JPH07175583A - 指示入力装置 - Google Patents

指示入力装置

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JPH07175583A
JPH07175583A JP5317003A JP31700393A JPH07175583A JP H07175583 A JPH07175583 A JP H07175583A JP 5317003 A JP5317003 A JP 5317003A JP 31700393 A JP31700393 A JP 31700393A JP H07175583 A JPH07175583 A JP H07175583A
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JP
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coordinate system
acceleration
calculated
calculating
displacement
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JP5317003A
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Atsushi Chagi
淳 茶木
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指示入力装置の位置の移動が、忠実に端末装
置の画面上のカーソルとなって現れるようにすること。 【構成】 マウス型指示入力装置の位置検出ユニット1
から初期位置と、姿勢の入力を行う。動き始めたマウス
型指示入力装置のx′y′z′方向を中心にした角速度
を角速度検出ユニット5,6,7で検出する。検出結果
を積分して、移動角を算出し、さらに、あらかじめ入力
してあった初期姿勢と加算して随時の姿勢を算出する。
加速度検出ユニット2,3,4によって、加速度を検出
する。前に求めた姿勢を表す姿勢パラメータをもとに、
L系の加速度を算出する。前記加速度をもとに、積分計
算を行って相対速度を算出、さらに積分計算を行って、
変位を算出し、得られた変位に、初期位置を加算して
L′系の相対位置を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターに情報
を入力するために好適なマウスなどの指示入力装置に関
係するものである。
【0002】さらに具体的には、本体を平面上において
移動することでスクリーン上のカーソルを移動すること
によって情報をコンピューターに入力するのに好適な指
示入力装置に関係するものである。
【0003】
【従来の技術】従来は、上記目的を実現するために、本
体下方に平坦部分をもうけ、机上などの平坦部分に置
き、ラバーボールや、光学的手法によって、本体と平面
との相対変位を検知し、前記変位をコンピューターのス
クリーン上に示されるカーソルの変位に反映させるべく
本体からコンピューターへの通信および制御を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、ラバーボール等を用いる方法では、使い勝
手が使用する平面上の表面の状態に左右される。たとえ
ば、非常に摩擦がない(いわゆるつるつる)の状態の時
は、カーソルが移動しにくく、非常に使いづらいという
問題がある。また逆に、摩擦が大きくなると、本体と平
面上の摩擦も大きくなり、移動しにくく、同じく使いづ
らくなる。前記のどちらでもない、ちょうど良い専用の
平面を持つパッドが市販化されているが、それらは高価
で、かつラバー等でできているため経年劣化が激しく、
長期間初期の性能が維持できないという問題がある。
【0005】上記の問題の解決のために、光学的手法を
用いた指示入力装置が実用化されている。しかしながら
この場合は、高価な専用のパッドを用いなければなら
ず、しかもその平面に傷がつく等の事態が発生した場合
は、変位の入力が乱れるという問題がある。また、専用
のパッドを必要とするため、使用が備え付けのワークス
テーション等に限られ、ポータブル型の、いわゆるノー
ト型のパーソナルコンピューターにおいては使用しにく
いという問題点がある。
【0006】上記問題点は、光学的手法や、ラバーボー
ルと平面との接触を用いるなど、外部要因によってマウ
スの移動量を検出することに起因している。これら外部
要因による測定は、理想的な環境においては効果を発揮
するが、経年劣化が発生するなどの通常使用時は、マウ
スの定量的な移動量は把握しにくく、使いにくさを発生
させている。
【0007】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した指示入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は副座標系の主座標系に対する姿勢、位置および
速度のうち、少なくとも一つを入力する初期化手段と、
前記副座標系の少なくとも一方向を中心とした回転速度
を検知する回転速度検知手段と、前記副座標系の少なく
とも一方向の加速度を検知する加速度検知手段と、前記
検知された加速度と、前記検知された回転速度とに基づ
いて、前記副座標系の前記主座標系に対する変位を算出
する変位算出手段と、前記入力された位置と、前記算出
された変位とに基づいて、前記副座標の前記主座標に対
する位置を算出する位置算出手段と、前記算出された位
置に応答して、端末装置に表示されるカーソルを移動さ
せる信号を出力するカーソル移動信号出力手段とを具備
することを特徴とする。
【0009】さらに本発明は副座標系の主座標系に対す
る姿勢、位置および速度を入力する初期化手段と、前記
副座標系の少なくとも一方向を中心とした回転速度を検
知する回転速度検知手段と、前記検知された回転速度に
基づいて、前記副座標系の回転変位を算出する回転変位
算出手段と、前記算出された回転変位と、前記入力され
た姿勢とに基づいて、前記副座標系の前記主座標系に対
する姿勢を算出する姿勢算出手段と、前記副座標系の少
なくとも一方向の加速度を検知する加速度検知手段と、
前記検知された加速度と、前記算出された姿勢とに基づ
いて、前記副座標系の前記主座標系に対する加速度を算
出する相対加速度算出手段と、前記算出された加速度
と、前記入力された速度とに基づいて、前記副座標系の
前記主座標系に対する速度を算出する速度算出手段と、
前記算出された速度に基づいて前記副座標系の前記主座
標系に対する変位を算出する変位算出手段と、前記入力
された位置と、前記算出された変位とに基づいて、前記
副座標の前記主座標に対する位置を算出する位置算出手
段と、前記算出された位置に応答して、端末装置に表示
されるカーソルを移動させる信号を出力するカーソル移
動信号出力手段とを具備することを特徴とする。
【0010】さらに本発明は副座標系の主座標系に対す
る姿勢、位置、速度と、常時加わっている加速度である
常時加速度とを入力する初期化手段と、前記副座標系の
少なくとも一方向を中心とした回転速度を検知する回転
速度検知手段と、前記検知された回転速度に基づいて、
前記副座標系の回転変位を算出する回転変位算出手段
と、前記算出された回転変位と、前記入力された姿勢と
に基づいて、前記副座標系の前記主座標系に対する姿勢
を算出する姿勢算出手段と、前記副座標系の少なくとも
一方向の加速度を検知する加速度検知手段と、検知され
た回転速度に基づいて、常時加速度を算出する常時加速
度算出手段と、前記検知された加速度と、前記算出され
た常時加速度と、前記検知された回転速度とに基づい
て、前記副座標系の前記主座標系に対する加速度を算出
する相対加速度算出手段と、前記算出された加速度と、
前記入力された速度とに基づいて、前記副座標系の前記
主座標系に対する速度を算出する速度算出手段と、前記
算出された速度に基づいて前記副座標系の前記主座標系
に対する変位を算出する変位算出手段と、前記入力され
た位置と、前記算出された変位とに基づいて、前記副座
標の前記主座標に対する位置を算出する位置算出手段
と、前記算出された位置に応答して、端末装置に表示さ
れるカーソルを移動させる信号を出力するカーソル移動
信号出力手段とを具備することを特徴とする。
【0011】さらに本発明においては、好ましくは主座
標系の少なくとも一方向を中心とした回転速度を検知す
る主座標系回転検知手段と、前記検知された主座標系の
回転速度に基づいて、前記主座標系の回転変位を算出す
る主座標系回転変位算出手段と、前記算出された主座標
系の回転変位に基づいて、前記主座標系の過去における
姿勢に対する現在の姿勢を算出する姿勢変位算出手段
と、前記主座標系の少なくとも一方向の加速度を検知す
る主座標系加速度検知手段と、前記検知された主座標系
の加速度と、前記算出された現在の姿勢とに基づいて、
前記主座標系の加速度を算出する主座標系加速度算出手
段と、前記算出された主座標系の加速度に基づいて、速
度を算出する主座標系速度算出手段と、前記算出された
主座標系の速度に基づいて、変位を算出する変位算出手
段と、前記算出された主座標系の変位に基づいて、前記
算出された位置および前記算出された姿勢の少なくとも
1つを補正する補正手段とをさらに具備することを特徴
とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0013】〈実施例1〉 (構成)図1は、本発明を最もよく説明する図である。
1は、本発明におけるマウス型指示入力装置に搭載され
る位置検出ユニット、2はy′方向の加速度を検出する
ユニット、3はx′方向の加速度を検出するユニット、
4はz′方向の加速度を検出するユニット、5はz′方
向を中心とした角速度を検出するユニット、6はy′方
向を中心とした角速度を検出するユニット、7はx′方
向の加速度を検出するユニット、8はこれらのユニット
をドライブするドライバーと、外部ユニットへの通信手
段を持つコントローラである。x′,y′,z′につい
ては、後で詳しく述べる。
【0014】角速度検出ユニット5,6,7は、たとえ
ば、圧電振動ジャイロ等によって構成されており、コン
トローラ8に搭載されているドライバーによって、角速
度検知可能な構成になっている。また、加速度検出ユニ
ット2,3,4は、図1に概略を示しているように、重
りAと、それを保持するばねB等によって構成されてお
り、コントローラ8によって重りの位置を例えば光学的
手段等によって検知することにより、それぞれの方向の
加速度を算出することができる。
【0015】少なくともコントローラ8は、前記角速度
検出ユニット5,6,7、および加速度検知手段2,
3,4をドライブする事で前記角速度および加速度を検
知する手段を持つ。詳細な構成は、いく通りかが考えら
れる。本発明の原理を説明した後で述べる。
【0016】(位置検出の原理)まず、図2を元に、上
記、x′,y′,z′の意味の説明と、本実施例におけ
る位置算出の考え方について述べる。
【0017】本実施例においては、前記位置算出とは、
L′系と、L系の相対的な位置、すなわち図2で示すと
ころの位置ベクトル〔P〕を算出することと定義づけ
る。ここで、L′系は、マウス型指示入力装置を指し、
L系は、たとえば、端末等がおかれている空間(たとえ
ば建物)を指す。前記定義付けの理由は、「物体の動き
はすべて相対的である」アインシュタインの相対性原理
に基づいている。すなわち、物体の絶対位置は有り得な
いということであり、どの場所を基準にした位置である
かの定義付けが必要だということである。〔i〕,
〔j〕,〔k〕は、L系における基本ベクトル、
〔i′〕,〔j′〕,〔k′〕は、L′系における基本
ベクトルである。
【0018】ここで、〔i′〕,〔j′〕,〔k′〕
は、〔i〕,〔j〕,〔k〕を用いて以下のように表す
ことができる。
【0019】
【数1】 〔i′〕=ix 〔i〕+iy 〔j〕+iz 〔k〕 〔j′〕=jx 〔i〕+jy 〔j〕+jz 〔k〕 〔k′〕=kx 〔i〕+ky 〔j〕+kz 〔k〕 ただし、ix 2+iy 2+iz 2=1 jx 2+jy 2+jz 2=1 kx 2+ky 2+kz 2=1…(1) ix ,iy ,iz ,jx ,jy ,jz ,kx ,ky ,k
z で示すこれらのパラメータは、L系におけるL′系の
姿勢を示すパラメータ(以下姿勢パラメータ)である。
ここで、L系が静止系(加速度運動を行っていない)で
あれば、イニシャル時におけるこれらのパラメータを元
に、回転変位を算出することによって、随時の姿勢パラ
メータを算出することができる。また、姿勢パラメータ
と、L′系において計測される加速度から、L系とL′
系との間の加速度を検出し、積分することによって、位
置ベクトル〔P〕を求めることができる。
【0020】(位置検出の具体的理論)最初に、簡単の
ために、L系が無重力である系を考え、次に、重力が加
わっている系を考える。また、どの場合も、前述のよう
に、L系は等速円運動も含めた加速度運動は行っていな
いと仮定する。
【0021】図3において、〔i0 ′〕,〔j0 ′〕,
〔k0 ′〕を初期のL′系の基本ベクトル、〔i′〕,
〔j′〕,〔k′〕を、移動した後のL′系基本ベクト
ルとし、x′,y′平面が時計方向にθ方向だけ回転し
た場合を例にとって説明する。式で表すと、
【0022】
【数2】 〔i′〕=〔i0 ′〕cos θ+〔k0 ′〕sin θ 〔j′〕=−〔i0 ′〕sin θ+〔k0 ′〕cos θ 〔k′〕=〔k0 ′〕 …(2) となる。上記の例では、x′,y′平面のみの回転だっ
たが、3方向すべてにおいて同様の考え方ができ、しか
も、それらが複雑に絡み合った場合でも、同様の解析に
よって随時の姿勢パラメータを求めることができる。す
なわち、一番最初の姿勢パラメータがわかっていれば、
あとは、ユニット5,6,7によって得られる角速度か
ら求まるθによって、随時の姿勢パラメータを求めるこ
とができる。
【0023】次に、上記で求まった姿勢パラメータを用
いて、L′系のL系における加速度を求める。
【0024】マウス型指示入力装置内の加速度検出ユニ
ット2、3,4で検知される加速度を〔a′〕とする
と、〔a′〕は、〔i′〕,〔j′〕,〔k′〕を用い
て次のように表すことができる。
【0025】
【数3】 〔a′〕=ax 〔i′〕+ay 〔j′〕+az 〔k′〕 ただし、ax ,ay ,az はそれぞれ〔a´〕のx成
分,y成分,z成分である。
【0026】上記の式に、(1)を代入すると、
【0027】
【数4】 〔a′〕=ax (ix 〔i〕+iy 〔j〕+iz
〔k〕) +ay (jx 〔i〕+jy 〔j〕+jz 〔k〕) +az (kx 〔i〕+ky 〔j〕+kz 〔k〕) =(axx +ayx +azx )〔i〕 +(axy +ayy +azy )〔j〕 +(axz +ayz +azz )〔k〕 となり、〔a′〕を〔i〕,〔j〕,〔k〕で表すこと
ができる。
【0028】たとえばここで、もし、〔i′〕=
〔i〕,〔j′〕=〔j〕,〔k′〕=〔k〕であれ
ば、図2で示すようにL系とL′系は平行であるため、
【0029】
【数5】ix =jy =kz =1 であることから、
【0030】
【数6】 〔a′〕=ax 〔i〕+ay 〔j〕+az 〔k〕 となる。
【0031】実際のL系におけるL′系の加速度は、
〔a′〕と〔a〕の向きが逆であることから、
【0032】
【数7】 〔a〕=−〔a′〕 =−(axx +ayx +azx )〔i〕 −(axy +ayy +azy )〔j〕 −(axz +ayz +azz )〔k〕 となる。
【0033】ここで求まった加速度を積分することによ
って速度がもとまり、さらに速度を積分することによっ
て変位を求めることができる。
【0034】上記述べてきた解析によって、あらかじ
め、L′系の、L系における位置および姿勢がわかれ
ば、回転速度、加速度を知るだけで(外部情報無し
に)、随時の位置を算出することができる。
【0035】上記は重力を無視した場合であったが、実
際にはマウス型指示入力装置にも重力が働いており、し
かも、マウス型指示入力装置内では、加わっている加速
度が、慣性力なのか、重力なのかの区別はできない。こ
れは、アインシュタインの一般相対性理論の、「慣性力
と重力の同一性」による。よって、本発明では、重力加
速度を入力し、姿勢パラメータより、随時重力加速度の
方向を検出し、実際にかかっている加速度から、重力加
速度の値を引くことによって、慣性加速度を算出する方
法をとる。
【0036】重力がかかっている方向をz軸方向とは反
対の方向と仮定すると、
【0037】
【数8】〔g〕=−g〔k〕 ただし、gは重力定数。
【0038】となる。gをL′系基本ベクトルで表す
と、
【0039】
【数9】 〔g〕=−g(kx 〔i〕+ky 〔j〕+kz 〔k〕) 実際にマウス型指示入力装置内で検出される加速度を
〔a″〕とすると、
【0040】
【数10】〔a″〕=〔a′〕+〔g〕 であるから、
【0041】
【数11】〔a′〕=〔a″〕−〔g〕 によって、〔a′〕を求めることができる。
【0042】(位置算出装置の構成)上記の理論に基づ
き、実際に位置算出を行うためのシステムの構成につい
て説明する。図4に示すように、本システムは、角速度
検出手段11と、移動角算出手段12と、初期姿勢入力
手段13と、姿勢算出手段14と、加速度検出手段15
と、L系における加速度算出手段16と、相対速度算出
手段17と、相対変位算出手段18と、相対位置算出手
段19と、初期位置入力手段20とによってなる。これ
らの手段は、それぞれコントローラ8もしくはサーバー
20(図6:後述)内に搭載されているマイクロコンピ
ュータにおけるソフトウエアモジュールによって構成す
る。また、ゲートアレイといったハード回路構成をとっ
ても良い。また、姿勢算出までをハード回路で、それ以
降位置算出までをソフトウエアで構成するハイブリッド
構成も可であり、さまざまに考えることができる。
【0043】これらの構成要素のうち、マウス型指示入
力装置のコントローラ8の具備する手段は、大きく分け
て以下の3通りに考える事ができる。
【0044】(1)角速度と加速度の検知のみ行い、結
果をサーバー20に送信する方法。
【0045】(2)姿勢と加速度までを算出し、結果を
サーバー20に送信する方法。
【0046】(3)姿勢、相対位置をすべて計算し、結
果をサーバー20に送信する方法。
【0047】上記3通りいずれの場合でも、サーバー2
0はマウス型指示入力装置からの信号をもとに、解析を
行い、算出された相対位置をもとに、マウス型指示入力
装置や端末装置を管理する。
【0048】これらの構成によって生ずる作用を図5を
用いて説明する。
【0049】まず、初期位置と、姿勢の入力を行う(S
1)。次に、動き始めたマウス型指示入力装置のx′,
y′,z′方向を中心にした角速度をそれぞれ角速度検
出ユニット5,6,7を用いて検出する(S2)。検出
結果を積分することによって、移動角が算出される(S
3)。さらに、あらかじめ入力してあった初期姿勢と加
算する(S4)ことによって、随時の姿勢を算出する
(S5)。
【0050】次に、加速度検出ユニット2,3,4によ
って、加速度を検出する(S6)。次に、前に求めた姿
勢を表す姿勢パラメータをもとに、L系の加速度を算出
する(S7)。前記加速度をもとに、積分計算を行うこ
とによって相対速度を算出する(S8)。さらに積分計
算を行うことによって、変位を算出する(S9)。得ら
れた変位に、初期位置を加算する(S10)ことによっ
て、相対位置が求まる(S11)。
【0051】(マウス型指示入力装置の構成)マウス型
指示入力装置の構成を、図6に示す。マウス型指示入力
装置40は、位置検出ユニット1,マウスコントローラ
41,下部スイッチ(以下、SW)42,クリックボタ
ン43によって構成されている。位置検出ユニット1
は、現在の自分の位置をこれまで述べてきた手法に基づ
いて算出し、マウスコントローラ41とデータのやり取
りを行う。SW42は、マウス型指示入力装置40が平
面上に置かれているかどうかを検知するスイッチで、平
面上に置かれているか否かを、マウスコントローラ41
に知らせる。クリックボタン43は、ボタンが押されて
いるか否かを、マウスコントローラ41に知らせる。マ
ウスコントローラ41は、上記の情報を、サーバー20
に伝える。この構成のほかにも、たとえば、マウスコン
トローラ41と、コントローラ8とを兼ねる構成が考え
られる。いずれの場合でも、位置検出ユニット1から出
力されるデータは、前記コントローラ8の具備する手段
に基づいている。
【0052】(マウス型指示入力システムの構成)上記
の位置算出手段を用い、マウスシステムを構築した例
を、図7に示す。本システムは、マウス型指示入力装置
41,サーバー20,端末装置30によりなる。サーバ
ー20は、マウス型指示入力装置41からの信号に基づ
き、端末装置30に、端末装置30上のカーソルを移動
させる信号を出力する。
【0053】(マウス型指示入力システムの動作)次
に、マウス型指示入力システムの動作について図8の
(a),(b)を元に説明する。まず、ワークステーシ
ョン等のシステム全体が立ち上がったとき(S11)、
マウス型指示入力装置の初期の位置と姿勢を入力する
(S12)。このとき、マウスは、マウスを操作する平
面上に静置しておくとする。この時点から、位置算出を
開始する(S13)。
【0054】マウスが平面から離されると、すなわち、
SW42がOFFされているときは、マウスの位置算出
は実行されるが、カーソルの移動は行われない。
【0055】SW42がONされたとき(S14)、す
なわち、マウスが平面上におかれたときに、例外処理が
発生する。まず、そのときの初期位置からの相対位置を
記憶する(S15)。SW42のON状態が続いている
間(S16)、変位の算出をし、(S15)で行った位
置との相対分だけ、カーソルを移動する(S17)。S
W42がOFFすると、このルーチンを抜ける(S1
8)。
【0056】〈実施例2〉実施例1では、L系が移動す
る場合を特に考慮しなかった。しかしながら、端末装置
が使われる環境は、静止しているビルの中だけとは限ら
ず、たとえば、移動、停止を繰り返す乗り物の中で使わ
れる場合もあり、長時間端末装置のたち上げが行われな
い場合は、地球の自転や公転を考慮しなければならなく
なる。
【0057】これらの誤差を補正するために、L系の移
動も考慮して位置を管理する必要がある。
【0058】すなわち、図1で示す位置検出ユニット
を、L系にも具備し、常に位置の補正を行うことによ
り、精密な位置管理を行う。
【0059】(位置の移動の補正)最初の位置から、移
動した位置をベクトルとして表し、そのベクトルを元
に、位置の補正を行う。
【0060】最初の位置と、最初の位置におけるマウス
型指示入力装置との相対位置を〔P〕、L系が移動した
移動量を〔P0 〕、移動した先と、マウス型指示入力装
置との相対位置を〔P′〕とすると、
【0061】
【数12】〔P〕=〔P0 〕+〔P′〕 よって、
【0062】
【数13】〔P′〕=〔P〕−〔P0 〕 となる。〔P0 〕は、L系に取り付けられた位置検出ユ
ニットによって求めることができる。
【0063】(姿勢の補正)L系の最初の姿勢を示す基
本ベクトルを〔i0 〕,〔j0 〕,〔k0 〕、移動後の
基本ベクトルを〔i〕,〔j〕,〔k〕とする。する
と、L系に設けられた位置検出ユニットによって、以下
の式を満たすパラメータを求めることができる。
【0064】
【数14】 〔i0 〕=ix0〔i〕+iy0〔j〕+iz0〔k〕 〔j0 〕=jx0〔i〕+jy0〔j〕+jz0〔k〕 〔k0 〕=kx0〔i〕+ky0〔j〕+kz0〔k〕 L′系の位置を示す基本ベクトル〔i′〕,〔j′〕,
〔k′〕は、〔i0 〕,〔j0 〕,〔k0 〕を用いて、
【0065】
【数15】 〔i′〕=ix 〔i0 〕+iy 〔j0 〕+iz 〔k0 〕 〔j′〕=jx 〔i0 〕+jy 〔j0 〕+jz 〔k0 〕 〔k′〕=kx 〔i0 〕+ky 〔j0 〕+kz 〔k0 〕 と表すことができるから、
【0066】
【数16】
【0067】と、表すことができる。
【0068】(作用)上記の理論に基づき、作用を述べ
る。本実施例の場合、L系(ビルなど、端末装置がおか
れている場所の系)L′系(マウス型指示入力装置)の
両方に位置検出ユニット1が搭載されている。
【0069】先ず、実施例1で説明した理論に基づき、
L′系のL系における移動量を算出する。次に、L系の
移動量の算出を行う。最後に、L系の移動量を元に、前
に述べた理論に基づき補正を行う。
【0070】〈実施例3〉図4において、加速度検出手
段15によって、速度を先に算出し、それから姿勢を組
み合わせて相対速度を算出しても良い。また、変位を算
出してから、姿勢を掛け合わせ、L系における位置を算
出するなどその実施の考え方はさまざまである。
【0071】〈実施例4〉図7におけるサーバー20
は、実施例1では独立した装置として扱ったが、マウス
型指示入力装置40の機能の一部として搭載が可能であ
る。また、端末装置30の機能の一部として搭載も可能
である。前者は、従来のマウス型指示入力装置とのコン
パチビリティが容易であるが、マウス本体の機能が重く
なる。また、後者は、マウスとの特殊な切り口が必要と
なるが、マウス本体の機能を軽くできるという特徴があ
る。
【0072】〈実施例5〉本実施例の特徴を、図9を用
いて説明する。
【0073】本実施例では、下部スイッチ42の代りの
ものが、側面についており(以下、側面スイッチ42
A)親指で操作可能になっている。側面スイッチ42A
を操作しながらマウスを動かすと、画面上のカーソルが
移動する。側面スイッチ42Aを離してマウスを動かし
ても、カーソルは移動しない。このような構成をとるこ
とによって、底面を接触させる必要がなくなる。また、
側面スイッチ42Aをトグル式にすると、側面スイッチ
42AをONしている間、マウスの移動は常にカーソル
移動に反映されるため、タブレットのように絶対位置で
カーソル移動が可能となる。
【0074】
【発明の効果】本発明により、外部情報による指示入力
装置の位置の検知が不要になるため、指示入力装置の位
置の移動が、忠実に端末装置の画面上のカーソルとなっ
て現れる指示入力装置を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる位置検出ユニットの構成を示す
図である。
【図2】位置検出の原理の説明図である。
【図3】ベクトルの回転例を示す図である。
【図4】位置検出装置の構成を示す図である。
【図5】同装置の作用を示すフローチャートである。
【図6】マウス型指示入力装置の構成を示す図である。
【図7】マウスシステムを示す図である。
【図8】マウス型指示入力システムの動作を示すフロー
チャートである。
【図9】マウス型指示入力装置の他の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 位置検出ユニット 2 y′方向の加速度を検出するユニット 3 x′方向の加速度を検出するユニット 4 z′方向の加速度を検出するユニット 5 z′方向を中心とした角速度を検出するユニット 6 y′方向を中心とした角速度を検出するユニット 7 x′方向の加速度を検出するユニット 8 これらのユニット2〜7をドライブするドライバー
と、外部ユニットへの通信手段を持つコントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副座標系の主座標系に対する姿勢、位置
    および速度のうち、少なくとも一つを入力する初期化手
    段と、 前記副座標系の少なくとも一方向を中心とした回転速度
    を検知する回転速度検知手段と、 前記副座標系の少なくとも一方向の加速度を検知する加
    速度検知手段と、 前記検知された加速度と、前記検知された回転速度とに
    基づいて、前記副座標系の前記主座標系に対する変位を
    算出する変位算出手段と、 前記入力された位置と、前記算出された変位とに基づい
    て、前記副座標の前記主座標に対する位置を算出する位
    置算出手段と、 前記算出された位置に応答して、端末装置に表示される
    カーソルを移動させる信号を出力するカーソル移動信号
    出力手段とを具備することを特徴とする指示入力装置。
  2. 【請求項2】 副座標系の主座標系に対する姿勢、位置
    および速度を入力する初期化手段と、 前記副座標系の少なくとも一方向を中心とした回転速度
    を検知する回転速度検知手段と、 前記検知された回転速度に基づいて、前記副座標系の回
    転変位を算出する回転変位算出手段と、 前記算出された回転変位と、前記入力された姿勢とに基
    づいて、前記副座標系の前記主座標系に対する姿勢を算
    出する姿勢算出手段と、 前記副座標系の少なくとも一方向の加速度を検知する加
    速度検知手段と、 前記検知された加速度と、前記算出された姿勢とに基づ
    いて、前記副座標系の前記主座標系に対する加速度を算
    出する相対加速度算出手段と、 前記算出された加速度と、前記入力された速度とに基づ
    いて、前記副座標系の前記主座標系に対する速度を算出
    する速度算出手段と、 前記算出された速度に基づいて前記副座標系の前記主座
    標系に対する変位を算出する変位算出手段と、 前記入力された位置と、前記算出された変位とに基づい
    て、前記副座標の前記主座標に対する位置を算出する位
    置算出手段と、 前記算出された位置に応答して、端末装置に表示される
    カーソルを移動させる信号を出力するカーソル移動信号
    出力手段とを具備することを特徴とする指示入力装置。
  3. 【請求項3】 副座標系の主座標系に対する姿勢、位
    置、速度と、常時加わっている加速度である常時加速度
    とを入力する初期化手段と、 前記副座標系の少なくとも一方向を中心とした回転速度
    を検知する回転速度検知手段と、 前記検知された回転速度に基づいて、前記副座標系の回
    転変位を算出する回転変位算出手段と、 前記算出された回転変位と、前記入力された姿勢とに基
    づいて、前記副座標系の前記主座標系に対する姿勢を算
    出する姿勢算出手段と、 前記副座標系の少なくとも一方向の加速度を検知する加
    速度検知手段と、 前記検知された回転速度に基づいて、常時加速度を算出
    する常時加速度算出手段と、 前記検知された加速度と、前記算出された常時加速度
    と、前記検知された回転速度とに基づいて、前記副座標
    系の前記主座標系に対する加速度を算出する相対加速度
    算出手段と、 前記算出された加速度と、前記入力された速度とに基づ
    いて、前記副座標系の前記主座標系に対する速度を算出
    する速度算出手段と、 前記算出された速度に基づいて前記副座標系の前記主座
    標系に対する変位を算出する変位算出手段と、 前記入力された位置と、前記算出された変位とに基づい
    て、前記副座標の前記主座標に対する位置を算出する位
    置算出手段と、 前記算出された位置に応答して、端末装置に表示される
    カーソルを移動させる信号を出力するカーソル移動信号
    出力手段とを具備することを特徴とする指示入力装置。
  4. 【請求項4】 主座標系の少なくとも一方向を中心とし
    た回転速度を検知する主座標系回転検知手段と、 前記検知された主座標系の回転速度に基づいて、前記主
    座標系の回転変位を算出する主座標系回転変位算出手段
    と、 前記算出された主座標系の回転変位に基づいて、前記主
    座標系の過去における姿勢に対する現在の姿勢を算出す
    る姿勢変位算出手段と、 前記主座標系の少なくとも一方向の加速度を検知する主
    座標系加速度検知手段と、 前記検知された主座標系の加速度と、前記算出された現
    在の姿勢とに基づいて、前記主座標系の加速度を算出す
    る主座標系加速度算出手段と、 前記算出された主座標系の加速度に基づいて、速度を算
    出する主座標系速度算出手段と、 前記算出された主座標系の速度に基づいて、変位を算出
    する変位算出手段と、 前記算出された主座標系の変位に基づいて、前記算出さ
    れた位置および前記算出された姿勢の少なくとも1つを
    補正する補正手段とをさらに具備することを特徴とする
    請求項1,2および3のいずれかに記載の指示入力装
    置。
JP5317003A 1993-12-16 1993-12-16 指示入力装置 Pending JPH07175583A (ja)

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