JPH07175293A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07175293A JPH07175293A JP34337693A JP34337693A JPH07175293A JP H07175293 A JPH07175293 A JP H07175293A JP 34337693 A JP34337693 A JP 34337693A JP 34337693 A JP34337693 A JP 34337693A JP H07175293 A JPH07175293 A JP H07175293A
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- JP
- Japan
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- photoconductor
- charging brush
- magnet
- magnet roller
- magnetic
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】帯電ブラシを有する帯電装置を使用して良質な
画像を得るとともに帯電ブラシの植毛の抜け落ちによる
悪影響を除去する。 【構成】帯電ブラシ21に磁性を持たせた植毛23を設
ける。植毛23を感光体1内部に設けた磁石22で磁気
吸引し、帯電ブラシ21の植毛23を感光体1表面に強
制的に揃えて、感光体1表面に均一な密度で接触させ
る。
画像を得るとともに帯電ブラシの植毛の抜け落ちによる
悪影響を除去する。 【構成】帯電ブラシ21に磁性を持たせた植毛23を設
ける。植毛23を感光体1内部に設けた磁石22で磁気
吸引し、帯電ブラシ21の植毛23を感光体1表面に強
制的に揃えて、感光体1表面に均一な密度で接触させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写機,プリ
ンタ,ファクシミリ装置等の電子写真方式を利用した画
像形成装置、特に帯電ブラシを使用した帯電装置におけ
る画質の向上に関するものである。
ンタ,ファクシミリ装置等の電子写真方式を利用した画
像形成装置、特に帯電ブラシを使用した帯電装置におけ
る画質の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置に
おいて、感光体の表面に静電的な潜像を形成するため感
光体表面を帯電する帯電装置のなかには、例えば特開平
3−100673号公報に開示されているように帯電ブラシを
使用した帯電装置も採用されている。帯電ブラシを使用
した帯電装置は、高圧電源から所定の電圧を印加された
帯電ブラシの導電性を有する植毛の先端が感光体の表面
に直接接触し、植毛から発生するコロナ放電で感光体表
面を帯電している。
おいて、感光体の表面に静電的な潜像を形成するため感
光体表面を帯電する帯電装置のなかには、例えば特開平
3−100673号公報に開示されているように帯電ブラシを
使用した帯電装置も採用されている。帯電ブラシを使用
した帯電装置は、高圧電源から所定の電圧を印加された
帯電ブラシの導電性を有する植毛の先端が感光体の表面
に直接接触し、植毛から発生するコロナ放電で感光体表
面を帯電している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように帯電ブラ
シを使用した帯電装置は、帯電ブラシの植毛が常に回転
する感光体表面と接触しているため、長期間使用すると
植毛に広がり等の変形が生じてしまう。植毛に変形が生
じると、感光体表面に接触する植毛の密度が変化した
り、植毛の中間部や先端のみで感光体に点接触したりし
て、感光体の帯電状態が局部的に変化し、感光体表面を
均一に帯電できなくなり、形成した画質にむらが生じて
しまうという短所があった。
シを使用した帯電装置は、帯電ブラシの植毛が常に回転
する感光体表面と接触しているため、長期間使用すると
植毛に広がり等の変形が生じてしまう。植毛に変形が生
じると、感光体表面に接触する植毛の密度が変化した
り、植毛の中間部や先端のみで感光体に点接触したりし
て、感光体の帯電状態が局部的に変化し、感光体表面を
均一に帯電できなくなり、形成した画質にむらが生じて
しまうという短所があった。
【0004】また、帯電ブラシの植毛が感光体との摩擦
で抜け落ち、下流側の光書込装置や現像装置まで送られ
て、画情報を含んだ光信号を遮断したり、現像に悪影響
を与えるという短所もあった。
で抜け落ち、下流側の光書込装置や現像装置まで送られ
て、画情報を含んだ光信号を遮断したり、現像に悪影響
を与えるという短所もあった。
【0005】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、帯電ブラシを有する帯電装置を使用
して良質な画像を得るとともに帯電ブラシの植毛の抜け
落ちによる悪影響を除去する画像形成装置を得ることを
目的とするものである。
されたものであり、帯電ブラシを有する帯電装置を使用
して良質な画像を得るとともに帯電ブラシの植毛の抜け
落ちによる悪影響を除去する画像形成装置を得ることを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の係る画像画像
形成装置は、感光体と接触して感光体表面を所定電位に
帯電する帯電ブラシを有する画像形成装置において、帯
電ブラシの植毛に磁性を持たせ、感光体の帯電ブラシと
対向する内側に磁極を帯電ブラシ側に向けた磁石を配置
したことを特徴とする。
形成装置は、感光体と接触して感光体表面を所定電位に
帯電する帯電ブラシを有する画像形成装置において、帯
電ブラシの植毛に磁性を持たせ、感光体の帯電ブラシと
対向する内側に磁極を帯電ブラシ側に向けた磁石を配置
したことを特徴とする。
【0007】上記感光体の帯電ブラシより下流で、感光
体表面より一定距離隔てた位置に配置され、磁極を感光
体に向けた捕捉磁石を有することが好ましい。
体表面より一定距離隔てた位置に配置され、磁極を感光
体に向けた捕捉磁石を有することが好ましい。
【0008】また、上記感光体の帯電ブラシより下流
で、感光体表面より一定距離隔てた位置に回転自在に配
置され、複数組の磁極を有する磁石ロ−ラと、該磁石ロ
−ラの感光体から離れた位置の表面と一定距離を隔てて
配置され、磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化率を有す
る回収磁石とを備えると良い。
で、感光体表面より一定距離隔てた位置に回転自在に配
置され、複数組の磁極を有する磁石ロ−ラと、該磁石ロ
−ラの感光体から離れた位置の表面と一定距離を隔てて
配置され、磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化率を有す
る回収磁石とを備えると良い。
【0009】また、感光体の帯電ブラシより下流で、感
光体表面より一定距離隔てた位置に配置され、複数組の
磁極を有する磁石ロ−ラと、該磁石ロ−ラの外周に回転
自在に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブと、該搬送ス
リ−ブの感光体から離れた位置の表面に接触した掻き落
し手段を有する回収容器とを備えても良い。
光体表面より一定距離隔てた位置に配置され、複数組の
磁極を有する磁石ロ−ラと、該磁石ロ−ラの外周に回転
自在に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブと、該搬送ス
リ−ブの感光体から離れた位置の表面に接触した掻き落
し手段を有する回収容器とを備えても良い。
【0010】さらに、上記搬送スリ−ブは感光体と対向
する位置で磁石ロ−ラの外周面に接近し、掻き落し手段
の位置で磁石ロ−ラの外周面から離れて配置することが
好ましい。
する位置で磁石ロ−ラの外周面に接近し、掻き落し手段
の位置で磁石ロ−ラの外周面から離れて配置することが
好ましい。
【0011】
【作用】この発明においては帯電ブラシの磁性を持たせ
た植毛と接触する位置の感光体内部に設けた磁石で帯電
ブラシの植毛を磁気吸引し、帯電ブラシの植毛を感光体
の接触部で強制的に揃えて、感光体表面に均一な密度で
接触させる。
た植毛と接触する位置の感光体内部に設けた磁石で帯電
ブラシの植毛を磁気吸引し、帯電ブラシの植毛を感光体
の接触部で強制的に揃えて、感光体表面に均一な密度で
接触させる。
【0012】また、感光体の帯電ブラシより下流側に配
置した捕捉磁石で、帯電ブラシから抜け落ちた磁性を有
する植毛を吸引し、抜け落ちた植毛が下流側の装置まで
送られることを防ぐ。
置した捕捉磁石で、帯電ブラシから抜け落ちた磁性を有
する植毛を吸引し、抜け落ちた植毛が下流側の装置まで
送られることを防ぐ。
【0013】また、感光体の帯電ブラシより下流側に回
転自在に配置され複数組の磁極を有する磁石ロ−ラで帯
電ブラシから抜け落ちた磁性を有する植毛を吸引,搬送
し、搬送した植毛を磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化
率を有する回収磁石で吸引して回収する。
転自在に配置され複数組の磁極を有する磁石ロ−ラで帯
電ブラシから抜け落ちた磁性を有する植毛を吸引,搬送
し、搬送した植毛を磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化
率を有する回収磁石で吸引して回収する。
【0014】また、感光体の帯電ブラシより下流側に配
置された複数組の磁極を有する磁石ロ−ラの外周に回転
自在に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブに磁石ロ−ラ
の磁気吸引力を利用して抜け落ちた磁性を有する植毛を
付着させて搬送し、搬送した植毛を掻き落して回収容器
に回収する。この抜け落ちた磁性を有する植毛を付着,
搬送して回収するときに、感光体の近くでは磁石ロ−ラ
と搬送スリ−ブとの間隔を接近させて磁気吸引力を強く
し、回収容器の位置では磁石ロ−ラと搬送スリ−ブとの
間隔を大きくして磁気吸引力を小さくし、抜け落ちた磁
性を有する植毛の回収効率を高める。
置された複数組の磁極を有する磁石ロ−ラの外周に回転
自在に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブに磁石ロ−ラ
の磁気吸引力を利用して抜け落ちた磁性を有する植毛を
付着させて搬送し、搬送した植毛を掻き落して回収容器
に回収する。この抜け落ちた磁性を有する植毛を付着,
搬送して回収するときに、感光体の近くでは磁石ロ−ラ
と搬送スリ−ブとの間隔を接近させて磁気吸引力を強く
し、回収容器の位置では磁石ロ−ラと搬送スリ−ブとの
間隔を大きくして磁気吸引力を小さくし、抜け落ちた磁
性を有する植毛の回収効率を高める。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、例えば複写機等の画像形成装置は
感光体1と帯電装置2と光書込装置3,現像装置4,転
写装置5,クリ−ニング装置6,除電装置7及び定着装
置8を有する。そして感光体1は矢印方向に回転しなが
ら、その表面が帯電装置2によって帯電され、その帯電
された表面に光書込装置3から画像情報に応じた光が照
射して静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置
4によってトナ−現像される。このトナ−像を転写装置
5で給紙カセットから送られる転写紙9に転写した後、
定着装置8でトナ−像を転写紙9に定着する。一方、感
光体1の表面の残留トナ−はクリ−ニング装置6によっ
て除去され、残留電荷は除電装置7によって除去され
る。
る。図に示すように、例えば複写機等の画像形成装置は
感光体1と帯電装置2と光書込装置3,現像装置4,転
写装置5,クリ−ニング装置6,除電装置7及び定着装
置8を有する。そして感光体1は矢印方向に回転しなが
ら、その表面が帯電装置2によって帯電され、その帯電
された表面に光書込装置3から画像情報に応じた光が照
射して静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置
4によってトナ−現像される。このトナ−像を転写装置
5で給紙カセットから送られる転写紙9に転写した後、
定着装置8でトナ−像を転写紙9に定着する。一方、感
光体1の表面の残留トナ−はクリ−ニング装置6によっ
て除去され、残留電荷は除電装置7によって除去され
る。
【0016】この画像形成のために感光体1を帯電する
帯電装置2は、図2の構成図に示すように、感光体1と
接触して感光体1の表面を所定電位に帯電する帯電ブラ
シ21と、感光体1の帯電ブラシ21と対向する内側に
一方の磁極、例えばN極を帯電ブラシ21側に向けた磁
石22とを有する。帯電ブラシ21は植毛23に均一に
磁性を持たせ、高圧電源装置10に接続されている。
帯電装置2は、図2の構成図に示すように、感光体1と
接触して感光体1の表面を所定電位に帯電する帯電ブラ
シ21と、感光体1の帯電ブラシ21と対向する内側に
一方の磁極、例えばN極を帯電ブラシ21側に向けた磁
石22とを有する。帯電ブラシ21は植毛23に均一に
磁性を持たせ、高圧電源装置10に接続されている。
【0017】帯電ブラシ21の植毛23は感光体1と接
触してコロナ放電を生じさせるために導電性を有する必
要があるから銅等の金属の極細繊維やカ−ボン繊維や樹
脂繊維を導電化処理したものが通常使用されている。こ
の植毛23に磁性を持たせるため、例えば図3に示すよ
うに、植毛23の各繊維23aに磁性粒子24を分散さ
せたり、図4に示すように植毛23の複数本を捩った繊
維23aの間や表面に磁性粒子24を接着剤で付着させ
たり、図5に示すように鉄やニッケル,ステンレス等の
磁性金属繊維25を核にして周囲を樹脂26で覆った
り、あるいは図6に示すように磁性金属繊維25と樹脂
繊維27等を束ねたりしている。
触してコロナ放電を生じさせるために導電性を有する必
要があるから銅等の金属の極細繊維やカ−ボン繊維や樹
脂繊維を導電化処理したものが通常使用されている。こ
の植毛23に磁性を持たせるため、例えば図3に示すよ
うに、植毛23の各繊維23aに磁性粒子24を分散さ
せたり、図4に示すように植毛23の複数本を捩った繊
維23aの間や表面に磁性粒子24を接着剤で付着させ
たり、図5に示すように鉄やニッケル,ステンレス等の
磁性金属繊維25を核にして周囲を樹脂26で覆った
り、あるいは図6に示すように磁性金属繊維25と樹脂
繊維27等を束ねたりしている。
【0018】次ぎに上記のように構成した帯電装置2に
おいて、帯電ブラシ21の植毛23は磁性を有するか
ら、常に感光体1の内部に設けた磁石22の磁気吸引力
で磁石22側に吸引されている。この植毛23には磁性
が均一に分布しているから、磁石22側に均一に吸引さ
れ、植毛23の中間部から先端までが感光体1の表面に
接触する。したがって植毛23の感光体1の接触部の密
度を高くするとともに、均一な密度で感光体1に接触す
ることができる。このように植毛23が感光体1に均一
な高密度に接触するから、感光体1を帯電するための放
電効率を高めることができるとともに均一に帯電するこ
とができる。このため感光体1の表面に形成する静電潜
像やトナ−像を均一にし良質な画像を得ることができ
る。
おいて、帯電ブラシ21の植毛23は磁性を有するか
ら、常に感光体1の内部に設けた磁石22の磁気吸引力
で磁石22側に吸引されている。この植毛23には磁性
が均一に分布しているから、磁石22側に均一に吸引さ
れ、植毛23の中間部から先端までが感光体1の表面に
接触する。したがって植毛23の感光体1の接触部の密
度を高くするとともに、均一な密度で感光体1に接触す
ることができる。このように植毛23が感光体1に均一
な高密度に接触するから、感光体1を帯電するための放
電効率を高めることができるとともに均一に帯電するこ
とができる。このため感光体1の表面に形成する静電潜
像やトナ−像を均一にし良質な画像を得ることができ
る。
【0019】このように植毛23が感光体1の表面に高
密度で接触していると、感光体1の回転による摩擦で植
毛23の一部が抜け落ちることもある。この抜け落ちた
毛も磁性を有するから、その磁性を利用して抜け落ちた
毛を回収すれば良い。
密度で接触していると、感光体1の回転による摩擦で植
毛23の一部が抜け落ちることもある。この抜け落ちた
毛も磁性を有するから、その磁性を利用して抜け落ちた
毛を回収すれば良い。
【0020】図7は抜け落ちた毛も回収するこの発明の
他の実施例を示す構成図である。図において、帯電装置
2は上記実施例と全く同じ構成である。そして感光体1
の帯電ブラシ21の植毛23と接触する部分より下流、
すなわち帯電装置2と光書込装置3の書込み位置との間
の感光体1の表面より一定距離隔てた位置に捕捉磁石3
1が配置してある。捕捉磁石31は一方の磁極、例えば
N極を感光体1の中心を向くように固定されている。そ
して帯電ブラシ21の植毛23から抜け落ちて感光体1
の表面に付着したりして下流側に送られた毛は、捕捉磁
石31の近傍までくると、捕捉磁石31の磁気吸引力に
より捕捉磁石31に付着し捕捉される。したがって植毛
23から抜け落ちた毛が光書込装置3の書込み位置や現
像装置4まで送られることを防ぐことができる。
他の実施例を示す構成図である。図において、帯電装置
2は上記実施例と全く同じ構成である。そして感光体1
の帯電ブラシ21の植毛23と接触する部分より下流、
すなわち帯電装置2と光書込装置3の書込み位置との間
の感光体1の表面より一定距離隔てた位置に捕捉磁石3
1が配置してある。捕捉磁石31は一方の磁極、例えば
N極を感光体1の中心を向くように固定されている。そ
して帯電ブラシ21の植毛23から抜け落ちて感光体1
の表面に付着したりして下流側に送られた毛は、捕捉磁
石31の近傍までくると、捕捉磁石31の磁気吸引力に
より捕捉磁石31に付着し捕捉される。したがって植毛
23から抜け落ちた毛が光書込装置3の書込み位置や現
像装置4まで送られることを防ぐことができる。
【0021】なお、上記実施例は1対の磁極を有する捕
捉磁石31で植毛23から抜け落ちた毛を捕捉する場合
について説明したが、捕捉した毛を感光体1の近傍から
逐次取り除くようにすると、より植毛23から抜け落ち
た毛の悪影響を除去することができる。
捉磁石31で植毛23から抜け落ちた毛を捕捉する場合
について説明したが、捕捉した毛を感光体1の近傍から
逐次取り除くようにすると、より植毛23から抜け落ち
た毛の悪影響を除去することができる。
【0022】図8は第3の実施例を示す構成図である。
図に示すように、感光体1の帯電ブラシ21の植毛23
と接触する部分より下流の光書込装置3の書込み位置よ
り前には感光体表面より一定距離隔て、回転自在な磁石
ロ−ラ32が設けられている。磁石ロ−ラ32は外周に
そって複数組の磁極を有する。この磁気ロ−ラ32の感
光体1側と反対側には磁石ロ−ラ32の磁化率より大き
な磁化率を有し、磁石ロ−ラ32の磁気吸引力より強い
磁気吸引力を有する回収磁石33が一方の磁極、例えば
N極を磁石ロ−ラ32側にして設けられている。
図に示すように、感光体1の帯電ブラシ21の植毛23
と接触する部分より下流の光書込装置3の書込み位置よ
り前には感光体表面より一定距離隔て、回転自在な磁石
ロ−ラ32が設けられている。磁石ロ−ラ32は外周に
そって複数組の磁極を有する。この磁気ロ−ラ32の感
光体1側と反対側には磁石ロ−ラ32の磁化率より大き
な磁化率を有し、磁石ロ−ラ32の磁気吸引力より強い
磁気吸引力を有する回収磁石33が一方の磁極、例えば
N極を磁石ロ−ラ32側にして設けられている。
【0023】上記のように構成された磁石ロ−ラ32を
一定速度で回転すると、植毛23から抜け落ちた毛が送
られるたびに吸引し、吸引した毛を回収磁石33の近傍
まで搬送する。吸引した毛は回収磁石33の近傍まで搬
送されると、回収磁石33の磁気吸引力が磁石ロ−ラ3
2の磁気吸引力より大きいから回収磁石33に吸引,捕
捉されて磁石ロ−ラ32から離れる。したがって感光体
1の近傍に植毛23から抜け落ちた毛が滞留することは
なく、感光体1の近傍に滞留した抜け落ちた毛により感
光体1の帯電状態を乱すことを防ぐことができる。
一定速度で回転すると、植毛23から抜け落ちた毛が送
られるたびに吸引し、吸引した毛を回収磁石33の近傍
まで搬送する。吸引した毛は回収磁石33の近傍まで搬
送されると、回収磁石33の磁気吸引力が磁石ロ−ラ3
2の磁気吸引力より大きいから回収磁石33に吸引,捕
捉されて磁石ロ−ラ32から離れる。したがって感光体
1の近傍に植毛23から抜け落ちた毛が滞留することは
なく、感光体1の近傍に滞留した抜け落ちた毛により感
光体1の帯電状態を乱すことを防ぐことができる。
【0024】また上記実施例は回収磁石33で抜け落ち
た毛を回収する場合について説明したが、回収容器内に
抜け落ちた毛を回収するようにしても良い。
た毛を回収する場合について説明したが、回収容器内に
抜け落ちた毛を回収するようにしても良い。
【0025】図9は回収容器内に抜け落ちた毛を回収す
る第4の実施例を示す構成図である。この実施例の場合
は、固定した磁気ロ−ラ32の外周に回転自在に取付け
られた円筒状の搬送スリ−ブ34と、搬送スリ−ブ34
の感光体1から離れた位置の設けた回収容器35とを有
する。回収容器35の回収口には搬送スリ−ブ34の表
面に接触した掻き落し手段36が設けられている。
る第4の実施例を示す構成図である。この実施例の場合
は、固定した磁気ロ−ラ32の外周に回転自在に取付け
られた円筒状の搬送スリ−ブ34と、搬送スリ−ブ34
の感光体1から離れた位置の設けた回収容器35とを有
する。回収容器35の回収口には搬送スリ−ブ34の表
面に接触した掻き落し手段36が設けられている。
【0026】この場合は、植毛23から抜け落ちた毛が
回転している搬送スリ−ブ34の近傍まで送られると磁
気ロ−ラ32の磁気吸引力により搬送スリ−ブ34の表
面に付着する。この付着した毛は搬送スリ−ブ34の回
転により、搬送スリ−ブ34の回転方向の磁極に逐次吸
引されながら回収容器35の回収口まで搬送される。回
収容器35の回収口まで搬送された毛は掻き落し手段3
6で掻き落されて回収容器35内に回収される。このよ
うに搬送スリ−ブ34に付着,捕捉した毛を回収容器3
5内に回収するから、捕捉した毛が周囲に飛び散ったり
することを防ぐことができ、抜け落ちた毛による影響を
より少なくすることができる。また、磁気ロ−ラ32の
近くには他の磁石がないから、磁気ロ−ラ32の磁気が
弱くなることを防ぐことができる。
回転している搬送スリ−ブ34の近傍まで送られると磁
気ロ−ラ32の磁気吸引力により搬送スリ−ブ34の表
面に付着する。この付着した毛は搬送スリ−ブ34の回
転により、搬送スリ−ブ34の回転方向の磁極に逐次吸
引されながら回収容器35の回収口まで搬送される。回
収容器35の回収口まで搬送された毛は掻き落し手段3
6で掻き落されて回収容器35内に回収される。このよ
うに搬送スリ−ブ34に付着,捕捉した毛を回収容器3
5内に回収するから、捕捉した毛が周囲に飛び散ったり
することを防ぐことができ、抜け落ちた毛による影響を
より少なくすることができる。また、磁気ロ−ラ32の
近くには他の磁石がないから、磁気ロ−ラ32の磁気が
弱くなることを防ぐことができる。
【0027】このように搬送スリ−ブ34で抜け落ちた
毛を捕捉,搬送して回収する場合、例えば図10に示す
ように、磁気ロ−ラ32に対して搬送スリ−ブ34を偏
芯して配置し、感光体1の近くでは磁石ロ−ラ32と搬
送スリ−ブ34との間隔を接近させて磁気吸引力を強く
し、回収容器35の位置では磁石ロ−ラ32と搬送スリ
−ブ34との間隔を大きくして磁気吸引力を小さくする
と、抜け落ちた磁性を有する毛をより確実に回収するこ
とができる。
毛を捕捉,搬送して回収する場合、例えば図10に示す
ように、磁気ロ−ラ32に対して搬送スリ−ブ34を偏
芯して配置し、感光体1の近くでは磁石ロ−ラ32と搬
送スリ−ブ34との間隔を接近させて磁気吸引力を強く
し、回収容器35の位置では磁石ロ−ラ32と搬送スリ
−ブ34との間隔を大きくして磁気吸引力を小さくする
と、抜け落ちた磁性を有する毛をより確実に回収するこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、帯電ブ
ラシの磁性を持たせた植毛と接触する位置の感光体内部
に設けた磁石で帯電ブラシの植毛を磁気吸引し、帯電ブ
ラシの植毛を感光体の接触部で強制的に揃えるようにし
たから、帯電ブラシの植毛を常に感光体表面に均一な密
度で接触させることができ、感光体を帯電するための放
電効率を高めることができるとともに均一に帯電するこ
とができる。したがって長期間使用しても感光体の表面
に形成する静電潜像やトナ−像を均一にし、良質な画像
を得ることができる。
ラシの磁性を持たせた植毛と接触する位置の感光体内部
に設けた磁石で帯電ブラシの植毛を磁気吸引し、帯電ブ
ラシの植毛を感光体の接触部で強制的に揃えるようにし
たから、帯電ブラシの植毛を常に感光体表面に均一な密
度で接触させることができ、感光体を帯電するための放
電効率を高めることができるとともに均一に帯電するこ
とができる。したがって長期間使用しても感光体の表面
に形成する静電潜像やトナ−像を均一にし、良質な画像
を得ることができる。
【0029】また、感光体の帯電ブラシより下流側に配
置した捕捉磁石で、帯電ブラシから抜け落ちた磁性を有
する毛を吸引,捕獲するから、抜け落ちた毛が下流側の
装置まで送られることを防ぐことができ、抜け落ちた毛
による画像の悪影響を防止することができる。
置した捕捉磁石で、帯電ブラシから抜け落ちた磁性を有
する毛を吸引,捕獲するから、抜け落ちた毛が下流側の
装置まで送られることを防ぐことができ、抜け落ちた毛
による画像の悪影響を防止することができる。
【0030】さらに、感光体の帯電ブラシより下流側に
回転自在に配置され複数組の磁極を有する磁石ロ−ラで
帯電ブラシから抜け落ちた磁性を有する毛を吸引,搬送
し、搬送した毛を磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化率
を有する回収磁石で吸引,回収するから、抜け落ちた毛
による画像の悪影響を防止するとともに、捕捉した毛が
周囲に飛び散ったりすることを防ぐことができ、抜け落
ちた毛による影響をより少なくすることができる。ま
た、磁気ロ−ラに近くには他の磁石がないから、磁気ロ
−ラの磁気が弱くなることを防ぐことができ、安定した
画像を形成することができる。
回転自在に配置され複数組の磁極を有する磁石ロ−ラで
帯電ブラシから抜け落ちた磁性を有する毛を吸引,搬送
し、搬送した毛を磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化率
を有する回収磁石で吸引,回収するから、抜け落ちた毛
による画像の悪影響を防止するとともに、捕捉した毛が
周囲に飛び散ったりすることを防ぐことができ、抜け落
ちた毛による影響をより少なくすることができる。ま
た、磁気ロ−ラに近くには他の磁石がないから、磁気ロ
−ラの磁気が弱くなることを防ぐことができ、安定した
画像を形成することができる。
【0031】また、感光体の帯電ブラシより下流側に配
置された複数組の磁極を有する磁石ロ−ラの外周に回転
自在に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブに磁石ロ−ラ
の磁気吸引力を利用して抜け落ちた磁性を有する毛を付
着させて搬送し、搬送した毛を掻き落して回収容器に回
収するから、抜け落ちた磁性を有する毛の影響をより確
実に除去することができる。
置された複数組の磁極を有する磁石ロ−ラの外周に回転
自在に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブに磁石ロ−ラ
の磁気吸引力を利用して抜け落ちた磁性を有する毛を付
着させて搬送し、搬送した毛を掻き落して回収容器に回
収するから、抜け落ちた磁性を有する毛の影響をより確
実に除去することができる。
【0032】さらに、抜け落ちた磁性を有する植毛を付
着,搬送して回収するときに、感光体の近くでは磁石ロ
−ラと搬送スリ−ブとの間隔を接近させて磁気吸引力を
強くし、回収容器の位置では磁石ロ−ラと搬送スリ−ブ
との間隔を大きくして磁気吸引力を小さくすることによ
り、抜け落ちた毛の回収効率をより高めることができ
る。
着,搬送して回収するときに、感光体の近くでは磁石ロ
−ラと搬送スリ−ブとの間隔を接近させて磁気吸引力を
強くし、回収容器の位置では磁石ロ−ラと搬送スリ−ブ
との間隔を大きくして磁気吸引力を小さくすることによ
り、抜け落ちた毛の回収効率をより高めることができ
る。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】上記実施例の帯電装置を示す構成図である。
【図3】帯電ブラシの植毛の構成を示す断面図である。
【図4】帯電ブラシの植毛の第2の例の構成を示す斜視
図である。
図である。
【図5】帯電ブラシの植毛の第3の例の構成を示す断面
図である。
図である。
【図6】帯電ブラシの植毛の第4の例の構成を示す斜視
図である。
図である。
【図7】第2の実施例を示す構成図である。
【図8】第3の実施例を示す構成図である。
【図9】第4の実施例を示す構成図である。
【図10】第5の実施例を示す構成図である。
1 感光体 2 帯電装置 21 帯電ブラシ 22 磁石 23 植毛 31 捕捉磁石 32 磁石ロ−ラ 33 回収磁石 34 搬送スリ−ブ 35 回収容器 36 掻き落し手段
Claims (5)
- 【請求項1】 感光体と接触して感光体表面を所定電位
に帯電する帯電ブラシを有する画像形成装置において、
帯電ブラシの植毛に磁性を持たせ、感光体の帯電ブラシ
と対向する内側に磁極を帯電ブラシ側に向けた磁石を配
置したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 感光体の帯電ブラシより下流で、感光体
表面より一定距離隔てた位置に配置され、磁極を感光体
に向けた捕捉磁石を有する請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 感光体の帯電ブラシより下流で、感光体
表面より一定距離隔てた位置に回転自在に配置され、複
数組の磁極を有する磁石ロ−ラと、該磁石ロ−ラの感光
体から離れた位置の表面と一定距離を隔てて配置され、
磁石ロ−ラの磁化率より大きな磁化率を有する回収磁石
とを備えた請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 感光体の帯電ブラシより下流で、感光体
表面より一定距離隔てた位置に固定され、複数組の磁極
を有する磁石ロ−ラと、該磁石ロ−ラの外周に回転自在
に取付けられた円筒状の搬送スリ−ブと、該搬送スリ−
ブの感光体から離れた位置の表面に接触した掻き落し手
段を有する回収容器とを備えた請求項1記載の画像形成
装置。 - 【請求項5】 上記搬送スリ−ブは感光体と対向する位
置で磁石ロ−ラの外周面に接近し、掻き落し手段の位置
で磁石ロ−ラの外周面から離れて配置されている請求項
4記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34337693A JPH07175293A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34337693A JPH07175293A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175293A true JPH07175293A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18361041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34337693A Pending JPH07175293A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07175293A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017173361A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 放電部材及びそれを備えた除電装置並びに画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP34337693A patent/JPH07175293A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017173361A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 放電部材及びそれを備えた除電装置並びに画像形成装置 |
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