JPH07179176A - ラックアンドピニオン式ステアリング装置 - Google Patents
ラックアンドピニオン式ステアリング装置Info
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- JPH07179176A JPH07179176A JP32705693A JP32705693A JPH07179176A JP H07179176 A JPH07179176 A JP H07179176A JP 32705693 A JP32705693 A JP 32705693A JP 32705693 A JP32705693 A JP 32705693A JP H07179176 A JPH07179176 A JP H07179176A
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- rack guide
- pinion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ラックアンドピニオン式ステアリング装置にお
いて、ラックガイドの摺動を一方向のみ抑制し、ステア
リングフィーリングを悪化させることなく、ラックとピ
ニオンが衝突した時に発生する歯打ち音の大きさを低減
させる。 【構成】弾性体14の一端をハウジング凸部後面壁13
に接着剤などで固定し、他の一端をラックガイド前面1
5に当接させる。ハウジング1内に外部から振動が伝え
られ、ラックガイド2およびラックバー9が、ラックガ
イド2からピニオン11に向かう方向に移動した場合、
ラックガイド2は弾性体14から摺動方向と反対の方向
の力を受けるため、ラック10とピニオン11の衝突に
よる衝撃力は低減される。また、通常のステアリング操
作が行われた場合、ラックガイド2は弾性体14からラ
ックガイド2からピニオン11に向かう方向の力は受け
ないため、ステアリングフィーリングが悪化することは
ない。
いて、ラックガイドの摺動を一方向のみ抑制し、ステア
リングフィーリングを悪化させることなく、ラックとピ
ニオンが衝突した時に発生する歯打ち音の大きさを低減
させる。 【構成】弾性体14の一端をハウジング凸部後面壁13
に接着剤などで固定し、他の一端をラックガイド前面1
5に当接させる。ハウジング1内に外部から振動が伝え
られ、ラックガイド2およびラックバー9が、ラックガ
イド2からピニオン11に向かう方向に移動した場合、
ラックガイド2は弾性体14から摺動方向と反対の方向
の力を受けるため、ラック10とピニオン11の衝突に
よる衝撃力は低減される。また、通常のステアリング操
作が行われた場合、ラックガイド2は弾性体14からラ
ックガイド2からピニオン11に向かう方向の力は受け
ないため、ステアリングフィーリングが悪化することは
ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などのステアリン
グ装置に関し、特にラックアンドピニオン式ステアリン
グ装置に関するものである。
グ装置に関し、特にラックアンドピニオン式ステアリン
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラックアンドピニオン式ステアリ
ング装置においては、例えば悪路のような路面を走行す
る場合に、車体が振動し、この振動がハウジング内に伝
えられると、大きな歯打ち音が発生する。この理由を説
明すると、外部からの振動により、スプリングの取付荷
重よりも大きい力が加えられた場合、ラックバーはピニ
オンから離れる方向に移動し、ラックバーを支持してい
るラックガイドも一緒に同じ方向に摺動し、これらが移
動するため、スプリングが押し縮められる。スプリング
は、押し縮められた後、伸びようとするため、ラックガ
イドとラックバーは、スプリングに力を付勢されて、ラ
ックガイドからピニオンに向かう方向に移動し、ラック
バーのラックがピニオンに衝突し、歯打ち音が発生す
る。
ング装置においては、例えば悪路のような路面を走行す
る場合に、車体が振動し、この振動がハウジング内に伝
えられると、大きな歯打ち音が発生する。この理由を説
明すると、外部からの振動により、スプリングの取付荷
重よりも大きい力が加えられた場合、ラックバーはピニ
オンから離れる方向に移動し、ラックバーを支持してい
るラックガイドも一緒に同じ方向に摺動し、これらが移
動するため、スプリングが押し縮められる。スプリング
は、押し縮められた後、伸びようとするため、ラックガ
イドとラックバーは、スプリングに力を付勢されて、ラ
ックガイドからピニオンに向かう方向に移動し、ラック
バーのラックがピニオンに衝突し、歯打ち音が発生す
る。
【0003】上記歯打ち音の大きさを小さくするための
従来技術としては、図9にあるように、ラックガイド2
と中間移動部材30との間に、ゴム製リング31を設け
たものがある(実開平1−174284号公報)。図9
において、ラックガイド2からピニオン11に向かう方
向を前方、ラックガイド2からスプリングキャップ5に
向かう方向を後方と定義する。この構造のラックアンド
ピニオン式ステアリング装置のハウジング1内に、外部
からの振動が伝えられた場合、ラックガイド2は後方に
摺動し、ゴム製リング31は、ラックガイド2と中間移
動部材30との間で圧縮されて楕円状になる。ゴム製リ
ング31が楕円状になると、ゴム製リング31とハウジ
ング1との間の摺動抵抗が増加し、ラックガイド2の後
向きの速度は遅くなり、運動エネルギーの一部が吸収さ
れる。その結果、スプリング7に押されて前方に摺動す
る時のラックガイド2の運動エネルギーは小さくなり、
ラック10がピニオン11に衝突する時の衝撃力は低減
され、歯打ち音の大きさは小さくなる。
従来技術としては、図9にあるように、ラックガイド2
と中間移動部材30との間に、ゴム製リング31を設け
たものがある(実開平1−174284号公報)。図9
において、ラックガイド2からピニオン11に向かう方
向を前方、ラックガイド2からスプリングキャップ5に
向かう方向を後方と定義する。この構造のラックアンド
ピニオン式ステアリング装置のハウジング1内に、外部
からの振動が伝えられた場合、ラックガイド2は後方に
摺動し、ゴム製リング31は、ラックガイド2と中間移
動部材30との間で圧縮されて楕円状になる。ゴム製リ
ング31が楕円状になると、ゴム製リング31とハウジ
ング1との間の摺動抵抗が増加し、ラックガイド2の後
向きの速度は遅くなり、運動エネルギーの一部が吸収さ
れる。その結果、スプリング7に押されて前方に摺動す
る時のラックガイド2の運動エネルギーは小さくなり、
ラック10がピニオン11に衝突する時の衝撃力は低減
され、歯打ち音の大きさは小さくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、以下に述べるような問題があ
る。運転者がステアリング操作を行った場合、ハウジン
グ1内では、ピニオン11の回転運動が、ラックバー9
の軸の軸方向の運動に変換される。このピニオン11と
ラックバー9のラック10が噛合う時に、通常、ピニオ
ン11の歯とラック10との間に、噛合いに関する精度
の誤差があるため、ラックガイド2は前後に摺動する。
上述の従来技術では、ラックガイド2が後方に摺動した
場合、ゴム製リング31は圧縮され、ハウジング1との
間の摺動抵抗は増加し、ラックガイド2が後方にスムー
ズに摺動できなくなる。その結果、ラック10とピニオ
ン11との間の噛合い摩擦が増加することにより、ステ
アリング操作に必要とされる力が増大し、ステアリング
フィーリングが悪くなってしまう。
た従来技術においては、以下に述べるような問題があ
る。運転者がステアリング操作を行った場合、ハウジン
グ1内では、ピニオン11の回転運動が、ラックバー9
の軸の軸方向の運動に変換される。このピニオン11と
ラックバー9のラック10が噛合う時に、通常、ピニオ
ン11の歯とラック10との間に、噛合いに関する精度
の誤差があるため、ラックガイド2は前後に摺動する。
上述の従来技術では、ラックガイド2が後方に摺動した
場合、ゴム製リング31は圧縮され、ハウジング1との
間の摺動抵抗は増加し、ラックガイド2が後方にスムー
ズに摺動できなくなる。その結果、ラック10とピニオ
ン11との間の噛合い摩擦が増加することにより、ステ
アリング操作に必要とされる力が増大し、ステアリング
フィーリングが悪くなってしまう。
【0005】そこで本発明は、ピニオンからラックガイ
ドに向かう方向の力のみをラックガイドに印加すること
により、ステアリングフィーリングを悪化させることな
く、発生する歯打ち音の大きさを小さくすることを目的
とする。
ドに向かう方向の力のみをラックガイドに印加すること
により、ステアリングフィーリングを悪化させることな
く、発生する歯打ち音の大きさを小さくすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明におけるラックアンドピニオン式ステアリン
グ装置は、ステアリングからの入力を回転運動として伝
達するピニオンと、該ピニオンと噛合するラックバー
と、前記ピニオンと前記ラックバーを内部に有するハウ
ジングと、該ハウジング内で摺動可能に配置され、か
つ、前記ラックバーの前記ピニオンと噛合する側と反対
の側で前記ラックバーと摺動接触するラックガイドと、
前記ハウジング内で前記ラックガイドから前記ピニオン
に向かう方向の力を前記ラックガイドに付勢するスプリ
ングを有するラックアンドピニオン式ステアリング装置
において、前記ハウジング内に前記ピニオンから前記ラ
ックガイドに向かう方向の力のみを前記ラックガイドに
印加する力印加手段を設けたことを特徴とする。
に、本発明におけるラックアンドピニオン式ステアリン
グ装置は、ステアリングからの入力を回転運動として伝
達するピニオンと、該ピニオンと噛合するラックバー
と、前記ピニオンと前記ラックバーを内部に有するハウ
ジングと、該ハウジング内で摺動可能に配置され、か
つ、前記ラックバーの前記ピニオンと噛合する側と反対
の側で前記ラックバーと摺動接触するラックガイドと、
前記ハウジング内で前記ラックガイドから前記ピニオン
に向かう方向の力を前記ラックガイドに付勢するスプリ
ングを有するラックアンドピニオン式ステアリング装置
において、前記ハウジング内に前記ピニオンから前記ラ
ックガイドに向かう方向の力のみを前記ラックガイドに
印加する力印加手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段により、悪路などを走行した場合、車
体が振動し、この振動により、スプリングの取付荷重よ
りも大きい力が加えられた場合、ラックバーはピニオン
から離れる方向に移動し、ラックバーを支持しているラ
ックガイドも一緒に同じ方向に摺動し、これらが移動す
るため、スプリングが押し縮められる。スプリングは押
し縮められた後、伸びようとするため、ラックガイドと
ラックバーは、スプリングに力を付勢されてラックガイ
ドからピニオンに向かう方向に移動する。そして、ハウ
ジング内に設けられた上記力印加手段により、ラックガ
イドは、ピニオンからラックガイドに向かう方向の力を
受け、ラックガイドからピニオンに向かう方向のラック
ガイドの速度は遅くなる。その結果、ラックガイドの運
動エネルギーは小さくなり、ラックガイドに当接して移
動しているラックバーのラックが、ピニオンに衝突する
時の衝撃力は低減される。また、通常のステアリング操
作中で、ラックガイドが、ピニオンからラックガイドに
向かう方向に摺動する場合、ラックガイドは上記力印加
手段から、ラックガイドからピニオンに向かう方向の力
を受けないため、ラックガイドの摺動は抑制されない。
体が振動し、この振動により、スプリングの取付荷重よ
りも大きい力が加えられた場合、ラックバーはピニオン
から離れる方向に移動し、ラックバーを支持しているラ
ックガイドも一緒に同じ方向に摺動し、これらが移動す
るため、スプリングが押し縮められる。スプリングは押
し縮められた後、伸びようとするため、ラックガイドと
ラックバーは、スプリングに力を付勢されてラックガイ
ドからピニオンに向かう方向に移動する。そして、ハウ
ジング内に設けられた上記力印加手段により、ラックガ
イドは、ピニオンからラックガイドに向かう方向の力を
受け、ラックガイドからピニオンに向かう方向のラック
ガイドの速度は遅くなる。その結果、ラックガイドの運
動エネルギーは小さくなり、ラックガイドに当接して移
動しているラックバーのラックが、ピニオンに衝突する
時の衝撃力は低減される。また、通常のステアリング操
作中で、ラックガイドが、ピニオンからラックガイドに
向かう方向に摺動する場合、ラックガイドは上記力印加
手段から、ラックガイドからピニオンに向かう方向の力
を受けないため、ラックガイドの摺動は抑制されない。
【0008】
【実施例】続いて、本発明の第1実施例について、図1
に基づいて以下に説明する。図1は本発明の第1実施例
の構造を示す断面図であり、図9で定義したのと同様
に、ラックガイド2からピニオン11に向かう方向を前
方、ラックガイド2からスプリングキャップ5に向かう
方向を後方と定義する。
に基づいて以下に説明する。図1は本発明の第1実施例
の構造を示す断面図であり、図9で定義したのと同様
に、ラックガイド2からピニオン11に向かう方向を前
方、ラックガイド2からスプリングキャップ5に向かう
方向を後方と定義する。
【0009】ハウジング1内に、ラックガイド2は配置
され、前後への摺動が可能とされている。ラックガイド
2は、前面にはラックバー9の半円柱状の後面に摺動接
触するような略半円柱状のラックガイド前面凹部3が形
成され、後面にはスプリング7の一端が当接するラック
ガイド後面凹部4が形成されている。スプリングキャッ
プ5は、ハウジング1にラックガイド2の後方でねじ結
合され、ロックナット6により、ハウジング1に固定さ
れている。ラックガイド2とスプリングキャップ5との
間には、ラックガイドクリアランス8という若干の隙間
が設けられている。このラックガイドクリアランス8
は、後述するラック10とピニオン11の間に、噛合い
に関する精度の誤差があるために、ラックバー9が後方
に移動することができるよう設けられている。よって、
このラックガイドクリアランス8の分だけラックガイド
2は後方に摺動することができる。ラックガイドクリア
ランス8は、スプリングキャップ5の位置を変えること
で微妙に調整される。スプリング7は、スプリングキャ
ップ5により圧縮保持され、ラックガイド2がラックバ
ー9を前方に押す力を発生する。
され、前後への摺動が可能とされている。ラックガイド
2は、前面にはラックバー9の半円柱状の後面に摺動接
触するような略半円柱状のラックガイド前面凹部3が形
成され、後面にはスプリング7の一端が当接するラック
ガイド後面凹部4が形成されている。スプリングキャッ
プ5は、ハウジング1にラックガイド2の後方でねじ結
合され、ロックナット6により、ハウジング1に固定さ
れている。ラックガイド2とスプリングキャップ5との
間には、ラックガイドクリアランス8という若干の隙間
が設けられている。このラックガイドクリアランス8
は、後述するラック10とピニオン11の間に、噛合い
に関する精度の誤差があるために、ラックバー9が後方
に移動することができるよう設けられている。よって、
このラックガイドクリアランス8の分だけラックガイド
2は後方に摺動することができる。ラックガイドクリア
ランス8は、スプリングキャップ5の位置を変えること
で微妙に調整される。スプリング7は、スプリングキャ
ップ5により圧縮保持され、ラックガイド2がラックバ
ー9を前方に押す力を発生する。
【0010】ラックバー9は、断面が半円の形状の柱状
部材であり、前面にはピニオン11と噛合うための歯部
であるラック10が形成されている。ラックバー9は、
後面でラックガイド2と摺動接触し、ラックガイド2よ
りスプリング7の力を受け、ラック10とピニオン11
を噛合わせる。ピニオン11は、ハウジング1内に配置
され、ラック10と噛合う部分には、歯が形成されてい
る。図示しないステアリングが操作された時には、ピニ
オン11の軸を中心にして回転運動し、ピニオン11と
ラック10が噛合い、ピニオン11の回転運動が、ラッ
クバー9の軸の軸方向の運動に変換される。ハウジング
凸部12は、ラックガイド2が配置されている場所より
も前方に設けられ、ハウジング1の内径に突出してい
る。力印加手段である弾性体14は、ハウジング凸部1
2のハウジング凸部後面壁13に、接着剤などにより固
定されている。ラックガイド2と弾性体14を前方から
見た正面図を図2に示す。弾性体14は、ラックガイド
前面15に当接しており、ラックガイド2に後向きの力
のみを印加する。
部材であり、前面にはピニオン11と噛合うための歯部
であるラック10が形成されている。ラックバー9は、
後面でラックガイド2と摺動接触し、ラックガイド2よ
りスプリング7の力を受け、ラック10とピニオン11
を噛合わせる。ピニオン11は、ハウジング1内に配置
され、ラック10と噛合う部分には、歯が形成されてい
る。図示しないステアリングが操作された時には、ピニ
オン11の軸を中心にして回転運動し、ピニオン11と
ラック10が噛合い、ピニオン11の回転運動が、ラッ
クバー9の軸の軸方向の運動に変換される。ハウジング
凸部12は、ラックガイド2が配置されている場所より
も前方に設けられ、ハウジング1の内径に突出してい
る。力印加手段である弾性体14は、ハウジング凸部1
2のハウジング凸部後面壁13に、接着剤などにより固
定されている。ラックガイド2と弾性体14を前方から
見た正面図を図2に示す。弾性体14は、ラックガイド
前面15に当接しており、ラックガイド2に後向きの力
のみを印加する。
【0011】ここで、本発明の第1実施例の実際の動作
について以下に説明する。通常のステアリング操作が行
われると、ピニオン11が回転軸を中心に回転運動し、
ピニオン11の回転運動がラックバー9の軸の軸方向の
運動に変換される。この時、ラックガイド2は、ラック
バー9の運動を受けて後方に摺動する。後方に摺動する
場合、ラックガイド2は、弾性体14から前向きの力を
受けることはないため、ラックガイド2の摺動は抑制さ
れない。したがって、ピニオン11とラック10との噛
合いの摩擦が増加することはなく、ステアリングフィー
リングの悪化は防止される。
について以下に説明する。通常のステアリング操作が行
われると、ピニオン11が回転軸を中心に回転運動し、
ピニオン11の回転運動がラックバー9の軸の軸方向の
運動に変換される。この時、ラックガイド2は、ラック
バー9の運動を受けて後方に摺動する。後方に摺動する
場合、ラックガイド2は、弾性体14から前向きの力を
受けることはないため、ラックガイド2の摺動は抑制さ
れない。したがって、ピニオン11とラック10との噛
合いの摩擦が増加することはなく、ステアリングフィー
リングの悪化は防止される。
【0012】次に、悪路等を走行して、車体が振動し、
この振動がハウジング1内のラックガイド2に加えられ
た場合について述べる。外部からの振動により、スプリ
ング7の取付荷重よりも大きい後向きの力が加えられた
場合、ラックバー9は後方に移動し、ラックバー9を支
持しているラックガイド2も一緒に後方に摺動し、これ
らが移動するため、スプリング7は押し縮められる。ス
プリング7は押し縮められた後、伸びようとするため、
ラックガイド2とラックバー9は、スプリング7により
前向きの力を付勢され、一緒に前方に移動する。ラック
ガイド2が前方に移動する時に、ラックガイド2は弾性
体14から後向きの力を受けるため、ラックガイド2の
前向きの速度は遅くなり、ラックガイド2の運動エネル
ギーの一部は失われる。ラックガイド2の運動エネルギ
ーが小さくなれば、ラックガイド2に当接して移動して
いるラックバー9のラック10が、ピニオン11に衝突
する時の衝撃力は低減され、衝突時に発生する歯打ち音
の大きさは小さくなる。
この振動がハウジング1内のラックガイド2に加えられ
た場合について述べる。外部からの振動により、スプリ
ング7の取付荷重よりも大きい後向きの力が加えられた
場合、ラックバー9は後方に移動し、ラックバー9を支
持しているラックガイド2も一緒に後方に摺動し、これ
らが移動するため、スプリング7は押し縮められる。ス
プリング7は押し縮められた後、伸びようとするため、
ラックガイド2とラックバー9は、スプリング7により
前向きの力を付勢され、一緒に前方に移動する。ラック
ガイド2が前方に移動する時に、ラックガイド2は弾性
体14から後向きの力を受けるため、ラックガイド2の
前向きの速度は遅くなり、ラックガイド2の運動エネル
ギーの一部は失われる。ラックガイド2の運動エネルギ
ーが小さくなれば、ラックガイド2に当接して移動して
いるラックバー9のラック10が、ピニオン11に衝突
する時の衝撃力は低減され、衝突時に発生する歯打ち音
の大きさは小さくなる。
【0013】次に、本発明の第2実施例について、図3
に基づいて以下に説明する。図3は本発明の第2実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。力印加手段である弾性体16は、接着剤など
によりラックガイド前面15に固定されており、この弾
性体16とハウジング1との間には、弾性体16が最も
押し縮められた場合でも、弾性体16がハウジング1の
内周面には接触することがないように、隙間17が設け
られている。ラックガイド2と弾性体16を前方から見
た正面図を図4に示す。弾性体16は、ハウジング凸部
後面壁13に当接しており、ラックガイド2に後向きの
力のみを印加する。本発明の第2実施例の実際の動作に
ついては、第1実施例で説明した動作とほぼ同じ動作で
あり、第1実施例と同様に、ステアリングフィーリング
を悪化させることなく、歯打ち音の大きさを小さくする
ことができる。
に基づいて以下に説明する。図3は本発明の第2実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。力印加手段である弾性体16は、接着剤など
によりラックガイド前面15に固定されており、この弾
性体16とハウジング1との間には、弾性体16が最も
押し縮められた場合でも、弾性体16がハウジング1の
内周面には接触することがないように、隙間17が設け
られている。ラックガイド2と弾性体16を前方から見
た正面図を図4に示す。弾性体16は、ハウジング凸部
後面壁13に当接しており、ラックガイド2に後向きの
力のみを印加する。本発明の第2実施例の実際の動作に
ついては、第1実施例で説明した動作とほぼ同じ動作で
あり、第1実施例と同様に、ステアリングフィーリング
を悪化させることなく、歯打ち音の大きさを小さくする
ことができる。
【0014】次に、本発明の第3実施例について、図5
に基づいて以下に説明する。図5は本発明の第3実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。ハウジング1の後部内周に設けられたハウジ
ング凹部18に、ラックガイド2の後部外周に設けられ
たラックガイド凸部19が配置され、ハウジング凹部前
面壁20とラックガイド凸部前面壁21との間に、力印
加手段である弾性体22が介在されている。弾性体22
は、外径がハウジング凹部18の内径と略同一のリング
状の弾性体であり、接着剤などで固定していなくても、
図5のような位置に配置されている。弾性体22とラッ
クガイド2の外周面との間には、隙間23があり、弾性
体22が最も押し縮められた場合でも、弾性体22がラ
ックガイド2の外周面には接触することがないようにな
っている。弾性体22は、ハウジング凹部前面壁20お
よびラックガイド凸部前面壁21に当接しており、ラッ
クガイド凸部19に後向きの力のみを印加する。
に基づいて以下に説明する。図5は本発明の第3実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。ハウジング1の後部内周に設けられたハウジ
ング凹部18に、ラックガイド2の後部外周に設けられ
たラックガイド凸部19が配置され、ハウジング凹部前
面壁20とラックガイド凸部前面壁21との間に、力印
加手段である弾性体22が介在されている。弾性体22
は、外径がハウジング凹部18の内径と略同一のリング
状の弾性体であり、接着剤などで固定していなくても、
図5のような位置に配置されている。弾性体22とラッ
クガイド2の外周面との間には、隙間23があり、弾性
体22が最も押し縮められた場合でも、弾性体22がラ
ックガイド2の外周面には接触することがないようにな
っている。弾性体22は、ハウジング凹部前面壁20お
よびラックガイド凸部前面壁21に当接しており、ラッ
クガイド凸部19に後向きの力のみを印加する。
【0015】本発明の第3実施例の実際の動作について
は、第1実施例で説明した動作とほぼ同じ動作であり、
第1実施例と同様に、ステアリングフィーリングを悪化
させることなく、歯打ち音の大きさを小さくすることが
できる。なお、この第3実施例では、弾性体22にハウ
ジング凹部18の内径と略同一の外径のリング状の弾性
体を用いているため、接着剤などによって弾性体22が
ハウジング凹部18に固定される必要がないため、第
1、第2実施例に比べ、組付時の作業の簡略化が図れ
る。
は、第1実施例で説明した動作とほぼ同じ動作であり、
第1実施例と同様に、ステアリングフィーリングを悪化
させることなく、歯打ち音の大きさを小さくすることが
できる。なお、この第3実施例では、弾性体22にハウ
ジング凹部18の内径と略同一の外径のリング状の弾性
体を用いているため、接着剤などによって弾性体22が
ハウジング凹部18に固定される必要がないため、第
1、第2実施例に比べ、組付時の作業の簡略化が図れ
る。
【0016】次に、本発明の第4実施例について、図6
に基づいて以下に説明する。図6は本発明の第4実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。力印加手段である弾性体24は、内径がラッ
クガイド2の外径と略同一のリング状の弾性体であり、
接着剤などで固定していなくても、図6のような位置に
配置されている。弾性体24とハウジング凹部18の内
周面との間には、隙間25があり、弾性体24が最も押
し縮められた場合でも、弾性体24がハウジング凹部1
8の内周面には接触することがないようになっている。
弾性体24は、ハウジング凹部前面壁20およびラック
ガイド凸部前面壁21に当接しており、ラックガイド凸
部19に後向きの力のみを印加する。本発明の第4実施
例の実際の動作については、第1実施例で説明した動作
とほぼ同じ動作であり、第1実施例と同様に、ステアリ
ングフィーリングを悪化させることなく、歯打ち音の大
きさを小さくすることができる。なお、この第4実施例
では、第3実施例と同じ理由で、第1、第2実施例に比
べ、組付時の作業の簡略化が図れる。
に基づいて以下に説明する。図6は本発明の第4実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。力印加手段である弾性体24は、内径がラッ
クガイド2の外径と略同一のリング状の弾性体であり、
接着剤などで固定していなくても、図6のような位置に
配置されている。弾性体24とハウジング凹部18の内
周面との間には、隙間25があり、弾性体24が最も押
し縮められた場合でも、弾性体24がハウジング凹部1
8の内周面には接触することがないようになっている。
弾性体24は、ハウジング凹部前面壁20およびラック
ガイド凸部前面壁21に当接しており、ラックガイド凸
部19に後向きの力のみを印加する。本発明の第4実施
例の実際の動作については、第1実施例で説明した動作
とほぼ同じ動作であり、第1実施例と同様に、ステアリ
ングフィーリングを悪化させることなく、歯打ち音の大
きさを小さくすることができる。なお、この第4実施例
では、第3実施例と同じ理由で、第1、第2実施例に比
べ、組付時の作業の簡略化が図れる。
【0017】次に、本発明の第5実施例について、図7
に基づいて以下に説明する。図7は本発明の第5実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。ハウジング凹部後面壁26に力印加手段であ
る弾性体27の一端を固定し、他の一端に引掛け部28
を設ける。この引掛け部28は、弾性体27に一体的に
形成されており、ラックガイド凸部前面壁21に固定さ
れることなく、引掛けられるようになっている。引掛け
部28は、ラックガイド凸部前面壁21に当接してお
り、ラックガイド凸部19に後向きの力のみを印加す
る。
に基づいて以下に説明する。図7は本発明の第5実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。ハウジング凹部後面壁26に力印加手段であ
る弾性体27の一端を固定し、他の一端に引掛け部28
を設ける。この引掛け部28は、弾性体27に一体的に
形成されており、ラックガイド凸部前面壁21に固定さ
れることなく、引掛けられるようになっている。引掛け
部28は、ラックガイド凸部前面壁21に当接してお
り、ラックガイド凸部19に後向きの力のみを印加す
る。
【0018】本発明の第5実施例の実際の動作について
説明すると、通常のステアリング操作中で、ラックガイ
ド2が後方に摺動する場合、引掛け部28はラックガイ
ド凸部前面壁21に固定されていないので、ラックガイ
ド凸部19は弾性体27から前向きの力を受けることは
なく、ラックガイド2の摺動は抑制されないので、ステ
アリングフィーリングは悪くならない。また、外部から
の振動により、ラックガイド2が後方に摺動した後、前
方に摺動する場合、ラックガイド凸部19に引掛け部2
8が引掛けられているので、ラックガイド凸部19は、
弾性体27から後向きの力を受ける。よって、第1実施
例と同様に、歯打ち音の大きさを小さくすることができ
る。
説明すると、通常のステアリング操作中で、ラックガイ
ド2が後方に摺動する場合、引掛け部28はラックガイ
ド凸部前面壁21に固定されていないので、ラックガイ
ド凸部19は弾性体27から前向きの力を受けることは
なく、ラックガイド2の摺動は抑制されないので、ステ
アリングフィーリングは悪くならない。また、外部から
の振動により、ラックガイド2が後方に摺動した後、前
方に摺動する場合、ラックガイド凸部19に引掛け部2
8が引掛けられているので、ラックガイド凸部19は、
弾性体27から後向きの力を受ける。よって、第1実施
例と同様に、歯打ち音の大きさを小さくすることができ
る。
【0019】次に、本発明の第6実施例について、図8
に基づいて以下に説明する。図8は本発明の第6実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。ハウジング1の内周面にほぼ密着するような
形状をした力印加手段である弾性体29が、ラックガイ
ド2よりも前方のハウジング1の内周面に、接着剤など
により固定されている。この弾性体29は、ラックガイ
ド前面15に当接しており、ラックガイド2に後向きの
力のみを印加する。本発明の第6実施例の実際の動作に
ついては、第1実施例で説明した動作とほぼ同じ動作で
あり、第1実施例と同様に、ステアリングフィーリング
を悪化させることなく、歯打ち音の大きさを小さくする
ことができる。なお、この第6実施例では、ハウジング
1あるいはラックガイド2に、凸部や凹部を設ける必要
がないので、構成が簡略化できる。
に基づいて以下に説明する。図8は本発明の第6実施例
の構造を示す断面図であり、既に述べた実施例で説明し
たものと同じものには同じ符号を付し、重複する説明は
省略する。ハウジング1の内周面にほぼ密着するような
形状をした力印加手段である弾性体29が、ラックガイ
ド2よりも前方のハウジング1の内周面に、接着剤など
により固定されている。この弾性体29は、ラックガイ
ド前面15に当接しており、ラックガイド2に後向きの
力のみを印加する。本発明の第6実施例の実際の動作に
ついては、第1実施例で説明した動作とほぼ同じ動作で
あり、第1実施例と同様に、ステアリングフィーリング
を悪化させることなく、歯打ち音の大きさを小さくする
ことができる。なお、この第6実施例では、ハウジング
1あるいはラックガイド2に、凸部や凹部を設ける必要
がないので、構成が簡略化できる。
【0020】なお、上述した実施例で用いられる弾性体
としては、ゴム、樹脂、ウレタン、スプリングなどが考
えられ、弾性体の形状も本発明の範囲内にて種々の形状
が可能であることは当業者にとっては明らかであろう。
としては、ゴム、樹脂、ウレタン、スプリングなどが考
えられ、弾性体の形状も本発明の範囲内にて種々の形状
が可能であることは当業者にとっては明らかであろう。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明では、ピニオン
からラックガイドに向かう方向の力のみをラックガイド
に印加することにより、ラックガイドからピニオンに向
かう方向のラックガイドの速度が遅くなり、ラックガイ
ドの運動エネルギーは小さくなる。したがって、ラック
ガイドに当接して前方に移動するラックバーのラック
が、ピニオンに衝突する時の衝撃力は低減され、衝突す
る時に発生する歯打ち音の大きさは小さくなる。また、
通常のステアリング操作が行われた場合、上記力印加手
段からは、ラックガイドからピニオンに向かう方向の力
はラックガイドに印加されないため、ラックガイドの摺
動は抑制されない。よって、ラックとピニオンとの間の
噛合い摩擦が増加することはなく、ステアリングフィー
リングが悪化することは防止される。
からラックガイドに向かう方向の力のみをラックガイド
に印加することにより、ラックガイドからピニオンに向
かう方向のラックガイドの速度が遅くなり、ラックガイ
ドの運動エネルギーは小さくなる。したがって、ラック
ガイドに当接して前方に移動するラックバーのラック
が、ピニオンに衝突する時の衝撃力は低減され、衝突す
る時に発生する歯打ち音の大きさは小さくなる。また、
通常のステアリング操作が行われた場合、上記力印加手
段からは、ラックガイドからピニオンに向かう方向の力
はラックガイドに印加されないため、ラックガイドの摺
動は抑制されない。よって、ラックとピニオンとの間の
噛合い摩擦が増加することはなく、ステアリングフィー
リングが悪化することは防止される。
【図1】本発明の第1実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1実施例のラックガイドと弾性体の
位置関係を示す正面図である。
位置関係を示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例のラックガイドと弾性体の
位置関係を示す正面図である。
位置関係を示す正面図である。
【図5】本発明の第3実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第4実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の第5実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の第6実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来技術の構造を示す断面図である。
1・・・ハウジング 2・・・ラックガイド 3・・・ラックガイド前面凹部 4・・・ラックガイド後面凹部 5・・・スプリングキャップ 6・・・ロックナット 7・・・スプリング 8・・・ラックガイドクリアランス 9・・・ラックバー 10・・ラック 11・・ピニオン 12・・ハウジング凸部 13・・ハウジング凸部後面壁 14・・弾性体 15・・ラックガイド前面 16・・弾性体 17・・隙間 18・・ハウジング凹部 19・・ラックガイド凸部 20・・ハウジング凹部前面壁 21・・ラックガイド凸部前面壁 22・・弾性体 23・・隙間 24・・弾性体 25・・隙間 26・・ハウジング凹部後面壁 27・・弾性体 28・・引掛け部 29・・弾性体 30・・中間移動部材 31・・ゴム製リング
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングからの入力を回転運動とし
て伝達するピニオンと、該ピニオンと噛合するラックバ
ーと、前記ピニオンと前記ラックバーを内部に有するハ
ウジングと、該ハウジング内で摺動可能に配置され、か
つ、前記ラックバーの前記ピニオンと噛合する側と反対
の側で前記ラックバーと摺動接触するラックガイドと、
前記ハウジング内で前記ラックガイドから前記ピニオン
に向かう方向の力を前記ラックガイドに付勢するスプリ
ングを有するラックアンドピニオン式ステアリング装置
において、前記ハウジング内に前記ピニオンから前記ラ
ックガイドに向かう方向の力のみを前記ラックガイドに
印加する力印加手段を設けたことを特徴とするラックア
ンドピニオン式ステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32705693A JPH07179176A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ラックアンドピニオン式ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32705693A JPH07179176A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ラックアンドピニオン式ステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07179176A true JPH07179176A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18194812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32705693A Pending JPH07179176A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ラックアンドピニオン式ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07179176A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2761037A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-25 | Ardepa | Mecanisme d'accouplement d'une cremaillere et de son pignon d'entrainement |
FR2761038A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-25 | Ardepa | Mecanisme d'accouplement d'une cremaillere et de son pignon d'entrainement |
JP2007245740A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Showa Corp | ラックアンドピニオン式ステアリング装置 |
CN102923180A (zh) * | 2012-10-24 | 2013-02-13 | 安徽誉丰汽车技术有限责任公司 | 一种降低机械冲击噪声的转向器结构 |
WO2019187172A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 株式会社ショーワ | 操舵装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32705693A patent/JPH07179176A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2761037A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-25 | Ardepa | Mecanisme d'accouplement d'une cremaillere et de son pignon d'entrainement |
FR2761038A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-25 | Ardepa | Mecanisme d'accouplement d'une cremaillere et de son pignon d'entrainement |
JP2007245740A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Showa Corp | ラックアンドピニオン式ステアリング装置 |
CN102923180A (zh) * | 2012-10-24 | 2013-02-13 | 安徽誉丰汽车技术有限责任公司 | 一种降低机械冲击噪声的转向器结构 |
WO2019187172A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 株式会社ショーワ | 操舵装置 |
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