JPH07178469A - 管曲げ機構の筒長制御方法および装置 - Google Patents

管曲げ機構の筒長制御方法および装置

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JPH07178469A
JPH07178469A JP6287828A JP28782894A JPH07178469A JP H07178469 A JPH07178469 A JP H07178469A JP 6287828 A JP6287828 A JP 6287828A JP 28782894 A JP28782894 A JP 28782894A JP H07178469 A JPH07178469 A JP H07178469A
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JP
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tube
pipe
bending mechanism
bending
control device
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JP6287828A
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Galen B Harman
ガレン ビー ハーマン
James G Milliman
ジェイムズ ジー ミリマン
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Burr Oak Tool and Gauge Co
Original Assignee
Burr Oak Tool and Gauge Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D9/00Bending tubes using mandrels or the like
    • B21D9/05Bending tubes using mandrels or the like co-operating with forming members
    • B21D9/07Bending tubes using mandrels or the like co-operating with forming members with one or more swinging forming members engaging tube ends only
    • B21D9/073Bending tubes using mandrels or the like co-operating with forming members with one or more swinging forming members engaging tube ends only with one swinging forming member

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 U字形のヘアピン管等の脚の長さを所定の長
さに正確に調節できる管曲げ機構の筒長制御方法および
装置の提供。 【構成】 管曲げ加工装置10に管Tを導入し、クラン
プ部材34で成形部材18にクランプする。この際、管
Tの一端11はスリーブ29の当接端33に当接させて
おく。この状態で成形部材18を180度回動させて管
TをU字状に曲げるとともに、この曲げ動作に従って送
り台23を移動させ、スリーブ29を前進させて管Tを
成形部材18側へ移動させ、曲げられた他端12と同一
平面となる位置に一端11を送り込み、これによりヘア
ピンチューブの各脚の長さを一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管曲げ機構の筒長制御
方法および装置に関し、米国特許第5,233,853
に示された管曲げ構造による管曲げ加工の改良に係るも
のである。
【0002】
【背景技術】米国特許第5,233,853には、熱交
換器に用いられるヘアピン管等を製造するために、同方
向に配列された複数の真っ直ぐな管を同時に曲げ加工す
る技術を開示されている。複数のヘアピン管を同時に製
造する工程において、直面していた難題はU字型のヘア
ピン管の両脚を同じ長さに保つことであった。すなわ
ち、複数の管を同時に曲げる場合、各管毎に曲げのため
の摩擦力に変化が生じ、各脚の長さが実質的に相違して
しまうという現象が生じる。
【0003】一方、熱交換器の製造にあたっては、ヘア
ピン管を作業台上に配列して安定させておき、このヘア
ピン管にフィンを接合するとともに、ヘアピン管の両開
口端に熱交換用流体の流動回路を形成する返しベンドを
固定していた(米国特許第4,683,649参照)。
このような接合には、はんだ付けが多用され、ロボット
工学に基づく自動はんだ付け装置を用いることで正確な
はんだ付けが行われるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した返し
ベンドの自動はんだ付け装置等を用いた場合、ヘアピン
管の脚の長さにばらつきがあり、両開口端の位置が通常
と異なる位置にくると、ヘアピン管の正確な場所に取付
けられないことになる。つまり、返しベンドが適切な場
所に形成されようとしても、ヘアピン管の両開口端が別
の場所にある場合、返しベンドのはんだ付け目標が所期
の場所には見あたらなくなり、返しベンド接合のロボッ
ト化が困難になり、あるいは接合不良を生じるという問
題が生じる。
【0005】このようなことから、熱交換コイルの製造
にあたって、ヘアピン管の脚の長さが正確に調節される
ようなヘアピン管の製造装置が要望されていた。本発明
の目的は、U字形のヘアピン管等の脚の長さを所定の長
さに正確に調節できる管曲げ機構の筒長制御方法および
装置の提供にある。本発明の他の目的は、米国特許第
5,233,853に示された装置を改良し、正確な長
さに調節された脚をもつ複数のヘアピン管を同時に曲げ
加工できる管曲げ機構の筒長制御方法および装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、湾曲部
を有する成形部材とこの成形部材に沿って導入された管
の中間部分を前記成形部材にクランプするクランプ部材
とを備え、前記成形部材を回動させて前記管を前記湾曲
部に沿わせて曲げる管曲げ機構を用いる際に、前記曲げ
られる管の筒長を制御する管曲げ機構の筒長制御方法で
あって、前記管曲げ機構に前記管を前記成形部材に沿っ
て導入し、この管の一端を所定位置に停止させ、この状
態で前記管の中間部分を前記成形部材にクランプし、次
に、前記成形部材を回動させて前記管の他端側を回動さ
せることにより前記管を曲げるとともに、前記成形部材
の回動量に応じた所定距離だけ前記管の一端を前記成形
部材側へ移動させることが望ましい。
【0007】前記方法において、前記成形部材の回動角
度は180度であり、前記成形部材の湾曲部に沿わされ
た前記管の軸線中心から前記成形部材の回動中心までの
回転半径をR、円周率をπとして、前記管の一端を移動
させる距離をπRにすることが望ましい。また、前記成
形部材の回動角度は180度であり、前記成形部材の湾
曲部に沿わされた前記管の軸線中心から前記成形部材の
回動中心までの回転半径をR、円周率をπとして、前記
管の一端を移動させる距離をπR+Xとし、かつXは
0.010から0.020インチの範囲内にすることが
望ましい。
【0008】本発明の装置は、湾曲部を有する成形部材
とこの成形部材に沿って導入された管の中間部分を前記
成形部材にクランプするクランプ部材とを備え、前記成
形部材を回動させて前記管を前記湾曲部に沿わせて曲げ
る管曲げ機構に設置され、前記曲げられる管の筒長を制
御する管曲げ機構の筒長制御装置であって、前記管曲げ
機構に供給される前記管の軸線延長線上に配置されかつ
前記管の一端に当接する当接端を有する当接部材と、前
記当接部材をその軸線方向に駆動可能な駆動機構と、前
記成形部材の回動量に応じた所定距離だけ前記駆動機構
を移動させる制御を行う制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】前記装置において、前記制御手段は、前記
成形部材の回動量を検出し、前記検出した回動量に応じ
た所定距離だけ前記駆動機構を移動させる制御を行うこ
とが望ましい。また、前記管の一端および他端の各端面
は前記管の軸線と直交する平面に形成されていることが
望ましい。
【0010】さらに、前記管は前記曲げの角度が180
度とされたU字管に形成されるとともに、この管の一端
および他端の各端面は前記曲げにより同一平面に形成さ
れることが望ましい。あるいは、前記管は前記曲げの角
度が180度とされたU字管に形成されるとともに、こ
の管の一端および他端の各端面は前記曲げにより各端面
を含む平面どうしのずれが0.005インチ以内に形成
されることが望ましい。
【0011】そして、前記成形部材の回動角度は180
度であり、前記成形部材の湾曲部に沿わされた前記管の
軸線中心から前記成形部材の回動中心までの回転半径を
R、円周率をπとして、前記管の一端を移動させる距離
をπRにすることが望ましい。あるいは、前記成形部材
の回動角度は180度であり、前記成形部材の湾曲部に
沿わされた前記管の軸線中心から前記成形部材の回動中
心までの回転半径をR、円周率をπとして、前記管の一
端を移動させる距離をπR+Xとし、かつXは0.01
0から0.020インチの範囲内にすることが望まし
い。
【0012】また、前記管は複数が並行して導入可能で
あり、前記成形部材は各管を同時に曲げ可能であり、前
記管には各々当接部材が当接可能であることが望まし
い。
【0013】
【作用】このような本発明においては、管の曲げ加工動
作を行う際に、前記曲げ加工の回動動作に応じて前記管
を移動させることにより、加工前のクランプ位置等に拘
わらず、曲げ加工後の管の脚の長さを制御することがで
きる。このような制御は、当接部材、駆動機構、制御手
段を有する装置で実現することができる。そして、制御
装置においては、曲げ動作の回動量の検出ないし演算制
御を行うことで前記制御を実行することができる。
【0014】曲げ加工の際、管を180度(U字状、ヘ
アピンチューブ)に曲げるならば、曲げ半径Rおよび円
周率πに基づいた半円周長分の移動(πRまたはπR+
X)を行うことで従来の脚長さの変動分を補償すること
ができる。また、各端面を管の軸線と直交するように形
成することで、当接部材等を用いた管の移動制御を正確
かつ確実に行うことができる。さらに、180度曲げに
よるU字状管においては、各端面を同一平面(完全同一
またはずれが0.005インチ以内)に形成することで
各脚の長さが一致した状態にできる。
【0015】そして、複数の管に対して前記曲げおよび
移動制御を並列同時に行うことで、作業効率を高めるこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。以下の説明において、参照の都合で所定の用語
が使用されているが、これらは限定的なものではない。
例えば、「上方向」「下方向」「右方向」および「左方
向」の用語は、各々参照されている図面上での方向を意
味する。また、「内方向」および「外方向」の用語は、
各々装置の幾何学的中心および指定された部品に向うあ
るいは離れる方向に関するものである。これらの用語は
派生語および同様な重要な語を含む。
【0017】(基本的な構成)図1の筒曲げ機構は、米
国特許第5,233,853に図示された機構およびそ
れに関連した引例としてここに用いれられている引例に
近似している。また、詳細は図示しないが管Tを供給す
る供給機構Sも前記米国特許第5,233,853で理
解される。
【0018】管Tは、予備切断により正確な所定長さに
形成されたものであり、複数が並列的にされている。管
Tの一端11は、管曲げ軸である主軸19を含みかつ管
Tの軸線と直交する平面に沿って形成され、供給配置手
段の制御により一端11が位置Aに位置決めされるよう
に管Tが送られる(図2、3参照)。
【0019】管Tの他端12は、管Tの長さが正確な寸
法となるように切断されており、他端12の位置はU字
形にされる管の曲げ側の先頭にされる。図2に示すよう
に、複数のマンドレル支持棒13は、管曲げ加工装置1
0のフレーム16に固定されているブラケット14(図
1参照)に支持されている。図2において、マンドレル
支持棒13は6本ある内の3本だけ延出しているように
図示されている。この略図は例解の目的だけのためであ
り、全体構成の主要図を見えなくさせる余分な構成は除
いてある。
【0020】マンドレル支持棒13のブラケット14か
ら離れた側の端は、主軸19で回転される成形部材18
と隣接する成形マンドレル17(図4、図5参照)を有
している。マンドレル支持棒13は誘導バー21、22
および送り台23に備えられた孔を通過する。必要に応
じて、誘導バー21、22はフレーム16(図1参照)
の上を左右に移動するように設置できる。しかし、本詳
細実施例においては誘導バー21、22を固定されたも
のとする。
【0021】図2および図5に示されるように、誘導バ
ー22は複数の並列した孔24を有し、各孔24は各々
を通過するマンドレル支持棒13の外半径より大きな内
半径を有しており、これらの間には各管Tの一端11を
受け入れるための隙間26が形成される。また、誘導バ
ー21に備えられた孔27および送り台23に備えられ
た孔28は、誘導バー22の孔24と同一軸線上に配置
されており、各々の内径は各マンドレル支持棒13上に
同軸貫通状態で設置されたスリーブ29を通過させるた
めにより大きい半径である。
【0022】各スリーブ29は当接部材であり、送り台
23を貫通するとともに、送り台23の成形部材18側
の中間部分にはフランジ31が形成され、成形部材18
と反対側には端部にフランジ32が形成されている。各
フランジ31、32の外周は、送り台23の孔28の半
径よりも大きくされている。
【0023】成形部材18の管Tの送り込み側には、ク
ランプ部材34が対向配置されている(図5参照)。こ
のクランプ部材34は、適宜な駆動機構によってU字形
の成形部材18の一方の側面に圧着され(図5で点線の
位置から実線の位置に動く)、管Tをクランプするもの
であり、このクランプ状態のまま成形部材18と一体に
回動可能である。なお、クランプ部材34は既存の技術
であり、米国特許第5,233,853に示された構成
として例示されている。
【0024】各スリーブ29の成形部材18側の端部
は、当接端33とされている。この当接端33には、管
Tが管曲げ機構の中に供給され、クランプ部材34が管
Tを成形部材18にクランプした状態で、管Tの一端1
1が当接される。管曲げ加工装置10のフレーム16は
一対の平行な誘導軸36を有し、前述した送り台23は
各誘導軸36に沿って移動可能である。また、このフレ
ーム16には送りねじ軸37が支持され、この送りねじ
軸37はモーターMによって回転駆動されるとともに、
送り台23のナット部38に螺合されて送り駆動が可能
である。
【0025】送り台23は、モーターMで送りねじ軸3
7を回転させることにより、誘導棒36に沿って往復駆
動され、誘導バー21、22に対して近接離隔される。
何らかの理由によって送り台23が誘導バー21の位置
を超えて移動する必要性がある場合に備えて、誘導バー
21は誘導軸36上を移動可能に取り付けられ、誘導バ
ー22に対して前方(図中左方向)に移動できる。図2
の送り台23の方向への戻り行程において、図2に示さ
れた本来の誘導位置に誘導バー21が引き戻される一
方、送り台23が図2に示された最初の位置に留まって
いるような他の構成も在りうる。
【0026】(位置補正の動作)前述のような構成にお
いて、管曲げ加工装置10に供給された管Tの一端11
は、図3で示されるように、スリーブ29の当接端33
と当接される。すなわち、送り台23を成形部材18側
へ移動させると、送り台23はスリーブ29の中間のフ
ランジ31に係合し、そこからスリーブ29を成形部材
18側へ駆動し、当接端33を端11に当接させる。こ
れにより管Tは一端11が所定の位置(位置50より距
離Lだけ右)に位置決めされる。
【0027】そして、クランプ部材34で成形部材18
に管Tをクランプさせるとともに、成形部材18を主軸
19中心に180度回動させる(図3の位置から図4の
位置へ)ことにより、図4に示されているように管Tが
U字形に曲げられて、その他端12は一端11と並ぶ位
置に置かれる。管Tの曲げ動作が行われる際には管Tが
ずれて移動するが、これに対して送り台23が同時に所
定距離Lだけ移動し、スリーブ29の当接端33を介し
て管Tの一端11側を押す。これにより、管Tは軸線方
向(図中左方向)に移動し、脚41の端面42(一端1
1)は位置50に来るようになる。
【0028】この位置50は、曲げられた管Tの他端1
2側の端面43が来る位置と同じである。管Tの他端1
2の位置は曲げる前に分かっているので、図4に示され
た管の完成状態での他端12の位置も解る。これによ
り、位置50で一端11側の端面42と他端12側の端
面43とは同位置平面に正確に収まることになる。
【0029】(位置補正の制御)図3の位置と図4の位
置との間での成形部材18の動きは、油圧シリンダ等を
用いる従来型の駆動機構44(図1参照)によるもので
ある。管Tが曲げられる角度は、検出器46で計られ、
そこからの対応信号は制御ライン47を通って制御装置
48に送られる。制御装置48は、駆動装置44による
成形部材18の主軸19回りの回転の度合いによって、
制御ライン49を介してモーターMに新たな信号を送
り、送りねじ軸37を指示された回転数で回転させる。
【0030】結果として、送り台23は、主軸19の回
りの成形部材18の動きに従ってスリーブ29を移動さ
せ、当接端33を管Tの一端11側の端面42と当接さ
せる。そして、制御装置48はモーターMの操作を制御
し、主軸19の回りの成形部材18の動きの各角度に応
じて送り台23を移動させ、送り台23が距離Lだけ移
動することで各管Tの一端11の端面42が図4で示さ
れた位置50へと強制的に移動される。位置50は、図
4に示されるようにU字型に曲げられた後の管Tの他端
12の端面43の位置と一致する。
【0031】その後、制御装置48はモーターMを同じ
方向に回転させ続け、スリーブ29を更に進出させ、管
曲げ加工装置10から曲管を押し出して取り出させる。
更に、次の加工サイクルが実行できるように、制御装置
48はモーターMを反方向に回転させ、スリーブ29を
端面42から引き離させ、成形部材18から離れた位置
に戻す。
【0032】(位置補正の送り量の設定)図4に示され
るように、管の半径をRとする。180度の円弧状部分
の管Tの中心軸の長さはπRに等しい(円周2Rπの半
分)。成形部材18の回転度合いによって、検出器46
は制御ライン47を介して信号を送る。信号は管Tが曲
げられる度合いであるπRに対応する。
【0033】この例において、管Tは180°のアング
ルで曲げられ、それ故、検出器46は制御装置48に信
号を送り、それは成形部材18の180°の回転度合い
であるπRに等しいということである。結果として、送
り台23が端面42と最初の当接端33の当接の後で、
図中左方向へスリーブ29を強制して動かす距離Lは、
この場合、180°で動かされる成形部材18が曲げら
れた度合い分πRに対応する。つまり、所定の距離Lは
πRに等しいということである。
【0034】幾つかの例において、ヘアピン型に曲げら
れる以前の管Tは、一端11が図3で示された位置51
まで管マンドレル13に挿入されてもよい。スリーブ2
9の当接端33が管Tの180°ベンドの後に所定位置
50に着くように、送り台23の移動がさらにプログラ
ムされているので、180°ベンドに曲げられる前の管
Tは図3に示された距離Lの右端と位置51との間の一
定間隔X分、本実施例において、幾分長いことになる。
さらに、管Tの他端12の端面43は前述した位置50
に送られる。一定間隔Xは0.010から0.020イ
ンチが最適である。
【0035】送り台23は位置50に管Tの一端11を
動かすにあたり、送り台23が一端11を押し上げる余
分な距離X(つまり、πR+X)は、一端11の端面4
2が管Tの他端の端面43と同一平面に収まることを確
実なものにする。結果として、成形マンドレル17にあ
る潤滑材の量を変更でき、スリーブ29が管Tの一端1
1を最終目的地である位置50に正確に制御された動か
し、図4に示されたように端面42、43の終止点には
影響を及ぼさない。互いに端面42、43とが厳密に同
一平面をなすので、ヘアピン管の他の工程においてほと
んど困難さはなくなる。
【0036】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実施
例における各駆動部分等を実現する手段としては、モー
タと歯車の組み合わせ、ソレノイド、流体シリンダ等を
適宜採用すればよい。また、可動部分の支持には各種の
軸支機構、スライド案内機構等を適宜用いればよい。こ
の他、各部形状等は必要に応じて設定すればよく、例え
ば管Tを導入する動作を容易にするために成形部材18
およびクランプ部材34の入口側に案内用のテーパ面を
設けてもよい(図5参照)。
【0037】
【発明の効果】このような本発明においては、管の曲げ
加工動作を行う際に、前記曲げ加工の回動動作に応じて
前記管を移動させることにより、加工前のクランプ位置
等に拘わらず、曲げ加工後の管の脚の長さを制御するこ
とができる。このような制御は、当接部材、駆動機構、
制御手段を有する装置で実現することができる。そし
て、制御装置においては、曲げ動作の回動量の検出ない
し演算制御を行うことで前記制御を実行することができ
る。
【0038】曲げ加工の際、管を180度(U字状、ヘ
アピンチューブ)に曲げるならば、曲げ半径Rおよび円
周率πに基づいた半円周長分の移動(πRまたはπR+
X)を行うことで従来の脚長さの変動分を補償すること
ができる。また、各端面を管の軸線と直交するように形
成することで、当接部材等を用いた管の移動制御を正確
かつ確実に行うことができる。さらに、180度曲げに
よるU字状管においては、各端面を同一平面(完全同一
またはずれが0.005インチ以内)に形成することで
各脚の長さが一致した状態にできる。
【0039】そして、複数の管に対して前記曲げおよび
移動制御を並列同時に行うことで、作業効率を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の管曲げ加工装置を示す側面
図。
【図2】前記実施例の要部を示す拡大斜視図。
【図3】前記実施例の曲げ動作前の管曲げ部分の部分破
断拡大側面図。
【図4】前記実施例の曲げ動作後の管曲げ部分の部分破
断拡大側面図。
【図5】前記実施例の管、成形部材、管の誘導構造を示
す拡大断面図。
【符号の説明】
10 管曲げ加工装置 11 管の一端 12 管の他端 17 成形マンドレル 18 成形部材 19 成形部材の回転軸 23、29 駆動機構を構成する送り台、スリーブ 34 クランプ部材 37 駆動機構を構成する送りねじ軸 48 制御装置 50 管の端部を揃える位置 L 移動量 M モータ R 管の中心軸線での曲げ半径 S 供給機構 T 管
フロントページの続き (72)発明者 ミリマン ジェイムズ ジー アメリカ合衆国 ミシガン州 49091 ス タージス イーストファウンリバーロード 29975

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲部を有する成形部材とこの成形部材
    に沿って導入された管の中間部分を前記成形部材にクラ
    ンプするクランプ部材とを備え、前記成形部材を回動さ
    せて前記管を前記湾曲部に沿わせて曲げる管曲げ機構を
    用いる際に、前記曲げられる管の筒長を制御する管曲げ
    機構の筒長制御方法であって、 前記管曲げ機構に前記管を前記成形部材に沿って導入
    し、この管の一端を所定位置に停止させ、この状態で前
    記管の中間部分を前記成形部材にクランプし、 次に、前記成形部材を回動させて前記管の他端側を回動
    させることにより前記管を曲げるとともに、前記成形部
    材の回動量に応じた所定距離だけ前記管の一端を前記成
    形部材側へ移動させることを特徴とする管曲げ機構の筒
    長制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された管曲げ機構の筒長
    制御方法において、前記成形部材の回動角度は180度
    であり、前記成形部材の湾曲部に沿わされた前記管の軸
    線中心から前記成形部材の回動中心までの回転半径を
    R、円周率をπとして、前記管の一端を移動させる距離
    をπRにすることを特徴とする管曲げ機構の筒長制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された管曲げ機構の筒長
    制御方法において、前記成形部材の回動角度は180度
    であり、前記成形部材の湾曲部に沿わされた前記管の軸
    線中心から前記成形部材の回動中心までの回転半径を
    R、円周率をπとして、前記管の一端を移動させる距離
    をπR+Xとし、かつXは0.010から0.020イ
    ンチの範囲内にすることを特徴とする管曲げ機構の筒長
    制御方法。
  4. 【請求項4】 湾曲部を有する成形部材とこの成形部材
    に沿って導入された管の中間部分を前記成形部材にクラ
    ンプするクランプ部材とを備え、前記成形部材を回動さ
    せて前記管を前記湾曲部に沿わせて曲げる管曲げ機構に
    設置され、前記曲げられる管の筒長を制御する管曲げ機
    構の筒長制御装置であって、 前記管曲げ機構に供給される前記管の軸線延長線上に配
    置されかつ前記管の一端に当接する当接端を有する当接
    部材と、 前記当接部材をその軸線方向に駆動可能な駆動機構と、 前記成形部材の回動量に応じた所定距離だけ前記駆動機
    構を移動させる制御を行う制御手段とを備えたことを特
    徴とする管曲げ機構の筒長制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された管曲げ機構の筒長
    制御装置において、 前記制御手段は、前記成形部材の回動量を検出し、前記
    検出した回動量に応じた所定距離だけ前記駆動機構を移
    動させる制御を行うことを特徴とする管曲げ機構の筒長
    制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載された管
    曲げ機構の筒長制御装置において、前記管の一端および
    他端の各端面は前記管の軸線と直交する平面に形成され
    ていることを特徴とする管曲げ機構の筒長制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4から請求項6までの何れかに記
    載された管曲げ機構の筒長制御装置において、前記管は
    前記曲げの角度が180度とされたU字管に形成される
    とともに、この管の一端および他端の各端面は前記曲げ
    により同一平面に形成されることを特徴とする管曲げ機
    構の筒長制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項4から請求項6までの何れかに記
    載された管曲げ機構の筒長制御装置において、前記管は
    前記曲げの角度が180度とされたU字管に形成される
    とともに、この管の一端および他端の各端面は前記曲げ
    により各端面を含む平面どうしのずれが0.005イン
    チ以内に形成されることを特徴とする管曲げ機構の筒長
    制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項4から請求項8までの何れかに記
    載された管曲げ機構の筒長制御装置において、前記成形
    部材の回動角度は180度であり、前記成形部材の湾曲
    部に沿わされた前記管の軸線中心から前記成形部材の回
    動中心までの回転半径をR、円周率をπとして、前記管
    の一端を移動させる距離をπRにすることを特徴とする
    管曲げ機構の筒長制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項4から請求項8までの何れかに
    記載された管曲げ機構の筒長制御装置において、前記成
    形部材の回動角度は180度であり、前記成形部材の湾
    曲部に沿わされた前記管の軸線中心から前記成形部材の
    回動中心までの回転半径をR、円周率をπとして、前記
    管の一端を移動させる距離をπR+Xとし、かつXは
    0.010から0.020インチの範囲内にすることを
    特徴とする管曲げ機構の筒長制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項4から請求項10までの何れか
    に記載された管曲げ機構の筒長制御装置において、前記
    管は複数が並行して導入可能であり、前記成形部材は各
    管を同時に曲げ可能であり、前記管には各々当接部材が
    当接可能であることを特徴とする管曲げ機構の筒長制御
    装置。
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