JPH07178899A - インクジェットヘッド - Google Patents
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Abstract
材の耐久性とを兼備する新規なインクジェットヘッドを
提供すること。 【構成】 インク圧力室31と、このインク圧力室31
に連通するノズル開口41及びインク供給口32と、前
記インク圧力室31の一壁面を構成する振動部材20
と、この振動部材20と当接し前記インク圧力室31の
容積を変化させる圧力発生手段2とを具備するインクジ
ェットヘッドにおいて、前記振動部材20は少なくとも
厚肉部22と薄肉部21とからなり、前記圧力発生手段
2が当接する前記厚肉部22の部位22aの幅Waは広
く、この厚肉部22の非当接部位22bの幅Wbは狭く
成るように選択した。
Description
ンク圧力室内のインクに圧力を印加して、インク滴を吐
出させるインクジェットヘッドの構造に関する。
力室にノズル開口を設けると共に、インク圧力室に圧力
を発生させる手段、例えばインク圧力室内にインクの一
部を気化させるべく設けられたヒータや、またインク圧
力室の一部をダイヤフラム状に形成して変形可能領域を
形成し、この領域を押圧する機械的変形手段を設けて、
ノズル開口からインク滴を発生させるように構成されて
いる。
形成して、この領域に縦振動モードの圧電素子を当接さ
せる方式によれば、熱によるインクの変質を招くことが
ないので、カラー印刷などに適している。
子によりインク圧力室を弾性変形させてインク滴を発生
させるインクジェットヘッドは、たわみ型振動モードの
圧電素子を用いたインクジェットヘッドに比べ大きな押
圧力を発生させることができる。さらに積層型の縦型振
動モードの圧電素子にすることによって低い駆動電圧で
大きな押圧力が得られる。従ってインク圧力室のノズル
開口の配列方向の間隔を極めて小さくすることができ、
高い解像度での印刷が可能となる。
度化を図れば図る程、インク圧力室の変形領域領域で発
生する容積変化が小さくなり、印字性能上で必要とされ
るインク滴の量が確保できないという問題が生じる。
先端部分に、圧電素子の先端の長さよりも長く、剛直な
厚肉部である、所謂アイランド状の突起が形成されてい
て、圧電素子の変位を振動部材の長手方向に拡大してマ
ッチングを取るように構成されている。
度化が図られ、例えば180DPI(dot par inch)を越
える密度のヘッドでは、前述の方策によっても充分に達
成できていない。
開口が千鳥状となるように180DPIの密度で2列配
列した、解像度360DPI程度のインクジェットヘッ
ドでは、インク圧力室の長さが1乃至は2mm、幅が10
0μm程度である。また、変形領域を構成する振動部材
の可撓性を備えた領域の厚さ、すなわち薄肉部の厚さは
1乃至は6μmである。また圧電素子からの変位を受け
る領域の厚さ、すなわち厚肉部の厚さは40μm程度で
ある。また、インク圧力室を変形させる縦振動モードの
積層型の圧電素子は、先端の大きさが700μm×70
μm程度で、作用部の長さが5mm、積層方向の積層間隔
が20μmである。
要とされる0.09μg程度のインク量を得ることは難
しい。
電圧を高め、また圧電素子の作用部の長さを延ばす手法
も考えられるが、一方で圧電素子の伸縮動作によって発
生する過度のインク圧力や振動部材の厚肉部の応力が薄
肉部に集中することによって振動部材に破損が生じた
り、駆動回路の価格上昇やヘッドの小型化に反してしま
う。他方において振動部材の厚肉部の厚さを厚くするこ
とも有効な方策の一つであるが、高密度化に伴い容易に
達成することは困難である。
らの課題を解決して印字品質とインク吐出効率の向上
と、振動部材と圧電素子とが当接する当接部の耐久性
と、振動部材の耐久性とを兼備する新規なインクジェッ
トヘッドを提供することにある。
ような課題を解決するためのインクジェットヘッドとし
て、インク圧力室と、該インク圧力室に連通するノズル
開口及びインク供給路と、前記インク圧力室の一壁面を
構成する振動部材と、該振動部材と当接し前記インク圧
力室の容積を変化させる圧力発生手段とを具備するイン
クジェットヘッドにおいて、前記振動部材は少なくとも
厚肉部と薄肉部とから成り、前記圧力発生手段が当接す
る前記厚肉部の部位の幅は広く、該厚肉部の非当接部位
の幅は狭くなるように選択したことを特徴とする。
部とを囲繞する枠部を有し、前記厚肉部が前記インク供
給路に沿って延びて前記枠部と連結していることを特徴
とする。
肉部と、高分子樹脂から成る前記薄肉部材とを直接固着
することを特徴とする。
図面に従ってこれを説明する。
par inch)のプリンタを実現すべく、複数のノズル開口
を180DPIの密度に2列並べたものである。
モードの圧電素子を用いたインクジェットヘッドの概要
を示すものであり、図1はインクジェットヘッドの要部
の断面を示す図であり、図2はこのヘッドの概要を示す
を分解図である。図中符号1は圧電素子ユニットで、図
3に示すように縦振動モードを備えた圧電素子2,2‥
‥が180DPIの配列間隔、すなわち略140μm間
隔でユニット基材3上に拘持されている。
μm程度の圧電板の一端をユニット基材3に拘持させ、
幅が70μmのスリット4,4‥‥を140μmの間隔
で深さ数mm程度に切り込むことによって形成される。ま
た、このスリット4,4‥‥は加工精度、圧電素子2,
2‥‥へのダメージの軽減からダイシングソーやワイヤ
ーソーなどのダイヤモンド砥石によって加工するのが好
適である。
合うそれぞれの面に電極5,5‥‥と電極6,6‥‥と
が形成されていて、一方の面の電極5,5‥‥はユニッ
ト基材3のリード電極7,7‥‥と、他方の面の電極
6,6‥‥は接続部材8により短絡されいて両側のダミ
ー素子10,10に形成された電極11,11を介して
リード電極12,12に接続されている。これらリード
電極7,7‥‥、並びに12,12は、接続手段14を
介して駆動回路に接続されている。
21と厚肉部22,22‥‥と枠部24とを有し、薄肉
部21の中に長手方向の両端部が半円となるアイランド
状の厚肉部22,22‥‥が形成されている。さらに厚
肉部22,22‥‥の圧電素子2,2‥‥が当接する部
位22a,22a‥‥の幅Waは、圧電素子2,2‥‥
が当接しない部位22b,22b‥‥の幅Wbよりも広
く形成されている。この厚肉部22,22‥‥の形成密
度は、圧電素子2,2‥‥の形成密度である180DP
Iに対応する140μmの間隔であり、圧電素子2,2
‥‥先端が、それぞれの厚肉部22,22‥‥に対応し
て当接している。また枠部24は、薄肉部21と厚肉部
22,22‥‥とを囲繞して、薄肉部21の補強と振動
部材20全体の剛性とを得ている。
スペーサで、ノズル基材40と振動部材20との間に介
在してインク圧力室31,31‥‥とリザーバ32を形
成するとともに、各インク圧力室31,31‥‥とリザ
ーバ33とを接続するインク供給路33を形成するため
に、通孔35,35‥‥、36、37,37‥‥を備え
ている。
にノズル基材40は、それぞれ相互間での位置合せをし
た上で、気密性(インクの遺漏性)を保持するように流
路構成部材として一体的にまとめ上げられている。そし
て振動部材20の厚肉部22,22‥‥を圧電素子2,
2‥‥の先端に当接させて位置決めした後、ユニット基
材3を接着剤55により固定し、インクジェットヘッド
を構成している。
は図5に示すとおりである。圧電素子2,2‥‥に、こ
れを収縮させる方向の駆動信号が印加されると、振動部
材20を引っ張りながらインク圧力室31の容積を増大
させ、リザーバ33からインク供給口32を介してイン
ク圧力室31にインクが流入する(図5(a)、図5
(b))。
動信号を圧電素子2,2‥‥に印加すると、厚肉部22
を押圧しインク圧力室33の容積は急激に復原する。厚
肉部22,22‥‥は、インク圧力室31の長手方向に
延びているため、圧電素子2,2‥‥の長さLzがイン
ク圧力室31の長さL’に略同等でないとしても、イン
ク圧力室31は、厚肉部22,22‥‥の剛性により広
い範囲で容積変化が生じる。このインク圧力室31の容
積の増大、復原過程でインク圧力室31内には高い圧力
が発生し、ノズル開口41よりインクが押し出されイン
ク滴34としてが放出される(図5(c))。
電素子2,2‥‥が当接する面より示した図である。
り厚肉部22,22‥‥や薄肉部21の厚さが変わる
が、例えばニッケル等の金属で一体的に形成した場合に
は、厚肉部22,22‥‥はその厚みを25μm程度
に、また薄肉部21はその厚みを1乃至は3μm程度に
選択され、その長さL’がせいぜい1〜3mmに,また幅
W’が100〜120μmに選択され、さらに厚肉部2
1の長さLは数100μm〜2mm程度に、幅Wbがせい
ぜい20〜40μmに選ばれている。このような厚肉部
22,22‥‥と薄肉部21とを備えた振動部材20に
は、ニッケルなどの金属に対しては電気反応によって金
属を析出させる電鋳(エレクトロフォーミング)技術
や、シリコンやガラスなどに対してはエッチング技術
を、さらに高分子樹脂に対しては射出成形を適用するこ
とにより工業レベルで容易に加工することができる。
部22,22‥‥と高分子樹脂からなる薄肉部21とを
直接固着させることである。金属と高分子樹脂とを組合
わせることによって、高分子樹脂が本質的に有している
柔軟性によって変形しやすく、且つ金属が本質的に有し
ている剛直性によって広い範囲に変形を拡大できるた
め、大きなインク滴の量が得られる。
試作実験を重ねた上で判明したことであるが、薄肉部2
1と厚肉部22,22‥‥との間に接着剤等を介在させ
ると、その界面から剥離が生じ信頼性を損なうと共に、
その接着剤の厚みにより変位の伝達効率が激動して、イ
ンク滴の飛翔速度や重量等の特性のばらつきを抑えるこ
とが極めて困難であることが判った。したがって厚肉部
22,22‥‥と薄肉部21とを直接固着させることが
肝要である。
‥‥が発生した変位(押圧力)に対して、より多くのイ
ンク滴(つまり吐出させたインク滴の重量、或いは体積
が大きいこと)を吐出させることが主な働きである。
面積を広くする、 ことによって、より多くのインク滴を吐出することがで
きる。
ルなどの欠陥によって発生するインクの遺漏や、薄膜化
によって機械的強度の低下が生じるため、容易に薄くで
きない。
電素子2,2‥‥の変位方向に対して厚く厚肉部22,
22‥‥を形成することは、インクジェットヘッドの高
密度化によって制約を受けるため容易に厚くできない。
の量を増加させる手段である。しかしながら、薄肉部2
2の幅を大きく押し広げることは、インクジェットヘッ
ドの高密度化、小型化と密接な関係があり、180DP
Iのインクジェットヘッドでは、前述の100〜120
μm程度(幅W’)にほぼ固定されてしまう。また、同
様に厚肉部22,22‥‥の幅を拡幅することは、実質
的に薄肉部21が変形しにくくなり、インク圧力室31
に大きな容積変化が生じない。
素子2,2‥‥が直接押圧する厚肉部22,22‥‥の
部位22a,22a‥‥(図中の斜線部)の幅Waを、
非当接部22b,22b‥‥の幅Wbよりも広くするこ
とによって、薄肉部21の反力に屈せずに大きな容積変
化を得ることができる。
中で、圧電素子2,2‥‥の収縮動作は厚肉部22,2
2‥‥に伝達される。このとき厚肉部22,22‥‥
は、薄肉部21の弾性と協動してインク圧力室31の容
積を減少させ、また厚肉部22,22‥‥の周囲の薄肉
部21を弾性変形させてインク圧力室31の容積を減少
させる。
では、圧電素子2,2‥‥が当接しない部位22b,2
2b‥‥が、前記非当接部位22b,22b‥‥の弾性
とその周囲の薄肉部21の弾性とを合わせた弾性と、イ
ンク圧力による反力との釣り合いによって弾性変形して
いる。
2,2‥‥が当接する部位22a,22a‥‥では、直
接圧電素子2,2‥‥の押圧力が伝達されるため、その
幅がWaであってもインクの圧力による反力に屈するこ
とがなく、拡幅した幅の量に見合ったインク圧力室31
の容積変化が得られ、この結果インク滴の増加に寄与す
る。
電素子2,2‥‥が当接しない部位22b,22b‥‥
の幅Wbを30μmとし、当接する部位22a,22a
‥‥の長さL700μmに渡って、その幅Waを50μ
mに拡幅した。この結果、印字性能上で必要な0.09
μgのインク滴を吐出でき、厚肉部の幅が30μmのま
まの振動部材を用いたインクジェットヘッドに比べ10
%近いインク滴の重量の増加が達成できた。
しく、不確実であった圧電素子2,2‥‥と厚肉部2
2,22‥‥との当接部を、図中斜線で示した面積に拡
大できたため、信頼性に富み、確実に接合できた。
材20の一実施例を示す断面図であり、厚肉部22,2
2‥‥は、化学エッチングによって成されている。
肉部22,22‥‥に形成される金属箔上に、薄肉部2
1となる高分子樹脂を塗布する。つぎに金属箔を選択的
に化学エッチングすると、厚肉部22,22‥‥が形成
される。
びその合金、銅及びその合金が好適であり、中でもSU
S304鋼とSUS430鋼とは、材料の剛性と、エッ
チング精度と、インク成分への耐性と、箔材への加工性
とを兼備する最も好ましい材料である。
ミド樹脂とが、エッチング液とインク成分への耐性と、
樹脂自身が発現する接着性とを兼備する好ましい材料で
ある。
材20の他の実施例を示す断面図であり、厚肉部22,
22‥‥として金属を析出して形成している。
21となる高分子樹脂にニッケル、金、クロムなど金属
を析出するための析出電極25を真空成膜する。
ライフィルムフォトレジストを高分子樹脂に貼着し、露
光と現像とによってパターニングする。ただしこのレジ
ストは液体のフォトレジストよっても差し支えないが、
液体フォトレジストは厚肉部22,22‥‥の形成密度
によって析出できる金属の厚さが制約されるため、より
厚い厚肉部22,22‥‥が形成できるドライフィルム
フォトレジストの方が好ましい。
極25が露出した部分に金属を析出させ、厚肉部22,
22‥‥を形成する。
材20を形成している。
差し支えない。
ィルムが好適で、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアミド
イミド樹脂、ポリパラバン酸樹脂、ポリサルフォン樹
脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエーテルケトン
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリオレフィ
ン樹脂が好適ある。中でもポリイミド樹脂、アラミド樹
脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリフェニレンサ
ルファイド樹脂がインク成分への耐性と薄膜性とを兼備
する最も好適な材料である。
金、クロム、パラジウム、白金、銅などによって形成で
きるが、価格とインク成分への耐性に優れたニッケル及
びその合金が好ましい。
金属であれば何れの金属でも差し支えないが、クロム、
ニッケル、ニッケル-クロム合金、チタン、プラチナ、
パラジウム、タングステンが好適である。最も好ましく
は、前述した好適な金属を高分子フィルム側に成膜し、
その上層に金を成膜した2層構造が、高分子フィルムと
の密着性と、析出した金属、すなわち厚肉部22,22
‥‥の析出性と、インク成分への耐性とを兼備できる組
合わせである。
性物質である高分子樹脂を使用しているため、剛性が要
求される厚肉部22,22‥‥に金属を用いても、圧電
素子2,2‥‥の表面露出する電極6,6‥‥(図3参
照)との絶縁を容易にとることができた。
‥‥とは別の形状の厚肉部22,22‥‥を形成した振
動部材20の実施例を示す。
肉部22,22‥‥の長手方向の両端部付近の薄肉部2
1には応力が集中しやすく、亀裂や破れなどの破損K,
Kが発生しやすい。この様な破損K,Kを防止するため
に、厚肉部22,22‥‥の長手方向の端部22c、2
2cの大きさを大きく設定することは有効な方策であ
る。
めるためにインク供給口32の流体抵抗はノズル開口4
1の流体抵抗よりも大きく設定されており、通常インク
供給口32側には大きなインクの圧力が作用する(図5
参照)。この結果、インク供給口32側の厚肉部22,
22‥‥端部付近の薄肉部21では、とりわけ破損が発
生しやすい。この様な課題に対し、特にインク供給口3
2側の厚肉部22,22‥‥の端部をなくし、厚肉部2
2,22‥‥と枠部24とをブリッジ状に連結する(図
中符号23)ことで破損が防止される。
供給口32側の一端を枠部24に支持され片持ち梁状と
なって、薄肉部21の弾性と協動してインク圧力室31
を収縮させ、また厚肉部22,22‥‥は周囲の薄肉部
21を弾性変形させてインク圧力室31を収縮させる。
このインク圧力室31の収縮によって発生するインク圧
力は、ノズル開口41近傍のインクをノズル開口41か
ら液滴として飛翔させ、また一部が厚肉部22,22‥
‥周辺の薄肉部21を弾性変形させて過度なインク圧力
を減少させる。一方、インク供給口32側のインク圧力
は、厚肉部22,22‥‥を変形させるように作用する
が、インク供給口32側の端部が枠部24に連結してい
るため、この領域の変形はほとんど発生しない。
妨げることなく、しかもインク供給口32側の薄肉部2
1の疲労を防止することができる。
幅Wcを狭く設定することによって、効果的に圧電素子
2,2‥‥の押圧力の損失をなくし、且つ過度のインク
圧力を減少させることに有効である。
24に連結しても差し支えないが、本実施例では、より
効果的にインク滴を安定して吐出でき、しかもインク圧
力が最も高まるインク供給口32側にブリッジ部25を
設け厚肉部22,22‥‥と枠部24とを連結させた。
ば、圧電素子の伸縮動作をインク圧力室に効率よく伝達
し、微小な圧電素子との当接面積を拡大してインク圧力
室の押圧力を増幅する厚肉部と薄肉部とを有した振動部
材によって、圧電素子と厚肉部との当接部の信頼性が高
くインク滴の吐出特性に優れたインクジェットヘッドを
提供することができる。
る過度のインク圧力や厚肉部の応力が薄肉部に集中によ
って、耐久性が乏しかった振動部材の信頼性を高めるこ
とができる。
の断面図である。
み立て斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
ある。
明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 インク圧力室と、該インク圧力室に連通
するノズル開口及びインク供給路と、前記インク圧力室
の一壁面を構成する振動部材と、該振動部材と当接し前
記インク圧力室の容積を変化させる圧力発生手段とを具
備するインクジェットヘッドにおいて、 前記振動部材は少なくとも厚肉部と薄肉部とからなり、
前記圧力発生手段が当接する前記厚肉部の部位の幅は広
く、該厚肉部の非当接部位の幅は狭く成るように選択さ
れていることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記振動部材は、前記厚肉部と薄肉部と
を囲繞する枠部を有し、前記厚肉部が前記インク供給路
に沿って延びて前記枠部と連結していることを特徴とす
る請求項1記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 前記振動部材は、金属から成る前記厚肉
部と、高分子樹脂から成る前記薄肉部材とが直接固着し
ていることを特徴とする請求項1および請求項2記載の
インクジェットヘッド。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010110968A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置、及び、液体吐出方法 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32516693A patent/JP3108975B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010110968A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置、及び、液体吐出方法 |
US8622498B2 (en) | 2008-11-05 | 2014-01-07 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus and liquid ejecting method |
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