JPH07179684A - 低溶出性ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents

低溶出性ポリプロピレン樹脂組成物

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JPH07179684A
JPH07179684A JP34477993A JP34477993A JPH07179684A JP H07179684 A JPH07179684 A JP H07179684A JP 34477993 A JP34477993 A JP 34477993A JP 34477993 A JP34477993 A JP 34477993A JP H07179684 A JPH07179684 A JP H07179684A
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JP
Japan
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weight
propylene
ethylene
flow rate
melt flow
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Application number
JP34477993A
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English (en)
Inventor
Koji Okada
廣治 岡田
Hidehiko Funaoka
英彦 船岡
Hiroyuki Udagawa
博之 宇田川
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Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Tonen Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】メルトフローレートが0.5〜15g/10分
のプロピレン単独重合体又はエチレン含有量が1重量%
以下のプロピレンーエチレンランダム共重合体と、メル
トフローレートが0.5〜15g/10分でエチレン含
有量が2.5〜5.0重量%のプロピレンーエチレンラ
ンダム共重合体との樹脂混合物と、透明核剤として、前
記樹脂混合物100重量部に対して、0.1〜0.5重
量部の有機リン酸エステルのアンモニウム塩または有機
アンモニウム塩とを含有し、前記樹脂混合物中のエチレ
ン含有量が2.3〜3.5重量%であり、減成により調
整された組成物のメルトフローレートが25〜100g
/10分であるポリプロピレン樹脂組成物。 【効果】熱水に対する抽出性が低い等低溶出性で、耐放
射線性に優れ、高速成形性が良く、透明性、耐熱性に優
れ、使い捨てシリンジ製品等の医療用射出成形品に有用
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリプロピレン組成物に
関し、特に、熱水に対する抽出性が低い等低溶出性で、
しかも、耐放射線性に優れ、かつ、高速成形性が良く、
透明性、耐熱性に優れ、就中、使い捨てシリンジ製品等
の医療用射出成形品に有用なポリプロピレン樹脂組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ンからなる成形品を医療器具、食品包装材などに使用す
る場合、煮沸あるいはガスによる殺菌の他に、γ線、電
子線等の放射線を照射して殺菌することが行なわれるよ
うになってきている。しかしながら、ポリオレフィン
は、その分子構造上、放射線により分子鎖が切断され易
く、通常殺菌線量の目安とされる2.5メガラッド程度
の放射線照射によっても、分解、劣化が著しく進行し、
耐衝撃性等の機械的特性が低下したり、低分子量の溶出
成分が増加したりする。また、一般に酸化防止等の目的
で添加されている各種安定剤、改質剤等が変質して著し
く変色するという問題も生ずる。そこで、以下のような
各種提案がなされている。即ち、特開昭60ー5500
5号公報は、ランダムエチレン含量2.8〜7.0重量
%のエチレンープロピレンランダム共重合体樹脂からな
る耐放射線性ポリプロピレン組成物を開示している。特
開昭60ー99147号公報は、ポリプロピレン樹脂1
00重量部に対して、ソルビトール誘導体0.01〜4
重量部、トリス(2,4ージーtーブチルフェニル)ホ
スファイト0.01〜4重量、ジメチルサクシネート−
2ー(4ーヒドロキシー2,2,6,6ーテトラメチル
ー1ーピペリジル)エタノール縮合物0.01〜4重量
部を混合してなる、放射線照射に対して安定性が良好
で、かつ透明性に優れたポリプロピレン樹脂組成物を開
示している。特開昭60ー168740号公報は、
(A)ポリプロピレン又はエチレン含量2重量%以下の
エチレンープロピレンランダム共重合体と、(B)エチ
レン含量4重量%以上のエチレンープロピレンランダム
共重合体をブレンドすることにより得られるエチレン含
量2〜4重量%のエチレンープロピレンランダム共重合
体混合物に0.01〜0.5重量%のジアリル(イソ)
フタレート又はトリアリル(イソ)シアヌレートを配合
してなる耐放射線性ポリプロピレン組成物を開示してい
る。特開昭60ー215047号公報公報は、ラジカル
発生剤の存在下にメルトフローレートを0.05〜10
g/10分から10〜100g/10分に減成したプロ
ピレンの単独重合体ブロック5〜95重量%およびエチ
レン含量2〜15重量%のプロピレン・エチレンランダ
ム共重合体ブロック95〜5重量%からなるプロピレン
系ブロック共重合体100重量部、およびソルビトール
系化合物0.05〜0.5重量部からなることを特徴と
するポリプロピレン組成物を開示している。特開昭61
ー73711号公報は、ポリプロピレン又はエチレンー
プロピレンランダム共重合体100重量部、有機過酸化
物0.005〜0.2重量部及びトリアリル(イソ)シ
アヌレート又はジアリル(イソ)フタレート0.01〜
0.5重量部を配合してなる耐放射線性ポリプロピレン
組成物を開示している。特開昭61ー159437号公
報は、(A)プロピレン単独重合体またはエチレンの含
有量が多くとも3.0重量%であるエチレンープロピレ
ンランダム共重合体、(B)エチレンの含有量が4.0
〜15.0重量%であるエチレンープロピレンランダム
共重合体、及び(C)有機過酸化物からなる混合物であ
り、これらの単独重合体および共重合体の合計量中のエ
チレンの含有量は1.5〜4.5重量%であり、かつ単
独重合体および共重合体の合計量100重量%に対する
有機過酸化物の混合割合は0.001〜0.25重量部
であるメルトフローインデックスが15g/10分以上
であるプロピレン系重合体組成物を開示している。特開
平3ー281647号公報は、メルトフローレートが
0.5〜15g/10分のプロピレン単独重合体又はエ
チレン含有量が1重量%以下のプロピレンーエチレンラ
ンダム共重合体と、メルトフローレートが0.5〜15
g/10分でエチレン含有量が2.5〜5.0重量%の
プロピレンーエチレンランダム共重合体との樹脂混合物
と、透明核剤として、前記樹脂混合物100重量部に対
して、0.15〜0.35重量部のソルビトール系化合
物とを含有し、前記樹脂混合物中のエチレン含有量が
2.3〜3.5重量%であり、減成により調整された組
成物のメルトフローレートが25〜100g/10分で
あることを特徴とする耐放射線性ポリプロピレン樹脂組
成物を開示している。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記特
開昭60ー55005号、特開昭60ー99147号、
特開昭60ー168740号、特開昭61ー15943
7号、特開昭61ー73711号公報の耐放射線性ポリ
プロピレン組成物は、透明性が十分でなく、γ線照射後
の引張弾性率、耐衝撃性等の低下の抑制効果も十分でな
いという問題がある。また特開昭60ー215047号
公報のポリプロピレン組成物は、プロピレン単独重合体
とプロピレン・エチレンランダム共重合体とのブロック
共重合体を用いているので、注射器等の医療器具に用い
るのに十分な透明性を持っていないという問題がある。
さらに、特開平3ー281647号公報のポリプロピレ
ン組成物は、放射線照射後の耐衝撃性、透明性、高速成
形性が良好であるものの低溶出性に問題がある。従っ
て、上記のような種々の樹脂設計上の工夫や増核剤添加
の工夫等による提案にもかかわらず、低溶出性で、耐放
射線性、透明性、耐熱性に優れ、かつ、高速成形性が良
いというバランスのとれた、十分満足のゆく製品が得ら
れていないのが現状である。
【0004】本発明はかかる現状に鑑み、低溶出性で、
耐放射線性、透明性、耐熱性に優れ、かつ、高速成形性
が良いというバランスのとれたポリプロピレン組成物を
提供することを目的とし、特に、使い捨てシリンジ製品
等の医療用射出成形品として好適なポリプロピレン組成
物を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、特定のエチレン含有量を有する
プロピレンーエチレンランダム共重合体と、プロピレン
単独重合体又は微量のエチレンを含有するプロピレンー
エチレンランダム共重合体とをエチレン含有量が特定の
範囲となるように混合し、さらに有機リン酸エステルの
アンモニウム塩または有機アンモニウム塩を添加し、滅
成してメルトフローレートを調整した組成物は、低溶出
性で、透明性、耐熱性及び高速成形性に優れていること
を見出し、本発明に想到した。すなわち本発明のポリプ
ロピレン組成物は、 (a)(i)メルトフローレートが0.5〜15g/1
0分のプロピレン単独重合体又はエチレン含有量が1重
量%以下のプロピレンーエチレンランダム共重合体と、
(ii)メルトフローレートが0.5〜15g/10分
でエチレン含有量が2.5〜5.0重量%のプロピレン
ーエチレンランダム共重合体との樹脂混合物と、 (b)透明核剤として、前記樹脂混合物100重量部に
対して、0.1〜0.5重量部の有機リン酸エステルの
アンモニウム塩または有機アンモニウム塩とを含有し、
前記樹脂混合物中のエチレン含有量が2.3〜3.5重
量%であり、減成により調整された組成物のメルトフロ
ーレートが25〜100g/10分であることを特徴と
する。
【0006】以下本発明を詳細に説明する。本発明にお
いて使用する(a)樹脂混合物は、(i)プロピレン単
独重合体又はエチレン含有量が1重量%以下のプロピレ
ンーエチレンランダム共重合体と、(ii)プロピレン
ーエチレンランダム共重合体とからなる。上記(i)プ
ロピレン単独重合体又はエチレン含有量が1重量%以下
のプロピレンーエチレンランダム共重合体は、0.5〜
15g/10分のメルトフローレート(MFR、JIS
K7210;230℃、2.16kg荷重)を有する
ものである。上記プロピレン単独重合体又は微量のエチ
レンを含有するプロピレンーエチレンランダム共重合体
のメルトフローレートが0.5g/10分未満であると
十分な透明性や成形性が得られず、また15g/10分
を超えると、γ線照射後の耐衝撃性が低下する。好まし
いメルトフローレートは1〜9g/10分である。また
(ii)プロピレンーエチレンランダム共重合体は、メ
ルトフローレートが0.5〜15g/10分でエチレン
含有量2.5〜5.0重量%のものである。上記プロピ
レンーエチレンランダム共重合体のメルトフローレート
が0.5g/10分未満であると十分な透明性と耐衝撃
性や成形性が得られず、また15g/10分を超える
と、γ線照射後の耐衝撃性の低下が大きくなる。好まし
いメルトフローレートは1〜9g/10分である。また
当該プロピレンーエチレンランダム共重合体のエチレン
含有量が2.5重量%未満では、得られる組成物のγ線
照射後の耐衝撃性が低下する。一方5.0重量%を超え
ると、高速成形性が低下する。本発明においては、この
ようなプロピレン単独重合体又は微量のエチレンを含有
するプロピレンーエチレンランダム共重合体と、プロピ
レンーエチレンランダム共重合体との樹脂混合物を使用
する。ただし、上記混合物中のエチレンの含有量が、
2.3〜5.0重量%となるように、両者の配合比を設
定する必要がある。上記混合物中のエチレンの含有量
が、2.3重量%未満では、γ線照射後の耐衝撃性が低
下する。また5.0重量%を超えると高速成形性が低下
する。
【0007】本発明の組成物は、透明核剤として(b)
有機リン酸エステルのアンモニウム塩または有機アンモ
ニウム塩を含有する。
【0008】本発明に使用される透明核剤としては、次
の化1に示される一般式(I)または(II)で表され
る有機リン酸エステルのアンモニウム塩または有機アン
モニウム塩を使用することが好ましい。
【0009】
【化1】
【0010】但し、一般式(I)および(II)中のR
1、R2、R3およびR4は、炭素数1〜6個のアルキル
基、Aはアンモニウムイオン、mは1〜3の整数をそれ
ぞれ示す。
【0011】上記一般式(I)および(II)で表され
る化合物の中でも、R1がメチル基またはt−ブチル基
であり、R2、R3およびR4がt−ブチル基である以下
の化2〜化9に示される式(1)〜(8)で表される化
合物が特に好ましい。
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】
【化9】
【0020】これらの有機リン酸エステルのアンモニウ
ム塩または有機アンモニウム塩は、酸性有機リン酸エス
テルと相当するアミン化合物とを、適当な溶媒中で加熱
し反応させるなどの方法により容易に製造することがで
きる。
【0021】上記有機リン酸エステルのアンモニウム塩
または有機アンモニウム塩の添加量は、上述の(i)プ
ロピレン単独重合体又は微量のエチレンを含有するプロ
ピレンーエチレンランダム共重合体と(ii)プロピレ
ンーエチレンランダム共重合体との合計(樹脂混合物)
100重量部に対して、0.1〜0.5重量部である。
有機リン酸エステルのアンモニウム塩または有機アンモ
ニウム塩の添加量が0.1重量部未満では透明性の向上
効果及び高速成形性が十分でなく、また0.5重量部を
超えると逆に着色の原因となるとともに添加量に見合っ
た効果が期待できない。
【0022】なお、上記有機リン酸エステルのアンモニ
ウム塩または有機アンモニウム塩をプロピレン系樹脂に
添加するには、一般に用いられる方法を用いればよい。
例えば、プロピレン系樹脂に有機リン酸エステルのアン
モニウム塩または有機アンモニウム塩を添加した後、押
出機で混練する方法が適当である。本発明においては、
このようなプロピレン系樹脂の混合物と、有機リン酸エ
ステルのアンモニウム塩または有機アンモニウム塩とか
らなる組成物をラジカル発生剤の存在下において減成し
て、メルトフローレートを25〜100g/10分とす
る。なお減成は、有機リン酸エステルのアンモニウム塩
または有機アンモニウム塩の配合前又は配合後のいずれ
に行っても、本発明の目的を達成することができる。メ
ルトフローレートが25g/10分未満では、高速成形
性が十分でなく、またγ線照射後の耐衝撃性も十分でな
い。一方、100g/10分を超えると、組成物自身の
耐衝撃性が低下したり、スキン層厚や剛性が低下し、高
速成形性が達成できない。好ましいメルトフローレート
は30〜80g/10分である。なお、ラジカル発生剤
による分子量の減成は、通常の方法、例えば押出機中で
上記混合物を過酸化物等のラジカル発生剤の存在下に2
00〜280℃で、1〜3分溶融混練することにより行
えばよい。上記ラジカル発生剤としては、有機過酸化物
を用いるのが好ましい。具体的な例としてはメチルエチ
ルケトンパーオキシド、tーブチルパーオキシドイソプ
ロピルカーボネート、ジクミルバーオキシド、クメンヒ
ドロパーオキシド、2,5ージメチルー2,5ージ(t
ーブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5ージメチルー2
5ージ(tーブチルパーオキシ)ヘキサンー3、ジーt
ーブチルパーオキシフタレートなどがある。これらの有
機過酸化物の使用量は、所望のメルトフローレートにな
るように適宜選択される。
【0023】本発明の組成物は、上述の(a)プロピレ
ン系樹脂混合物と、(b)有機リン酸エステルのアンモ
ニウム塩または有機アンモニウム塩とからなるが、その
他必要に応じてヒンダードアミン系化合物、リン系酸化
防止剤を含有することができる。これらの配合は、減成
の前後のいずれでも良いが、好ましくは減成前である。
【0024】ヒンダードアミン系化合物としては、HA
LSと称されるヒンダードアミン系耐候・耐光安定剤を
用いることができる。当該HALSとしては、例えば、
ヒンダ−ドアミン窒素原子及び任意に他の異原子好まし
くは窒素または酸素を含む6員複素環からなるヘテロサ
イクリックヒンダ−ドアミン系化合物が挙げられる。そ
の具体例としては、例えば、ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)セバケ−ト、4−ベンゾ
イルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、1,2,3,4−テトラキス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)−ブタンテトラカルボキ
シレ−ト、1,4−ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)−2,3−ブタンジオン、トリス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ト
リメリテ−ト、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4
−ピペリジルステアレ−ト、1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジルn−オクトエ−ト、ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケ−ト、トリス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)−ニトリルアセテ−ト、4−ヒド
ロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4
−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン、1,1′−(1,2−エタンジイル)ビス
[3,3,5,5−テトラメチルピペラジノン、4−ベ
ンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハク酸ー
ビス(2,2,6,6ーテトラメチルー4ーピペリジ
ル)エステル、コハク酸ービス(1,2,2,6,6ー
ペンタメチルー4ーピペリジル)エステル、2ー(3,
5ージーtーブチルー4ーヒドロキシベンジル)ー2ー
nーブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6ーペンタ
メチルー4ーピペリジル)、コハク酸ジメチル・1ー
(2ーヒドロキシエチル)ー4ーヒドロキシー2,2,
6,6ーテトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ[{6
ー(1,1,3,3ーテトラメチルブチル)イミノー
1,3,5ートリアジンー2,4ージイル}{(2,
2,6,6ーテトラメチルー4ーピペリジル)イミノ}
ヘキサメチレン{(2,2,6,6ーテトラメチルー4
ーピペリジル)イミノ}]、N,N´ービス(3ーアミ
ノプロピル)エチレンジアミンー2,4ービス[Nーブ
チルーNー(1,2,2,6,6ーペンタメチルー4ー
ピペリジル)アミノ]ー6ークロロー1,3,5ートリ
アジン縮合物、1ー[2ー{3ー(3,5ージーtーブ
チルー4ーヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}
エチル]ー4ー{3ー(3,5ージーtーブチルー4ー
ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}ー2,2,
6,6ーテトラメチルピペリジン、8ーベンジルー7,
7,9,9ーテトラメチルー3ーオクチルー1,3,8
ートリアザスピロ[4,5]ウンデカンー2,4ージオ
ン、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テ
トラメチル−1,3,8ートリアザスピロ[4,5]デ
カンージオン、1,6,11ートリス[{4,6ービス
(NーブチルーN(1,2,2,6,6ーペンタメチル
ピペリジンー4ーイル)アミノ)ー1,3,5ートリア
ジンー2ーイル}アミノ]ウンデカン、テトラキス
(2,2,6,6ーテトラメチルー4ーピペリジル)
1,2,3,4ーブタンテトラカルボン酸エステル、テ
トラキス(1,2,2,6,6ーペンタメチルー4ーピ
ペリジル)1,2,3,4ーブタンテトラカルボン酸エ
ステル、Nー2,2,6,6ーテトラメチルー4ーピペ
リジニルーNーアミノオキザアミド、ポリ[6ーモリホ
リノー1,3,5ートリアジンー2,4ージイル][4
ー(2,2,6,6ーテトラエチルピペリジル)イミ
ノ]ヘキサメチレンー[4ー(2,2,6,6ーテトラ
エチルピペリジル)イミノ]、ポリメチルプロピルー3
ーオキシー[4−(2,2,6,6ーテトラメチル)ピ
ペリジニル]シロキサン、ポリメチルプロピルー3ーオ
キシー[4−(1,2,2,6,6ーペンタメチル)ピ
ペリジニル)]シロキサン、1,5ージオキサスピロ
[5,5]ウンデカンー3,3ージカルボン酸エステル
と2,2,6,6ーテトラメチルピペリジンー4ーアー
ルとの縮合物、1,1´,1″ー(1,3,5ートリア
ジンー2,4,6ートリイルートリス{(シクロヘキシ
ルイミノ)ー2,1ーエタンジイル}]ートリス[3,
3,5,5ーテトラメチルピペラジンー2ーオン]、N
ー(2,2,6,6ーテトラメチルー4ーピペリジニ
ル)ー3ー[(2,2,6,6ーテトラメチルー4ーピ
ペリジニル)アミノ]ープロパナミド、N,N´ービス
(2,2,6,6ーテトラメチルー4ーピペリジル)ヘ
キサメチレンジアミンと1,2−ジブロモエタンとの重
縮合物等が挙げられる。これらのヘテロサイクリックヒ
ンダードアミン系化合物は、単独で使用しても併用して
もよい。
【0025】ヒンダードアミン系化合物の使用量は、通
常、プロピレン系樹脂混合物100重量部に対し、0.
01〜1.5重量部である。ヒンダードアミン系化合物
の使用量が0.01重量部未満だと、その添加による黄
変や機械的強度の低下抑制効果が十分でなく、また、
1.5重量部を超えてもそれに見合う効果の向上が得ら
れない。
【0026】リン系酸化防止剤の例としては、ジステア
リルペンタエリスリト−ルジホスファイト、ビス(2,
4,6−トリ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリト
−ルジホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)ホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニレンホスファ
イト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(2,
4−ジ−t−ブチルフェニルホスファイト)、ビス
(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペン
タエリスリト−ル−ジホスファイト、2,2′−エチリ
デンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フルオロ
ホスファイト、トリスノニルホスファイト、トリスフェ
ニルホスファイト、トリストリデシルホスファイト、ト
リス(モノノニルフェニル)ホスファイト、トリス(モ
ノ、ジノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2−t
−ブチルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ
−t−ブチル−5−メチルフェニル)ホスファイト、ト
リス(2,5−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイ
ト、トリス(2−t−ブチルフェニル)ホスファイト、
トリス[2−(1,1−ジメチルプロピル)フェニル]
ホスファイト、トリス[2,4−ジ−(1,1−ジメチ
ルプロピル)フェニル]ホスファイト、トリス(2ーシ
クロヘキシルフェニル)ホスファイト、トリスフェニル
ホスファイト、トリス(オクチルチオエチル)ホスファ
イト、トリス(オクチルチオプロピル)ホスファイト、
トリス(クレジルチオプロピル)ホスファイト、トリス
(3,5ージーtーブチルー4ーヒドロキスフェニル)
ホスファイト、4,4´ーブチリデンービス(3ーメチ
ルー4ー6ーtーブチルフェニルージートリデシル)ホ
スファイト、4,4´ーブチリデンービス(3ーメチル
ー4ー6ーtーブチルフェニルージーオクチル)ホスフ
ァイト、1,1,3ートリス(2ーメチルー4ージトリ
デシルホスファイトー5ーtーブチルフェニル)ブタ
ン、ビス(2,4ージーtーブチルフェニル)スピロペ
ンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6ージ
ーtーブチルー4ーメチルフェニル)スピロペンタエリ
スリトールージホスファイト、ビス(2,6ジーtーブ
チルー4ーエチルフェニル)スピロペンタエリスリトー
ルージホスファイト、ビス(2,4,6ートリーtーブ
チルフェニル)スピロペンタエリスリトールージホスフ
ァイト等のホスファイト系化合物、テトラキス(2,4
−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニレン
−ジホスホナイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチ
ル−5−メチルフェニル)−4,4−ビフェニレンホス
ホナイト等のホスホナイト化合物等が挙げられる。
【0027】リン系酸化防止剤の使用量は、通常、プロ
ピレン系樹脂混合物100重量部に対し、0.01〜
0.5重量部である。リン系酸化防止剤の使用量が0.
01重量部未満だと、その添加による耐黄変性やプロセ
ス安定性向上の効果が十分でなく、また、0.5重量部
を超えるとそれに見合う効果の向上が得られない。
【0028】本発明に係る組成物において、脱触工程を
通さずに製造されるプロピレン系樹脂を使用するような
場合には、触媒残渣の影響を回避する上で、中和剤を適
正量使用するとよい。その使用量は、通常、プロピレン
系樹脂100重量部に対し、0.01〜0.5重量部で
ある。その使用量が0.01重量部未満だと、その添加
による耐黄変性や耐熱性の向上効果が十分でなく、ま
た、0.5重量部を超えるとそれに見合う効果の向上が
得られない。当該中和剤としては、金属石鹸、ハイドロ
タルサイト類、ケイ酸アルミニウムカルシウム、周期律
表第II族の金属及び亜鉛、アルミニウム、錫、鉛等の
金属の酸化物並びに水酸化物等を挙げることができる。
中和剤(分散剤をも兼ねる)としては、特に、金属石
鹸、ハイドロタルサイト類を使用することが好ましい。
金属石鹸としては、高級脂肪酸若しくは脂肪酸オキシ酸
とマグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、アルミ
ニウム、錫、鉛等の金属との金属塩等が挙げられる。高
級脂肪酸としては、炭素数10〜22の鎖状モノカルボ
ン酸が挙げられ、ステアリン酸、ラウリン酸等が好まし
い。又、脂肪酸オキシ酸としては、脂肪族カルボン酸の
側鎖にアルコール性水酸基を有するものが挙げられ、乳
酸、クエン酸、ヒドロキシステアリン酸等が好ましい。
金属石鹸の好ましい例としては、ステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ク
エン酸カルシウム、乳酸カルシウム、12−ヒドロキシ
ステアリン酸カルシウム、ステアリル乳酸カルシウム、
ラウリル乳酸カルシウム等が挙げられる。ハイドロタル
サイト類としては、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、
アルミニウム、ビスマス等の含水塩基性炭酸塩又は結晶
水を含まないもので、天然物及び合成品が含まれる。天
然物としては、Mg6Al2 (OH)16CO3・4H2
の構造のものが挙げられる。また、合成品としては、M
0.7Alo.3(OH)2(CO30.15・0.54H
2O、Mg4.5Al2(OH)13CO3・3.5H2O、M
4.2Al2(OH)12.4CO3、Zn6Al2(OH)16
CO3・4H2O、Ca6Al2(OH)16CO3・4H
2O、Mg14Bi2(OH)29.6・4.2H2O等が挙げ
られる。周期律表第II族の金属等の酸化物及び水酸化
物としては、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化
亜鉛、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム等が特に好ましい。
【0029】本発明に係る組成物には、本発明の効果を
阻害しない範囲内で、さらに、紫外線吸収剤、光安定
剤、帯電防止剤、防曇剤、滑剤等他の添加剤を適宜必要
に応じて添加してもよい。
【0030】本発明の組成物は、プロピレン系樹脂混合
物に有機リン酸エステルのアンモニウム塩または有機ア
ンモニウム塩、必要に応じて用いられるヒンダードアミ
ン系化合物、リン系酸化防止剤、中和剤および他の添加
剤を添加し、例えば、スーパーミキサーなどでドライブ
レンドした後、押出機などで造粒することにより得るこ
とができる。本発明の組成物は、当該ペレットを用い
て、射出成形することにより得られる射出成形品に有効
である。射出成形は、通常180〜300℃の温度での
加熱下に行われる。射出成形品としては、射出成形時お
よび/または成形品の使用時に、特に、低溶出性で、か
つ、上記のようにバランスした特性を有することが求め
られる医療用射出成形品に有用で、就中、使い捨てシリ
ンジ用に好適である。
【0031】
【実施例】以下の具体的実施例により本発明をさらに詳
細に説明する。なお、各実施例及び比較例において、添
加剤としては、以下のものを用いた。 (a)有機リン酸エステルのアンモニウム塩または有機
アンモニウム塩 前記の化2に示される式(1)で表される化合物[以
下、化合物(1)という] (b)ソルビトール系化合物 (1,3)2,4ージ(pーメチルベンジリデン)ソル
ビトール[商品名:ゲルオールMD 新日本理化社製
(以下、ゲルオールMDという)] (c)ヒンダードアミン系化合物 コハク酸ジメチルー1ー(2ーヒドロキシエチル)ー4
ーヒドロキシー 2,2,6,6ーテトラメチルピペ
リジン重縮合物、[商品名:チヌビン622LDチバガ
イギー社製] (d)リン系酸化防止剤 トリス(2,4ージーtーブチルフェニル)ホスファイ
ト[商品名:Mark2112(旭電化工業(株)
製)] (e)中和剤 StーCa:ステアリン酸カルシウム(日東化成(株)
製)
【0032】実施例1〜4及び比較例1〜4 プロピレンーエチレンランダム共重合体と、プロピレン
単独重合体と、上記樹脂成分の合計100重量部に対し
て表1に示す配合量の有機リン酸エステルのアンモニウ
ム塩または有機アンモニウム塩と、ソルビトール系化合
物と、ヒンダードアミン系化合物と、リン系酸化防止剤
と、中和剤とを配合し、さらに減成のために過酸化物
(2,5ージメチルー2,5ージ(ターシャリーブチル
パーオキシ)ヘキサン、日本油脂(株)製パーヘキサ
2.5B)を表1に示すメルトフローレートとなるよう
に、600〜1500ppmの範囲で配合し、ヘンシェ
ルミキサーで予備混合を行った。次いでこの混合物を2
30℃の押出機(50mmφ、単軸スクリュー、L/D
=28)で溶融混練して減成するとともにペレット化し
た。プロピレンーエチレンランダム共重合体のエチレン
含有量及びメルトフローレート、プロピレンーエチレン
ランダム共重合体とプロピレン単独重合体の混合物中の
エチレン含有量、及び減成後のメルトフローレートを表
1に合わせて示す。なお、本実施例においてはプロピレ
ン単独重合体のメルトフローレートは、プロピレンーエ
チレンランダム共重合体との混練を効率よく行うため、
共重合体と同一とした。また上記各実施例及び比較例に
おいて、ヒンダードアミン系化合物の添加量は樹脂成分
100重量部に対して0.05重量部であり、リン系酸
化防止剤は0.1重量部であり、中和剤は0.05重量
部であった。
【0033】次に、前記ペレットを住友重機(株)製8
オンス射出成形機により以下の条件でサンプルを作製し
た。 シリンダ温度・・・250℃又は200℃ 射出圧・・・・・・250kg/cm2 保圧・・・・・・・250kg/cm2 保圧時間・・・・・15秒 冷却時間・・・・・10秒又は20秒 金型・・・・・・・80mm×80mm×3mm、フィ
ルムゲート2か所取り 金型温度・・・・・60℃又は30℃ このようにして得られた試験片に対して、0.2Mra
d/hrで、2.5Mradの線量となるようにγ線を
照射した後、γ線照射後の耐衝撃性の測定を行った。γ
線照射後の耐衝撃性は、デュポン・インパクト法で行っ
た。この方法はJIS K7211(硬質プラスチック
の落錘衝撃試験方法通則)に従い、重錘100g、試験
温度0℃の条件下で、50%破壊エネルギーを測定する
方法である。次に透明性の評価を行った。透明性は、J
IS K7105に従いスガ試験機(株)製カラーコン
ピュータSMー4ー2型でヘイズ(曇価)を測定した。
なお上記透明性の測定においては、試験片として250
℃で射出成形した80mm×80mm×1mmの平板を
使用した。さらに高速成形性の評価を行った。高速成形
性は、ペレットを住友重機(株)製8オンスで射出成形
機により以下のA,B二つの条件で成る品を作製し、こ
の際成形品が離型する時の状況により、以下により評価
した。 成形条件 金型・・・・・・・80mm×80mm×3mm、フィ
ルムゲート2か所取り シリンダ温度・・・A:250℃ B:200℃ 金型・・・・・・・A:60℃ B:30℃ 射出圧力・・・・・一次圧900kg/cm2 二次圧250kg/cm2 サイクル・・・・・射出+保圧15秒、冷却10秒 評価基準 ◎:下記を満たし、かつ、冷却時間が短縮できる(5秒
以下)。 :A,Bの両方の条件で突出しピンによる変形、ソリ、
透明性不良がなく、良好な離型性を示す。 △:A及びBのいずれか一方の条件で突出しピンによる
変形、透明性不良が認められる。 ×:A,Bの両方の条件において、成形品の個化が不十
分のために金型から離型しない。 次に、以下の試験方法に従い、熱水抽出性を測定した。
300ccの熱水にペレット50grを添加し、120
℃、5時間抽出する。その後、室温まで冷却し、一昼夜
放置する。抽出液表面に析出した抽出物の有無をもって
評価した。 :抽出物無し ×:抽出物有り 結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1の結果から明らかなように、本発明の
耐放射線性ポリプロピレン組成物は、γ線照射後の耐衝
撃性、透明性、熱水抽出性及び高速成形性のいずれも良
好である。これに対し、各比較例の組成物はγ線照射後
の耐衝撃性、透明性、熱水抽出性及び高速成形性のうち
少なくともひとつが不十分であった。
【0036】
【発明の効果】本発明のポリプロピレン組成物は、熱水
に対する抽出性が低い等低溶出性で、しかも、耐放射線
性に優れ、かつ、高速成形性が良く、透明性および耐熱
性にも優れており、特に、ポリプロピレン樹脂の射出成
形時および/またはその成形品の使用時にこれらのバラ
ンスされた特性の具備が求められている医療用射出成形
品、就中、使い捨てシリンジ製品として極めて有用であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)(i)メルトフローレートが0.5
    〜15g/10分のプロピレン単独重合体又はエチレン
    含有量が1重量%以下のプロピレンーエチレンランダム
    共重合体と、(ii)メルトフローレートが0.5〜1
    5g/10分でエチレン含有量が2.5〜5.0重量%
    のプロピレンーエチレンランダム共重合体との樹脂混合
    物と、 (b)透明核剤として、前記樹脂混合物100重量部に
    対して、0.1〜0.5重量部の有機リン酸エステルの
    アンモニウム塩または有機アンモニウム塩とを含有し、
    前記樹脂混合物中のエチレン含有量が2.3〜3.5重
    量%であり、減成により調整された組成物のメルトフロ
    ーレートが25〜100g/10分であることを特徴と
    するポリプロピレン樹脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096282A1 (ja) * 2010-02-08 2011-08-11 旭有機材工業株式会社 プロピレン系樹脂組成物及び成形体
KR101131361B1 (ko) * 2009-12-04 2012-04-04 삼성토탈 주식회사 내충격성이 우수한 폴리프로필렌계 수지 및 이를 이용한 수지 조성물

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JPWO2011096282A1 (ja) * 2010-02-08 2013-06-10 旭有機材工業株式会社 プロピレン系樹脂組成物及び成形体
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