット出力の必
要なマッピングのすべてがもたらされる。これを図3に
示す。
【0058】本明細書に記載の4サイクル・ディザで
は、偶数行の画素が、表Aと表Bの間で交替し、奇数行
の画素が、表Cと表Dの間で交替できる。たとえば表A
は、緑に「11」が適用され、赤と青に「00」が適用
されるディザを表す。
【0059】入力画像をパレット化された画像に変換す
る際の画素横断順序は、ハードウェア依存とすることが
できる。実用的であれば、図15に示されるように、ま
ず表Aを使用する画素を変換することが好ましい。その
後、リアルタイム取込みカメラからの新しい画像を用い
て、表Bを使用する画素を図16に示されるように変換
する。その後、新しい画像を用いて、表Cを使用する画
素を図17に示されるように変換する。最後に、新しい
画像を用いて、表Dを使用する画素を図18に示される
ように変換する。この4方向インタレースによって、動
きのがたつきが1/4に減る(また、Intelアーキ
テクチャで受け渡しする場合、セグメント・レジスタの
移動も少なくなる)。
【0060】画素ごとに、ディザ「D」を表示状態に加
算し、切捨てによって実際のパレット状態に丸める。こ
れは、下記の関係によって表すことができる。ただし、
次式では整数演算を使用し、S、M、DおよびCは前に
定義した通りである。
【数5】S = (M+D)/C
【0061】たとえば、左上の画素が17の緑値を有し
ているものとし、5/6/5ビットRGBと7−9−4
状態パレットとディザ・マトリックスを仮定すると、表
3と図19から下記の値が得られる。
【表3】
【0062】赤青用と緑用の補数ディザ・マトリックス
が、輝度からディザを取り除き、ランダムな量子化ノイ
ズだけが残される。目は、高周波のカラー・ディザ、と
くに緑−マゼンタ軸のカラー・ディザには感度がないに
等しい。7−9−4パレットは、青や赤より緑のステッ
プが小さく、輝度を5%まで低下させる。たとえば、各
ステップの相対的な重要さは、R=.30/7、G=.
59/9、B=.11/4であり、R+B−G=.00
5である。
【0063】4画素サイクル・ディザ・マトリックス
は、図20に概略的に示されているように、変調.10
(LSBの半分)の白黒格子と、変調.01(LSBの
1/4)の高周波垂直格子の和である。
【0064】高周波垂直格子は、インターフェース・フ
リッカなしに表示装置によって実質的にぼかされ、より
大きな対角線の白黒格子は、表示装置と目の組合せによ
ってほぼ完全にぼかされる。
【0065】色精度がクリティカルな場合、前に示した
値Nを、2つの効果のために補正することが好ましい。
まず、Nを、図21に示される関係を使用して浮動小数
点値FNに変換する。図21を参照すると、関係200
および202は、浮動小数点演算で表現されることが好
ましいことに留意されたい。「N」は、所望の明るさを
表し、「FN」は、所望の明るさを認めるように表示装
置を「だます」のに必要な修正済みの明るさを表す。さ
らに、関係200に関して、変数名がT1からT2まで
の範囲に適用され、図21に示された関係が、所与のN
に対してFNを解くのに使用されることが明らかであ
る。
【0066】[]内の計算のすべてが、このFNを使用
して浮動小数点で行われ、その後、(K−2)で割る前
に整数に丸められる。最初の補正は、ディザと表示装置
のガンマの相互作用に関するものである。31(白)と
0(黒)のディザは、定数15では「なく」、定数22
と同一の明るさをもたらす。したがって、ディザをかけ
られた陰影、特に陰の部分は、より暗くする必要があ
る。第2の補正では、飽和した白と黒にユニークな状態
を与え、これによって残りの状態をよりまばらにするた
めの補償である。したがって、陰はより暗く、ハイライ
トはより明るくする必要がある。
【0067】上記2つの効果を、S=4、C=4および
K=32(青)の具体的な場合について図21に示す。
この曲線は、色ごとに異なり、一般に、Sが大きくなる
につれて直線に近づく。パレット色が非常に少ない場合
のクリティカルな色マッチングの場合を除いて、これら
の影響は無視できる。
【0068】特定の実施例に関して本発明を図示し、説
明してきたが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲か
ら逸脱せずに、形態と詳細において前述その他の変更を
行えることを理解するであろう。
【0069】まとめとして、本明細の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0070】(1)ディザ・パターンを選択するステッ
プと、補数ディザ・パターンを選択するステップと、第
1色成分および前記ディザ・パターンから変更された第
1色成分を生成するステップと、第2色成分および前記
補数ディザ・パターンから変更された第2色成分を生成
するステップとを含む、少なくとも前記第1色成分と前
記第2色成分とによって定義されるディジタル化された
画像をカラー・マッピングするためのコンピュータ化さ
れた方法。 (2)前記変更された第1色成分と前記変更された第2
色成分とを組み合わせるステップと、前記変更された第
1色成分と前記変更された第2色成分とからなる画像を
表示するステップとをさらに含む、上記(1)に記載の
方法。 (3)前記第1色成分および前記第2色成分から輝度成
分とクロミナンス成分とを決定するステップと、前記デ
ィザ・パターンが前記輝度成分に及ぼす影響を最少にす
るため、前記補数ディザ・パターンの絶対値を選択する
ステップとを含む、上記(1)に記載の方法。 (4)ディザ・パターンを選択するステップと、補数デ
ィザ・パターンを生成するステップと、第1色成分およ
び前記ディザ・パターンから変更された第1色成分を生
成するステップと、第2色成分および前記補数ディザ・
パターンから変更された第2色成分を生成するステップ
と、第3色成分および前記補数ディザ・パターンから変
更された第3色成分を生成するステップと、を含む、少
なくとも前記第1、第2および第3の色成分によって定
義されるディジタル化された画像をマッピングするため
の方法。 (5)前記第1、第2および第3の色成分が、それぞれ
緑、赤および青の色成分からなることを特徴とする、上
記(4)に記載の方法。 (6)前記ディザ・パターンが、前記変更された第1色
成分に加算されることを特徴とする、上記(5)に記載
の方法。 (7)前記補数ディザ・パターンが、前記変更された第
2色成分と前記変更された第3色成分とにそれぞれ加算
されることを特徴とする、上記(6)に記載の方法。 (8)それぞれの絶対値が、第1、第2および第3の視
覚感度のうちの対応する感度に従って重み付けされる、
第1、第2および第3のディザ・パターンを選択するス
テップと、第1色成分および前記第1ディザ・パターン
から変更された第1色成分を生成するステップと、第2
色成分および前記第2ディザ・パターンから変更された
第2色成分を生成するステップと、第3色成分および前
記第3ディザ・パターンから変更された第3色成分を生
成するステップと、前記変更された第1色成分、前記変
更された第2色成分および前記変更された第3色成分か
らなる画像を表示するステップとを含み、前記第1、第
2および第3のディザ・パターンの重み付きの合計が、
輝度に対する視覚的影響を相互に打ち消しあうように、
前記第1、第2および第3のディザ・パターンが選択さ
れることを特徴とし、前記第1色成分が前記第1視覚感
度を有し、前記第2色成分が前記第2視覚感度を有し、
前記第3色成分が前記第3視覚感度を有し、少なくとも
前記第1、第2および第3の色成分によって定義される
ディジタル化された画像をマッピングするための方法。 (9)パレット内の色のうち画素色に最も近い色を選択
するためディジタル化された画像をマッピングするため
のコンピュータ化された方法において、前記パレットが
異なる赤状態からなり、前記画素が赤成分と1つまたは
複数の他の成分とからなる前記画素色を定義し、前記赤
成分の2進表現を定義するステップと、前記2進表現を
シフトするステップと、前記2進表現と前記シフトされ
た2進表現の間の差を得るステップと、前記差からビッ
トを選択するステップと、前記選択されたビットをシフ
トするステップと、選択されたビットと前記シフトされ
た選択されたビットとに機能的に関連する和を決定する
ステップとを含む方法。 (10)ディザ・パターンを選択する手段と、補数ディ
ザ・パターンを選択する手段と、第1色成分および前記
ディザ・パターンから変更された第1色成分を生成する
手段と、第2色成分および前記補数ディザ・パターンか
ら変更された第2色成分を生成する手段と、を含む、少
なくとも前記第1色成分と前記第2色成分とによって定
義されるディジタル化された画像をカラー・マッピング
するための装置。 (11)前記変更された第1色成分と前記変更された第
2色成分とを組み合わせる手段と、前記変更された第1
色成分と前記変更された第2色成分とからなる画像を表
示する手段とをさらに含む、上記(10)に記載の装
置。 (12)前記第1色成分および前記第2色成分から輝度
成分を決定する手段と、前記ディザ・パターンが前記輝
度成分に及ぼす影響を最少にするため、前記補数ディザ
・パターンの絶対値を選択する手段とを含む、上記(1
0)に記載の装置。 (13)ディザ・パターンを選択する手段と、補数ディ
ザ・パターンを生成する手段と、第1色成分および前記
ディザ・パターンから変更された第1色成分を生成する
手段と、第2色成分および前記補数ディザ・パターンか
ら変更された第2色成分を生成する手段と、第3色成分
および前記補数ディザ・パターンから変更された第3色
成分を生成する手段と、を含む、少なくとも前記第1、
第2および第3の色成分によって定義されるディジタル
化された画像をマッピングするための装置。 (14)前記第1、第2および第3の色成分が、それぞ
れ緑、赤および青の色成分からなることを特徴とする、
上記(13)に記載の装置。 (15)変更された第1色パターンを、前記変更された
第2および第3の色成分に加算する手段を含む、上記
(14)に記載の装置。 (16)前記補数ディザ・パターンを前記変更された第
2および第3の色成分に加算する手段を含む、上記(1
5)に記載の装置。 (17)それぞれの絶対値が、第1、第2および第3の
視覚感度のうちのそれぞれの感度に従って重み付けされ
る、第1、第2および第3のディザ・パターンを選択す
る手段と、第1色成分および前記第1ディザ・パターン
から変更された第1色成分を生成する手段と、第2色成
分および前記第2ディザ・パターンから変更された第2
色成分を生成する手段と、第3色成分および前記第3デ
ィザ・パターンから変更された第3色成分を生成する手
段と、前記変更された第1色成分、前記変更された第2
色成分および前記変更された第3色成分からなる画像を
表示する手段とを含み、前記第1、第2および第3のデ
ィザ・パターンの重み付きの合計が、輝度に対する視覚
的影響を相互に打ち消しあうように、前記第1、第2お
よび第3のディザ・パターンが選択されることを特徴と
し、第1色成分が前記第1視覚感度を有し、第2色成分
が前記第2視覚感度を有し、第3色成分が前記第3視覚
感度を有し、少なくとも前記第1、第2および第3の色
成分によって定義されるディジタル化された画像をマッ
ピングするための装置。 (18)パレット内の色のうち画素色に最も近い色を選
択するためディジタル化された画像をマッピングするた
めの装置において、前記パレットが異なる赤状態からな
り、前記画素が赤成分を有する前記画素色を定義し、前
記赤成分の2進表現を定義する手段と、前記2進表現を
シフトする手段と、前記2進表現と前記シフトされた2
進表現の間の差を得る手段と、前記差からビットを選択
する手段と、前記選択されたビットをシフトする手段
と、選択されたビットと前記シフトされた選択されたビ
ットとに機能的に関連する和を決定する手段とを含む装
置。 (19)ディザ・パターンを選択させるプログラム・コ
ード手段と、補数ディザ・パターンを選択させるプログ
ラム・コード手段と、第1色成分および前記ディザ・パ
ターンから変更された第1色成分を生成させるプログラ
ム・コード手段と、第2色成分および前記補数ディザ・
パターンから変更された第2色成分を生成させるプログ
ラム・コード手段とを含む、少なくとも前記第1色成分
と前記第2色成分とによって定義されるディジタル化さ
れた画像をカラー・マッピングするための、記録可能コ
ンピュータ記憶媒体に常駐するためのプログラム・コー
ド手段。 (20)前記変更された第1色成分と前記変更された第
2色成分とを組み合わせさせるプログラム・コード手段
と、前記変更された第1色成分と前記変更された第2色
成分とからなる画像を表示させるプログラム・コード手
段とをさらに含む、上記(19)に記載のプログラム・
コード手段。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムおよび方法を実施するための
代表的なコンピュータ化システムを、部分的にブロック
図形式で示す図である。
【図2】図1のシステムのコンピュータ部分の副構成要
素の概略ブロック図である。
【図3】16ビット入力8ビット出力の複数の索引テー
ブルを示す図である。
【図4】従来技術のディザリング技法を示す図である。
【図5】従来技術の代表的なディザ・パターンとマトリ
ックスを示す図である。
【図6】本発明と共に使用されるディザリング技法を示
す図である。
【図7】結果的に輝度ノイズが増加することを示す、従
来技術のディザリング技法を示す概略図である。
【図8】輝度からのディザ周波数の打ち消しと、輝度ノ
イズの減少を示す、本発明によるディザリング技法を示
す図である。
【図9】周波数の関数としての輝度ノイズとクロミナン
ス・ノイズに関して、目の感度、従来技術のディザリン
グの結果、本発明によるディザリングの結果を示す一連
のグラフである。
【図10】本発明に従って使用される代表的なディザリ
ング・マトリックスを示す図である。
【図11】本発明によるディザリングの具体的な例を示
す図である。
【図12】一般的な8ビット256状態RGBカラー・
パレットを示す図である。
【図13】252状態を有するもう1つの好ましい8ビ
ット・パレットを示す図である。
【図14】ディザリングを行うための本発明による代表
的な処理の流れ図である。
【図15】特定の画素横断順序で画素を変換するため
の、本発明による4方向インタレース・ディザリング技
法を示す図である。
【図16】特定の画素横断順序で画素を変換するため
の、本発明による4方向インタレース・ディザリング技
法を示す図である。
【図17】特定の画素横断順序で画素を変換するため
の、本発明による4方向インタレース・ディザリング技
法を示す図である。
【図18】特定の画素横断順序で画素を変換するため
の、本発明による4方向インタレース・ディザリング技
法を示す図である。
【図19】本発明による代表的なディザリング・マトリ
ックスを示す図である。
【図20】本発明によるもう1つの4画素サイクル・デ
ィザ・マトリックスを示す図である。
【図21】色精度にクリティカルな応用分野で所望の明
るさNを得るための、本発明による補正技法を示す図で
ある。
【符号の説明】
120 マトリックス 122 マトリックス 123 ビット 124 マトリックス 126 マトリックス 128 2進マトリックス 130 10進マトリックス 132 補数マトリックス 134 赤ディザ・マトリックス 136 緑ディザ・マトリックス 138 青ディザ・マトリックス 150 パレット 152 8ビット・バイト 154 パレット 156 1バイト・パレット 160 赤成分 170 緑成分 180 青成分

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディザ・パターンを選択するステップと、 補数ディザ・パターンを選択するステップと、 第1色成分および前記ディザ・パターンから変更された
    第1色成分を生成するステップと、 第2色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成するステップとを含む、少なくと
    も前記第1色成分と前記第2色成分とによって定義され
    るディジタル化された画像をカラー・マッピングするた
    めのコンピュータ化された方法。
  2. 【請求項2】前記変更された第1色成分と前記変更され
    た第2色成分とを組み合わせるステップと、 前記変更された第1色成分と前記変更された第2色成分
    とからなる画像を表示するステップとをさらに含む、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第1色成分および前記第2色成分から
    輝度成分とクロミナンス成分とを決定するステップと、 前記ディザ・パターンが前記輝度成分に及ぼす影響を最
    少にするため、前記補数ディザ・パターンの絶対値を選
    択するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】ディザ・パターンを選択するステップと、 補数ディザ・パターンを生成するステップと、 第1色成分および前記ディザ・パターンから変更された
    第1色成分を生成するステップと、 第2色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成するステップと、 第3色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第3色成分を生成するステップと、 を含む、少なくとも前記第1、第2および第3の色成分
    によって定義されるディジタル化された画像をマッピン
    グするための方法。
  5. 【請求項5】前記第1、第2および第3の色成分が、そ
    れぞれ緑、赤および青の色成分からなることを特徴とす
    る、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記ディザ・パターンが、前記変更された
    第1色成分に加算されることを特徴とする、請求項5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】前記補数ディザ・パターンが、前記変更さ
    れた第2色成分と前記変更された第3色成分とにそれぞ
    れ加算されることを特徴とする、請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】それぞれの絶対値が、第1、第2および第
    3の視覚感度のうちの対応する感度に従って重み付けさ
    れる、第1、第2および第3のディザ・パターンを選択
    するステップと、 第1色成分および前記第1ディザ・パターンから変更さ
    れた第1色成分を生成するステップと、 第2色成分および前記第2ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成するステップと、 第3色成分および前記第3ディザ・パターンから変更さ
    れた第3色成分を生成するステップと、 前記変更された第1色成分、前記変更された第2色成分
    および前記変更された第3色成分からなる画像を表示す
    るステップとを含み、前記第1、第2および第3のディ
    ザ・パターンの重み付きの合計が、輝度に対する視覚的
    影響を相互に打ち消しあうように、前記第1、第2およ
    び第3のディザ・パターンが選択されることを特徴と
    し、前記第1色成分が前記第1視覚感度を有し、前記第
    2色成分が前記第2視覚感度を有し、前記第3色成分が
    前記第3視覚感度を有し、少なくとも前記第1、第2お
    よび第3の色成分によって定義されるディジタル化され
    た画像をマッピングするための方法。
  9. 【請求項9】パレット内の色のうち画素色に最も近い色
    を選択するためディジタル化された画像をマッピングす
    るためのコンピュータ化された方法において、前記パレ
    ットが異なる赤状態からなり、前記画素が赤成分と1つ
    または複数の他の成分とからなる前記画素色を定義し、 前記赤成分の2進表現を定義するステップと、 前記2進表現をシフトするステップと、 前記2進表現と前記シフトされた2進表現の間の差を得
    るステップと、 前記差からビットを選択するステップと、 前記選択されたビットをシフトするステップと、 選択されたビットと前記シフトされた選択されたビット
    とに機能的に関連する和を決定するステップとを含む方
    法。
  10. 【請求項10】ディザ・パターンを選択する手段と、 補数ディザ・パターンを選択する手段と、 第1色成分および前記ディザ・パターンから変更された
    第1色成分を生成する手段と、 第2色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成する手段と、 を含む、少なくとも前記第1色成分と前記第2色成分と
    によって定義されるディジタル化された画像をカラー・
    マッピングするための装置。
  11. 【請求項11】前記変更された第1色成分と前記変更さ
    れた第2色成分とを組み合わせる手段と、 前記変更された第1色成分と前記変更された第2色成分
    とからなる画像を表示する手段とをさらに含む、請求項
    10に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記第1色成分および前記第2色成分か
    ら輝度成分を決定する手段と、 前記ディザ・パターンが前記輝度成分に及ぼす影響を最
    少にするため、前記補数ディザ・パターンの絶対値を選
    択する手段とを含む、請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】ディザ・パターンを選択する手段と、 補数ディザ・パターンを生成する手段と、 第1色成分および前記ディザ・パターンから変更された
    第1色成分を生成する手段と、 第2色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成する手段と、 第3色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第3色成分を生成する手段と、 を含む、少なくとも前記第1、第2および第3の色成分
    によって定義されるディジタル化された画像をマッピン
    グするための装置。
  14. 【請求項14】前記第1、第2および第3の色成分が、
    それぞれ緑、赤および青の色成分からなることを特徴と
    する、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】変更された第1色パターンを、前記変更
    された第2および第3の色成分に加算する手段を含む、
    請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記補数ディザ・パターンを前記変更さ
    れた第2および第3の色成分に加算する手段を含む、請
    求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】それぞれの絶対値が、第1、第2および
    第3の視覚感度のうちのそれぞれの感度に従って重み付
    けされる、第1、第2および第3のディザ・パターンを
    選択する手段と、 第1色成分および前記第1ディザ・パターンから変更さ
    れた第1色成分を生成する手段と、 第2色成分および前記第2ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成する手段と、 第3色成分および前記第3ディザ・パターンから変更さ
    れた第3色成分を生成する手段と、 前記変更された第1色成分、前記変更された第2色成分
    および前記変更された第3色成分からなる画像を表示す
    る手段とを含み、前記第1、第2および第3のディザ・
    パターンの重み付きの合計が、輝度に対する視覚的影響
    を相互に打ち消しあうように、前記第1、第2および第
    3のディザ・パターンが選択されることを特徴とし、第
    1色成分が前記第1視覚感度を有し、第2色成分が前記
    第2視覚感度を有し、第3色成分が前記第3視覚感度を
    有し、少なくとも前記第1、第2および第3の色成分に
    よって定義されるディジタル化された画像をマッピング
    するための装置。
  18. 【請求項18】パレット内の色のうち画素色に最も近い
    色を選択するためディジタル化された画像をマッピング
    するための装置において、前記パレットが異なる赤状態
    からなり、前記画素が赤成分を有する前記画素色を定義
    し、 前記赤成分の2進表現を定義する手段と、 前記2進表現をシフトする手段と、 前記2進表現と前記シフトされた2進表現の間の差を得
    る手段と、 前記差からビットを選択する手段と、 前記選択されたビットをシフトする手段と、 選択されたビットと前記シフトされた選択されたビット
    とに機能的に関連する和を決定する手段とを含む装置。
  19. 【請求項19】ディザ・パターンを選択させるプログラ
    ム・コード手段と、 補数ディザ・パターンを選択させるプログラム・コード
    手段と、 第1色成分および前記ディザ・パターンから変更された
    第1色成分を生成させるプログラム・コード手段と、 第2色成分および前記補数ディザ・パターンから変更さ
    れた第2色成分を生成させるプログラム・コード手段と
    を含む、少なくとも前記第1色成分と前記第2色成分と
    によって定義されるディジタル化された画像をカラー・
    マッピングするための、記録可能コンピュータ記憶媒体
    に常駐するためのプログラム・コード手段。
  20. 【請求項20】前記変更された第1色成分と前記変更さ
    れた第2色成分とを組み合わせさせるプログラム・コー
    ド手段と、 前記変更された第1色成分と前記変更された第2色成分
    とからなる画像を表示させるプログラム・コード手段と
    をさらに含む、請求項19に記載のプログラム・コード
    手段。
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