JPH07175791A - 文書変換装置 - Google Patents

文書変換装置

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JPH07175791A
JPH07175791A JP5317820A JP31782093A JPH07175791A JP H07175791 A JPH07175791 A JP H07175791A JP 5317820 A JP5317820 A JP 5317820A JP 31782093 A JP31782093 A JP 31782093A JP H07175791 A JPH07175791 A JP H07175791A
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JP
Japan
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conversion rule
conversion
document
rule
designation
Prior art date
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Application number
JP5317820A
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English (en)
Inventor
Shiyou Imasato
詔 今郷
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換規則指定時の手間や誤り、さらには指定
忘れを防止して利用者の作業効率を図ることが可能な文
書変換装置を提供する。 【構成】 文書の型を定義する文書型定義データを記憶
する文書型定義記憶手段1と、文書のデータ内容を記憶
する文書内容記憶手段2と、文書を何らかの形式に変換
するための変換規則を記憶する変換規則記憶手段3と、
文書型定義データ及びデータ内容を変換規則に基づいて
別の文書型定義データ及びデータ内容に変換する文書変
換手段4とを備えた文書変換装置において、文書型定義
データから変換規則指定様式を生成する変換規則指定様
式生成手段5と、その生成された変換規則指定様式に基
づいて変換規則を指定する変換規則指定手段6と、その
指定された変換規則を記憶する指定変換規則記憶手段と
を設け、文書型定義データから変換規則指定様式を自動
生成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書の内容又は形式
を、別の内容又は形式に変換する文書変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】文書変換装置は、文書を共通形式で作成
しておき、適切な変換規則を用意しておくことによっ
て、種々なワードプロセッサの文書形式への変換を行っ
たり、データベース管理システムのデータ操作言語への
変換を行ったり、目次や索引の自動付加を行ったり、抄
録として文書の一部のみの抽出を行ったりすることがで
きる。この場合、オフィス業務においては、文書を受け
取った人はその文書を加工して新しい文書を作成するこ
とから、文書は再編集可能な形式でなければならない。
また、そのような文書は様々なアプリケーション・プロ
グラムで処理できなければならないため、特定のフォー
マッタや出力デバイスに依存した形式で表現すると不都
合が生じる。そこで、従来において、そのような文書を
表現する共通形式の一つとして、SGML(Standard
Generalized Markup Language)の国際規格を採用し
ている。
【0003】このSGMLにおいては、文書は「文書型
定義」と「文書内容」とからなっている。文書型定義と
は、文書の型を定義するデータである。文書内容で使用
できる要素の名前と内容、要素同士の関係を定義する。
表1はその文書型定義の一例を示すものである。
【0004】
【表1】
【0005】この場合、文書の最上位の要素(ELEM
ENT)はmemoであり、その子としてtitleと
いう要素とbodyという要素が順に現われ、titl
e及びbodyの中身は文字データであることを表わし
ている。一方、文書内容とは、要素の木構造で、要素の
内容は文字データ又は他の要素である。表2はその文書
内容の一例を示すものである。
【0006】
【表2】
【0007】この場合、‘<’と‘>’とに挾まれれた
マークが要素の始まりを表わし、‘</’と‘<’とに
挾まれたマークが要素の終わりを表わしている。
【0008】また、SGMLで表現された文書を対象と
して何らかの形式に変換する方法として、次のような方
法がある。まず、第一の従来例として、「Evolution o
f anSGML Application Generator 」、ACM C
onference on DocumentProcessing Systems、p.5
1〜60、1988に開示されているものがある。この
方法は、個々の要素の最初と最後にどのような文字列を
出力するか、又は、どのような関数を実行するかを変則
規則として指定するものである。例えば、titleと
いう要素の最初に‘\title{’を、最後に‘}’
を出力する場合は次の表3のように指定する。
【0009】
【表3】
【0010】そして、それぞれの文書型に対応して、同
様な変換指定を行う。変換指定と文書内容とを入力とし
て、変換処理系が実際の変換を行う。第二の従来例とし
て、「Processing SGML documents」、Electroni
cPublishing 、4巻1号、p.3−26、1991に
開示されているものがある。この方法は、文書型定義の
中に変換規則を直接書込むものである。それぞれの要素
定義を一つの関数定義のようにみなして次の表4のよう
に記述する。
【0011】
【表4】
【0012】そして、それぞれの文書型に対応して同様
な変換指定を行う。変換指定と文書内容とを入力とし
て、変換処理系が実際の変換を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例では、変
換規則をすべて人手で作成しなければならない。文書に
含まれる要素の種類が少ない場合は特に問題とはならな
いが、要素の種類が多い場合や要素同士の関係が複雑な
場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、第一
の問題として、変換規則の条件部を入力するだけでもか
なりの手間がかかる。第二の問題として、全てを人手で
入力するので、指定した変換規則に誤りが含まれるおそ
れが大きく、変換処理を実行できるまでに、誤り修正の
手間がかかる。第三の問題として、本来必要な変換規則
を全て行ったかどうか確認できない。
【0014】第二の従来例では、変換規則を文書型定義
に直接書き込んでしまうため、直感的には理解し難い記
述となる。どの部分が文書型定義で、どの部分が変換規
則なのかさえも簡単にはわからない。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、文書の型を定義する文書型定義データを記憶する文
書型定義記憶手段と、文書のデータ内容を記憶する文書
内容記憶手段と、文書を何らかの形式に変換するための
変換規則を記憶する変換規則記憶手段と、前記文書型定
義データ及び前記データ内容を前記変換規則に基づいて
別の文書型定義データ及びデータ内容に変換する文書変
換手段とを備えた文書変換装置において、前記文書型定
義データから変換規則指定様式を生成する変換規則指定
様式生成手段と、その生成された変換規則指定様式に基
づいて変換規則を指定する変換規則指定手段と、その指
定された変換規則を記憶する指定変換規則記憶手段とを
設けた。
【0016】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、変換規則指定手段によって指定された変
換規則が正しいか否かを検証する変換規則検証手段を設
けた。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、変換規則指定手段によって変換規則の全
部又は一部が指定されなかった場合、その指定されなか
った変換規則に対して所定の文書変換処理を行う無指定
規則文書変換手段を設けた。
【0018】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、変換規則指定手段によって変換規則の全
部又は一部が指定されなかった場合、その指定されなか
った変換規則に対してどのような変換処理を行うかを指
定する無指定時変換規則指定手段を設けた。
【0019】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
発明において、所定の変換処理を行う初期変換規則が予
め埋め込まれた変換規則指定様式を生成する初期変換規
則指定様式生成手段を設けた。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
発明において、変換規則指定様式に所定の初期変換規則
の埋め込みを指定する初期変換規則指定手段を設けた。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明においては、自動的に生成
された変換規則指定様式に従って変換規則を指定するた
め、変換規則の条件部を入力する手間がいらず、変換規
則の指定漏れがなくなる。
【0022】請求項2記載の発明においては、指定した
変換規則が正しいか否かを予め検査するため、実際に変
換する際に、変換規則の誤りのために変換処理が実行で
きない事態を防止することが可能となる。
【0023】請求項3記載の発明においては、全ての変
換規則を利用者が指定する必要がないため、変換規則を
指定する手間を省くことが可能となり、また、これによ
り記述量が少なくて済むため、誤りが生じるおそれも少
なくなる。
【0024】請求項4記載の発明においては、変換規則
の指定を省略した時に、どのような処理を行うかを利用
者が設定することができるため、文書変換手段がもって
いる無指定時の処理が適さない場合においても、変換規
則を指定する手間を大きく削減することが可能となると
共に、記述量が少なくて済むため、誤りが生じるおそれ
もなくなる。
【0025】請求項5記載の発明においては、初期変換
規則を予め変換規則指定様式に埋め込んでおくことによ
り、変換規則を指定する手間を大きく削減することが可
能となり、また、これにより記述量が少なくて済むた
め、誤りが生じるおそれも少なくなる。
【0026】請求項6記載の発明においては、どのよう
な初期変換規則を変換規則指定様式に埋め込むかを利用
者が設定することができるため、変換規則指定様式生成
手段がもっている埋め込み規則が適さない場合でも、変
換規則を指定する手間を大きく削減することが可能とな
り、また、記述量が少なくて済むため、誤りが生じるお
それも少なくなる。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、本装置の全体構成を示すものである。本実
施例では、文書の型を定義する文書型定義データを記憶
する文書型定義記憶手段1と、文書のデータ内容を記憶
する文書内容記憶手段2と、文書を何らかの形式に変換
するための変換規則を記憶する変換規則記憶手段3と、
文書型定義データ及びデータ内容を変換規則に基づいて
別の文書型定義データ及びデータ内容に変換する文書変
換手段4とを備えた文書変換装置において、以下に述べ
るような各種手段を設けたものである。すなわち、文書
型定義データから変換規則指定様式を生成する変換規則
指定様式生成手段5と、その生成された変換規則指定様
式に基づいて変換規則を指定する変換規則指定手段6
と、その指定された変換規則を記憶する指定変換規則記
憶手段(図示せず)とを設けた。この指定変換規則記憶
手段は、前記変換規則記憶手段3中に含まれる。
【0028】また、本実施例では、以下に述べるような
各種手段も付設した。すなわち、前記変換規則指定手段
6によって指定された変換規則が正しいか否かを検証す
る変換規則検証手段7を設けた。また、前記変換規則指
定手段6によって変換規則の全部又は一部が指定されな
かった場合、変換規則の指定されなかった変換規則に対
して所定の文書変換処理を行う無指定規則文書変換手段
(図示せず)と、その変換規則の指定されなかった変換
規則に対してどのような変換処理を行うかを指定する無
指定時変換規則指定手段8とを設けた。前記無指定規則
文書変換手段は、前記文書変換手段4中に含まれる。さ
らに、初期変換規則が予め埋め込まれた変換規則指定様
式を生成する初期変換規則指定様式生成手段(図示せ
ず)と、変換規則指定様式に所定の初期変換規則の埋め
込みを指定する初期変換規則指定手段9とを設けた。前
記初期変換規則指定様式生成手段は、前記変換規則指定
様式生成手段5中に含まれる。
【0029】次に、上述した各種手段の構成を具体的に
説明する。まず、文書型定義記憶手段1は、文書の型を
定義するデータを記憶するものである。文書で使用でき
る要素の名前と内容、要素同士の関係を定義する。前述
した表1の内容はその具体例を示したものである。表1
中、文書の最上位の要素はmemoであり、その子とし
てtitleという要素とbodyという要素が現わ
れ、title要素及びbody要素の中身は文字デー
タであることを表わしている。この場合、titleに
ついた‘?’はtitle要素を省略してもよいことを
表わしている。
【0030】文書内容記憶手段2は、文書の内容を要素
の木構造として記憶するものである。要素の内容は文字
データ又は他の要素である。前述した表2の内容はその
具体例を示したものである。‘<’と‘>’とに挾まれ
たマークが要素の始まりを表わし、‘</’と‘<’と
に挾まれたマークが要素の終わりを表わしている。一つ
の文書は、必ず一つの文書型に対応している。要素の構
造及び名前は、対応する文書型で定義されたデータに適
合していなければならない。
【0031】変換規則指定様式生成手段5は、文書型定
義データから変換規則指定様式を生成するものである。
この変換規則指定様式はテキストファイルとして生成す
るため、利用者がそのファイルに変換規則を書込むこと
ができる。変換規則指定様式は、一つの文書型定義にの
み対応する。表1に対応する変換規則指定様式の具体例
を表5に示す。
【0032】
【表5】
【0033】この様式の中の‘{’と‘}’とで挾まれ
た部分にその要素をどのように変換するかを書込む。な
お、‘♯’はその要素の内容である文字データを表わ
す。また、ここでの変換規則指定様式生成手段5は、初
期変換規則が予め埋め込まれた変換規則指定様式を生成
する機能(初期変換規則指定様式生成手段)も有してい
る。
【0034】初期変換規則指定手段9は、変換規則指定
様式生成手段5で、どのような変換規則を埋め込むかを
指定するものである。例えば、それぞれの要素の先頭
に、要素名を“===”で囲んだラベルを出力するよう
に指定すると、表6に示すような変換規則指定様式が生
成されることになる。
【0035】
【表6】
【0036】変換規則指定手段6は、変換規則指定様式
生成手段5により生成された変換規則指定様式に基づい
て変換規則を指定するものである。この場合、変換規則
指定様式はテキストファイルであるため、一般的なテキ
ストエディタを用いて、そのファイルに変換規則を書込
むことになる。また、初期変換規則付きの変換規則指定
様式の場合には、初期変換規則の削除又は修正を自由に
行うことができる。表7は、その変換規則指定の一例を
示すものである。
【0037】
【表7】
【0038】変換規則検証手段7は、変換規則指定手段
6によって指定された変換規則が正しいかどうかを検証
するものである。変換規則指定時のタイプミスや操作誤
りなどを検出し、利用者に通知することにより、変換規
則記憶手段3に変換規則のみが記憶されるようにする。
【0039】変換規則記憶手段3は、文書を何らかの形
式に変換するための変換規則を記憶するものである。こ
の変換規則は、一つの文書型定義に対して複数存在する
のが一般的である。どのような変換規則を選ぶかによっ
て、同じ文書でも異なった形式に変換することが可能で
ある。また、ここでの変換規則記憶手段3は、変換規則
指定手段6により指定された変換規則を記憶する機能
(指定変換規則記憶手段)を有している。
【0040】文書変換手段4は、文書内容を変換規則に
基づいて変換する。例えば、表7の変換規則は、次の
(a)〜(f)のように解釈される。 (a)文書の変換結果はmemo要素の変換結果に等し
い。 (b)memo要素の変換結果は、第一子要素の変換結
果と、改行記号(‘\n’)2つと、第二子要素の変換
結果を順に結合した文字列である。 (c)第一子要素の変換結果は、title要素が省略
された場合は“Notitle”という文字列、省略さ
れなかった場合はtitle要素の変換結果に等しい。 (d)第二子要素の変換結果はbody要素の変換結果
に等しい。
【0041】(e)title要素の変換結果は、==
=title===\nという文字列と、title要
素の内容である文字列とを順に結合した文字列である。 (f)body要素の変換結果は、===body==
=\nという文字列と、 body要素の内容で
ある文字列とを順に結合した文字列である。
【0042】表8は、表2に示す文書内容と、表7に示
す変換規則を文書変換手段4に与えた場合の変換結果を
示すものである。
【0043】
【表8】
【0044】また、ここでの文書変換手段4は、変換規
則指定手段6によって変換規則の全部又は一部が指定さ
れなかった場合、その指定されなかった変換規則に対し
て所定の文書変換処理を行う機能(無指定規則文書変換
手段)を有している。
【0045】無指定時変換規則指定手段8は、変換規則
指定手段6によって変換規則の全部又は一部が指定され
なかった場合、その指定されなかった変換規則に対して
どのような変換処理を行うかを指定するものである。こ
の場合、変換規則の指定がない場合は、単に要素の内容
を順に結合した文字列を出力するが、この処理を変える
ことができる。例えば、要素の内容を順に改行文字を挾
んで結合するように指示することができる。
【0046】このような構成において、文書を変換する
時の処理の流れを図2に基づいて説明する。まず、変換
元の文書を利用者が指定する(a)。次に、変換規則指
定手段6を用いて、適用しようとする変換規則を利用者
が指定する(b)。次に、変換規則指定手段6によって
変換規則の全部又は一部が指定されなかった場合、変換
規則を指定するか否かを利用者が選択する(c)。も
し、変換規則を使用するのであれば、無指定時変換規則
指定手段8を用いて、変換規則を指定する(d)。その
後、文書変換手段4にて文書の変換を実行する(e)。
この文書変換時に、変換規則の指定がなされていれば、
その指定に見合った所定の文書変換処理を実行する(無
指定規則文書変換手段)。
【0047】上述したように、全ての変換規則を利用者
が指定する必要がないため、変換規則を指定する手間を
省くことができ、しかも、これにより記述量が少なくて
済むため誤りが生じるおそれも少なくなる。また、変換
規則の指定を省略した時に、どのような処理を行うかを
利用者が設定することができるため、文書変換手段4が
もっている無指定時の処理が適さない場合においても、
変換規則を指定する手間を大きく削減することができ、
しかも、これにより記述量が少なくて済むため誤りが生
じるおそれもなくなる。さらに、変換規則を変更するこ
となく、変換規則の指定を変えることによって変換処理
を変えることができるため、多くの文書型や変換処理に
共通する処理を変換規則としておくことにより、一度に
変更することができる。
【0048】次に、変換規則を作成する際の処理の流れ
を図3に基づいて説明する。まず、変換元の文書の文書
型を利用者が指定する(f)。次に、初期変換規則を変
換規則指定様式に埋め込むかどうかを指定する(g)。
もし、初期変換規則を埋め込む場合には、初期変換規則
指定手段9を用いて、システム所定の規則を埋め込む
か、利用者が指定した規則を埋め込むかを選択し、初期
変換規則を指定する(h,i)。その後、変換規則指定
様式生成手段5にて変換規則指定様式を生成する
(j)。この変換規則指定様式の生成時に、初期変換規
則の埋め込み指定がなされていれば、その初期変換規則
の埋め込みがなされた変換規則指定様式を生成する(初
期変換規則指定様式生成手段)。次に、その生成された
変換規則指定様式に基づいて、変換規則指定手段6にて
変換規則を指定・修正する(k)。次に、その指定され
た変換規則に誤りがないかどうかを変換規則検証手段7
にて検査し、もし誤りがあれば利用者に報告して誤りを
修正させる(l)。そして、誤りがない変換規則のみを
変換規則記憶手段3にて記憶する(m)。
【0049】上述したように、自動的に生成された変換
規則指定様式に従って変換規則を指定するため、変換規
則の条件部を入力する手間がいらず、変換規則の指定漏
れがなくなる。また、初期変換規則を予め変換規則指定
様式に埋め込んでおくことにより、変換規則を指定する
手間を大きく削減することができ、しかも、これにより
記述量が少なくて済むため誤りが生じるおそれも少なく
なる。この場合、埋め込まれた変換規則を利用者が修正
できるため、似ているがわずかに異なるような処理を多
くの要素に対して行う場合に、変換規則を指定する手間
を大きく削減することができ、しかも、これにより記述
量が少なくて済むため誤りが生じるおそれも少なくな
る。さらに、どのような初期変換規則を変換規則指定様
式に埋め込むかを利用者が設定することができるため、
変換規則指定様式生成手段5がもっている埋め込み規則
が適さない場合でも、変換規則を指定する手間を大きく
削減することができ、しかも、これにより記述量が少な
くて済むため誤りが生じるおそれも少なくなる。また、
指定した変換規則が正しいか否かを変換規則検証手段7
を用いて予め検査するため、実際に変換する際に変換規
則の誤りのために変換処理が実行できない事態を防止す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、文書の型を定義
する文書型定義データを記憶する文書型定義記憶手段
と、文書のデータ内容を記憶する文書内容記憶手段と、
文書を何らかの形式に変換するための変換規則を記憶す
る変換規則記憶手段と、前記文書型定義データ及び前記
データ内容を前記変換規則に基づいて別の文書型定義デ
ータ及びデータ内容に変換する文書変換手段とを備えた
文書変換装置において、前記文書型定義データから変換
規則指定様式を生成する変換規則指定様式生成手段と、
その生成された変換規則指定様式に基づいて変換規則を
指定する変換規則指定手段と、その指定された変換規則
を記憶する指定変換規則記憶手段とを設けたので、文書
型定義データから自動的に生成された変換規則指定様式
に従って変換規則を指定することにより、変換規則の条
件部を入力する手間がいらず、変換規則の指定漏れがな
くなり、これにより利用者の作業効率を高めることがで
きる。
【0051】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、変換規則指定手段によって指定された変換
規則が正しいか否かを検証する変換規則検証手段を設け
たので、実際に変換する際に、変換規則の誤りのために
変換処理が実行できない事態を防止することができる。
【0052】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、変換規則指定手段によって変換規則の全部
又は一部が指定されなかった場合、その指定されなかっ
た変換規則に対して所定の文書変換処理を行う無指定規
則文書変換手段を設けたので、変換規則を指定する手間
を省くことができ、また、これにより記述量が少なくて
済むため誤りが生じるおそれも少なくすることができ
る。
【0053】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、変換規則指定手段によって変換規則の全部
又は一部が指定されなかった場合、その指定されなかっ
た変換規則に対してどのような変換処理を行うかを指定
する無指定時変換規則指定手段を設けたので、文書変換
手段がもっている無指定時の処理が適さない場合におい
ても、変換規則を指定する手間を大きく削減することが
でき、記述量が少なくて済むため誤りが生じるおそれも
なくすことができる。また、変換規則を変更することな
く、変換規則の指定を変えることによって変換処理を変
えることができるため、多くの文書型や変換処理に共通
する処理を変換規則としておくことによって一度に変更
することができる。
【0054】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、所定の変換処理を行う初期変換規則が予め
埋め込まれた変換規則指定様式を生成する初期変換規則
指定様式生成手段を設けたので、変換規則を指定する手
間を大きく削減することができ、しかも、これにより記
述量が少なくて済むため誤りが生じるおそれも少なくす
ることができる。また、埋め込まれた変換規則を利用者
が修正できるため、似ているがわずかに異なるような処
理を多くの要素に対して行う場合に、変換規則を指定す
る手間を大きく削減することができ、しかも、これによ
り記述量が少なくて済むため誤りが生じるおそれも少な
くすることができる。
【0055】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、変換規則指定様式に所定の初期変換規則の
埋め込みを指定する初期変換規則指定手段を設けたの
で、変換規則指定様式生成手段がもっている埋め込み規
則が適さない場合でも、変換規則を指定する手間を大き
く削減することができ、しかも、これにより記述量が少
なくて済むため誤りが生じるおそれも少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書変換装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】文書変換時の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図3】変換規則作成時における処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 文書型定義記録手段 2 文書内容記憶手段 3 変換規則記憶手段 4 文書変換手段 5 変換規則指定様式生成手段 6 変換規則指定手段 7 変換規則検証手段 8 無指定時変換規則指定手段 9 初期変換規則指定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の型を定義する文書型定義データを
    記憶する文書型定義記憶手段と、文書のデータ内容を記
    憶する文書内容記憶手段と、文書を何らかの形式に変換
    するための変換規則を記憶する変換規則記憶手段と、前
    記文書型定義データ及び前記データ内容を前記変換規則
    に基づいて別の文書型定義データ及びデータ内容に変換
    する文書変換手段とを備えた文書変換装置において、前
    記文書型定義データから変換規則指定様式を生成する変
    換規則指定様式生成手段と、その生成された変換規則指
    定様式に基づいて変換規則を指定する変換規則指定手段
    と、その指定された変換規則を記憶する指定変換規則記
    憶手段とを設けたことを特徴とする文書変換装置。
  2. 【請求項2】変換規則指定手段によって指定された変換
    規則が正しいか否かを検証する変換規則検証手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の文書変換装置。
  3. 【請求項3】変換規則指定手段によって変換規則の全部
    又は一部が指定されなかった場合、その指定されなかっ
    た変換規則に対して所定の文書変換処理を行う無指定規
    則文書変換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の文書変換装置。
  4. 【請求項4】変換規則指定手段によって変換規則の全部
    又は一部が指定されなかった場合、その指定されなかっ
    た変換規則に対してどのような変換処理を行うかを指定
    する無指定時変換規則指定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の文書変換装置。
  5. 【請求項5】所定の変換処理を行う初期変換規則が予め
    埋め込まれた変換規則指定様式を生成する初期変換規則
    指定様式生成手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の文書変換装置。
  6. 【請求項6】変換規則指定様式に所定の初期変換規則の
    埋め込みを指定する初期変換規則指定手段を設けたこと
    を特徴とする請求項5記載の文書変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7171426B2 (en) 1998-05-12 2007-01-30 Shell Oil Company Hazard communication system
JP2021530766A (ja) * 2018-07-19 2021-11-11 アビニシオ テクノロジー エルエルシー データウェアハウスへの発行

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