JPH07178900A - インクジェット・プリント・ヘッド - Google Patents

インクジェット・プリント・ヘッド

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JPH07178900A
JPH07178900A JP6281216A JP28121694A JPH07178900A JP H07178900 A JPH07178900 A JP H07178900A JP 6281216 A JP6281216 A JP 6281216A JP 28121694 A JP28121694 A JP 28121694A JP H07178900 A JPH07178900 A JP H07178900A
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ロナルド・エフ・バー
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の圧力室28の各々は複数のインク入口
チャンネル34、36、44、54の各々と結合され、
ノズル88を介して液体インクを放出するように動作す
る。インク源からインクが流入するインク供給チャンネ
ル14、24、52及びインク入口チャンネル間は多岐
管60U、60Lにより流動的に接続される。更に、イ
ンク供給チャンネル及び多岐管間には複数の流体通路を
有する減衰構体92が配置される。 【効果】 減衰構体は十分な流体抵抗を有するので、イ
ンク噴射するための圧力室の動作により生じる圧力波が
多岐管に反射することによる噴射の不均一性を減少させ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドロップ・オン・デマ
ンド・インクジェット・プリンタのインクジェット・プ
リント・ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット・プリンタは、制御され
たパターンでマルチプル(複数)ノズルの1つ又は複数
のアレイから液体インク滴を噴出し、紙の如きサブスト
レート上に像を形成する。インクジェット・プリンタ
は、プリント・ヘッドに流動的に結合される貯蔵器の如
きインク源を有し、プリント・ヘッドはサブストレート
の表面を往復し、サブストレートはプリント・ヘッドで
その表面に印刷するために周期的に進められる。プリン
ト・ヘッドは、液体インクをノズル及び駆動機構に送る
ためのインク通路を有する。圧力トランスデューサに結
合された薄い隔壁により仕切られた圧力室は、電子ドラ
イバにより作動され、制御された形式でインク滴を噴出
させる。
【0003】通常、プリント・ヘッドは各々がノズルの
各々に対応する複数チャンネルを有し、各チャンネルは
液体インクを圧力室に送り、その圧力室から1個のノズ
ルに送る。これらのチャンネルの各々は、プリント・ヘ
ッド内の更に大きなチャンネル即ち多岐管から液体イン
クを引き出す。多岐管は、それから圧力室までインク滴
を送るチャンネルよりも十分に長いことがある供給チャ
ンネルを介してインク源と流動的に接続されている。イ
ンクジェット・プリンタが複数色のインクを印刷する場
合は、異なる色の各インクに対して別個の多岐管が設け
られる。
【0004】圧力室が交互に作動状態及び弛緩状態にさ
れると、圧力室はチャンネル内の圧力室からその圧力室
に関連するノズルに通じるチャンネル及び多岐管からそ
の圧力室に通じるチャンネル内の液体インク内の圧力を
交互に増減する。圧力の増加は、ノズルからインクを噴
出するために必要であり、圧力の減少は、圧力室内にイ
ンクを補充するために必要である。
【0005】しかし、この様な圧力変化は、圧力室から
多岐管に戻って伝達することがある。多岐管内では、こ
の圧力変化が多岐管から通じる他の圧力室の圧力に影響
を与えると、ノズルからの噴出特性を不均一にするおそ
れがある。不均一な噴出は、サブストレート上への適切
な像の形成を妨げ、プリント像の濃度の変化又はカラー
印刷像の色の変化として現れる。均一な噴出性能は、イ
ンク源からノズルに通じるチャンネルの流体特性を略等
しくすることにより高められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特願平6ー11188
9号「インクジェット・プリント・ヘッド」には、プリ
ント・ヘッド内の液体インクに捕捉された気泡を除去す
ることにより均一な噴出性能を高めることが記載されて
いる。この出願の明細書には、種々の構造、交差部分の
変化及びインク源並びに上下の多岐管間の露出した表面
領域の変化を有するインク通路を備えた従来のプリント
・ヘッドが示されている。これらの従来の設計の1つは
そうではないが、他のものは、テーパ状の多岐管を有す
る。これらの従来設計のものの両方では、かなり不均一
な噴出が生じ、その不均一性を減じることが必要とされ
ていた。
【0007】上記の特許明細書では、従来設計のものの
噴出の不均一性は多岐管内の液体インク内に捕捉された
気泡のせいであるとしている。この明細書では、捕捉さ
れた気泡により起こる問題を説明し、この気泡を減少さ
せ又は除去するように設計した改善されたインクジェッ
ト・プリント・ヘッドが記載されている。このプリント
・ヘッドは、プリント・ヘッドによりプリントされる異
なる色の各インクに対して1対のテーパ状上側及び下側
インク供給多岐管を有し、その各々は上側に傾いてい
る。各々が個々の圧力室に通じる複数入口チャンネル
は、テーパ状多岐管の上端から導かれ、多岐管はインク
供給チャンネルから多岐管のテーパ状上端に向かう方向
に広げられている。この設計では、通常動作中、捕捉さ
れた気泡を除去して浄化し、これにより噴出の不均一性
を軽減している。
【0008】上記特許明細書では、インク供給多岐管
は、インクジェット・プリント・ヘッドが動作する噴出
周波数より高い共振周波数を有するように設計される。
しかし、その様に設計されたとしても、不要な噴出の不
均一性が依然として残ることが分かっている。
【0009】更に、噴出の不均一性は、プリント・ヘッ
ド内の異なる位置でインクの粘度を変化させるインクの
温度勾配によっても生じる。このことは、インク滴の噴
出速度を変化させ、インク滴サイズを異ならせ、メディ
ア・レートに対する時間を異ならせ、画質を低下させ
て、プリント出力に縞を生じさせる。
【0010】そこで、通常動作中に気泡を効果的に除去
し、噴出の均一性を改善するインクジェット・プリント
・ヘッドが必要とされている。
【0011】したがって、本発明の目的は、通常動作中
に気泡を効果的に除去し、噴出の均一性を改善するイン
クジェット・プリント・ヘッドの提供にある。
【0012】本発明の他の目的は、プリント・ヘッド内
の多岐管全体にわたりインク温度を均一にするインクジ
ェット・プリント・ヘッドの提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】上記特許出願明
細書に記載されたテーパ状多岐管を使用した場合に、噴
出の不均一性の原因が依然として残っていることが分か
っている。インク圧力室がインクをノズルを介して排出
するように動作するとき、その圧力室に通じるインク入
口チャンネル内、このインク入口チャンネルに通じるイ
ンク供給多岐管内、及びインク源からインク供給多岐管
に通じるインク供給チャンネル内で圧力波が発生する。
【0014】この圧力波の1つは、インクがインク室に
吸い込まれてインク室に満たされ、圧力室が拡張してそ
の関連するノズルを介してインクが排出される際に起き
る。この圧力波はインク供給多岐管内に入り、インクは
すぐには再供給されないので、インク供給多岐管内の圧
力お減少させる。
【0015】インク圧力室を繰り返し作動させると、イ
ンク供給多岐管内の液体インク内及びインク源からイン
ク供給多岐管に通じる供給チャンネル内にに音響圧力波
が生じる。
【0016】上記特許出願明細書に記載のテーパ状多岐
管は、多岐管の共振周波数を上げ、その共振周波数を広
げて、多岐管の共振ピークの幅を増加させるている。こ
の効果は、圧力室の作動により生じた音響圧力波に対す
る多岐管の音響応答の鋭さを減少させる。しかし、関連
する圧力波は、テーパ状多岐管によっては除去されな
い。
【0017】噴射の均一性に悪影響を与えないレベルま
で音響圧力波を減少させるために、減衰即ち整流構体を
多岐管及びプリント・ヘッドの供給チャンネル間に間挿
する。プリント・ヘッドは、供給チャンネルと流動的に
接続する複数のプリント・ノズルを有する。入口チャン
ネル群は多岐管と流動的に接続される。入口チャンネル
の各々は、多岐管から圧力室群の各々に通じ、各圧力室
はノズルの各々を介して液体インクを排出させるように
動作可能である。プリント・ヘッドは、供給チャンネル
及び入口チャンネル群間に流動的に接続された多岐管を
有する。減衰又は整流構体は、供給チャンネル及び多岐
管の間に配置され、これの間に複数の流体通路を形成す
る。
【0018】減衰又は整流構体は、供給チャンネル及び
多岐管間に流体通路を形成する。減衰又は整流構体は、
約5又は約10の流体アウペクト比を有してもよい。こ
れは、プリント・ヘッドの正常動作中に、液体インク内
で構体内に捕らえられる気泡が構体に流れ着き及び流れ
離れるようにする特性である。プリント・ヘッドは2つ
の多岐管を有し、各々がそれと共通供給チャンネルとの
間に減衰又は整流構体を有する。2個の多岐管が存在す
る場合は、プリント・ヘッドの正常動作中、一方は他方
の上に配置される。ノズルを介してインクを噴射する圧
力室の動作は、多岐管内に圧力を生じさせる。減衰又は
整流構体は、十分は流体抵抗を有し、噴射の不均一性を
減少させるのに十分な程度まで、この圧力波の多岐管へ
戻る反射を減少させる。
【0019】本発明は、更にインクを含む圧力室の各々
と流動的に接続される複数のノズルを有するインクジェ
ット・プリント・ヘッドの動作方法を提供する。この方
法では、圧力室はノズルからインクを噴射するように作
動され、圧力室には多岐管から引き出されるインクが再
供給される。多岐管には、減衰又は整流構体を介して供
給チャンネルからインクを送ることによりインクが再供
給され、減衰又は整流構体は十分な流体抵抗を有し、噴
射の不均一性を許容可能レベルまで減少させるのに十分
な程度まで、減衰構体から多岐管に反射する圧力の振幅
を減少させる。減衰又は整流構体は、少なくとも3つの
流体通路を有する。構体は、流体の流れ方向に平行に向
けられた主面を各々が有する2枚の平行プレートを含
み、プレートの表面は垂直に向けられる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明によるインクジェット・プリ
ント・ヘッド10を作成するために使用する種々のプレ
ートの平面図である。図1で分離されて示されるプレー
トは、互いに向かい合わせに配置され、図1に示すよう
に前から後の順に積み重ねられ、ろう付けされ、機械的
に単一の動作可能プリント・ヘッド10が形成される。
プレート及びそれが拡大して示される図は、次の様であ
る。スペーサ・プレート12(図2)、隔壁プレート2
0(図3)、圧力室プレート22(図4)、圧力室入口
分離プレート32(図5)、入口プレート42(図
6)、多岐管(マニホルド)/入口隔離プレート50
(図7)、閉塞多岐管/入口前面分離プレート58(図
8)、開放多岐管/入口前面分離プレート64(図
9)、閉塞多岐管プレート72(3個使用)(図1
0)、開放多岐管プレート78(2個使用)(図1
1)、オリフィス/多岐管隔離プレート80(図1
2)、及びオリフィス・プレート86(図13)。プリ
ント・ヘッド10が作動するとき、それは上向き矢印1
1の方向が地面に直角であるように、垂直に向けられ
る。
【0021】プリント・ヘッド10は、1つは黒用、他
の3つは夫々減法原色、シアン、イエロー及びマゼンタ
用である4個の別個の流体通路を有する。使用されるイ
ンクは、米国特許第4889560号及び488976
1号公報に記載された液体状態の透光性相変化インクで
ある。しかし、代わりに、他のインクを使用してもよい
し、別個のインク通路の数は、プリント・ヘッドが黒イ
ンクのみ又はフルカラーより少ない色で印刷するかどう
かにより異なる。
【0022】以下の説明では、添字K、M、Y又はC
は、夫々黒、マゼンタ、イエロー又はシアン・インクの
ための構造又は通路の一部を示し、添字U又はLは夫々
上側又は下側インク多岐管のための通路の構造又は一部
を示す。複数色のインクに関する複数の部分を示す参照
番号の添字を使用しない場合は、全ての複数の部分を指
す。インク色は、図示した以外の配列で、プリント・ヘ
ッド10内の通路に割り当てることができる。
【0023】図2は、スペーサ・プレート12の拡大図
であり、この図はインク供給開口14K、14M、14
Y及び14Cを示している。プレート12は、圧力トラ
ンスデューサをプレート20の隔壁に接合する前に除去
される複数の凹部16を有する。開口14は、プリント
・ヘッド10内に4個の別々の流体通路の開始点を形成
する。
【0024】図3は、供給開口14K、14M、14Y
及び14Cの他の部分を形成する隔壁プレート20の拡
大図である。プレート20は、圧力トランスデューサに
より加えられる力により可撓性であり、好適には厚さ約
0.1ミリメートルである。
【0025】図4は、圧力室プレート22の拡大図であ
る。プレート22は、プレート12、20及び22が位
置合わせされたときに、供給開口14K、14M、14
Y及び14Cと夫々位置合わせされて通じる各部分26
K、26M、26Y及び26Cを夫々有する容積24
K、24M、24Y及び24Cを形成する。容積24
K、24M、24Y及び24Cは形状が異なるが、各容
積の寸法は、各々が同一の流体抵抗、キャパシタンス及
びインダクタンスを有し、4個の別個の流体経路内で4
色の間で均一の噴出が行われるようしている。プレート
22は、アレイ30K、30M、30Y及び30Cに形
成された複数の圧力室28も部分的に形成する。圧力室
28は、隔壁プレート20、圧力室入口分離プレート3
2(図5)、及びプレート27により形成される壁27
(各アレイの中の1つについて示す)により形成され
る。プレート22も、プリント・ヘッド10をインク源
(図示せず)に装着するための9個の取り付けタブ29
を有する。
【0026】プリント・ヘッド10用に選択されたトラ
ンスデューサは、隔壁プレート20にエポキシ接着剤で
接着される圧電セラミック・トランスデューサを有し、
各トランスデューサは圧力室28の夫々個々に対して中
心合わせされている。
【0027】圧電セラミック・トランスデューサは、電
気回路駆動器(図示せず)が電気的に接続される金属フ
ィルム層(図示せず)を有する。各トランスデューサ
は、電圧が金属フィルム層の横切って印加されたとき
に、その大きさが変化する屈曲モードで動作する。しか
し、トランスデューサは隔壁プレート20に固定的に堅
固に接着されているので、トランスデューサは屈曲し、
位置決めされた圧力室28の1個内のインクを排出す
る。この排出により、出口チャンネル40(図4〜1
2)の1個を介したノズル88(図13)の1個へのイ
ンクの外側への流れを引き起こす。圧力室28へインク
を充満させることは、トランスデューサの逆の屈曲によ
り増進される。
【0028】プリント・ヘッド10を通る4個の別個の
流体経路は、容積24の下流に同一構造を有する。これ
らの流体経路について、容積24Kから通じる黒インク
用の流体路についてのみ説明する。
【0029】図5は、容積24の他の部分及び部分26
を形成する圧力室入口分離プレート32の拡大図であ
る。プレート32は複数入口チャンネル36Kの開口部
分を形成し、プレート22及び32が位置合わせされた
ときに、チャンネル36Kの各々が圧力室28の各々と
夫々位置合わせされ、それらに通じる。開口部分34K
は、各列8個の2列から成る上側グループ及び夫々7個
及び8個の2列から成る下側グループに配置される。こ
の上側グループは、各アレイ30内の上側2列の圧力室
28に通じ、この下側グループは、各アレイ30内の下
側2列の圧力室28に通じる。1個の開口部分34K
が、それらの列の各々に対応する。プレート32は、複
数出口チャンネル40Kの第1部分38Kを形成し、プ
レート22及び32を位置合わせしたときに、各チャン
ネルは圧力室28の各々に位置合わせされ、それらに通
じる。第1部分38Kは、各列8個の2列から成る上側
グループ及び夫々7個及び8個の2列から成る下側グル
ープに配置される。上側グループは、アレイ30K内の
上側2列の圧力室28から通じ、下側グループは、アレ
イ30K内の下側2列の圧力室28に通じる。1個の第
1部分38Kが、それらの列の各々に対応する。
【0030】入口チャンネル36Kの開口部分34K
は、出口チャンネル40の第1部分38Kと圧力室28
を挟んで反対側に配置することが望ましい。この様に正
反対に配置することにより、充満及び浄化の間に圧力室
28の交差洗浄(クロス・フラッシング)を促進し、圧
力室28から気泡を容易に一掃できるようになる。ま
た、この様に反対側に配置することにより、圧力室28
の入口チャンネル36K及び出口チャンネル40K間を
圧力室28を介して最大に分離し、それらのチャンネル
間の音響分離を向上させる配置となる。
【0031】図6は、更に容積24K及び部分26Kを
形成する入口プレート42の拡大図である。プレート4
2は、更に入口チャンネル36Kの横断部分44Kを形
成し、プレート32及び42が所定関係で合わされたと
きに、各チャンネルは開口部分34K(プレート32、
図5)の各々に位置合わせされ、それらに通じる。
【0032】横断部分44Kは4グループで設けられ、
各グループはプレート32(図5)の入口チャンネル3
6Kの開口部分34Kの4グループの列の1つに関連す
る。この様に、4グループの横断部分44Kは、夫々8
個、8個、7個及び8個の横断部分44Kを夫々含む。
1個の横断部分44Kは、それらの列の各々に対応す
る。横断部分44Kの複数のグループは、わずかに構造
が異なるが、全ての横断部分44Kは、同一の抵抗、キ
ャパシタンス及びインダクタンスを有し、同一の長さ及
び断面寸法を有するように設計されている。
【0033】プレート42は、出口チャンネル40Kの
複数の第2部分46Kを形成し、第2部分46Kの各々
は、プレート32及び42を所定関係で合わせたとき
に、出口チャンネル40Kの第1部分38K(プレート
32、図5)の各々と位置合わされ、それから通じてい
る。第2部分46Kは4グループで設けられ、各グルー
プは、プレート32の出口チャンネル40Kの第1部分
38Kのグループの各々に関連し、この様に、4グルー
プの第2部分は、夫々8個、8個、7個及び8個の横断
部分46Kを含む。1個の第2部分は、それらの列の各
々に対応する。プレート22、32及び42により形成
される容積24Kは部分48を有し、この部分はプレー
ト22及び32と断面が同一であるので、プレート42
についてのみ図示する。
【0034】図7は、供給チャンネル52Kの一部を形
成する多岐管/入口分離プレート50の拡大図である。
プレート42及び50が所定関係で合わされたときに、
容積24Kの部分48Kは、供給チャンネル52Kと位
置合わせされ、それに通じる。プレート50は、入口チ
ャンネル36Kの複数の接続部分54Kを形成する。プ
レート42及び50が所定位置に配置されたとき、各接
続部分54Kは入口チャンネル36Kの横断部分44K
(プレート42)の各々と位置合わせされ、それらに通
じる。この様に、接続部分54Kは4グループでにさ
れ、各グループは4グループの横断部分44K(プレー
ト42)の各々に関連し、4グループの接続部分54K
は夫々8個、8個、7個及び8個の接続部分を含む。1
個の接続部分54Kは、これらのグループの各々に対応
する。プレート50は、更に出口チャンネル40Kの複
数の第3部分56Kを形成する。プレート42及び50
が所定関係で合わされるとき、第3部分56Kの各々は
出口チャンネル40Kの第2部分46K(プレート4
2)の各々と位置合わせされ、それに通じる。この様
に、第3部分56Kは4つのグループで設けられ、その
各々は4グループの第2部分46Kの各々に関連し、4
グループの第3部分56Kは夫々8個、8個、7個及び
8個の第3部分を有する。1個の第3部分56Kは、そ
れらのグループの1つに対応する。
【0035】図8は、閉塞された多岐管/入口前面分離
プレート58の拡大図である。プレート58は、供給チ
ャンネル52Kの他の部分を形成する。プレート50
は、部分的に上側多岐管60KU及び下側多岐管60K
Lを形成する。プレート50(図7)及び58が所定関
係で合わされると、上側多岐管60KUの部分は、入口
チャンネル36の接続部分54Kの上側2グループの各
々に位置合わせされ、それに通じる。プレート58は更
に出口チャンネル40Kの第4部分62Kを形成し、プ
レート50及び58が所定関係で合わされたときに、出
口チャンネル40Kの第3部分56Kの各々に位置合わ
せされ、それに通じる。この様に、第4部分62Kは4
グループで設けられ、各グループは4グループの第3部
分56Kの各々に関連し、4グループの第4部分62K
は夫々8個、8個、7個及び8個の第4部分を含む。
【0036】プリント・ヘッド10が組み立てられる
と、接続部分54の約4分の1(即ち、8個の一番上の
グループ)が上側多岐管60KUの上側に隣接し、その
約4分の1(即ち上から2番目の8個のグループ)が上
側多岐管60KUの下側に隣接し、その約4分の1(即
ち、7個のグループ)が下側多岐管60KLの頂部に隣
接し、残りのその約4分の1は多岐管60KLの下側に
隣接する状態で、接続部分54(プレート50、図7)
は互い違いに多岐管60を介して配置される。多岐管6
0KU及び60KLは先細即ちテーパ状にされ、浄化を
促進するために上述の特許出願で記載した様に、通常は
上向きに傾斜して配置される。
【0037】図9は、上側多岐管60KU及び下側多岐
管60KLの一部を形成する開放多岐管/入口前面分離
プレート64の拡大図である。プレート64は、更に上
側多岐管60KU及び下側多岐管60KLを供給チャン
ネル52に夫々接続する開放部分66U及び66Lの一
方を形成する。開放部分66U及び66Lは、供給チャ
ンネル52K(プレート50、図7)と同じ寸法の部分
68Kに接続される。プレート58及び64が所定関係
で合わされると、供給チャンネル52は部分68Kを位
置合わせされ、それに通じる。線69KU及び69KL
は、上側多岐管60KU及び及び下側多岐管KLの夫々
の上流端部のプレート58(図8)及びプレート(図1
0)内の位置を示す。プレート64は、更に出口チャン
ネル40Kの第5部分70Kを形成する。プレート58
及び64が所定関係で合わされると、出口チャンネル4
0Kの第4部分62Kの各々は、第5部分70Kの各々
と位置合わせされ、それに通じる。この様に、第5部分
70Kは4つのグループで設けられ、その各々は4グル
ープの第4部分62K(プレート58)の各々と関連
し、4グループの第5部分70Kは、夫々8個、8個、
7個及び8個の第5部分を含む。
【0038】図10は、上側多岐管60KU及び下側多
岐管60KLの更に他の部分を形成する閉塞された多岐
管プレート72の拡大図である。プレート72は、供給
チャンネル52Kと同一の大きさであり、プレート64
及び72が所定関係で合わされると、部分68と位置合
わせされ、それに通じる開口74Kを形成する。プレー
ト72は、更にインク出口チャンネル40Kの複数出口
容積76Kの一部を形成し、その各々はプレート64及
び72が所定関係で合わせされとき、インク出口チャン
ネル40Kの部分70K(プレート64、図9)の各々
と位置合わせされ、それに通じる。この様に、出口容積
76Kは4グループで設けられ、その各々は第5部分7
0K(プレート64)の4グループの各々に関連し、4
グループの出口容積76Kは、夫々8個、8個、7個及
び8個の出口容積76Kを含む。
【0039】図11は、プレート64(図9)により形
成される部分と断面寸法が同一である上側多岐管60K
U、下側多岐管60KL、部分68K及び開放部分66
KU、66KLの部分を形成する開放多岐管プレート7
8の拡大図である。プレート78は、更に複数のインク
出口容積76の部分を形成し、その各々は閉塞された多
岐管プレート72で形成されるその容積の部分と同一で
ある。プレート58、64、72及び78が所定関係で
合わされると、多岐管60Kはプレート64からプレー
ト74まで円滑に通じる。プレート72及び78が所定
関係で位置合わせされると、出口容積76Kはプレート
72からプレート78まで円滑に通じる。
【0040】図11では、線52Kは開放多岐管プレー
ト64及び78を介して多岐管60の各々に通じる供給
チャンネル52Kの隣接するプレートの位置を示し、線
68Kは供給チャンネル52と位置合わせされた部分6
8(図9)の位置を示し、線74Kは開口74K(プレ
ート72、図10)の位置を示す。線69KUは上側多
岐管60KUの上流端部の隣接するプレートの位置を示
し、線69KLは下側多岐管60KLの上流端部の隣接
するプレートの位置を示す。部分66KU及び66KL
(図14〜図15)は、線52と線69KU及び線69
KLとの間に夫々存在し、これらはプレート64及び7
8の様な開放多岐管プレート内に通じているが、プレー
ト58及びプレート72の様な閉塞多岐管プレートで閉
じられる。液体インクは供給チャンネル52から分離部
分66のみを通って上側及び下側多岐管60に流入す
る。供給チャンネル52から夫々多岐管の上側部分及び
下側部分への流体通路路領域66KU及び66KLは、
それらの個々の領域の湾曲した部分66KUc、66K
Ucに平均幅xを有する。図11で、それらの領域の最
も狭い部分のみにxを示す。これらの領域は、供給チャ
ンネル52の端部から多岐管60KU及び60KLの最
も近い個々の端部まで測定した長さzを有する。
【0041】図1に示す様に、3枚の閉塞多岐管プレー
ト72及び2枚の開放多岐管プレート78を使用して、
プリント・ヘッド10を製造する。したがって、これら
のプレートが図1に示す順番で配置されるとき、(a)
多岐管60Kはプレート58、プレート64、第1プレ
ート72、第1プレート78、第2プレート72、第2
プレート78及び第3プレート72から円滑に通じ、
(b)供給チャンネル52Kは、プレート58から第3
プレート72まで、部分68及び開口74を介して円滑
に通じ、(c)出口容積76Kは第1プレート72から
第3プレート72まで円滑に通じる。
【0042】図12は、4個のアレイ84K、84M、
84Y及び84Cの各々において31個の分離開口82
を形成するオリフィス/多岐管分離プレート80の拡大
図を示す。プレート78(図11)及び80が所定関係
で合わされると、分離開口82Kは出口容積76Kの各
々と位置合わせされ、それに通じる。
【0043】図13は4個のアレイ90K、90M、9
0Y及び90Cの各々において31個のノズル88を形
成するオリフィス・プレート86の拡大図である。プレ
ート80及び86が所定関係で合わされると、各ノズル
88Kは分離開口82K(プレート80)の各々と位置
合わせされ、それに通じる。プリント・ヘッド10が動
作状態にあるとき、ノズル88Kは空気を介して1枚の
紙の様なメディア(図示せず)に液体インクの滴を向か
わせる。図1〜図13に示すプレートの厚さを表1に示
す。
【0044】(表1) 図1〜13に示すプレートの厚さ プレートの番号 厚さ(ミリ) 12 0.15 20 0.1 22 0.2 32 0.2 42 0.2 50 0.2 58 0.2 64 0.2 72 0.2 78 0.2 86 0.2 92 0.08
【0045】他の厚さ及び他の厚さの関係であってもよ
いことは、当業者には明かである。例えば、プレート5
8及び72はプレート64及び78と同じ厚さでなくと
もよい。
【0046】プリント・ヘッド10が動作するとき、イ
ンクはインク源から供給開口14、容積24及び供給チ
ャンネル52を介して多岐管60へ供給される。駆動信
号源(図示せず)は、選択的にトランスデューサ(図示
せず)を駆動し、トランスデューサは4色の各色の液体
インクがインク源(図示せず)からプリント・ヘッド1
0内に引き出されるようにし、その色のインクをプリン
トするノズル88からの液体インクの排出によりプリン
ト・ヘッド10の流体開口内の圧力が低下する。インク
は、その色に対応する供給開口14K、14C、14Y
及び14Mの1つを介してその色に対応する容積24
K、24C、24Y及び24Mの1つに流れ込み、その
色に対応する供給チャンネル52K、52C、52Y及
び52Mの1つを流れる。その供給チャンネルから、イ
ンクはその色に対応する多岐管60K、60C、60Y
及び60Mの1つの上側多岐管及び下側多岐管に流れ込
み、その流れは1つ又は複数の開放多岐管プレート64
及び78により形成された流動領域66に起こる。上側
及び下側多岐管で、液体インクが1つ又は複数の入口チ
ャンネル36に引き出され、それにより、入口チャンネ
ル36が通じる夫々の圧力室に引き出される。その圧力
室が作動すると、インクがその圧力室28に関連する出
口チャンネル40内に推進され、その圧力室に関連する
ノズル88に向かい最終的にノズルの外に推進される。
【0047】図14は、供給開口14が接続される側か
ら見たプリント・ヘッド10内の液体インクが占有する
容積の斜視図であり、上側及び下側多岐管60U及び6
0Lの各々から個々のノズル88への1個のインク入口
36及び1個のインク出口40のみを示す。図14は、
4個のインク経路のいずれかの部分を表すための図であ
り、色の添字はこの図では省略してある。
【0048】図15は図14と同一のインク容積を示す
斜視図であり、液体インクがプリント・ヘッド10から
噴出される側から示している。図14及び図15では、
参照符号の後の符号は、プリント・ヘッド10により形
成される経路の部分に含まれる液体インクを示し、図1
〜図13では符号の無い参照番号により表される。
【0049】図1〜図15を参照すると、インク14’
はインク源(図示せず)から供給開口14内を介して流
入する。インク24’は容積24を占有し、インク5
2’は供給チャンネル52を占有する。インク66U’
及び66L’は夫々、プレート64及び2枚のプレート
78により形成される開放部分66U及び66Lを占有
する。インク60U’及び60L’は、プレート58、
64、3枚のプレート72及び2枚のプレート78で形
成された上側及び下側多岐管60U及び60Lを夫々占
有する。
【0050】インクは、次の様に、多岐管60から圧力
室28に入口チャンネル36を満たす。インク54’
は、多岐管60U及び60Lから通じる接続部分54を
占有する。インク44’は接続部分54に通じる横断部
分44を占有する。インク34’は横断部分44から圧
力室28に通じる開口部分34を占有する。インク2
8’は、圧力室28を占有する。
【0051】インクは、次の様に、圧力室28からオリ
フィス94に出口チャンネル40を満たす。インク3
8’は、圧力室28から通じる第1部分を占有する。イ
ンク46’は、第1部分38から通じる第2部分46を
占有する。インク56’は、第2部分46から通じる第
3部分を占有する。インク62’は、第3部分56から
通じる第4部分62を占有する。インク76’は、第4
部分62から通じる隔離開口82を占有する。インク8
8’は、分離開口82から通じるノズル88を占有す
る。
【0052】図15に示す様に、インク出口チャンネル
40の断面積は、分離開口82から出口チャンネル40
内のノズル94に向かって減少する。
【0053】図15に示す様に、圧力室28から出口チ
ャンネル40の第1部分38(プレート32により形成
された、図5)、第2部分46(プレート42により形
成された、図6)、第3部分56(プレート50により
形成された、図8)及び第4部分(プレート58により
形成された、図8)へのインクの流れ方向に、断面積も
徐々に減少する。上述の特許出願に記載した理由で、断
面積は流れ方向に徐々に小さくなる。
【0054】上述した様に、多岐管60は、先が細くテ
ーパ状になっている。テーパ状多岐管60は、プリント
・ヘッドの最大噴射周波数より自然共振周波数が高く設
計できるので、噴射の不均一性を軽減するするのに役立
つ。テーパ状多岐管と同一容積のテーパ状でない多岐管
は、テーパ状多岐管より共振周波数が低くなる傾向があ
り、低い共振周波数は許容範囲を超えて最大噴射周波数
に近くなることがある。
【0055】しかし、上記の特許出願に記載するよう
に、多岐管をテーパ状にすることは、多岐管内の安定状
態圧力損失及び過渡圧力変動を増加させる。この圧力損
失及び変動を減少させるために多岐管の容積を増加させ
ると、多岐管の自然共振周波数を減少させる。したがっ
て、本発明の以前に多岐管を設計する場合、十分に高い
自然共振周波数を得ることに対して安定状態圧力損失及
び過渡圧力変動の許容量を平衡させることが必要であっ
た。
【0056】上述の様な軋轢は、上記の特許出願に記載
の技術のみでは解決が難しい。しかし、テーパ状多岐管
により引き起こされる増加した噴射不均一性は、多岐管
60U及び60Lの各々と、開口52、容積24及び開
口14との間に整流器(バッフル)を間挿して、多岐管
60U及び60Lの各々に整流器を結合することにより
改善される。
【0057】プリント・ヘッド10を形成するために、
図1〜図13に示すプレートを所定関係で合わせてろう
付けして、プリント・ヘッド10を形成するときに、開
放及び閉塞多岐管を有するプレートを交互配置すること
で、供給チャンネル52と上側及び下側多岐管60U及
び60Lとの間に減衰器即ち整流器が形成される。図1
6は、閉塞及び開放多岐管を交互に有するプレート5
8、64、72、78、72、78及び72の完成組立
体を含むプリント・ヘッド10の一部の図10の線16
−16に沿った断面図である。図16の簡略図は、プリ
ント・ヘッド10の他のプレートは除外してある。プレ
ート58、64、72、78、72、78及び72がプ
リント・ヘッド10の一部として共にろう付けされる
と、これらのプレートはもやは機械的に分離していな
い。しかし、図16では、これらのプレートから成るプ
リント・ヘッド10の一部は、これらのプレートの夫々
の参照番号により示される。閉塞された多岐管プレート
58及び72は、2枚のプレート72から成る2枚の整
流板94を有する減衰構体即ち整流構体92を形成す
る。整流構体92は、供給チャンネル52から多岐管6
0U及び60Lの夫々への別個の流体通路を設ける3つ
の流体通路66U及び66Lを形成する(図14〜1
5)。流体通路66U及び66Lの各々の厚さは、Yで
ある。各整流板は、供給チャンネル52から多岐管60
U及び60Lへのインクの流れ方向に平行に向けられた
主面96と小さな面98とを有する。
【0058】プリント・ヘッド10が形成されるプレー
トは、開放流体通路66U及び66Lの流体アスペクト
比W/hi(図11、図16)が大きくなるように、例
えば、望ましくは5より大きく、更に望ましくは約10
であるように形成される。この様に大きな流体スペクト
比は、各閉塞多岐管プレート(プレート72の様な)の
壁から流体通路(流体通路66Uの様な)の中心まで及
びその中心から他方の隣接する閉塞多岐管プレート(プ
レート72の様な)への流動速度を急勾配にする。
【0059】プレートは流体通路66U及び66Lの長
さlが十分に長いように形成され、流動速度の急勾配が
インクに露出された十分に大きな表面積にわたり延び
て、十分な運動量をインクから流体通路66U及び66
Lを形成する壁に伝え、音響波を許容レベルに減衰させ
る。この要因は、流体に露出された総開放流れ断面積A
sに対する流体通路66U及び66L内のインクに露出
された総表面積Acにより特性が表される。Acは、次式
によりw及びhiに関係付けられる。 Ac=whiNc ここで、Ncはチャンネル即ち流体通路66U又は66
Lの個数である。Asは、次式によりw及びhiに関係付
けられる。 As=2(w+hi)lNc≒2wlNc lは、チャンネル66U及び66Lの長さであり、wh
iの条件で近似する。As及びAcの比は、次の様であ
る。 As/Ac≒2l/hi これは、十分に大きくなければならない。lは、プリン
ト・ヘッド10の設計の実際の考慮点により制約を受け
るので、この関係はhiを小さくする必要がある。
【0060】開放部分66U又は66Lのせん断応力及
び運動量伝達の速度はチャンネル構造及び流動速度の他
に、インクの粘度μ(ミュー)に依存する。プリント・
ヘッド10に使用される透光性相変化インクに関して
は、hiは好適には約0.5mm以下、更に好適には0.
2mmである。この様な値にhiを選択すると、プリン
ト・ヘッド10の浄化性能が改善される。プリント・ヘ
ッド10内のインク内の大きな気泡は、流体通路66U
及び66Lを通って、これらから離れて流れる傾向にあ
るが、小さな気泡は閉塞多岐管プレートにより形成され
る整流セグメントの下流の終点に停滞するインクの領域
に運ばれる。hiを十分に小さくすることにより、その
ように運ばれた気泡の大きさは、非常に容易にインクの
溶液に拡散することができる大きさに減少する。約0.
2mmの気泡は、上述の液体インクがプリント・ヘッド
10内に保持される温度(通常、135°C)で、液体
インクに拡散する。0.5mmまでの気泡は、この様な
インク及び水性インクに容易に拡散する。整流板94の
減衰特性も、プリント・ヘッド10からの気泡の除去を
促進する。
【0061】プリント・ヘッド10は、約8.5kHz
の最大噴射速度、及び例えば最大噴射速度の1/2又は
1/3の速度で動作するインクジェット・プリンタで使
用される。噴射性能は、各動作速度及び異なる噴射速度
間で均一であることが重要である。したがって、音響圧
力波は噴射速度毎に制御される必要がある。整流構体9
2又は整流板94は、それらの周波数毎に所望の減衰を
行うように適切である必要がある。
【0062】図17は、プリント・ヘッド10内の液体
インクにより占有される容積の流体インダクタンス、抵
抗及びキャパシタンスの図である。液体インクの様な流
体内の圧力波及び流体運動又は変位波は、電気抵抗、キ
ャパシタンス及びインダクタに類似する流体抵抗、キャ
パシタンス及びインダクタンスの概念を使用して電気的
等価回路により効果的にモデル化できる。この様なモデ
ル流体では、流体圧力は電位に類似し、流体の流れは電
流に類似する。
【0063】このモデルを使用し、プリント・ヘッド1
0を通る流体通路の1つの流体の動きが図17に示す様
に表される。インクを整流板94、即ち供給開口14、
容積24及び供給チャンネル22に導く供給路は、等価
結合インダクタンスLsを有する。その理由は、これら
が比較的に長く、比較的一定の断面積を有し、それらの
構成要素の流体抵抗及びキャパシタンスを無視できるか
らである。整流板94の部分66U及び66Lは、Ls
及び流体抵抗RBに含まれる個々の流体インダクタンス
を有する。その理由は、これらの部分が比較的に小さい
容積を有し、これらの部分の流体キャパシタンスは無視
できるからである。多岐管60U及び60Lは流体イン
ダクタンスL’m及び流体キャパシタンスC’mを分布さ
せ、多岐管60は比較的に広いので、これらの多岐管の
流体抵抗は無視できる。キャパシタンスC’mは、周囲
の圧力、即ちプリント・ヘッド10の外の圧力に関して
得られる。電流の流出は、各多岐管に結合されたオリフ
ィス88からインク滴の放出の効果を表す。インク滴の
動きとは独立した結合された入口チャンネル36、圧力
室28及び各多岐管に結合された出口チャンネル40の
音響動作は、多岐管の有効分布特性を変えることがある
が、本発明の基本的効果は変化させない。
【0064】図17は、多岐管60U又は60Lの簡略
図及び電気的等価として示される相当する流体動的機能
図である。電気的等価モデルでは、整流板94は抵抗R
Bを与え、多岐管は減衰整流抵抗RBで終端される分布伝
送線路100及び流体供給ネットワークのインダクタン
スLsにより表される。伝送線路100は、多岐管60
U又は60Lの夫々のインダクタンス及びキャパシタン
スを表すインダクタンスL’m及びキャパシタンスC’m
を有する。
【0065】整流板94が存在しなければ、RBは0で
ある。しかし、伝送線路理論から、伝送線路100は不
要な反射を防止するためにその伝送線路のインピーダン
スに等しい抵抗性負荷で終端する必要があることは周知
である。従来のプリント・ヘッド設計では、負荷の供給
のみで整流板を終端した。この負荷は殆ど抵抗性の無い
主として誘導性であり、よって、多岐管の境界を衝撃す
る音響波の大部分が多岐管に反射していた。反射波は、
個々の噴射口を作動させることにより生成され付加的波
と共に干渉する。定在波は、多岐管の特性周波数で生成
される。これらの波を減衰させる唯一の機構は、噴射口
自体の抵抗であった。しかし、この減衰を引き起こすた
めに、多岐管の圧力波は正常の噴射動作を妨害すること
により、、噴射の均一性に悪影響を与える。
【0066】プリント・ヘッド10では、整流板94
は、多岐管60U及び60L(伝送線路100)を終端
するために、所望の抵抗性負荷を与える。しかし、伝送
線路とは違って、多岐管は平均的(DC)流れを維持し
なければならない。平均的流れにより生じる平均圧力降
下は、それが噴射性能に悪影響を与えないようにスレッ
ショルド以下に保つ必要がある。したがって、整流板9
4の実際の抵抗は、平均圧力降下及び音響インピーダン
ス整合条件間の歩み寄りに決まる。実際には、平均圧力
損失及び浄化機能の条件は、音響インピーダンス整合値
以下に抵抗を制限し、抵抗はこれらの制約内で最大にさ
れる。
【0067】当業者は、平均圧力損失が許容範囲にある
か否かを判断するために、整流板94により生じる平均
圧力損失を容易に計算できる。この計算のためのパラメ
ータは以下に示され、名称は表2に示される。
【0068】流体インクのパラメータ、流体通路66U
及び66Lの各々のパラメータ、それらを形成する金属
のパラメータ及びそれら内のインクの流速のパラメータ
は、以下の様である。
【0069】インク流体特性: ρ(流体密度)=0.88gm/cm*3 (ここで、N*nは、Nのn乗を表す。) μ(粘度)=0.15ポイズ 導管パラメータ: hi=0.203ミリ (0.008インチ) w=2.749ミリ(0.110インチ) L=3.81ミリ(0.150インチ) Ac(流体に露出されたオープンフロー断面積)=hiw P(液圧外周)=2・(hi+w) Dh(液圧直径)=4・Ac=0.381ミリ/P As=(経路内の流体に露出される表面積)=P・L
【0070】整流経路当たりの流速 md(個々の噴射されたインク滴の重さ)=200ナノ
グラム Nj(容積66U又は66Lのいずれかを通って引き出
す噴射の数)=16 f(噴射周波数)=9000Hz Nc(整流板の数)=3 m(整流経路当たりの物体流速度)=Njf・md/Nc =0.01・gm・sec*-1
【0071】以下及び図18を参照して与えられる変数
及びパラメータと、標準層流圧力損失式から得られる整
流板当たりの抵抗の値を使用した、平均圧力損失の計算
式の例を次に示す。 ΔP=(ρU*2/2)・(fL/Dh) =(ρm*2/2ρAc*2)・(96L/ReDh) =(ρm*2/2ρ*2・Ac*2)・(96μL/ρUDh*2) =(ρm*2/2ρ*2・Ac*2)・(96μAcL/mDh*2) =(48μL/ρAcDh*2)・m=R・m R=48μL/ρAcDh*2=3.826・10*5・cm*-1・sec*-1 ここで、 U=m/ρAc=1.921・cm・sec*-1 これらの式を使用して、圧力損失ΔPを求めると、 ΔP=R・m=1.5
【0072】整流板94はインクジェット・プリント・
ヘッドの性能を低下させる他の問題も解決する。ここに
記載した種類のインクジェット・プリンタがオンされる
と、プリント・ヘッドが接続されるインク源内の液体イ
ンクは、110°Cの温度にに維持され、プリント・ヘ
ッドは135°Cの温度に維持され、そこからプリント
される液体インクはその温度になる。しかし、従来のプ
リント・ヘッドでは、インクが動作中に引き出されるの
で、インクがノズルから排出される以前にプリント・ヘ
ッドの更に高い温度に確実に達する構造は無かった。そ
の高い温度に達しないと、噴射特性が不均一になる。
【0073】インクジェット動作は、密度、粘度、圧縮
性及び表面張力のインク流体特性に非常に影響される。
相変化インクジェット装置では、特に粘度が温度に影響
を強く受ける。したがって、均一な噴射性能を得るため
には、多数の個々の噴射口に流入するインクは、均一の
温度になければならない。依って、多岐管60U及び6
0L内のインク温度は均一で、噴射口積み重ね構造温度
に殆ど等しくする必要がある。インク温度が噴射口積み
重ね構造温度と異なると、熱はインクへ又はインクから
送られ、インクが多岐管に沿って流れ、噴射特性が不均
一になる。
【0074】通常の相変化インク・プリント・ヘッドは
130°〜140°Cで動作する。しかし、インクのエ
ージング及び熱損失を最小にするために、インク貯蔵器
はかなり低温度(110°C)に維持される。しかし、
インク温度が、インクが貯蔵器からポートに入る時点か
ら多岐管60U及び60Lに到達する時点の間に、1°
C又は噴射口積み重ね構造温度以下に確実に上昇させる
ことが必要である。
【0075】良好な流体動的性能を得るために、多岐管
に沿った個々の噴射口の個数が増加するにつれて、送り
量及び多岐管の大きさを増加させることが望ましい。し
かし、流速度の増加及び断面積の増加の組み合わせは、
インク温度を噴射口積み重ね構造温度に上昇させる際の
効率が低下させる。
【0076】整流板94は効率の良い熱交換器を形成
し、整流板を流れて過ぎたインクを110°Cから13
5°Cのプリント・ヘッド10の温度近くに暖めること
に利点がある。整流板熱交換器は、(1)通路の高さが
低いことによる高い温度勾配、(2)複数の通路による
大きな表面積を与えることにより、効率的な熱伝達を容
易にする。これらの特徴により、整流板は供給チャンネ
ル52と多岐管60U及び60Lとの間に得られる小さ
な空間で必要とする熱交換を行うことができる。この熱
交換効果は、上述した減衰効果ではなく異なる物理効果
に影響し、よって、交互の閉塞及び開放多岐管プレート
が両方の効果を引き起こすように設計することが望まし
い。
【0077】図18は、整流板94の熱交換機能を示す
整流板を過ぎるインクの流れの断面図である。整流器9
4は高さhb、それらの間の通路66U(又は66L)
は高さhiである。流体通路66U(又は66L)は、
初期温度Tiの液体インクの流れを伝え、供給チャンネ
ル52から整流板94を過ぎる質量の流速度を伝える。
整流板94、プレート50、58、72及び80は、温
度Twに維持される。整流板94は、高さhi、幅w及び
長さlの流体通路66U(又は66L)を形成する。流
体インクは、それが整流板を出る際に温度Toを有す
る。
【0078】所望の熱伝達を行うために流体通路66U
及び66Lに選ばれる寸法は、その最大流速度で、イン
クの温度が所望のプリント・ヘッド温度に近づくために
必要な程度で、液体インクのパラメータにより決まる。
整流板を介する流れによる温度の増加は、当業者には周
知の原理により計算できる。次に示す計算は、パラメー
タの特定の組み合わせが適切な熱伝達を行い、インク温
度がプリント・ヘッド10の温度の1°以内に上昇する
例である。
【0079】(表2) 圧力降下及び温度上昇計算に使用される変数及び量 ρ=インク密度(gm/cm*3) μ=インク粘度(ポイズ) k=インク熱伝導率(ジュール/グラム・°C) cp=インク熱容量(=k/ρcp) α=インク熱拡散計数(=k/ρcp) hi=整流流体通路の高さ(図18) w=流れ方向に直角な整流板の幅(図18) l=流れ方向に平行な整流板の長さ(図18) Ac=流体通路断面積 P=流体通路外周 As=流体通路表面積 Dh=流体通路水圧直径 NuT=ヌッセルト数(等温壁) h=対流熱伝達係数 m=流体通路質量流速度 md=インク滴質量(ナノグラム/滴) Nj=多岐管内噴射口の数 f=噴射繰り返し速度(滴/秒) Nc=整流器内の流路の数 Ti=供給チャンネルからのインクの温度 To=インク排出整流板の温度 Tw=通路壁及び整流板の温度 Θ=微小温度速度(Tw−To)/(Tw−Ti)
【0080】流体計算に使用される通常のパラメータ
は、上述した。温度パラメータは、次の様である。 インク温度特性: k=0.2ワット/m°C cp=2ジュール/gm°C α=k/ρcp 熱伝達係数 NuT=7.54 h=μNuTk/Dh=4000ジュール/m*2°C
【0081】標準熱伝達原理を適用すると、初期インク
温度Ti(好適な実施例では110°C)及びプリント
・ヘッド10の温度Tw、及び流体通路66U及び66
Lを流れた後にインクが達することが予想されるToの
関係は、次の式で表される。 To=Tw+(Ti−Tw)・Θ ここで、 h・As/m・cp=4.735 及び Θ=e* −h・As/m・cp=0.009 上記のパラメータに関して、Toは約134.8°Cであ
り、これはプリント・ヘッド動作温度に十分に近い。
【0082】種々のインクジェット・プリント・ヘッド
動作パラメータは、特定のプリント・アプリケーション
に依存することは当業者には周知であり、ここでのパラ
メータは好適な実施例のものである。広範のインク、最
大噴射速度、オリフィス・アレイ構造及びプリンタ・ア
ーキテクチャが存在し、当業者は特定のプリント・アプ
リケーションに適した最良の組み合わせを選択すればよ
い。
【0083】本発明の主旨を逸脱することなく、種々の
変更が可能であることは当業者には明かである。本発明
は、相変化インクを使用したドロップ・オン・デマンド
・インクジェット記録及びプリンティング以外のアプリ
ケーションにも有用である。
【0084】
【発明の効果】本発明のインクジェット・プリント・ヘ
ッドでは、複数の流体通路を有する減衰構体が供給チャ
ンネル及び多岐管の間に配置され、この減衰構体は十分
な流体抵抗を有し、インク噴射するための圧力室の動作
により生じる圧力波が多岐管に反射することによる噴射
の不均一性を減少させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット・プリント・ヘッ
ドを作成するために使用する種々のプレートを示す平面
図。
【図2】図1に示すスペーサ・プレートの拡大図。
【図3】図1に示す隔壁プレートの拡大図。
【図4】図1に示す圧力室プレートの拡大図。
【図5】図1に示す圧力室入口分離プレートの拡大図。
【図6】図1に示す入口プレートの拡大図。
【図7】図1に示す多岐管/入口分離プレートの拡大
図。
【図8】図1に示す閉塞多岐管/入口前面分離プレート
の拡大図。
【図9】図1に示す開放多岐管/入口前面分離プレート
の拡大図。
【図10】図1に示す閉塞多岐管プレートの拡大図。
【図11】図1に示す開放多岐管プレートの拡大図。
【図12】図1に示すオリフィス/多岐管分離プレート
の拡大図。
【図13】図1に示すオリフィス・プレートの拡大図。
【図14】図1〜図13に示すプレートを組み立てて形
成されるプリント・ヘッド内のインク経路の1つ内で液
体インクにより占有される容積を供給チャンネルが接続
され側から見た斜視図。
【図15】図14に示す液体インクにより占有される容
積を液体インクが噴出される側から見た斜視図。
【図16】互い違いの閉塞及び開放多岐管プレートの完
成組立体の図10及び図11の線16−16に沿った断
面図。
【図17】本発明に従って、整流板により終端された多
岐管の流体のインダクタンス、キャパシタンス及び抵抗
を表す簡略図。
【図18】整流板を過ぎたインクの流れを示す断面図。
【符号の説明】
10 プリント・ヘッド 28 圧力室 34、36、44、54 入口チャンネル 60 多岐管 92 減衰構体 88 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド・エフ・バー アメリカ合衆国オレゴン州97070 ウィル ソンビル サウス・ウェスト ローズ・レ ーン 29965 ナンバー・ワンハンドレッ ドアンドセブン (72)発明者 ローレント・エー・レジンバル アメリカ合衆国アイダホ州83704 ボイス メスキート 11763

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク供給チャンネルと流動的に接続さ
    れた複数のプリント・ノズルを有するインクジェット・
    プリント・ヘッドであって、 インク入口チャンネル群と、 上記インク入口チャンネルの各々と結合され、上記ノズ
    ルを介して液体インクを放出させるように動作する圧力
    室群と、 インク供給チャンネル及び上記インク入口チャンネル群
    間に流動的に接続された多岐管と、 上記インク供給チャンネル及び上記多岐管間に配置さ
    れ、上記複数の流体通路を有する減衰構体とを具えるこ
    とを特徴とするインクジェット・プリント・ヘッド。
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