JPH07177225A - スイッチパッケージのバックアップ方式 - Google Patents
スイッチパッケージのバックアップ方式Info
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- JPH07177225A JPH07177225A JP31674993A JP31674993A JPH07177225A JP H07177225 A JPH07177225 A JP H07177225A JP 31674993 A JP31674993 A JP 31674993A JP 31674993 A JP31674993 A JP 31674993A JP H07177225 A JPH07177225 A JP H07177225A
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- switch
- package
- switch package
- swp
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2段接続リンク形式の自動MDF装置におい
て、故障スイッチパッケージの交換時等のスイッチパッ
ケージのバックアップを行う。 【構成】 1次及び2次スイッチPS,SSに対し、同
一の基本小単位スイッチSの予備スイッチパッケージS
T−SWPを用い、各スイッチパッケージSWPには、
パッケージ故障が発生した場合に、予備スイッチパッケ
ージに一時的に接続するための故障救済リレーRを準備
しておき、予備スイッチパッケージとの接続はスイッチ
ユニット裏面のコネクタC及びバックワイヤリングボー
ドBWBにおいて接続できるように構成し、故障スイッ
チパッケージの交換時やスイッチパッケージの動作不具
合発生時の一時的な代替として、予備スイッチパッケー
ジで故障スイッチパッケージのバックアップを行う。サ
ービスを中断させずに、かつ煩わしいバイパス接続ルー
ト構成のための作業も解消される。
て、故障スイッチパッケージの交換時等のスイッチパッ
ケージのバックアップを行う。 【構成】 1次及び2次スイッチPS,SSに対し、同
一の基本小単位スイッチSの予備スイッチパッケージS
T−SWPを用い、各スイッチパッケージSWPには、
パッケージ故障が発生した場合に、予備スイッチパッケ
ージに一時的に接続するための故障救済リレーRを準備
しておき、予備スイッチパッケージとの接続はスイッチ
ユニット裏面のコネクタC及びバックワイヤリングボー
ドBWBにおいて接続できるように構成し、故障スイッ
チパッケージの交換時やスイッチパッケージの動作不具
合発生時の一時的な代替として、予備スイッチパッケー
ジで故障スイッチパッケージのバックアップを行う。サ
ービスを中断させずに、かつ煩わしいバイパス接続ルー
ト構成のための作業も解消される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチパッケージの
バックアップ方式に関し、より詳しくは自動MDF装置
の通話路に用いるスイッチパッケージの故障等の障害時
対策、特に故障スイッチパッケージに対するバックアッ
プを可能ならしめるバックアップ方式に関するものであ
る。
バックアップ方式に関し、より詳しくは自動MDF装置
の通話路に用いるスイッチパッケージの故障等の障害時
対策、特に故障スイッチパッケージに対するバックアッ
プを可能ならしめるバックアップ方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電話交換などの交換制御における通話路
系は、スイッチ回路網と、切り換え接続を実行する制御
部とで構成することができる。
系は、スイッチ回路網と、切り換え接続を実行する制御
部とで構成することができる。
【0003】図2には、自動MDF装置の通話路構成の
概念が示され、この概念図において、PS1〜PSnは
複数の1次スイッチ、SS1〜SSnは複数の2次スイ
ッチを表し、また、SW−Lはスイッチ間接続リンク、
Tは成端部端子を表す。スイッチ回路網は、基本構成要
素としてマトリクス(格子)スイッチを用いるもので、
該回路網はそのようなスイッチを組み合わせて構成で
き、この場合は、2段構成のリンク接続回路でスイッチ
回路網が形成されている。
概念が示され、この概念図において、PS1〜PSnは
複数の1次スイッチ、SS1〜SSnは複数の2次スイ
ッチを表し、また、SW−Lはスイッチ間接続リンク、
Tは成端部端子を表す。スイッチ回路網は、基本構成要
素としてマトリクス(格子)スイッチを用いるもので、
該回路網はそのようなスイッチを組み合わせて構成で
き、この場合は、2段構成のリンク接続回路でスイッチ
回路網が形成されている。
【0004】2段接続リンク形式のこの自動MDF装置
では、加入者回線を収容、接続する複数の1次スイッチ
PS1〜PSnと、交換機の加入者回路等への回線を収
容、接続する複数の2次スイッチSS1〜SSnとがあ
り、これらは、プリント板上に並べられたリレーの接点
をマトリクス状に配して作られる基本小単位スイッチ構
成のスイッチパッケージ形態であって、その1次スイッ
チ側と2次スイッチ側の間は、スイッチ間接続リンクS
W−Lにより接続される。
では、加入者回線を収容、接続する複数の1次スイッチ
PS1〜PSnと、交換機の加入者回路等への回線を収
容、接続する複数の2次スイッチSS1〜SSnとがあ
り、これらは、プリント板上に並べられたリレーの接点
をマトリクス状に配して作られる基本小単位スイッチ構
成のスイッチパッケージ形態であって、その1次スイッ
チ側と2次スイッチ側の間は、スイッチ間接続リンクS
W−Lにより接続される。
【0005】かかるスイッチ間の接続は、複数のスイッ
チパッケージを実装するスイッチユニットの裏面のコネ
クタ及びスイッチユニット裏面のバックワイヤリングボ
ードによって行うことができる。
チパッケージを実装するスイッチユニットの裏面のコネ
クタ及びスイッチユニット裏面のバックワイヤリングボ
ードによって行うことができる。
【0006】図3は、スイッチパッケージ間の接続概念
図である。図示のように、1次スイッチPS1〜PSn
及び2次スイッチSS1〜SSnのそれぞれは、スイッ
チパッケージ形態で用意され、それら複数のスイッチパ
ッケージSWPを実装するスイッチユニットとスイッチ
ユニットの裏面には、複数のスイッチパッケージSWP
間を接続するためのコネクタC及びバックワイヤリング
ボードBWBが準備され、複数の1次スイッチと複数の
2次スイッチ間を接続して構成される。接続ルート形成
のための各パッケージスイッチに対する制御は、図示し
ない制御装置によって行われる。
図である。図示のように、1次スイッチPS1〜PSn
及び2次スイッチSS1〜SSnのそれぞれは、スイッ
チパッケージ形態で用意され、それら複数のスイッチパ
ッケージSWPを実装するスイッチユニットとスイッチ
ユニットの裏面には、複数のスイッチパッケージSWP
間を接続するためのコネクタC及びバックワイヤリング
ボードBWBが準備され、複数の1次スイッチと複数の
2次スイッチ間を接続して構成される。接続ルート形成
のための各パッケージスイッチに対する制御は、図示し
ない制御装置によって行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかして、このような
2段接続リンク形式の自動MDF装置において、使用ス
イッチパッケージの故障や動作不具合発生などの障害発
生時の対応に難点があり、特に故障スイッチパッケージ
の交換時等にはサービスを中断させないようにするため
のバイパス接続ルートを構成する作業が甚だ煩わしく、
面倒なものとなる。即ち、スイッチユニットより抜き取
って修理または交換する対象のスイッチパッケージの動
作中リレーがかかわる接続ルートについては、全てバイ
パスの接続ルートを構成する必要がある。
2段接続リンク形式の自動MDF装置において、使用ス
イッチパッケージの故障や動作不具合発生などの障害発
生時の対応に難点があり、特に故障スイッチパッケージ
の交換時等にはサービスを中断させないようにするため
のバイパス接続ルートを構成する作業が甚だ煩わしく、
面倒なものとなる。即ち、スイッチユニットより抜き取
って修理または交換する対象のスイッチパッケージの動
作中リレーがかかわる接続ルートについては、全てバイ
パスの接続ルートを構成する必要がある。
【0008】具体的にいえば、図3において、或るスイ
ッチパッケージSWPに故障が発生し、その故障スイッ
チパッケージSWPを交換する場合は、故障パッケージ
内スイッチの既動作リレー接点で構成される1次スイッ
チPSと2次スイッチSS間の全接続ルートを断にしな
いために、成端部の端子Tによりバイパス接続ルート構
成後に、当該故障パッケージSWPをスイッチユニット
より抜き取って必要な修理、回復をする必要がある。
ッチパッケージSWPに故障が発生し、その故障スイッ
チパッケージSWPを交換する場合は、故障パッケージ
内スイッチの既動作リレー接点で構成される1次スイッ
チPSと2次スイッチSS間の全接続ルートを断にしな
いために、成端部の端子Tによりバイパス接続ルート構
成後に、当該故障パッケージSWPをスイッチユニット
より抜き取って必要な修理、回復をする必要がある。
【0009】また、新たに接続ルートを構成するための
動作において、制御対象のスイッチパッケージに故障が
発生した場合は故障スイッチパッケージを使用しない別
の接続ルートを選択するか、その接続ルートがない場合
には修理が済むまで接続制御を止めるかまたは、成端部
端子T間で一時的バイパス接続を行う。
動作において、制御対象のスイッチパッケージに故障が
発生した場合は故障スイッチパッケージを使用しない別
の接続ルートを選択するか、その接続ルートがない場合
には修理が済むまで接続制御を止めるかまたは、成端部
端子T間で一時的バイパス接続を行う。
【0010】このように、故障等の障害発生時の対応に
難があるという問題があり、バイパス接続ルートを構成
する作業が大変で、従来は、極めて煩わしい作業が要求
され、特にスイッチパッケージに故障が発生した場合の
バックアップを行うというような機能までは備えてはい
ない。
難があるという問題があり、バイパス接続ルートを構成
する作業が大変で、従来は、極めて煩わしい作業が要求
され、特にスイッチパッケージに故障が発生した場合の
バックアップを行うというような機能までは備えてはい
ない。
【0011】本発明は、たとえスイッチパッケージに故
障が発生してそれの交換を行う場合やスイッチパッケー
ジの動作不具合発生時でも、サービスを中断させること
なく、かつ上述のような煩わしい作業をも必要とせずに
これに対応し得て、適切に故障スイッチパッケージ等の
バックアップを行えるようにしようというものである。
障が発生してそれの交換を行う場合やスイッチパッケー
ジの動作不具合発生時でも、サービスを中断させること
なく、かつ上述のような煩わしい作業をも必要とせずに
これに対応し得て、適切に故障スイッチパッケージ等の
バックアップを行えるようにしようというものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によって、下記の
スイッチパッケージのバックアップ方式が提供される。
即ち、本発明は、加入者回線を収容、接続する複数の1
次スイッチと交換機の加入者回路等への回線を収容、接
続する複数の2次スイッチのそれぞれが、リレーの接点
をマトリクス状に配して形成される基本小単位のスイッ
チパッケージで構成され、それら1次スイッチと2次ス
イッチの間は、各スイッチパッケージを実装するスイッ
チユニットのコネクタ部及び接続用ボードにより構成す
るスイッチ間接続リンクにより接続される2段接続リン
ク形式の自動MDF装置の通話路において、1次スイッ
チ及び2次スイッチ部に対して、そのスイッチを構成す
るものと同等の基本小単位スイッチの予備のスイッチパ
ッケージを設け、他方、前記基本小単位のスイッチパッ
ケージ側には、スイッチパッケージに故障等が発生した
場合に、当該予備スイッチパッケージを一時的に接続さ
せるための救済リレーを具備させ、該予備スイッチパッ
ケージとの接続は、スイッチユニットのコネクタ部及び
接続用ボードにより行わせるよう構成することを特徴と
するものである。
スイッチパッケージのバックアップ方式が提供される。
即ち、本発明は、加入者回線を収容、接続する複数の1
次スイッチと交換機の加入者回路等への回線を収容、接
続する複数の2次スイッチのそれぞれが、リレーの接点
をマトリクス状に配して形成される基本小単位のスイッ
チパッケージで構成され、それら1次スイッチと2次ス
イッチの間は、各スイッチパッケージを実装するスイッ
チユニットのコネクタ部及び接続用ボードにより構成す
るスイッチ間接続リンクにより接続される2段接続リン
ク形式の自動MDF装置の通話路において、1次スイッ
チ及び2次スイッチ部に対して、そのスイッチを構成す
るものと同等の基本小単位スイッチの予備のスイッチパ
ッケージを設け、他方、前記基本小単位のスイッチパッ
ケージ側には、スイッチパッケージに故障等が発生した
場合に、当該予備スイッチパッケージを一時的に接続さ
せるための救済リレーを具備させ、該予備スイッチパッ
ケージとの接続は、スイッチユニットのコネクタ部及び
接続用ボードにより行わせるよう構成することを特徴と
するものである。
【0013】
【作用】本発明においては、2段接続リンク形式の自動
MDF装置において、故障スイッチパッケージの交換時
や、スイッチパッケージの動作不具合発生時の一時的な
代替として、予備スイッチパッケージで適切に故障等の
障害のあるスイッチパッケージのバックアップを行え、
スイッチパッケージに故障が発生してそれの交換を行う
場合やスイッチパッケージの動作不具合発生時でも、サ
ービスを中断させることがなく、従来のような面倒で煩
わしい作業も避けられる。
MDF装置において、故障スイッチパッケージの交換時
や、スイッチパッケージの動作不具合発生時の一時的な
代替として、予備スイッチパッケージで適切に故障等の
障害のあるスイッチパッケージのバックアップを行え、
スイッチパッケージに故障が発生してそれの交換を行う
場合やスイッチパッケージの動作不具合発生時でも、サ
ービスを中断させることがなく、従来のような面倒で煩
わしい作業も避けられる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る故障スイッチパッ
ケージのバックアップ方式を示す。本実施例によるもの
は、加入者回線を収容、接続する複数の1次スイッチ及
び交換機の加入者回路等への回線を収容、接続する複数
の2次スイッチのそれぞれが、プリント板上に並べた開
閉素子としてのリレーの接点をマトリクス状に配して作
られる基本小単位のスイッチ構成のスイッチパッケージ
形態であり、それら複数のスイッチパッケージを実装す
るスイッチユニットとスイッチユニットの裏面には、複
数のスイッチパッケージ間を接続するためのコネクタ及
びバックワイヤリングボードが準備され、複数の1次ス
イッチと複数の2次スイッチ間を接続して構成される2
段接続リンク形式の自動MDF装置に適用でき、図示例
では、n個の1次スイッチPS1〜PSnの各スイッチ
パッケージSWPと、n個の2次スイッチSS1〜SS
nの各スイッチパッケージSWPと、バックワイヤリン
グボードBWBを備える。
る。図1は、本発明の一実施例に係る故障スイッチパッ
ケージのバックアップ方式を示す。本実施例によるもの
は、加入者回線を収容、接続する複数の1次スイッチ及
び交換機の加入者回路等への回線を収容、接続する複数
の2次スイッチのそれぞれが、プリント板上に並べた開
閉素子としてのリレーの接点をマトリクス状に配して作
られる基本小単位のスイッチ構成のスイッチパッケージ
形態であり、それら複数のスイッチパッケージを実装す
るスイッチユニットとスイッチユニットの裏面には、複
数のスイッチパッケージ間を接続するためのコネクタ及
びバックワイヤリングボードが準備され、複数の1次ス
イッチと複数の2次スイッチ間を接続して構成される2
段接続リンク形式の自動MDF装置に適用でき、図示例
では、n個の1次スイッチPS1〜PSnの各スイッチ
パッケージSWPと、n個の2次スイッチSS1〜SS
nの各スイッチパッケージSWPと、バックワイヤリン
グボードBWBを備える。
【0015】本実施例においては、更に、基本小単位の
スイッチパッケージにおけるスイッチを構成するものと
同一の基本小単位スイッチの予備スイッチパッケージを
使用し、また、これに関連して、各スイッチパッケージ
SWP及びバックワイヤリングボードBWBにバックア
ップのための構成を加味する。
スイッチパッケージにおけるスイッチを構成するものと
同一の基本小単位スイッチの予備スイッチパッケージを
使用し、また、これに関連して、各スイッチパッケージ
SWP及びバックワイヤリングボードBWBにバックア
ップのための構成を加味する。
【0016】即ち、故障スイッチパッケージの交換時に
サービスを中断させないようにするためのバイパス接続
ルートを構成する作業が大変であり、交換対象のスイッ
チパッケージの動作中リレーがかかわる接続ルートにつ
いては全てバイパスの接続ルートを構成する必要がある
などといった、そのような煩わしい作業をなくすため
に、例えば図3に例示するように、ここでは、予備のス
イッチパッケージST−SWPを1個準備し、これによ
り、故障スイッチパッケージの一時的代替を行う。な
お、図3の例では、1次スイッチPS1〜PSnのスイ
ッチパッケージSWP及び2次スイッチSS1〜SSn
のスイッチパッケージSWP全体で予備のスイッチパッ
ケージ1個としているが、後記もするように、PS,S
Sの分類でそれぞれ予備のスイッチパッケージを準備し
てもよい。
サービスを中断させないようにするためのバイパス接続
ルートを構成する作業が大変であり、交換対象のスイッ
チパッケージの動作中リレーがかかわる接続ルートにつ
いては全てバイパスの接続ルートを構成する必要がある
などといった、そのような煩わしい作業をなくすため
に、例えば図3に例示するように、ここでは、予備のス
イッチパッケージST−SWPを1個準備し、これによ
り、故障スイッチパッケージの一時的代替を行う。な
お、図3の例では、1次スイッチPS1〜PSnのスイ
ッチパッケージSWP及び2次スイッチSS1〜SSn
のスイッチパッケージSWP全体で予備のスイッチパッ
ケージ1個としているが、後記もするように、PS,S
Sの分類でそれぞれ予備のスイッチパッケージを準備し
てもよい。
【0017】予備スイッチパッケージST−SWPは、
スイッチパッケージに故障が発生した場合のバックアッ
プ用の予備のスイッチパッケージとして用いられ、これ
で故障スイッチパッケージのバックアップを行う。その
スイッチパッケージST−SWP側には、1次スイッチ
PS,2次スイッチSSと同じマトリクススイッチとし
て、プリント板上に並べたリレーの接点をマトリクス状
に配して作られる基本小単位スイッチ構成のスイッチS
を有し、1次スイッチPS及び2次スイッチSSのそれ
ぞれのスイッチパッケージSWPと同様、スイッチユニ
ットに対しコネクタCにより着脱可能に実装される。
スイッチパッケージに故障が発生した場合のバックアッ
プ用の予備のスイッチパッケージとして用いられ、これ
で故障スイッチパッケージのバックアップを行う。その
スイッチパッケージST−SWP側には、1次スイッチ
PS,2次スイッチSSと同じマトリクススイッチとし
て、プリント板上に並べたリレーの接点をマトリクス状
に配して作られる基本小単位スイッチ構成のスイッチS
を有し、1次スイッチPS及び2次スイッチSSのそれ
ぞれのスイッチパッケージSWPと同様、スイッチユニ
ットに対しコネクタCにより着脱可能に実装される。
【0018】また、上記に加えて、1次及び2次スイッ
チの各スイッチパッケージSWPには、上述の予備のス
イッチパッケージST−SWPに接続するための故障救
済リレーRを具備し、かつまた、故障スイッチパッケー
ジの代替回路作成は、スイッチユニット裏面のコネクタ
C及びバックワイヤリングボードBWBで構築する。
チの各スイッチパッケージSWPには、上述の予備のス
イッチパッケージST−SWPに接続するための故障救
済リレーRを具備し、かつまた、故障スイッチパッケー
ジの代替回路作成は、スイッチユニット裏面のコネクタ
C及びバックワイヤリングボードBWBで構築する。
【0019】従って、本実施例の各スイッチパッケージ
SWPは、図示の如くに、1次スイッチPSのほか故障
救済リレーRを備える構成のスイッチパッケージ、及び
同様に2次スイッチSSと故障救済リレーRとを備える
構成のスイッチパッケージである。また、本実施例のバ
ックワイヤリングボードBWBは、図示のように、スイ
ッチ間接続リンクSW−Lのほかに、スイッチパッケー
ジSWPのいずれかに故障が発生した場合の代替回路の
ための結線を含んで構成される。
SWPは、図示の如くに、1次スイッチPSのほか故障
救済リレーRを備える構成のスイッチパッケージ、及び
同様に2次スイッチSSと故障救済リレーRとを備える
構成のスイッチパッケージである。また、本実施例のバ
ックワイヤリングボードBWBは、図示のように、スイ
ッチ間接続リンクSW−Lのほかに、スイッチパッケー
ジSWPのいずれかに故障が発生した場合の代替回路の
ための結線を含んで構成される。
【0020】予備スイッチパッケージST−SWPのス
イッチSは、コネクタC並びにバックワイヤリングボー
ドBWBを通し、各スイッチパッケージSWPの故障救
済リレーRの一方の端側のそれぞれに接続され、またそ
の他方の端は1次スイッチと2次スイッチの間の接続リ
ンクSW−L側に接続される。上記各故障救済リレーR
は、常態では、制御部(図示せず)により非作動状態と
されているリレーであって、かかる状態では予備スイッ
チパッケージST−SWPのスイッチSは切り離されて
いるものである。
イッチSは、コネクタC並びにバックワイヤリングボー
ドBWBを通し、各スイッチパッケージSWPの故障救
済リレーRの一方の端側のそれぞれに接続され、またそ
の他方の端は1次スイッチと2次スイッチの間の接続リ
ンクSW−L側に接続される。上記各故障救済リレーR
は、常態では、制御部(図示せず)により非作動状態と
されているリレーであって、かかる状態では予備スイッ
チパッケージST−SWPのスイッチSは切り離されて
いるものである。
【0021】従って、本実施例の2段接続リンク形式の
自動MDF装置に通話路系における接続ルート形成は、
通常のように、スイッチパッケージSWPの1次スイッ
チPS1〜PSnと2次スイッチSS1〜SSnで行
い、このとき予備スイッチパッケージST−SWPのス
イッチSは関与しないものの、スイッチパッケージSW
Pの故障発生のため故障救済リレーRを駆動制御させた
その作動時には、バックワイヤリングボードBWB上に
おける代替回路のための結線を介し、当該予備スイッチ
パッケージST−SWPのスイッチSが、1次スイッチ
PSまたは2次スイッチSSの一時的な代替として、そ
れに代えて取り込まれる。図示の結線例では、代替させ
たいスイッチパッケージSWPの図中隣接するスイッチ
パッケージSWP上の故障救済リレーRを作動させる
と、予備スイッチパッケージST−SWPのスイッチS
はスイッチ回路網中に取り込まれる。
自動MDF装置に通話路系における接続ルート形成は、
通常のように、スイッチパッケージSWPの1次スイッ
チPS1〜PSnと2次スイッチSS1〜SSnで行
い、このとき予備スイッチパッケージST−SWPのス
イッチSは関与しないものの、スイッチパッケージSW
Pの故障発生のため故障救済リレーRを駆動制御させた
その作動時には、バックワイヤリングボードBWB上に
おける代替回路のための結線を介し、当該予備スイッチ
パッケージST−SWPのスイッチSが、1次スイッチ
PSまたは2次スイッチSSの一時的な代替として、そ
れに代えて取り込まれる。図示の結線例では、代替させ
たいスイッチパッケージSWPの図中隣接するスイッチ
パッケージSWP上の故障救済リレーRを作動させる
と、予備スイッチパッケージST−SWPのスイッチS
はスイッチ回路網中に取り込まれる。
【0022】具体的には、故障パッケージの代替は、図
3の接続、結線態様に示すように、故障したスイッチパ
ッケージSWPの右どなりのスイッチパッケージSWP
の故障救済リレーRを動作させるとともに、予備スイッ
チパッケージST−SWPは故障スイッチパッケージ内
で既動作済と同一の動作を制御部に保持する管理データ
を基に行うものである。
3の接続、結線態様に示すように、故障したスイッチパ
ッケージSWPの右どなりのスイッチパッケージSWP
の故障救済リレーRを動作させるとともに、予備スイッ
チパッケージST−SWPは故障スイッチパッケージ内
で既動作済と同一の動作を制御部に保持する管理データ
を基に行うものである。
【0023】上述のように、本実施例は、加入者回線を
収容、接続する複数の1次スイッチPS1〜PSn及び
交換機の加入者回路等への回線を収容、接続する複数の
2次スイッチSS1〜SSnのそれぞれは、プリント板
上に並べたリレーの接点をマトリクス状に配して作られ
る基本小単位のスイッチパッケージSWPで構成し、こ
れらのスイッチパッケージSWPを複数個集合して構成
される1次スイッチPSと2次スイッチSSの間は、ス
イッチパッケージSWPを複数個実装して構成するスイ
ッチユニット裏面のコネクタC及び接続用のバックワイ
ヤリングボードBWB上において構成するスイッチ間接
続リンクSW−Lにより接続される2段接続リンク形式
の自動MDF装置の通話路において、複数個を集合して
構成される1次及び2次スイッチPS,SSに対して、
それらのスイッチを構成するものと同一の基本小単位ス
イッチSの予備スイッチパッケージST−SWPを用
い、基本小単位のスイッチパッケージSWPには、それ
らのスイッチパッケージSWPに故障が発生した場合
に、予備スイッチパッケージST−SWPに一時的に接
続するための故障救済リレーRを準備しておき、予備ス
イッチパッケージST−SWPとの接続は、スイッチユ
ニット裏面のコネクタC及びバックワイヤリングボード
BWBにおいて接続できるように構成したものであり、
故障スイッチパッケージSWPの交換時や、スイッチパ
ッケージSWPの動作不具合発生時の一時的な代替とし
て、予備スイッチパッケージST−SWPで故障スイッ
チパッケージSWPのバックアップを行うことができ
る。
収容、接続する複数の1次スイッチPS1〜PSn及び
交換機の加入者回路等への回線を収容、接続する複数の
2次スイッチSS1〜SSnのそれぞれは、プリント板
上に並べたリレーの接点をマトリクス状に配して作られ
る基本小単位のスイッチパッケージSWPで構成し、こ
れらのスイッチパッケージSWPを複数個集合して構成
される1次スイッチPSと2次スイッチSSの間は、ス
イッチパッケージSWPを複数個実装して構成するスイ
ッチユニット裏面のコネクタC及び接続用のバックワイ
ヤリングボードBWB上において構成するスイッチ間接
続リンクSW−Lにより接続される2段接続リンク形式
の自動MDF装置の通話路において、複数個を集合して
構成される1次及び2次スイッチPS,SSに対して、
それらのスイッチを構成するものと同一の基本小単位ス
イッチSの予備スイッチパッケージST−SWPを用
い、基本小単位のスイッチパッケージSWPには、それ
らのスイッチパッケージSWPに故障が発生した場合
に、予備スイッチパッケージST−SWPに一時的に接
続するための故障救済リレーRを準備しておき、予備ス
イッチパッケージST−SWPとの接続は、スイッチユ
ニット裏面のコネクタC及びバックワイヤリングボード
BWBにおいて接続できるように構成したものであり、
故障スイッチパッケージSWPの交換時や、スイッチパ
ッケージSWPの動作不具合発生時の一時的な代替とし
て、予備スイッチパッケージST−SWPで故障スイッ
チパッケージSWPのバックアップを行うことができ
る。
【0024】従来のものにあっては、スイッチパッケー
ジに故障が発生し、故障パッケージをスイッチユニット
より抜き取って修理、回復するためその故障スイッチパ
ッケージを交換しようとするとき、故障パッケージ内ス
イッチの既動作リレー接点で構成される1次スイッチと
2次スイッチ間の全接続ルートを断にしないために、成
端部の端子によりバイパス接続ルートを構成するといっ
た煩わしい作業が必要とされるのに対し、本方式では、
そのような面倒な作業は回避されるし、新たに接続ルー
トを構成するための動作において制御対象のスイッチパ
ッケージに故障が発生した場合に、故障スイッチパッケ
ージを使用しない別の接続ルートを選択する、その接続
ルートがない場合には修理が済むまで接続制御を止める
か、または成端部端子間で一時的バイパス接続を行うな
どというような事態も避けられ、ユーザに不断のサービ
スを良好に提供することが可能となる。故障したスイッ
チパッケージを交換する場合、故障パッケージを抜き取
ると、故障パッケージ上で動作済のリレーにかかわる接
続ルートが断となりサービス中の加入者回線サービスが
停止するが故に、それを防止するために線路成端部の1
次スイッチ、2次スイッチ対応端子においてバイパス接
続ルートを構成する必要があるところ、かかる作業は大
変であるが、本方式によれば、2段接続リンク形式の自
動MDF装置において、このような作業による不利、不
便も解決することができるのであり、また、遠隔地に設
置された自動MDF装置の制御対象スイッチに故障が発
生した場合、一時的に本方式に従う予備スイッチパッケ
ージST−SWPを代替スイッチとして使用することも
できる。
ジに故障が発生し、故障パッケージをスイッチユニット
より抜き取って修理、回復するためその故障スイッチパ
ッケージを交換しようとするとき、故障パッケージ内ス
イッチの既動作リレー接点で構成される1次スイッチと
2次スイッチ間の全接続ルートを断にしないために、成
端部の端子によりバイパス接続ルートを構成するといっ
た煩わしい作業が必要とされるのに対し、本方式では、
そのような面倒な作業は回避されるし、新たに接続ルー
トを構成するための動作において制御対象のスイッチパ
ッケージに故障が発生した場合に、故障スイッチパッケ
ージを使用しない別の接続ルートを選択する、その接続
ルートがない場合には修理が済むまで接続制御を止める
か、または成端部端子間で一時的バイパス接続を行うな
どというような事態も避けられ、ユーザに不断のサービ
スを良好に提供することが可能となる。故障したスイッ
チパッケージを交換する場合、故障パッケージを抜き取
ると、故障パッケージ上で動作済のリレーにかかわる接
続ルートが断となりサービス中の加入者回線サービスが
停止するが故に、それを防止するために線路成端部の1
次スイッチ、2次スイッチ対応端子においてバイパス接
続ルートを構成する必要があるところ、かかる作業は大
変であるが、本方式によれば、2段接続リンク形式の自
動MDF装置において、このような作業による不利、不
便も解決することができるのであり、また、遠隔地に設
置された自動MDF装置の制御対象スイッチに故障が発
生した場合、一時的に本方式に従う予備スイッチパッケ
ージST−SWPを代替スイッチとして使用することも
できる。
【0025】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。例えば、先に触れた如く、実施例にあっ
ては、1次スイッチのPSパッケージ及び2次スイッチ
のSSパッケージ全体で予備のスイッチパッケージ1個
としたものであったが、PS,SSの分類、即ちそれら
の別で、それぞれにつき予備のスイッチパッケージを準
備してもよいものであり、かかる構成でも、同様の効果
が得られるものである。
ものではない。例えば、先に触れた如く、実施例にあっ
ては、1次スイッチのPSパッケージ及び2次スイッチ
のSSパッケージ全体で予備のスイッチパッケージ1個
としたものであったが、PS,SSの分類、即ちそれら
の別で、それぞれにつき予備のスイッチパッケージを準
備してもよいものであり、かかる構成でも、同様の効果
が得られるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、2段接続リンク形式の
自動MDF装置において、故障スイッチパッケージの交
換時や、スイッチパッケージの動作不具合発生時の一時
的な代替として、予備スイッチパッケージで適切に故障
等の障害のあるスイッチパッケージのバックアップを行
うことができ、従ってたとえスイッチパッケージに故障
が発生してそれの交換を行う場合やスイッチパッケージ
の動作不具合発生時でも、サービスを中断させることな
く、ユーザに良質なサービスを提供可能であり、しかも
従来必要とされたような面倒で煩わしいバイパス接続ル
ート構成のための作業も回避してこれを行うことができ
る。従ってまた、本発明によると、遠隔地に設置された
自動MDF装置の制御対象スイッチに故障が発生した場
合、一時的に予備スイッチパッケージのものを代替スイ
ッチとして使用することもできる。
自動MDF装置において、故障スイッチパッケージの交
換時や、スイッチパッケージの動作不具合発生時の一時
的な代替として、予備スイッチパッケージで適切に故障
等の障害のあるスイッチパッケージのバックアップを行
うことができ、従ってたとえスイッチパッケージに故障
が発生してそれの交換を行う場合やスイッチパッケージ
の動作不具合発生時でも、サービスを中断させることな
く、ユーザに良質なサービスを提供可能であり、しかも
従来必要とされたような面倒で煩わしいバイパス接続ル
ート構成のための作業も回避してこれを行うことができ
る。従ってまた、本発明によると、遠隔地に設置された
自動MDF装置の制御対象スイッチに故障が発生した場
合、一時的に予備スイッチパッケージのものを代替スイ
ッチとして使用することもできる。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】自動MDF装置の通話路構成の概念図である。
【図3】従来例を示すスイッチパッケージ間の接続概念
図である。
図である。
PS1〜PSn 1次スイッチ SS1〜SSn 2次スイッチ SWP スイッチパッケージ C コネクタ BWB バックワイヤリングボード SW−L スイッチ間接続リンク T 成端部端子 ST−SWP 予備スイッチパッケージ S 予備スイッチパッケージのスイッチ R 故障救済リレー
Claims (1)
- 【請求項1】 加入者回線を収容、接続する複数の1次
スイッチと交換機の加入者回路等への回線を収容、接続
する複数の2次スイッチのそれぞれが、リレーの接点を
マトリクス状に配して形成される基本小単位のスイッチ
パッケージで構成され、それら1次スイッチと2次スイ
ッチの間は、各スイッチパッケージを実装するスイッチ
ユニットのコネクタ部及び接続用ボードにより構成する
スイッチ間接続リンクにより接続される2段接続リンク
形式の自動MDF装置の通話路において、 1次スイッチ及び2次スイッチ部に対して、そのスイッ
チを構成するものと同等の基本小単位スイッチの予備の
スイッチパッケージを設け、他方、前記基本小単位のス
イッチパッケージ側には、スイッチパッケージに故障等
が発生した場合に、当該予備スイッチパッケージを一時
的に接続させるための救済リレーを具備させ、該予備ス
イッチパッケージとの接続は、スイッチユニットのコネ
クタ部及び接続用ボードにより行わせるよう構成するこ
とを特徴とするスイッチパッケージのバックアップ方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31674993A JPH07177225A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | スイッチパッケージのバックアップ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31674993A JPH07177225A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | スイッチパッケージのバックアップ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177225A true JPH07177225A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18080491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31674993A Pending JPH07177225A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | スイッチパッケージのバックアップ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07177225A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002015597A2 (en) * | 2000-08-15 | 2002-02-21 | Santera Systems Inc | Apparatus and method of replacing telephony cards without down time |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP31674993A patent/JPH07177225A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002015597A2 (en) * | 2000-08-15 | 2002-02-21 | Santera Systems Inc | Apparatus and method of replacing telephony cards without down time |
WO2002015597A3 (en) * | 2000-08-15 | 2002-12-12 | Santera Systems Inc | Apparatus and method of replacing telephony cards without down time |
US6829351B1 (en) | 2000-08-15 | 2004-12-07 | Santera Systems, Inc. | Apparatus and method of replacing telephony cards without down time |
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