JPH07176752A - 薄膜半導体装置およびその作製方法 - Google Patents

薄膜半導体装置およびその作製方法

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JPH07176752A
JPH07176752A JP34394793A JP34394793A JPH07176752A JP H07176752 A JPH07176752 A JP H07176752A JP 34394793 A JP34394793 A JP 34394793A JP 34394793 A JP34394793 A JP 34394793A JP H07176752 A JPH07176752 A JP H07176752A
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thin film
gate electrode
island
film semiconductor
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JP34394793A
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Hiroyuki Shimada
浩行 島田
Yasuhiko Takemura
保彦 竹村
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄膜トランジスタにおいて、ゲイト電極・配
線と薄膜半導体領域(活性層)との間の信頼性を向上さ
せ、特性の改善を図る。 【構成】 島状の薄膜半導体領域の端部、特にゲイト電
極が横断する部分にシリコンイオンを注入することによ
って、その部分をアモルファス化、すなわち、高抵抗化
し、よって、ソース、ドレイン間のリーク電流を減少さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜集積回路に用いる
回路素子、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)の構造
および作製方法に関するものである。本発明によって作
製される薄膜トランジスタは、ガラス等の絶縁基板上、
単結晶シリコン等の半導体基板上に形成された絶縁体
上、いずれにも形成される。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜トランジスタは、薄膜半導体
領域(活性層)を島状にパターニングして、形成した
後、ゲイト絶縁膜として、CVD法やスパッタ法によっ
て絶縁被膜を形成し、その上にゲイト電極を形成した。
【0003】
【発明が解決しようする課題】CVD法やスパッタ法で
形成される絶縁被膜はステップカバレージ(段差被覆
性)が悪く、信頼性や歩留り、特性に悪影響を及ぼして
いた。図5には従来の典型的なTFTを上から見た図、
およびその図面のA−A’、B−B’に沿った断面図を
示す。TFTは基板51上に形成され、薄膜半導体領域
は不純物領域(ソース、ドレイン領域、ここではN型の
導電型を示す)53とゲイト電極57の下に位置し、実
質的に真性のチャネル形成領域52に分けられ、この半
導体領域を覆って、ゲイト絶縁膜55が設けられる。不
純物領域53には、層間絶縁物59を通してコンタクト
ホールが開けられ、電極・配線58が設けられる。
【0004】図から分かるように、ゲイト絶縁膜55の
半導体領域の端部における被覆性は著しく悪く、典型的
には平坦部の厚さの半分しか厚みが存在しない。一般に
島状半導体領域が厚い場合には甚だしい。特にゲイト電
極に沿ったA−A’断面からこのような被覆性の悪化が
TFTの特性、信頼性、歩留りに及ぼす悪影響が分か
る。すなわち、図5のA−A’断面図において点線円で
示した領域56に注目してみれば、ゲイト電極57の電
界が薄膜半導体領域の端部に集中的に印加される。すな
わち、この部分ではゲイト絶縁膜の厚さが平坦部の半分
であるので、その電界強度は2倍になるためである。
【0005】この結果、この領域56のゲイト絶縁膜は
長時間のあるいは高い電圧印加によって容易に破壊され
る。ゲイト電極に印加される信号が正であれば、この領
域56の半導体もN型であるので、ゲイト電極57と不
純物領域58(特に、ドレイン領域)が導通してしま
い、信頼性の劣化の原因となる。また、ゲイト電極に通
常の電圧とは逆の電圧(Nチャネルトランジスタにおい
てはドレインに正、ゲイトに負の電圧)を印加した場合
に、ソース/ドレイン間に流れる電流(オフ電流)が増
大してしまった。典型的には、このオフ電流を減少、で
きれば1×10-12 A以下にすることができない。
【0006】また、ゲイト絶縁膜が破壊された際には、
何らかの電荷がトラップされることが起こり、例えば、
負の電荷がトラップされれば、ゲイト電極に印加される
電圧にほとんど関わりなく、領域56の半導体はN型を
呈し、ソース/ドレインと同一導電型のパス(通路)が
できてしまう。そのため2つの不純物領域58が、島状
の半導体領域の側周辺部分で電気的に導通することとな
り、特性を劣化させる。また、以上のような劣化を引き
起こさずにTFTを使用するには、理想的な場合の半分
の電圧しか印加しないようにするしかない。しかし、そ
れではTFTの性能を十分に利用することができない。
また、TFTの一部にこのような弱い部分が存在すると
いうことは製造工程における帯電等によって容易にTF
Tが破壊されることであり、歩留り低下の大きな要因と
なる。本発明はこのような問題を解決することを課題と
する。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明では、このように
電気的に弱い領域の半導体中に高速に加速したシリコン
イオンを注入することによって、該領域の結晶性を低下
せしめ、よって、その部分の抵抗を高めることによって
島状半導体領域のエッヂ部分を補強することを特徴とす
る。そして、その領域を0.05〜5μm、好ましくは
0.1〜1μmの幅(上方から見た平坦部での幅)に作
ることにより電流リークを抑止することである。本発明
の典型的な構造を図1に示す。図1も図5と同様にTF
Tを上から見た図面と、そのA−A’、B−B’断面の
断面図を示している。TFTは基板11上に形成され、
薄膜半導体領域は不純物領域(ソース、ドレイン領域、
ここではNチャネル型TFTであるのでN型の導電型を
示すことにするが、Pチャネル型TFTではP型とする
必要がある)13とゲイト電極17の下に位置し、実質
的に真性のチャネル形成領域12に分けられ、この半導
体領域を覆って、ゲイト絶縁膜15が設けられる。不純
物領域13には、層間絶縁物19を通してコンタクトホ
ールが開けられ、電極・配線18が設けられる。
【0008】図5で示した従来のTFTと異なる点は、
少なくともゲイト電極の下部の島状の半導体領域10の
周辺部、すなわち領域の外側端部に、高速のシリコンイ
オンを注入して、結晶性を低下せしめた領域14を設け
たことである。例えば、長時間の熱アニールによる固相
成長法、あるいはレーザーもしくはそれと同等な強光の
照射によって結晶化した島状半導体領域に、1×1013
〜1×1016cm-2、好ましくは1×1014〜5×10
15cm-2のドーズ量で、また、30〜100KeVの加
速エネルギーで注入すれば、その部分の結晶性が低下
し、十分に高い抵抗を実現できる。当然のことである
が、ドーズ量、加速エネルギーの最適値は島状半導体膜
の厚さに依存するので、必ずしも上記の範囲に収まるこ
とを要求するものではない。
【0009】この領域14の効果に関して、A−A’断
面の領域16に注目して説明する。従来のTFTの場合
と同様に、このような半導体領域の端部におけるゲイト
絶縁膜の被覆性は良くない。したがって、この部分で
は、理想的な場合の半分ほどの電圧でゲイト絶縁膜が破
壊されて、ピンホールが生じたり、電荷がトラップされ
たりする。しかし、領域14が存在する場合には、領域
14の抵抗によって、ゲイト絶縁膜に印加される電圧が
減少する。その結果,ゲイト絶縁膜の破壊を防止するこ
とができる。また、半導体領域の端部のゲイト絶縁膜
で、仮にピンホールが生じたり、電荷がトラップされて
も、この部分は領域14によって、不純物領域13やゲ
イト電極の下のチャネル形成領域12とは隔絶されてい
るので、ほとんど影響が及ばない。
【0010】このため、特にゲイト電極とドレイン領域
間のリーク電流や、ソース、ドレイン間のリーク電流を
著しく低減せしめることができる。また、このようにゲ
イト絶縁膜が破壊されても特性や信頼性に問題が生じな
いのであれば、使用時の電圧の制限は少なくなり、ま
た、製造時の静電破壊等による不良品の発生の確率も低
下し、歩留りが向上する。
【0011】図1においては薄膜半導体領域のゲイト電
極の横断する側の端部全てにシリコンイオンを注入した
様子を示したが、このような領域は少なくともゲイト電
極の下の領域に設けられれば十分であることは、以上の
説明から明らかであろう。なお、イオン注入工程におい
て、シリコン以外に、酸素、炭素、窒素その他のイオン
を同時に、もしくはシリコンイオン注入の前後に注入す
ると、より効果的である。また、シリコンイオンの注入
においては、フォトリソグラフィー法によって領域を画
定する方法だけでなく、テーパーエッチによって自己整
合的に導入箇所が決定される方法を用いてもよい。以下
に実施例を示し、さらに本発明を説明する。
【0012】
【実施例】
〔実施例1〕 図2に本実施例の作製工程の断面図を示
す。本実施例を含めて、以下の実施例の図面では、TF
Tの断面図のみを示し、いずれも左側にはゲイト電極に
垂直な面(図1、図5の断面B−B’に相当)を有する
TFTを構成し、また、右側にはゲイト電極に平行な面
(図1、図5の断面A−A’に相当)を有するTFTを
構成する例を示す。
【0013】まず、基板(コーニング7059)20上
にプラズマCVD法またはスパッタリング法によって厚
さ2000Åの酸化珪素の下地膜21を形成した。さら
に、プラズマCVD法によって、厚さ300〜1500
Å、例えば1000Åのアモルファスシリコン膜を堆積
した。連続して、スパッタリング法によって、厚さ20
0Åの酸化珪素膜を保護膜として堆積した。そして、こ
れを還元雰囲気下、600℃で48時間アニールして結
晶化させた。結晶化工程はレーザー等の強光を用いる方
式でもよい。そして、得られた結晶シリコン膜をパター
ニングして、島状シリコン領域22a、22bを形成し
た。島状シリコン膜の上には保護膜23a、23bがそ
れぞれ乗っている。この保護膜は、その後のフォトリソ
グラフィー工程において、島状シリコン領域が汚染され
ることを防止する作用がある。
【0014】次に全面にフォトレジストを塗布して、公
知のフォトリソグラフィー法によって、レジスト24
a、24bを残してパターニングし、その幅は0.05
〜5μm、好ましくは0.1〜1μmの幅に形成した。
そして、このレジストをマスクとしてシリコンを注入し
た。シリコンの注入には公知のイオン打ち込み法を用
い、例えば、80keVの加速電圧、1×1013〜5×
1016cm-2、例えば、5×1015cm-2のドーズ量で
シリコンを注入した。この結果、シリコンの注入された
領域25a、25b、25c、25dを形成した。同様
な注入条件で同じようにして作製した島状半導体膜の全
面におこなって、その結晶性をラマン散乱分光法によっ
て確かめたところ、シリコンイオンを注入する前に比較
して、結晶の堆積分率が10〜40%にまで減少してい
ることが分かった。(図2(A))
【0015】次に、レジスト24a、24bを除去した
後、プラズマCVD法またはスパッタリング法によって
厚さ500〜1500Å、例えば、1000Åの酸化珪
素膜26をゲイト絶縁膜として堆積し、引き続いて、減
圧CVD法によって、厚さ6000〜8000Å、例え
ば6000Åのシリコン膜(0.1〜2%の燐を含む)
を堆積した。なお、この酸化珪素とシリコン膜の成膜工
程は連続的におこなうことが望ましい。そして、シリコ
ン膜をパターニングして、配線27a、27bを形成し
た。これらの配線は、いずれもゲイト電極として機能す
る。(図2(B))
【0016】次に、プラズマドーピング法によって、シ
リコン領域に配線27aをマスクとして不純物(燐)を
注入した。ドーピングガスとして、フォスフィン(PH
3 )を用い、加速電圧を60〜90kV、例えば80k
Vとした。ドーズ量は1×1015〜8×1015cm-2
例えば5×1015cm-2とした。その後、還元雰囲気
中、600℃で48時間アニールすることによって、不
純物を活性化させた。このようにして不純物領域28
a、28bを形成した。
【0017】この際には、先にシリコンイオンの注入さ
れた領域25a、25b、25c、25dも同様に結晶
化することが危惧されるが、本発明人の研究の結果、シ
リコンイオンの注入されたシリコン膜の再結晶化温度
は、注入エネルギーに依存し、高いエネルギーで注入さ
れた場合には、高い温度が必要であった。例えば、本実
施例では80keVのエネルギーで注入されているの
で、700℃の温度が必要であり、上記のようなアニー
ル条件では十分に結晶化しなかったのである。この結
果、領域25a、25b、25c、25dは若干の結晶
性の改善は見られても、他の領域、特にゲイト電極下の
チャネル形成領域よりも低い結晶性のままであった。た
だし、加速エネルギーが40keV以下では、再結晶化
温度は600℃以下であり、領域25a、25b、25
c、25dが必ずしも、チャネル形成領域よりも結晶性
が低いということは保証されない。(図2(C))
【0018】続いて、厚さ3000Åの酸化珪素膜を層
間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成し、これ
にコンタクトホールを形成して、金属材料、例えば、窒
化チタンとアルミニウムの多層膜によって配線29a、
29bを形成した。配線29aは配線27bとTFTの
不純物領域の一方28bを接続する。以上の工程によっ
て半導体回路が完成した。(図2(D))
【0019】〔実施例2〕 図3に本実施例の作製工程
の断面図を示す。基板(コーニング7059)301の
絶縁表面上にスパッタリング法によって厚さ2000Å
の酸化珪素の下地膜302を形成した。さらに、プラズ
マCVD法によって、厚さ500〜1500Å、例えば
1000Åのアモルファスシリコン膜を堆積した。連続
して、スパッタリング法によって、厚さ200Åの酸化
珪素膜を保護膜として堆積した。そして、これを還元雰
囲気下、600℃で48時間アニールして結晶化させ
た。結晶化工程はレーザー等の強光を用いる方式でもよ
い。そして、得られた結晶シリコン膜を公知のフォトリ
ソグラフィー法によってパターニングして、島状シリコ
ン領域303a、303bを形成した。島状シリコン膜
の上には保護膜が残されている。また、エッチングに用
いたフォトレジストのマスク304a、304bも残さ
れている。なお、このエッチング工程においては等方エ
ッチング法(例えば、緩衝フッ酸によるウェットエッチ
ング)を用い、半導体領域の側端部を図に示すようにテ
ーパー状とした。この角度は基板表面については30〜
60°を有せしめた。この図面では半導体領域303a
はTFTとし、また、半導体領域303bは他の回路素
子であるキャパシタとしてもよい。
【0020】次に、このレジストをマスクとしてシリコ
ンを注入した。シリコンの注入には公知のイオン打ち込
み法を用い、例えば、加速電圧は50keV、ドーズ量
は、1×1014〜5×1015cm-2、例えば、1×10
15cm-2とした。この結果、シリコンイオンの注入され
た領域305a、305b、305c、305dを形成
した。(図3(A))
【0021】次に、スパッタリング法によって厚さ10
00Åの酸化珪素膜306をゲイト絶縁膜として堆積
し、引き続いて、スパッタ法によって、厚さ6000〜
8000Å、例えば6000Åのアルミニウム膜(0.
2重量%のスカンジウムを含む)を堆積した。なお、こ
の酸化珪素とアルミニウム膜の成膜工程は連続的におこ
なうことが望ましい。そして、アルミニウム膜をパター
ニングして、配線307a、307bを形成した。これ
らの配線は、いずれもゲイト電極として機能する。さら
に、このアルミニウム配線の表面を陽極酸化して、表面
に酸化物層309a、309bを形成した。陽極酸化の
前に感光性ポリイミド(フォトニース)によって後でコ
ンタクトを形成する部分にマスク308を選択的に形成
した。陽極酸化の際には、このマスクのために、この部
分には陽極酸化物が形成されなかった。
【0022】陽極酸化は、酒石酸の1〜5%エチレング
リコール溶液中でおこなった。得られた酸化物層の厚さ
は2000Åであった。次に、プラズマドーピング法に
よって、シリコン領域に配線307aおよび酸化物30
9aをマスクとして不純物(燐)を注入した。ドーピン
グガスとして、フォスフィン(PH3 )を用い、加速電
圧を60〜90kV、例えば80kVとした。ドース量
は1×1015〜8×1015cm-2、例えば、1×1015
cm-2とした。このようにしてN型の不純物領域310
a、310bを形成した。(図3(B))
【0023】その後、レーザーアニール法によって不純
物の活性化をおこなった。レーザーとしてはKrFエキ
シマーレーザー(波長248nm、パルス幅20nse
c)を用いたが、その他のレーザー、例えば、XeFエ
キシマーレーザー(波長353nm)、XeClエキシ
マーレーザー(波長308nm)、ArFエキシマーレ
ーザー(波長193nm)等を用いてもよい。レーザー
のエネルギー密度は、200〜350mJ/cm2 、例
えば250mJ/cm2 とし、1か所につき2〜10シ
ョット、例えば2ショット照射した。レーザー照射時
に、基板を200〜450℃程度に加熱してもよい。基
板を加熱した場合には最適なレーザーエネルギー密度が
変わることに注意しなければならない。なお、レーザー
照射時にはポリイミドのマスク308を残しておいた。
これは露出したアルミニウムがレーザー照射によってダ
メージを受けるからである。レーザー照射後、このポリ
イミドのマスクは酸素プラズマ中にさらすことによって
簡単に除去できる。
【0024】なお、本実施例では、シリコンイオン注入
の際の、ドーズ量、加速電圧とも実施例1に比較して小
さいが、実施例1の場合と異なり、ゲイト電極の下のシ
リコンの注入された領域305c、305dはレーザー
光が入射しないので、シリコンイオン注入の際の低い結
晶化率を維持し、極めて大きな抵抗として機能し、リー
ク電流を低下させる目的では効果的であった。そして、
本実施例のように低加速電圧、低ドーズ量は量産性を向
上させるうえで好ましかった。(図3(C))
【0025】続いて、厚さ3000Åの酸化珪素膜31
1を層間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成
し、これにコンタクトホールを形成して、金属材料、例
えば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜によって配線
312a、312bを形成した。配線312aは配線3
07bとTFTの不純物領域の一方310bを接続す
る。以上の工程によってTFT313a(図ではゲイト
電極に垂直な断面)および313b(図ではゲイト電極
に平行な断面)が完成した。(図3(D)) なお、本実施例において、TFTのソースもしくはドレ
インの電極のいずれかを設けなければゲイト電極と残り
の不純物領域の間にキャパシタが形成されることは明ら
かであろう。したがって、本実施例と同等な手段を用い
ても、耐圧が高い、リークが少ない等の優れた特性を信
頼性を有するキャパシタが得られる。そして、このよう
にして形成したTFTおよびキャパシタを用いてアクテ
ィブマトリクス型液晶ディスプレーの画素回路を構成し
てもよい。本発明のTFTにより、オフ電流を1pAま
たはそれ以下とすることができ、十分な機能を有せしめ
ることができた。
【0026】〔実施例3〕 図4に本実施例の作製工程
の断面図を示す。基板(コーニング7059)40上に
スパッタリングによって厚さ2000Åの酸化珪素の下
地膜41を形成した。さらに、プラズマCVD法によっ
て、厚さ500〜1500Å、例えば1500Åのアモ
ルファスシリコン膜を堆積した。そして、得られたアモ
ルファスシリコン膜をパターニングして、島状シリコン
領域42a、42bを形成した。
【0027】次に全面にフォトレジストを塗布して、公
知のフォトリソグラフィー法によって、レジスト43
a、43bを残してパターニングした。そして、このレ
ジストをマスクとしてシリコンを注入した。シリコンの
注入には公知のイオン打ち込み法を用い、例えば、80
keVの加速電圧、5×1015cm-2のドーズ量でシリ
コンを注入した。この結果、シリコンの注入された領域
44a、44b、44c、44dを形成した。(図4
(A))
【0028】次にフォトレジストを残したまま、スパッ
タ法によって厚さ1000Åの酸化珪素膜45aを堆積
した。(図4(B)) そして、フォトレジストを剥離することによって、その
上に形成されていた酸化珪素膜まで除去した。フォトレ
ジストの存在していなかった部分にはそのまま酸化珪素
膜が残る。これを還元雰囲気下、600℃で48時間ア
ニールして結晶化させた。結晶化工程はレーザー等の強
光を用いる方式でもよい。なお、実施例1において説明
したのと同様に、シリコンイオンが注入されたことによ
り、領域44a、44b、44c、44dの結晶化温度
は700℃程度にまで上昇する。この結果、600℃で
の熱アニールでは当然のことながら結晶化せず、また、
レーザー等の光照射においても、同様の理由、および酸
化珪素膜45aの一部が残っているため結晶化はほとん
ど進行しなかった。
【0029】次に、スパッタリング法によって厚さ10
00Åの酸化珪素膜45bをゲイト絶縁膜として堆積
し、引き続いて、減圧CVD法によって、厚さ3000
〜8000Å、例えば6000Åのシリコン膜(0.1
〜2%の燐を含む)を堆積した。なお、この酸化珪素と
シリコン膜の成膜工程は連続的におこなうことが望まし
い。そして、シリコン膜をパターニングして、配線46
a、46bを形成した。これらの配線は、いずれもゲイ
ト電極として機能する。また、島状シリコン領域の周辺
部(先にシリコンが注入された領域)に注目すると、こ
こでは絶縁膜の厚さが酸化珪素45aおよび45bによ
って、約2倍になっている。そのため、ゲイト絶縁膜の
破壊を防ぐうえで効果的である。(図4(C))
【0030】次に、プラズマドーピング法によって、シ
リコン領域に配線46aをマスクとして不純物(燐)を
注入した。ドーピングガスとして、フォスフィン(PH
3 )を用いた。その後、還元雰囲気中、600℃で48
時間アニールすることによって、不純物を活性化させ
た。このようにして不純物領域47a、47bを形成し
た。続いて、厚さ3000Åの酸化珪素膜48を層間絶
縁物としてプラズマCVD法によって形成し、これにコ
ンタクトホールを形成して、金属材料、例えば、窒化チ
タンとアルミニウムの多層膜によって配線49a、49
bを形成した。配線49aは配線46bとTFTの不純
物領域の一方47bを接続する。以上の工程によって半
導体回路が完成した。(図4(D)) 本実施例によって、歩留りが従来の2倍以上に改善され
た。また、TFTの特性の悪化は特に認められなかっ
た。逆に使用に耐えうる最大電圧が従来の1.5〜2倍
に上昇したために、最高動作速度が2〜4倍上昇した。
【0031】〔実施例4〕 図6に本実施例を示す。ま
ず、基板60上に厚さ1000〜3000Åの酸化珪素
の下地膜61を形成した。さらに、プラズマCVD法や
LPCVD法によってアモルファスシリコン膜を100
〜5000Å、好ましくは300〜1000Å堆積し
た。アモルファスシリコン膜上には保護膜として、酸化
珪素膜を100〜500Å堆積した。そして、公知のフ
ォトリソグラフィー法によってレジストのマスク63
a、63bを形成し、ドライエッチング法によって、ア
モルファスシリコンのエッチングをおこなった。このと
きのエッチング条件は、以下のようであった。 RFパワー :500W 圧力 :100mTorr ガス流量 CF4 :50sccm O2 ;45sccm
【0032】この結果、図6(A)に示すように、島状
のシリコン領域62a、62bが得られたが、そのエッ
ヂ部は図のようにテーパー状になっていた。このテーパ
ーの角度は20〜60°であった。エッチングにおい
て、比率CF4 /O2 が大きくなると、このようなテー
パー状のエッヂを得ることはできなかった。次に、この
レジストをマスクとしてシリコンを注入した。シリコン
の注入には公知のイオン打ち込み法を用い、例えば、8
0keVの加速電圧、5×1015cm-2のドーズ量でシ
リコンを注入した。この結果、レジストがなかった、も
しくは薄かったシリコン領域のエッヂ部64a、64
b、64c、64dにシリコンが注入された。(図6
(A))
【0033】その後、フォトレジストのマスク材63
a、63bと、その下の保護膜を除去し、島状のシリコ
ン膜を露出させた状態で、KrFエキシマーレーザー
(波長248nm、パルス幅20nsec)を照射し
て、アモルファスシリコンの結晶化をおこなった。レー
ザーとしては、XeClエキシマーレーザー(波長30
8nm、パルス幅50nsec)を用いてもよかった。
実施例3において説明したのと同様に、シリコンイオン
の注入の効果によって、このレーザー照射工程におい
て、領域64a、64b、64c、64dが他の領域と
同様な結晶性を示すことはなかった。
【0034】その後、スパッタ法もしくはプラズマCV
D法によって、厚さ1000〜1500Åの酸化珪素膜
65を形成し、引き続き、厚さ1000Å〜3μmのア
ルミニウム(1wt%のSi、もしくは0.1〜0.3
重量%のSc(スカンジウム)を含む)膜を電子ビーム
蒸着法もしくはスパッタ法によって形成した。そして、
その表面に公知のスピンコート法によってフォトレジス
トを塗布し、公知のフォトリソグラフィー法によって、
パターニングをおこなった。そして、燐酸によって、ア
ルミニウム膜のエッチングをおこなった。このようにし
て、ゲイト電極・配線66a、66bを形成した。な
お、ゲイト電極・配線上にはフォトレジストのマスク6
7a、67bをそのまま残存させておいた。また、オー
バーエッチのために、ゲイト電極・配線の側面はフォト
レジストの側面よりも内側にある。(図6(B))
【0035】この状態で、イオンドーピング法によっ
て、TFTの活性半導体層62a、62bに、フォトレ
ジスト67a、67bをマスクとして不純物を注入し、
N型のソース68a、ドレイン68bを形成した。ここ
で、フォトレジスト67aに対して、ゲイト電極66a
は距離xだけ内側にあるため、図に示したように、ゲイ
ト電極とソース/ドレインが重ならないオフセット状態
となっている。距離xは、アルミニウム配線の際のエッ
チング時間を加減することによって増減できる。xとし
ては、0.3〜5μmが好ましかった。(図6(C))
【0036】その後、フォトレジスト67a、67bを
剥離し、KrFエキシマーレーザー(波長248nm、
パルス幅20nsec)を照射して、活性層中に導入さ
れた不純物イオンの活性化をおこなった。(図6
(D)) 最後に、全面に層間絶縁物69として、プラズマCVD
法によって酸化珪素膜を厚さ2000Å〜1μm形成し
た。さらに、TFTのソース68a、ドレイン68bに
コンタクトホールを形成し、アルミニウム配線70a、
70bを2000Å〜1μm、例えば5000Åの厚さ
に形成した。このアルミニウム配線の下ににバリヤメタ
ルとして、例えば窒化チタンを形成するとより一層、信
頼性を向上させることができた(図6(E))
【0037】
【発明の効果】本発明によって、薄膜半導体装置の歩留
りを向上させ、また、その信頼性を高め、最大限を特性
を引き出すことが可能となった。本発明の半導体装置
は、特に、ゲイト−ドレイン間、ゲイト−ソース間のリ
ーク電流が低く、高いゲイト電圧にも耐えられる等の特
徴から液晶ディスプレーのアクティブマトリクス回路に
おける画素制御用のトランジスタとして好ましい。
【0038】本発明ではNチャネル型のTFTを例にと
って説明したが、Pチャネル型TFTや同一基板上にN
チャネル型とPチャネル型の混在した相捕型の回路の場
合も同様に実施できることは言うまでもない。また、実
施例に示したような簡単な構造のものばかりではなく、
例えば、特願平5−256567に示されるようなソー
ス/ドレインにシリサイドを有するような構造のTFT
に用いてもよい。また、本実施例はTFTを主として示
した。しかし、他の回路素子、例えば、1つの島状領域
に複数のゲート電極を有せしめた薄膜集積回路、スタッ
クトゲイト型TFT、ダイオード、抵抗、キャパシタ、
またはこれを集積化した薄膜半導体回路に応用すること
が可能であることは言うまでもない。このように本発明
は工業上、有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薄膜半導体装置(TFT)の構成
例を示す。
【図2】 実施例1のTFTの作製工程断面を示す。
【図3】 実施例2のTFTの作製工程断面を示す。
【図4】 実施例3のTFTの作製工程断面を示す。
【図5】 従来の薄膜半導体装置(TFT)の構成例
を示す。
【図6】 実施例4のTFTの作製工程断面を示す。
【符号の説明】
10・・・島状半導体領域 11・・・基板 12・・・チャネル形成領域(実質的に真性) 13・・・不純物領域(ソース、ドレイン) 14・・・シリコンイオンの注入された領域 15・・・ゲイト絶縁膜 16・・・島状半導体領域の端部 17・・・ゲイト電極 18・・・ソース、ドレイン電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 島状の薄膜半導体領域と、前記半導体領
    域を横断するゲイト電極とを有する薄膜半導体装置にお
    いて、前記半導体領域の周辺部にシリコンイオンの注入
    された領域が存在し、かつ、ゲイト電極が該領域を横断
    していることを特徴とする薄膜半導体装置。
  2. 【請求項2】 島状の薄膜半導体領域と、前記半導体領
    域を横断するゲイト電極とを有する薄膜半導体装置にお
    いて、前記半導体領域の周辺部に結晶性の低い領域が存
    在し、かつ、ゲイト電極が該領域を横断していることを
    特徴とする薄膜半導体装置。
  3. 【請求項3】 島状の薄膜半導体領域と、前記半導体領
    域を横断するゲイト電極とを有する薄膜半導体装置にお
    いて、前記半導体領域の周辺部に抵抗の高い領域が存在
    し、かつ、ゲイト電極が該領域を横断していることを特
    徴とする薄膜半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、該島状の薄膜
    半導体領域はテーパー状のエッヂを有していることを特
    徴とする薄膜半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、シリコンイオンの注
    入された領域は、0.05〜5μm、好ましくは0.1
    〜1μmの幅を有することを特徴とする薄膜半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 島状の薄膜半導体領域を形成する工程
    と、前記薄膜半導体領域の周辺部のうち少なくともゲイ
    ト電極が横断する部分に、シリコンイオンを注入する工
    程と、前記薄膜半導体領域を横断してゲイト電極を形成
    する工程と、前記薄膜半導体領域に不純物を導入してソ
    ース、ドレイン領域を形成することを特徴とする薄膜半
    導体装置の作製方法。
  7. 【請求項7】 非単結晶半導体薄膜上に直接、もしくは
    間接にマスク材を形成し、フォトリソグラフィー法によ
    って、島状にパターニングをおこなう工程と、ドライエ
    ッチング法もしくはウェットエッチング法によって、前
    記マスク材のパターンにしたがって、前記半導体薄膜を
    島状にエッチングする工程と、前記島状の半導体薄膜上
    にマスク材を残した状態で、シリコンイオンを加速して
    照射する工程と、前記半導体薄膜を横断してゲイト電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする薄膜半導体
    装置の作製方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、該島状の半導体薄膜
    はテーパー状のエッヂを有していることを特徴とする薄
    膜半導体装置の作製方法。
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