JPH0717694Y2 - バルコニーの手摺取付部構造 - Google Patents

バルコニーの手摺取付部構造

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JPH0717694Y2
JPH0717694Y2 JP1989029402U JP2940289U JPH0717694Y2 JP H0717694 Y2 JPH0717694 Y2 JP H0717694Y2 JP 1989029402 U JP1989029402 U JP 1989029402U JP 2940289 U JP2940289 U JP 2940289U JP H0717694 Y2 JPH0717694 Y2 JP H0717694Y2
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JP
Japan
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waist wall
handrail
main body
handrail mounting
mounting member
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JP1989029402U
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JPH02122827U (ja
Inventor
和典 西尾
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、住宅などにおけるバルコニーの手摺取付部
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のバルコニーの手摺取付部構造を第5図に示す。図
において、40はバルコニーの腰壁であり、屋外面41に手
摺取付部材42を固定し、この手摺取付部材42の上端に手
摺43が取付けてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図の例では、手摺43に降った雨が手摺取付部材42を
伝って腰壁40の屋外面41に垂れる。このため、腰壁40の
屋外面41が汚れ、バルコニーの外観が悪くなるという問
題があった。
したがって、この考案の目的は、手摺からの雨垂れによ
る汚れを防ぐことができるバルコニーの手摺取付部構造
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕 この考案のバルコニーの手摺取付部構造は、バルコニー
の腰壁と、この腰壁の屋外面に固設した手摺取付部材
と、この手摺取付部材に取付けた手摺とを備え、手摺取
付部材は、略L形の本体部と、この本体部の略L形の横
片先端に設けられ本体部より幅広でかつ腰壁の屋外面に
固設した腰壁取付部と、本体部の上端に形成した手摺取
付部とからなり、腰壁取付部の下面が本体部寄りに斜め
下向きに傾斜し、かつ腰壁取付部と本体部の両下面に渡
って腰壁から屋外方向に向かって斜め下向きに傾斜した
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案のバルコニーの手摺取付部構造によると、手摺
を取付けた手摺取付部材の下面が、腰壁から屋外方向に
向かって斜め下向きに傾斜しているため、手摺取付部材
を伝って流れ落ちる雨水は、腰壁から離れた手摺取付部
材の前面下端から落下する。しかも、手摺取付部材の腰
壁取付部の下面が本体部寄りに斜め下向きに傾斜してお
り、かつ腰壁取付部と本体部の両下面に渡って腰壁から
屋外方向に向かって斜め下向きに傾斜しているので、腰
壁取付部を伝って流れ落ちる雨水も、腰壁から離れた手
摺取付部材の前面下端から落下する。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。
第1図および第2図において、10はバルコニーの腰壁で
り、屋外面11に複数の手摺取付部材12が並んで固設して
あり、これら手摺取付部材12の上端に水平に渡って手摺
13が取付けてある。
手摺取付部材12は第3図に示すように形成されている。
すなわち、上下に延びる略L形の本体部14と、この本体
部14の上端に一体形成されねじ挿通孔15を有した手摺取
付部材16と、略L形の本体部14の横片先端に両側に張り
出して一体形成されねじ挿通孔17を有した腰壁取付部18
とから構成されている。なお、同図(B)に示すよう
に、本体部14から腰壁取付部18に渡る下面19は、後方か
ら前方に向って斜め下向きに傾斜している。さらに、同
図(A)に示すように、腰壁取付部18の下面20は中央寄
りに斜め下向きに傾斜している。また、第4図は第3図
(A)のIV−IV断面図を示している。
手摺取付部材12は、第1図および第2図に示すように、
腰壁取付部18のねじ挿通孔17にねじ21を挿通し、腰壁10
にねじ込んで腰壁10の屋外面11に固設する。さらに、手
摺取付部16(第3図)に手摺13を載せ、ねじ挿通孔15に
ねじ(図示せず)を挿通して手摺13に締結し、手摺13を
固定する。
このように構成されたバルコニーの手摺取付部構造によ
ると、第1図のように、手摺取付部材12の下面19が腰壁
10からの屋外方向に向って下向きに傾斜しているので、
手摺13から手摺取付部材12を伝って流れる雨水は、手摺
取付部材12の前面下端から落下する。しかも、第2図の
ように、腰壁取付部18を伝う雨水は下面20の傾斜によっ
て中央に移動し、第1図に示した下面19に沿って前方に
流れる。したがって、従来のように腰壁10の屋外面11に
垂れることがなく、バルコニーの外観が向上する。
〔考案の効果〕
この考案のバルコニーの手摺取付部構造によると、手摺
を取付けた手摺取付部材の下面が、腰壁から屋外方向に
向かって斜め下向きに傾斜しているため、手摺取付部材
を伝って流れ落ちる雨水は、腰壁から離れた手摺取付部
材の前面下端から落下する。しかも、手摺取付部材の腰
壁取付部の下面が本体部寄りに斜め下向きに傾斜してお
り、かつ腰壁取付部と本体部の両下面に渡って腰壁から
屋外方向に向かって斜め下向きに傾斜しているので、腰
壁取付部を伝って流れ落ちる雨水も、腰壁から離れた手
摺取付部材の前面下端から落下する。よって、腰壁が雨
垂れによって汚れるのを防ぐことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図はその正
面図、第3図(A),(B),(C)はその手摺取付部
材の各正面図,側面図、平面図、第4図は第3図(A)
のIV−IV断面図、第5図は従来例の断面図である。 10…腰壁、11…屋外面、12…手摺取付部材、13…手摺、
19…下面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルコニーの腰壁と、この腰壁の屋外面に
    固設した手摺取付部材と、この手摺取付部材に取付けた
    手摺とを備えたバルコニーの手摺取付部構造であって、 前記手摺取付部材は、略L形の本体部と、この本体部の
    略L形の横片先端に設けられ前記本体部より幅広でかつ
    前記腰壁の屋外面に固設した腰壁取付部と、前記本体部
    の上端に形成した手摺取付部とからなり、 前記腰壁取付部の下面が前記本体部寄りに斜め下向きに
    傾斜し、かつ前記腰壁取付部と前記本体部の両下面に渡
    って前記腰壁から屋外方向に向かって斜め下向きに傾斜
    したことを特徴とするバルコニーの手摺取付部構造。
JP1989029402U 1989-03-14 1989-03-14 バルコニーの手摺取付部構造 Expired - Lifetime JPH0717694Y2 (ja)

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JPS5819034U (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 ナショナル住宅産業株式会社 手摺支柱取付構造

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JPH02122827U (ja) 1990-10-09

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