JPH07178282A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH07178282A
JPH07178282A JP5328281A JP32828193A JPH07178282A JP H07178282 A JPH07178282 A JP H07178282A JP 5328281 A JP5328281 A JP 5328281A JP 32828193 A JP32828193 A JP 32828193A JP H07178282 A JPH07178282 A JP H07178282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water level
washing
cloth
water
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5328281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3430601B2 (ja
Inventor
Shinji Kondo
信二 近藤
Hideji Abe
秀二 安倍
Yumiko Hara
由美子 原
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Haruo Terai
春夫 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32828193A priority Critical patent/JP3430601B2/ja
Publication of JPH07178282A publication Critical patent/JPH07178282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3430601B2 publication Critical patent/JP3430601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛布、ウール、ランジェリー等の洗濯物の種
類を自動的に判別し、その判別結果に基づいて水位、洗
濯時間、水流、脱水時間等の各種洗濯条件を設定するこ
とにより、洗濯物の種類に応じた適切な洗濯を自動で行
う洗濯機を提供することを目的とする。 【構成】 水位センサ7で検出される洗濯槽1の給水水
位から、水位上昇速度を微分手段11が算出する。布種
判別手段は、この水位上昇速度の変化パターンを解析し
て布種を判別する。判別された布種に応じて洗濯条件決
定手段が、水位、洗濯時間、水流、脱水時間等の各種洗
濯条件を決定する。この洗濯条件に基づいて、制御手段
14がモータ4、給水弁9、排水弁10を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯物の種類を自動判
別し、その結果に応じて各種洗濯条件を自動決定する洗
濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機では、パルセ−タ回転時に
パルセ−タにかかる負荷の変化より布種を判別するもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パルセータに
かかる負荷の布種依存性が低いため、従来の方法による
布種判別では不十分であった。
【0004】本発明は前記課題を解決するものであり、
水位の上昇速度から布種を判別することを第1の目的と
する。また布量センサを用いて水位上昇速度の布量依存
部分を補正し、第1の目的を実現することを第2の目的
とする。さらに流量センサを用いて水位上昇速度の流量
依存部分を補正し、第2の目的を実現することを第3の
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るための第1の手段は、水位を検出する水位センサと、
この水位センサの検出値から水位の上昇速度を計算する
微分手段と、この微分手段の出力値から洗濯物の種類を
判別する布種判別手段と、この布種判別手段の判別結果
から各種洗濯条件を決定する洗濯条件決定手段とを備え
た洗濯機とするものである。
【0006】前記第2の目的を達成するための第2の手
段は、洗濯物の量を検出する布量センサと、水位を検出
する水位センサと、この水位センサの検出値から水位の
上昇速度を計算する微分手段と、この微分手段の出力値
と布量センサの検出値とから洗濯物の種類を判別する布
種判別手段と、この布種判別手段の判別結果から各種洗
濯条件を決定する洗濯条件決定手段とを備えた洗濯機と
するものである。
【0007】前記第3の目的を達成するための第3の手
段は、洗濯物の量を検出する布量センサと、水位を検出
する水位センサと、給水の流量を検出する流量センサ
と、この流量センサの検出値と前記水位センサの検出値
とから水位の上昇速度を計算する微分手段と、この微分
手段の出力値と布量センサの検出値とから洗濯物の種類
を判別する布種判別手段と、この布種判別手段の判別結
果から各種洗濯条件を決定する洗濯条件決定手段とを備
えた洗濯機とするものである。
【0008】
【作用】前記第1の手段による作用は以下の通りであ
る。微分手段が水位センサの検出値から水位上昇速度を
計算する。この水位上昇速度の振る舞いが布種により異
なるため、水位上昇速度を観測することにより布種判別
手段が洗濯物の種類を判別する。
【0009】前記第2の手段による作用は以下の通りで
ある。微分手段が水位センサの検出値から水位上昇速度
を計算する。この水位上昇速度の振る舞いが布種により
異なるが、布量による影響も含まれるので、布量センサ
で布量を検出し、水位上昇速度と布量とから布種判別手
段が洗濯物の種類を判別する。これにより布量によらず
適切な布種判別ができる。
【0010】前記第3の手段による作用は以下の通りで
ある。微分手段から得られる水位上昇速度の振る舞いは
布種により異なるが、布量および給水流量による影響も
含まれているので、布量センサで布量を流量センサで給
水流量をそれぞれ検出し、水位上昇速度と布量と給水流
量とから布種判別手段が洗濯物の種類を判別する。これ
により布量や給水流量によらず適切な布種判別ができ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。第
1の実施例について図1、図2を基に説明する。図1に
おいて、1は洗濯物および洗濯水を入れる洗濯槽、2は
洗濯水を溜める外槽である。3は洗濯物および洗濯水を
攪拌するパルセ−タで、モ−タ4によりベルト5、メカ
機構6を介して回転される。また脱水時には洗濯槽1が
モータ4によって駆動される。7はエア−トラップ8内
の気圧を検出することにより洗濯槽内の水量を検出する
水位センサである。洗濯槽内の水の出し入れはソレノイ
ドバルブにより駆動される給水弁9および排水弁10に
より制御される。
【0012】次に、給水時の水位上昇速度について説明
する。水位センサ7により給水時の水位は逐次検出され
る。微分手段11は、その検出値を微分し水位上昇速度
を算出する。洗濯槽に洗濯物が入っていない場合は水位
上昇速度(以下、無負荷時上昇速度とする)は外槽およ
び洗濯槽の形状と給水流量により一義的に定まる。この
時の布種による水位上昇速度の違いを図2に示す。この
違いは布種によって、布かさ、吸水性、浮水性が異なる
ことによって起こる。基本的には、洗濯槽に洗濯物が入
っていると、入っていない場合に比べて水位上昇速度が
大きくなる。しかし、洗濯物が完全に水に浮く、もしく
は完全に水に浸る状態になると無負荷時上昇速度と同じ
水位上昇速度になる。例えば、ウールは浮水性が高く給
水初期の段階で浮くため、水位上昇速度は無負荷時上昇
速度に速やかに収束する。タオルは吸水性が高く水に沈
むため、水に完全に浸って初めて水位上昇速度が無負荷
時上昇速度に収束する。また毛布は洗濯槽にほぼ一杯に
詰まった状態となるので、水位上昇速度が非常に大きく
なる。このように、布種による水位上昇速度のパターン
が違うので、布種判別手段12は観測結果がどの布種の
パターンに適合するかを分析し布種を判別する。水位上
昇速度のパターン判別は、ニューラルネットワークやフ
ァジィ推論等により容易に実現できる。洗濯条件決定手
段13は布種判別手段12の判別結果に応じて水位、洗
濯時間、水流、脱水時間等の各種洗濯条件を決定する。
この洗濯条件に従って制御手段14はモータ4、給水弁
9、排水弁10を制御する。また微分手段11、布種判
別手段12、洗濯条件決定手段13および制御手段14
はマイクロコンピュータ15により容易に実現できる。
【0013】次に第2の実施例について図3を基に説明
する。図4において、16は洗濯物および洗濯水を入れ
る洗濯槽、17は洗濯水を溜める外槽である。18は洗
濯物および洗濯水を攪拌するパルセ−タで、モ−タ19
によりベルト20、メカ機構21を介して回転される。
また脱水時には洗濯槽16がモータ19によって駆動さ
れる。31は外槽の上下の変位量を検出することにより
洗濯槽内に投入される洗濯物の重量を検知する布量セン
サ、22はエア−トラップ23内の気圧を検出すること
により洗濯槽内の水量を検出する水位センサである。洗
濯槽内の水の出し入れはソレノイドバルブにより駆動さ
れる給水弁24および排水弁25により制御される。微
分手段26、水位センサ22検出値を微分し水位上昇速
度を算出する。布種判別手段27は前記重量センサ31
の検出値と微分手段26の算出値とから布種を判別す
る。
【0014】次に、布種判別手段27による布種判別方
法について説明する。第1の実施例に記載したように、
給水時の水位上昇速度パターンは布種により異なる。と
ころが図4に示すように、この水位上昇速度パターンは
布量にも依存する。そこで本実施例での布種判別手段2
7は、重量センサ31で検出する布量により、水位上昇
速度パターンにおける布量による影響分を取り除いて布
種を判別する。水位上昇速度のパターン判別は、ニュー
ラルネットワークやファジィ推論等により容易に実現で
きる。洗濯条件決定手段28は布種判別手段27の判別
結果におうじて水位、洗濯時間、水流、脱水時間等の各
種洗濯条件を決定する。この洗濯条件に従って制御手段
29はモータ19、給水弁24、排水弁25を制御す
る。また微分手段26、布種判別手段27、洗濯条件決
定手段28および制御手段29はマイクロコンピュータ
30により容易に実現できる。
【0015】次に第3の実施例について図5を基に説明
する。図5において、32は洗濯物および洗濯水を入れ
る洗濯槽、33は洗濯水を溜める外槽である。34は洗
濯物および洗濯水を攪拌するパルセ−タで、モ−タ35
によりベルト36、メカ機構37を介して回転される。
また脱水時には洗濯槽32がモータ35によって駆動さ
れる。33は外槽の上下の変位量を検出することにより
洗濯槽内に投入される洗濯物の重量を検知する布量セン
サ、48は給水弁40より洗濯槽32に給水される洗濯
水の流量を検出する流量センサ、38はエア−トラップ
39内の気圧を検出することにより洗濯槽内の水量を検
出する水位センサである。洗濯槽内の水の出し入れはソ
レノイドバルブにより駆動される給水弁40および排水
弁41により制御される。微分手段42は、水位センサ
38の検出値と流量センサ48の検出値とから単位流量
換算の水位上昇速度を算出する。これにより流量変動に
よる水位上昇速度の変動は取り除かれる。布種判別手段
43は前記重量センサ47の検出値と微分手段42の算
出値とから布種を判別する。水位上昇速度のパターン判
別は、ニューラルネットワークやファジィ推論等により
容易に実現できる。洗濯条件決定手段44は布種判別手
段43の判別結果に応じて水位、洗濯時間、水流、脱水
時間等の各種洗濯条件を決定する。この洗濯条件に従っ
て制御手段45はモータ35、給水弁40、排水弁41
を制御する。また微分手段42、布種判別手段43、洗
濯条件決定手段44および制御手段45はマイクロコン
ピュータ46により容易に実現できる。本実施例により
布量や流量に左右されず精度良く布種を判別することが
できる。
【0016】洗濯条件決定手段44は布種判別手段43
の判別結果に応じて水位、洗濯時間、水流、脱水時間等
の洗濯条件を決定する。この洗濯条件に従って制御手段
45はモータ35、給水弁40、排水弁41を制御す
る。例えばランジェリーならば水量を多めに、且つ水流
を弱めにといった具合にである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗濯機に
よれば、水位上昇速度の振る舞いを観測することにより
洗濯物の布種を判別することができるので、布種に応じ
た適切な洗濯を自動で行うことができる。布量や給水流
量といった変動要素に関わらず精度良く布種を判別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の構成図
【図2】布種による水位上昇速度の変化を表わす図
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の構成図
【図4】布量による水位上昇速度の変化を表わす図
【図5】本発明の第3の実施例の洗濯機の構成図
【符号の説明】
1、16、32 洗濯槽 2、17、33 外槽 3、18、34 パルセータ 4、19、35 モータ 7、22、38 水位センサ 9、24、40 給水弁 10、25、41 排水弁 11、26、42 微分手段 12、27、43 布種判別手段 13、28、44 洗濯条件決定手段 14、29、45 制御手段 15、30、46 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貞平 匡史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寺井 春夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水位を検出する水位センサと、この水位セ
    ンサの検出値から水位の上昇速度を計算する微分手段
    と、この微分手段の出力値から洗濯物の種類を判別する
    布種判別手段と、この布種判別手段の判別結果から各種
    洗濯条件を決定する洗濯条件決定手段とを備えた洗濯
    機。
  2. 【請求項2】洗濯物の量を検出する布量センサと、水位
    を検出する水位センサと、この水位センサの検出値から
    水位の上昇速度を計算する微分手段と、この微分手段の
    出力値と布量センサの検出値とから洗濯物の種類を判別
    する布種判別手段と、この布種判別手段の判別結果から
    各種洗濯条件を決定する洗濯条件決定手段とを備えた洗
    濯機。
  3. 【請求項3】洗濯物の量を検出する布量センサと、水位
    を検出する水位センサと、給水の流量を検出する流量セ
    ンサと、この流量センサの検出値と前記水位センサの検
    出値とから水位の上昇速度を計算する微分手段と、この
    微分手段の出力値と布量センサの検出値とから洗濯物の
    種類を判別する布種判別手段と、この布種判別手段の判
    別結果から各種洗濯条件を決定する洗濯条件決定手段と
    を備えた洗濯機。
JP32828193A 1993-12-24 1993-12-24 洗濯機 Expired - Fee Related JP3430601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32828193A JP3430601B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32828193A JP3430601B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07178282A true JPH07178282A (ja) 1995-07-18
JP3430601B2 JP3430601B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=18208479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32828193A Expired - Fee Related JP3430601B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3430601B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111155278A (zh) * 2018-10-22 2020-05-15 青岛海尔洗衣机有限公司 衣物材质检测方法和洗衣机控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111155278A (zh) * 2018-10-22 2020-05-15 青岛海尔洗衣机有限公司 衣物材质检测方法和洗衣机控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3430601B2 (ja) 2003-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910021511A (ko) 세탁기의 세탁제어장치
JPH0728980B2 (ja) 洗濯機
JPH07178282A (ja) 洗濯機
JPH02154793A (ja) 洗濯機の制御装置
JP3234428B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3167538B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH05269290A (ja) 洗濯機の脱水制御装置
JPH1043471A (ja) 洗濯機の負荷量判定方法
JPS6346717B2 (ja)
JPH07171289A (ja) 洗濯機
JPH0731786A (ja) 脱水兼用洗濯機
JP7429843B2 (ja) 洗濯機
KR100929231B1 (ko) 수질감지형 세탁기 및 그 동작방법
JPH07136379A (ja) 洗濯機
JPH09108478A (ja) 洗濯機の制御方法
JPH0277291A (ja) 洗濯機
JPH0334357B2 (ja)
KR950006082B1 (ko) 세탁기의 포량 및 포질 감지방법
JPH0435685A (ja) 全自動洗濯機
JPS6241691A (ja) 洗濯機
JPH02140197A (ja) 洗濯機
JPH0337437B2 (ja)
JPH0336558B2 (ja)
JP2645911B2 (ja) ドラム式洗濯機の負荷量検知装置
JP3129747B2 (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees