JPH07176046A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07176046A
JPH07176046A JP1474794A JP1474794A JPH07176046A JP H07176046 A JPH07176046 A JP H07176046A JP 1474794 A JP1474794 A JP 1474794A JP 1474794 A JP1474794 A JP 1474794A JP H07176046 A JPH07176046 A JP H07176046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
magnetic recording
magnetic
buffer layer
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1474794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Yamaguchi
希世登 山口
Yukiko Mamiya
由紀子 間宮
Takafumi Fumoto
孝文 麓
Hiroyuki Uwazumi
洋之 上住
Riki Matsuda
理樹 松田
Kazuya Taki
和也 滝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd, Fuji Electric Co Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1474794A priority Critical patent/JPH07176046A/ja
Publication of JPH07176046A publication Critical patent/JPH07176046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドの低浮上量化に対応可能でかつヘッド
慴動特性も良好な磁気記録媒体を提供すること。 【構成】 非磁性基体1と非磁性の金属下地層2との間
に非磁性の金属バッファ層6が設けられている。このバ
ッファ層6はTaで、スパイラル状又は同心状のレール
形状を有している。膜厚dは5nm以上70nm以下、
レール幅W1 は0.4μm以上1.6μm以下、レール
間隔W2 は0.3μm以上2.5μm以下、レールの表
面平均中心線粗さRaは1.5nm以上6.5nm以下
とする。摩擦係数μ1(max)が0.5以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定磁気ディスク記憶
装置などに用いられ、非磁性基体上にバッファ層,下地
層,薄膜強磁性層、及び保護層が順次形成された磁気記
録媒体に関するものであり、特に、ヘッド慴動特性を改
善するためのバッファ層の材質及び形状とその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの情報処理装置
の外部記憶装置として固定磁気ディスク装置が多く用い
られている。図12に、この固定磁気ディスク装置に用
いられている従来の磁気記録媒体の構成を示してある。
この磁気記録媒体は、非磁性基体1上に非磁性の金属下
地層2を積層し、この金属下地層2上に強磁性合金体で
あるCo−Cr−Pt(コバルト−クロム−白金)など
の磁性層3を薄膜状に積層形成してある。そして、この
磁性層3上に、アモルファスカーボン又はダイアモンド
ライクカーボン保護層4を積層形成し、さらにその上
に、液体潤滑剤からなる潤滑層5を設けて磁気記録媒体
を形成している。
【0003】非磁性基体1としては、例えば鏡面研磨を
施したガラス基板を用いる。この非磁性基体1を真空チ
ャンバ内で300°Cに加熱処理後、Crからなる膜厚
1000Åの非磁性金属下地層2、Co80at%、C
r14at%、Pt6at%からなる膜厚500Åの磁
性層3、およびアモルファスカーボンからなる膜厚20
0Åの保護層4を順次スパッタ法により積層形成する。
そして、保護層4上に、フロロカーボン系の液体潤滑剤
を膜厚20Å塗布して潤滑層5を形成し、磁気記録媒体
が完成する。
【0004】このようにして作製された磁気記録媒体
は、強度、寸法精度などの機械的特性は実用上支障な
く、良好であり、磁気特性も保磁力Hcが1600〔O
e〕程度で、残留磁束密度と磁性層膜厚の積であるBr
・δが400〔G・μm〕程度と良好である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報の多量化及
び多様化が急激に進んだことにより、情報の大量処理を
行う必要性から固定磁気ディスク装置にも高記録密度化
および高信頼性が強く要望されている。従って、磁気デ
ィスク装置に用いられる磁気記録媒体においても、記録
密度の向上、高寿命化に対応するために、ヘッドの低浮
上量化に対応可能でかつヘッド慴動特性が安定な媒体が
必要となっている。しかしながら、図12に示す磁気記
録媒体は表面平滑性に優れ、磁気ヘッドの浮上量を低下
させることができ、浮上特性が良好であるものの、基板
表面の平滑性が良すぎるために、ヘッド吸着が起こり易
く、ヘッド慴動特性が悪いという問題があった。
【0006】また、高記録密度,大容量に対応するため
には、高保磁力,高角形比でかつディスク面内において
等方的な磁気特性を有する媒体が必要となっている。し
かしながら、表面平滑性に優れ、磁気ヘッドの浮上量を
低下させることができる従来のガラス基板を用いた磁気
記録媒体においては、基板表面の平滑性が良すぎるため
に、角形比が著しく悪いという問題点があった。
【0007】そこで上記の問題点に鑑みて、本発明の第
1の課題は、ヘッドの低浮上量化に対応可能でかつヘッ
ド慴動特性も良好な磁気記録媒体を提供することにあ
り、本発明の第2の課題は、磁性特性に優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者らは、非磁性基体と非磁性金属下地層の間
に、Ta,Cr,Al,Si,Ti,Mo,Wからなる
群より選ばれた1種の金属又は2種以上の合金から成る
非磁性バッファ層を設け、その形状をスパイラル状又は
同心円状のレール形状とした。そして、そのレールの
幅、間隔および高さ等を特定することにより、浮上特性
及びヘッド慴動特性に優れ、高信頼性を有する磁気記録
媒体が実現できることを見出した。
【0009】即ち、本発明は、非磁性基体上に、非磁性
金属下地層、強磁性合金の薄膜磁性層及び保護層が少な
くとも順次積層された磁気記録媒体においは、非磁性基
体と非磁性金属下地層間に、スパイラル状又は同心円状
のレール形状を有するTa,Cr,Al,Si,Ti,
Mo,Wからなる群より選ばれた1種の金属又は2種以
上の合金から成る非磁性バッファ層を備えていることを
特徴としている。
【0010】本発明に係る非磁性基体としては、例えば
ガラス板、セラミックス板、アルミニウム板、チタミウ
ム金属板、カーボン板、シリコン板等が挙げられる。こ
れらの中でも、表面の平滑性が高くかつ安価に入手でき
ることからガラス板の使用が好ましい。
【0011】スパイラル状又は同心状のレール形状を有
する非磁性金属バッファ層の幾何学的要因として、ヘッ
ド慴動特性の観点から、レール高さ(膜厚)d,レール
幅W1 ,レール間隔W2 ,表面平均中心線粗さRaを挙
げることができる。ここで、膜厚dを制御し、dを5n
m以上70nm以下とすることが望ましく、できればd
を10nm以上50nm以下とすることが望ましい。
【0012】また、非磁性金属バッファ層のレール幅W
1 を制御し、W1 を0.4μm以上1.6μm以下とす
ることが望ましく、できればレール幅W1 を0.6μm
以上1.4μm以下とすることがが望ましい。
【0013】また同様に、本発明に係る非磁性の金属バ
ッファ層のレール間隔W2 を制御し、W2 を0.3μm
以上2.5μm以下とすることが望ましい。できれば、
レール間隔W2 を0.5μm以上2.0μm以下とする
ことが望ましい。
【0014】更に、非磁性基体の表面粗さを変化させる
ことにより、非磁性の金属バッファ層からなるレールの
表面平均中心線粗さRaを制御し、Raを1.5nm以
上6.5nm以下とすることが望ましい。
【0015】磁気特性(高角形比,高保磁力等)の観点
から、本発明は、レール形状を有する非磁性金属バッフ
ァ層を有する磁気記録媒体において、非磁性の金属バッ
ファ層のレール幅W1 と非磁性の金属バッファ層のレー
ル間隔W2 との配分比Q=〔W1 /(W1 +W2 )〕×
10を1.0以上6.0以下としたことを特徴とする。
できれば配分比Qは1.5以上4.0以下であることが
望ましい。
【0016】また非磁性の金属バッファ層のレールピッ
チP=W1 +W2 を0.6μm以上1.8μm以下とす
ることが望ましい。できればレールピッチPは0.8μ
m以上1.6μm以下であることが望ましい。
【0017】更に、非磁性の金属バッファ層の膜厚dは
上述の範囲と一部重複するが、10nm以上70nm以
下であることが望ましく、できれば15nm以上50n
m以下であることが望ましい。
【0018】また、上記磁気記録媒体の製造方法におい
て、レール形状の非磁性バッファ層の形成は、基体上
に、Ta,Cr,Al,Si,Ti,Mo,Wからなる
群より選ばれた1種の金属又は2種以上の合金から成る
膜を成膜した後、レーザー光によるフォトリソグラフィ
ー工程とプラズマエッチング工程を用いて行なわれる。
【0019】
【作用】本発明に係る非磁性金属バッファ層は、その形
状をスパイラル状又は同心円状のレール形状とすること
により、ヘッド慴動初期時のヘッド吸着が防止できる。
【0020】膜厚(段差高さ)dを制御し、dを5nm
以上70nm以下とすることにより、摩擦係数μ1(max)
を0.5以下で、磁気記録の再生出力に比例するBr・
δの低減率を50%(200Gμm以下)にできる。ま
た、dを10nm以上50nm以下とすることにより、
摩擦係数μ1(max)を0.3以下で磁気記録の再生出力に
比例するBr ・δの低減率を10%(40Gμm以下)
にできる。
【0021】ここで、ヘッド摺動時の摩擦係数μ1,μ
1(max)および磁気特性Br・δとは、以下の意味を示
す。
【0022】μ1 :磁気記録媒体上にヘッド摺
動電を接触させて、磁気記録媒体を100rpmの回転
数で60分間回転させたときに観測される動摩擦係数 μ1(max) :μ1 の最大値 Br ・δ :磁気記録媒体の残留磁束密度Br と磁性
層膜厚δの積 また、非磁性金属バッファ層のレール幅W1 を制御し、
1 を0.4μm以上1.6μm以下とすることによ
り、摩擦係数μ1(max)を0.5以下にできる。レール幅
1 が0.6μm以上1.4μm以下であるときには、
摩擦係数μ1(max)は0.3以下である。
【0023】同様に、本発明に係る非磁性の金属バッフ
ァ層のレール間隔W2 を制御し、W2 を0.3μm以上
2.5μm以下とすることにより、摩擦係数μ1(max)を
0.5以下にできる。またレール間隔W2 が0.5μm
以上2.0μm以下であるときには、摩擦係数μ1(max)
は0.3以下である。
【0024】更に、非磁性基体の表面粗さを変化させる
ことにより、非磁性の金属バッファ層からなるレールの
表面平均中心線粗さRaを制御し、Raを1.5nm以
上6.5nm以下とすることにより、摩擦係数μ1(max)
を0.3以下にできるので、ヘッド摺動特性の優れた媒
体を得ることができる。従って、ヘッドの低浮上量化に
対応でき、かつヘッド慴動特性も安定な高記録密度化対
応の磁気記録媒体を提供することができる。
【0025】上記磁気記録媒体として、非磁性の金属バ
ッファ層のレール幅W1 と非磁性の金属バッファ層のレ
ール間隔W2 との配分比Q=〔W1 /(W1 +W2 )〕
×10を1.0以上6.0以下としたものにおいては、
角形比Sは0.1以上増加し、0.85以上に改善でき
る。また、配分比Qを1.5以上4.0以下とすると、
角形比Sは更に大きくなり、0.9以上であり、かつ等
方化(角形比差ΔS≦0.05)も同時に実現できる。
これは高記録密度媒体とするために有意義である。
【0026】次に、上記非磁性金属バッファ層のレール
ピッチPを0.6μm以上1.8μm以下とすることに
より、保磁力Hc の増加量(ΔHc )は100Oe 以上
である。そしてレールピッチPを0.8μm以上1.6
μm以下とすると、保磁力Hc の増加量(ΔHc )は更
に大きくなり、300Oe 以上の値を実現でき、高保磁
力化が図れる。
【0027】更に本発明では、非磁性金属バッファ層の
膜厚dすなわちレール高さを制御し、dを10nm以上
70nm以下とすると、上述の摩擦係数μ1(max)の低減
は勿論のこと、角形比Sを大きくすることができ、高周
波数記録時の再生信号出力に変動が媒体が得られる。特
に、膜厚dを15nm以上50nm以下に設定すると、
上述のように、磁気記録の再生出力に比例する磁気特性
Br ・δの減少を10%以下(40Gμm以下)に抑え
ることができ、これに加えて、角形比Sを0.9以上に
することができる。
【0028】ここで、保磁力Hc 、角形比S及び角形比
差ΔSとは、以下の意味を示す。
【0029】Hc :磁気特性を測定するときの
外部磁場を膜面に水平に印加する際の方向が磁気記録媒
体を製造するときの基板搬送方向と平行〔垂直〕な場
合、保磁力はHc (P)〔Hc (V)〕 S :磁気記録媒体の残留規則密度Br を飽和
規則密度Bs で割った値 S=Br / Bs S(P),S(V)において記号P,Vは上記Hc の場
合と同じ ΔS : S(P)とS(V)の差分の絶対値 他方、上記の磁気記録媒体の製造方法においては、基体
上にTa,Cr又はAlから成る膜を成膜した後、レー
ザー光によるフォトリソグラフィー工程とプラズマエッ
チング工程を用いて、レール部を得ることができる。上
記のような幾何学的な要因を制御するには好適な方法で
ある。
【0030】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0031】図1に、本実施例に係る磁気記録媒体の構
成を示してある。本例の磁気記録媒体は、非磁性基体1
と非磁性の金属下地層2との間に非磁性の金属バッファ
層6が設けられている。この他の構成については先に説
明した従来の磁気記録媒体と同様であるので、共通する
部分においては同じ符号を付して説明を省略する。ま
た、図2に、スパイラル状又は同心状のレール形状を有
するバッファ層を設けた基体の構造を示す。
【0032】本実施例の磁気記録媒体は、先ず、内外径
加工および面切削を施したガラスからなるディスク状の
基体1の表面を超精密平面研磨して表面粗さを中心線平
均粗さRaで0.5〜1.5nmとする。この基体1を
精密洗浄し、図3に示す工程でTaのレール形状をこの
基体1の上に作製する。その手順を以下に示す。まず、
図3(a)に示すように、非磁性基板1上に非磁性の金
属バッファ層6としてTa膜(膜厚d〔nm〕)をスパ
ッタ法で作製する。そして、Ta膜2の上に、フォトレ
ジスト7(膜厚400〔nm〕,ポジ型)をスピンコー
ト法で作製してから、Arレーザー光8(波長:458
〔nm〕,パワー:4〜7.5〔mW〕)を照射して、
フォトレジスト7をレール状に部分的に露光する。この
時、基板は線速度一定(4〔m/s〕)で回転させる。
ここで、レール幅W1 は露光しない部分を、レール間隔
2 は露光する部分に対応する。
【0033】次に、図3(b)に示すように、フォトレ
ジスト3を現像(浸漬時間:1〔min〕)して、Ar
レーザー照射部を取り除く。
【0034】次に、図3(c)に示すように、Ta膜6
のプラズマエッチングを以下の条件で行い、Ta膜を取
り除く。
【0035】反応ガス :CF4 ,O2 (もしく
は、CCl4 ) ガス流量 :100〔sccm〕,5〔scc
m〕 ガス圧力 :8〔Pa〕 エッチングパワー:250〔w〕 エッチング時間 :1〔min〕 次に、図3(d)に示すように、 フォトレジスト除去
剤に浸漬することで、フォトレジスト7を除去し、Ta
レールの作製を完了する。
【0036】次に、この非磁性基体1の上にTa膜から
なる非磁性の金属バッファ層6を設けてある基板11を
ホルダーにセット後、インライン方式のマグネトロンス
パッタ装置の仕込み室に送り込む。そして、この仕込み
室を7×10-4〔Pa〕以下の真空度まで排気し、基板
11の温度を300〔°C〕まで加熱後、ホルダーを成
膜室に移動させる。この成膜室を圧力が0.7〔Pa〕
のArガス雰囲気中とした後、この基板11の上に、C
rからなり膜厚300〔nm〕の非磁性金属下地層2、
Co系材料からなる膜厚50〔nm〕の磁性層3、およ
びアモルファスカーボン又はダイアモンドライクカーボ
ンからなる膜厚20〔nm〕の保護層4を順次スパッタ
法により積層形成する。ここで、Co系の磁性層とし
て、Co80at%−Cr14at%−Pt6at%を
用いた。
【0037】これらの成膜が全て終了した後、ホルダー
を取り外し室に搬送し、室内を大気圧にもどして成膜さ
れた基板11をホルダーより外す。その後、保護層4上
に、フロロカーボン系の液体潤滑剤を膜厚0.2〔n
m〕塗布して潤滑層5を形成することにより、図1に示
した磁気記録媒体を得る。
【0038】図4は、媒体表面をヘッド慴動したときの
摩擦係数の測定した結果である。図4(a)と図4
(b)は、各々レール形状の非磁性バッファ層がない場
合とある場合の摩擦係数μ1 を観測した結果を示す。図
4(a)に比べて図4(b)の方が、60分間の測定内
において安定したμ1 値を示す。従って、レール形状の
非磁性バッファ層6を設けることにより、摩擦係数μ1
は60分間ヘッド慴動試験後も0.3以下であることか
ら、ヘッド慴動特性が大幅に改善できたことがわかる。
【0039】図5は、非磁性バッファ層6の膜厚dを、
3〜100nm範囲で変化させたときに観測された摩擦
係数μ1 および磁気特性Br・δを示す。このとき、非
磁性バッファ層6のレール幅W1 ,レール間隔W2 は両
方とも1μmに固定した。膜厚dが5nm以上70nm
以下のとき、μ1 を0.5以下に改善し且つBr・δを
半減(200Gμm)以上に維持することができる。ま
た、dが10nm以上50nm以下のとき、μ1 を0.
3以下に改善し且つBr・δの減少を10%以内(39
0Gμm以上)に改善できることからより好ましい。こ
こで、Br・δは磁気記録再生するときの再生出力に比
例する物理量であることから、その値の減少幅は少ない
方がよい。
【0040】図6は、非磁性バッファ層6のレール幅W
1 を、0.1〜2μmの範囲で変化させたときに観測さ
れた摩擦係数μ1 を示す。この時、非磁性バッファ層6
の膜厚dは30nmに、レール間隔W2 は1μmに固定
した。W1 が0.4μm以上1.6μm以下のとき、μ
1 を0.5以下に改善できる。また、W1 を0.6μm
以上1.4μm以下にすると、μ1 を0.3以下に改善
できることからより好ましい。
【0041】図7は、非磁性バッファ層6のレール間隔
2 を、0.2〜4μmの範囲で変化させたときに観測
された摩擦係数μ1 を示す。この時、非磁性バッファ層
6の膜厚dは30nmに、レール幅W1 は1μmに固定
した。W2 が0.3μm以上2.5μm以下のとき、μ
1 を0.5以下に改善できる。また、W2 を0.5μm
以上2.0μm以下にすると、μ1 を0.3以下に改善
できることからより好ましい。
【0042】図8は、非磁性バッファ層6のレール部の
表面粗さRaを0.5〜9.2nmの範囲で変化させた
ときに観測された摩擦係数μ1 を示す。この時、非磁性
バッファ層6のレール部表面は逆スパッタ法にて適当に
粗面化した。Raが1.5nm以上で6.5〜7nm以
下のとき、μ1 を0.3以下に改善できることから適度
に非磁性バッファ層6の表面を粗面化することは、摩擦
低減効果がある。
【0043】これらの条件を満たすことにより、ヘッド
の低浮上量化に対応可能でかつヘッド慴動特性が安定な
媒体形成が可能となる。
【0044】図9は非磁性バッファ層のレール配分比Q
に対する角形比S及び角形比差ΔSの変化を示す。この
測定ではレールピッチPは1μmに、レール高さdは4
0nmにそれぞれ固定した。配分比Qが1以上6以下の
とき、外部磁場が平行のときの角形比S(P)は0.8
5以上である。また配分比Qが1.5以上5以下ではS
(P)は更に改善し、0.9以上である。一方、角形比
差ΔSを0.05以下に保持し、等方的な角形比にする
には、配分比Qは4以下又は10以上とする。
【0045】従って、等方的な高角形比を得るには、
1.5≦Q≦5の条件を満足する必要がある。
【0046】図10は非磁性バッファ層のレールピッチ
Pに対する保磁力Hc の変化を示す。この測定ではレー
ル高さdは40nmに、レール配分比Qは2にそれぞれ
固定した。図10に示す横軸のRef.はレール加工処
理を経ない磁気記録媒体(非磁性バッファ層6が平坦面
である磁気記録媒体)を示す。この図から明らかなよう
に、保磁力Hc はレールピッチPが増すにつれて増加傾
向を示すが、レールピッチPが1以上になると減少傾向
に変わる。保磁力Hc の増加幅(ΔHc )に着目する
と、Ref.と比較して0.6≦P≦1.8のとき、Δ
Hc ≧100Oeであり、更に、0.8≦P≦1.6の
とき、ΔHc ≧300Oe である。このような範囲にレ
ールピッチPを設定すると、磁気記録媒体の高保磁力化
が図れる。
【0047】図11は非磁性バッファ層のレール高さd
に対する磁性特性Br ・δ及び角形比S(P)の変化を
示す。この測定ではレールピッチPは1μmに、レール
配分比Qは2にそれぞれ固定した。なお、図11に示す
d=0のときは非磁性バッファ層6がない場合に相当す
る。レール高さdが10μm以上70μmのときは、角
形比S(P)は0.85以上であり、また磁性特性Br
・δは200Gμm以上に維持できる。特に、レール高
さdが15nm以上50nm以下のときは、角形比S
(P)は更に0.9以上に改善され、またd=0のとき
に比較して磁性特性Br ・δの減少を10%以内(39
0Gnm以上)にとどめることができる。
【0048】磁性特性のこの程度の低下は磁気記録再生
するときの再生出力としては遜色がない。レール高さd
の制御は前述したように摩擦係数μ1 に関係するが、他
方においては角形比Sに関係し、低摩擦係数μ1 で高角
形比を得るには、10μm≦d≦70μmの条件を必要
とする。そして、これらに加えて遜色のない磁性特性B
r ・δを得るには、15μm≦d≦50μmの条件を必
要とする。
【0049】なお、本実施例では、非磁性バッファ層6
をTaとしたが、上記の非磁性バッファ層6を付与した
効果はCr,Al,Si,Ti,Mo,Wを用いた金属
又は合金の非磁性バッファ層においても別途確認されて
いる。
【0050】また、本実施例では、非磁性基体1をガラ
ス基板としたが、上記の非磁性バッファ層6を付与した
効果は基板材質に左右されるものではなく、ガラス板以
外にセラミックス板、アルミニウム板、チタニウム板、
カーボン板、シリコン板等でも使用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明に
おいては、非磁性基体1と非磁性金属下地層2の間に、
Ta,Cr,Al,Si,Ti,Mo,Wから成る群よ
り選ばれた1種の金属又は2種以上の合金からなる非磁
性バッファ層を設け、その形状をスパイラル又は同心円
状のレール形状とし、そのレール幅、間隔および高さ等
を特定した点に特徴を有する。従って、次の効果を奏す
る。
【0052】 ヘッド慴動特性が改善され、高信頼性
を有する磁気記録媒体の提供が可能となる。従って、本
発明に係る磁気記録媒体を用いることにより、磁気ディ
スク記憶装置などの記録装置においてヘッド浮上量を従
来より低下して磁気記録再生が可能となり、情報記録密
度の高い大容量記憶装置を実現することができる。そし
てまた、角形比の改善や角形比の等方化などの磁気特性
を制御することが可能となる。
【0053】 非磁性バッファ層の 膜厚dが5nm
以上70nm以下であるときは、摩擦係数μ1(max)を
0.5以下で磁気記録の再生出力に比例するBr・δの
低減率を50%(200μm以下)にでき、更にdが1
0nm以上50nm以下であるときは、摩擦係数μ1(ma
x)を0.3以下で磁気記録の再生出力に比例するBr・
δの低減率を10%(40Gμm以下)にできる。
【0054】 非磁性金属バッファ層のレール幅W1
を0.4μm以上1.6μm以下とすると、摩擦係数μ
1(max)を0.5以下にでき、更にレール幅W1 を0.6
μm以上1.4μm以下とすると、摩擦係数μ1(max)は
0.3以下である。
【0055】 バッファ層のレール間隔W2 を0.3
μm以上2.5μm以下とすると、摩擦係数μ1(max)を
0.5以下にでき、更にレール間隔W2 を0.5μm以
上2.0μm以下とすると、摩擦係数μ1(max)は0.3
以下である。
【0056】 非磁性の金属バッファ層からなるレー
ルの表面平均中心線粗さRaを1.5nm以上6.5n
m以下とすると、摩擦係数μ1(max)を0.3以下にでき
る。
【0057】 非磁性の金属バッファ層のレール幅W
1 と非磁性の金属バッファ層のレール間隔W2 との配分
比Qを1.0以上6.0以下とすると、角形比Sは0.
1以上増加し、0.85以上に改善できる。また、配分
比Qを1.5以上4.0以下とすると、角形比Sは更に
大きくなり、0.9以上であり、かつ等方化(角形比差
ΔS≦0.05)も同時に実現できる。
【0058】 非磁性金属バッファ層のレールピッチ
Pを0.6μm以上1.8μm以下とすると、保磁力H
c の増加量(ΔHc )は100Oe 以上となり、そして
レールピッチPを0.8μm以上1.6μm以下とする
と、保磁力Hc の増加量(ΔHc )は更に大きくなり、
300Oe 以上となり、高保磁力化を図ることができ
る。
【0059】 非磁性金属バッファ層のレール高さ
(膜厚)dを10nm以上70nm以下とすると、上述
の摩擦係数μ1(max)の低減は勿論のこと、角形比Sを大
きくすることができ、高周波数記録時の再生信号出力に
変動が媒体が得られる。特に、膜厚dを15nm以上5
0nm以下に設定すると、磁気記録の再生出力に比例す
る磁気特性Br ・δの減少をを10%以下(40Gμm
以下)に抑えることができ、これに加えて、角形比Sを
0.9以上にすることができる。
【0060】 基体上にTa,Cr,Al,Si,T
i,Mo,Wから成る群より選ばれた1種の金属又は2
種以上の合金から成る膜を成膜した後、レーザー光によ
るフォトリソグラフィー工程とプラズマエッチング工程
を用いて、バッファ層のレール形状を得ることができ
る。かかる方法によると上記のような幾何学的な要因を
容易に制御することが可能で、歩留りの向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る実施例の磁気記録媒体の
層構成を示す断面図である。
【図2】同実施例においてレール形状のバッファ層を設
けた基体の構造を示す説明図である。
【図3】(a)〜(d)は同実施例においてレール形状
を有するバッファ層の形成手順を示す断面図である。
【図4】(a)はレール形状のバッファ層を持たない磁
気記録媒体のヘッド慴動特性を示すグラフで、(b)は
同実施例に係るレール形状のバッファ層を有する磁気記
録媒体のヘッド慴動特性を示すグラフである。
【図5】同実施例における摩擦係数およびBr・δのバ
ッファ層膜厚依存性を示すグラフである。
【図6】同実施例における摩擦係数のバッファ層レール
幅依存性を示すグラフである。
【図7】同実施例における摩擦係数のバッファ層レール
間隔依存性を示すグラフである。
【図8】同実施例における摩擦係数のバッファ層レール
表面粗さ依存性を示すグラフである。
【図9】同実施例における非磁性バッファ層のレール配
分比Qに対する角形比S及び角形比差ΔSの変化を示す
グラフである。
【図10】同実施例における非磁性バッファ層のレール
ピッチPに対する保磁力Hc の変化を示すグラフであ
る。
【図11】同実施例における非磁性バッファ層のレール
高さdに対する磁性特性Br ・δ及び角形比S(P)の
変化を示すグラフである。
【図12】従来の磁気記録媒体の層構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ・・・ 非磁性基体 2 ・・・ 非磁性金属下地層 3 ・・・ 磁性層 4 ・・・ 保護層 5 ・・・ 液体潤滑層 6 ・・・ 非磁性金属バッファ層 7 ・・・ フォトレジスト 8 ・・・ Arレーザー d ・・・ 非磁性金属バッファ層の膜厚〔nm〕 W1 ・・・ 非磁性金属バッファ層のレール幅〔μm〕 W2 ・・・ 非磁性金属バッファ層のレール間隔〔μ
m〕 μ1 ・・・ 磁気記録媒体上にヘッド慴動面を接触させ
て、磁気記録媒体を回転数100rpmで60分間接触
走行したときに観測される摩擦係数 μ1(max) ・・・ μ1 の最大値 Br・δ ・・・ 磁気記録媒体の残留磁束密度と磁性
層膜厚の積。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麓 孝文 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 上住 洋之 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 松田 理樹 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 滝 和也 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性のディスク状基体の上に非磁性の
    金属バッファ層、非磁性の金属下地層、強磁性合金から
    成る薄膜磁性層、及び保護層が少なくとも順次積層され
    た磁気記録媒体において、前記非磁性の金属バッファ層
    は、Ta,Cr,Al,Si,Ti,Mo及びWから成
    る群より選ばれた1種の金属又は2種以上の合金から成
    り、且つスパイラル状又は同心円状のレール形状に形成
    されて成ることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記非磁性の金属バッファ層のレール高さdが5n
    m以上70nm以下であることを特徴とする磁気記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記非磁性の金属バッファ層のレール高さdが10
    nm以上50nm以下であることを特徴とする磁気記録
    媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の磁気記録媒体において、前記非磁性の金属バッフ
    ァ層のレール幅W1 が0.4μm以上1.6μm以下で
    あることを特徴とする磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記非磁性の金属バッファ層のレール幅W1 が0.
    6μm以上1.4μm以下であることを特徴とする磁気
    記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の磁気記録媒体において、前記非磁性の金属バッフ
    ァ層のレール間隔W2 が0.3μm以上2.5μm以下
    であることを特徴とする磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記非磁性の金属バッファ層のレール間隔W2
    0.5μm以上2.0μm以下であることを特徴とする
    磁気記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に
    記載の磁気記録媒体において、前記非磁性の金属バッフ
    ァ層からなるレール部の表面平均中心線粗さRaが1.
    5nm以上6.5nm以下であることを特徴とする磁気
    記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記非磁性の金属バッファ層のレール幅W1 と前記
    非磁性の金属バッファ層のレール間隔W2 との配分比Q
    =〔W1 /(W1 +W2 )〕×10が1.0以上6.0
    以下であることを特徴とする磁気記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記配分比Qが1.5以上4.0以下であることを
    特徴とする磁気記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項1,請求項9又は請求項10に
    記載の磁気記録媒体において、前記非磁性の金属バッフ
    ァ層のレールピッチP=W1 +W2 が0.6μm以上
    1.8μm以下であることを特徴とする磁気記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の磁気記録媒体にお
    いて、前記非磁性の金属バッファ層のレールピッチPが
    0.8μm以上1.6μm以下であることを特徴とする
    磁気記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項1又は請求項9乃至請求項12
    のいずれか一項に記載の磁気記録媒体において、前記非
    磁性の金属バッファ層のレール高さdが10nm以上7
    0nm以下であることを特徴とする磁気記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の磁気記録媒体にお
    いて、前記非磁性の金属バッファ層のレール高さdが1
    5nm以上50nm以下であることを特徴とする磁気記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか一
    項に記載に規定する磁気記録媒体の製造方法において、
    前記レール形状の金属バッファ層の形成は、前記基体上
    に、Ta,Cr,Al,Si,Ti,Mo及びWから成
    る群より選ばれた1種の金属又は2種以上の合金から成
    る膜を成膜した後、レーザー光によるフォトリソグラフ
    ィー工程とプラズマエッチング工程を用いて成ることを
    特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
JP1474794A 1993-10-27 1994-02-09 磁気記録媒体及びその製造方法 Pending JPH07176046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1474794A JPH07176046A (ja) 1993-10-27 1994-02-09 磁気記録媒体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26767893 1993-10-27
JP5-267678 1993-10-27
JP1474794A JPH07176046A (ja) 1993-10-27 1994-02-09 磁気記録媒体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07176046A true JPH07176046A (ja) 1995-07-14

Family

ID=26350760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1474794A Pending JPH07176046A (ja) 1993-10-27 1994-02-09 磁気記録媒体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07176046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7443634B2 (en) * 2001-06-18 2008-10-28 Seagate Technology Llc Asymmetrical storage disk for a disk drive

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7443634B2 (en) * 2001-06-18 2008-10-28 Seagate Technology Llc Asymmetrical storage disk for a disk drive

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5474830A (en) Magnetic recording medium and method for the manufacture thereof including spaced apart deposits
US5723032A (en) Magnetic recording medium and manufacturing method thereof
JP2697227B2 (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH07176046A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JP3657344B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH07225943A (ja) 磁気記録媒体
JPH11154320A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2546383B2 (ja) 磁気ディスク
JPH10283626A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH02208827A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2006260745A (ja) 垂直磁気記録媒体および磁気記録装置
JP3051851B2 (ja) 磁気ディスク用基板
JP4077964B2 (ja) 磁気記録媒体とその製造方法および磁気記憶装置
JP2659016B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2730318B2 (ja) ガラス磁気ディスクの製造方法
JPH1079114A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH08273139A (ja) 磁気記録媒体
JPH05120663A (ja) 磁気記録媒体、その製造方法および製造装置
JP2008090900A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2005166150A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH08273160A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH03125322A (ja) 磁気記録媒体
JPH07249222A (ja) 磁気記録媒体
JP2003016635A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPS61188732A (ja) 磁気記録媒体