JPH07179485A - ホスファイト - Google Patents

ホスファイト

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JPH07179485A
JPH07179485A JP6167295A JP16729594A JPH07179485A JP H07179485 A JPH07179485 A JP H07179485A JP 6167295 A JP6167295 A JP 6167295A JP 16729594 A JP16729594 A JP 16729594A JP H07179485 A JPH07179485 A JP H07179485A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式(1) 〔Rは各々が独立してC1〜10個のアルキル基から
選択され、Rは各々が独立して水素およびC3〜20
個のアルキル基から選択され(ただしひとつ以上のR
はアルキル基であり、またR基はリン原子に結合して
いる酸素に対してβ位の炭素原子に直接結合している水
素原子が全体で1個までである)、Rは6個以上の炭
素原子を有する炭化水素基である]のホスファイト。 【効果】 このホスファイトは立体障害を受けているヒ
ンダード型であり、熱可塑性組成物を安定化させるのに
有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホスファイト(亜リン酸
エステル)に係り、特に、ネオアルキルホスファイト、
その製造およびそれにより安定化されたポリマー組成物
に係る。
【0002】
【関連技術の説明】有機ホスファイトはポリマーやその
他の有機材料用として知られた熱酸化安定剤である。し
かし、これらのホスファイトは一般に構造上の欠陥によ
り次のような問題を呈する。すなわち、(a)分解して
アルコールになり、これが−OH基による水素のβ‐脱
離によってH2 O(水)を生成し、このH2 O生成によ
ってホスファイトがさらに分解することになったり、
(b)湿気にさらされると水分が酸素原子とリン原子の
結合(O−P結合)を攻撃するため加水分解に対して不
安定であったり、かつ/または、(c)分解により、沸
点(BP)が250℃未満であって通常のポリマー加工
条件下でホスファイト安定化ポリマー性組成物から揮発
するアルコール分解生成物、たとえば、1,3‐プロパ
ンジオール(BP213℃)、2,2‐ジメチル‐1,
3‐プロパンジオール(BP206℃)、2,2‐ジエ
チル‐1,3‐プロパンジオール(BP240℃)およ
び2‐メチル‐2‐プロル‐1,3‐プロパンジオール
(BP234℃)といった低分子量ジオールのごとき分
解生成物を生じたりする。最後に、有機ホスファイトの
製法において、アルコール類とPCl3 との直接反応で
ホスファイトを製造できるのが望ましいが、そのアルコ
ール中にβ‐水素が存在していると所望でないアルキル
クロライドが生成し易い。
【0003】ネオグリコールとPCl3 から誘導される
ネオ‐アルキルホスファイトは、ディーバー(Dever) ら
の米国特許第3,714,302号(引用により本明細
書に含まれているものとする)に記載されているように
公知である。これらのネオ‐アルキルホスファイトはβ
‐水素をもっていないが、α‐炭素上に立体崇高な基を
欠き、すなわちこのα‐炭素は水素原子しかもっておら
ず、したがってこれらホスファイトは加水分解に対して
不安定になり、おそらくは揮発性の分解生成物を生じ易
い。
【0004】したがって、β‐水素をほとんど(好まし
くはまったく)もっておらず、α‐炭素上に立体崇高な
基を有するホスファイトを提供することが望ましいであ
ろう。
【0005】
【発明の概要】本発明は、(a)β‐炭素上に水素を殆
んどもたず、好ましくはまったくもっておらず、かつ
(b)少なくとも1個のα‐炭素上に立体崇高な基をも
っている有機ホスファイトエステルを提供する。本発明
のホスファイトはポリマー性組成物中で熱酸化安定剤と
して使用するのに適している。
【0006】
【発明の詳細な開示】本発明のホスファイトは次式のも
のを包含する。
【0007】
【化11】
【0008】ここで、R2 は各々がそれぞれ独立して水
素および炭化水素基の中から選択されるが、少なくとも
1個のR2 はそれが結合しているα‐炭素に対して立体
崇高な基を提供し、また各R2 基上のβ‐水素の数は合
計しても1以下であり、好ましくは0である。また、R
1 基とR2 基の炭素原子は合計して少なくとも5であ
り、R3 は少なくとも6個の炭素原子を有する炭化水素
基である。
【0009】本発明のホスファイトを得るのに好ましい
反応では、触媒、HCl受容体および溶媒を存在させな
いでネオグリール類をPCl3 と反応させる。この反応
では、次式の中間生成物が生成する。
【0010】
【化12】
【0011】ここで、R1 とR2 は上記定義の通りであ
る。次いでHO−R3 と反応させる。ここでR3 は上記
定義の通りである。あるいは、他の反応工程を用いて所
望の生成物を得てもよい。たとえば、ヘッケンブライク
ナー(Heckenbleikner)らの米国特許第3,056,82
3号に開示されているようなエステル交換反応法も使用
できる。たとえば本発明のホスファイトは、アルカリ性
触媒、たとえばアルカリ金属、アルカリ土類金属または
金属アルコラートの存在下で加熱することにより次式の
ジオール
【0012】
【化13】
【0013】をトリフェニルホスファイトと反応させる
ことによって製造することができる。この反応は本質的
に置換反応として進行し、脂肪族残基がトリアリールホ
スファイト中の1個以上のアリール基と置き換わる。し
たがって、脂肪族アルコールとトリアリールホスファイ
トの割合はそのように選択する。すなわち、当初のホス
ファイトのアリール基2モルと置換するのに脂肪族ジオ
ールを1モル使用すると、2モルのフェノールが生成す
る。反応温度は広い範囲で変えられるが通常は約120
〜150℃である。
【0014】実際には、二価アルコール、トリフェニル
ホスファイトエステルおよび触媒は所望の任意の順に、
好ましくは加熱を始める前に、互いに混合すればよい。
次にこれらの材料を一緒に加熱し、たとえば還流冷却器
で、脂肪族成分とアリール成分の置換が所望の状態に達
するまで加熱する。この状態は、混合物の観察可能な性
質、たとえば沸点の変化を調べることで決定することが
できる。必要な加熱時間は通常2〜5時間である。次に
加熱を中止する。反応の間に生じたフェノールやその他
のアリールヒドロキシ化合物と未反応の脂肪族ジオール
を減圧下で留去し、その残渣からホスファイトトリエス
テルを回収し、通常の手段で精製する。
【0015】R3 がホスファイト成分の基を含有してい
てもよい。上に述べたように、適切なジオールは次式の
ものである。
【0016】
【化14】
【0017】ここで、R1 は各々が独立して1〜10個
の炭素原子を有するアルキル基より成る群の中から選択
されるのが好ましく、R2 は各々が独立して水素および
3〜20個の炭素原子を有するアルキル基より成る群の
中から選択されるが、R2 のうち少なくとも1個は3〜
20個の炭素原子(好ましくは炭素原子4〜6個)を有
するアルキル基である。本明細書中で記載しているよう
に、α‐炭素は酸素原子に直接結合しており、β‐炭素
はその酸素原子から2つ目の炭素の位置である。すなわ
ち、β‐炭素はα‐炭素に結合しており、そのα‐炭素
は酸素原子に結合している。これを例示すると、次式の
ホスファイトは
【0018】
【化15】
【0019】β‐炭素に結合した水素をもっておらず、
対応する次式のジオールは
【0020】
【化16】
【0021】β‐炭素に結合した水素をもっていない。
本発明のホスファイトは、各β‐炭素に結合した水素が
1個以下であるのが好ましく、ホスファイト全体として
そのようなβ‐水素が合計で2個までであるのが好まし
く、さらには、そのようなβ‐水素が1個までであるの
が好ましく、β‐炭素に結合した水素をまったくもたな
いのが最も好ましい。β,β‐ジアルキル置換を有し、
少なくともひとつのR2がα‐炭素に立体崇高な基を提
供する炭化水素基であるネオタイプのグリコールが本発
明に利用できる。特定のネオ‐グリコール類としては、
β‐炭素に結合した水素をもたない次のものがある。 2,2‐ジメチル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパン
ジオール、2,2‐ジメチル‐1,3‐ジ‐t‐ブチル
プロパンジオール、2‐エチル‐2‐ブチル‐1‐t‐
ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐エチル‐2‐
ブチル‐‐1,3‐ジ‐t‐ブチル‐1,3‐プロパン
ジオール、2,2‐ジメチル‐1‐t‐ブチル‐1,3
‐プロパンジオール、2,2‐ジエチル‐1‐t‐ブチ
ル‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐ジプロピル‐
1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐
ジブチル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオー
ル、2,2‐ジペンチル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プ
ロパンジオール、2,2‐ジヘキシル‐1‐t‐ブチル
‐1,3‐プロパンジオール、2‐メチル‐2‐エチル
‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐メ
チル‐2‐プロピル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパ
ンジオール、2‐メチル‐2‐ブチル‐1‐t‐ブチル
‐1,3‐プロパンジオール、2‐メチル‐2‐ペンチ
ル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐
メチル‐2‐ヘキシル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロ
パンジオール、2‐エチル‐2‐プロピル‐1‐t‐ブ
チル‐1,3‐プロパンジオール、2‐エチル‐2‐ブ
チル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2
‐エチル‐2‐ペンチル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プ
ロパンジオール、2‐エチル‐2‐ヘキシル‐1‐t‐
ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐プロピル‐2
‐ブチル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオー
ル、2‐プロピル‐2‐ペンチル‐1‐t‐ブチル‐
1,3‐プロパンジオール、2‐プロピル‐2‐ヘキシ
ル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐
ブチル‐2‐ペンチル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロ
パンジオール、2‐ブチル‐2‐ヘキシル‐1‐t‐ブ
チル‐1,3‐プロパンジオール、2‐ペンチル‐2‐
ヘキシル‐1‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオー
ル、2,2‐ジメチル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチ
ル‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐ジエチル‐1
‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオ
ール、2,2‐ジプロピル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐
ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐ジブチル
‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパン
ジオール、2,2‐ジペンチル‐1‐t‐ブチル‐3‐
t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐ジヘ
キシル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プ
ロパンジオール、2‐メチル‐2‐エチル‐1‐t‐ブ
チル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2
‐メチル‐2‐プロピル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブ
チル‐1,3‐プロパンジオール、2‐メチル‐2‐ブ
チル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロ
パンジオール、2‐メチル‐2‐ペンチル‐1‐t‐ブ
チル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2
‐メチル‐2‐ヘキシル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブ
チル‐1,3‐プロパンジオール、2‐エチル‐2‐プ
ロピル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プ
ロパンジオール、2‐エチル‐2‐ブチル‐1‐t‐ブ
チル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2
‐エチル‐2‐ペンチル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブ
チル‐1,3‐プロパンジオール、2‐エチル‐2‐ヘ
キシル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プ
ロパンジオール、2‐プロピル‐2‐ブチル‐1‐t‐
ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、
2‐プロピル‐2‐ペンチル‐1‐t‐ブチル‐3‐t
‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐プロピル‐
2‐ヘキシル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,
3‐プロパンジオール、2‐ブチル‐2‐ペンチル‐1
‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオ
ール、2‐ブチル‐2‐ヘキシル‐1‐t‐ブチル‐3
‐t‐ブチル‐1,3‐プロパンジオール、2‐ペンチ
ル‐2‐ヘキシル‐1‐t‐ブチル‐3‐t‐ブチル‐
1,3‐プロパンジオール。
【0022】すでに指摘したように、少なくとも1個の
2 は第三級アルキルであるのが好ましく、次式で表わ
すことができる。
【0023】
【化17】
【0024】ここで、R4 は各々が独立して1〜10個
の炭素原子を有するアルキル基より成る群の中から選択
され、R4 の各々がメチル基であるのが好ましい。β‐
水素を1個有するネオジオールとしては、少なくとも1
個のR2 が次式で表わされるものがある。
【0025】
【化18】
【0026】ここでR4 は上記定義の通りである。β‐
水素を1個有する特定のネオジオールとしては次のもの
がある。 2,2‐ジメチル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プ
ロパンジオール、2,2‐ジエチル‐1‐(2‐プロピ
ル)‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐ジプロピル
‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、
2,2‐ジブチル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プ
ロパンジオール、2,2‐ジペンチル‐1‐(2‐プロ
ピル)‐1,3‐プロパンジオール、2,2‐ジヘキシ
ル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオー
ル、2‐メチル‐2‐エチル‐1‐(2‐プロピル)‐
1,3‐プロパンジオール、2‐メチル‐2‐プロピル
‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、
2‐メチル‐2‐ブチル‐1‐(2‐プロピル)‐1,
3‐プロパンジオール、2‐メチル‐2‐ペンチル‐1
‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、2‐
メチル‐2‐ヘキシル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3
‐プロパンジオール、2‐エチル‐2‐プロピル‐1‐
(2‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、2‐エ
チル‐2‐ブチル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プ
ロパンジオール、2‐エチル‐2‐ペンチル‐1‐(2
‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、2‐エチル
‐2‐ヘキシル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロ
パンジオール、2‐プロピル‐2‐ブチル‐1‐(2‐
プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、2‐プロピル
‐2‐ペンチル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロ
パンジオール、2‐プロピル‐2‐ヘキシル‐1‐(2
‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオール、2‐ブチル
‐2‐ペンチル‐1‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロ
パンジオール、2‐ブチル‐2‐ヘキシル‐(2‐プロ
ピル)‐1,3‐プロパンジオール、2‐ペンチル‐2
‐ヘキシル‐(2‐プロピル)‐1,3‐プロパンジオ
ール。次式 −O−R3 の成分の基はもうひとつ別のホスファイト成分の基であ
り得、式 H−O−R3 のアルコール類から誘導され得る。このアルコール類と
しては次式のアルコール類が包含される。
【0027】
【化19】
【0028】ここで、R5 は各々が独立して水素および
炭化水素基より成る群の中から選択され、好ましくはR
5 基の少なくとも2つが1〜10個の炭素原子を有する
アルキル基であり、さらに好ましくはR5 基の少なくと
も2つがt‐ブチル基であり、好ましくはR5 基中の炭
素原子の総数は少なくとも6であり、さらに好ましくは
酸素に隣接する2つのR5 基の各々がアルキル基であ
る。
【0029】本発明のホスファイトは、R3 がホスファ
イト成分の基を含有しているジホスファイトでもよい。
適したジホスファイトには次式のものが包含される。
【0030】
【化20】
【0031】ここで、各ホスファイト成分基のR1 とR
2 は上記定義の通りであり、R6 は二価の炭化水素基で
あり、好ましくはβ‐炭素に結合した水素をほとんど、
さらに好ましくはまったくもっていない基である。基−
O−R6 −O−は式 HO−R6 −OH のジオールから誘導され得る。適切なR6 構造としては
次式のものが包含される。
【0032】
【化21】
【0033】ここで、R7 は各々が独立して1〜6個の
炭素原始を有するアルキル基の中から選択され、R8
1〜20個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子
を有する二価の炭化水素基である。適切なホスファイト
として、次の構造のものがある。
【0034】
【化22】
【0035】各R1 はメチルが好ましい。特定構造の例
として次式のものがある。
【0036】
【化23】
【0037】本発明のホスファイトは熱酸化劣化に対し
てポリマーを安定化させるのに有用である。適切なポリ
マー性組成物としては、ポリオレフィン(ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリブテン、ポリ(2‐メチル‐ペ
ンテン))、ポリカーボネート、ポリエステル(PE
T、PBT、PCTG)、ポリアミド、ポリウレタン、
ゴム改質剤、グラフトコポリマー(MBS、ABS、M
B、ASA)およびポリスチレンがある。
【0038】本発明はまた、上記ホスファイトの1種以
上を有効量で含む安定化されたポリマー組成物にも関す
る。本発明のホスファイトの「有効量」とは、本発明の
ホスファイトを含有するポリマー組成物が、本発明のホ
スファイトを含まない類似のポリマー組成物と比較して
その物理的性質や色特性のいずれかが改良される場合の
量である。しかし、ほとんどのポリマー組成物で、ホス
ファイトは100重量部当たり約0.01〜約2重量部
(phr)に等しい量で存在するのが好ましい。約0.
01〜約1phrの量がさらに好ましいが、ほとんどの
組成物は約0.025phr以上含有している。本発明
のポリマー組成物は、不飽和ポリエステル系、フェノー
ル系、エポキシ系、ウレタン系、コーティング樹脂およ
び架橋性ラテックスのように熱硬化性であってもよい。
【0039】また、ポリマーには、業界で公知の熱可塑
性ポリマーがいずれも包含され、たとえば、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアルキレンテレフタレート、ポ
リスルホン、ポリイミド、ポリフェニレンエーテル、ス
チレンポリマー、ポリカーボネート、アクリルポリマ
ー、ポリアミド、ポリアセタール、ハライド含有ポリマ
ー、およびポリオレフィンのホモポリマーとコポリマー
がある。異なるポリマーの混合物、たとえばポリフェニ
レンエーテル/スチレン樹脂ブレンド、ポリビニルクロ
ライド/ABSまたは他の耐衝撃性ポリマー、たとえば
メタクリロニトリルやα‐メチルスチレンを含有するA
BS、ならびにポリエステル/ABSまたはポリカーボ
ネート/ABSおよびポリエステル+他の耐衝撃性改良
剤も使用できる。このようなポリマーは市販されている
し、あるいは業界で周知の手段で製造できる。しかし、
本発明のホスファイトは、ポリオレフィン、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、ポリフェニレンエーテルおよび
スチレンポリマーのような熱可塑性ポリマーに特に有用
である。これらの熱可塑性ポリマーは極端な温度で加工
および/または使用することが多いからである。
【0040】モノオレフィンおよびジオレフィンのポリ
マー(たとえばポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポ
リブテン‐1、ポリメチルペンテン‐1、ポリイソプレ
ンまたはポリブタジエン)、シクロオレフィン(たとえ
ばシクロペンテンやノルボルネン)のポリマー、ポリエ
チレン(場合により架橋することができる)、たとえば
高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン
(LDPE)および線状低密度ポリエチレン(LLDP
E)が使用できる。これらのポリマーの混合物、たとえ
ばポリプロピレンとポリイソブチレンの混合物、ポリプ
ロピレンとポリエチレンの混合物(たとえばPP/HD
PE、PP/LDPE)、および異なるタイプのポリエ
チレンの混合物(たとえばLDPE/HDPE)も使用
できる。モノオレフィンやジオレフィン同士またはこれ
らと他のビニルモノマーとのコポリマー、たとえば、エ
チレン/プロピレン、LLDPEおよびこれとLDPE
との混合物、プロピレン/ブテン‐1、エチレン/ヘキ
セン、エチレン/エチルペンテン、エチレン/ヘプテ
ン、エチレン/オクテン、プロピレン/イソブチレン、
エチレン/ブテン‐1、プロピレン/ブタジエン、イソ
ブチレン/イソプレン、エチレン/アルキルアクリレー
ト、エチレン/アルキルメタクリレート、エチレン/ビ
ニルアセテート(EVA)またはエチレン/アクリル酸
コポリマー(EAA)およびこれらの塩(アイオノマ
ー)ならびにエチレンとプロピレンおよびジエン(ヘキ
サジエン、ジシクロペンタジエンまたはエチリデン‐ノ
ルボルネン)とのターポリマー、さらには、このような
コポリマーの混合物、およびこれらと上に述べたポリマ
ーとの混合物、たとえばポリプロピレン/エチレン‐プ
ロピレン‐コポリマー、LDPE/EVA、LDPE/
EAA、LLDPE/EVAおよびLLDPE/EAA
も有用である。
【0041】また熱可塑性ポリマーの中には、スチレン
ポリマー、たとえば、ポリスチレン、ポリ‐(p‐メチ
ルスチレン)、ポリ(α‐メチルスチレン)、スチレン
またはα‐メチルスチレンとジエンまたはアクリル誘導
体とのコポリマー(たとえば、スチレン/ブタジエン、
スチレン/アクリロニトリル、スチレン/アルキルメタ
クリレート、スチレン/無水マレイン酸、スチレン/ブ
タジエン/エチルアクリレート、スチレン/アクリロニ
トリル/メチルアクリレート)、耐衝撃性スチレンコポ
リマーと、たとえばポリアクリレート、ジエンポリマー
またはエチレン/プロピレン/ジエンターポリマーのよ
うな他のポリマーとの混合物、ならびに、スチレンのブ
ロックコポリマー(たとえば、スチレン/ブタジエン/
スチレン、スチレン/イソプレン/スチレン、スチレン
/エチレン/ブチレン/スチレンまたはスチレン/エチ
レン/プロピレン/スチレン)も包含され得る。スチレ
ンポリマーにはさらに、または以上とは別に、スチレン
またはα‐メチルスチレンのグラフトコポリマー、たと
えば、ポリブタジエンにスチレンをグラフトしたもの、
ポリブタジエン‐スチレンまたはポリブタジエン‐アク
リロニトリルにスチレンをグラフトしたもの、ポリブタ
ジエンおよびそのコポリマーにスチレンとアクリロニト
リル(またはメタクリロニトリル)をグラフトしたも
の、ポリブタジエンにスチレンと無水マレイン酸または
マレイミドをグラフトしたもの、ポリブタジエンにスチ
レン、アクリロニトリルおよび無水マレイン酸またはマ
レイミドをグラフトしたもの、ポリブタジエンにスチレ
ン、アクリロニトリルおよびメチルメタクリレートをグ
ラフトしたもの、ポリブタジエンにスチレンとアルキル
アクリレートまたはアルキルメタクリレートをグラフト
したもの、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー
にスチレンとアクリロニトリルをグラフトしたもの、ポ
リアクリレートまたはポリメタクリレートにスチレンと
アクリロニトリルをグラフトしたもの、アクリレート/
ブタジエンコポリマーにスチレンとアクリロニトリルを
グラフトしたもの、ならびにこれらおよび上に示したス
チレンコポリマーの混合物が包含され得る。
【0042】ニトリルポリマーもまた本発明のポリマー
組成物に有用である。これらには、アクリロニトリルお
よびその類似体のホモポリマーとコポリマー、たとえば
ポリメタクリロニトリル、ポリアクリロニトリル、アク
リロニトリル/ブタジエンポリマー、アクリロニトリル
/アルキルアクリレートポリマー、アクリロニトリル/
アルキルメタクリレート/ブタジエンポリマー、および
スチレンポリマーに関連して上で言及した各種ABS組
成物が包含される。
【0043】アクリル酸、メタクリル酸、メチルメタク
リル酸およびエタクリル酸ならびにこれらのエステルの
ようなアクリル酸類を主体とするポリマーも使用でき
る。このようなポリマーとしては、ポリメチルメタクリ
レート、およびアクリロニトリル‐タイプのモノマーの
全部または一部がアクリル酸エステルまたはアクリル酸
アミドで置き換えられているABSタイプのグラフトコ
ポリマーがある。他のアクリル‐タイプのモノマー、た
とえばアクロレイン、メタクロレイン、アクリルアミド
およびメタクリルアミドを含むポリマーも使用できる。
【0044】ハロゲン含有ポリマーも有用である。これ
らの中には、ポリクロロプレン、エピクロロヒドリンの
ホモポリマーとコポリマー、ポリビニルクロライド、ポ
リビニルブロマイド、ポリビニルフルオライド、ポリビ
ニリデンクロライド、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリ
プロピレン、フッ素化ポリビニリデン、臭素化ポリエチ
レン、塩素化ゴム、ビニルクロライド‐ビニルアセテー
トコポリマー、ビニルクロライド‐エチレンコポリマ
ー、ビニルクロライド‐プロピレンコポリマー、ビニル
クロライド‐スチレンコポリマー、ビニルクロライド‐
イソブチレンコポリマー、ビニルクロライド‐ビニリデ
ンクロライドコポリマー、ビニルクロライド‐スチレン
‐無水マレイン酸ターポリマー、ビニルクロライド‐ス
チレン‐アクリロニトリルコポリマー、ビニルクロライ
ド‐ブタジエンコポリマー、ビニルクロライド‐イソプ
レンコポリマー、ビニルクロライド‐塩素化プロピレン
コポリマー、ビニルクロライド‐ビニリデンクロライド
‐ビニルアセテートターポリマー、ビニルクロライド‐
アクリル酸エステルコポリマー、ビニルクロライド‐マ
レイン酸エステルコポリマー、ビニルクロライド‐メタ
クリル酸エステルコポリマー、ビニルクロライド‐アク
リロニトリルコポリマー、および内部可塑化ポリビニル
クロライドのような樹脂が包含される。
【0045】他の有用な熱可塑性ポリマーとしては、環
状エーテルのホモポリマーとコポリマー、たとえばポリ
アルキレングリコール、ポリエチレンオキサイド、ポリ
プロピレンオキサイドまたはこれらとビス‐グリシジル
エーテルとのコポリマー、ポリアセタール、たとえばポ
リオキシメチレンおよびエチレンオキサイドをコモノマ
ーとして含有するポリオキシメチレン、熱可塑性のポリ
ウレタン、アクリレートまたはメタクリロニトリル含有
ABSで改質されたポリアセタール、ポリフェニレンオ
キサイドおよびポリフェニレンスルフィド、およびポリ
フェニレンオキサイドとポリスチレンまたはポリアミド
との混合物、ポリカーボネートおよびポリエステル‐カ
ーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンおよ
びポリエーテルケトン、ならびに、ジカルボン酸とジオ
ールから、および/またはヒドロキシルカボン酸または
対応するラクトンから得られるポリエステル、たとえば
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリ‐1,4‐ジメチロール‐シクロヘキサンテ
レフタレート、ポリ‐2(2,2‐4(4‐ヒドロキシ
フェニル)プロパン)テレフタレートおよびポリヒドロ
キシベンゾエート、ならびにヒドロキシル末端基を有す
るポリエーテルから誘導されるブロック‐コポリエーテ
ルエステルがある。
【0046】ジアミンとジカルボン酸から、および/ま
たはアミノカルボン酸または対応するラクタムから誘導
されるポリアミドとコポリアミド、たとえば、ポリアミ
ド4、ポリアミド6、ポリアミド6/6、6/10、6
/9、6/12および4/6、ポリアミド11、ポリア
ミド12、m‐キシレン、ジアミンおよびアジピン酸の
縮合によって得られる芳香族ポリアミド、ヘキサメチレ
ンジアミンとイソフタル酸または/およびテレフタル酸
と、さらに場合により含まれる任意の改質剤としてのエ
ラストマーから製造されるポリアミド、たとえばポリ‐
2,4,4‐トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミ
ドまたはポリ‐m‐フェニレンイソフタルアミドが有用
であろう。さらに、上に述べたポリアミドと、ポリオレ
フィン、オレフィンコポリマー、アイオノマーまたは化
学的に結合したかもしくはグラフトしたエラストマーと
のコポリマー、あるいはポリエーテル(たとえばポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコールまたはポ
リテトラメチレングリコールとのコポリマー、ならびに
EPDMまたはABSで改質されたポリアミドまたはコ
ポリアミドも使用できる。
【0047】ポリオレフィン、ポリアルキレンテレフタ
レート、ポリフェニレンエーテルおよびスチレン樹脂、
ならびにこれらの混合物がより好ましく、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リフェニレンエーテルのホモポリマーとコポリマー、ポ
リスチレン、耐衝撃性ポリスチレン、ポリカーボネート
およびABSタイプのグラフトコポリマーならびにこれ
らの混合物が特に好ましい。
【0048】本発明の安定化されたポリマー組成物は、
場合によりさらに以下に述べるような通常の各種添加剤
を含有していてもよい。 1.酸化防止剤 1.1 アルキル化モノフェノール、たとえば、2,6
‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐メチルフェノール、2‐
tert‐ブチル‐4,6‐ジメチルフェノール、2,
6‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐エチルフェノール、
2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐n‐ブチルフェノ
ール、2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐イソブチル
フェノール、2,6‐ジシクロペンチル‐4‐メチルフ
ェノール、2‐(α‐メチルシクロヘキシル‐4,6‐
ジメチルフェノール、2,6‐ジオクタデシル‐4‐メ
チルフェノール、2,4,6‐トリシクロヘキシルフェ
ノール、2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐メトキシ
メチルフェノール。
【0049】1.2 アルキル化ヒドロキノン、たとえ
ば、2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐メトキシフェ
ノール、2,5‐ジ‐tert‐ブチル‐ヒドロキノ
ン、2,5‐ジ‐tert‐アミル‐ヒドロキノン、
2,6‐ジフェニル‐4‐オクタデシルオキシフェノー
ル。 1.3 ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、たと
えば、2,2′‐チオ‐ビス‐(6‐tert‐ブチル
‐4‐メチルフェノール)、2,2′‐チオ‐ビス‐
(4‐オクチルフェノール)、4,4′‐チオ‐ビス‐
(6‐tert‐ブチル‐3‐メチルフェノール)、
4,4′‐チオ‐ビス‐(6‐tert‐ブチル‐2‐
メチルフェノール)。
【0050】1.4 アルキリデン‐ビスフェノール、
たとえば、2,2′‐メチレン‐ビス‐(6‐tert
‐ブチル‐4‐メチルフェノール)、2,2′‐メチレ
ン‐ビス‐(6‐tert‐ブチル‐4‐エチルフェノ
ール)、2,2′‐メチレン‐ビス‐(4‐メチル‐6
‐(α‐メチルシクロヘキシル)フェノール)、2,
2′‐メチレン‐ビス‐(4‐メチル‐6‐シクロヘキ
シルフェノール)、2,2′‐メチレン‐ビス‐(6‐
ノニル‐4‐メチルフェノール)、2,2′‐メチレン
‐ビス‐(6‐ノニル‐4‐メチルフェノール)、2,
2′‐メチレン‐ビス‐(6‐(α‐メチルベンジル)
‐4‐ノニルフェノール)、2,2′‐メチレン‐ビス
‐(6‐(α,α‐ジメチルベンジル)‐4‐ノニルフ
ェノール)、2,2′‐メチレン‐ビス‐(4,6‐ジ
‐tert‐ブチルフェノール)、2,2′‐エチリデ
ン‐ビス‐(6‐tert‐ブチル‐4‐イソブチルフ
ェノール)、4,4′‐メチレン‐ビス‐(2,6‐ジ
‐tert‐ブチルフェノール)、4,4′‐メチレン
‐ビス‐(6‐tert‐ブチル‐2‐メチルフェノー
ル)、1,1‐ビス‐(5‐tert‐ブチル‐4‐ヒ
ドロキシ‐2‐メチルフェノール)ブタン、2,6‐ジ
‐(3‐tert‐ブチル‐5‐メチル‐2‐ヒドロキ
シベンジル)‐4‐メチルフェノール、1,1,1‐ト
リス‐(5‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシ‐2‐
メチルフェニル)ブタン、1,1‐ビス‐(5‐ter
t‐ブチル‐4‐ヒドロキシ‐2‐メチルフェニル)‐
3‐ドデシル‐メルカプトブタン、エチレングリコール
‐ビス‐(3,3‐ビス‐(3′‐tert‐ブチル‐
4′‐ヒドロキシフェニル)‐ブチレート)‐ジ‐(3
‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシ‐5‐メチルフェ
ニル)‐ジシクロペンタジエン、ジ‐(2‐(3′‐t
ert‐ブチル‐2′‐ヒドロキシ‐5′‐メチルベン
ジル)‐6‐tert‐ブチル‐4‐メチルフェニル)
テレフタレート。
【0051】1.5 ベンジル化合物、たとえば、1,
3,5‐トリス‐(3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4
‐ヒドロキシベンジル)‐2,4,6‐トリメチルベン
ゼン、ビス‐(3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒ
ドロキシベンジル)スルフィド、イソオクチル3,5‐
ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシベンジル‐メル
カプト‐アセテート、ビス‐(4‐tert‐ブチル‐
3‐ヒドロキシ‐2,6‐ジメチルベンジル)ジチオー
ル‐テレフタレート、1,3,5‐トリス‐(3,5‐
ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート、1,3,5‐トリス‐(4‐tert‐
ブチル‐3‐ヒドロキシ‐2,6‐ジメチルベンジル)
イソシアヌレート、ジオクタデシル3,5‐ジ‐ter
t‐ブチル‐4‐ヒドロキシベンジルホスホネート、モ
ノエチル3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキ
シベンジルホスホネートのカルシウム塩、1,3,5‐
トリス‐(3,5‐ジシクロヘキシル‐4‐ヒドロキシ
ベンジル)イソシアヌレート。
【0052】1.6 アシルアミノフェノール、たとえ
ば、4‐ヒドロキシラウリン酸アニリド、4‐ヒドロキ
システアリン酸アニリド、2,4‐ビス‐オクチルメル
カプト‐6‐(3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒ
ドロキシアニリノ)‐s‐トリアジン、オクチル‐N‐
(3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシフェ
ニル)‐カーバメート。
【0053】1.7 β‐(3,5‐ジ‐tert‐ブ
チル‐4‐ヒドロキシフェノール)‐プロピオン酸と、
一価または多価のアルコール、たとえばメタノール、ジ
エチレングリコール、オクタデカノール、トリエチレン
グリコール、1,6‐ヘキサンジオール、ペンタ‐エリ
トリトール、ネオペンチルグリコール、トリス‐ヒドロ
キシエチルイソシアヌレート、チオジエチレングリコー
ル、ジ‐ヒドロキシエチルシュウ酸ジアミドとのエステ
ル。
【0054】1.8 β‐(5‐tert‐ブチル‐4
‐ヒドロキシ‐3‐メチルフェニル)‐プロピオン酸
と、一価または多価のアルコール、たとえばメタノー
ル、ジエチレングリコール、オクタデカノール、トリエ
チレングリコール、1,6‐ヘキサンジオール、ペンタ
エリトリトール、ネオペンチルグリコール、トリス‐ヒ
ドロキシエチルイソシアヌレート、チオジエチレングリ
コール、ジ‐ヒドロキシエチルシュウ酸ジアミドとのエ
ステル。
【0055】1.9 β‐(5‐tert‐ブチル‐4
‐ヒドロキシ‐3‐メチルフェニル)プロピオン酸と、
一価または多価のアルコール、たとえばメタノール、ジ
エチレングリコール、オクタデカノール、トリエチレン
グリコール、1,6‐ヘキサンジオール、ペンタエリト
リトール、ネオペンチルグリコール、トリス(ヒドロキ
シエチル)イソシアヌレート、チオジエチレングリコー
ル、N,N‐ビス(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミ
ドとのエステル。
【0056】1.10 β‐(3,5‐ジ‐tert‐
ブチル‐4‐ヒドロキシフェノール)‐プロピオン酸の
アミド、たとえば、N,N′‐ジ‐(3,5‐ジ‐te
rt‐ブチル‐4‐ヒドロキシフェニルプロピオニル)
ヘキサメチレンジアミン、N,N′‐ジ‐(3,5‐ジ
‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシフェニルプロピオ
ニル)トリメチレンジアミン、N,N′‐ジ‐(3,5
‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシフェニルプロ
ピオニル)ヒドラジン。
【0057】2.UV吸収剤および光安定剤 2.1 2‐(2′‐ヒドロキシフェニル)‐ベンゾト
リアゾール類、たとえば、5′‐メチル誘導体、3′,
5′‐ジ‐tert‐ブチル誘導体、5′‐tert‐
ブチル誘導体、5′‐(1,1,3,3‐テトラメチル
ブチル)誘導体、5‐クロロ‐3′,5′‐ジ‐ter
t‐ブチル誘導体、5‐クロロ‐3′‐tert‐ブチ
ル‐5′‐メチル誘導体、3′‐sec‐ブチル‐5′
‐tert‐ブチル誘導体、4′‐オクトキシ‐3′,
5′‐ジ‐tert‐アミル誘導体、3′,5′‐ビス
‐(α,α‐ジメチルベンジル)誘導体。
【0058】2.2 2‐ヒドロキシ‐ベンゾフェノン
類、たとえば、4‐ヒドロキシ‐4‐メトキシ誘導体、
4‐オクトキシ誘導体、4‐デシルオキシ誘導体、4‐
ドデシルオキシ誘導体、4‐ベンジルオキシ誘導体、
4,2′,4′‐トリヒドロキシ誘導体、および2′‐
ヒドロキシ‐4,4′‐ジメトキシ誘導体。 2.3 置換安息香酸または非置換安息香酸のエステ
ル、たとえば、サリチル酸フェニル、サリチル酸4‐t
ert‐ブチルフェニル、サリチル酸オクチルフェニ
ル、ジベンゾイルレゾルシノール、ビス‐(4‐ter
t‐ブチルベンゾイル)レゾルシノール、ベンゾイルレ
ゾルシノール、2,4‐ジ‐tert‐ブチルフェニル
‐3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシベン
ゾエートおよびヘキサデシル‐3,5‐ジ‐tert‐
ブチル‐4‐ヒドロキシベンゾエート。
【0059】2.4 アクリレート、たとえば、α‐シ
アノ‐β,β‐ジフェニルアクリル酸のエチルエステル
またはイソオクチルエステル、α‐カルボメトキシケイ
皮酸メチルエステル、α‐シアノ‐β‐メチル‐p‐メ
トキシケイ皮酸のメチルエステルまたはブチルエステ
ル、α‐カルボメトキシ‐p‐メトキシケイ皮酸メチル
エステル、N‐(β‐カルボメトキシ‐β‐シアノ‐ビ
ニル)‐2‐メチルインドール。 2.5 ニッケル化合物、たとえば、場合によりn‐ブ
チルアミン、トリエタノールアミンまたはN‐シクロヘ
キシルジエタノールアミンのような他のリガンドも含む
2,2′‐チオ‐ビス(4‐(1,1,1,3‐テトラ
メチルブチル)‐フェノール)のニッケル錯体、たとえ
ば1:1または2:1錯体、ニッケルジブチルジチオカ
ーバメート、4‐ヒドロキシ‐3,5‐ジ‐tert‐
ブチルベンジルホスホン酸モノアルキルエステル、たと
えばメチルエステル、エチルエステルまたはブチルエス
テルのニッケル塩、2‐ヒドロキシ‐4‐メチルフェニ
ルウンデシルケトオキシムのようなケトオキシムのニッ
ケル錯体、場合により他のリガンドも含む1‐フェニル
‐4‐ラウロイル‐5‐ヒドロキシピラゾールのニッケ
ル錯体。
【0060】2.6 立体障害を受けているヒンダード
アミン、たとえば、ビス(2,2,6,6‐テトラメチ
ルピペリジル)‐セバケート、ビス(1,2,2,6,
6‐ペンタメチルピペリジル)‐セバケート、n‐ブチ
ル‐3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシベ
ンジルマロン酸ビス(1,2,2,6,6‐ペンタメチ
ルピペリジル)エステル、1‐ヒドロキシエチル‐2,
2,6,6‐テトラメチル‐4‐ヒドロキシ‐ピペリジ
ンとコハク酸との縮合生成物、N,N′‐(2,2,
6,6‐テトラメチルピペリジル)ヘキサメチレンジア
ミンと4‐tert‐オクチルアミノ‐2,6‐ジクロ
ロ‐1,3,5‐トリアジンとの縮合生成物、トリス
(2,2,6,6‐テトラメチルピペリジル)ニトリロ
トリアセテート、テトラキス‐(2,2,6,6‐テト
ラメチル‐4‐ピペリジル)‐1,2,3,4‐ブタン
四炭酸、1,1′‐(1,2‐エタンジイル)‐ビス‐
(3,3,5,5‐テトラメチルピペラジノン)。この
ようなアミンの中には、ヒンダードアミンから誘導され
るヒドロキシルアミン、たとえば、ジ(1‐ヒドロキシ
‐2,2,6,6‐テトラメチルピペリジン‐4‐イ
ル)セバケート、1‐ヒドロキシ‐2,2,6,6‐テ
トラメチル‐4‐ベンズオキシピペリジン、1‐ヒドロ
キシ‐2,2,6,6‐テトラメチル‐4‐(3,5‐
ジ‐tert‐ブチル‐4‐ヒドロキシヒドロシンナモ
イルオキシ)ピペリジン、およびN‐(1‐ヒドロキシ
‐2,2,6,6‐テトラメチルピペリジン‐4‐イ
ル)‐ε‐カプロラクタムが包含される。
【0061】2.7 シュウ酸ジアミド、たとえば、
4,4′‐ジオクチルオキシ‐オキサニリド、2,2′
‐ジオクチルオキシ‐5′,5′‐ジ‐tert‐ブチ
ルオキサニリド、2,2′‐ジドデシルオキシ‐5′,
5′‐ジ‐tert‐ブチルオキサニリド、2‐エトキ
シ‐2′‐エチルオキサニリド、N,N′‐ビス(3‐
ジメチルアミノプロピル)‐オキサルアミド、2‐エト
キシ‐5‐tert‐ブチル‐2′‐エチルオキサニリ
ド、およびこれと2‐エトキシ‐2′‐エチル‐5,4
‐ジ‐tert‐ブチルオキサニリドとの混合物、なら
びにオルトとパラがメトキシまたはエトキシで二置換さ
れたオキサニリド。
【0062】3.金属不活性化剤、たとえば、N,N′
‐ジフェニルシュウ酸ジアミド、N‐サリチラー‐N′
‐サリチロイルヒドラジン、N,N′‐ビス‐サリチロ
イルヒドラジン、N,N′‐ビス‐(3,5‐ジ‐te
rt‐ブチル‐4‐ヒドロフェニルプロピオニル)ヒド
ラジン、サリチロイルアミノ‐1,2,4‐トリアゾー
ル、ビス‐ベンジリデン‐シュウ酸ジヒドラジド。
【0063】4.ホスファイトおよびホスホナイト、た
とえば、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニルア
ルキル、亜リン酸フェニルジアルキル、トリス(ノニル
フェニル)ホスファイト、亜リン酸トリラウリル、亜リ
ン酸トリオクタデシル、ジステアリルペンタエリトリト
ールジホスファイト、トリス(2,4‐ジ‐tert‐
ブチルフェニル)ホスファイト、ジイソデシルペンタエ
リトリトールジホスファイト、ビス(2,4‐ジ‐te
rt‐ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフ
ァイト、トリステアリルソルビトールトリホスファイト
およびテトラキス(2,4‐ジ‐tert‐ブチルフェ
ニル)4,4′‐ビフェニレンジホスファイト。
【0064】5.ペルオキシドスカベンジャー、たとえ
ば、β‐チオジプロピオン酸のエステル、たとえばラウ
リルエステル、ステアリルエステル、ミリスチルエステ
ルまたはトリデシルエステル、メルカプトベンズイミダ
ソールまたは2‐メルカプトベンズイミダソールの亜鉛
塩、亜鉛ジブチルジチオカーバメート、ジオクタデシル
ジスルフィド、ペンタエリトリトールテトラキス‐(β
‐ドデシルメルカプト)‐プロピオネート。
【0065】6.ポリアミド安定剤、たとえば、銅塩と
ヨウ化物および/またはリン化合物および二価マンガン
の塩との組み合わせ。 7.塩基性補助安定剤、たとえば、メラミン、ポリビニ
ルピロリドン、ジシアンジアミド、トリアリルシアヌレ
ート、尿素誘導体、ヒドラジン誘導体、アミン、ポリア
ミド、ポリウレタン、高級脂肪酸のアルカリ金属塩およ
びアルカリ土類金属塩、たとえばステアリン酸Ca、乳
酸ステアロイルカルシウム、乳酸カルシウム、ステアリ
ン酸Zn、ステアリン酸Mg、リシノール酸Naおよび
パルミチン酸K、ピロカテコール酸アンチモンまたはピ
ロカテコール酸亜鉛。
【0066】8.造核剤、たとえば、4‐tert‐ブ
チル安息香酸、アジピン酸、ジフェニル酢酸。 9.充填材および強化材、たとえば、炭酸カルシウム、
ケイ酸塩、ガラス繊維、アスベスト、タルク、カオリ
ン、雲母、硫酸バリウム、金属酸化物、金属水酸化物、
カーボンブラックおよび黒鉛。
【0067】10.さらにまた、本発明では、メチル‐
3‐(N,N‐ジベンジルアミノオキシ)プロパノエー
ト、エチル‐3‐(N,N‐ジベンジルアミノオキシ)
プロパノエート、1,6‐ヘキサメチレン‐ビス(3‐
N,N‐ジベンジルアミノオキシ)プロパノエート)、
メチル‐(2‐(メチル)‐3‐(N,N‐ジベンジル
アミノオキシ)プロパノエート、オクタデシル‐3‐
(N,N‐ジベンジルアミノオキシ)プロパン酸、テト
ラキス(N,N‐ジベンジルアミノオキシ)エチルカル
ボニルオキシメチル)メタン、オクタデシル‐3‐
(N,N‐ジベンジルアミノオキシ)プロパノエート、
3‐(N,N‐ジベンジルアミノオキシ)プロパン酸カ
リウム塩、および1,6‐メキサメチレンビス(3‐
(N‐アリル‐N‐ドデシルアミノオキシ)プロパノエ
ート)のようなアミノキシプロパノエート誘導体と組み
合わせても使用できる。
【0068】11.その他の添加剤、たとえば、可塑
剤、潤滑剤、乳化剤、顔料、蛍光増白剤、防炎加工剤、
帯電防止剤、発泡剤およびチオ相乗剤、たとえばジラウ
リルチオジプロピオネートまたはジステアリルチオジプ
ロピオネート。ポリマー粒子を被覆するには、本発明の
ホスファイトを単独で、またはこれをポリマー材料の安
定化用の他の安定剤と組み合わせて用いて被覆するとよ
い。粒子は球状の形態であり得、1991年2月24〜
27日、プラスチックエンジニア協会(Society of Plas
tics Engineers) 、ポリオレフィン第三回国際会議(Pol
yolefin III International Conference) 、反応器造粒
−新世代のポリマーブレンドを製造するための独特な技
術(The Reactor Granule - A Unique Technologyfor th
e Production of a New Generation of Polymer Blend
s)、ガリ(P. Galli)およびハロック(J.C. Halock) 著、
「反応造粒技術(Reactor Granule Technology)」、なら
びに1987年11月24日付で発行された球状に重合
したポリオレフィンの安定化法(Process for the Stabl
ization of Spherically Polymerized Polyolefins) と
題するペドラゼス(Pedrazzeth)らの米国特許第4,70
8,979号(どちらも引用により本明細書に含まれて
いるものとする)に開示されているようなプロセスで作
成できる。粒子の形成は支持されたチーグラー‐ナッタ
(Ziegler-Natta) 触媒系を用いて達成できる。適切な商
用プロセスは、スフェリポル(Spheripol) 、アディポリ
(Addipol) およびスフェリレン(Spherilene)のような商
標名で知られている。
【0069】オレフィンポリマーを製造するには、場合
によりMgCl2 のような支持体(これに限られる訳で
はない)に支持されているチーグラー‐ナッタ(Ziegler
-Natta) 触媒、場合によりシリカに支持されているクロ
ム塩およびその錯体またはその他の物質の存在下でオレ
フィンを重合すればよい。また、典型的にはTiやZr
の金属錯体のシクロペンタジエン錯体を主体とする触媒
を利用しても製造できる。
【0070】本発明において、本発明のホスファイト
は、ポリマーから物品を製造する前もしくはその間のい
つでもポリマーに添加することができ、また、業界で公
知のさまざまな手段のいずれかにより、たとえばあらか
じめブレンドしたりまたは製造装置に直接供給したりす
ることによってポリマーと混合すればよい。本発明のポ
リプロピレン組成物は、支持体に担持されていることも
ある残留チーグラー(Ziegler) 触媒(すなわちMgCl
2 に担持されたTiCl3 )を含んでいてもよい。また
その他の安定剤を本組成物中に配合してもよい。
【0071】
【実施例の記載】実施例 以下の実施例で、本発明のホスファイトのポリプロピレ
ン中における熱酸化安定化能を例証する。実施例A、
B、1および2の配合は、ポリプロピレン中に、ホスフ
ァイトが600ppm 、フェノール系酸化防止剤[イルガ
ノックス(Irganox) 1010、チバ‐ガイギ(Ciba-Geig
y)から入手可能]が500ppm 、ステアリン酸カルシウ
ムが500ppm であった。実施例Aは市販のホスファイ
トである。
【0072】実施例Aおよび1〜2でYI値は、5回の
押出し後のポリプロピレン組成物の黄色度指数であり、
ΔYIは1回目の押出しと5回目の押出しでの黄色度指
数の変化である。MFは5回の押出し後の230°Fで
のメルトフローインデックスであり、ΔMFは1回目の
押出しと5回目の押出しでのメルトフローインデックス
の変化である。配合物の押出しは次の通り。装置は1″
のキリオン(Killion)エクストルーダーであり、これは
二段スクリュー(圧縮比3:1)をもち、比2:1のマ
ドックス(Maddox)混合要素を備え、スクリューは100
rpm 、ブレンド#1の開始およびパージサイクル中に確
立された背圧は1000psi であった。タービュラブレ
ンダー(Turbula Blender) を用いて成分を30分ブレン
ドした。添加剤は、秤量して少量の樹脂に配合した後ワ
ーリングブレンダー(Waring Blender)を用いて約1パイ
ントの樹脂にブレンドした。この添加剤と樹脂のブレン
ドを次に残りの樹脂に加え、タービュラ(Turbula) ブレ
ンダーに30分入れた。エクストルーダーの温度プロフ
ィールは、後部が200℃、中部が240℃、前部が2
58℃、ダイが260℃であった。実際の生地温度は2
62℃であった。HSは、60℃、相対湿度75%でホ
スファイトを50%失うまでの目数を試験することによ
って決定したポリマー中のホスファイト組成物の加水分
解安定性である。UVは紫外光に暴露された際の黄変で
あり、「P」は黄変しなかったことを示し、「F」は黄
変したことを示す。加水分解安定性には、α炭素上に嵩
高い基が必要であり、β水素が最小であることが必要で
ある。実施例A、B、Cは比較例である。実施例1〜7
は本発明の例示である。 実施例 ホスファイト YI/ΔYI MF/ΔMF HS UV A I168 5.87/2.91 11.49/5.54 − − 1 P−1 4.00/2.48 6.0 /1.25 64 P 2 P−2 6.04/2.97 6.0 /1.36 54 P 3 P−3 − − 22 F 4 P−4 − − 4 P 5 P−5 − − 15 F 6 P−3 − − 22 F 7 P−6 − − 37 P B P−7 − − <2 P C P−8 − − 12 F 加水分解安定性はP−4がP7より、またP−3がP−
8より改良されていることに注意されたい。I168は
トリ(2,4‐ジ‐t‐ブチルフェニル)ホスファイト
である。P−1からP−8の式を以下に示す。
【0073】
【化24】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、R1 は各々が独立して、1〜10個の炭素原子
    を有するアルキル基より成る群の中から選択され、R2
    は各々が独立して、水素および3〜20個の炭素原子を
    有するアルキル基より成る群の中から選択され(ただ
    し、少なくともひとつのR2 はアルキル基であり、また
    2 基はリン原子に結合している酸素に対してβ位の炭
    素原子に直接結合している水素原子が全体で1個までで
    ある)、R3は少なくとも6個の炭素原子を有する炭化
    水素基である]のホスファイト。
  2. 【請求項2】 前記ホスファイトが式 【化2】 のものである、請求項1記載のホスファイト。
  3. 【請求項3】 前記ホスファイトが式 【化3】 のものである、請求項1記載のホスファイト。
  4. 【請求項4】 前記ホスファイトが式 【化4】 のものである、請求項1記載のホスファイト。
  5. 【請求項5】 前記ホスファイトが前記式のものであ
    り、少なくともひとつのR2 は式 【化5】 (式中、R4 は各々が独立して1〜10個の炭素原子を
    有するアルキル基より成る群の中から選択される)のも
    のである、請求項1記載のホスファイト。
  6. 【請求項6】 R3 が 【化6】 より成る群の中から選択される、請求項1記載のホスフ
    ァイト。
  7. 【請求項7】 R3 が式 【化7】 [式中、R6 は1〜30個の炭素原子を有する二価の炭
    化水素基であり、R1 は前記R1 の定義と同じであり、
    2 は前記R2 の定義と同じである]の基より成る群の
    中から選択される、請求項1記載のホスファイト。
  8. 【請求項8】 前記ホスファイトが式 【化8】 をもっている、請求項1記載のホスファイト。
  9. 【請求項9】 前記ホスファイトが式 【化9】 をもっている、請求項1記載のホスファイト。
  10. 【請求項10】 (a)ポリオレフィン、ポリエステ
    ル、ポリカーボネート、ゴム改質グラフトコポリマー、
    ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンエー
    テル、ポリビニルハライド、ポリスチレンおよびポリウ
    レタンより成る群の中から選択されるポリマーと、
    (b)式 【化10】 のホスファイトを含むポリマー組成物。
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