JPH07182044A - 搬送台車制御システム - Google Patents

搬送台車制御システム

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JPH07182044A
JPH07182044A JP5329136A JP32913693A JPH07182044A JP H07182044 A JPH07182044 A JP H07182044A JP 5329136 A JP5329136 A JP 5329136A JP 32913693 A JP32913693 A JP 32913693A JP H07182044 A JPH07182044 A JP H07182044A
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JP
Japan
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carrier
information
control system
radio wave
marker
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Pending
Application number
JP5329136A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Tsukibayashi
▲譲▼ 築林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一周波数の電波および合流点等を示すID情
報を用いて制御を行うことにより、制御システムを安価
に構成する。 【構成】搬送経路の合流点の近傍に、その合流点固有の
ID情報を認識させる標識体を設置しておき、搬送台車
1には、その標識体を読み取る標識体認識装置5(進行
方向片側のみ読み取る様にセットする)、読み取ったI
D情報を他の搬送台車に発信する電波発信装置2、他の
搬送台車の発信しているID情報を受信する電波受信装
置3、およびそれらの情報を基に走行を制御する制御部
4が搭載されている。そのID情報として、各合流点毎
に異なるIDおよびその合流点のINOUTを示すコー
ドを設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人搬送システムに関
し、特に少ない無人搬送車の台数で所要の搬送を実現す
る高効率無人搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の公知例としては特開昭60−25
0412号公報が知られている。
【0003】この従来の搬送制御システムについて図面
を参照して説明する。
【0004】図4は従来例の搬送制御システムを説明す
るための無人搬送車の構成図、図5は図4の無人搬送車
の作用を説明するための図である。
【0005】この無人搬送車49,50は、光電センサ
43と、発信器44と、検波装置45と、判定処理装置
46と、制御部47と、駆動部48と、超音波センサ5
1とを有し、発信器44は割当てられた所定周波数の電
波を発信する。また、干渉エリアを形成する走行路A,
Bの交差点Cに、これから所定距離Xだけ手前位置の第
1の識別用マーク1(1a,1b)と、緊急停止距離Z
だけ手前位置の第2の識別マーク2(2a,2b)を設
けて、無人搬送車49,50の走行制御システムを構成
する。これで、無人搬送車50が第1の識別用マーク1
bを光電センサ43で検知すると、発信器44が所定周
波数の電波を発信する。この際、交差点C近傍に他の無
人搬送車49があり、この無人搬送車49も発信器44
から所定の周波数を発信している場合、互いにこれを検
波装置45で検波して判定処理装置46で走行優先権を
判断する。尚、第2の識別用マーク2(2a,2b)を
光電センサ43が検知すると、発信器44は発信を停止
して走行を継続する。
【0006】この従来の電波を用いた搬送台車の合流制
御を行っている特開昭60−250412号公報のもの
は、予め割当てられた搬送台車(図4,5の無人搬送車
49,50)固有の周波数を用いてその合流点の制御を
行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送制
御システムは、搬送台車特有の電波を用いた制御システ
ムなので、近くに他の同様の合流点等がある場合、例え
ばある合流点にA台車とB台車があり、他の近くの合流
点にC台車があった場合、A台車の発信した電磁波がC
台車にも届き、合流点である交差点が違うのに干渉を起
こしてC台車も停止してしまうというような制御不能な
状態が発生するという問題点がある。
【0008】また、従来の搬送制御システムは、複数の
周波数を用いた制御システムなので、制御システムが高
価になるという問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送制御システ
ムは、搬送経路の合流点の近傍にあってその合流点固有
のIDを認識させる標識体と、走行を制御すると共に標
識体のIDを読み取る標識体認識装置と標識体認識装置
で読み取ったIDを認識するID認識装置とそのIDに
より優先判断を行う優先度判断制御部とを有する制御部
と、読み取ったID情報を他の搬送台車に発信する電波
発信装置と、他の搬送台車の発信しているID情報を受
信する電波受信装置とを備えた搬送台車とから構成され
ることを特徴としている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明による搬送制御システムの一
実施例を説明するための搬送台車の構成図、図2、図3
は図1の搬送台車の制御を説明するための制御システム
のイメージ図である。
【0012】図1〜図3において、この実施例の搬送制
御システムは、搬送経路の合流点の近傍にあってその合
流点固有のID情報を認識させる標識体8(A8a,B
8b,C8c,・・・,H8h,K8k)と、走行を制
御すると共に標識体8のID情報を読み取る標識体認識
装置5と標識体認識装置5で読み取ったID情報を認識
するID認識装置6とそのID情報により優先判断を行
う優先度判断制御部7とを有する制御部4と、読み取っ
たID情報を他の搬送台車に発信する電波発信装置2
と、他の搬送台車の発信しているID情報を受信する電
波受信装置3とを備えた搬送台車1(A1a,B1b,
C1c,D1d)とから構成される。
【0013】搬送台車1には制御部4が搭載されてお
り、その制御部4に電波発信装置2および電波受信装置
3が接続されて、搬送台車1、例えば搬送台車A1aの
状態を標識体認識装置5およびID認識装置6を用いて
他の搬送台車B1b,C1c,D1dに電波(ID情
報)により通知したり、他の搬送台車B1b,C1c,
D1dが発信している電波(ID情報)を受信してその
状態を認識することが可能となっている。ここで、この
合流点固有の標識体のID情報としてはバーコード、I
Dキャリア等がある。
【0014】また、制御部4は、受信または認識したI
Dにより優先度を判定する機能を持つ優先度判断制御部
7により走行の制御を行う。
【0015】図2の場合、搬送台車A1aの標識体認識
装置5が標識体A8a(ID=S01:01は合流点コ
ードを示し、Sはスタートを示す)を認識し、電波発信
装置2により搬送台車A1aが合流点A9aに進入して
いることを他の搬送台車B1bに通知する。
【0016】他の搬送台車B1bが、搬送台車a1aが
合流点A9aに進入している信号を電波受信装置3で受
信している場合には、合流点A9aには進入しないよう
に制御する。具体的には、搬送台車B1bが搬送台車A
1aの信号を電波受信装置3で受信している最中に標識
体B8b(ID=S01)を読み込んだ場合には、その
位置で停止する。
【0017】搬送台車A1aが標識体C8c(ID=E
01:Eはエンドを示す)を通過すると、それまで発信
していた信号を停止する。搬送台車B1bは受信してい
た搬送台車A1aの信号が切れたので、搬送台車B1b
が合流点A9aに進入しているとの信号を発信しながら
合流点A9aへの進入を開始する。
【0018】図3の場合、合流点の制御は図2に準ずる
が、交互通行の制御について説明する。搬送台車C1c
の標識体認識装置5が標識体D8d(ID=S02S5
1:51は交互通行軌道のコードを示す)を読み、電波
発信装置2から搬送台車C1cが交互通行軌道A10を
通過していることを他の搬送台車A1a,B1b,D1
dに通知する。
【0019】他の搬送台車D1dが、搬送台車C1cが
交互通行軌道を通過している信号を電波受信装置3で受
信している場合には、交互通行軌道A10には進入しな
いように制御する。具体的には、搬送台車D1dが搬送
台車C1cの信号を受信している最中に標識体G8g
(ID=S03S51)を読み込んだ場合には、その位
置で停止する。
【0020】搬送台車C1cが標識体K8k(ID=E
03E51)を通過すると、それまで発信していた信号
を停止する。搬送台車D1dは受信していた搬送台車C
1cの信号が切れたので、搬送台車D1dが交互通行軌
道A10に進入しているとの信号を発信しながら交互通
行軌道A10への進入を開始する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送制御
システムは、同一周波数の電波および合流点等を示すI
Dを用いて制御を行うことにより、制御システムを安価
に構成できるという効果がある。
【0022】また、本発明の搬送制御システムは、地上
に於ける固定設備を無くしたことにより、搬送車同士の
合流点での干渉を確実に回避できシステムを安価かつ高
信頼性で実現でき、更に搬送効率を向上することができ
るという効果がある。
【0023】また、本発明の搬送制御システムは、レイ
アウトの制約等で1本の軌道上を交互通行で走行させた
い場合にも本搬送制御システムを採用することにより、
システムが安価かつ高信頼性で実現でき、更に搬送効率
が向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送制御システムの一実施例を説
明するための搬送台車の構成図である。
【図2】図1の搬送台車の制御を説明するための制御シ
ステムのイメージ図である。
【図3】図1の搬送台車の制御を説明するための制御シ
ステムのイメージ図である。
【図4】従来例の搬送制御システムを説明するための無
人搬送車の構成図である。
【図5】図4の無人搬送車の作用を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1(1a,1b,1c,1d) 搬送台車(A,B,
C,D) 2 電波発信装置 3 電波受信装置 4 制御部 5 標識体認識装置 6 ID認識装置 7 優先度判断制御部 8(8a,8b,8c,・・・,8h,8k) 標識
体(A,B,C,・・・,H,K) 9a〜9c 合流点A〜C 10a 交互通行軌道A 43 光電センサ 44 発信器 45 検波装置 46 判定処理装置 47 制御部 48 駆動部 49,50 無人搬送車 51 超音波センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送経路の合流点の近傍にあってその合
    流点固有のID情報を認識させる標識体と、 走行を制御すると共に前記標識体のID情報を読み取る
    標識体認識装置と前記標識体認識装置で読み取ったID
    情報を認識するID認識装置とそのID情報により優先
    判断を行う優先度判断制御部とを有する制御部と、前記
    読み取ったID情報を他の搬送台車に発信する電波発信
    装置と、前記他の搬送台車の発信しているID情報を受
    信する電波受信装置とを備えた搬送台車とから構成され
    ることを特徴とする搬送台車制御システム。
JP5329136A 1993-12-24 1993-12-24 搬送台車制御システム Pending JPH07182044A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970121