JPH07180181A - 走行車両 - Google Patents
走行車両Info
- Publication number
- JPH07180181A JPH07180181A JP32357193A JP32357193A JPH07180181A JP H07180181 A JPH07180181 A JP H07180181A JP 32357193 A JP32357193 A JP 32357193A JP 32357193 A JP32357193 A JP 32357193A JP H07180181 A JPH07180181 A JP H07180181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel mounting
- equalizer bar
- vehicle body
- wheels
- mounting cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不陸走行時の車体高さ変化と車体傾きを小さ
くできるし、オペレータの乗心地を向上する。 【構成】 車体10の左右両側面に車輪取付横材11の
前後中央部を支持機構12で上下揺動自在にそれぞれ支
承し、この各車輪取付横材11の前後端寄りに前輪1
3、後輪14をそれぞれ設け、車体10にイコライザバ
ー15を左右揺動自在に支承し、このイコライザバー1
5の両端部を上部スプリング18、下部スプリング19
を介して前記車輪取付横材11に連結する。
くできるし、オペレータの乗心地を向上する。 【構成】 車体10の左右両側面に車輪取付横材11の
前後中央部を支持機構12で上下揺動自在にそれぞれ支
承し、この各車輪取付横材11の前後端寄りに前輪1
3、後輪14をそれぞれ設け、車体10にイコライザバ
ー15を左右揺動自在に支承し、このイコライザバー1
5の両端部を上部スプリング18、下部スプリング19
を介して前記車輪取付横材11に連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不陸走行時の車体高さ
変化と車体傾きを低減できるようにした走行車両に関す
る。
変化と車体傾きを低減できるようにした走行車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】走行車両としては、例えば特開平5−8
622号公報に示すように、車体の左右両側面にギヤケ
ースの前後中間部を支持機構で上下揺動自在にそれぞれ
支承し、この各ギヤケースの前端寄りに前輪、後端寄り
に後輪をそれぞれ設け、前記車体にイコライザバーの長
手方向中間部を揺動自在に支承し、このイコライザバー
の長手方向両端部と左右のギヤケースとに亘ってロッド
を任意方向に揺動可能に連結したタイヤ式の走行車両が
知られている。
622号公報に示すように、車体の左右両側面にギヤケ
ースの前後中間部を支持機構で上下揺動自在にそれぞれ
支承し、この各ギヤケースの前端寄りに前輪、後端寄り
に後輪をそれぞれ設け、前記車体にイコライザバーの長
手方向中間部を揺動自在に支承し、このイコライザバー
の長手方向両端部と左右のギヤケースとに亘ってロッド
を任意方向に揺動可能に連結したタイヤ式の走行車両が
知られている。
【0003】かかる走行車両であれば、左右のギヤケー
スは上下に揺動できるし、左右のギヤケースはイコライ
ザバーとロッドで連結しているから、平坦地ではギヤケ
ースが水平となるように保持して走行できるし、不陸走
行時には左右のギヤケースが上下に揺動して車体10の
高さ変化と傾きを小さくできる。
スは上下に揺動できるし、左右のギヤケースはイコライ
ザバーとロッドで連結しているから、平坦地ではギヤケ
ースが水平となるように保持して走行できるし、不陸走
行時には左右のギヤケースが上下に揺動して車体10の
高さ変化と傾きを小さくできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる走行車両は車体
とギヤケースがイコライザバーとロッドで機械的に連結
してあるから、走行時に路面より受ける振動が前輪、後
輪、ロッド、イコライザバーを介して車体に直接伝播
し、オペレータの乗心地が悪くなる。
とギヤケースがイコライザバーとロッドで機械的に連結
してあるから、走行時に路面より受ける振動が前輪、後
輪、ロッド、イコライザバーを介して車体に直接伝播
し、オペレータの乗心地が悪くなる。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした走行車両を提供することを目的とする。
ようにした走行車両を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】車体10の左右両側に車
輪取付横材11の前後中間部を支持機構12で上下揺動
自在にそれぞれ支承し、この各車輪取付横材11の前端
寄りに前輪13、後端寄りに後輪14をそれぞれ設け、
前記車体10にイコライザバー15の長手方向中間部を
左右揺動自在に支承し、このイコライザバー15の長手
方向両端部と左右の車輪取付横材11,11を上下方向
に弾性変位可能に連結した走行車両。
輪取付横材11の前後中間部を支持機構12で上下揺動
自在にそれぞれ支承し、この各車輪取付横材11の前端
寄りに前輪13、後端寄りに後輪14をそれぞれ設け、
前記車体10にイコライザバー15の長手方向中間部を
左右揺動自在に支承し、このイコライザバー15の長手
方向両端部と左右の車輪取付横材11,11を上下方向
に弾性変位可能に連結した走行車両。
【0007】
【作 用】左右の車輪取付横材11,11は上下に揺
動できるし、左右の車輪取付横材11,11はイコライ
ザバー15と上部スプリング18,下部スプリング19
で連結しているから、平坦地では車輪取付横材が水平と
なるように保持して走行できるし、不陸走行時には左右
の車輪取付横材11,11が上下に揺動するため大きな
不陸のある路面においても車体10の高さ変化と傾きを
小さくでき、しかも走行時に路面よりの振動は上部スプ
リング18,下部スプリング19で吸収されるからオペ
レータの乗心地が向上する。
動できるし、左右の車輪取付横材11,11はイコライ
ザバー15と上部スプリング18,下部スプリング19
で連結しているから、平坦地では車輪取付横材が水平と
なるように保持して走行できるし、不陸走行時には左右
の車輪取付横材11,11が上下に揺動するため大きな
不陸のある路面においても車体10の高さ変化と傾きを
小さくでき、しかも走行時に路面よりの振動は上部スプ
リング18,下部スプリング19で吸収されるからオペ
レータの乗心地が向上する。
【0008】
【実 施 例】図1、図2、図3に示すように、車体1
0の左右両側面に左右一対の車輪取付横材11の前後間
中央部を支持機構12で上下揺動自在にそれぞれ支承
し、この車輪取付横材11の前後端寄りに前輪13と後
輪14を設け、車体10の後端寄りにおける左右方向
(車体幅方向)中央部にイコライザバー15の長手方向
中央部をピン16で左右揺動自在に支承し、このイコラ
イザバー15の長手方向両端部を、車輪取付横材11に
取付けたスプリングケース17内に臨ませて上部スプリ
ング18と下部スプリング19で支持して上下方向に弾
性変位可能に連結する。
0の左右両側面に左右一対の車輪取付横材11の前後間
中央部を支持機構12で上下揺動自在にそれぞれ支承
し、この車輪取付横材11の前後端寄りに前輪13と後
輪14を設け、車体10の後端寄りにおける左右方向
(車体幅方向)中央部にイコライザバー15の長手方向
中央部をピン16で左右揺動自在に支承し、このイコラ
イザバー15の長手方向両端部を、車輪取付横材11に
取付けたスプリングケース17内に臨ませて上部スプリ
ング18と下部スプリング19で支持して上下方向に弾
性変位可能に連結する。
【0009】前記支持機構12は図4に示すように、車
体10に設けた支持軸21と、車輪取付横材11に設け
た支承孔22と、支持軸21と支承孔22との間に設け
た軸受23より成り、車輪取付横材11は支持軸21の
回りに上下揺動自在となり、その車輪取付横材11の前
後端寄りには前駆動モータ24と後駆動モータ25がそ
れぞれ取付けてあり、その各駆動モータにより左右の前
輪13、後輪14をそれぞれ駆動するようにしてある。
体10に設けた支持軸21と、車輪取付横材11に設け
た支承孔22と、支持軸21と支承孔22との間に設け
た軸受23より成り、車輪取付横材11は支持軸21の
回りに上下揺動自在となり、その車輪取付横材11の前
後端寄りには前駆動モータ24と後駆動モータ25がそ
れぞれ取付けてあり、その各駆動モータにより左右の前
輪13、後輪14をそれぞれ駆動するようにしてある。
【0010】次に作動を説明する。左右の車輪取付横材
11,11はイコライザバー15と左右の上部スプリン
グ18、下部スプリング18で連結されているから、平
坦路面走行時には左右の車輪取付横材11,11は水平
となって車体10も水平となる。前輪13又は後輪14
が路面凸部に乗り上げ又は路面凹部に落ち込むと車輪取
付横材11が支持機構12を中心として上方又は下方に
揺動するから、車体10の高さ変化、傾きが小さくな
る。
11,11はイコライザバー15と左右の上部スプリン
グ18、下部スプリング18で連結されているから、平
坦路面走行時には左右の車輪取付横材11,11は水平
となって車体10も水平となる。前輪13又は後輪14
が路面凸部に乗り上げ又は路面凹部に落ち込むと車輪取
付横材11が支持機構12を中心として上方又は下方に
揺動するから、車体10の高さ変化、傾きが小さくな
る。
【0011】また、路面より受ける振動は上部スプリン
グ18と下部スプリング19で吸収されて車体10にあ
まり伝播しないからオペレータの乗心地が向上する。
グ18と下部スプリング19で吸収されて車体10にあ
まり伝播しないからオペレータの乗心地が向上する。
【0012】なお、左右の車輪取付横材11に1つの駆
動モータをそれぞれ取付け、歯車列やスプロケット・チ
エーンにより前輪13、後輪14をそれぞれ駆動しても
良いし、前輪13、後輪14はタイヤ式ではなく履帯式
走行体でも良い。なお、弾性変位可能な連結部はコイル
バネ、板バネ、ゴム等の弾性部材を用いることができ
る。
動モータをそれぞれ取付け、歯車列やスプロケット・チ
エーンにより前輪13、後輪14をそれぞれ駆動しても
良いし、前輪13、後輪14はタイヤ式ではなく履帯式
走行体でも良い。なお、弾性変位可能な連結部はコイル
バネ、板バネ、ゴム等の弾性部材を用いることができ
る。
【0013】
【発明の効果】左右の車輪取付横材11,11は上下に
揺動できるし、左右の車輪取付横材11,11はイコラ
イザバー15と上部スプリング18、下部スプリング1
9で連結しているから、平坦地では車輪取付横材が水平
となるように保持して走行できるし、不陸走行時には左
右の車輪取付横材11,11が上下揺動して大きな不陸
のある路面においても車体10の高さ変化と傾きを小さ
くでき、しかも走行時に路面より振動は上部スプリング
18、下部スプリング19で吸収されるからオペレータ
の乗心地が向上する。
揺動できるし、左右の車輪取付横材11,11はイコラ
イザバー15と上部スプリング18、下部スプリング1
9で連結しているから、平坦地では車輪取付横材が水平
となるように保持して走行できるし、不陸走行時には左
右の車輪取付横材11,11が上下揺動して大きな不陸
のある路面においても車体10の高さ変化と傾きを小さ
くでき、しかも走行時に路面より振動は上部スプリング
18、下部スプリング19で吸収されるからオペレータ
の乗心地が向上する。
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の後面図である。
【図4】前後輪駆動部の詳細を示す平面図である。
10…車体、11…車輪取付横材、12…支持機構、1
3…前輪、14…後輪、15…イコライザバー、17…
スプリングケース、18…上部スプリング、19…下部
スプリング。
3…前輪、14…後輪、15…イコライザバー、17…
スプリングケース、18…上部スプリング、19…下部
スプリング。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体10の左右両側に車輪取付横材11
の前後中間部を支持機構12で上下揺動自在にそれぞれ
支承し、この各車輪取付横材11の前端寄りに前輪1
3、後端寄りに後輪14をそれぞれ設け、前記車体10
にイコライザバー15の長手方向中間部を揺動自在に支
承し、このイコライザバー15の長手方向両端部と左右
の車輪取付横材11,11を上下方向に弾性変位可能に
連結したことを特徴とする走行車両。 - 【請求項2】 イコライザバー15の長手方向両端部を
上部スプリング18と下部スプリング19を介して車輪
取付横材11に連結した請求項1記載の走行車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32357193A JP3183437B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 走行車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32357193A JP3183437B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 走行車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180181A true JPH07180181A (ja) | 1995-07-18 |
JP3183437B2 JP3183437B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=18156194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32357193A Expired - Fee Related JP3183437B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 走行車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183437B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT525736A4 (de) * | 2022-05-09 | 2023-07-15 | Anton Johann Gottfried | Fahrgestell für ein Kraftfahrzeug |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32357193A patent/JP3183437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT525736A4 (de) * | 2022-05-09 | 2023-07-15 | Anton Johann Gottfried | Fahrgestell für ein Kraftfahrzeug |
AT525736B1 (de) * | 2022-05-09 | 2023-07-15 | Anton Johann Gottfried | Fahrgestell für ein Kraftfahrzeug |
EP4275928A1 (de) | 2022-05-09 | 2023-11-15 | Rehberger, Ingrid | Fahrgestell für ein kraftfahrzeug |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3183437B2 (ja) | 2001-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |