JPH0718041Y2 - ロボットのカセット取扱い腕 - Google Patents

ロボットのカセット取扱い腕

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JPH0718041Y2
JPH0718041Y2 JP7104187U JP7104187U JPH0718041Y2 JP H0718041 Y2 JPH0718041 Y2 JP H0718041Y2 JP 7104187 U JP7104187 U JP 7104187U JP 7104187 U JP7104187 U JP 7104187U JP H0718041 Y2 JPH0718041 Y2 JP H0718041Y2
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JP
Japan
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cassette
main body
arm
handling arm
robot
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Application number
JP7104187U
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JPS63181135U (ja
Inventor
彰 園山
吉彦 矢島
康克 立見
幸雄 森数
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Mishima Kosan Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mishima Kosan Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば再生装置のカセツト収容室からカセ
ツトを取出し、カセツト貯蔵個所に搬送し指令された個
所に収める作動をするロボツトにおけるカセツト取扱い
腕(作動腕)の構成に関する。
(従来の技術) 従来のカセツト取扱い腕は、例えば特開昭55−122263号
公報に開示されているように、正面開口の本棚形状のカ
セツト貯蔵・個所の棚に本を並べると同様態様で置かれ
ているカセツトを挾持部で挾み棚から取り出すことがで
きる構成を具備している。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、カセツト取扱いの腕の構成に関するもので
あり、より具体的には、第7図を参照して、再生装置の
カセツト収容室1の窪み1a内にあつて後面2aに矢印M方
向の弾性圧を受けて納まつているカセツト2の前側部分
2bを、先づ矢印N方向、即ち下から押し上げる構成と、
この押し上げられたカセツトの前側部分2bが2点鎖線a
で示す如くカセツト収容室1の前壁3より上に出ると、
前記弾性圧で押されているカセツトは2点鎖線bで示す
位置に飛び出しカセツト収容室1の開口4からカセツト
の前側部分2bが突出するので、このカセツトの突出量と
カセツトの向きを訂正しカセツトを正しい向きで所定位
置に置く構成と、そして、このカセツト2の前側部分2b
を挾持してカセツトをカセツト収容室から取り出す構成
とを備えたカセツト取扱い腕(作動腕)に関するもので
ある。
前記の従来のカセツト取扱い腕は上記のカセツトの前側
部分2bを押し上げる構成及びカセツトを正しい向きで所
定位置に正しく位置させる構成を備えておらず、この考
案のカセツト取扱い腕に適用できない。
上記のカセツトを正しい向きで所定位置に正しく位置さ
せるのは、若しそのように位置してないカセツトを挾持
してカセツト収容室から取出す際、又はカセツト貯蔵個
所の所定位置に挿入する際に周囲部分にカセツトが衝突
して破損するおそれがあるからである。
これの対策として、第8図に示すように、カセツト取扱
い腕(図示せず)の腕部の先端部分に突出片5を設け、
この突出片5の先端がカセツト2の前側部分2bの下面に
当接した際にカセツトの前面2cに密接する吸着部6を設
ける構成が考えられる。しかしこの構成は、吸着部6が
カセツトの前面2bに当接しないときがあり、また引出さ
れるカセツトの前面2cの向きが第7図に示すように次第
に変ること、さらにカセツトの前面2cの面が平滑でない
ことがあること等により、吸着部6にカセツトを吸着で
きないときがあり、満足すべきものではない。
この考案は、前記のカセツトの引出しが確実にでき、カ
セツトを破損することがないカセツト取扱い腕を提供す
ることを目的とする。
(問題を解決するための手段) この考案のカセツト取扱い腕は、上記の目的を達成する
ために、主体部が、当該主体部の軸線を中心線として回
転可能に、かつ腕部の軸線に対して主体部の軸線が交差
するように方向変換可能に腕部の先端部分に取付けられ
たカセツト取扱い腕であつて、前記主体部に、向き合つ
ていて近接,離間可能な1組のカセツト挾持片と摩擦抵
抗の大きい弾性材から成りカセツトの下面に当接できる
位置に設けたカセツト引出し部とを具備する。
(作用) この考案のカセツト取扱い腕は上記の構成を具備するの
で、カセツト挾持片又はカセツト引出し部を有する突出
片をカセツト収容室に納まつているカセツトの前側部分
の下面に当接させカセツトを押し上げ、カセツトを奥か
ら押している弾性材の押圧力によりカセツトの前側部分
がカセツト収容室の開口から飛出した後、カセツト引出
し部を部分突出状態にあるカセツトの下面に当接させカ
セツトをさらに引出すことができる。そこで、挾持片や
前記突出片の先端でカセツトを僅かに押し戻しカセツト
の向きと位置を正すことができ、挾持片で十分に、かつ
正しくカセツトを挾持でき、従つてカセツト引出し、挿
入時にカセツトを破損することがない。
(実施例) 以下にこの考案の1実施例を図面により説明する。
第1図はこの考案のカセツト取扱い腕の腕部の先端部分
の斜視図、第2〜6図はカセツト収容室からカセツトを
取出す際の第1図の先端部分の作動説明図である。そし
て、これらの図で1,2,2b,2c,3,4,Mは第7図の同符号の
ものと同じものを示す。
この実施例のカセツト取扱い腕は、第1図に示すよう
に、ロボツトのカセツト取扱い腕(作動腕)の腕部7の
先端部分7aに、四角柱状の主体部8が、当該主体部8の
軸線X−X(第2図)を中心線として回転可能に、かつ
前記腕部7の軸線Y−Y(第2図)に対して主体部の軸
線X−Xが、例えば第2図に示すように、交差する如く
方向変換可能に取付けてあり、そしてこの主体部8に、
支持部9a,9aと指部9b,9bとから成り支持部同士,指部同
士が向き合つていて近接,離間作動が可能な1組のカセ
ツト挾持片9,9と、摩擦抵抗の大きい弾性材、例えばネ
オプレーンゴムから成り腕部7の作動と主体部8の作動
によりカセツト収容室に収容されているカセツト2(第
2図)の前側部分2bの下面に当接できる個所に設けたカ
セツト引出し部10とを具備する。而して、この実施例で
は、挾持片9の指部9bを主体部8の軸線X−Xと平行方
向に突出させ、主体部8と係合するピストン軸11の作動
と案内ピン12の案内とにより挾持片9,9を平行移動可能
に主体部8に取付け、一方の指部を他方の指部よりも長
く突出する構成にした。また前記カセツト引出し部10を
挾持片9の突出方向と直交する方向に主体部8から突出
させて設けた突出片13の先端部に設けた。
なお、15は、挾持片9の突出方向及び突出片13の突出方
向のそれぞれに直交する方向に主体部8から突出して成
りカセツト収容室1の蓋14(第2図)の係止溝14aに係
止する円柱形の係止部15aを有する蓋閉め用突出片であ
る。
上記のカセツト取扱い腕は次のように作動してカセツト
収容室から取り出す。先づロボツトのカセツト取扱い腕
を作動させて、第2図図示の如く、主体部8の軸線X−
Xを腕部の軸線Y−Yと交差させ主体部8を下向きとし
て突出片13をカセツト収容室1の開口4の中央部(紙面
に直角方向における中央部)に向つて位置させる。
次にカセツト取扱い腕を作動して、第3図図示の如く、
突出片13の先端のカセツト引出し部10をカセツト2の前
側部分2bの下面に当接させた後、カセツト引出し部10を
上昇させカセットを2点鎖線で示す位置に押し上げる。
こうなると、後面2aに弾性圧Mを受けているカセツト2
は押されて、第4図に示す如く、カセツト収容室1の前
壁3を越えてカセツト収容室の開口4から前側部分2bが
飛出し、概ね実線で示すカセツト2のところにある。こ
のとき、1個のカセツトにおいて紙面に直角方向で両端
の突出量が異なることがあり、即ち傾くことがあり、ま
た1つ1つのカセツトの突出量も一定ではない。そこで
次に、突出しているカセツトの下面にカセツト引出し部
10を当接させ、カセツト引出し部10とカセツト下面との
摩擦抵抗により突出片13の後退(第4図の矢印C方向)
とともにカセツトをさらに引出す。カセツト引出し部に
摩擦抵抗の大なるネオプレーンゴムを用いてあるので、
カセツトは実質的にカセツト引出し部の後退量と同一長
さだけ引き出される。この際に引出されたカセツト2の
前面2cは第5図に2線鎖線で示すカセツトの前面2cより
も引出されたところに位置する。そして第5図に示す如
く、上記のようにして引出したカセツト2の前面2cに、
主体部8の回動等によつて対面させた1方の挾持片9の
指部9bの先端面を、腕部の作動等によつて当接させ、か
つカセツトを2点鎖線で示すカセツトの位置まで後退さ
せる。これによりカセツトは正しい向きで所定の位置に
置かれる。
あとは、第6図に示すように挾持片9,9でカセツト2を
挾持しカセツト収容室から引出すことで、引出し作業は
終る。カセツトは正しい向きで所定位置にあるので、挾
持片に挾持されて引出される際にカセツト収容部の壁に
衝突することはなく、カセツト貯蔵部の所定個所にカセ
ツトを挿入する際にも周囲のものに衝突することがな
い。従つてカセツトが破損することはない。
なお、実施例ではカセツト引出し部にネオプレーンゴム
を用いたが、摩擦抵抗の大きい他の材料のもの、例えば
スポンジ等を用いてもよい。
(考案の効果) この考案のカセツト取扱い腕は前記の構成を具備してい
るので、カセツトをカセツト収容室から確実に、そして
所定量引出すことができることからカセツトを確実に正
しい向きで所定位置に位置させることができ、従つてカ
セツト引出し又は挿入の際に周囲のものにカセツトを衝
突させることがなく、カセツトを破損することはないと
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図のこの考案のカセツト取扱い腕の腕部の先端部分
の斜視図、第2〜6図はカセツト収容室からカセツトを
取出す際の第1図の先端部分の作動説明図、第7図はカ
セツト収容室からカセツトを取出す際のカセツトの動き
の説明図、第8図は先端部分に吸着部をもつカセツト取
扱い腕でカセツト引出し時の作動説明図である。 7;カセツト取扱い腕(作動腕)腕部、7a;腕部7の先端
部分、8;主体部、9;挾持片、10;カセツト引出し片、X
−X;主体部の軸線、Y−Y;腕部の軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森数 幸雄 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主体部が、当該主体部の軸線を中心線とし
    て回転可能に、かつ腕部の軸線に対して主体部の軸線が
    交差するように方向変換可能に腕部の先端部分に取付け
    られたカセツト取扱い腕であつて、 前記主体部に、向き合つて近接,離間可能な1組のカセ
    ツト挾持片と、摩擦抵抗の大きい弾性材から成りカセツ
    トの下面に当接できる位置に設けたカセツト引出し部と
    を具備させたことを特徴とするロボツトのカセツト取扱
    い腕。
  2. 【請求項2】1組のカセツト挾持片の一方の挾持片の指
    部が他方の挾持片の指部より突出して成る実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のロボツトのカセツト取扱い腕。
  3. 【請求項3】1組のカセツト挾持片が主体部の軸線と平
    行方向に突出しており、前記軸線と直交する方向に突出
    する突出片にカセツト引出し部を設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のロボツトのカセツト取扱い腕。
JP7104187U 1987-05-14 1987-05-14 ロボットのカセット取扱い腕 Expired - Lifetime JPH0718041Y2 (ja)

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JPS63181135U JPS63181135U (ja) 1988-11-22
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