JPH07176268A - アークチューブの製造方法 - Google Patents

アークチューブの製造方法

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JPH07176268A
JPH07176268A JP5344709A JP34470993A JPH07176268A JP H07176268 A JPH07176268 A JP H07176268A JP 5344709 A JP5344709 A JP 5344709A JP 34470993 A JP34470993 A JP 34470993A JP H07176268 A JPH07176268 A JP H07176268A
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tube
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argon
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優一 長澤
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邦夫 深井
Shinichi Irisawa
伸一 入澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大気と接して汚染されることを避けなければ
ならないガラス管内への封入物を大気と接触させること
なしにガラス管内に封入することが出来る。 【構成】 ガラス管33の一端をそこに電極アッシー3
4′を挿通した状態で封止35′し、大気圧より大きな
圧力を有し水銀36、金属沃化物39及び電極アッシー
34をストックしておける大きさを有する密閉されたア
ルゴンガス雰囲気にガラス管の他端を連通させて該ガラ
ス管内にアルゴンガスを満たし、その状態で上記アルゴ
ンガス雰囲気を通して上記ガラス管内に水銀、金属沃化
物の投入及び電極アッシーの挿入を行い、その後上記ガ
ラス管内とアルゴンガス雰囲気との間を遮断し、それか
らガラス管内のアルゴンガスを排気し、次いでガラス管
内にキセノンガスを満たし、それからガラス管の他端を
そこに電極アッシーを挿通した状態で封止35する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なアークチューブの
製造方法に関する。詳しくは、大気と接して汚染される
ことを避けなければならないガラス管内への封入物を大
気と接触させることなしにガラス管内に封入することが
出来るようにした新規なアークチューブの製造方法を提
供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】放電ランプ、例えば、自動車のヘッドラ
イトの光源として使用されるメタルハライドランプのア
ークチューブは、ガラス管の中に水銀、金属沃化物が封
入され、また、電極部が取着される。
【0003】そして、これら水銀、金属沃化物及び電極
部は大気と接触して汚染されることが避けられなければ
ならない。
【0004】そこで、従来は、図12に示すように、イ
ンデックステーブルaに設けられたチューブ接続ヘッド
bに一端部が電極部cを挿通した状態で封止されたガラ
ス管dの開放された他端を接続し、下端にガラス管dが
連通された垂直路eに対してその中間部に直角に接続さ
れた水平路fを通してアルゴンガスを上記ガラス管d内
に満たし、その状態で上記垂直路eの上端から水銀、金
属沃化物及び電極部をガラス管d内に投入又は挿入する
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方法に
あっては、チューブ接続ヘッドbに保持されたガラス管
dの中はアルゴンガスで満たされており、このガラス管
d内では水銀、金属沃化物及び電極部は大気と接触する
ことはないが、チューブ接続ヘッドbの垂直路eの上半
部やチューブ接続ヘッドb外の領域では大気から遮断さ
れておらず、これらの領域で大気と接触して汚染されて
しまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明アークチューブの
製造方法は、上記した課題を解決するために、ガラス管
の一端をそこに電極部を挿通した状態で封止し、大気圧
より大きな圧力を有し水銀、金属沃化物及び電極部をス
トックしておける大きさを有する密閉されたアルゴン
(Ar)ガス雰囲気にガラス管の他端を連通させて該ガ
ラス管内にアルゴン(Ar)ガスを満たし、その状態で
上記アルゴン(Ar)ガス雰囲気を通して上記ガラス管
内に水銀、金属沃化物の投入及び電極部の挿入を行い、
その後上記ガラス管内とアルゴン(Ar)ガス雰囲気と
の間を遮断し、それからガラス管内のアルゴン(Ar)
ガスを排気し、次いでガラス管内にキセノン(Xe)ガ
スを満たし、それからガラス管の他端をそこに電極部を
挿通した状態で封止するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明アークチューブの製造方法にあっては、
水銀、金属沃化物及び電極部は大気圧より大きな圧力を
有し水銀、金属沃化物及び電極部をストックしておける
大きさを有する密閉されたアルゴンガス雰囲気を通して
投入又は挿入されるので、例えば、これら封入物を密閉
された容器に入れた状態で上記アルゴンガス雰囲気中に
導入する等の方法により、殆ど大気と触れないままガラ
ス管内に供給することが出来る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明アークチューブの製造方法の
詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0009】先ず、本発明アークチューブの製造方法を
実施するのに適したアークチューブの製造装置について
その概略を説明する。
【0010】図中1がアークチューブ製造装置である。
【0011】2は回転可能に設けられたインデックステ
ーブルであり、一周を所定の数に等分されたポジション
を間欠的に回転移動して行き、その間にアークチューブ
が製造されて行く。この装置1では、一周が等間隔の2
4のポジションに分割されており、第1のポジションP
1でガラス管が取り入れられ、第24のポジションP2
4で完成したアークチューブにグローブ等が取り付けら
れて放電ランプとなった完成品が取り出されるようにな
っている。
【0012】3はグローブボックスであり、上記インデ
ックステーブル2の上方を覆う大きさに形成され、その
下面壁4にはインデックステーブル2の外径より僅かに
大きい孔5が形成されている。6は上記孔5の開口端面
に取着されたパッキングであり、該パッキング6がイン
デックステーブル2の外周面に摺接しており、これによ
ってインデックステーブル2と下面壁4との間が密閉さ
れる。
【0013】7はアルゴンガスのボンベであり、該ボン
ベ7と上記グローブボックス3とが接続されて、グロー
ブボックス3内が大気圧より高い圧力のアルゴンガスに
よって満たされるようになっている。
【0014】上記インデックステーブル2の周縁寄りの
位置の周方向に24等分された位置にはアークチューブ
接続ヘッド8、8、・・・が垂設状に支持されている。
各接続ヘッド8、8、・・・は何れも同じ構造及び機能
を有しているので、そのうちの一について詳細に説明す
る。
【0015】9は略筒状をした主部であり、金属で形成
されている。該主部9の上端寄りの位置には外方へ張り
出したフランジ10が形成されており、また、該フラン
ジ10より上方の部分11はフランジ10より下の部分
より大径に形成され、下端部12も稍大径に形成されて
いる。そして、下端部12の外周面にはネジ溝が形成さ
れている。
【0016】主部9の中心部には供給孔13が形成され
ており、また、上記下端部12には下端面に開口した凹
部14が形成され、該凹部14の上端中央に上記供給孔
13の下端が開口している。尚、上記供給孔13の下端
部13aはその内径が徐々に小さくなるテーパー状に形
成されている。
【0017】主部9の中央より稍下端寄りの位置には接
続管15が突設されており、該接続管15の通路16は
下端部13aの直ぐ上の位置で上記供給孔13と連通し
ている。
【0018】主部9の下端部12の凹部14内には上方
から金属製のカラー17、ゴム製の保持ブッシング1
8、金属製のガイド部材19の順で収納されている。ガ
イド部材19は上端部にフランジ19aが形成され、該
フランジ19aの外径がカラー17及び保持ブッシング
18の外径と同じに形成されている。ガイド部材19の
フランジ19aから垂設されたガイド部19bはその外
径がフランジ19aの外径よりは大分小さくされてい
る。
【0019】上記カラー17、保持ブッシング18及び
ガイド部材19にはそれぞれの中心部に挿入孔17a、
18a、19cが形成されており、ガイド部材19の挿
入孔19cはその下端部が下方に行くに従い大径となる
テーパー状に形成されている。そして、これら挿入孔1
7a、18a、19cの孔径は後述するガラス管の外径
より僅かに大きくされている。
【0020】そして、これらカラー17、保持ブッシン
グ18及びガイド部材19が下方から押圧されていない
状態では、カラー17の上面が凹部14の内上面に当接
した状態でガイド部材19のフランジ19aが主部下端
部12の下端から僅かに突出した状態となる。
【0021】20は支持ベアリングであり、主部下端部
12の外径と略等しい外径を有し、その中央には挿通孔
20aが形成されている。そして、該挿通孔20aに上
記ガイド部材19のガイド部19bが挿通された状態で
主部9の下端に当てがわれるように位置される。
【0022】21は外形が角形の袋ナット状をした締付
部材であり、その下端の閉塞端には挿通孔21aが形成
されている。そして、該締付部材21は主部9の下端部
12に螺合され、閉塞端部にて上記支持ベアリング20
を支え、また、上記ガイド部材19のガイド部19bが
その挿通孔21aを挿通される。
【0023】22は締付部材21に外嵌状に取着された
開閉レバーであり、該開閉レバー22が操作されること
により上記締付部材21の主部下端部12に対する捩じ
込みと捩じ戻しが為される。
【0024】23は主部9の上端部に回動自在に設けら
れた開閉蓋であり、該開閉蓋23によって供給孔13の
上端の開閉が為される。24は主部9の上端面の供給孔
13を囲む位置に形成された凹溝であり、該凹溝24に
オーリング25が嵌合され、上記開閉蓋23が閉じられ
た時に、供給孔13の上端が完全に密閉されるようにな
っている。
【0025】上記したアークチューブ接続ヘッド8の主
部9は、そのフランジ10から下の部分がインデックス
テーブル2の周縁寄りの位置に形成された挿通孔26を
上方から挿通され、フランジ10を挿通されたネジ2
7、27、・・・(図面では1つのみ示してある。)が
インデックステーブル2に螺着されることによってイン
デックステーブル2に固定される。尚、28はインデッ
クステーブル2の上記挿通孔26を囲む位置に形成され
た凹溝であり、該凹溝28にオーリング29が嵌合さ
れ、挿通孔26が密閉されるようになっている。
【0026】上記接続管15は図示しない排気装置及び
キセノン(Xe)ガス供給装置に選択的に接続されるよ
うになっている。
【0027】次に、上記したアークチューブ製造装置1
を使用してのアークチューブの製造について説明する。
【0028】30はガラス素管であり(図4(a)参
照)、該ガラス素管30を型成形することによってその
略中央部に略球状をした球状部31を形成する。これに
よって、球状部31の両端からまっすぐな直管部32、
32′がそれぞれ反対側へ延びるガラス管33が形成さ
れる(図4(b)参照)。
【0029】次いで、一方の直管部32′から 電極ア
ッシー34′を挿入し、直管部32′の球状部31側の
端部をピンチシールし、それによって形成された封止部
35′を電極アッシー34′が挿通された状態となる
(図4(c)参照)。
【0030】先ず、開閉蓋23によって供給孔13の上
端を閉塞する。また、グローブボックス3内は大気圧よ
り高圧のアルゴンガスによって満たされている。更に、
接続管15の先は密閉されている。
【0031】接続ヘッド8の開閉レバー22を操作して
締付部材21を緩めた状態にして、上記した一端部に電
極アッシー34′を封入されたガラス管33の他方の直
管部32を下方からガイド部材の挿入孔19c、保持ブ
ッシング18の挿入孔18a、及びカラー17の挿入孔
17aに挿入する。それから、開閉レバー22を操作し
て締付部材21を締め付けると、その閉塞端によって支
持ベアリング20が上方へ移動され、これによって、保
持ブッシング18がカラー17とガイド部材19との間
で圧縮される。従って、ゴムで形成されている保持ブッ
シング18の挿入孔18aの孔径が小さくなり、ガラス
管33の直管部32の上端部が支持される。
【0032】そこで、開閉蓋23を開くと、グローブボ
ックス3内とガラス管33内とが連通され、ガラス管3
3内がアルゴンガスで満たされる(図5参照)。
【0033】その状態で、予めグローブボックス3内に
導入されていた水銀36を供給孔13を介してガラス管
33の球状部31内に供給する(図6参照)。
【0034】次いで、これも予めグローブボックス3内
に導入されていた電極アッシー34を供給孔13を介し
てガラス管33の直管部32の球状部31側端に挿入す
る(図7参照)。尚、電極アッシー34のうち外部リー
ド線となる部分37の一部を直管部32の内径に略等し
い外径を有する螺旋状に形成しておくと、電極となる部
分38等がガラス管33の中心に位置するように出来る
(図7参照)。
【0035】それから、予めグローブボックス3内に導
入されていたペレット化された金属沃化物39を供給孔
13を介してガラス管33の球状部31内に供給する
(図8参照)。
【0036】次いで、開閉蓋23を閉じて、グローブボ
ックス3内とガラス管33内との間を遮断し、それか
ら、接続管15に接続された排気装置を駆動してガラス
管33内のアルゴンガスを排気する。
【0037】ガラス管33内のアルゴンガスの排気が完
了したら、今度は接続管15を介してキセノンガスをガ
ラス管33内に満たす。
【0038】その後、ガラス管33の直管部32の接続
ヘッド8に支持された上端部寄りの位置を加熱しかつチ
ップオフする(図9参照)。これによって、一端が封止
され他端がチップオフにより密閉された半完成品40が
形成される。それから更に、直管部32の球状部31側
端が加熱、かつ、ピンチシールされる(図10参照)。
その後、余分な部分のカット、エージング等を経てアー
クチューブ41が完成する(図11参照)。
【0039】上記したアークチューブの製造方法にあっ
ては、グローブボックス3によって形成されるアルゴン
ガス雰囲気が水銀、金属沃化物、電極アッシーを予め導
入しストックしておくに十分な広さを有しているので、
水銀や金属沃化物は、適当な容器に入れて取扱うことに
より、製造からグローブボックス3内への導入まで全く
大気に触れることなく処理することが可能となる。ま
た、電極アッシーは製造後ガス洗浄等を経て不活性ガス
雰囲気中で密閉容器に入れ、該容器に入れたままグロー
ブボックス3内に導入することにより、これも大気と触
れることによって汚染されることを防止することが出来
る。そして、グローブボックス3とガラス管33との間
は完全なアルゴンガス雰囲気となっているため、水銀、
金属沃化物及び電極アッシーが大気に触れて汚染される
ことが完全に防止される。
【0040】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかな通
り、本発明アークチューブの製造方法は、ガラス管の一
端をそこに電極部を挿通した状態で封止し、大気圧より
大きな圧力を有し水銀、金属沃化物及び電極部をストッ
クしておける大きさを有する密閉されたアルゴン(A
r)ガス雰囲気にガラス管の他端を連通させて該ガラス
管内にアルゴン(Ar)ガスを満たし、その状態で上記
アルゴン(Ar)ガス雰囲気を通して上記ガラス管内に
水銀、金属沃化物の投入及び電極部の挿入を行い、その
後上記ガラス管内とアルゴン(Ar)ガス雰囲気との間
を遮断し、それからガラス管内のアルゴン(Ar)ガス
を排気し、次いでガラス管内にキセノン(Xe)ガスを
満たし、それからガラス管の他端をそこに電極部を挿通
した状態で封止する、ことを特徴とする。
【0041】本発明アークチューブの製造方法にあって
は、水銀、金属沃化物及び電極部は大気圧より大きな圧
力を有し水銀、金属沃化物及び電極部をストックしてお
ける大きさを有する密閉されたアルゴンガス雰囲気を通
して投入又は挿入されるので、例えば、これら封入物を
密閉された容器に入れた状態で上記アルゴンガス雰囲気
中に導入する等の方法により、殆ど大気と触れないまま
ガラス管内に供給することが出来る。
【0042】尚、上記実施例に示した具体的な事項は、
何れも本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例
を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的
範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本発明アークチューブの製
造方法を実施するためのアークチューブ製造装置の一例
を示すものであり、本図はその概略を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】接続ヘッドの詳細を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図4】図5乃至図10と共に本発明アークチューブの
製造方法の実施の一例を示すものであり、本図は本発明
を適用するガラス管が出来るまでの過程を概略的に
(a)から(c)へ順を追って示す図である。
【図5】ガラス管がアークチューブ接続ヘッドに装着さ
れた状態を示す断面図である。
【図6】水銀が投入される状態を示す断面図である。
【図7】電極アッシーが挿入された状態を示す拡大断面
図である。
【図8】金属沃化物が投入される状態を示す断面図であ
る。
【図9】ガラス管がチップオフされる状態を示す断面図
である。
【図10】ガラス管がピンチシールされる状態を示す断
面図である。
【図11】アークチューブを示す拡大断面図である。
【図12】従来のアークチューブの製造方法の一例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
33 ガラス管 34、34′ 電極アッシー(電極部) 36 水銀 39 金属沃化物 41 アークチューブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 アークチューブの製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なアークチューブの
製造方法に関する。詳しくは、大気と接して汚染される
ことを避けなければならないガラス管内への封入物を大
気と接触させることなしにガラス管内に封入することが
出来るようにした新規なアークチューブの製造方法を提
供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】放電ランプ、例えば、自動車のヘッドラ
イトの光源として使用されるメタルハライドランプのア
ークチューブは、ガラス管の中に水銀、金属ハロゲン化
が封入され、また、電極部が取着される。
【0003】そして、これら水銀、金属ハロゲン化物
び電極部は大気と接触して汚染されることが避けられな
ければならない。
【0004】そこで、従来は、図12に示すように、イ
ンデックステーブルaに設けられたチューブ接続ヘッド
bに一端部が電極部cを挿通した状態で封止されたガラ
ス管dの開放された他端を接続し、下端にガラス管dが
連通された垂直路eに対してその中間部に直角に接続さ
れた水平路fを通してアルゴンガスを上記ガラス管d内
に満たし、その状態で上記垂直路eの上端から水銀、
属ハロゲン化物及び電極部をガラス管d内に投入又は挿
入するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方法に
あっては、チューブ接続ヘッドbに保持されたガラス管
dの中はアルゴンガスで満たされており、このガラス管
d内では水銀、金属ハロゲン化物及び電極部は大気と接
触することはないが、チューブ接続ヘッドbの垂直路e
の上半部やチューブ接続ヘッドb外の領域では大気から
遮断されておらず、これらの領域で大気と接触して汚染
されてしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明アークチューブの
製造方法は、上記した課題を解決するために、ガラス管
の一端をそこに電極部を挿通した状態で封止し、大気圧
より大きな圧力を有し水銀、金属ハロゲン化物及び電極
部をストックしておける大きさを有する密閉されたアル
ゴン(Ar)ガス雰囲気にガラス管の他端を連通させて
該ガラス管内にアルゴン(Ar)ガスを満たし、その状
態で上記アルゴン(Ar)ガス雰囲気を通して上記ガラ
ス管内に水銀、金属ハロゲン化物の投入及び電極部の挿
入を行い、その後上記ガラス管内とアルゴン(Ar)ガ
ス雰囲気との間を遮断し、それからガラス管内のアルゴ
ン(Ar)ガスを排気し、次いでガラス管内にキセノン
(Xe)ガスを満たし、それからガラス管の他端をそこ
に電極部を挿通した状態で封止するようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明アークチューブの製造方法にあっては、
水銀、金属ハロゲン化物及び電極部は大気圧より大きな
圧力を有し水銀、金属ハロゲン化物及び電極部をストッ
クしておける大きさを有する密閉されたアルゴンガス雰
囲気を通して投入又は挿入されるので、例えば、これら
封入物を密閉された容器に入れた状態で上記アルゴンガ
ス雰囲気中に導入する等の方法により、殆ど大気と触れ
ないままガラス管内に供給することが出来る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明アークチューブの製造方法の
詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0009】先ず、本発明アークチューブの製造方法を
実施するのに適したアークチューブの製造装置について
その概略を説明する。
【0010】図中1がアークチューブ製造装置である。
【0011】2は回転可能に設けられたインデックステ
ーブルであり、一周を所定の数に等分されたポジション
を間欠的に回転移動して行き、その間にアークチューブ
が製造されて行く。この装置1では、一周が等間隔の2
4のポジションに分割されており、第1のポジションP
1でガラス管が取り入れられ、第24のポジションP2
4で完成したアークチューブにグローブ等が取り付けら
れて放電ランプとなった完成品が取り出されるようにな
っている。
【0012】3はグローブボックスであり、上記インデ
ックステーブル2の上方を覆う大きさに形成され、その
下面壁4にはインデックステーブル2の外径より僅かに
大きい孔5が形成されている。6は上記孔5の開口端面
に取着されたパッキングであり、該パッキング6がイン
デックステーブル2の外周面に摺接しており、これによ
ってインデックステーブル2と下面壁4との間が密閉さ
れる。
【0013】7はアルゴンガスのボンベであり、該ボン
ベ7と上記グローブボックス3とが接続されて、グロー
ブボックス3内が大気圧より若干高い圧力のアルゴンガ
スによって満たされるようになっている。
【0014】上記インデックステーブル2の周縁寄りの
位置の周方向に24等分された位置にはアークチューブ
接続ヘッド8、8、・・・が垂設状に支持されている。
各接続ヘッド8、8、・・・は何れも同じ構造及び機能
を有しているので、そのうちの一について詳細に説明す
る。
【0015】9は略筒状をした主部であり、ステンレス
等の金属で形成されている。該主部9の上端寄りの位置
には外方へ張り出したフランジ10が形成されており、
また、該フランジ10より上方の部分11はフランジ1
0より下の部分より大径に形成され、下端部12も稍大
径に形成されている。そして、下端部12の外周面には
ネジ溝が形成されている。
【0016】主部9の中心部には供給孔13が形成され
ており、また、上記下端部12には下端面に開口した凹
部14が形成され、該凹部14の上端中央に上記供給孔
13の下端が開口している。尚、上記供給孔13の下端
部13aはその内径が徐々に小さくなるテーパー状に形
成されている。
【0017】主部9の中央より稍下端寄りの位置には接
続管15が突設されており、該接続管15の通路16は
下端部13aの直ぐ上の位置で上記供給孔13と連通し
ている。
【0018】主部9の下端部12の凹部14内には上方
から金属製のカラー17、ゴム製の気密シール用の保持
ブッシング18、金属製のガイド部材19の順で収納さ
れている。ガイド部材19は上端部にフランジ19aが
形成され、該フランジ19aの外径がカラー17及び保
持ブッシング18の外径と同じに形成されている。ガイ
ド部材19のフランジ19aから垂設されたガイド部1
9bはその外径がフランジ19aの外径よりは大分小さ
くされている。
【0019】上記カラー17、保持ブッシング18及び
ガイド部材19にはそれぞれの中心部に挿入孔17a、
18a、19cが形成されており、ガイド部材19の挿
入孔19cはその下端部が下方に行くに従い大径となる
テーパー状に形成されている。そして、これら挿入孔1
7a、18a、19cの孔径は後述するガラス管の外径
より僅かに大きくされている。
【0020】そして、これらカラー17、保持ブッシン
グ18及びガイド部材19が下方から押圧されていない
状態では、カラー17の上面が凹部14の内上面に当接
した状態でガイド部材19のフランジ19aが主部下端
部12の下端から僅かに突出した状態となる。
【0021】20は支持ベアリングであり、主部下端部
12の外径と略等しい外径を有し、その中央には挿通孔
20aが形成されている。そして、該挿通孔20aに上
記ガイド部材19のガイド部19bが挿通された状態で
主部9の下端に当てがわれるように位置される。
【0022】21は外形が角形の袋ナット状をした締付
部材であり、その下端の閉塞端には挿通孔21aが形成
されている。そして、該締付部材21は主部9の下端部
12に螺合され、閉塞端部にて上記支持ベアリング20
を支え、また、上記ガイド部材19のガイド部19bが
その挿通孔21aを挿通される。
【0023】22は締付部材21に外嵌状に取着された
開閉レバーであり、該開閉レバー22が操作されること
により上記締付部材21の主部下端部12に対する捩じ
込みと捩じ戻しが為される。
【0024】23は主部9の上端部に回動自在に設けら
れた開閉蓋であり、該開閉蓋23によって供給孔13の
上端の開閉が為される。24は主部9の上端面の供給孔
13を囲む位置に形成された凹溝であり、該凹溝24に
オーリング25が嵌合され、上記開閉蓋23が閉じられ
た時に、供給孔13の上端が完全に密閉されるようにな
っている。
【0025】上記したアークチューブ接続ヘッド8の主
部9は、そのフランジ10から下の部分がインデックス
テーブル2の周縁寄りの位置に形成された挿通孔26を
上方から挿通され、フランジ10を挿通されたネジ2
7、27、・・・(図面では1つのみ示してある。)が
インデックステーブル2に螺着されることによってイン
デックステーブル2に固定される。尚、28はインデッ
クステーブル2の上記挿通孔26を囲む位置に形成され
た凹溝であり、該凹溝28にオーリング29が嵌合さ
れ、挿通孔26が密閉されるようになっている。
【0026】上記接続管15は図示しない排気装置及び
キセノン(Xe)ガス供給装置に選択的に接続されるよ
うになっている。
【0027】次に、上記したアークチューブ製造装置1
を使用してのアークチューブの製造について説明する。
【0028】30はガラス素管であり(図4(a)参
照)、該ガラス素管30を加熱しながら型成形すること
によってその略中央部に略球状をした球状部31を形成
する。これによって、球状部31の両端からまっすぐな
直管部32、32′がそれぞれ反対側へ延びるガラス管
33が形成される(図4(b)参照)。
【0029】次いで、一方の直管部32′から電極アッ
シー34′を挿入し、直管部32′の球状部31側の端
部をピンチシールし、それによって形成された封止部3
5′を電極アッシー34′が挿通された状態となる(図
4(c)参照)。
【0030】先ず、開閉蓋23によって供給孔13の上
端を閉塞する。また、グローブボックス3内は大気圧よ
若干高い圧力のアルゴンガスによって満たされてい
る。更に、接続管15の先は電磁弁等で密閉されてい
る。
【0031】接続ヘッド8の開閉レバー22を操作して
締付部材21を緩めた状態にして、上記した一端部に電
極アッシー34′を封入されたガラス管33の他方の直
管部32を下方からガイド部材の挿入孔19c、保持ブ
ッシング18の挿入孔18a、及びカラー17の挿入孔
17aに挿入する。それから、開閉レバー22を操作し
て締付部材21を締め付けると、その閉塞端によって支
持ベアリング20が上方へ移動され、これによって、保
持ブッシング18がカラー17とガイド部材19との間
で圧縮される。従って、ゴムで形成されている保持ブッ
シング18の挿入孔18aの孔径が小さくなり、ガラス
管33の直管部32の上端部が支持される。
【0032】接続管15より図示しない電磁弁等により
真空ポンプ回路に接続し、接続ヘッド8内の供給孔13
及びガラス管33内の空気を排出する。続いて接続管1
5の回路を閉じ、開閉蓋23を開くと、グローブボック
ス3内とガラス管33内とが連通され、ガラス管33内
がアルゴンガスで満たされる(図5参照)。
【0033】その状態で、予めグローブボックス3内に
導入されていた水銀36を水銀供給パイプの先端に表面
張力で吸着し、供給孔13を介してガラス管33の球状
部31内に供給する(図6参照)。
【0034】次いで、予めグローブボックス3内に導入
されていたペレット化された金属ハロゲン化物39を供
給孔13を介してガラス管33の球状部31内に供給す
る(図7参照)。
【0035】それから、これも予めグローブボックス3
内に導入されていた電極アッシー34を供給孔13を介
してガラス管33の直管部32の球状部31側端に挿入
する(図7参照)。尚、電極アッシー34のうち外部リ
ード線となる部分37の一部を直管部32の内径に略等
しい外径を有する螺旋状に形成しておくと、電極となる
部分38等がガラス管33の中心に位置するように出来
る(図8参照)。
【0036】次いで、開閉蓋23を閉じて、グローブボ
ックス3内とガラス管33内との間を遮断し、それか
ら、接続管15に接続された排気装置を駆動してガラス
管33内のアルゴンガスを排気する。
【0037】ガラス管33内のアルゴンガスの排気が完
了したら、今度は接続管15を介してキセノンガスをガ
ラス管33内に所定圧(大気圧以下)満たす。
【0038】その後、ガラス管33の直管部32の接続
ヘッド8に支持された上端部寄りの位置を加熱しかつチ
ップオフする(図9参照)。これによって、一端が封止
され他端がチップオフにより密閉された半完成品40が
形成される。それから更に球状部31を液体窒素で冷却
し、内部のキセノンガスを凝縮させた状態に保ちなが
ら、直管部32の球状部31側端加熱、かつ、ピンチ
シールする(図10参照)。その後、余分な部分のカッ
ト、エージング等を経てアークチューブ41が完成する
(図11参照)。
【0039】上記したアークチューブの製造方法にあっ
ては、グローブボックス3によって形成されるアルゴン
ガス雰囲気が水銀、金属ハロゲン化物、電極アッシーを
予め導入しストックしておくに十分な広さを有している
ので、水銀や金属ハロゲン化物は、適当な容器に入れて
取扱うことにより、製造からグローブボックス3内への
導入まで全く大気に触れることなく処理することが可能
となる。また、電極アッシーは製造後ガス洗浄等を経て
不活性ガス雰囲気中で密閉容器に入れ、該容器に入れた
ままグローブボックス3内に導入することにより、これ
も大気と触れることによって汚染されることを防止する
ことが出来る。そして、グローブボックス3とガラス管
33との間は完全なアルゴンガス雰囲気となっているた
め、水銀、金属ハロゲン化物及び電極アッシーが大気に
触れて汚染されることが完全に防止される。
【0040】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかな通
り、本発明アークチューブの製造方法は、ガラス管の一
端をそこに電極部を挿通した状態で封止し、大気圧より
大きな圧力を有し水銀、金属ハロゲン化物及び電極部を
ストックしておける大きさを有する密閉されたアルゴン
(Ar)ガス雰囲気にガラス管の他端を連通させて該ガ
ラス管内にアルゴン(Ar)ガスを満たし、その状態で
上記アルゴン(Ar)ガス雰囲気を通して上記ガラス管
内に水銀、金属ハロゲン化物の投入及び電極部の挿入を
行い、その後上記ガラス管内とアルゴン(Ar)ガス雰
囲気との間を遮断し、それからガラス管内のアルゴン
(Ar)ガスを排気し、次いでガラス管内にキセノン
(Xe)ガスを満たし、それからガラス管の他端をそこ
に電極部を挿通した状態で封止する、ことを特徴とす
る。
【0041】本発明アークチューブの製造方法にあって
は、水銀、金属ハロゲン化物及び電極部は大気圧より大
きな圧力を有し水銀、金属ハロゲン化物及び電極部をス
トックしておける大きさを有する密閉されたアルゴンガ
ス雰囲気を通して投入又は挿入されるので、例えば、こ
れら封入物を密閉された容器に入れた状態で上記アルゴ
ンガス雰囲気中に導入する等の方法により、殆ど大気と
触れないままガラス管内に供給することが出来る。
【0042】尚、上記実施例に示した具体的な事項は、
何れも本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例
を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的
範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本発明アークチューブの製
造方法を実施するためのアークチューブ製造装置の一例
を示すものであり、本図はその概略を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】接続ヘッドの詳細を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図4】図5乃至図10と共に本発明アークチューブの
製造方法の実施の一例を示すものであり、本図は本発明
を適用するガラス管が出来るまでの過程を概略的に
(a)から(c)へ順を追って示す図である。
【図5】ガラス管がアークチューブ接続ヘッドに装着さ
れた状態を示す断面図である。
【図6】水銀が投入される状態を示す断面図である。
【図7】金属ハロゲン化物が投入される状態を示す断面
図である。
【図8】電極アッシーが挿入された状態を示す拡大断面
図である。
【図9】ガラス管がチップオフされる状態を示す断面図
である。
【図10】ガラス管がピンチシールされる状態を示す断
面図である。
【図11】アークチューブを示す拡大断面図である。
【図12】従来のアークチューブの製造方法の一例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】 33 ガラス管 34、34′ 電極アッシー(電極部) 36 水銀 39 金属ハロゲン化物 41 アークチューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス管の一端をそこに電極部を挿通し
    た状態で封止し、大気圧より大きな圧力を有し水銀、金
    属沃化物及び電極部をストックしておける大きさを有す
    る密閉されたアルゴン(Ar)ガス雰囲気にガラス管の
    他端を連通させて該ガラス管内にアルゴン(Ar)ガス
    を満たし、その状態で上記アルゴン(Ar)ガス雰囲気
    を通して上記ガラス管内に水銀、金属沃化物の投入及び
    電極部の挿入を行い、その後上記ガラス管内とアルゴン
    (Ar)ガス雰囲気との間を遮断し、それからガラス管
    内のアルゴン(Ar)ガスを排気し、次いでガラス管内
    にキセノン(Xe)ガスを満たし、それからガラス管の
    他端をそこに電極部を挿通した状態で封止する、ことを
    特徴とするアークチューブの製造方法。
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