JPH0739177A - 超音波アクチュエータおよび焦電型赤外線センサ - Google Patents

超音波アクチュエータおよび焦電型赤外線センサ

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JPH0739177A
JPH0739177A JP5179181A JP17918193A JPH0739177A JP H0739177 A JPH0739177 A JP H0739177A JP 5179181 A JP5179181 A JP 5179181A JP 17918193 A JP17918193 A JP 17918193A JP H0739177 A JPH0739177 A JP H0739177A
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JP
Japan
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ultrasonic actuator
vibrating body
vibrator
infrared
infrared sensor
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Application number
JP5179181A
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English (en)
Inventor
Katsumasa Miki
勝政 三木
Koji Nomura
幸治 野村
Takahiro Nishikura
孝弘 西倉
Osamu Kawasaki
修 川崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波アクチュエータの移動距離を拡大し、
焦電型赤外線センサの小型化と焦電型赤外線センサの感
度向上を図る。 【構成】 正四角柱状の弾性体11の直交する2面に圧
電体12a,12bが接着されて振動体10を構成す
る。圧電体12a,12bに位相差のある交流電界を印
加すると振動体10は回転運動をする。移動体15は振
動体10に加圧接触され移動体支持軸16により振動体
10の長手方向に直交する方向にのみ移動可能に支持さ
れている。移動体15の回転節17にL字型の変位拡大
部材21を軸支し、振動体保持部13bに設けた支持溝
19に移動体15の基部側を係合し、テコの原理を利用
した変位拡大機構20を構成する。変位拡大部材21の
1つの辺である遮蔽板22にスリット23を形成し、ス
リット23の往復移動により赤外線検出素子24に対す
る赤外線25の入射・遮断を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電体と弾性体からな
る振動体に弾性振動を励振することにより振動体上に加
圧接触して配置された移動体を駆動する超音波アクチュ
エータ、および、物体から放出される赤外線を断続させ
て赤外線検出素子に入射させ、物体の位置または温度を
検出する焦電型赤外線センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を用いて超音波アクチュエー
タの従来技術について説明する。
【0003】図2は従来の超音波アクチュエータに用い
られている振動体を示す。棒状の振動体40にたわみ振
動を励振させることで、振動体40の表面に回転運動を
発生させている。同図において、41は金属,セラミッ
クなどの弾性体、42a,42bはそれぞれ圧電セラミ
ックなどの圧電体である。圧電体42a,42bはそれ
ぞれの主面に電極が形成された後に厚さ方向に分極され
ており、電極間に電界を印加すると長さ方向に変形を起
こす。
【0004】図2(a)に示すように、互いに直角方向
に配置されるよう弾性体41の2面に圧電体42a,4
2bが接着されて振動体40が構成されている。一方の
圧電体42aに電界を印加すると、圧電体42aは変形
を起こし、それに伴い弾性体41が変形して図2(b)
のように振動体40の全体がたわんだ状態となる。図2
(b)では圧電体42aが縮む方向にたわみを起こして
いるが、圧電体42aに印加する電界の向きを逆にする
ことで、圧電体42aを伸ばす方向で振動体40をたわ
ませることができる。他方の圧電体42bについても同
様の現象を起こすことができる。
【0005】図2(c)はこの振動体40を長手方向か
ら見た正面図で、圧電体42a,42bのそれぞれに互
いに位相の90度ずれた交流電界を加えると、振動体4
0の各面は振動体40の振動振幅に応じた大きさの回転
運動を起こす。このとき、圧電体42aによるY方向の
振動VY と圧電体42bによるX方向の振動VX とが合
成されて回転運動Rとなる。この回転運動は、圧電体4
2a,42bに印加する交流電界の位相差に応じて回転
方向を変えることができる。交流電界の周波数を振動体
40の共振周波数の近傍とすることで、たわみ振動の振
幅を大きくし、効率良く振動を発生させることができ
る。この回転運動を利用して超音波アクチュエータとし
ての駆動を行う。
【0006】図3は図2に示したのと同様の振動体を用
いた超音波アクチュエータの従来例を示す斜視図であ
る。同図において、50は棒状の振動体、51は弾性
体、52a,52bは圧電体、53a,53bは振動体
保持部、54は移動体、55は移動体支持部、56は電
界印加用配線(リード線)である。振動体50は、弾性
体51の側面および下面に振動励起のための圧電体52
a,52b(52bは図示されない)が接着されること
で構成されている。移動体54はその基部が移動体支持
部55によって支持された状態で配置されており、この
移動体支持部55に太い下向きの矢印で示す押圧力を加
えることによって移動体54は振動体50の上面に対し
て加圧接触されている。移動体54は、移動体支持部5
5により振動体50の長手方向に直交する矢印方向にの
み移動できるように支持されている。
【0007】振動体50は振動体保持部53a,53b
によって保持されている。振動体50における弾性体5
1および圧電体52a,52bには電界印加用配線56
が取り付けられ、これによって振動体50を構成する圧
電体52a,52bに電界を加えることで振動体50に
たわみ振動を発生させ、振動体50に回転運動を作り出
し、この回転運動により移動体54を図中に矢印で示す
移動方向に往復運動させることができる。
【0008】ところで、近年、焦電型赤外線センサは、
電子レンジにおける調理物の温度測定や、エアコンにお
ける人体の位置検出などの幅広い分野で利用され、今後
需要の大幅増が見込まれる。焦電型赤外線センサは、L
iTaO3 単結晶等の焦電体による焦電効果を利用した
ものである。焦電体は自発分極を有しており、常に表面
電荷が発生するが、大気中における定常状態では大気中
の電荷と結びついて電気的に中性を保っている。これに
赤外線が入射すると焦電体の温度が変化し、これに伴い
表面の電荷状態も中性状態が壊れて変化する。このとき
に表面に発生する電荷を検知し、赤外線入射量を測定す
るのが焦電型赤外線センサである。物体はその温度に応
じた赤外線を放射しており、このセンサを用いることに
より物体の位置や温度を検出できる。焦電効果は赤外線
の「入射量の変化」に起因するものであり、焦電型赤外
線センサとして物体の温度を検出する場合、赤外線入射
量を変化させる必要がある。もし変化させないと表面の
電荷が飽和してしまい検出できなくなる。赤外線入射量
を変化させる手段として用いられるのがチョッパであ
り、入射する赤外線を強制的に断続し検出物体の温度を
検出する。
【0009】図4は電磁モータ方式のチョッパを用いた
焦電型赤外線センサの従来例である。同図において、6
0は電磁モータ、61は遮蔽板、62は切欠き部、63
は赤外線検出素子、64は赤外線である。電磁モータ6
0の回転軸に、切欠き部62を有する遮蔽板61が取り
付けられており、電磁モータ60が回転することによ
り、赤外線検出素子63に入射する赤外線64を遮蔽板
61をもって断続するものである(先行例:特開平3−
231125号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成の棒状の振動体のたわみ振動を利用した超音波アクチ
ュエータは、高トルクを有するものの、移動体支持部5
5が移動体54に与える加圧力のために移動体54が受
ける摩擦負荷が大きく、そのため移動体54のスムーズ
な移動が阻害され、十分な移動距離を得ることができな
いといった問題点を有していた。
【0011】電磁モータ等をチョッパに使用した焦電型
赤外線センサは、電磁モータ自体の構造が大型であるた
め、チョッパ部分の構造が大型となり、さらには回転体
全体の移動空間の確保が必要であり、焦電型赤外線セン
サ全体の小型化の妨げとなっていた。また、焦電型赤外
線センサは赤外線入射による赤外線検出素子の温度上昇
を検出するセンサであり、より多くの赤外線を入射させ
ることにより赤外線検出素子の温度上昇を高めることが
でき、センサとしての感度を向上できる。しかしなが
ら、従来のチョッパでは、遮蔽板開閉の際の速度が遅い
ために遮蔽板の開口率が下がり、赤外線検出素子の温度
上昇を妨げていた。また、非回転時において遮蔽板のふ
らつきを防止するために所定の電流を流しておく必要が
あり、電力消費が大きいという問題もあった。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、移動距離の有効活用が図られた超音波アクチュエ
ータを提供すること、ならびに、チョッパ部分が小型で
全体がより小型化され感度も向上された焦電型赤外線セ
ンサを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
超音波アクチュエータは、圧電体と弾性体からなる振動
体に弾性振動を励振することにより前記振動体上に加圧
接触して配置された移動体を駆動する超音波アクチュエ
ータにおいて、振動体として棒状の振動体を採用し、弾
性振動としてたわみ振動を採用し、前記移動体と当接す
ることで直線もしくは回転運動が可能な状態に支持され
テコの原理によりこの移動体の変位を拡大する機構を有
することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明に係る請求項2の超音波アク
チュエータは、上記請求項1の構成を前提として、移動
体と別の固定された部材とのうちどちらか一方に回転節
を設け他方に支持溝を設け、前記回転節および支持溝に
よって支持される変位拡大部材を有することを特徴とす
るものである。
【0015】さらに、本発明に係る請求項3の超音波ア
クチュエータは、上記請求項1の構成を前提として、移
動体と振動体を保持している部材とのうちどちらか一方
に回転節を設け他方に支持溝を設け、前記回転節および
支持溝によって支持される変位拡大部材を有することを
特徴とするものである。
【0016】そして、本発明に係る請求項4の焦電型赤
外線センサは、検出対象である赤外線を断続させて赤外
線検出素子に入射させることにより赤外線を検出する焦
電型赤外線センサにおいて、前記赤外線検出素子に対し
て赤外線を入射・遮断するチョッパ手段が上記請求項1
ないし請求項3のいずれかの超音波アクチュエータを有
することを特徴とするものである。
【0017】
【作用】請求項1または請求項2または請求項3の超音
波アクチュエータによれば、これまで移動距離の小さか
った超音波アクチュエータの移動距離を単純な機構で拡
大することができる。
【0018】請求項4の焦電型赤外線センサによれば、
素子部に対して非常に体積的に大きかったチョッパ部の
小型化を実現することができ、焦電型赤外線センサ自体
の小型化に寄与し、より小さなスペースでの焦電型赤外
線センサの使用を可能とする。また、超音波アクチュエ
ータの高速応答特性を利用して、効率の良い遮蔽板開閉
が行え、焦電型赤外線センサの感度の向上を実現でき
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例であって、焦電型
赤外線センサのチョッパの駆動機構として超音波アクチ
ュエータを用いた一例を示す斜視図である。図1におい
て、10は振動体、11は弾性体、12a,12bは圧
電体(12bは図示せず)、13a,13bは振動体保
持部、14は電界印加用配線、15は移動体、16は移
動体支持軸、17は回転節、18は突起、19は支持
溝、20は変位拡大機構、21は変位拡大部材、22は
遮蔽板、23はスリット、24は赤外線検出素子、25
は赤外線である。弾性体11は正四角柱形状をなしてお
り、金属やセラミックで作られている。弾性体11の互
いに直交する2つの面に、厚み方向に分極された圧電体
12a,12bが接着されて、振動体10を構成してい
る。弾性体11と圧電体12a,12bには電界印加用
配線14が接続されている。また、振動体10は振動体
保持部13a,13bにより固定保持されている。
【0021】移動体15は、振動体10の一平面部上の
一端部に加圧接触されて配置されており、移動体支持軸
16により振動体10の長手方向と直交する方向にのみ
往復移動できるように支持されている。移動体15は回
転節17を有し、回転節17によってL字型の変位拡大
部材21の一端部が回転自在に取り付けられている。
【0022】一方の振動体保持部13bの上面には一対
の突起18がハの字状をなす状態で一体的に立ち上げら
れ、一対の突起18の間に変位拡大部材21の中央部側
に向けて適当な広がりをもったテーパー状の支持溝19
が形成され、この支持溝19に変位拡大部材21の一辺
の基部側が係合されている。変位拡大部材21のL字の
2辺が交差する部分21aから支持溝19までの距離
は、支持溝19から回転節17までの距離よりも十分に
長くなっている。以上の構造をもってテコの原理を利用
した変位拡大機構20が構成されている。L字型の変位
拡大部材21の一辺が遮蔽板22となっており、その遮
蔽板22の端部にスリット23が形成され、スリット2
3の直下位置に赤外線検出素子24が配置されている。
遮蔽板22の往復移動に伴うスリット23の往復移動に
より、スリット23を介しての赤外線検出素子24に対
する赤外線25の入射と遮断とを交互に繰り返すように
なっている。
【0023】電界印加用配線14から振動体10に対し
て交流電界を印加すると、振動体10のたわみ振動の発
生に伴い振動体10の表面に回転運動が現出し、移動体
15はその回転運動により移動し、回転運動の方向を順
次変えることで移動体15は往復運動する。このとき、
変位拡大部材21および遮蔽板22には、回転節17を
力点とし振動体保持部13bの支持溝19を支点とした
テコの原理が働き、L字型の変位拡大部材21の2辺の
交差部分21aおよび遮蔽板22のスリット23は、移
動体15の移動距離よりも拡大されて往復運動を行う。
赤外線検出素子24に入射する赤外線25は遮蔽板2
2,スリット23の動きに応じて断続され、赤外線検出
素子24における連続した赤外線検知を可能とする。
【0024】以上のように超音波アクチュエータに変位
拡大機構20を設けることで、必要に応じた移動距離を
得ることができ、様々な応用を可能とする。なお、ここ
では、移動体15を振動体10の端部に置き、振動体保
持部13bに支持溝19を設けて変位拡大機構20を構
成したが、このほかにも、移動体15を振動体10の中
心寄りに置いて、上記とは逆にその移動体15に支持溝
19を設ける一方、振動体保持部13bに回転節17を
設けてもよいし、振動体保持部13b以外の別の部材を
用いて変位拡大機構20を形成した場合も、テコの原理
を用いた変位拡大機構20という点では同じで、同様の
効果が容易に得られることはいうまでもない。
【0025】超音波アクチュエータは高トルクを有し高
速応答特性をもつので、遮蔽板22の開閉を効率良く行
い、1回の開閉で赤外線検出素子24に入射する赤外線
25の量をより多くし、赤外線検出素子24の温度変化
を大きくして、焦電型赤外線センサの感度を向上するこ
とができる。さらに、開閉できる範囲が変位拡大機構2
0によって大きくなっているので、より多素子のセンサ
を実現できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1また
は請求項2または請求項3の超音波アクチュエータによ
れば、振動体のたわみ振動を利用した超音波アクチュエ
ータにおいて変位拡大機構を設けることにより、複雑な
機構を使用することなく、移動距離(変位)の拡大が図
れより大きな距離の高速度運動を得ることができる。
【0027】また、本発明に係る請求項4の焦電型赤外
線センサによれば、体積比トルクの大きな超音波アクチ
ュエータ(超音波モータ)をチョッパ部の駆動力源とし
て用いることにより、チョッパ部の小型化が図れ、焦電
型赤外線センサ自体の小型化に寄与することができる。
また、非通電時でも摩擦による保持トルクを有するので
低消費電力を可能とし、多大な電流を必要としないこと
で温度センサとして不可避な発熱の影響の少ないチョッ
パを実現できる。さらに、超音波アクチュエータは他の
アクチュエータと比較して高トルクを有するので高速応
答性をもち、遮蔽板開閉の際の赤外線入射の損失を少な
くでき、焦電型赤外線センサとしての感度を向上でき
る。また、直線的な動きをもつ超音波アクチュエータを
チョッパの駆動源として用いた場合、移動距離もほぼ素
子の大きさの分のみでよく、構造のみならず移動空間も
含めて必要スペースを十分に小さいものにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における超音波アクチュエー
タを焦電型赤外線センサのチョッパとして用いた場合の
構成を示す斜視図である。
【図2】(a)従来例の超音波アクチュエータにおける
振動体に電界を印加していない状態を示す斜視図であ
る。(b)従来例の超音波アクチュエータにおける振動
体に電界を印加してたわん だ状態を示す斜視図である。 (c)従来例の超音波アクチュエータにおける振動体の
たわみによる回転運動を示す正面図である。
【図3】従来のたわみ振動を利用した超音波アクチュエ
ータの構成を示す斜視図である。
【図4】従来のチョッパ駆動源として電磁モータを使用
した場合の焦電型赤外線センサの構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10……振動体 11……弾性体 12a,12b……圧電体 13a,13b……振動体保持部 14……電界印加用配線 15……移動体 16……移動体支持軸 17……回転節 18……突起 19……支持溝 20……変位拡大機構 21……変位拡大部材 22……遮蔽板 23……スリット 24……赤外線検出素子 25……赤外線
フロントページの続き (72)発明者 川崎 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体と弾性体からなる振動体に弾性振
    動を励振することにより前記振動体上に加圧接触して配
    置された移動体を駆動する超音波アクチュエータにおい
    て、振動体として棒状の振動体を採用し、弾性振動とし
    てたわみ振動を採用し、前記移動体と当接することで直
    線もしくは回転運動が可能な状態に支持されテコの原理
    によりこの移動体の変位を拡大する機構を有することを
    特徴とする超音波アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 移動体と別の固定された部材とのうちど
    ちらか一方に回転節を設け他方に支持溝を設け、前記回
    転節および支持溝によって支持される変位拡大部材を有
    することを特徴とする請求項1に記載の超音波アクチュ
    エータ。
  3. 【請求項3】 移動体と振動体を保持している部材との
    うちどちらか一方に回転節を設け他方に支持溝を設け、
    前記回転節および支持溝によって支持される変位拡大部
    材を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波ア
    クチュエータ。
  4. 【請求項4】 検出対象である赤外線を断続させて赤外
    線検出素子に入射させることにより赤外線を検出する焦
    電型赤外線センサにおいて、前記赤外線検出素子に対し
    て赤外線を入射・遮断するチョッパ手段が請求項1から
    請求項3までのいずれか1項に記載された超音波アクチ
    ュエータを有することを特徴とする焦電型赤外線セン
    サ。
JP5179181A 1993-07-20 1993-07-20 超音波アクチュエータおよび焦電型赤外線センサ Pending JPH0739177A (ja)

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Cited By (5)

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