JPH0717503B2 - ミリストイル化を伴う疾患の治療を意図する薬効のある生成物を得るためのn−ミリストイル−(s)−フェニルアラニンの使用 - Google Patents
ミリストイル化を伴う疾患の治療を意図する薬効のある生成物を得るためのn−ミリストイル−(s)−フェニルアラニンの使用Info
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- JPH0717503B2 JPH0717503B2 JP3007188A JP718891A JPH0717503B2 JP H0717503 B2 JPH0717503 B2 JP H0717503B2 JP 3007188 A JP3007188 A JP 3007188A JP 718891 A JP718891 A JP 718891A JP H0717503 B2 JPH0717503 B2 JP H0717503B2
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- myristoyl
- phenylalanine
- myristoylation
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- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/195—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はN−ミリストイルトラン
スフェラーゼの阻害剤としてのN−ミリストイル−
(S)−フェニルアラニンの使用に関する。
スフェラーゼの阻害剤としてのN−ミリストイル−
(S)−フェニルアラニンの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術からタンパク質のN−末端アミ
ノ基はアセチル、ピログルタミルおよびホルミル基によ
って保護されることが知られている。今や庄司等はミリ
スチン酸が環状AMP−依存タンパク質キナーゼの触媒
サブユニットのN−末端基に共有結合よって結合してい
ることを証明した(Proc.Natl.Acad.S
ci.USA,(1982),79,6123〜613
1)。
ノ基はアセチル、ピログルタミルおよびホルミル基によ
って保護されることが知られている。今や庄司等はミリ
スチン酸が環状AMP−依存タンパク質キナーゼの触媒
サブユニットのN−末端基に共有結合よって結合してい
ることを証明した(Proc.Natl.Acad.S
ci.USA,(1982),79,6123〜613
1)。
【0003】この末端ミリストイル基の存在はそのとき
以来カルシニユウリン(calcineurin)B
(AITKEN等、Febs Letters,(19
82),150,No号,314〜318頁参照)また
はチロシンタンパク質キナーゼ(TPK)(BUSSお
よびSEFTON,J.Virol,(1985),5
3,7〜12頁参照)のようなさまざまな他のタンパク
質に示されてきた。
以来カルシニユウリン(calcineurin)B
(AITKEN等、Febs Letters,(19
82),150,No号,314〜318頁参照)また
はチロシンタンパク質キナーゼ(TPK)(BUSSお
よびSEFTON,J.Virol,(1985),5
3,7〜12頁参照)のようなさまざまな他のタンパク
質に示されてきた。
【0004】発がん遺伝子分野においてもまた、BIS
HOPは形質転換タンパク質が成熟の間にミリストイル
化を受けることを証明した。さらに、それ以来、ミリス
チル化によって進行する、この成熟段階はこのタンパク
質の形質転換力に対し不可欠であることが示されてきた
(KAMPS,BUSSおよびSEFTON,Pro
c.Natl.Acad.Sci.USA,(198
5),82,4625〜4628頁参照)。この概念は
その時以来ウイルス起源の多数の他の形質転換タンパク
質に対し一般化されてきた(RHEEおよびHUNTE
R,J.Virol.,(1987),61,1045
〜1053頁参照)。この成熟は、TOWLERおよび
GLASERによって証明された、N−ミリストイルト
ランスフェラーゼとして知られている酵素によって接触
される(Proc.Natl.Acad.Sci.US
A,(1986),83,2812〜2816頁参
照)。
HOPは形質転換タンパク質が成熟の間にミリストイル
化を受けることを証明した。さらに、それ以来、ミリス
チル化によって進行する、この成熟段階はこのタンパク
質の形質転換力に対し不可欠であることが示されてきた
(KAMPS,BUSSおよびSEFTON,Pro
c.Natl.Acad.Sci.USA,(198
5),82,4625〜4628頁参照)。この概念は
その時以来ウイルス起源の多数の他の形質転換タンパク
質に対し一般化されてきた(RHEEおよびHUNTE
R,J.Virol.,(1987),61,1045
〜1053頁参照)。この成熟は、TOWLERおよび
GLASERによって証明された、N−ミリストイルト
ランスフェラーゼとして知られている酵素によって接触
される(Proc.Natl.Acad.Sci.US
A,(1986),83,2812〜2816頁参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今や、NMTは事実
上、一方においてミリスチン酸だけを補基質として、他
方において、グリシンに隣接するペプチド配列の関与に
関して(7アミノ酸の関与)、N末端側の最後のアミノ
酸としてこのグリシンを含む基質タンパク質と認める。
上、一方においてミリスチン酸だけを補基質として、他
方において、グリシンに隣接するペプチド配列の関与に
関して(7アミノ酸の関与)、N末端側の最後のアミノ
酸としてこのグリシンを含む基質タンパク質と認める。
【0006】このように、いくつかのタンパク質のN−
末端グリシン残基のミリストイル化は、細胞の形質転換
および細胞増殖の抑制に関与するいくつかの機構に非常
に重要な役割を演ずる。さらに、庄司等(特開昭63−
146,851号、特開昭62−255,810号およ
び特開昭62−126,384号参照)によって、ミリ
ストイルグリシンまたはオリゴペプチド誘導体が細胞形
質転換もしくは増殖またはレトロウイルス増殖に対して
阻害効果を持つことが示された。
末端グリシン残基のミリストイル化は、細胞の形質転換
および細胞増殖の抑制に関与するいくつかの機構に非常
に重要な役割を演ずる。さらに、庄司等(特開昭63−
146,851号、特開昭62−255,810号およ
び特開昭62−126,384号参照)によって、ミリ
ストイルグリシンまたはオリゴペプチド誘導体が細胞形
質転換もしくは増殖またはレトロウイルス増殖に対して
阻害効果を持つことが示された。
【0007】
【課題を解決するめたの手段】本発明は特にミリストイ
ル化に対し責任がある酵素、すなわちN−ミリストイル
トランスフェラーゼによるギヤグ(gag)のようなタ
ンパク質のこのミリストイル化の阻害剤としてのN−ミ
リストイル−(S)−フェニルアラニンの使用から成
る。
ル化に対し責任がある酵素、すなわちN−ミリストイル
トランスフェラーゼによるギヤグ(gag)のようなタ
ンパク質のこのミリストイル化の阻害剤としてのN−ミ
リストイル−(S)−フェニルアラニンの使用から成
る。
【0008】この化合によるこの酵素の活性の阻害は今
まで証明されたことは一度もなかった。その上、NMT
の阻害剤としてのN−ミリストイル−(S)−フェニル
アラニンの使用は、がん細胞およびレトロウイルスの増
殖の阻害剤として先行技術に記述された化合物の使用よ
りもこの酵素の活性について著しく大きな阻害を引き起
こす。
まで証明されたことは一度もなかった。その上、NMT
の阻害剤としてのN−ミリストイル−(S)−フェニル
アラニンの使用は、がん細胞およびレトロウイルスの増
殖の阻害剤として先行技術に記述された化合物の使用よ
りもこの酵素の活性について著しく大きな阻害を引き起
こす。
【0009】実際上、細胞増殖および形質転換にN−ミ
リストイル−(S)−フェニルアラニンによって及ぼさ
れる影響の詳細な研究は、マウス起源(L1210)の
ガン細胞を使用して行なわれた。この生物学的媒体から
の酵素の抽出およびその活性の測定後、N−ミリストイ
ル−(S)−フェニルアラニンの添加はその活性を強く
阻害することが明らかである。
リストイル−(S)−フェニルアラニンによって及ぼさ
れる影響の詳細な研究は、マウス起源(L1210)の
ガン細胞を使用して行なわれた。この生物学的媒体から
の酵素の抽出およびその活性の測定後、N−ミリストイ
ル−(S)−フェニルアラニンの添加はその活性を強く
阻害することが明らかである。
【0010】その上、この化合物はL1210(マウス
起源の)またはHL60(ヒト起源の)のような、培養
中のがん細胞に対して細胞毒性活性を表わす。この細胞
毒性はこれらの細胞に関しN−ミリストイルグリシンに
よるものよりも著しく大きいことが証明された。
起源の)またはHL60(ヒト起源の)のような、培養
中のがん細胞に対して細胞毒性活性を表わす。この細胞
毒性はこれらの細胞に関しN−ミリストイルグリシンに
よるものよりも著しく大きいことが証明された。
【0011】このように、この活性の阻害は、この酵素
が、特にいくつかのがんに含まれる形質転換タンパク
質、またはそれ自身レトロウイルスの成熟分裂を含むタ
ンパク質のいずれかの成熟に支配的な役割を演ずるとい
う事実のためになおさら有利である。
が、特にいくつかのがんに含まれる形質転換タンパク
質、またはそれ自身レトロウイルスの成熟分裂を含むタ
ンパク質のいずれかの成熟に支配的な役割を演ずるとい
う事実のためになおさら有利である。
【0012】それゆえにN−ミリストイル−(S)−フ
ェニルアラニンはがんおよび/またはエイズのようなレ
トロウイルス疾患の治療に応用可能である。
ェニルアラニンはがんおよび/またはエイズのようなレ
トロウイルス疾患の治療に応用可能である。
【0013】本発明の主題はまた、単独でまたは1種以
上の非毒性、不活性賦形剤またはビヒクルと組み合わせ
て、薬学的組成物の形での、N−ミリストイル−(S)
−フェニルアラニン、または薬学的に許容しうる塩基に
よるその付加塩の使用にある。
上の非毒性、不活性賦形剤またはビヒクルと組み合わせ
て、薬学的組成物の形での、N−ミリストイル−(S)
−フェニルアラニン、または薬学的に許容しうる塩基に
よるその付加塩の使用にある。
【0014】本発明に係る薬学的組成物の中に、経口、
非経口または経鼻投与に適した、単純錠剤または糖衣
錠、舌下錠、小量入りの袋、小さな包み、硬質ゼラチン
カプセル、舌下用調合薬、トローチ、座薬などの名を挙
げることができる。
非経口または経鼻投与に適した、単純錠剤または糖衣
錠、舌下錠、小量入りの袋、小さな包み、硬質ゼラチン
カプセル、舌下用調合薬、トローチ、座薬などの名を挙
げることができる。
【0015】投与量は患者の年齢および体重、状態の本
質および厳しさ、さらにまた投与経路によって変化す
る。後者は経口、経鼻、経直腸または非経口であり得
る。一般に、単位投与量は24時間当り1〜3回投与す
る治療に対しては0.1〜100mgの範囲にある。
質および厳しさ、さらにまた投与経路によって変化す
る。後者は経口、経鼻、経直腸または非経口であり得
る。一般に、単位投与量は24時間当り1〜3回投与す
る治療に対しては0.1〜100mgの範囲にある。
【0016】
【実施例】次の実施例は本発明を説明するものである
が、どの点においても決して本発明を限定するものでな
い。
が、どの点においても決して本発明を限定するものでな
い。
【0017】実施例1:N−ミリストイル−(S)−フ
ェニルアラニンの合成工程A :第三ブチルN−ミリストイル−(S)−フェニ
ルアラニネイト VAVGHAN J.R.jr.とOSATO R.
L.(JACS,(1951),73,5553頁参
照)により記述された技法を使用し、予期した生成物を
ミリスチン酸と第三ブチル(S)−フェニルアラニネイ
トより得た。収率 :92%
ェニルアラニンの合成工程A :第三ブチルN−ミリストイル−(S)−フェニ
ルアラニネイト VAVGHAN J.R.jr.とOSATO R.
L.(JACS,(1951),73,5553頁参
照)により記述された技法を使用し、予期した生成物を
ミリスチン酸と第三ブチル(S)−フェニルアラニネイ
トより得た。収率 :92%
【0018】工程B:N−ミリストイル−(S)−フェ
ニルアラニン 工程Aで得た化合物2gをジクロロメタン25mlに溶
解した。トリフルオロ酢酸5mlを添加後、溶液を室温
で24時間放置した。それから乾燥状態まで蒸発させ
た。予期した合成物をペンタン中の残留物の結晶化およ
び濾過の後に得た。収率 :49%融点(Kofler) :74℃元素微量分析 : C% H% N% 計算値: 73.56 9.93 3.73 実測値: 73.30 9.81 3.58
ニルアラニン 工程Aで得た化合物2gをジクロロメタン25mlに溶
解した。トリフルオロ酢酸5mlを添加後、溶液を室温
で24時間放置した。それから乾燥状態まで蒸発させ
た。予期した合成物をペンタン中の残留物の結晶化およ
び濾過の後に得た。収率 :49%融点(Kofler) :74℃元素微量分析 : C% H% N% 計算値: 73.56 9.93 3.73 実測値: 73.30 9.81 3.58
【0019】薬理学的検討:実施例2 :触媒作用を及ぼす反応生成物の類似体による
N−ミリストイルトランスフェラーゼ(NMT)阻害法工程A :L1210ガン細胞の大量培養 マウス血統の白血病細胞(L1210)を次の培地を含
む500〜1000mlのローラーボトル中で培養し
た。:RPMI1640培地(Gibco);10%牛
胎児血清;50単位/mlのペニシリン;50μMスト
レプトマイシン;2mMグルタミン;および10mM
HEPES(Gibco)。細胞は5%CO2 /95%
空気の雰囲気中37℃で連続的な攪拌により成長させ
た。細胞を収集し、洗浄した。典型的に2.5×1011
個の細胞を含む最終沈殿物を溶菌緩衝液〔50mMトリ
ス、pH7.9;1mM DTT;1mM EDTA;
および250mMショ糖〕中で再懸濁した。細胞を溶解
し、均質にした。ミクロソーム(小胞性の小胞体)を1
05,000gの遠心分離により沈殿物として収集し
た。
N−ミリストイルトランスフェラーゼ(NMT)阻害法工程A :L1210ガン細胞の大量培養 マウス血統の白血病細胞(L1210)を次の培地を含
む500〜1000mlのローラーボトル中で培養し
た。:RPMI1640培地(Gibco);10%牛
胎児血清;50単位/mlのペニシリン;50μMスト
レプトマイシン;2mMグルタミン;および10mM
HEPES(Gibco)。細胞は5%CO2 /95%
空気の雰囲気中37℃で連続的な攪拌により成長させ
た。細胞を収集し、洗浄した。典型的に2.5×1011
個の細胞を含む最終沈殿物を溶菌緩衝液〔50mMトリ
ス、pH7.9;1mM DTT;1mM EDTA;
および250mMショ糖〕中で再懸濁した。細胞を溶解
し、均質にした。ミクロソーム(小胞性の小胞体)を1
05,000gの遠心分離により沈殿物として収集し
た。
【0020】工程B:この生物学的原料からの酵素の可
溶化 NMTは膜酵素である。この酵素を溶解するために、こ
の懸濁液を次いで可溶化緩衝液〔50mM HEPE
S、pH7.5、1mM EDTA、1mM DTT、
10%グリセロールおよび3%トリトン770〕中に2
/3に希釈し、攪拌しながら30分間4℃に保持した。
この懸濁液を次いで75分間105,000gで再び遠
心分離した。洗浄剤に不溶性の物質は沈殿物として沈降
した。上澄みはL1210ミクロソーム中に存在するN
MT活性のすべてを含んでいた。
溶化 NMTは膜酵素である。この酵素を溶解するために、こ
の懸濁液を次いで可溶化緩衝液〔50mM HEPE
S、pH7.5、1mM EDTA、1mM DTT、
10%グリセロールおよび3%トリトン770〕中に2
/3に希釈し、攪拌しながら30分間4℃に保持した。
この懸濁液を次いで75分間105,000gで再び遠
心分離した。洗浄剤に不溶性の物質は沈殿物として沈降
した。上澄みはL1210ミクロソーム中に存在するN
MT活性のすべてを含んでいた。
【0021】工程C:N−ミリストイルトランスフェラ
ーゼ活性およびN−ミリストイル−(S)−フェニルア
ラニンによるその阻害の測定 その化合物は次いでペプチド基質グリシン−アスパラギ
ン−(アラニン)4−(アルギニン)2( "G8R”)と競
争させて上澄みについてTOWLER等(PNAS,
(1987),84,2708〜2711頁参照)によ
り記述された条件に従って試験した。ミリストイル補酵
素Aを使用直前にATP、補酵素A(リチウム塩)およ
びシュードモナスアシル−Coaシンテターゼとともに
ミリステイトのインキュベーションにより酵素的に合成
した。(30℃で20分)。ペプチド基質と上記で得た
生物学的原料をそのあとに添加した。混合物を37℃で
10分間インキュベートした。;反応は次いでメタノー
ル110μlとトリクロロ酢酸10μlを使用して停止
した。培地を4℃で10分間放置し、次いで10,00
0gで5分間遠心分離した。最終上澄の一部(30μ
l)をμBondapakカラム(Waters)を備
え付けたHPLC系の中に注入し、Towler等(P
NAS、(1987),84,2708〜11頁参照)
によって記述された様な直線的勾配で展開させた。アシ
ル化ペプチドの検出はシンチレーション流体(Zins
ser)5ml/分の添加により、放射性線検出器(B
erthold)を使用し行なった。アシル化したペプ
チドは85%アセトニトリル−TFA/15%水−TF
Aで溶出した。
ーゼ活性およびN−ミリストイル−(S)−フェニルア
ラニンによるその阻害の測定 その化合物は次いでペプチド基質グリシン−アスパラギ
ン−(アラニン)4−(アルギニン)2( "G8R”)と競
争させて上澄みについてTOWLER等(PNAS,
(1987),84,2708〜2711頁参照)によ
り記述された条件に従って試験した。ミリストイル補酵
素Aを使用直前にATP、補酵素A(リチウム塩)およ
びシュードモナスアシル−Coaシンテターゼとともに
ミリステイトのインキュベーションにより酵素的に合成
した。(30℃で20分)。ペプチド基質と上記で得た
生物学的原料をそのあとに添加した。混合物を37℃で
10分間インキュベートした。;反応は次いでメタノー
ル110μlとトリクロロ酢酸10μlを使用して停止
した。培地を4℃で10分間放置し、次いで10,00
0gで5分間遠心分離した。最終上澄の一部(30μ
l)をμBondapakカラム(Waters)を備
え付けたHPLC系の中に注入し、Towler等(P
NAS、(1987),84,2708〜11頁参照)
によって記述された様な直線的勾配で展開させた。アシ
ル化ペプチドの検出はシンチレーション流体(Zins
ser)5ml/分の添加により、放射性線検出器(B
erthold)を使用し行なった。アシル化したペプ
チドは85%アセトニトリル−TFA/15%水−TF
Aで溶出した。
【0022】阻害剤として試験した化合物は冷却状態で
短時間超音波処理した後、トリトン770の0.1%溶
液中に懸濁した。阻害剤の溶液10μlを反応培地に添
加した。実験条件は上記したものと同じであった。化合
物の活性は懸濁溶液の存在における以外は同様の条件の
もとでインキュベートし、対照の活性の減少を基準とし
て評価した。
短時間超音波処理した後、トリトン770の0.1%溶
液中に懸濁した。阻害剤の溶液10μlを反応培地に添
加した。実験条件は上記したものと同じであった。化合
物の活性は懸濁溶液の存在における以外は同様の条件の
もとでインキュベートし、対照の活性の減少を基準とし
て評価した。
【0023】これらの条件下で、N−ミリストイル−
(S)−フェニルアラニンはIC50=2×10-4Mを持
った。これはN−ミリストイルグリセリンについて測定
した、IC50=3×10-3Mより15倍大きい活性に相
当した。
(S)−フェニルアラニンはIC50=2×10-4Mを持
った。これはN−ミリストイルグリセリンについて測定
した、IC50=3×10-3Mより15倍大きい活性に相
当した。
【0024】実施例3:細胞毒性 化合物の細胞毒性はALLEY等(Cancer Re
s.,(1988)48,589〜601頁参照)によ
り記述された熱量測定試験を使用して評価した。この自
動化試験は規定通りに2細胞系列すなわち、L1210
(マウス白血病)およびHL60(ヒト前骨髄細胞)を
使用した。これらの系列の各々において、細胞毒性は化
合物について9濃度を使用して評価した。IC50は細胞
成長の50%阻害濃度である。結果を次の表に順序正し
くまとめる。
s.,(1988)48,589〜601頁参照)によ
り記述された熱量測定試験を使用して評価した。この自
動化試験は規定通りに2細胞系列すなわち、L1210
(マウス白血病)およびHL60(ヒト前骨髄細胞)を
使用した。これらの系列の各々において、細胞毒性は化
合物について9濃度を使用して評価した。IC50は細胞
成長の50%阻害濃度である。結果を次の表に順序正し
くまとめる。
【0025】
【表1】
【0026】これらの結果はN−ミリストイル−(S)
−フェニルアラニンがN−ミリストイルグリセリンより
明らかに大きな細胞毒性を表わすことを示した。
−フェニルアラニンがN−ミリストイルグリセリンより
明らかに大きな細胞毒性を表わすことを示した。
【0027】製薬学的組成物 実施例4 :錠剤:有効成分2mg用量を含む1000錠
の製剤処方 N−ミリストイル−(S)−フェニルアラニン------------------------2g ハイドロプロピルセルロース----------------------------------------2g 小麦でん粉------------------------------------------------------10g 乳糖----------------------------------------------------------100g ステアリン酸マグネシウム------------------------------------------3g タルク------------------------------------------------------------3g
の製剤処方 N−ミリストイル−(S)−フェニルアラニン------------------------2g ハイドロプロピルセルロース----------------------------------------2g 小麦でん粉------------------------------------------------------10g 乳糖----------------------------------------------------------100g ステアリン酸マグネシウム------------------------------------------3g タルク------------------------------------------------------------3g
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−アルベール ブタン フランス国 スルスネ,エスプラナデ デ コルティウ 22
Claims (1)
- 【請求項1】 1種以上の薬学的に許容しうる、非毒
性、不活性賦形剤またはビヒクルを含み、N−ミリスト
イル−(S)−フェニルアラニンまたは薬学的に許容し
うる塩基によるその付加塩を活性成分として含有する、
がん治療用医薬組成物。
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