JPH07175501A - 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置 - Google Patents

電子制御システムにおけるデータバックアップ装置

Info

Publication number
JPH07175501A
JPH07175501A JP31861293A JP31861293A JPH07175501A JP H07175501 A JPH07175501 A JP H07175501A JP 31861293 A JP31861293 A JP 31861293A JP 31861293 A JP31861293 A JP 31861293A JP H07175501 A JPH07175501 A JP H07175501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
area
update
valid
areas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31861293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kondo
浩 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP31861293A priority Critical patent/JPH07175501A/ja
Priority to EP99124663A priority patent/EP1001323A3/en
Priority to DE69425118T priority patent/DE69425118T2/de
Priority to EP94120002A priority patent/EP0658830B1/en
Priority to US08/357,923 priority patent/US5668726A/en
Publication of JPH07175501A publication Critical patent/JPH07175501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御データの更新途中に電源が遮断されて
も、電源投入時には更新前及び更新後の制御データを混
在させることなく用いて電源投入時の制御を確実に行
う。 【構成】 電源遮断時にも記憶内容を保持するバックア
ップメモリは、RAM6に設けられている。CPU4
は、スロットルセンサ8等の異常を検出すると、バック
アップRAMのA,B領域のいずれかを有効とする領域
設定データと、データ更新途中であるか否かを示す更新
処理判定データとをバックアップRAMにセットすると
ともに、当該有効とされた領域に対してデータ更新を行
う。又、電源投入時において、CPU4は更新処理判定
データとして更新途中を示す値がセットされていれば、
その時の領域設定データから更新途中となった領域を判
別し、これとは異なる方の領域を新たに有効領域とす
る。そして、CPU4はダイアグチェッカー13のリク
エストに応じて有効領域のデータを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子制御システムにお
けるデータバックアップ装置に係り、例えば車載機器の
異常解析に必要な診断データを記憶保持する故障診断装
置に用いられるバックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のデータバックアップ装置は、従
来から、車載機器の異常解析に必要な診断データを記憶
保持して故障診断を実施する故障診断装置等に用いられ
ている。即ち、車両各部の診断データが、電源遮断時に
もその内容を保持するバックアップメモリに一定周期毎
に順次更新され、この更新されたデータを用いて異常の
診断が行われるようになっている(例えば、特開昭62
−142849号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の故障診
断装置では、バックアップメモリのデータ更新途中に電
源が遮断された場合、メモリ内容は更新前の診断データ
と更新後の診断データとが混在した状態になる。そし
て、電源投入時において、更新前と更新後のデータが混
在した状態のメモリ内容を故障診断に用いることで、故
障診断の精度が悪化するおそれが生じる。
【0004】要するに、この種の電子制御システムで
は、バックアップメモリに更新前の制御データと更新後
の制御データとが混在して記憶されていると、その制御
データの精度が著しく低下してしまい、同データをバッ
クアップメモリから読み出して用いることができないと
いう問題が生じていた。
【0005】本発明は上記の問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、制御データの更
新途中に電源が遮断されても、電源投入時には更新前及
び更新後の制御データを混在させることなく用いて電源
投入時の制御を確実に行うことができる電子制御システ
ムにおけるデータバックアップ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、図10に示すように、電源遮断時に
も記憶データを保持するバックアップメモリM1を備
え、該バックアップメモリM1の第1及び第2の記憶領
域に電子制御システムの制御データを記憶するようにし
たデータバックアップ装置であって、前記第1,第2の
記憶領域をデータ更新毎に交互に有効領域とし、該有効
領域として指定された記憶領域を示す領域設定データを
前記バックアップメモリM1の第3の記憶領域に記憶す
る有効領域設定手段M2と、前記有効領域設定手段M2
による領域設定データに基づいて有効領域を選択し、該
有効領域としての記憶領域の制御データを順次更新する
データ更新手段M3と、前記データ更新手段M3による
データの更新途中である旨を判定する更新処理判定手段
M4と、前記更新処理判定手段M4によりデータの更新
途中である旨が判定されていない場合、前記第1,第2
の記憶領域のうちその時の領域設定データにより有効と
されている方の記憶領域の制御データを読み出し、前記
更新処理判定手段M4によりデータの更新途中が判定さ
れている場合、前記第1,第2の記憶領域のうちその時
の領域設定データにより有効とされていない方の記憶領
域の制御データを読み出すデータ読出手段M5とを備え
たことを要旨とするものである。
【0007】又、第2の発明は、図11に示すように、
電源遮断時にも記憶データを保持するバックアップメモ
リM11を備え、該バックアップメモリM11の第1及
び第2の記憶領域に電子制御システムの制御データを記
憶するようにしたデータバックアップ装置であって、前
記第1,第2の記憶領域をデータ更新毎に交互に有効領
域とし、該有効領域として指定された記憶領域を示す領
域設定データを前記バックアップメモリM11の第3の
記憶領域に記憶する有効領域設定手段M12と、前記有
効領域設定手段M12による領域設定データに基づいて
有効領域を選択し、該有効領域としての記憶領域の制御
データを順次更新するデータ更新手段M13と、前記デ
ータ更新手段M13によるデータの更新開始から終了ま
での期間において、データ更新途中である旨を示す更新
処理判定データを前記バックアップメモリM11の第4
の記憶領域にセットする更新処理判定手段M14と、電
源投入時、前記更新処理判定手段M14による更新処理
判定データがセット状態の場合、前記第3の記憶領域に
記憶されている領域設定データを前記第1,第2の記憶
領域のうちその時点で有効とされていない方の記憶領域
に切り換える有効領域切換手段M15と、前記第3の記
憶領域に記憶されている領域設定データに基づく記憶領
域の制御データを読み出すデータ読出手段M16とを備
えたことを要旨とするものである。
【0008】
【作用】図10に示す第1の発明において、有効領域設
定手段M2は、バックアップメモリM1の第1,第2の
記憶領域をデータ更新毎に交互に有効領域とし、該有効
領域として指定された記憶領域を示す領域設定データを
バックアップメモリM1の第3の記憶領域に記憶する。
データ更新手段M3は、有効領域設定手段M2による領
域設定データに基づいて有効領域を選択し、該有効領域
としての記憶領域の制御データを順次更新する。更新処
理判定手段M4は、データ更新手段M3によるデータの
更新途中である旨を判定する。
【0009】データ読出手段M5は、更新処理判定手段
M4によりデータの更新途中である旨が判定されていな
い場合、第1,第2の記憶領域のうちその時の領域設定
データにより有効とされている方の記憶領域の制御デー
タを読み出す。又、同データ読出手段M5は、更新処理
判定手段M4によりデータの更新途中が判定されている
場合、第1,第2の記憶領域のうちその時の領域設定デ
ータにより有効とされていない方の記憶領域の制御デー
タを読み出す。
【0010】要するに、データ更新手段M3によるデー
タ更新時には、更新の対象となる記憶領域がいずれの領
域であるかという情報(領域設定データ)がバックアッ
プデータとして保持されるとともに、更新途中である旨
が常に判定される。従って、制御データの更新途中に制
御システムへの電源供給が遮断された場合には、不用意
な電源遮断があったことが容易に確認されるとともに、
更新途中となった領域が容易に確認される。その結果、
有効領域に設定されている記憶領域では更新前の制御デ
ータと更新後の制御データとが混在するが、この混在デ
ータではなく更新が完了している状態の記憶領域の制御
データが読み出され、制御への支障が回避される。又、
制御データは、最新のデータ更新処理にて更新が完了し
ている記憶領域から直接読み出されるため、処理の迅速
化も実現される。
【0011】一方、図11に示す第2の発明において、
有効領域設定手段M12は、バックアップメモリM11
の第1,第2の記憶領域をデータ更新毎に交互に有効領
域とし、該有効領域として指定された記憶領域を示す領
域設定データをバックアップメモリM11の第3の記憶
領域に記憶する。データ更新手段M13は、有効領域設
定手段M12による領域設定データに基づいて有効領域
を選択し、該有効領域としての記憶領域の制御データを
順次更新する。更新処理判定手段M14は、データ更新
手段M13によるデータの更新開始から終了までの期間
において、データ更新途中である旨を示す更新処理判定
データをバックアップメモリM11の第4の記憶領域に
セットする。
【0012】有効領域切換手段M15は、電源投入時、
更新処理判定手段M14による更新処理判定データがセ
ット状態の場合、第3の記憶領域に記憶されている領域
設定データを第1,第2の記憶領域のうちその時点で有
効とされていない方の記憶領域に切り換える。データ読
出手段M16は、第3の記憶領域に記憶されている領域
設定データに基づく記憶領域の制御データを読み出す。
【0013】要するに、データ更新手段M13によるデ
ータ更新時には、更新の対象となる記憶領域がいずれの
領域であるかという情報(領域設定データ)と、更新途
中であることを示す情報(更新処理判定データ)とがバ
ックアップメモリに記憶保持されている。従って、制御
データの更新途中に制御システムへの電源供給が遮断さ
れた場合には、バックアップメモリの更新処理判定デー
タのセット状態によって不用意な電源遮断があったこと
が容易に確認されるとともに、領域設定データによって
更新途中となった領域が容易に確認される。そして、有
効領域切換手段M15による有効設定データの切換処理
によって、第1,第2のいずれかの記憶領域からの読出
データは、確実に更新の完了した状態の制御データとな
り、上述した第1の発明と同様に制御への支障が回避さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の電子制御システムにおけるデ
ータバックアップ装置を車両用の故障診断装置に具体化
した一実施例について図面に従って説明する。
【0015】図1には、本実施例における故障診断装置
の電気的構成を示す。制御ユニット1はCPU(中央処
理装置)4、ROM(リードオンリメモリ)5、RAM
(ランダムアクセスメモリ)6、入出力(I/O)回路
7等により構成されている。CPU4、ROM5、RA
M6、I/O回路7にはイグニションスイッチ2を経て
バッテリ3より電源が供給されている。RAM6の一部
にはバッテリ3より直接電源が供給されており、イグニ
ションスイッチ2による電源遮断時にも記憶内容が保持
されるバックアップRAMとなっている。
【0016】I/O回路7にはスロットルセンサ8、エ
アフローメータ9、クランク角センサ10、水温センサ
11等の車両各部に設けたセンサからのセンサ信号が入
力される。CPU4はROM5内の制御プログラムを用
いて前記各センサ信号に応じた燃料噴射量を算出し、こ
の燃料噴射量に応じた出力信号をI/O回路7を介して
燃料噴射弁12に出力する。なお、これら各センサ信号
によってエンジンの運転状態(エンジン回転数NE,吸
入空気量GN等)が求められ、異常検出時には同データ
が診断データとしてバックアップRAMに書き込まれる
ようになっている。
【0017】又、本故障診断装置において、I/O回路
7の図示しない接続ポートにはダイアグチェッカー13
が接続されるようになっている。そして、ダイアグチェ
ッカー13がI/O回路7に接続されると、同ダイアグ
チェッカー13は制御ユニット1に対して診断データ等
の出力をリクエストし、RAM6のバックアップRAM
内に書き込まれている各種診断データ(エンジン回転数
NE,吸入空気量GN,故障コード等)を読み出して異
常診断を実施する。
【0018】一方、図2にはバックアップRAMの記憶
領域の構成を示す。バックアップRAMは1語長16ビ
ットにて構成され、同図に示す如くn番地から(n+4
+α+α)番地において領域201〜210を有してい
る。なお、このバックアップRAMは、更新処理判定デ
ータ及び領域設定データの記憶領域をなすn番地と、
(n+1)〜(n+2+α)番地のA領域と、(n+3
+α)〜(n+4+α+α)番地のB領域とに大別され
ている。A,B領域は、共に各種診断データをアクセス
する領域として構成されている。
【0019】具体的に説明すると、n番地の領域201
には、当該バックアップRAMのデータ更新途中である
か否かを判定するための更新処理判定データが記憶され
る。即ち、初期状態又はバックアップRAMのデータ更
新期間外であれば、領域201に更新処理判定データと
して更新完了を示す値「A5H」がセットされ、更新期
間内であれば、同領域201に前記の「A5H」とは異
なる所定の値「5AH」がセットされるようになってい
る。
【0020】又、同じくn番地の領域202には、バッ
クアップRAMのA,B領域のいずれの領域が有効領域
であるかを示す領域設定データが記憶される。ここで、
有効領域とはデータの更新処理や読み出し処理の対象と
なる記憶領域を指している。そして、A領域が有効領域
であれば、領域202に領域設定データとして「A5
H」がセットされ、B領域が有効領域であれば、同領域
202に「5AH」がセットされるようになっている。
【0021】A領域において、(n+1)番地の領域2
03には異常判定フラグAが記憶される。本実施例で
は、領域203の15ビット目の位置にスロットルセン
サ異常フラグAがセットされ、14ビット目の位置に水
温センサ異常フラグAがセットされるようになってい
る。さらに、(n+2+0)〜(n+2+α)番地の領
域204〜206には、診断データ0A,1A,・・・
αAとしてエンジン回転数NE,吸入空気量GN,故障
コード等が記憶される。
【0022】B領域において、(n+3+α)番地の領
域207には異常判定フラグBが記憶される。本実施例
では、領域207の15ビット目の位置にスロットルセ
ンサ異常フラグBがセットされ、14ビット目の位置に
水温センサ異常フラグBがセットされるようになってい
る。さらに、(n+4+α+0)〜(n+4+α+α)
番地の領域208〜210には、診断データ0B,1
B,・・・αBとしてエンジン回転数NE,吸入空気量
GN,故障コード等が記憶される。A領域の領域203
〜206に記憶されるデータと、B領域の領域207〜
210に記憶されるデータとは、領域202の領域設定
データに応じて選択的に使用されるようになっている。
【0023】なお、本実施例では、CPU4により有効
領域設定手段、データ更新手段、更新処理判定手段、デ
ータ読出手段及び有効領域切換手段が構成されている。
又、バックアップRAMによりバックアップメモリが構
成されており、同バックアップRAMのA領域(領域2
03〜206)が第1の記憶領域に、B領域(領域20
7〜210)が第2の記憶領域に、領域202が第3の
記憶領域に、領域201が第4の記憶領域に、それぞれ
相当している。
【0024】次に、本実施例における故障診断装置の作
用について、図3〜図9を用いて説明する。なお、図
3,図4のフローチャートは、各々スロットルセンサ
8,水温センサ11の異常時における処理ルーチンを示
している。図5,図6のフローチャートは前記図3,図
4のサブルーチンを示しており、図5はバックアップR
AM書き換え開始処理ルーチン,図6はバックアップR
AM書き換え完了処理ルーチンである。又、図7のタイ
ムチャートは、図4の所定ステップ区間におけるバック
アップRAMのデータ書き換え動作を示している。さら
に、図8のフローチャートは電源投入時における有効領
域切換の処理ルーチンを、図9のフローチャートはダイ
アグチェッカー13へのデータ出力ルーチンを示してい
る。図3,図4,図9の各ルーチンは所定周期毎(本実
施例では、8.2msec毎)にCPU4によって順次
実行され、図8のルーチンは電源投入時に1回だけCP
U4によって実行されるようになっている。
【0025】ここで、各ルーチンの処理を略述する。図
3,図4のルーチンでは、8.2msec毎にスロット
ルセンサ8又は水温センサ11の異常検出が行われ、当
該異常検出時にバックアップRAMの諸データの書き換
えが行われる。つまり、図3,図4のルーチンによっ
て、スロットルセンサ8又は水温センサ11の異常に関
するデータがバックアップRAMのA領域又はB領域に
記憶される。又、図8のルーチンでは、バックアップR
AMに記憶保持されている更新処理判定データ及び領域
設定データに基づいて、電源投入時における有効領域の
切換処理が行われる。この際、前回の更新途中に電源が
遮断されたのであれば、その時点での有効領域とは異な
る方の領域、即ち更新が完了している方の領域が有効領
域として新たに設定される。さらに、図9のルーチンで
は、バックアップRAMのデータがダイアグチェッカー
13に読み出され異常解析が行われる。
【0026】以下、上記各ルーチンの制御内容ついて図
3から順に詳細に説明する。さて、図3のルーチンがス
タートすると、CPU4は、先ずステップ(以下、Sと
する)301,S302でスロットルセンサ8の出力信
号(以下、HA信号とする)が0.1V〜4.9Vの範
囲にあるか否かを判別する。そして、HA信号がこの範
囲内にあれば、CPU4はスロットルセンサ8が正常に
機能していると判別しS316に移行する。CPU4
は、S316でHA異常継続カウンタをクリアした後、
本ルーチンを終了する。ここで、HA異常継続カウンタ
はクロック信号にてカウントされるようになっている。
【0027】一方、HA信号が0.1V〜4.9Vの範
囲外であれば、CPU4はS303に移行してHA異常
継続カウンタの値が所定値(本実施例では、500ms
に対応する値)以上になっているか否かを判別する。そ
して、S303が肯定判別されれば、CPU4はスロッ
トルセンサ8に異常が生じた(HA異常)と判断してS
304に移行する。CPU4はS304でHA異常が第
1回目であるか否かを判別する。この場合、当初(HA
異常の判定1回目)はS305に移行し、HA異常の判
定2回目以降はそのままルーチンを終了する。
【0028】CPU4は、S305で図5のバックアッ
プRAM書き換え開始処理ルーチンをコールする。図5
のサブルーチンにおいて、CPU4はS501で、領域
202の領域設定データがA領域を有効とする値「A5
H」であるか否かを判別する。そして、領域設定データ
=「A5H」であれば、CPU4はS502に移行す
る。CPU4は、S502で領域201,202の更新
処理判定データ・領域設定データとして「5A・5A
H」を書き込んだ後、本ルーチンを終了する。ここで、
更新処理判定データとしての「5AH」はバックアップ
RAMのデータ更新中であることを示し、領域設定デー
タとしての「5AH」はB領域(図2の領域207〜2
10)が有効領域として設定されたことを示している。
なお、S501以前には、領域201の更新処理判定デ
ータとして、初期値又は更新完了を示す値「A5H」が
セットされている。
【0029】一方、S501で領域設定データ≠「A5
H」であれば、CPU4はS503に移行する。CPU
4は、S503で領域201,202の更新処理判定デ
ータ・領域設定データとして「5A・A5H」を書き込
んだ後、本ルーチンを終了する。ここで、更新処理判定
データとしての「5AH」は前述同様にバックアップR
AMのデータ更新中であることを示し、領域設定データ
としての「A5H」はA領域(図2の領域203〜20
6)が有効領域として設定されたことを示している。
【0030】その後、CPU4は、図3のS306で領
域202の領域設定データがA領域を有効とする値「A
5H」であるか否かを判別する。そして、前記図5にて
領域設定データとして「A5H」がセットされていれば
S306が肯定判別され、CPU4はS307〜310
でA領域に対するデータの更新を行う。又、図5にて領
域設定データとして「5AH」がセットされていればS
306が否定判別され、CPU4はS311〜314で
B領域に対するデータの更新を行う。
【0031】詳しくは、領域設定データ=「A5H」の
場合、CPU4はS307で領域203のHA異常フラ
グAを「1」にセットする。より具体的には、領域20
7の異常判定フラグBとHA異常ビットとの論理和をと
った値をセットする。このHA異常フラグAはHA異常
の発生に伴いセット状態に保持される。又、CPU4
は、S308,309,・・・310で当該HA異常の
解析に有用な診断データ0A,1A,・・・αAとして
その時のエンジンの運転状態に応じたエンジン回転数N
E,吸入空気量GN等や、異常の種類により定められた
故障コード(HA異常の場合には、01H)を求め、バ
ックアップRAMの領域204〜206に順次ストアす
る。
【0032】又、S306で領域設定データ≠「A5
H」の場合、CPU4はS311で領域207のHA異
常フラグBを「1」にセットする。より具体的には、領
域203の異常判定フラグAとHA異常ビットとの論理
和をとった値をセットする。又、CPU4は、S31
2,313,・・・314で該当HA異常の解析に有用
な診断データ0B,1B,・・・αBを求め、バックア
ップRAMの領域208〜210に順次ストアする。
【0033】最後に、CPU4は、S315で図6のバ
ックアップRAM書き換え完了処理ルーチンをコール
し、本ルーチンを終了する。図6のサブルーチンにおい
て、CPU4はS601で、前記領域201の更新処理
判定データとして更新完了を示す値「A5H」を書き込
む。
【0034】以上のように、HA異常が検出された場
合、S305(図5のS502及びS503)〜S31
5(図6のS601)までの期間において、バックアッ
プRAMの領域201の更新処理判定データとして更新
途中である旨を示す値「5AH」がセットされる。又、
同期間において、データ更新の対象となる有効領域を示
す領域設定データがバックアップRAMの領域202に
セットされる。即ち、図3のルーチンによれば、データ
更新時に、更新の対象となる領域がA,B領域のいずれ
であるかという情報(領域設定データ)と、データ更新
の処理中であることを示す情報(更新処理判定データ)
とがバックアップメモリに記憶保持されることになる。
【0035】次に、図4の水温センサ11の異常時処理
ルーチンについて説明する。図4において、CPU4は
S401,S402で、水温センサ11の出力信号(以
下、TW信号という)が0.1V〜4.9Vの範囲にあ
るか否かを判別する。そして、TW信号がこの範囲内に
あれば、CPU4は水温センサ11が正常に機能してい
ると判別しS416に移行する。CPU4は、S416
でTW異常継続カウンタをクリアした後、本ルーチンを
終了する。
【0036】一方、TW信号が0.1V〜4.9Vの範
囲外であれば、CPU4はS403に移行してTW異常
継続カウンタの値が所定値(本実施例では、500ms
に対応する値)以上になっているか否かを判別する。そ
して、S403が肯定判別されれば、CPU4は水温セ
ンサ11に異常が生じた(TW異常)と判断してS40
4に移行する。CPU4はS404でTW異常が第1回
目であるか否かを判別する。この場合、当初(TW異常
の判定1回目)はS405に移行し、TW異常の判定2
回目以降はルーチンを終了する。
【0037】CPU4は、S405で前述の図5のバッ
クアップRAM書き換え開始処理ルーチンをコールす
る。図5のサブルーチンにおいて、CPU4はS501
〜503で、前述したように更新処理判定データと領域
設定データとをバックアップRAMにセットする。
【0038】その後、図4のS406で領域設定データ
=「A5H」であれば、CPU4はS407〜410で
A領域の諸データを更新する。即ち、CPU4はS40
7で領域203のTW異常フラグAを「1」にセットす
る。詳しくは、領域207の異常判定フラグBとTW異
常ビットとの論理和をとった値をセットする。又、CP
U4はS408,409,・・・410で、当該TW異
常の解析に有用な診断データ0A,1A,・・・αAと
して現時点でのエンジン回転数NE,吸入空気量GN,
故障コード(TW異常の場合には、02H)等を求め、
領域204〜206に順次ストアする。
【0039】又、S406で領域設定データ≠「A5
H」であれば、CPU4はS411〜414でB領域の
諸データを更新する。即ち、CPU4はS411で領域
207のTW異常フラグBを「1」にセットする。詳し
くは、領域203の異常判定フラグAとTW異常ビット
との論理和をとった値をセットする。又、CPU4はS
412,413,・・・414で、診断データ0B,1
B,・・・αBとして現時点でのエンジン回転数NE,
吸入空気量GN,故障コード等を求め、領域208〜2
10に順次ストアする。
【0040】最後に、CPU4は、S415で前述の図
6のサブルーチンをコールし、領域201の更新処理判
定データとして更新完了を示す値「A5H」を書き込ん
だ後、本ルーチンを終了する。
【0041】ここで、上記図4のS405(図5のS5
01)〜S415(図6のS601)の処理時における
実際のバックアップRAMのデータ書き換え及び有効領
域の切り換え動作について、図7のタイムチャートを用
いて説明する。なお、図7の時間t1〜t3はデータの
更新期間を示している。又、この図7では、時間t1以
前に前回の図3のルーチンによってHA異常が検出され
るとともに、バックアップRAMのA領域が有効領域と
して選択されているものとする。
【0042】つまり、図7において、時間t1以前には
A領域(領域203〜206)にHA異常フラグA及び
診断データ0A,1A,・・・αAが記憶されている
(HA異常フラグA=「1」,NE=1000rpm,
GN=1.0g/rev,故障コード=01Hとしてい
る)。
【0043】又、時間t1では、領域201の更新処理
判定データとしてデータ更新中を示す値「5AH」が書
き込まれ、領域202の領域設定データとしてB領域を
有効とする値「5AH」が書き込まれる(S502の処
理)。
【0044】時間t2〜t3では、有効領域として選択
されたB領域(領域207〜210)に対してTW異常
に関する各種データの更新が行われる(S411〜41
4の処理)。なお、図7では、領域207の15ビット
目の位置にHA異常フラグB=「1」がセットされ、1
4ビット目の位置にTW異常フラグB=「1」がセット
される。又、領域208〜210のTW異常解析用の診
断データ0B,1B,・・・αBとしてNE=2000
rpm,GN=1.5g/rev,故障コード=02H
が書き込まれる。その後、時間t3では、領域201の
更新処理判定データとしてデータの更新完了を示す値
「A5H」が書き込まれる。
【0045】即ち、同図7のデータ更新期間(時間t1
〜t3の期間)では、領域201に更新途中を示すデー
タ(更新処理判定データ=「5AH」)がセットされ、
領域202にB領域を有効とするデータ(領域設定デー
タ=「5AH」)がセットされる。又、上記期間のステ
ップ411〜416のデータ更新途中では、A領域(領
域203〜206)のデータは全てが更新完了の状態で
あるのに対し、B領域(領域207〜210)のデータ
は一部のみが更新完了の状態となる。
【0046】次には、電源投入時における有効領域の切
換処理ルーチンについて、図8に従い説明する。さて、
電源投入(イグニションスイッチ:オン)に伴い図8の
ルーチンがスタートし、CPU4は、先ずS801で領
域201に記憶されている更新処理判定データが更新完
了を示す値「A5H」であるか否かを判別する。更新処
理判定データ=「A5H」であれば、CPU4は、バッ
クアップRAMのデータ更新が正常に終了したか、又は
バックアップRAMに対する書き込みがなかったものと
判断し、本ルーチンを終了する。
【0047】又、S801にて更新処理判定データ≠
「A5H」であれば、CPU4はバックアップRAMの
データ更新途中に電源が遮断されたと判断し、S802
以降の処理を実行する。即ち、CPU4はS802で、
領域202に記憶されている領域設定データがA領域を
有効とする値「A5H」であるか否かを判別する。そし
て、領域設定データ=「A5H」であれば、CPU4は
S803に移行する。CPU4はS803で、領域20
1,202の更新処理判定データ・領域設定データとし
て「A5・5AH」を書き込んた後、本ルーチンを終了
する。即ち、更新処理判定データが更新完了を示す値
「A5H」にリセットされるとともに、領域設定データ
がB領域(領域207〜210)を有効とする値「5A
H」に設定される。
【0048】一方、S802で領域設定データ≠「A5
H」であれば、CPU4はS804に移行する。CPU
4はS804で、領域201,202の更新処理判定デ
ータ・領域設定データとして「A5・A5H」を書き込
んだ後、本ルーチンを終了する。即ち、更新処理判定デ
ータが前述同様の値「A5H」にリセットされ、領域設
定データがA領域(領域203〜206)を有効とする
値「A5H」に設定される。
【0049】ここで、この図8のルーチンの動作につい
て、図7の時間ta(S412直後)に電源が遮断され
た場合を例にして説明する。即ち、図7の時間taでは
B領域(領域207〜210)に対するデータ更新途中
となっており、領域208の診断データ0Bには今回の
TW異常に関するデータが記憶され、領域209,21
0の診断データ1B,・・・αBには更新前のデータが
記憶されている。そのため、この時間taで電源が遮断
されると、B領域で更新前及び更新後のデータが混在す
るという事態が生じる。しかし、図8のルーチンによれ
ば、次回の電源投入時に領域設定データがA領域を有効
とする値「A5H」に書き換えられるため、A領域が新
たに有効領域として選択され、更新前及び更新後のデー
タが混在する情報が不用意に読み出されるおそれはな
い。
【0050】そして、図8のルーチン実施後、図9のル
ーチンがスタートし、機器異常に関するバックアップR
AM内の各種データがダイアグチェッカー13に出力さ
れる。
【0051】図9のルーチンにおいて、CPU4は、S
901でダイアグチェッカー13よりデータ出力リクエ
ストがあったか否かを確認する。リクエストがあった場
合、CPU4は、S902で領域設定データがA領域を
有効とする値「A5H」であるか否かを判別する。そし
て、領域設定データ=「A5H」であれば、CPU4は
S903,904にてA領域に記憶されているデータ、
即ち異常判定フラグA,診断データ0A,1A,・・・
αAをI/O回路7を介してダイアグチェッカー13に
出力する。又、領域設定データ≠「A5H」であれば、
CPU4はS905,906にてB領域に記憶されてい
るデータ、即ち異常判定フラグB,診断データ0B,1
B,・・・αBをI/O回路7を介してダイアグチェッ
カー13に出力する。
【0052】以上詳述したように、本実施例の故障診断
装置では、RAM6にバックアップRAMを設け、同バ
ックアップRAMに2つの記憶領域(A,B領域)を設
定した。そして、スロットルセンサ8又は水温センサ1
1の異常が検出された場合、A,B領域のいずれかを有
効とする領域設定データをバックアップRAMの領域2
02にセットするとともに、データ更新途中を示す更新
処理判定データをバックアップRAMの領域201にセ
ットするようにした(図5のS502,503)。そし
て、当該有効とされた領域に対してデータ更新を行うよ
うにした(図3のS307〜314,図4のS407〜
414)。さらに、電源投入時において、前記更新処理
判定データとして更新途中を示す値がセットされていれ
ば、その時の領域設定データから更新途中となった領域
を判別し、これとは異なる方の領域を新たに有効領域と
するようにした(図8のS801〜804)。
【0053】要するに、データ更新時には、更新の対象
となる記憶領域がいずれの領域であるかという情報(領
域設定データ)と、更新途中であることを示す情報(更
新処理判定データ)とがバックアップメモリに記憶保持
される。従って、制御データの更新途中に制御システム
への電源供給が遮断された場合には、バックアップメモ
リの領域設定データと更新処理判定データとによって不
用意な電源遮断や更新途中の対象領域の確認を容易に行
うことができる。又、同電源遮断時には、電源投入時に
領域設定データの切換処理が行われる。
【0054】その結果、バックアップRAM内の診断デ
ータ等を用いる際において、事前に有効領域に設定され
ている記憶領域で更新前の制御データと更新後の制御デ
ータとが混在していても、この混在データではなく更新
が完了している状態の記憶領域の制御データが読み出さ
れ、制御への支障が回避される。即ち、従来のように更
新途中のデータを用いることにより異常診断の精度を悪
化させるおそれはなく、常に高精度の異常診断を行うこ
とができる。
【0055】又、本実施例では、更新が完了している記
憶領域から直接、診断データを読み出すため、診断デー
タを読み出すための時間が短時間に抑えられ、処理の迅
速化を実現することができる。
【0056】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次に示す様態にて具体化することができ
る。上記実施例の故障診断装置では、スロットルセンサ
8及び水温センサ11に関する異常を検出したが、他の
センサや機器の異常を検出する構成とすることもでき
る。この場合、図3,図4のルーチンに相当するルーチ
ンを新たに設定し、バックアップRAMの記憶領域に該
当する領域を設ければよい。
【0057】上記実施例では、本発明を車両用の故障診
断装置に具体化したが、他の電子制御システムに具体化
してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、制御データ
の更新途中に電源が遮断されても、更新前及び更新後の
制御データを混在させることなく記憶保持することがで
き、当該制御データを用いることにより電源投入時の制
御を確実に行うことができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における故障診断装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】バックアップRAMの記憶領域を示す構成図で
ある。
【図3】スロットルセンサ異常時の処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【図4】水温センサ異常時の処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図5】図3,図4のサブルーチンであって、バックア
ップRAM書き換え開始処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図6】図3,図4のサブルーチンであって、バックア
ップRAM書き換え完了処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図7】バックアップRAMのデータ書き換え動作を示
すタイムチャートである。
【図8】電源投入時における有効領域切換の処理を示す
フローチャートである。
【図9】ダイアグチェッカーに異常解析に関するデータ
を出力するルーチンを示すフローチャートである。
【図10】第1の発明に対応したブロック図である。
【図11】第2の発明に対応したブロック図である。
【符号の説明】
4…有効領域設定手段,データ更新手段,更新処理判定
手段,データ読出手段,有効領域切換手段としてのCP
U、6…バックアップRAMを備えたRAM。
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源遮断時にも記憶データを保持するバ
    ックアップメモリを備え、該バックアップメモリの第1
    及び第2の記憶領域に電子制御システムの制御データを
    記憶するようにしたデータバックアップ装置であって、 前記第1,第2の記憶領域をデータ更新毎に交互に有効
    領域とし、該有効領域として指定された記憶領域を示す
    領域設定データを前記バックアップメモリの第3の記憶
    領域に記憶する有効領域設定手段と、 前記有効領域設定手段による領域設定データに基づいて
    有効領域を選択し、該有効領域としての記憶領域の制御
    データを順次更新するデータ更新手段と、 前記データ更新手段によるデータの更新途中である旨を
    判定する更新処理判定手段と、 前記更新処理判定手段によりデータの更新途中である旨
    が判定されていない場合、前記第1,第2の記憶領域の
    うちその時の領域設定データにより有効とされている方
    の記憶領域の制御データを読み出し、前記更新処理判定
    手段によりデータの更新途中が判定されている場合、前
    記第1,第2の記憶領域のうちその時の領域設定データ
    により有効とされていない方の記憶領域の制御データを
    読み出すデータ読出手段とを備えた電子制御システムに
    おけるデータバックアップ装置。
  2. 【請求項2】 電源遮断時にも記憶データを保持するバ
    ックアップメモリを備え、該バックアップメモリの第1
    及び第2の記憶領域に電子制御システムの制御データを
    記憶するようにしたデータバックアップ装置であって、 前記第1,第2の記憶領域をデータ更新毎に交互に有効
    領域とし、該有効領域として指定された記憶領域を示す
    領域設定データを前記バックアップメモリの第3の記憶
    領域に記憶する有効領域設定手段と、 前記有効領域設定手段による領域設定データに基づいて
    有効領域を選択し、該有効領域としての記憶領域の制御
    データを順次更新するデータ更新手段と、 前記データ更新手段によるデータの更新開始から終了ま
    での期間において、データ更新途中である旨を示す更新
    処理判定データを前記バックアップメモリの第4の記憶
    領域にセットする更新処理判定手段と、 電源投入時、前記更新処理判定手段による更新処理判定
    データがセット状態の場合、前記第3の記憶領域に記憶
    されている領域設定データを前記第1,第2の記憶領域
    のうちその時点で有効とされていない方の記憶領域に切
    り換える有効領域切換手段と、 前記第3の記憶領域に記憶されている領域設定データに
    基づく記憶領域の制御データを読み出すデータ読出手段
    とを備えた電子制御システムにおけるデータバックアッ
    プ装置。
JP31861293A 1993-12-17 1993-12-17 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置 Pending JPH07175501A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31861293A JPH07175501A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置
EP99124663A EP1001323A3 (en) 1993-12-17 1994-12-16 Data backup apparatus utilized in an electronic control system and data backup method performed in the data backup apparatus
DE69425118T DE69425118T2 (de) 1993-12-17 1994-12-16 Datensicherungsvorrichtung für ein elektronisches Steuerungssystem und Datensicherungsverfahren zur Anwendung in der Datensicherungsvorrichtung
EP94120002A EP0658830B1 (en) 1993-12-17 1994-12-16 Data backup apparatus utilized in an electronic control system and data backup method performed in the data backup apparatus
US08/357,923 US5668726A (en) 1993-12-17 1994-12-16 Data backup apparatus utilized in an electronic control system and data backup method performed in the data backup apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31861293A JPH07175501A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07175501A true JPH07175501A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18101085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31861293A Pending JPH07175501A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07175501A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340326B2 (en) 2003-05-20 2008-03-04 Bosch Corporation Recovery control method for vehicle control system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340326B2 (en) 2003-05-20 2008-03-04 Bosch Corporation Recovery control method for vehicle control system
CN100454263C (zh) * 2003-05-20 2009-01-21 博世株式会社 车辆控制系统恢复控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4402057A (en) Method of and apparatus for ensuring correct operation of a microcomputer in the event of power outage
JP3505760B2 (ja) 車両の自己診断装置
US4532593A (en) Electronic control method and apparatus for internal combustion engine
EP0658830B1 (en) Data backup apparatus utilized in an electronic control system and data backup method performed in the data backup apparatus
US20030163664A1 (en) Method and apparatus for updating a distributed program
JPH09160766A (ja) 電子制御装置
US9008898B2 (en) In-vehicle electronic control unit, diagnosis tool and diagnosis system
US8190321B2 (en) Electronic control unit with permission switching
JP2000045858A (ja) 電子制御装置及び不揮発性メモリの書換回数記憶方法
US5465613A (en) Self-diagnosing apparatus for motor vehicles
JPH07175501A (ja) 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置
JP2004164601A (ja) 電子制御装置
JP2502968B2 (ja) 車両用制御装置
JPH07262099A (ja) 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置及びデータバックアップ方法
JPH11141391A (ja) 自動車用制御装置
JP3438270B2 (ja) 電子制御システムにおけるデータバックアップ装置及び車両用故障診断装置
JPWO2011077519A1 (ja) 情報管理装置、及び情報管理方法
US6839622B2 (en) Vehicle control system
US20060123205A1 (en) Control data storage apparatus and process
JP2000257502A (ja) 自動車用電子制御装置
JPH07218391A (ja) 車両用診断装置
JP3003543B2 (ja) 電子式走行距離計
JPH11232181A (ja) バッテリバックアップramの異常検出装置
JPH08147224A (ja) メモリバックアップ装置
JP2003196163A (ja) 電子制御装置