JPH071752Y2 - くつ採暖器 - Google Patents
くつ採暖器Info
- Publication number
- JPH071752Y2 JPH071752Y2 JP1090988U JP1090988U JPH071752Y2 JP H071752 Y2 JPH071752 Y2 JP H071752Y2 JP 1090988 U JP1090988 U JP 1090988U JP 1090988 U JP1090988 U JP 1090988U JP H071752 Y2 JPH071752 Y2 JP H071752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- shoes
- induction coil
- warmer
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はくつをこれに埋設された発熱体により加温す
る採暖器に関するものである。
る採暖器に関するものである。
従来,くつに入れた足を加温採暖するものとして,くつ
に発熱体を埋設し,これをコードを介して通電加温する
もの,電池を内蔵してこれで発熱体に通電加温するもの
などが用いられている。
に発熱体を埋設し,これをコードを介して通電加温する
もの,電池を内蔵してこれで発熱体に通電加温するもの
などが用いられている。
上記のような従来のくつ採暖器では,発熱体をコードを
介して通電したり,内蔵する電池で通電したりしている
ため,コードを用いるものでは,コードがじやまになる
という問題点がある。また,電池を用いるものでは,重
量が重くなり,かつ電池の交換が煩わしいという問題点
がある。更に,発熱体の温度上昇を制限するため,温度
調節用の制御回路が必要になるという問題点もある。
介して通電したり,内蔵する電池で通電したりしている
ため,コードを用いるものでは,コードがじやまになる
という問題点がある。また,電池を用いるものでは,重
量が重くなり,かつ電池の交換が煩わしいという問題点
がある。更に,発熱体の温度上昇を制限するため,温度
調節用の制御回路が必要になるという問題点もある。
この考案は上記問題点を解決するためになされたもの
で,コードを不要にし,軽量に構成し,かつ複雑な温度
調節用の制御回路を用いる必要をなくすことができるよ
うにしたくつ採暖器を提供することを目的とする。
で,コードを不要にし,軽量に構成し,かつ複雑な温度
調節用の制御回路を用いる必要をなくすことができるよ
うにしたくつ採暖器を提供することを目的とする。
この考案に係るくつ採暖器は,導電性高分子材料で形成
された面状の発熱体をくつに埋設し,これを誘導コイル
により発生される高周波磁束により誘導加熱するように
したものである。
された面状の発熱体をくつに埋設し,これを誘導コイル
により発生される高周波磁束により誘導加熱するように
したものである。
この考案においては,導電性高分子材料製の発熱体が誘
導加熱されるため,発熱体に通電する必要はない。した
がつて,電源として電池を内蔵する必要もない。また,
発熱体は自己温度制御性(後述)により一定温度に保た
れる。
導加熱されるため,発熱体に通電する必要はない。した
がつて,電源として電池を内蔵する必要もない。また,
発熱体は自己温度制御性(後述)により一定温度に保た
れる。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す図で,第
1図は縦断面図 第2図は誘導加熱装置の平面図であ
る。
1図は縦断面図 第2図は誘導加熱装置の平面図であ
る。
図中,(1)はくつ,(2)はくつ(1)の底部に埋設
された導電性高分子材料からなる面状の発熱体で,コー
ドは接続されていない。(3)は所定位置に設置されく
つ(1)を履いた足を乗せるケース,(4)はケース
(3)内に収納された誘導コイル,(5)は誘導コイル
(4)に接続された高周波電源,(6)は高周波電源
(5)から引き出されたリード線で,その端末に電源プ
ラグ(7)が接続されている。
された導電性高分子材料からなる面状の発熱体で,コー
ドは接続されていない。(3)は所定位置に設置されく
つ(1)を履いた足を乗せるケース,(4)はケース
(3)内に収納された誘導コイル,(5)は誘導コイル
(4)に接続された高周波電源,(6)は高周波電源
(5)から引き出されたリード線で,その端末に電源プ
ラグ(7)が接続されている。
上記のように構成されたくつ採暖器において,電源プラ
グ(7)を電源に接続すると,高周波電源(5)は高周
波電圧を発生し,誘導コイル(4)に高周波電流を流
す。これにより,誘導コイル(4)は高周波磁束を発生
し,その磁界内にある発熱体(2)にうず電流を発生さ
せ,その損失により発熱体(2)は発熱しくつ(1)及
びこれを履いた人の足を加温する。
グ(7)を電源に接続すると,高周波電源(5)は高周
波電圧を発生し,誘導コイル(4)に高周波電流を流
す。これにより,誘導コイル(4)は高周波磁束を発生
し,その磁界内にある発熱体(2)にうず電流を発生さ
せ,その損失により発熱体(2)は発熱しくつ(1)及
びこれを履いた人の足を加温する。
発熱体(2)は正温度係数(PTC)特性を有し,発熱温
度の上昇に伴つて抵抗値が増加し,電流が自然に制限さ
れるために,自己温度制御が可能となるという好ましい
性能を有している。したがつて,一定温度以上には加熱
されないので安全であり,かつ複雑な温度調整用の制御
回路を必要としない。発熱体(2)は誘導加熱により発
熱し,それ自体に通電する必要はないので,リード線引
出し用の電極を設けることもなく,コードがじやまにな
ることもない。発熱体(2)に通電する電池等は全く不
要である。また,発熱体(2)は軽量であり,くつ
(1)の重量はほとんどなく,使い勝手は良好である。
度の上昇に伴つて抵抗値が増加し,電流が自然に制限さ
れるために,自己温度制御が可能となるという好ましい
性能を有している。したがつて,一定温度以上には加熱
されないので安全であり,かつ複雑な温度調整用の制御
回路を必要としない。発熱体(2)は誘導加熱により発
熱し,それ自体に通電する必要はないので,リード線引
出し用の電極を設けることもなく,コードがじやまにな
ることもない。発熱体(2)に通電する電池等は全く不
要である。また,発熱体(2)は軽量であり,くつ
(1)の重量はほとんどなく,使い勝手は良好である。
また,誘導コイル(4)を床面下に設置すれば,くつ
(1)を履いて床面上を歩くことができ,どの位置でも
発熱体(2)は誘導加熱され,採暖が可能となる。
(1)を履いて床面上を歩くことができ,どの位置でも
発熱体(2)は誘導加熱され,採暖が可能となる。
以上説明した通りこの考案では,導電性高分子材料で形
成された面状の発熱体をくつに埋設し,これを誘導コイ
ルにより発生される高周波磁束により誘導加熱するよう
にしたので,くつにコードが接続されておらず,かつ軽
量であり,複雑な温度調節用の制御回路を用いることな
く,くつの採暖をすることができる効果がある。
成された面状の発熱体をくつに埋設し,これを誘導コイ
ルにより発生される高周波磁束により誘導加熱するよう
にしたので,くつにコードが接続されておらず,かつ軽
量であり,複雑な温度調節用の制御回路を用いることな
く,くつの採暖をすることができる効果がある。
第1図はこの考案によるくつ採暖器の一実施例を示す縦
断面図,第2図は第1図の誘導加熱装置の平面図であ
る。 図中,(1)はくつ,(2)は発熱体,(4)は誘導コ
イル,(5)は高周波電源である。 なお,図中同一符号は同一部分を示す。
断面図,第2図は第1図の誘導加熱装置の平面図であ
る。 図中,(1)はくつ,(2)は発熱体,(4)は誘導コ
イル,(5)は高周波電源である。 なお,図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】ケース内に収納され高周波磁束を発生する
誘導コイルと,上記ケース上に載置されたくつと,導電
性高分子材料で形成されて上記くつに埋設され上記高周
波磁束の供給により誘導加熱される面状の発熱体とを備
えてなるくつ採暖器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090988U JPH071752Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | くつ採暖器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090988U JPH071752Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | くつ採暖器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115196U JPH01115196U (ja) | 1989-08-02 |
JPH071752Y2 true JPH071752Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31218988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090988U Expired - Lifetime JPH071752Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | くつ採暖器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071752Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017163621A1 (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 株式会社デンソー | 加熱装置 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1090988U patent/JPH071752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017163621A1 (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 株式会社デンソー | 加熱装置 |
JPWO2017163621A1 (ja) * | 2016-03-24 | 2018-08-09 | 株式会社デンソー | 加熱装置 |
CN109076651A (zh) * | 2016-03-24 | 2018-12-21 | 株式会社电装 | 加热装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01115196U (ja) | 1989-08-02 |
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