JPH07177297A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH07177297A
JPH07177297A JP31999393A JP31999393A JPH07177297A JP H07177297 A JPH07177297 A JP H07177297A JP 31999393 A JP31999393 A JP 31999393A JP 31999393 A JP31999393 A JP 31999393A JP H07177297 A JPH07177297 A JP H07177297A
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line sensor
vibration
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fixed
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リーダー部がプリンター部に搭載された複写
装置において、リーダー部におけるプリンター部からの
振動の影響を除去する。 【構成】 ラインセンサー10のホルダー9とセンサー
ホルダー取付板8との間の複数の固定部材9a〜9jの
隣接する2つの固定部材間の距離L2をラインセンサー
10の有効長Lと略同等またはそれ以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明はラインセンサーを用い
て原稿を読み取る複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機の多機能化、カラー化に伴いCC
D等のラインセンサーにより原稿を読み取り、その読み
取った画像情報を処理した後、半導体レーザー等により
感光体へ潜像を記録し、現像後、紙に転写して複写画像
を得る複写機が増えている。
【0003】この様な複写機においては原稿を読み取る
リーダー部と複写画像を記録するプリンター部とが機能
的に独立しており、それぞれに性能が規定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常リーダ
ー部はプリンター部の上部に固定されるため相互に振動
の影響を受けることになる。
【0005】図3は従来の読み取り部(レンズ、ライン
センサー)を示すものであり、(a)は正面図、(b)
は(a)を下から見た図、(c)は(a)の側面図であ
る。
【0006】図3に示される様に、CCDは結像レンズ
の光軸に対し、中心位置や傾きの調整を行うためレンズ
60とCCD100のそれぞれに固定された2枚の金属
板80,90間をハンダ付けで固定する方法がとられて
いる。この時、2板の金属板80,90間を固定するに
は最低3ケ所(例えば、90a,90c,90e)ハン
ダ付けする必要があり、ハンダ付けした箇所の距離は大
きい方が精度良く固定することができる。しかし、隣接
する2つの固定箇所の距離L1が大きいとプリンターの
振動の影響により振動しやすくなってしまう。
【0007】また、リーダー部内のミラーやガイドレー
ルは細長い形状のためプリンター部の振動により振動し
やすい傾向にある。
【0008】このガイドレールが上下(原稿面と垂直方
向)に振動するとガイドレール上を摺動するミラーも上
下に振動し、ミラーの光軸と結像レンズ及びCCDの光
軸との間にズレが生じ、原稿上の読み取り位置が変わっ
てしまう。このことは原稿を走査するミラーの速度が変
動することと同じで読み取った画像は振動周期に合せて
伸縮し、周期的なムラが画像上に現れるという問題が生
じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本願発明は、原稿からの画像光をレンズを介してライ
ンセンサーで読み取るリーダー部と、このリーダー部か
らの情報に基づき記録材上に画像を形成するプリンター
部と、を有し、このプリンター部上に上記リーダー部が
搭載された複写装置において、上記ラインセンサーはホ
ルダーを介して上記レンズに複数の固定部で固定されて
おり、この複数の固定部の隣接する2つの固定部間の距
離は上記ラインセンサーの有効長と略同等またはそれ以
下であることを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】図1及び図2に基づき本発明の実施例につい
て説明する。
【0011】図1(a)は原稿を読み取るリーダー部の
平面図、図1(b)は(a)の正面図、図1(c)は
(a)の側面図である。図2は図1のラインセンサーと
その取付板を示す図である。
【0012】図中、1はリーダー部であり、2はリーダ
ー部の筐体を示し、2−aは原稿台部である。3は不図
示の駆動源により原稿を走査するミラー、4,5はミラ
ー3に連動し原稿からの光をCCD等のラインセンサー
10へ導くためのミラーである。6は原稿からの光をラ
インセンサー10上に結像するためのレンズ、7はレン
ズ6を保持するレンズホルダー、8はレンズホルダー7
に固定されたセンサーホルダー取付板、9はラインセン
サー10が固定されたセンサーホルダーであり、センサ
ーホルダー取付板8及びセンサーホルダー9に対してそ
れぞれ10ケ所のハンダ付け固定部(9a〜9j)があ
り、図2に示される様に複数の固定部の隣接する2つの
固定部間距離L2はラインセンサーの有効長Lより小さ
くなっている。ここで有効長とはラインセンサーが実際
に光を受光し画像を読み取ることができる主走査方向の
長さを指す。11はミラー3を保持する第1のミラー
台、12はミラー4,5を保持する第2のミラー台、1
3は第1,第2のミラー台12,13が摺動するガイド
レールである。このガイドレールはミラーの走査方向に
おいて、両端部が固定部材21によって固定され、略中
央部も固定部材14によって固定されている。15はリ
ーダー部1をプリンター部50に取り付けるためのリー
ダー固定部材、16は弾性部材であるゴムブッシュであ
りビス17によりリーダー部1をプリンター部50に固
定した時にプリンター部の振動をゴムブッシュによって
伝達されることを防いでいる。またビス17とブッシュ
16は原稿面に平行な平面と垂直な平面に固定されるの
でプリンター部50に対してリーダー部1の位置が精度
よく固定される。18は振動収納部材でありリーダー下
部の4隅に配置される。20はプリンター部50の筐体
であり、原稿面に平行な平面20−aと装置の背後に設
けられた原稿面に垂直な平面20−bを有している。
【0013】プリンター部50には、不図示ではあるが
感光体、帯電器、露光手段、現像器、転写器、定着器、
紙搬送器等が設けられており、周知の記録動作が行なわ
れる。
【0014】次に複写機の動作中の様子を説明する。複
写機の動作中、とくに連続してコピーをとっている場合
にはリーダー部1がミラー3,4,5を走査して原稿を
読みとっている時にもプリンター部50では紙送り、現
像、転写、定着等により多様な振動が生じている。ここ
で生じた振動はプリンター部の筐体20を介してリーダ
ー部の筐体2に伝達しようとする。しかしリーダー部と
プリンター部の間に配置された振動吸収部材18とゴム
ブッシュ16によりその大半が吸収されてしまう。吸収
されなかった振動によりガイドレール13や、CCD1
0が振動するが、ガイドレール13は略中央部をレール
固定部材14に固定されているので振動するガイドレー
ルの長さと重量はそれぞれ約1/2になるのではりの物
理的性質により振幅はそれぞれ1/8と1/2になり結
果として振幅は中央部を固定しない場合の1/16とな
りミラー3,4,5はほとんど振動の影響を受けない。
またラインセンサー10に伝わる振動もセンサーホルダ
ー取付板8、センサーホルダー9間を固定する複数の固
定部材の隣接する2つの固定部材間距離L2をラインセ
ンサー10の有効長Lよりも小さくしているので振動の
影響をほとんど無くすことができる。尚、固定部材間距
離はラインセンサーの有効長と略同等であっても振動の
影響は実用上問題ない。実験においては、有効長L=5
0mmのラインセンサー、板厚1〜2mmの鉄板で構成
したセンサーホルダー取付板及びセンサーホルダーを使
用した場合、固定部材間の距離が80mm(L1)では
振動の影響により複写画像上のムラが顕著であったが、
L2=40mmとした場合には振動の影響はほとんど見
られず画像上のムラはほとんど見わけられなくなった。
【0015】
【発明の効果】以上説明した様に、本願発明ではリーダ
ー部におけるプリンター部からの振動の影響を除去する
ことができ、良好な画像読み取り及び画像形成を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である複写装置を示す図。
【図2】図1の読み取り部の拡大図。
【図3】従来の読み取り部を示す図。
【符号の説明】
1 リーダー部 6 レンズ 8 センサーホルダー取付板 9 センサーホルダー 9a〜9j 固定部材 10 ラインセンサー 13 ガイドレール 14 レール固定部材 50 プリンター部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿からの画像光をレンズを介してライ
    ンセンサーで読み取るリーダー部と、このリーダー部か
    らの情報に基づき記録材上に画像を形成するプリンター
    部と、を有し、このプリンター部上に上記リーダー部が
    搭載された複写装置において、 上記ラインセンサーはホルダーを介して上記レンズに複
    数の固定部で固定されており、この複数の固定部の隣接
    する2つの固定部間の距離は上記ラインセンサーの有効
    長と略同等またはそれ以下であることを特徴とする複写
    装置。
  2. 【請求項2】 上記リーダー部は原稿を走査する走査部
    材と、この走査部材の移動を案内する案内部材と、を有
    し、この案内部材は走査方向において両端部と略中央部
    が固定されていることを特徴とする請求項1の複写装
    置。
JP5319993A 1993-12-20 1993-12-20 複写装置 Expired - Lifetime JP2974563B2 (ja)

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JPH07177297A true JPH07177297A (ja) 1995-07-14
JP2974563B2 JP2974563B2 (ja) 1999-11-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153125A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Toshiba Corp 画像読取ユニットと、画像読取ユニットを有する画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153125A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Toshiba Corp 画像読取ユニットと、画像読取ユニットを有する画像形成装置
US8145099B2 (en) 2007-12-18 2012-03-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanning unit and image forming apparatus including the image scanning unit

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