JPH07175380A - 消色装置 - Google Patents

消色装置

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Publication number
JPH07175380A
JPH07175380A JP5318555A JP31855593A JPH07175380A JP H07175380 A JPH07175380 A JP H07175380A JP 5318555 A JP5318555 A JP 5318555A JP 31855593 A JP31855593 A JP 31855593A JP H07175380 A JPH07175380 A JP H07175380A
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JP
Japan
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heating
heating roller
toner
light source
roller
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Pending
Application number
JP5318555A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Honda
祐一 本多
Masaaki Kaneda
真明 金田
Katsumi Murofushi
克己 室伏
Kiichi Hosoda
喜一 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd, Showa Denko KK filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光化学的に消色可能なトナーを効率良くかつ
確実に消色することができ、消色時間が短く、しかも軽
量かつコンパクトな消色装置を提供する。 【構成】 消色装置1は、ガラスなどの透光性材料から
なる円筒状の加熱ローラ10と、搬入口26から搬入さ
れるシート体を加熱ローラ10に対して押圧するための
押圧ローラ30と、シート体上のトナーを消色する近赤
外線などの光を放射し、かつ熱を発生するための光源1
1と、加熱ローラ10の上方に設けられた反射鏡22な
どで構成される。加熱ローラ10の外表面近傍に温度セ
ンサ40が設けられ、その出力は制御回路41に入力さ
れ、一方、加熱ローラ10の内部に送風するための送風
ファン42が設置され、加熱ローラ10を冷却してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート体の上に定着さ
れた光化学的に消色可能なトナーを消色するための消色
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地球資源の保護のために、使用済
みの紙類やプラスチック類の再利用や再生利用が見直さ
れているが、記録された文書の再利用については、外部
の再生業者に依頼することが一部行われているが、その
大部分は焼却処分や破砕処分されているのが実状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、記録媒体の形状を保ちながら該記録媒体の上
に定着されたインクやトナーの色を消すことによって、
無地の記録媒体として再生することができるトナーが、
特願平3−277725号において提案されている。こ
のようなトナーを用いて静電複写を行った場合、複写用
紙などをシート体に記録された画像、印字などの記録像
に対して、近赤外線を照射することによって記録像を消
去することが可能となるため、記録媒体の再利用を簡単
に行うことができる。
【0004】しかしながら、従来は光化学的に消色可能
なトナーを効率良くかつ迅速に消色することが可能な消
色装置が未だ開発されていないという課題がある。
【0005】本発明の目的は、光化学的に消色可能なト
ナーを効率良く消色することができ、1枚当りの消色時
間が短く、しかも軽量かつコンパクトな消色装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート体の上
に定着された光化学的に消色可能なトナーを、少なくと
も当該トナーの結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱す
るための加熱手段と、前記トナーに近赤外線を照射する
ための光源とを備える消色装置において、前記加熱手段
が、透光性材料からなる円筒状の加熱ローラであって、
前記光源が前記加熱ローラの内部に配置され、前記加熱
ローラの外表面近傍に温度検知手段が設けられ、前記加
熱ローラの内部に冷却用気体を送風する送風手段が設置
され、かつ前記温度検知手段の出力に基づいて送風量を
調節することを特徴とする消色装置である。
【0007】また本発明は、シート体の上に定着された
光化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナー
の結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱
手段と、前記トナーに近赤外線を照射するための光源と
を備える消色装置において、前記加熱手段が、透光性材
料からなる円筒状の加熱ローラであって、前記光源が前
記加熱ローラの内部に配置され、前記加熱ローラの外周
面または内周面に接触して冷却するための冷却手段が設
けられることを特徴とする消色装置である。
【0008】また本発明は、シート体の上に定着された
光化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナー
の結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱
手段と、前記トナーに近赤外線を照射するための光源と
を備える消色装置において、前記加熱手段が、透光性材
料からなる円筒状の加熱ローラであって、前記光源が多
数の発光点を有する棒状光源であって、前記加熱ローラ
の内部に複数配置されており、かつ各光源の発光点の位
置が互いに長手方向にずれていることを特徴とする消色
装置である。
【0009】また本発明は、シート体の上に定着された
光化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナー
の結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱
手段と、前記トナーに近赤外線を照射するための光源と
を備える消色装置において、前記加熱手段が、透光性材
料からなる円筒状の加熱ローラであって、前記光源が連
続した発光部を有する棒状光源であって、前記加熱ロー
ラの内部に配置されていることを特徴とする消色装置で
ある。
【0010】また本発明は、シート体の上に定着された
光化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナー
の結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱
手段と、前記トナーに近赤外線を照射するための光源と
を備える消色装置において、前記加熱手段が、透光性材
料からなる円筒状の加熱ローラであって、前記光源が前
記加熱ローラの内部に配置されており、かつ前記加熱ロ
ーラの側筒部が、近赤外線を含む特定の波長を透過させ
る光選択透過性を有することを特徴とする消色装置であ
る。
【0011】また本発明は、シート体の上に定着された
光化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナー
の結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱
手段と、前記トナーに近赤外線を照射するための光源と
を備える消色装置において、前記加熱手段が、透光性材
料からなる円筒状の加熱ローラであって、前記光源が前
記加熱ローラの内部に配置され、前記加熱ローラの外周
面に付着した汚れを除去するためのクリーニング手段が
設けられることを特徴とする消色装置である。
【0012】また本発明は、シート体の上に定着された
光化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナー
の結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱
手段と、前記トナーに近赤外線を照射するための光源と
を備える消色装置において、前記加熱手段が、透光性材
料からなる円筒状の加熱ローラであって、前記光源が前
記加熱ローラの内部に配置され、前記加熱ローラの外周
面に、前記トナーとの親和性が低い離型層が形成されて
いることを特徴とする消色装置である。
【0013】
【作用】本発明に従えば、シート体の上に定着された光
化学的に消色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの
結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱するための加熱手
段を備えることによって、結着樹脂の分子の熱運動量が
大きくなり、消色化学反応が促進される。さらに、該加
熱手段が、透光性材料から成る円筒状の加熱ローラで構
成され、かつ前記トナーに近赤外線を照射するための光
源が当該加熱ローラの内部に配置されていることによっ
て、光源から放射される熱が効率良く加熱ローラに伝導
するとともに、光源から放射される近赤外線も加熱ロー
ラを介して効率良くシート体に照射される。したがっ
て、光源のエネルギー利用効率が向上するとともに、シ
ート体への加熱処理および近赤外線照射処理を効率良く
行うことができる。
【0014】また、近赤外線を照射するための光源が、
加熱ローラの内部に配置されて加熱手段と一体化してい
るため、装置内の専有空間を削減することができる。さ
らに、加熱ローラの外表面近傍に温度検知手段を設ける
ことによって、加熱ローラの温度を計測することが可能
になる。さらに、送風手段を設けて加熱ローラの内部に
空気などの冷却用気体を送風することによって、加熱ロ
ーラを冷却することが可能になる。さらに、温度検知手
段の出力に基づいて送風量を調節することによって、加
熱ローラの温度を安定化させ、過熱を防止することがで
きる。したがって、シート体上のトナーに印加する熱量
が安定して、安定な消色処理を実現できる。
【0015】また本発明に従えば、加熱ローラの外周面
または内周面に接触して冷却するための冷却手段が設け
られることによって、冷却手段との接触部が冷却され、
加熱ローラが回転するにつれて外周面全体が均一に冷却
されて、過熱を防止することができる。
【0016】また本発明に従えば、光源が多数の発光点
を有する棒状光源であって、加熱ローラの内部に複数配
置されており、かつ各光源の発光点の位置が互いに長手
方向にずれていることによって、シート体への光照射量
および加熱量が格段に向上し、しかもシート体上のトナ
ーに照射される光強度分布にばらつきが少なくなり、ト
ナー消え残りなどの消色むらを解消することができる。
【0017】また本発明に従えば、光源が長手方向に連
続した発光部を有する棒状光源であって、加熱ローラの
内部に配置されていることによって、シート体上のトナ
ーに照射される光強度分布にばらつきが少なくなり、ト
ナー消え残りなどの消色むらを解消することができる。
【0018】また本発明に従えば、光源が加熱ローラの
内部に配置されており、かつ加熱ローラの側筒部が近赤
外線を含む特定の波長を透過させる光選択透過性を有す
ることによって、トナーの波長依存性に合致した波長分
布を有する光を当該トナーに照射できるとともに、通過
しない波長については熱に変換されてトナー加熱に寄与
する。したがって、消色処理に必要なエネルギー利用効
率を向上させることができる。
【0019】また本発明に従えば、加熱ローラの外周面
に付着した汚れを除去するためのクリーニング手段を設
けることによって、加熱ローラの外周面を清浄に保ち、
シート体上のトナーに照射される光強度分布を均一に維
持することができる。また、汚れの光吸収による局所的
過熱を解消することができる。さらに、シート体が汚れ
の接着力により加熱ローラに巻き付くことを防ぐことが
できる。
【0020】また本発明に従えば、加熱ローラの外周面
にトナーとの親和性が低い離型層、たとえばフッ素樹脂
やシリコーン樹脂などからなる離型層が形成されている
ことによって、シート体上のトナーが加熱ローラの外周
面に付着し難くなり、いわゆるオフセット現象を防止す
ることができる。また、シート体と加熱ローラとの密着
力が弱くなって、加熱ローラへの巻付き事故を防ぐこと
ができる。
【0021】
【実施例】まず、本発明で用いられるトナーについて説
明する。当該トナーは、光化学的に消色可能なトナーで
あり、特に近赤外線の吸収により消色する消色トナーで
あって、多数の組成例や増感剤などトナーを構成する他
の成分の例、および各組成例のトナーの消色作用の現れ
方などの詳細については、特願平3−277725号に
記載されている。したがって、以下の実施例では消色ト
ナーの数例を示す。本発明はこのような本実施例の例に
限定されるものでなく、本発明の精神に従う広範な変形
例を含むものである。
【0022】このような消色トナーは、たとえばその一
例として、スチレン系樹脂の中に色素と有機ホウ素アン
モニウム塩が分散して構成される。前記色素は、たとえ
ば次の(化1)または(化2)で示される。
【0023】
【化1】
【0024】
【化2】
【0025】前記スチレン系樹脂は、トナーの結着樹脂
として広く用いられる。前述の(化1)および(化2)
で示される色素は、シアニン系色素の1つであり、有機
ホウ素アンモニウム塩と共存させた場合、波長が820
nm付近の近赤外線を照射すると、近赤外線を吸収して
非可逆反応が起こり、青色が消えて無色になる。この有
機ホウ素アンモニウム塩は、たとえば下記(化3)に示
されるテトラブチルアンモニウムnブチルトリフェニル
ホウ素などが用いられる。
【0026】
【化3】
【0027】次に、本発明に係る消色装置について説明
する。図1は、本発明の一実施例である消色装置1の構
成を示す中央断面図であり、図2は、図1に示す消色装
置本体の側面図である。消色装置1は、硬質ガラスや石
英ガラスなどの透光性材料からなる円筒状の加熱ローラ
10と、搬入口26から搬入されてガイド板24の上に
沿って搬送される紙やプラスチックなどのシート体を加
熱ローラ10に対して押圧するための押圧ローラ30
と、シート体上のトナーを消色する近赤外線などの光を
放射し、かつ熱を発生するためのハロゲンランプなどの
棒状の光源11と、加熱ローラ10の上方であって、加
熱ローラ10と押圧ローラ30とが接触する押圧部Pと
対向するように設けられた断面台形状の反射鏡22と、
加熱ローラ10と押圧ローラ30とで挟持され排出され
たシート体を排出口27へ向かって円滑に案内するため
のガイド板25と、これらを内部に収納するための天板
20、底板23、側板18などから成る箱体などで構成
されている。反射鏡22は、ボルト21によって天板2
0に取付けられている。なお、従来の定着装置との互換
性を保つために、図2に示す消色装置1の高さと幅の割
合、すなわち縦横比が0.7〜1.6の範囲にあること
が好ましい。
【0028】光源11は加熱ローラ10の軸心部に組込
まれており、光源11を通電することによって広範な波
長分布を有する光が放射状に出射するとともに、光に変
換されなかったエネルギーが熱に変換される。光源11
からの光の一部は図2中下方に進み、加熱ローラ10の
側筒部を通って、押圧部Pに直接到達する。また、光源
11からの光の一部は図2中上方および斜め上方に進
み、加熱ローラ10の側筒部を通って反射鏡22に到達
して、そこで反射されて今度は押圧部Pに向かって進行
方向を変え、再び加熱ローラ10の側筒部を通過して押
圧部Pに至る。なお、光源11から放射される光を効率
良く押圧部Pに集光するためには、反射鏡22の断面形
状が、光源11の位置を第1焦点とし押圧部Pを第2焦
点とする楕円の一部と一致することが好ましい。
【0029】一方、光源11で発生した熱は加熱ローラ
10の内部の空気を加熱し、加熱ローラ10の側筒部を
加熱することになる。したがって、加熱ローラ10が回
転してシート体が押圧部Pを通過すると、高温状態の側
筒部に接触して加熱されると同時に、光源11からの光
がシート体上を照射することになる。
【0030】なお、加熱ローラ10の側筒部の材料とし
て、光選択透過性のもの、特に消色可能なトナーの波長
依存性に合致した近赤外線のみを通過させる波長フィル
タ特性を示す材料を使用することによって、トナーの波
長依存性に合致した波長分布を有する光を当該トナーに
照射できるとともに、通過しない波長については熱に変
換されてトナー加熱に寄与するため、消色処理に必要な
エネルギー利用効率を向上させることができる。
【0031】また、加熱ローラ10の側筒部に、光透過
率が比較的高く、かつトナーとの接着性が低い材料、た
とえばフッ素樹脂やシリコーン樹脂などからなる樹脂チ
ューブを被せることによって、消色効率をほぼ維持しつ
つ、トナーが側筒部表面に付着するオフセット現象や汚
れ付着を防止することができる。また、シート体と加熱
ローラ10との密着力が弱くなって、加熱ローラ10へ
のシート巻付き事故を防ぐことができる。
【0032】図1において、光源11は、左右2つの板
ばね状の電極部材15によって挟持され、光源11の2
つの電極14と電極部材15とが弾性的に接触すること
によって電気的接続が行われる。電極部材15は、側板
18に取付けられた絶縁部材16に固定されており、給
電線17を介して光源駆動回路(図示せず)から電力が
供給される。
【0033】図3の部分拡大図で示すように、加熱ロー
ラ10の両端の開口部には、シリコーンゴムなどの耐熱
性材料からなる弾性部材12を介して、金属や耐熱プラ
スチックなどから成る中空の軸受部材13が略嵌合する
ように固定されている。弾性部材12の形状は、図4に
示すような円筒状である。なお、弾性部材12として図
5に示すような金属製ばねを使用することもできる。こ
うした弾性部材12が介在することによって、加熱ロー
ラ10と軸受部材13との熱膨張差による内部ストレス
を緩和したり、衝撃や振動による外部ストレスなどを吸
収できるため、加熱ローラの破損や変形を防止できる。
軸受部材13は、ベアリング19を介して側板18に対
して回転自在に保持される。
【0034】図1に戻って、押圧ローラ30は、アルミ
ニウムなどの金属製のローラの表面にシリコーンゴムな
どの弾性材料から成る弾性被覆層31が形成されてお
り、加熱ローラ10に対して所定の圧力で付勢されるこ
とによって、加熱ローラ10の外周形状に沿って弾性被
覆層31が弾性的に変形して、所定の接触面積すなわち
ニップ幅を確保している。押圧ローラ30の両端から延
びた各軸32は、ベアリング33を介して側板18に対
して回転自在にそれぞれ保持される。一方の軸32とモ
ータ36の出力軸35とがカップリング34を介して連
結されており、モータ36の出力軸35が回転すると、
押圧ローラ30に回転駆動力が伝達されて回転を行い、
さらに押圧ローラ30と加熱ローラ10との接触により
加熱ローラ10が従動的に回転する。したがって、加熱
ローラ10を直接駆動する方式と比べて、加熱ローラ1
0と軸受部材13との間に介在する弾性被覆層31への
負荷が軽減されるため、弾性被覆層31を保護すること
ができる。
【0035】図2において、押圧ローラ30が加熱ロー
ラ10に対して所定圧力で押圧するために、押圧ローラ
30を保持するベアリング33に対して上方に力を印加
するための押圧調整部材37がねじ38で側板18に取
付けられている。この押圧調整部材37の取付け位置を
調整することによって、押圧ローラ30の上下位置が変
化して加熱ローラ10とのニップ幅が調整される。
【0036】次に消色装置1の動作について説明する。
前述したような光化学的に消色可能なトナーが定着され
たシート体が搬入口26からガイド板24に沿って挿入
され、シート体の先端が押圧部Pまで到達すると、所定
回転数で回転する加熱ローラ10および押圧ローラ30
によって挟持されながら搬送される。こうして、シート
体のトナーがその結着樹脂のガラス転移温度以上に加熱
されると同時に、光源11が放射する近赤外線を含む光
は、反射鏡22によって効率良く集められてシート体上
のトナーを露光する。このようにして、消色可能なトナ
ーによって一度記録されたシート体が押圧部Pを通過す
ることによって、加熱処理と光照射処理がほぼ同時に行
われて、エネルギー利用効率が高くかつ迅速な消色処理
が実現する。消色処理を終えたシート体は、ガイド板2
5に沿って排出口27から排出される。
【0037】図1において、加熱ローラ10の外表面近
傍に熱電対やサーミスタなどの温度センサ40が設けら
れ、加熱ローラ10の温度を計測しており、その出力は
制御回路41に入力される。一方、加熱ローラ10の開
口部から加熱ローラ10の内部に向かって空気などの冷
却用気体を送風するための送風ファン42が設置され、
加熱ローラ10を冷却している。なお、送風ファン42
の送風口と加熱ローラ10の開口部との間が送風管42
aで連結されている。送風ファン42の送風量は、温度
センサ40の出力に基づいて制御回路41が調節してい
る。たとえば、温度センサ40の出力が所定温度を超え
ると送風ファン42を動作させる2段階制御や、温度セ
ンサ40の出力と所定温度との差に比例した送風量を制
御する連続制御などが用いられる。こうして加熱ローラ
10の温度を安定化させ、かつ加熱ローラ10の過熱を
防止することができる。したがって、シート体上のトナ
ーに印加する熱量が安定して、安定な消色処理を実現で
きる。
【0038】図6は、本発明の他の実施例を示す部分断
面図である。本実施例は、図1に示したものと比べて同
様な消色機構を有するが、加熱ローラ10の冷却機構が
相違する。図6において、外周面に複数の孔45aを有
する送風管45が加熱ローラ10の内部に設置されてい
る。送風ファン42から送風される空気が、側板18に
固定具44で取付けられた連結管43を通り、送風管4
5の孔45aから吹き出して、加熱ローラ10の内部を
循環する。そのため、局所的な温度上昇が解消されて、
加熱ローラ10の温度が安定する。
【0039】加熱ローラ10の外表面近傍に熱電対やサ
ーミスタなどの温度センサ40が設けられ、加熱ローラ
10の温度を計測しており、その出力は制御回路41に
入力される。送風ファン42の送風量は、温度センサ4
0の出力に基づいて制御回路41によって調節される。
たとえば、温度センサ40の出力が所定温度を超えると
送風ファン42を動作させる2段階制御や、温度センサ
40の出力と所定温度との差に比例した送風量を設定す
る連続制御などが用いられる。こうして加熱ローラ10
の温度を安定化させ、かつ加熱ローラ10の過熱を防止
することができる。したがって、シート体上のトナーに
印加する熱量が安定して、安定な消色処理を実現でき
る。
【0040】図7は、本発明の他の実施例を示す部分断
面図である。本実施例は、図1に示したものと比べて同
様な消色機構を有するが、加熱ローラ10の冷却機構が
相違する。加熱ローラ10の外周面付近に冷却用ローラ
50が設けられ、ベアリング57を介して側板18に対
して回転自在に保持され、しかも冷却用ローラ50の外
周面と加熱ローラ10の外周面との間隔を制御できるよ
うに、冷却用ローラ50の回転軸53、54は伸縮部材
58の可動部59によって保持されている。
【0041】冷却用ローラ50は熱伝導が良い金属製
で、内部に水などの冷却用流体を貯留するための中空形
状を成しており、不図示の流体供給装置から送られる流
体は、流入管51を通って、ロータリージョイント52
および中空状の回転軸53を通り、冷却用ローラ50内
に貯えられる。そのため冷却用ローラ50は大きな熱容
量を有することになり、消色装置内での発熱、特に加熱
ローラ10が発生する熱を吸収することが可能になる。
冷却用ローラ50内の流体は、中空状の回転軸54、ロ
ータリージョイント55、排出管56をそれぞれ通っ
て、不図示の流体供給装置に回収される。
【0042】冷却用ローラ50の外周面と加熱ローラ1
0の外周面との間隔は、加熱ローラ10の外周面に設け
られた温度センサ(図示せず)が計測する温度に基づい
て制御され、たとえば温度センサの出力が所定温度より
大きくなると、冷却用ローラ50と加熱ローラ10とが
接触するまで伸縮部材58の可動部59が下降する。
【0043】このようにして冷却用ローラ50との接触
部が冷却され、加熱ローラ10が回転するにつれて外周
面全体が均一に冷却されて、過熱を防止することができ
る。
【0044】図8は、本発明の他の実施例を示す部分断
面図である。本実施例は、図1に示したものと比べて同
様な消色機構を有するが、加熱ローラ10の冷却機構が
相違する。加熱ローラ10の内部に水などの冷却用流体
が流通する冷却管60が設けられ、不図示の流体供給装
置から送られる流体は、ガラス管などから成る冷却管6
0を通って、再び不図示の流体供給装置に回収される。
そのため冷却管60は消色装置内での発熱、特に加熱ロ
ーラ10が発生する熱を吸収することが可能になる。
【0045】一方、加熱ローラ10の外表面近傍に熱電
対やサーミスタなどの温度センサ40が設けられ、加熱
ローラ10の温度を計測する。温度センサ40の出力に
基づいて冷却管60に流れる冷却用流体の流量が制御さ
れ、たとえば温度センサ40の出力が所定温度より大き
くなると、冷却管60の流量が大きくなる。
【0046】こうして多量の熱を発生する光源の近くに
冷却管が位置するため、加熱ローラ内部の熱を効率良く
吸収することができ、加熱ローラの温度安定化が可能に
なり、また過熱を防止できる。
【0047】図9は、本発明の他の実施例を示す部分断
面図である。本実施例は、図1に示したものと同様な消
色機構であり、図9は図1に示す加熱ローラ10の部分
を示している。加熱ローラ10の内部には、ハロゲンラ
ンプなどの2本の棒状の光源11a、11bが設置さ
れ、各光源11a、11bには発光点となるフィラメン
ト部70と各フィラメント部70を連結する連結部71
が多数形成されている。
【0048】各光源11a、11bのフィラメント部7
0の位置は互いに長手方向にずれており、光源11aの
フィラメント部70と光源11bの連結部71とが一致
し、光源11bのフィラメント部70と光源11aの連
結部71とが一致するように配置される。各光源11
a、11bのフィラメント部70は強い光を放ち、一方
連結部71は発光しないため、各光源自体に光量分布む
らが生ずるが、互いに補間するように配置することによ
って、全体の光量分布を均一化できる。
【0049】こうして光源の数が増えることによって、
シート体への光照射量および加熱量が格段に向上すると
ともに、シート体上のトナーに照射される光強度分布に
ばらつきが少なくなり、トナー消え残りなどの消色むら
を解消することができる。
【0050】なお、本実施例において、光源の光量分布
むらを解消するため、多数の発光点を有する光源を複数
配置して、かつ各光源の発光点を互いにずらす例を説明
したが、その他の光量分布むらの解消策として、図1に
示した加熱ローラ10の側筒部を光散乱性に形成するこ
とによって、光源11から放射された光が加熱ローラ1
0の側筒部を通過する際に散乱して、シート体上のトナ
ーに照射される光強度分布にばらつきが少なくなり、ト
ナー消え残りなどの消色むらを解消することができる。
【0051】また、その他の光量分布むらの解消策とし
て、図1に示した光源11として、連続した発光部を有
する棒状光源、たとえばコイル状のヒータを棒状のセラ
ミック製パイプに挿入した赤外線ヒータや連続したフィ
ラメント部が形成されているハロゲンランプなどを使用
することによって、シート体上のトナーに照射される光
強度分布にばらつきが少なくなり、トナー消え残りなど
の消色むらを解消することができる。
【0052】図10は、本発明の他の実施例を示す部分
断面図である。本実施例は、図1に示したものと同様な
消色機構であり、図10は図1に示す加熱ローラ10の
部分を示している。加熱ローラ10の内部にはハロゲン
ランプなどの棒状の光源11が設置され、加熱ローラ1
0の外周面には、表面に付着したトナーなどの汚れを除
去するためのクリーナ80が設けられる。
【0053】クリーナ80の一例として、回転軸の周り
に螺旋状の羽根81が形成されたスクリューローラがあ
り、羽根81の先端が加熱ローラ10の外周面に圧接し
ている。スクリューローラが回転すると、羽根81が加
熱ローラ10の表面に付着した汚れが掻き落とされ、図
10の左方向に寄せ集められ、回収容器82に収容され
る。
【0054】こうして加熱ローラの外周面が清浄に保た
れるため、シート体上の光強度分布の均一化、汚れによ
る局所的過熱の防止、加熱ローラへのシート体巻付き防
止などを図ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、エ
ネルギー利用効率が高く、しかもシート体への加熱効率
や光照射効率を向上させることができるため、トナーの
消色処理を効率良くかつ迅速に行うことができ、小型で
軽量な消色装置を提供できる。また、加熱ローラの温度
を安定化させ、過熱を防止できるため、シート体上のト
ナーに印加する熱量が安定して、安定な消色処理を実現
できる。
【0056】また、シート体への光照射量および加熱量
が格段に向上し、しかもシート体上のトナーに照射され
る光強度分布にばらつきが少なくなり、トナー消え残り
などの消色むらを解消することができる。
【0057】また、加熱ローラの外周面を清浄に保ち、
シート体上のトナーに照射される光強度分布を均一に維
持することができ、さらに汚れの光吸収による局所的過
熱を解消することができる。さらにシート体が汚れの接
着力により加熱ローラに巻き付くことを防ぐことができ
る。
【0058】また、シート体上のトナーが加熱ローラの
外周面に付着し難くなり、いわゆるオフセット現象を防
止することができる。したがって、シート体と加熱ロー
ラとの密着力が弱くなって、加熱ローラへの巻付き事故
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である消色装置1の構成を示
す中央断面図である。
【図2】図1に示す消色装置本体の側面図である。
【図3】図1に示す加熱ローラ10の端部付近の部分拡
大図である。
【図4】弾性部材12の形状を示す斜視図である。
【図5】図5(a)は弾性部材12の他の例を示す斜視
図であり、図5(b)はその中央断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 消色装置 10 加熱ローラ 11 光源 18 側板 20 天板 21 ボルト 22 反射鏡 23 底板 24、25 ガイド板 26 搬入口 27 排出口 30 押圧ローラ 31 弾性被覆層 33、57 ベアリング 37 押圧調整部材 40 温度センサ 41 制御回路 42 送風ファン 43 連結管 45 送風管 50 冷却用ローラ 51 流入管 52、55 ロータリージョイント 53、54 回転軸 56 排出管 58 伸縮部材 59 可動部 60 冷却管 70 フィラメント部 71 連結部 80 クリーナ 81 羽根 82 回収容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 15/20 102 105 15/22 103 Z 21/20 G03G 9/08 391 21/00 534 (72)発明者 室伏 克己 神奈川県川崎市川崎区扇町5番1号 昭和 電工株式会社化学品研究所内 (72)発明者 細田 喜一 神奈川県川崎市川崎区扇町5番1号 昭和 電工株式会社化学品研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が前記加熱ローラの内部に配置され、 前記加熱ローラの外表面近傍に温度検知手段が設けら
    れ、前記加熱ローラの内部に冷却用気体を送風する送風
    手段が設置され、かつ前記温度検知手段の出力に基づい
    て送風量を調節することを特徴とする消色装置。
  2. 【請求項2】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が前記加熱ローラの内部に配置され、 前記加熱ローラの外周面または内周面に接触して冷却す
    るための冷却手段が設けられることを特徴とする消色装
    置。
  3. 【請求項3】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が多数の発光点を有する棒状光源であって、前
    記加熱ローラの内部に複数配置されており、かつ各光源
    の発光点の位置が互いに長手方向にずれていることを特
    徴とする消色装置。
  4. 【請求項4】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が連続した発光部を有する棒状光源であって、
    前記加熱ローラの内部に配置されていることを特徴とす
    る消色装置。
  5. 【請求項5】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が前記加熱ローラの内部に配置されており、か
    つ前記加熱ローラの側筒部が、近赤外線を含む特定の波
    長を透過させる光選択透過性を有することを特徴とする
    消色装置。
  6. 【請求項6】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が前記加熱ローラの内部に配置され、 前記加熱ローラの外周面に付着した汚れを除去するため
    のクリーニング手段が設けられることを特徴とする消色
    装置。
  7. 【請求項7】 シート体の上に定着された光化学的に消
    色可能なトナーを、少なくとも当該トナーの結着樹脂の
    ガラス転移温度以上に加熱するための加熱手段と、 前記トナーに近赤外線を照射するための光源とを備える
    消色装置において、 前記加熱手段が、透光性材料からなる円筒状の加熱ロー
    ラであって、 前記光源が前記加熱ローラの内部に配置され、 前記加熱ローラの外周面に、前記トナーとの親和性が低
    い離型層が形成されていることを特徴とする消色装置。
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