JPH07177773A - マイクロモータ - Google Patents

マイクロモータ

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Publication number
JPH07177773A
JPH07177773A JP34628893A JP34628893A JPH07177773A JP H07177773 A JPH07177773 A JP H07177773A JP 34628893 A JP34628893 A JP 34628893A JP 34628893 A JP34628893 A JP 34628893A JP H07177773 A JPH07177773 A JP H07177773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pusher
micromotor
rotor
electrodes
displaced
Prior art date
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Application number
JP34628893A
Other languages
English (en)
Inventor
Notsutomaiyaa Kai
ノットマイヤー カイ
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH07177773A publication Critical patent/JPH07177773A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力トルクの高いマイクロモータを提供す
る。 【構成】 ロータ3の外周に複数の突起3aを周方向に
等間隔をもって形成する。突起3aを介してロータ3を
回転させる複数のプッシャ4をその長手方向へ移動可能
に設ける。各ロータ4の後端部には、可動板6を設け
る。可動板6の上面には、複数の静電電極7aを配置す
る。静電電極7aと対向する天板2の下面には、複数の
静電電極7bを配置する。静電電極7a,7bは、それ
らに電圧を順次印加すると可動板6およびプッシャ4が
前進後退するよう、所定の間隔をもって配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロマシニング
によって製造されるマイクロモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロモータは、単結晶のシ
リコン基板上にロータを回転自在に設けるとともに、ロ
ータの外周側に多数のステータを設け、このステータに
電圧を順次印加することによってロータを回転させるよ
うになっている。また、ステータをロータの外周側に配
置する代わりに、ロータの軸線方向を向く端面に対向す
るように配置したものもある(特開平4ー251579
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のマイクロモ
ータにおいては、出力トルクが低いという問題があっ
た。すなわち、マイクロモータの出力は、印加する電圧
を一定とした場合、ロータとステータとの対向面積に比
例する。したがって、対向面積を大きくすれば出力を増
大することができる。対向面積を大きくするには、ロー
タの外径および厚さを大きくすればよい。しかしなが
ら、ロータの外径および厚さを大きくすると、ロータと
これを支持する軸受との間に発生する摩擦抵抗が増大す
るための、ロータの外径および厚さを大きくするにも一
定の限界があり、あまり大きくすることができない。こ
のため、低トルクしか得られなかったのである。
【0004】そこで、通常はロータを高速回転させ、こ
れを減速することによって高トルクを得るようにしてい
る。しかし、ロータの回転を減速させるには減速歯車が
必要になる。このため、構造が複雑になるとともに、製
造費が高騰するという問題がある。
【0005】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、低速、かつ高トルク回転が得られるマイ
クロモータを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、基板にロータが回転自在に設けられ
たマイクロモータにおいて、上記基板には、一方向への
変位時に上記ロータを一回転方向へそれぞれ押す複数の
プッシャと、各プッシャを変位させる駆動手段とが設け
られていることを特徴としている。
【0007】
【作用】プッシャが一方向へ変位するとロータが回転す
る。したがって、各プッシャを順次変位させることによ
り、ロータを連続して回転させることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1〜図2
1を参照して説明する。図1は、この発明の一実施例を
示すものであり、この実施例のマイクロモータAは、そ
れぞれ単結晶のシリコンからなる基板1と基板1の上面
にそれを覆うようにして接合された天板2とを備えてい
る。
【0009】基板1の上面には、その中央部に第1の凹
部1aが形成され、この凹部1aの周囲に複数(この実
施例では4個)の第2の凹部1bが周方向に等間隔をも
って配置形成されている。第1の凹部1aと各第2の凹
部1bとを区画する各隔壁1cには、それを貫通して第
1の凹部1aから第2の凹部1bまで延びる挿通溝1d
が形成されている。
【0010】上記第1の凹部1aの中央部には、ロータ
3が回転自在に設けられている。このロータ3の外周面
には、複数(この実施例では3個)の突起3aが周方向
に等間隔をもって配置形成されている。
【0011】上記各挿通溝1dには、真っすぐな棒状を
なすプッシャ4が移動自在に挿通されている。プッシャ
4は、その長手方向がロータ3の外周の接線に沿うよう
に配置されている。このプッシャ4は、次の構成からな
る駆動機構(駆動手段)5によってその長手方向へ移動
させられるようになっている。すなわち、プッシャ4の
基端部は第2の凹部1b内に突出しており、そこには可
動板6が一体的に設けられている。この可動板6は、第
2の凹部1b内にプッシャ4の長手方向へ移動自在に収
容されており、その上面には、プッシャ4の長手方向と
直交する方向に延びる複数の電極7aが所定の間隔をも
って形成されている。
【0012】上記可動板5と対向する上記天板2の下面
には、プッシャ4の長手方向と直交する方向に延びる複
数の電極7bが所定の間隔をもって形成されている。こ
の電極7bと上記電極7aとは対をなしており、いわば
リニアステッピングモータの電極になっている。つま
り、電極7bが固定側電極であり、電極7aが可動側電
極になっている。勿論、電極7aのピッチと電極7bの
ピッチとはし互いに異なっている。したがって、電極7
bと電極7aとに順次電圧を印加することにより、可動
板をプッシャ4の長手方向に沿って前方(ロータ3に接
近する方向)または後方(ロータ3から離間する方向)
へ移動させることができる。なお、電極7a,7bの配
置、電圧の印加順序等はリニアステッピングモータにお
けるそれと同様であるのでその説明は省略する。
【0013】上記可動板6が移動すると、それに追随し
てプッシャ4が前後方向へ移動する。各プッシャ4は、
前方への移動時にロータ3の突起3aを押し、ロータ3
を図1(A)の矢印方向へ回転させる。この場合、各プ
ッシャ4は、突起3aを順次押す。しかも、1回のスト
ロークで突起3a,3a間の1ピッチより若干長い距離
を押す。これによって、ロータ3が連続回転するように
なっている。各プッシャ4の前方への移動開始時期、移
動距離等は、ロータ3が円滑に連続回転するよう、上記
電極7a,7b対する電圧の印加順序と共にマイクロコ
ンピュータ(図示せず)によって制御されている。
【0014】なお、上記ロータ3、プッシャ4、可動板
6、電極7a,7bは、特開平4ー251579号公報
に記載された周知のマイクロマシニングと同様の加工方
法によって形成することができるので、その詳細な説明
については省略する。
【0015】上記のマイクロモータAにおいては、ロー
タ3の出力トルクがプッシャ4の押圧力によって決定さ
れ、プッシャ4の押圧力は電極7a,7b間に作用する
静電力によって決定される。この場合、電極7a,7b
は、ロータ3の直径に関係せずにその大きさを定めるこ
とができる。したがって、電極7a,7を大きくしてそ
れらの間に作用する静電力を大きくすることができる。
よって、ロータ3の出力トルクを従来のマイクロモータ
に比して大幅に増大することができる。
【0016】次に、この発明に係るマイクロモータの他
の実施例を説明する。なお、以下の実施例において上記
実施例と異なるのは、主としてプッシャの駆動に関連す
る部分であり、他の構成部分は同様になっている。そこ
で、駆動に関連する部分だけについて説明することと
し、同様な部分についてはその説明を省略する。
【0017】図2に示すマイクロモータBにおいては、
保持部8が形成されている。この保持部8の一端部はプ
ッシャ4の中間部に連結されており、他端部はプッシャ
4と直交する方向に延びて基板1に固定されている。保
持部8は、薄膜状をなしており、これによってその長手
方向に弾性変形可能になっている。
【0018】また、プッシャ4の後端部には、櫛状可動
板9が一体的に、かつプッシャ4と同方向へ移動可能に
設けられている。可動板9は、前側の端面にプッシャ4
と同方向へ延びる多数の歯9aを有している。各歯9a
の側面には、静電電極(図示せず)が形成されている。
【0019】可動板9の前側には、基板1に固定された
櫛状固定板10が配置されている。この固定板10に
は、上記可動板9の歯9aの各間に入り込む多数の歯1
0aが形成されている。各歯10aの側面には可動板9
の静電電極と対向する静電電極(図示せず)が形成され
ている。
【0020】上記構成のマイクロモータBにおいて、可
動板9と固定板10との電極間に電圧を印加すると、電
極の対向面積が増加するように可動板9が移動する。こ
れによって、プッシャ4が保持部8を伸長させつつ前方
へ移動し、ロータ3を回転させる。プッシャ4が所定距
離移動した後、電圧の印加を中断すると、プッシャ4お
よび可動板9が保持部8の弾性力によって元の位置まで
復帰移動させられる。そして、各プッシャ4が順次前進
後退することにより、ロータ3が連続回転させられる。
【0021】図3に示すマイクロモータCは、上記実施
例においてはプッシャ4を直線変位させているのに対
し、プッシャ4を回転変位させるようにしたものであ
る。すなわち、プッシャ4の後端部は、弾性変形可能な
薄膜部11を介して基板1に連結されており、薄膜部1
1の上面には静電電極12が形成されている。この静電
電極12の上面は薄い絶縁膜(図示せず)によって被覆
されている。静電電極12と対向する天板2の下面には
静電電極13が形成されている。この静電電極13の下
面は薄い絶縁膜(図示せず)によって被覆されている。
【0022】また、プッシャ4の中間部より後端側の部
分は、薄膜部11と逆方向に延びる保持部(弾性部)1
4を介して基板1に連結されている、支持部14は、弾
性変形して伸縮するよう薄膜状に形成されている。な
お、この実施例では、ロータ3の突起3bが三角形状に
形成されている。
【0023】上記構成のマイクロモータCにおいて、電
極12,13に電圧を印加してそれらの間に静電吸引力
を作用させると、図3(C)に示すように、電極12が
電極13側に吸着され、それに伴って薄膜部11が変形
する。薄膜部11の変形により、プッシャ4の後端部が
図3(A)において上方へ移動させられる。この結果、
プッシャ4が保持部14を中心として矢印方向へ回転
し、ロータ3の突起3bを同方向へ押す。これによっ
て、ロータ3が回転させられる。また、薄膜部11の変
形によってプッシャ4の後端部が上方へ移動させられた
とき、保持部14が弾性変形して伸びる。したがって、
電極12,13に対する通電を中断すると、保持部14
の弾性力により、プッシャ4が元の位置に復帰移動させ
られる。
【0024】図4に示すマイクロモータDは、プッシャ
4を電磁力によって直線変位させるようにしたものであ
る。すなわち、プッシャ4には、永久磁石15が設けら
れている。プッシャ4の両側の基板1上には、複数の電
磁コイル16がプッシャ4に沿って並んで配置固定され
ている。そして、各電磁コイル16に順次電流を通電す
ることにより、プッシャ4を前後方向へ移動させるよう
になっている。
【0025】図5に示すマイクロモータEは、電磁力に
よってプッシャ4を変位させるようにした点は、図4に
示すものと同様であるが、このマイクロモータEにおい
てはプッシャ4を回転変位させるようになっている。す
なわち、プッシャ4の後端部には、可動部17が一体に
形成されている。この可動部17は、薄膜状をなす弾性
変形可能な保持部(弾性部)18を介して基板1に上下
方向(天板2に対して接近離間する方向)へ移動可能に
支持されている。可動部17の上面には永久磁石19が
固定されている。一方、天板2の下面には、コイル20
が永久磁石19を囲むようにして形成されている。
【0026】上記構成のマイクロモータEにおいて、コ
イル20に通電して永久磁石19を磁気吸引すると、可
動部17が上方へ移動する。可動部17が上方へ移動す
ると、それに伴って保持部18が捩られるように弾性変
形する。この結果、プッシャ4が図5(A)において矢
印で示すように回転変位し、ロータ3を回転させる。そ
の状態でコイル20に対する通電を中断すると、保持部
18によって可動部17が下方へ移動させられ、プッシ
ャ4が元の位置まで復帰移動させられる。
【0027】図6に示すマイクロモータFは、形状記憶
合金を用いてプッシャ4を変位させるようにしたもので
ある。すなわち、プッシャ4の後端部は、弾性変形可能
なばね部(弾性部)21の先端部に一体的に連結されて
おり、ばね部21の基端部は基板1に固定されている。
したがって、プッシャ4は、矢印A,B方向へ回転変位
可能である。また、プッシャ4のばね部21から若干先
端側寄りの部分には、ワイヤ22の一端部が固定されて
おり、ワイヤ22の他端部は基板1に固定されている。
ワイヤ22は、形状記憶合金からなるものであり、それ
に通電すると内部抵抗によって加熱されて収縮するよう
になっている。
【0028】上記構成のマイクロモータFにおいて、ワ
イヤ22に通電するとワイヤ22が収縮し、プッシャ4
が矢印A方向へ回転させられる。このとき、ばね部21
が弾性変形する。したがって、ワイヤ22に対する通電
を中断すると、ばね21の弾性力により、プッシャ4が
矢印B方向へ回転し、ロータ3を回転させる。
【0029】図7に示すマイクロモータGは、形状記憶
合金からなる2つのワイヤ23,23によってプッシャ
4を矢印A,B方向へ回動変位させるようにしたもので
ある。すなわち、プッシャ4の後端部には、四角形の枠
部25が一体的に形成されており、この枠部25は、そ
の後端部の略中央部が薄膜状をなす弾性変形可能な保持
部(弾性部)26を介して基板1に固定されており、保
持部26を中心として正逆方向へ回動変位可能になって
いる。
【0030】保持部26の後端側の両側部には、形状記
憶合金からなるワイヤ23,24の各一端部が固定され
ている。ワイヤ23,24の各他端部は基板1に固定さ
れている。
【0031】上記構成のマイクロモータGにおいて、ワ
イヤ24に対する通電を停止した状態でワイヤ23に通
電すると、ワイヤ23が短縮する結果、プッシャ4が矢
印A方向へ回動する。これによって、ロータ3が時計方
向へ回転させられる。その後、ワイヤ23に対する通電
を中断すると、ワイヤ23が伸びるので、プッシャ4が
矢印B方向に回動して元の位置に復帰する。勿論、ワイ
ヤ23に対する通電を停止した状態でワイヤ24に対す
る通電を断続することにより、ロータ3を反時計方向へ
回転させることも可能である。
【0032】図8に示すマイクロモータHは、図7に示
すマイクロモータGの変形例であり、このマイクロモー
タHにおいては、ワイヤ23,24を真っすぐに延ばす
ことなく、多数回にわたって直角に屈曲させつつプッシ
ャ4の後方へ延ばしたものである。このようにすると、
ワイヤ23,24の変位量を大きくすることができ、ひ
いてはプッシャ4の回転変位量を大きくすることができ
る。
【0033】図9に示すマイクロモータIは、プッシャ
4にその長手方向に沿って延びる形状記憶合金27を接
合することにより、プッシャ4をバイメタル構造にした
ものであり、形状記憶合金27に通電するとその長さが
短くなり、プッシャ4が湾曲変形してその先端部が図9
(B)の矢印方向に変位する。これによってロータ3が
時計方向へ回転させられる。形状記憶合金27に対する
通電を中断すると、プッシャ4が元の形状に復帰する。
なお、上記の内容から明らかなように、この実施例で
は、プッシャ4および形状記憶合金27によってプッシ
ャ4の駆動手段が構成されている。
【0034】図10に示すマイクロモータJは、バイメ
タルを利用した点において図9に示すマイクロモータI
と同様であるが、プッシャ4の先端部をロータ3の回転
面と直交する方向(回転軸線方向)へ変位させるように
した点において異なっている。すなわち、ロータ3の突
起3cは、ロータ3の軸線方向に見たとき長方形状をな
し、ロータ3の径方向に見たとき三角形をなす三角柱状
に形成されている。また、10(B),(C)に示すよ
うに、プッシャ4の上面には、その長手方向に沿って形
状記憶合金28が接合されており、この形状記憶合金2
8は、それに通電して加熱すると伸びるようになってい
る。
【0035】したがって、形状記憶合金28に通電する
と、プッシャ4の先端部が下方へ変位し、突起3cの一
側面を押す。これによって、ロータ3が回転させられる
ようになっている。
【0036】図11に示すマイクロモータKは、図3に
示すマイクロモータCが静電力によってプッシャ4を変
位させているのに対し、形状記憶合金29によって変位
させるようにしたものである。そのために、マイクロモ
ータKにおいては、薄膜部11に形状記憶合金29が接
合されており、形状記憶合金29は通電すると湾曲する
ようになっている。したがって、形状記憶合金29に通
電すると、薄膜部が図11(C)に示すように湾曲し、
プッシャ4の後端部が距離lだけ図11(A)において
上方へ変位させられる。この結果、プッシャ4の先端部
が図11(A)の矢印方向へ変位し、これによってロー
タ3が時計方向へ回転させられる。勿論、形状記憶合金
29は、通電を中断すると平らな元の状態に復帰し、こ
れによってプッシャ4が元の位置に回動復帰する。
【0037】図12に示すマイクロモータLは、形状記
憶合金を用いた他の例を示すものである。このマイクロ
モータLにおいては、プッシャ4の後端部に四角形の枠
部30が一体的に形成されている。この枠部30の後端
部には、薄膜部31の後端部が一体的に形成されてお
り、薄膜部31の先端部は枠部30の内部を前方に延
び、基板1に固定されている。薄膜部31の上面には、
通電して加熱すると湾曲する薄膜状をなす形状記憶合金
32が接合されている。
【0038】上記構成のマイクロモータLにおいて、形
状記憶合金32に通電して湾曲させると、それに伴って
薄膜部31が湾曲する結果、枠部30が前方へ移動し、
ひいてはプッシャ4が前方へ移動する。これによってロ
ータ3が回転させられる。形状記憶合金32に対する通
電を停止すると、形状記憶合金32が平らになり、枠部
30およびロータ4が元の位置に復帰させられる。
【0039】図13に示すマイクロモータMは、図9に
示すマイクロモータIの変形例であり、このマイクロモ
ータMにおいては、プッシャ4の両側面にジルコンーオ
キサイド(ZnO)、鉛ージルコネートーチタネート
(PZT)等からなる圧電素子33,34を接合し、圧
電素子33,34に電圧を印加して一方を伸ばし、他方
を縮めることによってプッシャ4を湾曲変形させるよう
になっている。勿論、圧電素子33,34のいずれか一
方だけを設けるようにしてもよい。
【0040】図14に示すマイクロモータNは、積層し
た圧電素子35によってプッシャ4を回動変位させるよ
うにしたものである。すなわち、プッシャ4の後端側の
一側部と、そこよりさらに後端側の他側部とは、弾性変
形可能な保持部(弾性部)36,37を介して基板1に
保持されており、プッシャ4の後端部の下側には、多数
の圧電素子35が積層されている。圧電素子35は、図
14(B)に示す極性で電圧を印加すると伸びるか、あ
るいは縮むようになっており、圧電素子35が変形する
と、その変形分が保持部36,37によってプッシャ3
の回動変位に変換され、これによってロータ3が回転さ
せられるようになっている。なお、この実施例において
は、基板1とその下方に配置された支持板1′との間に
ガラス製の管38が配置されており、この管38内に圧
電素子35が配置されている。
【0041】図15に示すマイクロモータOは、圧電効
果に代えて磁歪効果を利用するようにしたものであり、
上記マイクロモータNの圧電素子35に代えて磁歪素子
39が設けられるとともに、この磁歪素子39の周囲に
コイル40が配置されている。そして、コイル40に通
電したときに発生する磁力によって磁歪素子39を伸縮
させることにより、プッシャ4を回動変位させるように
なっている。
【0042】図16に示すマイクロモータPは、気体の
膨張・収縮によってプッシャ4を回動変位させるように
したものである。すなわち、基板1の下側上には、単結
晶シリコンからなる2つのウエファ41,42が積層さ
れ、さらにその下側にガラス板43が積層されている。
【0043】ウエファ41のプッシャ4の後端部と対向
する部分には、薄膜からなるダイアフラム41aが形成
されており、このダイアフラム41aの中央部にはプッ
シャ4の後端部に突き当たる当接部41bが形成されて
いる。ダイアフラム41aの下側に位置するウエファ4
1の下部には、凹部41cが形成されている。この凹部
41cと対向するウエファ42の上部には薄膜状をなす
支持部42aが形成されており、この支持部42aより
下側に凹部42bが形成されている。この凹部42b
は、支持部42に形成された透孔42cを介して凹部4
1cに連通しており、両凹部42b,41cの内部空間
が、ダイアフラム41aとガラス板43とによって密閉
された膨張室44になっている。この膨張室44には、
不活性の気体が封入されており、この気体は支持部42
aに設けられたヒータ45によって加熱されるようにな
っている。
【0044】上記構成のマイクロモータPにおいて、ヒ
ータ45に通電すると、膨張室44に封入された気体が
加熱されて膨張する。この結果、当接部42bが上方へ
移動し、プッシャ4の後端部が同方向へ押圧移動させら
れる。これにより、プッシャ4が回動変位し、ロータ3
が回転する。ヒータ45に対する通電を停止すると、気
体が収縮し、保持部36,37の弾性力によってプッシ
ャ4が元の位置まで復帰移動させられる。
【0045】図17に示すマイクロモータQは、気体を
膨張させるために、ヒータ45に代えて光を用いるよう
にしたものであり、ガラス板43の膨張室44と対向す
る部分には、光ファイバー46が設置されており、光フ
ァイバー46にと対向する支持部42aの下面には、光
を吸収する材質からなる吸収層47が形成されている。
そして、この吸収層47によって光を吸収することによ
り、膨張室44内の気体を加熱して膨張させるようにな
っている。
【0046】図18に示すマイクロモータRは、気体の
代わりに液体を膨張させるようにしたものである。すな
わち、このマイクロモータQにおいては、ウエファ42
が設けられておらず、凹部41aの内部空間が膨張室4
4になっている。この膨張室44には、液体48が封入
されており、その液体48中には光を吸収する吸収材4
9が混入されている。したがって、光ファイバー46を
介して膨張室44に光を照射すると、その光を吸収材4
9が吸収することにより液体48が加熱されて膨張す
る。これによって、プッシャ4が回動変位させられ、ロ
ータ(図示せず)が回転させられる。
【0047】図19に示すマイクロモータSは、膨張室
内44内に弁機構を介して加圧流体を導入するようにし
たものである。すなわち、ガラス板43の当接部41b
と対向する部分には、導入孔43aが形成されており、
導入孔43aの上側の開口部の周囲には電極50が形成
されている。この電極50に電圧を印加すると、その静
電力によって当接部41bが吸引され、ガラス板43に
押圧密接する。これによって、導入孔43aを閉じるよ
うになっている。なお、符号51は、絶縁層である。
【0048】また、上記ウエファ41とガラス板43と
の間には、通路52を介して膨張室44と連通した吐出
室53が形成されている。この吐出室53と対向するガ
ラス板43には、吐出孔43bが形成されている。この
吐出孔43bの上部開口部の周囲には、電極54が形成
されている。この電極54に電圧を印加すると、その静
電力により、薄膜状をなす支持部41dによって支持さ
れた弁部41eが吸引されてガラス板43に押圧密接
し、これによって吐出孔43bが閉じられるようになっ
ている。なお、符号55は絶縁層である。
【0049】上記構成のマイクロモータSにおいて、導
入孔43aを開くとともに、吐出孔43bを閉じ、導入
孔43aから加圧流体を導入する。すると、プッシャ4
が上方へ押圧され、ロータ(図示せず)が回転させられ
る。一方、導入孔43aを閉じ、吐出孔43bを開く
と、加圧流体が吐出孔43bから吐出される。この結
果、保持部36,37によってプッシャ4が元の位置に
復帰移動させられる。
【0050】図20に示すマイクロモータTは、シリン
ダ機構によってプッシャ4を移動させるようにしたもの
である。すなわち、基板1と天板2との間には、内部に
流体を収容したシリンダ室56が形成されている。この
シリンダ室56には、プッシャ4の後端部が挿入されて
いる。また、天板2のシリンダ56と対向する部分に
は、薄膜状をなすダイアフラム2aが形成されており、
このダイアフラム2aの上面には薄板57が接合されて
いる。この薄板57は、形状記憶合金からなるものであ
り、それに通電して加熱すると、中央部が下方へ変位す
るように湾曲する。
【0051】したがって、薄板57に通電して加熱する
と、ダイアフラム2aが図20(B)に示すように下方
に湾曲し、シリンダ室56の内部容積を減少させる。そ
の減少分だけプッシャ4が前方へ押圧移動させられ、ロ
ータ3が回転させられる。薄板57に対する通電を中断
すると、薄板57が元の平らな状態になり、プッシャ4
が元の位置まで復帰移動させられる。
【0052】図21に示すマイクロモータUは、天板2
のシリンダ室56と対向する部分に環状の薄膜部2bを
形成し、これより内側の部分をアクチュエータ58によ
ってシリンダ室56側へ変位させることにより、プッシ
ャ4を前進移動させるようにしたものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のマイク
ロモータによれば、駆動手段によってプッシャを変位さ
せ、プッシャによってロータを回転させるようにしてい
るから、従来のマイクロモータに比して低速回転で、か
つ出力トルクを大幅に増大させる向上させることができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマイクロモータAを示すもの
で、図1(A)は天板を取り除いて示す一部省略平面
図、図1(B)は図1(A)のB−B断面図である。
【図2】この発明に係るマイクロモータBを示す図1
(A)と同様の平面図である。
【図3】この発明に係るマイクロモータCを示すもの
で、図3(A)は図1(A)と同様の平面図、図3
(B)は図3(A)のB−B断面図、図3(C)は
が変形した状態で示す図3(B)と同様の断面図であ
る。
【図4】この発明に係るマイクロモータDを示すもの
で、図4(A)は図1(A)と同様の平面図、図4
(B)は図4(A)のB−B断面図である。
【図5】この発明に係るマイクロモータEを示すもの
で、図5(A)は図1(A)と同様の平面図、図5
(B)は図5(A)のB−B断面図、図5(C)はコイ
ルを示す平面図である。
【図6】この発明に係るマイクロモータFを示す図1
(A)と同様の平面図である。
【図7】この発明に係るマイクロモータGを示す図1
(A)と同様の平面図である。
【図8】この発明に係るマイクロモータHを示すもの
で、図8(A)は図1(A)と同様の平面図、図8
(B)は図8(A)のB−B断面図である。
【図9】この発明に係るマイクロモータIを示すもの
で、図9(A)は図1(A)と同様の平面図、図9
(B)はプッシャを示す拡大図である。
【図10】この発明に係るマイクロモータJを示すもの
で、図10(A)は天板を取り除いて示す斜視図、図1
0(B)はプッシャを示す拡大図、図10(C)はプッ
シャを変位した状態で示す拡大図である。
【図11】この発明に係るマイクロモータKを示すもの
で、図11(A)は図1(A)と同様の平面図、図11
(B)は図11(A)のB−B断面図、図11(C)は
を変位した状態で示す図11(B)と同様の断面図であ
る。
【図12】この発明に係るマイクロモータLを示すもの
で、図12(A)は図1(A)と同様の平面図、図12
(B)は図12(A)のB−B断面図、図12(C)は
を変位した状態で示す図12(B)と同様の断面図であ
る。
【図13】この発明に係るマイクロモータMを示すもの
で、図13(A)は図1(A)と同様の平面図、図13
(B)はプッシャを示す拡大図である。
【図14】この発明に係るマイクロモータNを示すもの
で、図14(A)は図1(A)と同様の断面図、図14
(B)は図14(A)のB−B拡大断面図である。
【図15】この発明に係るマイクロモータOを示すもの
で、図15(A)は図1(A)と同様の断面図、図15
(B)は図15(A)のB−B拡大断面図である。
【図16】この発明に係るマイクロモータPを示すもの
で、図16(A)は図1(A)と同様の断面図、図16
(B)は図16(A)のB−B拡大断面図である。
【図17】この発明に係るマイクロモータQを示す図1
6(B)と同様の断面図である。
【図18】この発明に係るマイクロモータRを示す図1
6(B)と同様の断面図である。
【図19】この発明に係るマイクロモータSを示す図1
6(B)と同様の断面図である。
【図20】この発明に係るマイクロモータTを示すもの
で、図20(A)は図1(A)と同様の平面図、図20
(B)は図20(A)のB−B断面図である。
【図21】この発明に係るマイクロモータUを示す図2
0(B)と同様の断面図である。
【符号の説明】
A マイクロモータ B マイクロモータ C マイクロモータ D マイクロモータ E マイクロモータ F マイクロモータ G マイクロモータ H マイクロモータ I マイクロモータ J マイクロモータ K マイクロモータ L マイクロモータ M マイクロモータ N マイクロモータ O マイクロモータ P マイクロモータ Q マイクロモータ R マイクロモータ S マイクロモータ T マイクロモータ U マイクロモータ 1 基板 3 ロータ 4 プッシャ 5 駆動手段 9 保持部(弾性部) 14 保持部(弾性部) 18 保持部(弾性部) 21 ばね部(弾性部) 26 保持部(弾性部) 36 保持部(弾性部) 37 保持部(弾性部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板にロータが回転自在に設けられたマ
    イクロモータにおいて、上記基板には、一方向への変位
    時に上記ロータを一回転方向へそれぞれ押す複数のプッ
    シャと、各プッシャをそれぞれ変位させる駆動手段とが
    設けられていることを特徴とするマイクロモータ。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段が、プッシャを一方向へ変
    位させる駆動部と、少なくともプッシャが一方向へ変位
    したときにプッシャを他方向へ付勢する弾性部とからな
    ることを特徴とする請求項1に記載のマイクロモータ。
  3. 【請求項3】 上記プッシャが上記ロータの接線方向へ
    変位することを特徴とする請求項1または2に記載のマ
    イクロモータ。
  4. 【請求項4】 上記プッシャが上記ロータの回転軸線方
    向へ変位することを特徴とする請求項1または2に記載
    のマイクロモータ
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