JPH07182002A - 故障未然防止装置 - Google Patents

故障未然防止装置

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JPH07182002A
JPH07182002A JP32527993A JP32527993A JPH07182002A JP H07182002 A JPH07182002 A JP H07182002A JP 32527993 A JP32527993 A JP 32527993A JP 32527993 A JP32527993 A JP 32527993A JP H07182002 A JPH07182002 A JP H07182002A
Authority
JP
Japan
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failure
equipment
data
similar
facility
Prior art date
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Pending
Application number
JP32527993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Echizenya
達夫 越前谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各設備における実際の故障発生状況を定期点
検周期に反映して、各設備における故障発生を未然に防
止することができる故障未然防止装置を提供する。 【構成】 いずれかの設備において故障が発生した場合
に、当該設備における故障情報をデータ入力部10によ
り入力し、類似設備抽出部12により類似した故障が発
生する可能性を有する設備を抽出し、データ測定部14
により抽出された設備におけるデータを測定し、測定デ
ータ分析部16により測定データを分析し、当該分析結
果に基づき、定期点検修正部18により予め定めた定期
点検時期を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば生産工場にお
ける諸設備の故障を未然に防止するため、実際の故障発
生状況に応じて定期点検時期を修正することができる故
障未然防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産現場において諸設備の故障を
未然に防止するためには、予め定めた周期で定期点検を
行っていた。
【0003】この定期点検方法の手順を、図4に示した
フローチャートに基づき説明する。
【0004】まず、各設備毎にメーカーが推奨し指定し
ている点検周期を調査する(S7)とともに、当該設備
と同様な設備における過去の定期点検周期を調査する
(S8)。
【0005】そして、これらの調査結果に基づき各設備
毎に点検周期を決定し(S9)、年間の定期点検カレン
ダーを作成する(S10)。
【0006】定期点検は、上記手順により作成した定期
点検カレンダーに基づき行われ、各設備における故障を
未然に防止しようとしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の定期点検方法にあっては、メーカーの指定点検
周期及び過去の定期点検実績にのみ基づいて定期点検周
期を決定していたため、各設備における実際の故障発生
状況を定期点検周期に反映することが困難であった。こ
のため、定期点検を実施する以前に故障が発生してしま
い、故障を未然に防止することができない事態が生じた
り、反対に、必要以上に過度の定期点検を実施すること
により、余分な工数がかかる等の問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来の不具合を軽減
するためなされたものであり、各設備における実際の故
障発生状況を定期点検周期に反映して、各設備における
故障発生を未然に防止することができる故障未然防止装
置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、いずれかの設備において故障が発生した場
合に、他の設備において当該故障と同様の故障が発生す
ることを未然に防止するための故障未然防止装置であっ
て、故障情報を入力する入力手段と、当該入力手段によ
り入力された故障と類似した故障が発生する可能性を有
する設備を抽出する類似設備抽出手段と、当該類似設備
抽出手段により抽出した設備におけるデータを測定する
データ測定手段と、当該データ測定手段により測定した
データを分析するデータ分析手段と、当該データ分析手
段における分析結果に基づき、予め定めた定期点検時期
を修正する定期点検時期修正手段とを有することを特徴
とする。
【0010】
【作用】このように構成した本発明は次のように動作す
る。
【0011】いずれかの設備において故障が発生した場
合に、当該設備における故障情報を入力手段により入力
する。類似設備抽出手段では、入力手段により入力され
た故障情報に基づき、類似した故障が発生する可能性を
有する設備を抽出する。データ測定手段では、類似設備
抽出手段により抽出された設備におけるデータを測定す
る。データ測定手段により測定されたデータはデータ分
析手段により分析され、当該分析結果に基づき、定期点
検時期修正手段により予め定めた定期点検時期を修正す
る。
【0012】しがたって、実際の故障発生状況を定期点
検周期に反映することにより、各設備における故障発生
を未然に防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明にかかる故障未然防止装置の概
略構成を示すブロック図であり、本発明の要旨に係わる
部分のみを示したものである。
【0014】本発明にかかる故障未然防止装置は、故障
情報を入力するデータ入力部10と、データ入力部10
により入力された故障と類似した故障が発生する可能性
を有する設備を抽出する類似設備抽出部12と、類似設
備抽出部12により抽出した設備におけるデータを測定
するデータ測定部14と、データ測定部14により測定
したデータを分析する測定データ分析部16と、測定デ
ータ分析部16における分析結果に基づき、予め定めた
定期点検時期を修正する定期点検修正部18とを主な構
成要素とする。
【0015】入力手段として機能するデータ入力部10
は、他の設備で発生した故障個所や故障要因等の故障情
報が入力される部分である。入力される故障情報は、例
えば、故障個所、故障要因毎にコード化されたデータで
ある。
【0016】類似設備抽出手段として機能する類似設備
抽出部12は、データ入力部10により入力された故障
情報に基づき、保有する設備のデータを蓄積した設備デ
ータベース20の中から、故障が発生した設備と同様の
設備を抽出するための部分である。
【0017】データ測定手段として機能するデータ測定
部14は、データ入力部10及び類似設備抽出部12と
連絡して、類似設備抽出部12により抽出された設備に
おけるデータを測定するための部分である。データの測
定には、例えば、設備の必要個所に設置したセンサ22
…が用いられる。
【0018】データ分析手段として機能する測定データ
分析部16は、データ測定部14で測定したデータに基
づき、故障が発生する可能性を分析し、故障が発生する
可能性がある場合には適切な定期点検周期の設定を行う
ための部分である。
【0019】定期点検時期修正手段として機能する定期
点検修正部18は、測定データ分析部16における分析
結果に基づき、定期点検データベース24に蓄積された
設備の定期点検時期を修正するための部分である。
【0020】このように構成された故障未然防止装置の
動作を、図2に示すフローチャートに基づき説明する。
ここで、発生した故障の例として、搬送装置がモーター
の偏差過大で停止した場合を想定する。
【0021】まず、いずれかの設備において、搬送装置
がモーターの偏差過大で停止するという故障が発生した
場合に、その故障個所と故障要因とを故障情報としてデ
ータ入力部10から入力し、故障未然防止装置に読み込
む(S1)。次に、類似設備抽出部12により、故障が
発生した設備と同様の設備を設備データベース20の中
から検索して抽出する(S2)。抽出される設備は、故
障が発生した設備と同様のモーターを使用している設備
である。そして、データ測定部14により、抽出した設
備におけるデータ、例えば、モーターを動作させた場合
の電流値を測定する(S3)。
【0022】測定データ分析部16では、データ測定部
14における測定結果を分析する(S4)。この分析す
る測定結果の例を図3に基づき説明する。図3は、デー
タ測定部14により測定した電流値を示したもので、図
3(a)に示すような測定結果の場合には、電流値の経
時変化が、はるかに定格値以下であり、近い将来、故障
が発生する可能性は低いものと判断することができる。
一方、図3(b)に示すような測定結果の場合には、電
流値の経時変化が定格値以下ではあるが、定格値に極め
て近いため、近い将来、モーターの偏差過大という故障
が発生する可能性が高いものと判断することができる。
【0023】上記した測定データ分析部16の分析結果
に基づき、定期点検修正部18により定期点検周期の設
定(S5)と、定期点検カレンダーの修正(S6)が行
われる。すなわち、当該類似設備において故障が発生す
る可能性が低いと判断された場合(図3aの場合)に
は、予め定めた定期点検周期に修正を加える必要はな
い。一方、当該類似設備において故障が発生する可能性
が高いと判断された場合(図3bの場合)には、定期点
検周期を予め定めた定期点検周期よりも短い周期で設定
するのである(S5)。定期点検周期の設定が終了する
と、定期点検データベース24に蓄積した定期点検カレ
ンダーの修正が行われる(S6)。
【0024】そして、修正された定期点検カレンダーに
基づき、各設備における定期点検が行われる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、いず
れかの設備において故障が発生した場合に、故障が発生
した設備と類似する設備においてデータ測定を行い、測
定データを分析して故障が発生する可能性があるかどう
かを判断し、故障が発生する可能性があると判断した場
合には、定期点検カレンダーを修正して適切な時期に定
期点検を行っている。
【0026】したがって、実際の故障発生状況を定期点
検周期に反映させて、各設備に合致した適切な定期点検
周期を設定することができるので、点検すべき設備の点
検を行わないという点検ミスからなる故障の発生を未然
に防止することができる。
【0027】さらに、実際に故障が発生した場合であっ
ても、類似する設備の全てを一斉点検する必要がなく、
故障が発生する可能性がある設備のみを点検すればよい
ので、無駄な工数を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる故障未然防止装置の概略構成
ブロック図である。
【図2】 図1に示した装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】 図2に示すフローチャートの動作説明に供す
る図である。
【図4】 従来の故障未然防止方法における手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10…データ入力部、 12…類似
設備抽出部、14…データ測定部、
16…測定データ分析部、18…定期点検修正部、
20…設備データベース、22…セン
サ、 24…定期点検データ
ベース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれかの設備において故障が発生した
    場合に、他の設備において当該故障と同様の故障が発生
    することを未然に防止するための故障未然防止装置であ
    って、 故障情報を入力する入力手段(10)と、 当該入力手段により入力された故障と類似した故障が発
    生する可能性を有する設備を抽出する類似設備抽出手段
    (12)と、 当該類似設備抽出手段により抽出した設備におけるデー
    タを測定するデータ測定手段(14)と、 当該データ測定手段により測定したデータを分析するデ
    ータ分析手段(16)と、当該データ分析手段における分析
    結果に基づき、予め定めた定期点検時期を修正する定期
    点検時期修正手段(18)とを有することを特徴とする故障
    未然防止装置。
JP32527993A 1993-12-22 1993-12-22 故障未然防止装置 Pending JPH07182002A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098853A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Hochiki Corp 警報器
WO2016103310A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 川崎重工業株式会社 搬送装置の制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098853A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Hochiki Corp 警報器
WO2016103310A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 川崎重工業株式会社 搬送装置の制御装置
JPWO2016103310A1 (ja) * 2014-12-26 2017-06-01 川崎重工業株式会社 搬送装置の制御装置

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