JPH0718202B2 - セルラデッキ - Google Patents

セルラデッキ

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Publication number
JPH0718202B2
JPH0718202B2 JP62315149A JP31514987A JPH0718202B2 JP H0718202 B2 JPH0718202 B2 JP H0718202B2 JP 62315149 A JP62315149 A JP 62315149A JP 31514987 A JP31514987 A JP 31514987A JP H0718202 B2 JPH0718202 B2 JP H0718202B2
Authority
JP
Japan
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cellular
plate
deck
lip
duct
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Expired - Lifetime
Application number
JP62315149A
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JPH01158147A (ja
Inventor
幹 伊藤
宏 藤岡
慶穂 延命
Original Assignee
日鐵建材工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日鐵建材工業株式会社 filed Critical 日鐵建材工業株式会社
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Publication of JPH01158147A publication Critical patent/JPH01158147A/ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、大量の配線が可能なセルラダクトを形成した
セルラデッキの改良に関する。
(従来の技術) 近年、OA化が急激に進展し、オフィスビルのOA化に対応
する床電路システムとしては、セルラダクトが大量の配
線が可能で、将来の増線にも対応できるとして、次第に
普及しつつある。セルラダクトの床電路システムには、
各種タイプのものがあり、大きく分けると、第4図及び
第5図に示す如くロール成形されたデッキプレート1
に、鋼板2を溶接したり、第6図に示す如くデッキプレ
ート1にセル底板3を嵌め込んだりして、セルラダクト
4を形成するタイプと、第7図に示す如く鋼板をロール
成形して得たプレート5の下面中央に、同じくロール成
形して得たハット形材6を配して溶接し、さらにハット
形材6の下方から鋼板7をプレート5の両側端及びハッ
ト形材6の下面に溶接して、セルダクト4を形成するタ
イプとがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、第4、5、6図に示す前者のタイプは、生産
性が低い為、大きな建設プロジェクトに納期的に対応し
にくく、しかも高価である。また工場出荷時に梱包が大
きくなる。さらに製品重量が、大きく、施工しにくく、
欠点となり易いジョイント部が多くなる等の問題点があ
る。
第7図に示す後者のタイプは、セルラダクトの断面がプ
レート5の形状の影響を受け、滑らかでない。また電材
部品取り付け用の孔が明けにくい。さらに製品重量が大
きく、施工しにくく、欠点となり易いジョイント部が多
くなる等の問題点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、性
能上、施工上、製造上共に優れたセルラデッキを提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明のセルラデッキは、
リップ付溝形材を、開口面を上向きにして複数本並べ、
その上に台形状に成形され両側端に接続底板が形成され
たプレートをかぶせて、前記リップ付溝形材の開口面を
塞ぎ、セルラダクトを形成するようにしたことを特徴と
するものである。
上記のような構造の本発明のセルラデッキは、リップ付
溝形材を、開口面を上向きにして複数本並べ、その上に
台形上状に成形された両側端に接続底板が形成されたプ
レートをかぶせているので、3種類の異なる配線の床電
路を形成することができ、また、各々の電路が近接か
つ、隔離して設けることができる。
(実施例) 本発明のセルラデッキの一実施側を第1図によって説明
すると10はリップ付溝形材で、このリップ付溝形材10を
開口面を上向きにして複数本、本例では三本密着して並
べ、その上に、上辺11が三本のリップ付溝形材10の幅と
同寸法でもつて台形状に成形され、一側端にフランジ状
の接続底板12が形成され、他側端に樋状の接続底板13が
形成されたプレート14をかぶせて上辺11にて三本のリッ
プ付溝形材10の開口面を塞ぎ、各リップ付溝形材10の内
側にセルラダクト15を形成するようにしものである。
斯かる構造のセルラデッキ16は、床版を築造する際、現
場で、デッキプレートの間に所要の間隔を存して敷設さ
れるもので、以下に現場でのその組付作業を説明する。
先ず梁(図示省略)上に敷き込んだ第2図に示すデッキ
プレート17の側端より所定寸法離隔してリップ付溝形材
10を開口面を上向きにして三本密着して並べてデッキプ
レート17と平行に梁(図示省略)上に配設し、次いで台
形状のプレート14をかぶせて、梁(図示省略)上に敷設
し、上辺11にて三本のリップ付溝形材10の開口面を塞各
リップ付溝形材10の内側にセルラダクト15を形成する。
この時、プレート14の一側端におけるフランジ状の接続
底板12は、デッキプレート17の他側端の樋状の底板18内
に重合接続される。そしてプレート14の他側端における
樋状の接続底板13には、隣り合わせに梁(図示省略)上
に敷設されたデッキプレート17の一側端のフランジ状の
底板19が重合接続される。
その後各セルラダクト15の長手方向に適当間隔に、台形
状のプレート14の上辺11に明けた穴に、インサートスタ
ッド20を取り付け、各デッキプレート17の凹部に沿って
鉄筋21を配筋し、さらに各デッキプレート14及びセルラ
デッキ16の上方に溶接金網22を配設した後、コンクリー
ト23を打設して、床版24を築造する。そして、セルラダ
クト15の形成されたセルラデッキ16の下側に、隣接する
デッキプレート14の側端部にわたって耐火被覆25を施
す。
前述の如くセルラデッキ16に形成されたセルラダクト15
は3種類の異なる配線が可能な床電路となる。
尚、上記実施例ではリップ付溝形材10がばらばらで、床
版24を築造する際、梁上に三本密着して並べて配設する
が、予め三本のリップ付溝形材10を並べて溶接し、一体
化しておいても良いものである。また台形状のプレート
14の両側端の接続底板は同じ形状のものであっても良
い。
(発明の効果) 以上詳記したとおり、本発明のセルラデッキは、リップ
付溝形材を、開口面を上向きにして複数本並べ、その上
に台形状のプレートかぶせて、前記リップ付溝形材の開
口面を塞ぎ、セルラダクトを形成するようにしたもので
あるから、セルラダクトは断面矩形で内面の滑らかなも
のになり、配線の容易な床電路となる。また、リップ付
溝形材、台形状のプレートが共に軽いので、長尺部材と
することができ、従って欠点となり易いジョイント部を
少なくできる。さらに、台形状のプレートをリップ付溝
形材に接合しなくとも、リップ付溝形材が床版のコンク
リート重量を負担し、変形しているので、リップ付溝形
材に配線重量がかかっても台形状のプレートとの間に隙
間が生じることが無い等の性能上優れた効果がある。ま
た、リップ付溝形材、台形状のプレートが軽いので、ハ
ンドリングが容易で、並べ易く、しかも位置決めし易
く、精度良く組み付けできるという施工上の優れた効果
がある。さらに、リップ付溝形材、台形状のプレート
は、ロール成形できるので、生産性が高く従って納期を
短くできるとともに低価格にできる。また、部品が二種
類と少なく、組み立て・溶接の必要が無く、その上イン
サートスタット、ジャンクション用の穴をあけるのも、
リップ溝形材と台形状のプレートが分離しているので、
容易である等の製造上の優れた効果がある。
さらにまた、台形状のプレート11は第3図aに示す如く
積み重ねてコンパクトに梱包でき、リップ付溝形材10は
第3図bに示す如く入子式に組合わせてコンパクトに梱
包できるので、輸送上便利であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のセルラデッキの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図のセルラデッキにより床版内部にセ
ルラダクトを設けた状態を示す断面図、第3図a、bは
本発明のセルラデッキを構成する部品の梱包状態を示す
図、第4図乃至第7図は夫々従来のセルラダクトを示す
断面図である。 10……リップ付溝形材、12、13……接続底板、14……プ
レート、15……セルラダクト、16……セルラデッキ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リップ付溝形材を、開口面を上向きにして
    複数本並べ、その上に台形状に成形され両側端に接続底
    板が形成されたプレートをかぶせて、前記リップ付溝形
    材の開口面を塞ぎ、セルラダクトを形成するようにした
    ことを特徴とするセルラデッキ。
JP62315149A 1987-12-15 1987-12-15 セルラデッキ Expired - Lifetime JPH0718202B2 (ja)

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JP62315149A JPH0718202B2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15 セルラデッキ

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JP62315149A JPH0718202B2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15 セルラデッキ

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JPH01158147A JPH01158147A (ja) 1989-06-21
JPH0718202B2 true JPH0718202B2 (ja) 1995-03-01

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ID=18062003

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JPH01158147A (ja) 1989-06-21

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